JP2013051752A - 密封手段を備えた電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動機に装着するオイルシールに、出力シャフト部を密封する機能と共に該オイルシールを電動機に装着すると同時に気密試験で用いた孔を塞ぐ機能を持たせることで、気密試験で用いた孔を塞ぐための部品点数と組立工数を減らすことが可能な密封手段を備えた電動機を提供すること。
【解決手段】モータのハウジング12にオイルシール50の装着する前の状態(a)と装着した後の状態(b)を説明する図であり、モータ気密試験用の孔12cをオイルシール50の柱状突起部52で塞ぐようにハウジング12にオイルシール50を装着し、気密試験用の孔12cを有するハウジング12に対し、その孔(12c)を塞ぐことができる局部的な柱状突起部52を有するオイルシール50を用いることで、ハウジング12へのオイルシール50の装着と同時にモータ気密試験用の孔12cを塞ぐ。
【選択図】図4

Description

本発明は電動機に関し、特に、モータ気密試験用の孔を塞ぐオイルシールを備えた電動機に関する。
工作機械や産業機器、あるいは産業用ロボットに用いられるモータには、高い耐油性や防滴性が求められ、モータ自身が高い気密性を備えている必要がある。モータの製造工程におけるモータの気密性確認手段あるいは試験方法としては、モータ内に正圧または負圧を掛けて外部への空気漏洩または空気流入を調べる方法があり、手段の一例としてオイルシールを外してモータ内に圧力を印加する方法がある。
特許文献1には、モータのシャフトを水平としたポンプ装置において、シャフト支持隔壁を挟んでモータハウジングとポンプハウジングを形成し、前記シャフト支持隔壁はポンプハウジング側にオイルシールを保持し、モータハウジング側に筒部を備えた、シャフトを支持する軸受への水浸入が確実に防止されるようにする技術が開示されている。
特開2010−31837号公報
オイルシールを外した部位には一般にベアリングが存在し、密封性のないベアリングが用いられる場合には空気がベアリングを通過することから、モータの気密試験は問題なく実施可能である。一方、密封性の高いシール付きベアリングが用いられている場合には、空気通過用の孔を別途設け、この孔は気密試験終了後に止め栓などで塞いだ状態にする必要がある。すなわち、密封性の高いベアリングを用いている場合の気密試験において、孔を塞ぐ部品が、工数や部品点数増加の一因となっていた。
そこで本発明の目的は、モータに装着するオイルシールに、出力シャフト部を密封する機能と共に該オイルシールをモータに装着すると同時に気密試験で用いた孔を塞ぐ機能を持たせることで、気密試験で用いた孔を塞ぐための部品点数と組立工数を減らすことが可能な密封手段を備えた電動機を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、巻き線を有するステータ部と、前記ステータ部の端部に取り付けられるハウジングと、出力軸を有するロータ部と、前記出力軸が貫通するように前記ハウジングに装着される環状のオイルシールと、を備えた電動機であって、前記ハウジングには前記ステータ部および該ハウジングで形成されるモータの内部空間へ連通するモータの気密試験用の孔が設けられ、前記環状のオイルシールの前記ハウジングに接する面には前記モータの気密試験用の孔を塞ぎ前記モータの内部空間の密封性を維持するための突起部が設けられていることを特徴とする電動機である。
請求項2に係る発明は、前記モータの気密試験用の孔の内径形状と前記突起部の外径形状は略円形形状であることを特徴とする請求項1に記載の電動機である。
請求項3に係る発明は、前記モータの気密試験用の孔は、出力軸の回転中心から任意の距離はなれた1または複数の任意の位置に設けられ、前記突起部は、前記モータの気密性試験の孔を塞ぐように前記環状のオイルシールの最外周部より中心寄りの1または複数の任意の位置に設けられたことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項4に係る発明は、前記突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部に形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項5に係る発明は、前記ハウジングには溝が形成され、出力軸の軸周りのいずれか1または複数の位置の該溝の底部あるいは側部に前記モータの気密試験用の孔を設け、前記環状のオイルシールの前記突起部は前記溝を塞ぐことができる第1の突起部として設けられることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項6に係る発明は、前記溝は前記ハウジングに前記出力軸を中心として略環状に形成され、前記第1の突起部は前記環状のオイルシールに前記出力軸が貫通する貫通口を中心として略環状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電動機である。
