JP2000217297A - モ―タのオイルシ―ル構造 - Google Patents
モ―タのオイルシ―ル構造Info
- Publication number
- JP2000217297A JP2000217297A JP11013015A JP1301599A JP2000217297A JP 2000217297 A JP2000217297 A JP 2000217297A JP 11013015 A JP11013015 A JP 11013015A JP 1301599 A JP1301599 A JP 1301599A JP 2000217297 A JP2000217297 A JP 2000217297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil seal
- ring type
- ring
- motor
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のモータのオイルシール構造は、前蓋の
貫通孔内に輪状オイルシールを嵌入させていたため、輪
状オイルシールを交換する場合は、モータを分解しなく
てはならず、交換作業は容易ではなかった。 【解決手段】 本発明によるモータのオイルシール構造
は、輪状オイルシール(6)を輪状ハウジング(10)によっ
て取付ねじ(11)で保持しているため、この取付ねじ(11)
を除去して輪状ハウジング(10)を除去することにより、
輪状オイルシール(6)を容易に着脱できる構成である。
貫通孔内に輪状オイルシールを嵌入させていたため、輪
状オイルシールを交換する場合は、モータを分解しなく
てはならず、交換作業は容易ではなかった。 【解決手段】 本発明によるモータのオイルシール構造
は、輪状オイルシール(6)を輪状ハウジング(10)によっ
て取付ねじ(11)で保持しているため、この取付ねじ(11)
を除去して輪状ハウジング(10)を除去することにより、
輪状オイルシール(6)を容易に着脱できる構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータのオイルシ
ール構造に関し、特に、輪状オイルシールの外周側に取
付ねじで設けた輪状ハウジングを前蓋から除去すること
により簡単に輪状オイルシールの交換が可能となるよう
にするための新規な改良に関する。
ール構造に関し、特に、輪状オイルシールの外周側に取
付ねじで設けた輪状ハウジングを前蓋から除去すること
により簡単に輪状オイルシールの交換が可能となるよう
にするための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のモータの
オイルシール構造としては、一般に、図２で示される構
成が採用されていた。すなわち、図２において符号１で
示されるものは、モータケース２に設けられた前蓋であ
り、この前蓋１に設けられた軸受３には、図示しないロ
ータを有する回転軸４が回転自在に設けられ、その端部
４ａは前蓋１の貫通孔５を貫通して外部に突出してい
る。前記貫通孔５内における前記回転軸４の外周位置に
は、輪状オイルシール６が挿入保持されており、この輪
状オイルシール６によって、外部からモータケース２内
へのグリース、粉塵、水、切削油等の侵入を阻止するよ
うに構成されている。
オイルシール構造としては、一般に、図２で示される構
成が採用されていた。すなわち、図２において符号１で
示されるものは、モータケース２に設けられた前蓋であ
り、この前蓋１に設けられた軸受３には、図示しないロ
ータを有する回転軸４が回転自在に設けられ、その端部
４ａは前蓋１の貫通孔５を貫通して外部に突出してい
る。前記貫通孔５内における前記回転軸４の外周位置に
は、輪状オイルシール６が挿入保持されており、この輪
状オイルシール６によって、外部からモータケース２内
へのグリース、粉塵、水、切削油等の侵入を阻止するよ
うに構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータのオイル
シール構造は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、前述の図２の構
成において、オイルシールの劣化等による交換を行う場
合、輪状オイルシールのみを外から除去することが難し
く、モータを分解して交換することになるため、交換に
要するコストが大きくなっていた。
シール構造は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、前述の図２の構
成において、オイルシールの劣化等による交換を行う場
合、輪状オイルシールのみを外から除去することが難し
く、モータを分解して交換することになるため、交換に
要するコストが大きくなっていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、輪状オイルシールの外周側
に取付ねじで設けた輪状ハウジングを前蓋から除去する
ことにより簡単に輪状オイルシールの交換が可能となる
ようにしたモータのオイルシール構造を提供することを
目的とする。
めになされたもので、特に、輪状オイルシールの外周側
に取付ねじで設けた輪状ハウジングを前蓋から除去する
ことにより簡単に輪状オイルシールの交換が可能となる
ようにしたモータのオイルシール構造を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータのオ
イルシール構造は、モータケースの前蓋に設けられた軸
受に、ロータを有する回転軸を保持し、前記回転軸の端部
を前記前蓋から外部へ突出させ、前記軸受の外側に輪状
オイルシールを有するモータのオイルシール構造におい
て、前記輪状オイルシールの外周側へ前記輪状オイルシ
ールよりも径大形状の輪状ハウジングを取付ねじを介し
て前記前蓋に取付け、前記輪状ハウジングを除去するこ
とにより前記輪状オイルシールを前記前蓋から除去でき
る構成である。
イルシール構造は、モータケースの前蓋に設けられた軸
受に、ロータを有する回転軸を保持し、前記回転軸の端部
を前記前蓋から外部へ突出させ、前記軸受の外側に輪状
オイルシールを有するモータのオイルシール構造におい
て、前記輪状オイルシールの外周側へ前記輪状オイルシ
ールよりも径大形状の輪状ハウジングを取付ねじを介し
て前記前蓋に取付け、前記輪状ハウジングを除去するこ
とにより前記輪状オイルシールを前記前蓋から除去でき
る構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるモ
ータのオイルシール構造の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同
一符号を用いる。図１において符号１で示されるもの
は、モータケース２に設けられた前蓋であり、この前蓋
１に設けられた軸受３には、図示しないロータを有する
回転軸４が回転自在に設けられ、その端部４ａは前蓋１
の貫通孔５を貫通して外部に突出している。
ータのオイルシール構造の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同
一符号を用いる。図１において符号１で示されるもの
は、モータケース２に設けられた前蓋であり、この前蓋
１に設けられた軸受３には、図示しないロータを有する
