JP5529719B2 - 回転電機 - Google Patents

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本発明は、回転電機に関する。
ACサーボモータ等の回転電機は、オイルが飛散等する環境下で使用される場合がある。このオイルは、ギアの磨耗を抑えるために減速機内部に充填された潤滑油等である。このような環境下で使用される回転電機では、その負荷側端部にオイルが付着し易いため、負荷側端部および回転シャフト間にオイルシールを設け、回転電機内部にオイルが侵入するのを防いでいる。
ここで、オイルには、異物(固形物)が含まれている場合がある。例えば、オイルが減速機内部に充填された潤滑油である場合、潤滑油には、ギアの磨耗による金属粉等の磨耗粉が混入してしまう。このような固形物が、回転シャフトと当接するオイルシールのリップ部に侵入すると、リップ部の摩耗が進み、オイルシールの寿命が低下してしまう。
これを抑える一つの手法として、従来において、オイルシールの負荷側に補助リップを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。補助リップを設けることで、固形物がオイルシールのリップ部に侵入するのを抑え、オイルシールの寿命の低下を抑えることができる。
実開平3−54349号公報
しかしながら、上記従来技術における補助リップは、微小部品であり、かつ回転シャフトに当接させる必要がある。このため、補助リップには高い取付精度ならびに高い製作精度が求められ、結果、コストが高くなるという課題があった。
それ故、本発明は、コストを抑えつつオイルシールの寿命の低下を抑えることが可能な回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、負荷側端部に開口部が形成されたハウジングと、同一外径を有する第1丸軸部、及び、この第1丸軸部の反負荷側に位置し当該第1丸軸部よりも大きな同一外径を有する第2丸軸部、を含む段付き構造を備え、前記開口部を通って前記ハウジングの内部から外部へ突出した回転シャフトと、前記ハウジングに設けられ、前記回転シャフトの負荷側部分を回転可能に支持する負荷側軸受と、前記回転シャフトの、前記第1丸軸部に径方向に対向する部分でオイルへのシールを行うシール手段と、を有し、前記シール手段は、径方向における前記回転シャフト側の第1端部が、当該回転シャフトの前記第1丸軸部に対して所定の間隙寸法を介して対向する第1対向部材と、径方向における前記回転シャフト側の第2端部が前記第1端部よりも反負荷側に位置し、当該回転シャフトの前記第1丸軸部に対して当接して対向する第2対向部材と、を有し、前記第1対向部材を前記ハウジングの負荷側に取り付けるとともに、前記第2対向部材を前記第1対向部材の径方向内側に保持することにより、軸方向に沿った前記第2対向部材と前記第1対向部材との間にグリース溜まりを形成するとともに、前記第2対向部材の反負荷側に空間部を形成し、前記負荷側軸受は、前記シール手段よりも反負荷側において、前記回転シャフトの前記第2丸軸部を支持し、前記第2丸軸部は、前記負荷側軸受により支持される部位よりも負荷側に位置する負荷側端部近傍に、前記負荷側軸受に支持されない状態で前記空間部に臨む、非支持領域を備えていることを特徴とする回転電機が適用される。
本発明によれば、コストを抑えつつオイルシールの寿命の低下を抑えることが可能な回転電機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る回転電機全体の側断面図 図1のオイルシール保持部材付近を拡大した側断面図 オイルの流れを示す図 オイルの流れを示す図 本発明の第2実施形態に係る回転電機のオイルシール保持部材付近を拡大した側断面図
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る回転電機の全体構成を説明する。図1は、第1実施形態に係る回転電機全体の側断面図である。本実施形態では、一例として、回転電機であるACサーボモータについて説明する。
図1において、本実施形態に係る回転電機は、オイルシール保持部材1、オイルシール2、回転シャフト3、負荷側ブラケット4、反負荷側ブラケット5、負荷側ベアリング6、反負荷側ベアリング7、フレーム8、ステータコア9、ボビン10、コイル11、基板12、樹脂13、マグネット14、ウェーブワッシャ15、エンコーダ16、およびエンコーダカバー17を備える。図1に示すOは、回転シャフト3の回転軸である。
ボビン10に巻回されたコイル11は、ステータコア9に組み付けられ、基板12にて結線される。ステータコア9、ボビン10、コイル11、基板12は、樹脂13にてモールドされ、固定子が形成される。この固定子の外周には、フレーム8が取り付けられている。このフレーム8の負荷側には、負荷側ブラケット4が取り付けられ、反負荷側には、ウェーブワッシャ15を内部に組み込んだ反負荷側ブラケット5が取り付けられる。