請求項7に係る発明は、前記溝は、前記環状のオイルシールを前記ハウジングに装着した場合に、該環状のオイルシールの最外周部に対応するハウジングの位置に設けられることを特徴とする請求項5または6のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項8に係る発明は、前記第1の突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部より内側の任意の場所に1または複数形成され、前記溝は前記第1の突起部に対応する前記ハウジングの位置に形成されることを特徴とする請求項5に記載の電動機である。
請求項9に係る発明は、前記環状のオイルシールの前記第1の突起部は、該第1の突起部の外側または内側に第2の突起部を有し、該第2の突起部の頂点と該第1の突起部の外周または内周によって前記溝を塞ぐことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項10に係る発明は、前記環状のオイルシールの前記第1の突起部が、外側に第2の突起部、内側に第3の突起部を有し、該第2の突起部の頂点と該第3の突起部の頂点によって前記溝を塞ぐことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項11に係る発明は、前記第2の突起部が、1または複数形成されていることを特徴とする請求項9に記載の電動機である。
請求項12に係る発明は、前記第2の突起部および第3の突起部が、1または複数形成されていることを特徴とする請求項10に記載の電動機である。
本発明により、モータに装着するオイルシールに、出力シャフト部を密封する機能と共に該オイルシールをモータに装着すると同時に気密試験で用いた孔を塞ぐ機能を持たせることで、気密試験で用いた孔を塞ぐための部品点数と組立工数を減らすことが可能な密封手段を備えた電動機を提供できる。
モータの外観斜視図である。 モータの負荷軸側を見た図とモータの側面を見た図である。 図1,図2に示されるオイルシール50の外観斜視図である。 ハウジングにオイルシール装着前とオイルシール装着後の状態を説明する図である。 モータの負荷軸側を見た図とモータの側面を見た図である。 図5に示されるモータに装着される本発明において用いられるオイルシールの一例である。 ハウジングにオイルシール装着前とオイルシール装着後の状態を説明する図である。 モータの負荷軸側を見た図とモータの側面を見た図である。 オイルシール装着前とオイルシール装着後の状態を説明する図である。 図9に示されるオイルシールの突起部の拡大図である。 図9,図10に示されるオイルシールの変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、同一あるいは類似する構成については同じ符号を用いて説明している。
図1はモータの外観斜視図である。図2はモータの負荷軸側を見た図とモータの側面を見た図である。本発明において用いられるオイルシールの一例である。
モータ(電動機)10は、ハウジング12、ステータ14、ハウジング16内に、図示しないロータとステータ14の巻き線を配置し、該ロータに取り付けられた出力軸である回転軸(シャフト)20を備えた構造を有する。電源端子18はモータ10を駆動するための電力を取り入れるための端子である。ステータ14のハウジング12側端面には、ハウジング12を固定するための複数のボルト穴(図示せず)が設けられている。ハウジング12のステータ14に固定される面と反対側の面にはオイルシール50が装着されている。従来のオイルシールと同様にオイルシール50は回転軸20部分を密封する機能を有する。なお、図示しない巻き線を有するステータ14の構成は請求項1のステータ部に対応する。
ハウジング12は中央部に出力軸である回転軸20が貫通する貫通口12dが設けられた環状の板形状を有する。ハウジング12には図2(a)に示されるようにステータ14の前記ボルト穴に対応する位置に複数の位置にボルト孔12aが設けられている。ハウジング12には更に、モータ10を図示しない工作機械などの機構部に固定するための複数のボルト孔12b、モータ気密試験用の孔12cが設けられている。モータ気密試験用の孔12cの内径形状は円形状や楕円形状といった略円形形状である。モータ気密試験用の孔12cは、前記ステータや前記ロータなどが配置されたモータ内部に連通する孔として形成されている。モータ気密試験用の孔12cは1箇所に設けられているが、必要に応じて2箇所以上に設けられてもよい。
