JP6261990B2 - 釣り用リールの往復移動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、釣り用リールの往復移動機構に関するものである。
一般的に、多くの釣り用リールは、往復移動機構を備えている。例えば、特許文献1に示すように、両軸受リールは、スプールに釣糸を均一に巻くために往復移動機構(いわゆるレベルワインド機構)を備えている。
一般的な往復移動機構は、螺旋溝を有するウォームシャフトと、係合部材と、摺動部材とを備えている。係合部材は、ウォームシャフトの螺旋溝に係合している。ウォームシャフトが回転することによって、係合部材はウォームシャフトに沿って往復移動する。摺動部材は、係合部材を保持しており、係合部材と一体的に往復移動する。
特開2013−243997号公報
上述したように、係合部材がウォームシャフトに沿って往復移動することによって、摺動部材も往復移動する。この結果、摺動部材によって案内された釣糸が、スプール上に均一に巻き付けられる。このため、係合部材がスムーズに往復移動することは重要である。したがって、係合部材が往復移動する際のがたつきを抑制することが要望される。
本発明の課題は、係合部材が往復移動する際のがたつきを抑制することにある。
本発明に係る往復移動機構は、釣り用リールの往復移動機構である。この往復移動機構は、ウォームシャフトと、係合部材と、摺動部材と、蓋部材とを備える。ウォームシャフトは、螺旋溝を有する。係合部材は、螺旋溝に係合する。摺動部材は、貫通孔を有し、ウォームシャフトに沿って摺動する。蓋部材は、保持部及び蓋本体部を有する。保持部は、貫通孔内に収容され、筒状に形成されている。蓋本体部は、貫通孔の一端を覆う。保持部は、貫通孔の内周面と係合部材の外周面との間に配置され、係合部材を摺動回転可能に保持する。
従来の往復移動機構では、係合部材は、摺動部材に形成された貫通孔によって保持されていた。これに対して、本発明の往復移動機構では、筒状の保持部によって係合部材を保持している。このため、従来の往復移動機構に比べて、保持部は、よりウォームシャフトの近くにおいて、係合部材を保持することができる。この結果、係合部材が往復移動する際のがたつきを抑制することができる。
また、上述したように、保持部が係合部材のがたつきを抑制することができるため、係合部材の軸方向長さを従来のものに比べて短くすることができる。換言すると、摺動部材の貫通孔の軸方向長さを従来のものに比べて短くすることができ、ひいては、摺動部材をコンパクト化することができる。
好ましくは、保持部は、外側筒部と内側筒部とを有する。外側筒部は、貫通孔の内周面と接触する。内側筒部は、外側筒部の内周面と係合部材の外周面との間に配置される。
この構成によれば、内側筒部と外側筒部とを別部材によって構成することができる。このため、内側筒部を摩擦係数の低い材質で形成することによって、係合部材がよりスムーズに回転摺動することができる。
内側筒部は、樹脂からなる摺動ブッシュ、又はベアリングとすることができる。
内側筒部は、貫通孔の貫通方向の長さより長くなるように構成することができる。また、外側筒部は、貫通孔の貫通方向の長さより短くなるように構成することができる。
好ましくは、貫通孔は、内周面の少なくとも一部に雌ネジ部が形成される。保持部は、外周面の少なくとも一部に雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成される。この構成によれば、摺動部材の貫通孔内に収容された保持部によって、蓋部材は摺動部材と固定することができる。この結果、蓋部材は、蓋本体部以外の部分を摺動部材内に収容することができ、よりコンパクト化することができる。
保持部は、貫通孔の貫通方向の長さより長くなるように構成することができる。
好ましくは、往復移動機構は、筒状の案内部材をさらに備える。案内部材は、ウォームシャフトの外周側に配置され、摺動部材を案内する。案内部材は、螺旋溝と係合部材との係合を可能とする窓部を有する。この構成によれば、摺動部材の往復移動をよりスムーズにすることができる。
保持部の一部は、窓部に収容されてもよい。
摺動部材は、釣糸を案内するための釣糸案内部を有してもよい。
本発明によれば、係合部材が往復移動する際のがたつきを抑制することができる。
両軸受リールの斜視図。 両軸受リールの断面図。 レベルワインド機構の断面図。 レベルワインド機構の斜視図。 変形例1に係るレベルワインド機構の断面図。 変形例2に係るレベルワインド機構の断面図。 変形例2に係る別のレベルワインド機構の断面図。
以下、本発明に係る往復移動機構の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は往復移動機構を備える両軸受リールの斜視図、図2はその断面図を示す。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る両軸受リール100は、前方(図1の左上方向)へ釣糸を繰り出す。両軸受リール100は、リール本体1と、ハンドル2と、回転伝達機構3と、スプール4と、レベルワインド機構50(往復移動機構の一例)と、を備えている。