回転シャフト3の外周面には、マグネット14が取付けられる。回転シャフト3は、負荷側ベアリング6及び反負荷側ベアリング7を介して負荷側ブラケット4及び反負荷側ブラケット5に取り付けられ、回転可能に支持される。回転シャフト3及びマグネット14は、回転子を形成する。回転シャフト3の反負荷側端であって反負荷側ブラケット5の反負荷側には、エンコーダ16が取付けられる。このエンコーダ16を保護するために、エンコーダカバー17が反負荷側ブラケット5に取り付けられる。
なお、以上に説明した、負荷側ブラケット4、反負荷側ブラケット5、フレーム8、およびエンコーダカバー17は、回転電機のハウジングを構成するものである。
オイルシール保持部材1は、回転シャフト3の外周を囲むように負荷側ブラケット4の負荷側端面に設けられる。オイルシール2は、負荷側ブラケット4の負荷側であって、回転シャフト3の外周面に設けられる。また、オイルシール2は、オイルシール保持部材1と回転シャフト3との間の隙間に設けられる。オイルシール2は、オイルが当該隙間を通ってオイルシール保持部材1の負荷側から反負荷側へ侵入するのを防いでいる。
なお、オイルシール保持部材1は、その内部に後述のグリース(リップ部用の潤滑油)が充填され、その充填部分にオイルシール2が取り付けられた後、負荷側ブラケット4の負荷側端面に取り付けられる。オイルシール保持部材1付近の詳細構成は、後述する。
次に、図2を用いて、オイルシール保持部材1付近の構成詳細を説明する。図2は、図1に示したオイルシール保持部材付近を拡大した側断面図である。
図2に示すように、負荷側ブラケット4と回転シャフト3の間には、負荷側ベアリング6が設けられる。負荷側ブラケット4には、負荷側ベアリング6の負荷側に開口部40が形成される。オイルシール2は、負荷側ブラケット4の負荷側であって回転シャフト3の外周面に設けられる。オイルシール保持部材1は、オイルシール2の外周を覆っており、負荷側ブラケット4の負荷側端面に設けられる。オイルシール保持部材1の反負荷側には、凸部20が形成される。凸部20は、開口部40と係合している。オイルシール保持部材1の内周側かつ反負荷側には、回転シャフト3の全外周を囲む穴21が形成されている。オイルシール2は、穴21の内周面と回転シャフト3の外周面との間の隙間18に設けられる。オイルシール2のリップ部2aは、回転シャフト3の外周面と当接している。これにより、オイルシール2は、オイルが隙間18を通ってオイルシール保持部材1の負荷側から反負荷側(回転電機の内部)へ侵入するのを防いでいる。
オイルシール保持部材1の負荷側には、平面部22、周面部23、および傾斜部24が形成される。平面部22は、回転軸O方向に対して垂直な面であり、回転シャフト3の全外周を囲むようにオイルシール保持部材1に形成されている。周面部23は、回転軸O方向に対し平行な面からなり、平面部22よりも負荷側かつ回転シャフト3側に形成されている。また、周面部23は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。傾斜部24は、回転軸O方向に対して垂直な面に対し外周側端部が反負荷側に傾斜している。つまり、傾斜部24の外周側端部が内周側端部よりも反負荷側に位置している。傾斜部24は、周面部23よりも負荷側かつ回転シャフト3側に形成されている。また、傾斜部24は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。
周面部23には、径方向外側に開口した溝部25が形成される。溝部25は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。
傾斜部24には、オイルシール2の負荷側を覆うカバー部26が形成される。カバー部26の回転シャフト側端部27は、間隙Gを介して回転シャフト3の外周面と対向している。間隙Gの寸法は、オイルに含まれる金属粉等の固形物が間隙Gを通過するのを防ぐ寸法に設定されている。例えば、間隙Gの寸法は、固形物の外形よりも狭い寸法に設定されている。このように構成されたカバー部26により、オイルに含まれる固形物がオイルシール保持部材1の負荷側からオイルシール2の負荷側に侵入するのを防ぐことができる。
カバー部26の反負荷側であってオイルシール2の負荷側と対向する部位には、反負荷側に開口した凹部28が形成される。凹部28は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。オイルシール2の負荷側とカバー部26の反負荷側との間には、グリース19が充填されている。
以上のように本実施形態によれば、補助リップよりも大きく、回転シャフト3の外周面と当接しないオイルシール保持部材1を用いて、オイルに含まれる固形物がオイルシール2の負荷側からオイルシール2に侵入するのを防いでいる。図3の例でいえば、固形物を含むオイル30aが回転シャフト側端部27付近に付着したとしても、オイルシール保持部材1が、固形物をオイルシール2のリップ部2aに到達させないようにしている。このように、本実施形態によれば、補助リップよりも大きく、回転シャフト3の外周面と当接しないオイルシール保持部材1を用いているので、補助リップほど高い取付精度ならびに高い製作精度が求められない。このため、本実施形態によれば、コストを抑えつつオイルシールの寿命の低下を抑えることが可能な回転電機を提供することができる。