回転軸20はボールベアリング22によって軸受されている。ボールベアリング22を備えた密封性の高い軸受構造の場合、モータ10の気密性試験を行う際の空気の通過経路として、本発明の実施形態ではハウジング12にモータ気密試験用の孔12cが設けられている。図2(b)に示されるように、オイルシール50はハウジング12に設けられたモータ気密試験用の孔12cを塞ぐようにハウジング12に装着される。なお、位置・速度検出器24は回転軸20の回転位置および速度を検出する検出装置である。
図3は図1,図2に示されるオイルシール50の外観斜視図である。紙面に見える面がハウジング12に接するように装着される。オイルシール50は、ゴムなどの弾力性のある材質で作成されており、その中心部には回転軸20が貫通する貫通口54が設けられた板状の環状部材である。オイルシール50は従来のオイルシールと同様に回転軸20の外周部と貫通口54の外周部との隙間をできるだけ小さくすることによってモータ10を密封している。本明細書の他の形態のオイルシールも同様である。オイルシール50の厚さは適宜に選択すればよい。本明細書の他の形態のオイルシールも厚さは適宜に選択すればよい。
オイルシール50のハウジング12に接する側の面には柱状突起部52が設けられている。柱状突起部52の外径形状は、ハウジング12に設けられているモータ気密試験用の孔12cの内径形状と同様に、円形形状や楕円形状といった略円形形状を有する。オイルシール50は弾力性のあるゴムなどで作成される場合、柱状突起部52の外径の大きさをモータ気密試験用の孔12cの内径よりやや大きく形成してもよい。柱状突起部52の外径形状およびモータ気密試験用の孔12cの内径形状は円形あるいは楕円形状の略円形形状であることが望ましい。角張った柱状突起部52の場合には角部での気密性が低くなることが考えられるからである。
図4はハウジング12にオイルシール50の装着前の状態(a)と装着後の状態(b)を説明する図である。図4は図2の一点鎖線200の箇所の断面を拡大した図である。モータ気密試験用の孔12cをオイルシール50の柱状突起部52で塞ぐようにハウジング12にオイルシール50を装着する。このように、気密試験用の孔を有するハウジングに対し、その孔(12c)を塞ぐことができる局部的な柱状突起部52を有するオイルシール50を用いることで、ハウジング12へのオイルシール50の装着と同時にモータ気密試験用の孔12cを塞ぐことができる。すなわち、本発明の実施形態において、密閉性の高いボールベアリング22を用いたモータの気密性試験を実行する際の、モータ気密試験用の孔12cを塞ぐことについて部品点数と組立工数を減らすことができる。なお、モータ10の気密性試験はオイルシール50を装着しない状態でおこなう。
次に、オイルシール50の形態とは異なる形態のオイルシールを用いるモータ10の例を説明する。図5はモータの負荷軸側を見た図(a)とモータの側面を見た図(b)である。モータ10にはハウジング12に換えてハウジング32が用いられる。ハウジング32は中央部に回転軸20が貫通する貫通口32dが設けられた板状の環状形状を有する。ハウジング32には、回転軸20の中心軸を中心として少なくとも円形あるいは楕円の一部をなす円弧状の形状に溝32eが設けられている。最適には、溝32eは回転軸20の中心軸を中心として全周にわたり設けられる。溝32eの断面形状は後述するオイルシール60の突出部が密着して嵌めこまれるような形状に形成される。断面円弧形状あるは矩形形状であってもよい。
また、ハウジング32には図5(a)に示されるようにステータ14の前記ボルト穴に対応する位置に複数の位置にボルト孔32aが設けられている。ハウジング32には更に、モータ10を図示しない工作機械などの機構部に固定するための複数のボルト孔32b、モータ気密試験用の孔32cが溝32eの側壁部あるいは底部に設けられている。溝32e内に設けられるモータ気密試験用の孔32cの数は1つあるいは2つ以上でもよい。モータ気密試験用の孔32cは、ステータ14や前記ロータなどが配置されたモータ内部に連通する孔として形成されている。モータ気密試験用の孔32cは1箇所に設けられているが、必要に応じて2箇所以上に設けられてもよい。
図6は図5に示されるモータに装着される本発明において用いられるオイルシールの一例である。オイルシール60は、ハウジング32に接する側の面に突起部が設けられ、中心部に回転軸20が貫通する貫通口64が設けられた板状の環状部材である。図6(a)に示されるオイルシール60には、ハウジング32に装着された際に接する側の面に、回転軸20が貫通する貫通口64を中心に、該オイルシール60の最外周より中心寄りの1つまたは複数の位置に少なくとも略円弧状に第1の突起部62が設けられる。第1の突起部62は、最適には、図6(a)に示されるようにオイルシール60の最外周に平行に全周に亘って環状に設けられる。