図1に示すように、リール本体1は、第1本体部11と、第2本体部12と、複数の連結部13と、装着部14とを有する。第1本体部11と第2本体部12とは、互いに対向している。図2に示すように、第1本体部11と第2本体部12とによって、スプール軸41を支持している。
図1に示すように、各連結部13は、第1本体部11と第2本体部12とを連結している。装着部14は、前後方向に延びており、釣竿に装着されるように構成されている。各連結部13のうち、少なくとも1つの連結部13が、装着部14に固定されている。
図2に示すように、ハンドル2は、第1本体部11の外側面に回転可能に装着されている。ハンドル2を回転操作することによって、回転伝達機構3を介して、スプール4及びレベルワインド機構50を駆動する。
回転伝達機構3は、ハンドル2の回転をスプール4、及びレベルワインド機構50に伝達する機構である。回転伝達機構3は、第1本体部11内に設置されている。回転伝達機構3は、駆動軸31、駆動ギア32、ピニオンギア33、第1ギア34、及び第2ギア35を有する。
駆動軸31は、ハンドル2と連結されており、ハンドル2と一体的に回転する。なお、駆動軸31は、ワンウェイクラッチ36によって、釣糸繰り出し方向への回転が禁止される。駆動ギア32は、駆動軸31に装着され、駆動軸31と一体的に回転する。ピニオンギア33は、駆動ギア32にかみ合う。なお、ピニオンギア33は筒状である。第1ギア34は、駆動軸31に装着され、駆動軸31と一体的に回転する。第2ギア35は、第1ギア34に噛み合う。
スプール4は、第1本体部11と第2本体部12との間に配置されている。スプール4の外周面には、釣糸が巻き付けられる。スプール4は、スプール軸41に固定され、スプール軸41と一体的に回転する。
スプール軸41は、軸受部材を介して、第1本体部11及び第2本体部12に回転可能に支持される。スプール軸41の第1本体部11側の端部が、ピニオンギア33内を貫通する。スプール軸41は、クラッチ機構を介してピニオンギア33と係合している。クラッチ機構をクラッチオン状態にすると、スプール軸41とピニオンギア33とは、互いに係合して一体的に回転可能となる。また、クラッチ機構をクラッチオフ状態にすると、スプール軸41とピニオンギア33との係合が解除され、互いに独立して相対的に回転可能となる。詳細には、ピニオンギア33は、スプール軸41に貫通する係合ピン42を介して、スプール軸41に係合したり、その係合が解除されたりする。ピニオンギア33は、図2の左側に移動すれば係合ピン42と係合し、図2の右側に移動すれば係合ピン42との係合が解除される。
図3はレベルワインド機構50を示す断面図、図4はレベルワインド機構50を示す斜視図である。レベルワインド機構50は、釣糸をスプール4上に均一に巻きつけるために往復移動する機構である。図3及び図4に示すように、レベルワインド機構50は、ウォームシャフト5、案内部材6、係合部材7、摺動部材8、及び蓋部材9を有する。
図2に示すように、ウォームシャフト5は、円柱状に形成されており、外周面に螺旋溝51を有する。ウォームシャフト5は、スプール軸41と実質的に平行に延びている。また、ウォームシャフト5は、第1本体部11と第2本体部12との間を延びている。
ウォームシャフト5の第1端部52は、第1本体部11に回転可能に支持されている。ウォームシャフト5の第1端部52は、軸受部材を介して、第1本体部11に支持されていてもよい。また、ウォームシャフト5の第2端部53は、第2本体部12に回転可能に支持されている。ウォームシャフト5の第2端部53は、軸受部材を介して、第2本体部12に支持されていてもよい。
ウォームシャフト5の第1端部52には、上述した第2ギア35が装着されている。ウォームシャフト5は、第2ギア35と一体的に回転可能である。ウォームシャフト5は、ハンドル2の回転に連動して回転する。詳細には、ハンドル2を回転させると、駆動軸31及び第1ギア34を介して、第2ギア35が回転し、この結果、ウォームシャフト5が回転する。
案内部材6は、摺動部材8を案内するための部材である。案内部材6は、円筒状に形成されており、ウォームシャフト5の外周側に配置される。案内部材6は、ウォームシャフト5と実質的に平行に延びている。また、案内部材6は第1本体部11と第2本体部12との間を延びている。案内部材6の第1端部は、第1本体部11に回転不能に支持されている。また、案内部材6の第2端部は、第2本体部12に回転不能に支持されている。
図1及び図3に示すように、案内部材6は、窓部61を有している。窓部61は、係合部材7が螺旋溝51と係合することを可能とする。窓部61は、案内部材6の長手方向に沿って形成されている。つまり、窓部61は、ウォームシャフト5に沿って形成されている。窓部61は、両軸受リール100の使用時において、下方に開口している。