回転軸４が回転自在に設けられ、その端部４ａは前蓋１
の貫通孔５を貫通して外部に突出している。
【０００７】前記貫通孔５内における前記回転軸４の外
周位置には、輪状オイルシール６が設けられ、この輪状
オイルシール６の外周側には、この輪状オイルシール６
よりも径大形状の輪状ハウジング１０が取付ねじ１１に
よって着脱自在に設けられ、この輪状ハウジング１０は
前記貫通孔５内に位置し、輪状オイルシール６が輪状ハ
ウジング１０によって保持されている。従って、前述の
構成において、輪状オイルシール６が劣化した場合、取
付ねじ１１をゆるめて取ることにより、輪状ハウジング
１０は貫通孔５から除去され、輪状オイルシール６も容
易に除去できる。
周位置には、輪状オイルシール６が設けられ、この輪状
オイルシール６の外周側には、この輪状オイルシール６
よりも径大形状の輪状ハウジング１０が取付ねじ１１に
よって着脱自在に設けられ、この輪状ハウジング１０は
前記貫通孔５内に位置し、輪状オイルシール６が輪状ハ
ウジング１０によって保持されている。従って、前述の
構成において、輪状オイルシール６が劣化した場合、取
付ねじ１１をゆるめて取ることにより、輪状ハウジング
１０は貫通孔５から除去され、輪状オイルシール６も容
易に除去できる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によるモータのオイルシール構造
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、輪状オイルシールを保
持する輪状ハウジングが取付ねじで設けられているた
め、この取付ねじをゆるめて輪状ハウジングを除去する
ことにより、極めて容易に輪状オイルシールを交換する
ことができる。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、輪状オイルシールを保
持する輪状ハウジングが取付ねじで設けられているた
め、この取付ねじをゆるめて輪状ハウジングを除去する
ことにより、極めて容易に輪状オイルシールを交換する
ことができる。
【図１】本発明によるモータのオイルシール構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】従来のモータのオイルシール構造を示す断面図
である。
である。
１ 前蓋 ２ モータケース ３ 軸受 ４ 回転軸 ４ａ 端部 ６ 輪状オイルシール １０ 輪状ハウジング １１ 取付ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】 モータケース(2)の前蓋(1)に設けられた
軸受(3)に、ロータを有する回転軸(4)を保持し、前記回転
軸(4)の端部(4a)を前記前蓋(1)から外部へ突出させ、前
記軸受(3)の外側に輪状オイルシール(6)を有するモータ
のオイルシール構造において、前記輪状オイルシール
(6)の外周側へ前記輪状オイルシール(6)よりも径大形状
の輪状ハウジング(10)を取付ねじ(11)を介して前記前蓋
(1)に取付け、前記輪状ハウジング(10)を除去すること
により前記輪状オイルシール(6)を前記前蓋(1)から除去
できる構成としたことを特徴とするモータのオイルシー
ル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013015A JP2000217297A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | モ―タのオイルシ―ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013015A JP2000217297A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | モ―タのオイルシ―ル構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000217297A true JP2000217297A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11821341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11013015A Pending JP2000217297A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | モ―タのオイルシ―ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000217297A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102969823A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-13 | 发那科株式会社 | 电动机 |
| CN104756371A (zh) * | 2012-10-30 | 2015-07-01 | 三菱电机株式会社 | 电动机 |
| US9764463B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-09-19 | Seiko Epson Corporation | Robot |
| JP2018135986A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 東芝産業機器システム株式会社 | 治具、電動機の製造方法 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11013015A patent/JP2000217297A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102969823A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-13 | 发那科株式会社 | 电动机 |
| JP2013051752A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Fanuc Ltd | 密封手段を備えた電動機 |
| US8436502B2 (en) | 2011-08-30 | 2013-05-07 | Fanuc Corporation | Electric motor with sealing means |
| CN104756371A (zh) * | 2012-10-30 | 2015-07-01 | 三菱电机株式会社 | 电动机 |
| US9764463B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-09-19 | Seiko Epson Corporation | Robot |
| JP2018135986A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 東芝産業機器システム株式会社 | 治具、電動機の製造方法 |
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