いずれにしても、オイルシール60に設けられる第1の突起部62の形状は、ハウジング32に設けられる溝32eに嵌り込む形状とすればよい。また、オイルシール60に設けられる環状の第1の突起部62が設けられる位置は図6(b)に示されるように、オイルシール60の最外周部に設けてもよい。
なお、請求項6の「前記溝は前記ハウジングに前記出力軸を中心として略環状に形成され、」は、溝32eが円弧状に設けられていること、環状に設けられていること、楕円形状に設けられていることを意味している。
図7はハウジング32に図6(b)に示されるオイルシール60の装着前の状態(a)と装着後の状態(b)を説明する図である。図7は図5の一点鎖線202の箇所の断面を拡大した図である。ハウジング32には前述のとおり溝32eと該溝32eの任意の位置の底部にモータ気密試験用の孔32cが設けられている。モータ10の気密性試験はオイルシール60を装着しない状態でおこなう。
次に、オイルシール50、60の形態とは異なる形態の突起部を有するオイルシールを用いるモータ10の例を説明する。図8はモータの負荷軸側を見た図(a)とモータの側面を見た図(b)である。図8(a)は図5(a)同じ図面であるので説明を省略する。図8(b)に示されるようにハウジング32にオイルシール70が装着されている。図9は図8に示されるモータ10のハウジング32にオイルシール70の装着前の状態(a),装着後の状態(b)を説明する図である。図9は図8の一点鎖線204の箇所の断面を拡大した図である。オイルシール70には第1の突起部72が設けられている。第1の突起部72には該第1の突起部72の根本部分から先端部方向を見たときに第1の突起部72の右側部分から突出する第2の突起部72Rが設けられている。第2の突起部72Rの断面形状は図示されるように略三角形状をなす。
ハウジング32には前述のとおり溝32eと該溝32eの任意の位置の底部または側壁部にモータ気密試験用の孔32cが設けられている。モータ10の気密性試験はオイルシール70を装着しない状態でおこなう。図9(a)に示されるようにオイルシール70をハウジング32に装着すると、第1の突起部72がハウジング32に設けられた溝32eに嵌り込む。第1の突起部72に設けられた第2の突起部72Rの頂点72Raと第1の突起部72の周面で溝32eを塞ぐことができる。
図10は図9に示されるオイルシールの突起部の拡大図である。第2の突起部72Rの断面形状は図示されるように略三角形状をなす。図10(a)に示されるように、オイルシール70は第1の突起部72の外周面と第2の突起部72Rの頂点72Raとでハウジング32に設けられた溝32eを塞ぐことができる。第2の突起部72Rに替えて、第1の突起部72の根本部分から先端部方向を見たときに第1の突起部72の左側部分から突出する第3の突起部72Lが設けられるようにしてもよい(図10(b)参照)。第3の突起部72Lの断面形状は図示されるように頂点72Laを有する略三角形状をなす。
なお、図9,図10に示される本発明の実施形態について、特許請求の範囲の請求項9の記載では、第2の突起部72Rと第3の突起部72Lとを第2の突起部として記載している。本発明の実施形態において第2の突起部が、第3の突起部72Lとして設けられる場合には、第1の突起部72の内周面と第3の突起部72Lの頂点72Laとでハウジング32に設けられた溝32eを塞ぐことができる。
図11はさらに、第3の突起部72Lを第1の突起部72に設けたオイルシール70の変形例を示している。第1の突起部72の根本部分から先端部を見たとき、第1の突起部72の右側部分に第2の突起部72Rを設け、さらに、第1の突起部72の左側部分に第3の突起部72Lを設ける。第3の突起部72Lの断面形状も図に示されるように頂点72Laを有する略三角形状をなす。この変形例のオイルシール70では、第2の突起部72Rの頂点72Raと第3の突起部72Lの頂点72Laとでハウジング32の溝32eを塞ぐことができる。
なお、特許請求の範囲の請求項9、10において、第1の突起部72の内側は第2の突起部72Rが設けられている面、第1の突起部72の外側は第3の突起部72Lが設けられている面に対応する。
図9や図10や図11では、第2の突起部72Rや第3の突起部72Lが第1の突起部72の側面にそれぞれ1つ形成されているのが図示されている。第2の突起部72Rや第3の突起部72Lをさらに、第1の突起部72の根本部分から先端部分にかけてそれぞれ複数箇所に形成してもよい。第2の突起部72Rや第3の突起部72Lを複数箇所に設けることによってより厳密にハウジングの溝32eを塞ぐことができる。
10 モータ
12 ハウジング
12a ボルト孔
12b ボルト孔
12c モータ気密試験用の孔
12d 貫通口