図3に示すように、係合部材7は、ウォームシャフト5の螺旋溝51に係合するように構成されている。係合部材7は、窓部61を介して、案内部材6の外部から案内部材6の内部へと延びている。係合部材7は、軸部71と係合爪部72とを有する。軸部71は、実質的に円柱状に形成されている。係合爪部72は、螺旋溝51と係合するように構成されている。軸部71と係合爪部72とは、一体的に形成されている。
摺動部材8は、ウォームシャフト5に沿って摺動する。詳細には、摺動部材8は、ウォームシャフト5に沿って往復移動する。摺動部材8は、案内部材6によって案内される。摺動部材8は、第1貫通孔81及び第2貫通孔82を有する。なお、第1貫通孔81が本発明の貫通孔に相当する。
第1貫通孔81は、係合部材7を収容するための孔である。第1貫通孔81の断面は、円形状に形成されている。第1貫通孔81の内周面の少なくとも一部には、雌ネジ部811が形成されている。第1貫通孔81は、第2貫通孔82と連通している。
第2貫通孔82は、ウォームシャフト5に沿って延びている。第2貫通孔82内を案内部材6が貫通している。第2貫通孔82の内周面は、案内部材6の外周面と接触している。これによって、摺動部材8は、案内部材6に案内されている。なお、第2貫通孔82の断面は、円形状に形成されている。
図4に示すように、摺動部材8は、釣糸を案内するための釣糸案内部83を有する。釣糸は、スプール4から釣糸案内部83を通って前方に延びる。なお、釣糸案内部83は、摺動部材8を貫通する穴であって、縦長形状に形成されている。
図3に示すように、蓋部材9は、蓋本体部91と保持部92と、とを有している。蓋本体部91は、第1貫通孔81の一端を覆うように構成されている。保持部92は、円筒状に形成されており、蓋本体部91から延びている。保持部92は、第1貫通孔81内に収容されている。また、保持部92は、第1貫通孔81の内周面と係合部材7の外周面との間に配置されている。詳細には、保持部92は、第1貫通孔81の内周面と軸部71の外周面との間に配置されている。保持部92は、係合部材7を摺動回転可能に保持する。
係合部材7の軸部71は、保持部92内に収容されている。保持部92の内径は、係合部材7の軸部71の外径とほぼ同じ寸法に設計されている。詳細には、係合部材7の軸部71が保持部92内において軸周りに回転可能となる程度に、軸部71の外径は、保持部92の内径よりも小さい。
保持部92は、外周面の少なくとも一部に、雄ネジ部921が形成されている。この雄ネジ部921が、第1貫通孔81の内周面に形成された雌ネジ部811に螺合する。すなわち、保持部92は、摺動部材8に固定されており、係合部材7を保持している。この蓋部材9の外側面は、図4から分かるように、摺動部材8の外側面と滑らかに連続している。
次に、上述したように構成されたレベルワインド機構50の動作について説明する。
まず、ハンドル2を回転させると、駆動軸31、第1ギア34、及び第2ギア35を介して、ウォームシャフト5が回転する。このウォームシャフト5の回転によって、係合部材7がウォームシャフト5に沿って往復移動する。係合部材7は蓋部材9に保持されており、蓋部材9は摺動部材8に固定されているため、摺動部材8も係合部材7とともにウォームシャフト5に沿って往復移動する。この結果、摺動部材8の釣糸案内部83によって案内される釣糸が、スプール4上に均一に巻かれる。
[特徴]
本実施形態に係るレベルワインド機構50は、次の特徴を有する。
上記実施形態に係るレベルワインド機構50は、ウォームシャフト5と、係合部材7と、摺動部材8と、蓋部材9とを備える。ウォームシャフト5は、螺旋溝51を有する。係合部材7は、螺旋溝51に係合する。摺動部材8は、第1貫通孔81を有し、ウォームシャフト5に沿って摺動する。蓋部材9は、蓋本体部91と保持部92とを有する。蓋本体部91は、第1貫通孔81の一端を覆う。保持部92は、筒状であって、第1貫通孔81内に収容される。また、保持部92は、第1貫通孔81の内周面と係合部材7の外周面との間に配置される。そして、保持部92は、係合部材7を摺動回転可能に保持する。
上述したレベルワインド機構50では、筒状の保持部92によって係合部材7を保持している。このため、従来の往復移動機構に比べて、保持部92は、よりウォームシャフト5の近くにおいて、係合部材7を保持することができる。この結果、保持部92は、係合部材7が往復移動する際のがたつきを抑制することができる。
また、上述したように、保持部92が係合部材7のがたつきを抑制することができるため、係合部材7を保持するための軸方向長さを従来のものに比べて短くすることができる。すなわち、摺動部材8の第1貫通孔81の軸方向長さを従来のものに比べて短くすることができ、ひいては、摺動部材8をコンパクト化することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