また本実施形態によれば、オイルシール2は、負荷側ブラケット4内かつ負荷側ベアリング6の負荷側ではなく、オイルシール保持部材1に設けられている。オイルシール2が負荷側ブラケット4内かつ負荷側ベアリング6の負荷側に設けられた場合、シール性が低下したオイルシール2を交換する際には、負荷側ブラケット4を取り外し、さらに、負荷側ベアリング6も取り外す必要がある。一方、本実施形態によれば、オイルシール保持部材1をネジ締結等によって負荷側ブラケット4に対し着脱可能な構造にしておけば、シール性が低下したオイルシール2を交換する際、オイルシール保持部材1を取り外せばよいこととなる。このように、オイルシール2をオイルシール保持部材1に設けることで、オイルシール2の交換が格段に容易になる。さらには、回転電機にオイルシール2が必要でない場合、オイルシール保持部材1を負荷側ブラケット4から取り外すだけでオイルシール2を取り外すこともできる。
また本実施形態によれば、オイルシール保持部材1の周面部23には溝部25が形成される。例えば、回転電機を、図3に示すように回転シャフト3が水平方向を向くように設置したとする。このとき、固形物を含んだオイル30bが平面部22に付着すると、オイル30bは平面部22をつたって回転シャフト3側に流れる。しかしながら、オイル30bは、溝部25に溜まるので、回転シャフト側端部27付近まで流れ難くなる。これにより、オイルに含まれる固形物がオイルシール2の負荷側に侵入するのをさらに抑えることができるので、オイルシールの寿命の低下をさらに抑えることができる。
また本実施形態によれば、溝部25は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。これにより、図3で示した溝部25に溜まったオイル30bは、溝部25をその周方向に向かって流れ、回転電機の下方に滴り落ちることになる。つまり、平面部22に付着したオイル30bに含まれる固形物は、回転シャフト側端部27付近までは流れない。これにより、オイルに含まれる固形物がオイルシール2の負荷側に侵入するのをさらに抑えることができるので、オイルシールの寿命の低下をさらに抑えることができる。
また本実施形態によれば、オイルシール保持部材1に傾斜部24が形成され、傾斜部24の外周側端部は内周側端部よりも反負荷側に位置している。例えば、回転電機を、図4に示すように回転シャフト3が垂直方向を向くように設置したとする。このとき、固形物を含んだオイル30が傾斜部24に付着すると、オイル30は傾斜部24をつたって回転シャフト3とは反対側へ流れる。つまり、傾斜部24に付着したオイル30に含まれる固形物は、回転シャフト側端部27には流れ込まない。これにより、オイルに含まれる固形物がオイルシール2の負荷側に侵入するのをさらに抑えることができるので、オイルシールの寿命の低下をさらに抑えることができる。
また本実施形態によれば、傾斜部24は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。このため、図4に示したオイル30がどの方向から飛散してきても、傾斜部24に付着しさえすれば、付着したオイル30を回転シャフト側端部27に流れ込まないようにすることができる。
また本実施形態によれば、カバー部26の反負荷側であってオイルシール2の負荷側と対向する部位には、反負荷側に開口した凹部28が形成される。これにより、オイルシール保持部材1にオイルシール2を組み込む際の(初期の)グリース19の充填作業を容易にすることができ、充填作業による潤滑不具合を抑えることができる。
<第2実施形態>
図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る回転電機の構成を説明する。図5は、オイルシール保持部材付近を拡大した側断面図である。本実施形態に係る回転電機は、オイルシール保持部材1がオイルシール保持部材1aに代わった点で第1実施形態と大きく異なる。以下、異なる点を中心に説明する。なお、図5においては、第1実施形態で示した構成と同一のものには、同一の符号を付し、説明を省略する。
図5に示すように、オイルシール保持部材1aのカバー部26には、その回転シャフト側端部27から回転シャフト3に沿って負荷側に延びた延設部29が形成される。延設部29には、径方向外側に開口した溝部31が形成される。溝部31は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。
以上のように本実施形態によれば、カバー部26に延設部29が形成される。これにより、間隙Gの回転軸O方向の長さが長くなる。その結果、オイルに含まれる固形物がオイルシール2の負荷側に侵入するのをさらに抑えることができる。
また本実施形態によれば、延設部29に溝部31が形成される。例えば、回転電機を、図5に示すように回転シャフト3が水平方向を向くように設置したとする。このとき、固形物を含んだオイルが平面部22や周面部23、傾斜部24に付着すると、オイルはこれらをつたって回転シャフト3側に流れる。しかしながら、オイルは、溝部31に溜まるので、間隙Gまで流れ難くなる。このように、オイルシール保持部材1の広範囲に付着したオイルに含まれる固形物に対し、間隙Gまで流れるのを抑えることができる。