14 ステータ
16 ハウジング
18 電源端子
20 回転軸
22 ボールベアリング
24 位置・速度検出器

32 ハウジング
32a ボルト孔
32b ボルト孔
32c モータ気密試験用の孔
32d 貫通口
32e 溝

50 オイルシール
52 柱状突起部
54 貫通口

60 オイルシール
62 第1の突起部
64 貫通口

70 オイルシール
72 第1の突起部
72R 第2の突起部
72L 第3の突起部

200,202,204 一点鎖線
本発明は電動機に関し、特に、モータ(以下、「電動機」という)の気密試験用の孔を塞ぐオイルシールを備えた電動機に関する。
オイルシールを外した部位には一般にベアリングが存在し、密封性のないベアリングが用いられる場合には空気がベアリングを通過することから、モータの気密試験は問題なく実施可能である。一方、密封性の高いシール付きベアリングが用いられている場合には、空気通過用の孔を別途設け、この孔は気密試験終了後に止め栓などで塞いだ状態にする必要がある。すなわち、密封性の高いベアリングを用いている場合の気密試験において、孔を塞ぐ部品が、工数や部品点数増加の一因となっていた。
そこで本発明の目的は、電動機に装着するオイルシールに、出力シャフト部を密封する機能と共に該オイルシールを電動機に装着すると同時に気密試験で用いた孔を塞ぐ機能を持たせることで、気密試験で用いた孔を塞ぐための部品点数と組立工数を減らすことが可能な密封手段を備えた電動機を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、巻き線を有するステータ部と、前記ステータ部の端部に取り付けられるハウジングと、出力軸を有するロータ部と、前記出力軸が貫通するように前記ハウジングに装着される環状のオイルシールと、を備えた電動機であって、前記ハウジングには前記ステータ部および該ハウジングで形成される電動機の内部空間へ連通する電動機の気密試験用の孔が設けられ、前記環状のオイルシールの前記ハウジングに接する面には前記電動機の気密試験用の孔を塞ぎ前記電動機の内部空間の密封性を維持するための突起部が設けられていることを特徴とする電動機である。
請求項2に係る発明は、前記電動機の気密試験用の孔の内径形状と前記突起部の外径形状は略円形形状であることを特徴とする請求項1に記載の電動機である。
請求項3に係る発明は、前記電動機の気密試験用の孔は、出力軸の回転中心から任意の距離はなれた1または複数の任意の位置に設けられ、前記突起部は、前記電動機の気密性試験の孔を塞ぐように前記環状のオイルシールの最外周部より中心寄りの1または複数の任意の位置に設けられたことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項4に係る発明は、前記突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部に形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項5に係る発明は、前記ハウジングには溝が形成され、出力軸の軸周りのいずれか1または複数の位置の該溝の底部あるいは側部に前記電動機の気密試験用の孔を設け、前記環状のオイルシールの前記突起部は前記溝を塞ぐことができる第1の突起部として設けられることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項6に係る発明は、前記溝は前記ハウジングに前記出力軸を中心として略環状に形成され、前記第1の突起部は前記環状のオイルシールに前記出力軸が貫通する貫通口を中心として略環状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電動機である。
請求項7に係る発明は、前記溝は、前記環状のオイルシールを前記ハウジングに装着した場合に、該環状のオイルシールの最外周部に対応するハウジングの位置に設けられることを特徴とする請求項5または6のいずれか一つに記載の電動機である。
請求項8に係る発明は、前記第1の突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部より内側の任意の場所に1または複数形成され、前記溝は前記第1の突起部に対応する前記ハウジングの位置に形成されることを特徴とする請求項5に記載の電動機である。
本発明により、電動機に装着するオイルシールに、出力シャフト部を密封する機能と共に該オイルシールを電動機に装着すると同時に気密試験で用いた孔を塞ぐ機能を持たせることで、気密試験で用いた孔を塞ぐための部品点数と組立工数を減らすことが可能な密封手段を備えた電動機を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、同一あるいは類似する構成については同じ符号を用いて説明している。