例えば、図5に示すように、蓋部材9の保持部92は、第1貫通孔81の貫通方向の長さより長くなるように構成してもよい。このように構成することによって、保持部92は、よりウォームシャフト5の近くにおいて、係合部材7を保持することができる。したがって、係合部材7のがたつきを減らすことができる。なお、保持部92の先端部は、案内部材6の窓部61に収容される。
変形例
図6に示すように、蓋部材9の保持部92は、外側筒部922と、内側筒部923とを有するような構成とすることもできる。外側筒部922と内側筒部923とは、互いに別部材によって構成される。外側筒部922は、第1貫通孔81の内周面と接触する。詳細には、外側筒部922は円筒状に形成されている。外側筒部922の外周面には、上述した雄ネジ部921が形成されている。
内側筒部923は、外側筒部922の内周面と係合部材7の外周面との間に配置される。詳細には、内側筒部923は、円筒状に形成されている。内側筒部923は、例えば、樹脂からなる摺動ブッシュであってもよいし、軸受部材であってもよい。図7に示すように、内側筒部923は、第1貫通孔81の貫通方向の長さより長くしてもよい。また、外側筒部922は、第1貫通孔81の貫通方向の長さより短くしてもよい。
変形例3
本発明は、レベルワインド機構だけではなく、釣り用リールの他の往復移動機構にも適用することができる。例えば、スピニングリールのオシレーティング機構にも本発明を適用することができる。この場合、摺動部材は、釣糸を案内するのではなく、スプールが固定されたスプール軸を前後方向に往復移動させることによって、スプールに釣糸を均一に巻きつける。
100 両軸受リール
50 レベルワインド機構
5 ウォームシャフト
51 螺旋溝
6 案内部材
7 係合部材
8 摺動部材
9 蓋部材
91 蓋本体部
92 保持部

Claims (9)

  1. 釣り用リールの往復移動機構であって、
    螺旋溝を有するウォームシャフトと、
    前記螺旋溝に係合する係合部材と、
    前記ウォームシャフトに沿って延び前記ウォームシャフトを収容する第2貫通孔、及び前記係合部材を収容し且つ前記第2貫通孔と連通する第1貫通孔を有し、前記ウォームシャフトに沿って摺動する摺動部材と、
    前記第1貫通孔内に収容される筒状の保持部、及び前記第1貫通孔の一端を覆う蓋本体部、を有する蓋部材と、
    を備え、
    前記保持部は、前記第1貫通孔の内周面と前記係合部材の外周面との間に配置され、前記係合部材を摺動回転可能に保持し、
    前記保持部は、前記第1貫通孔の貫通方向の長さより長い、
    往復移動機構。
  2. 前記保持部は、前記第1貫通孔の内周面と接触する外側筒部と、前記外側筒部の内周面と前記係合部材の外周面との間に配置される内側筒部と、を有する、
    請求項1に記載の往復移動機構。
  3. 前記内側筒部は、樹脂からなる摺動ブッシュである、
    請求項2に記載の往復移動機構。
  4. 前記内側筒部は、ベアリングである、
    請求項2に記載の往復移動機構。
  5. 前記第1貫通孔は、内周面の少なくとも一部に雌ネジ部が形成され、
    前記保持部は、外周面の少なくとも一部に前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成される、
    請求項1から4のいずれかに記載の往復移動機構。
  6. 前記螺旋溝と前記係合部材との係合を可能とする窓部を有し、前記ウォームシャフトの外周側に配置され、前記摺動部材を案内する筒状の案内部材をさらに備える、
    請求項1からのいずれかに記載の往復移動機構。
  7. 前記保持部の一部は、前記窓部に収容される、
    請求項に記載の往復移動機構。
  8. 前記摺動部材は、釣糸を案内するための釣糸案内部を有する、
    請求項1からのいずれかに記載の往復移動機構。
  9. 釣り用リールの往復移動機構であって、
    螺旋溝を有するウォームシャフトと、
    前記螺旋溝に係合する係合部材と、
    貫通孔を有し、前記ウォームシャフトに沿って摺動する摺動部材と、
    前記貫通孔内に収容される筒状の保持部、及び前記貫通孔の一端を覆う蓋本体部、を有する蓋部材と、
    前記螺旋溝と前記係合部材との係合を可能とする窓部を有し、前記ウォームシャフトの外周側に配置され、前記摺動部材を案内する筒状の案内部材と、
    を備え、
    前記保持部は、前記貫通孔の内周面と前記係合部材の外周面との間に配置され、前記係合部材を摺動回転可能に保持し、
    前記保持部の一部は、前記窓部に収容される、
    往復移動機構。
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