また本実施形態によれば、溝部31は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されている。これにより、回転電機を図5に示すように設置したとき、溝部31に溜まったオイルは、溝部31をその周方向に向かって流れ、回転電機の下方に滴り落ちることになる。つまり、平面部22や周面部23、傾斜部24に付着したオイルに含まれる固形物を、間隙Gまでは流れないようにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。ただし、いわゆる当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態から適宜変更が可能であり、また、上記実施形態と変更例による手法を適宜組み合わせて利用することも可能である。すなわち、このような変更等が施された技術であっても、本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。
例えば、上述した第1および第2実施形態では、傾斜部24、溝部25、31、および凹部28は、回転シャフト3の全外周を囲むように形成されているとしたが、回転シャフト3の一部の外周を囲むように形成されていてもよい。
また、上述した第1および第2実施形態では、オイルシール保持部材1に平面部22を形成したが、これに代えて、回転軸O方向に対して垂直な面に対し外周側端部が反負荷側に傾斜した傾斜部を形成してもよい。
また、上述した第2実施形態では、周面部23に特に何も形成していなかったが、図2に示した溝部25をさらに形成してもよい。
1 オイルシール保持部材
2 オイルシール
2a リップ部
3 回転シャフト
4 負荷側ブラケット
6 負荷側ベアリング
18 隙間
19 グリース
20 凸部
21 穴
22 平面部
23 周面部
24 傾斜部
25、31 溝部
26 カバー部
27 回転シャフト側端部
28 凹部
29 延設部
40 開口部

Claims (7)

  1. 負荷側端部に開口部が形成されたハウジングと、
    同一外径を有する第1丸軸部、及び、この第1丸軸部の反負荷側に位置し当該第1丸軸部よりも大きな同一外径を有する第2丸軸部、を含む段付き構造を備え、前記開口部を通って前記ハウジングの内部から外部へ突出した回転シャフトと、
    前記ハウジングに設けられ、前記回転シャフトの負荷側部分を回転可能に支持する負荷側軸受と、
    前記回転シャフトの、前記第1丸軸部に径方向に対向する部分でオイルへのシールを行うシール手段と、
    を有し、
    前記シール手段は、
    径方向における前記回転シャフト側の第1端部が、当該回転シャフトの前記第1丸軸部に対して所定の間隙寸法を介して対向する第1対向部材と、
    径方向における前記回転シャフト側の第2端部が前記第1端部よりも反負荷側に位置し、当該回転シャフトの前記第1丸軸部に対して当接して対向する第2対向部材と、
    を有し、
    前記第1対向部材を前記ハウジングの負荷側に取り付けるとともに、前記第2対向部材を前記第1対向部材の径方向内側に保持することにより、軸方向に沿った前記第2対向部材と前記第1対向部材との間にグリース溜まりを形成するとともに、前記第2対向部材の反負荷側に空間部を形成し、
    前記負荷側軸受は、前記シール手段よりも反負荷側において、前記回転シャフトの前記第2丸軸部を支持し、
    前記第2丸軸部は、
    前記負荷側軸受により支持される部位よりも負荷側に位置する負荷側端部近傍に、前記負荷側軸受に支持されない状態で前記空間部に臨む、非支持領域を備えている
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記第1対向部材には、径方向外側に開口した溝部が形成される、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記溝部は、前記回転シャフトの前記第1丸軸部の全外周を囲むように形成される、請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記第1対向部材には、前記第1端部から前記回転シャフトに沿って負荷側に延びた延設部が形成され、
    前記溝部は、前記延設部に形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記第1対向部材のうち、前記グリース溜まりに臨む部位には、反負荷側に開口する凹部が形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記第1対向部材には、径方向外側端部が径方向内側端部よりも反負荷側に位置する傾斜部が形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記傾斜部は、前記回転シャフトの前記第1丸軸部の全外周を囲むように形成される、請求項6に記載の回転電機。
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