図1はモータの外観斜視図である。図2はモータの負荷軸側を見た図とモータの側面を見た図である。本発明において用いられるオイルシールの一例である。
モータ10は、ハウジング12、ステータ14、ハウジング16内に、図示しないロータとステータ14の巻き線を配置し、該ロータに取り付けられた出力軸である回転軸(シャフト)20を備えた構造を有する。電源端子18はモータ10を駆動するための電力を取り入れるための端子である。ステータ14のハウジング12側端面には、ハウジング12を固定するための複数のボルト穴(図示せず)が設けられている。ハウジング12のステータ14に固定される面と反対側の面にはオイルシール50が装着されている。従来のオイルシールと同様にオイルシール50は回転軸20部分を密封する機能を有する。なお、図示しない巻き線を有するステータ14の構成は請求項1のステータ部に対応する。

Claims (12)

  1. 巻き線を有するステータ部と、
    前記ステータ部の端部に取り付けられるハウジングと、
    出力軸を有するロータ部と、
    前記出力軸が貫通するように前記ハウジングに装着される環状のオイルシールと、
    を備えた電動機であって、
    前記ハウジングには前記ステータ部および該ハウジングで形成されるモータの内部空間へ連通するモータの気密試験用の孔が設けられ、
    前記環状のオイルシールの前記ハウジングに接する面には前記モータの気密試験用の孔を塞ぎ前記モータの内部空間の密封性を維持するための突起部が設けられていることを特徴とする電動機。
  2. 前記モータの気密試験用の孔の内径形状と前記突起部の外径形状は略円形形状であることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記モータの気密試験用の孔は、出力軸の回転中心から任意の距離はなれた1または複数の任意の位置に設けられ、
    前記突起部は、前記モータの気密性試験の孔を塞ぐように前記環状のオイルシールの最外周部より中心寄りの1または複数の任意の位置に設けられたことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機。
  4. 前記突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部に形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機。
  5. 前記ハウジングには溝が形成され、出力軸の軸周りのいずれか1または複数の位置の該溝の底部あるいは側部に前記モータの気密試験用の孔を設け、
    前記環状のオイルシールの前記突起部は前記溝を塞ぐことができる第1の突起部として設けられることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の電動機。
  6. 前記溝は前記ハウジングに前記出力軸を中心として略環状に形成され、前記第1の突起部は前記環状のオイルシールに前記出力軸が貫通する貫通口を中心として略環状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電動機。
  7. 前記溝は、前記環状のオイルシールを前記ハウジングに装着した場合に、該環状のオイルシールの最外周部に対応するハウジングの位置に設けられることを特徴とする請求項5または6のいずれか一つに記載の電動機。
  8. 前記第1の突起部は、前記環状のオイルシールの最外周部より内側の任意の場所に1または複数形成され、
    前記溝は前記第1の突起部に対応する前記ハウジングの位置に形成されることを特徴とする請求項5に記載の電動機。
  9. 前記環状のオイルシールの前記第1の突起部は、該第1の突起部の外側または内側に第2の突起部を有し、該第2の突起部の頂点と該第1の突起部の外周または内周によって前記溝を塞ぐことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の電動機。
  10. 前記環状のオイルシールの前記第1の突起部が、外側に第2の突起部、内側に第3の突起部を有し、該第2の突起部の頂点と該第3の突起部の頂点によって前記溝を塞ぐことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の電動機。
  11. 前記第2の突起部が、1または複数形成されていることを特徴とする請求項9に記載の電動機。
  12. 前記第2の突起部および第3の突起部が、1または複数形成されていることを特徴とする請求項10に記載の電動機。
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