JP5402829B2 - 防水モータ - Google Patents
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本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、多量の水がかかっても十分な出力軸周囲の防水機能を確保することが可能な防水モータを提供することを目的とするものである。
また、前記オイルシールは、前記出力軸の傘部からモータハウジング側に突設された円筒部の外周面に当接することを特徴とするものである。
また、前記モータハウジングの出力軸と反対側のハウジングベースの中央に開口部がある場合、前記ハウジングベースに取付けられ且つ前記中央開口部を覆うカバーを備えたことを特徴とするものである。
また、出力軸の傘部からモータハウジング側に突設された円筒部の外周面にオイルシールを当接させることにより、モータハウジングへの浸水をより一層防止することができる。
また、モータハウジングの出力軸と反対側のハウジングベースの中央に開口部がある場合、当該中央開口部を覆うカバーをハウジングベースに取付けたことにより、中央開口部からのモータハウジング内への浸水を防止することができる。
図1は、本実施形態の防水モータの標準的な使用状態を示す全体縦断面図である。図中の符号1は、防水モータの容器をなすモータハウジングである。このモータハウジング1は、円柱状の防水モータの外形をなす円筒部2と、後述する軸線方向一端部の出力軸と反対側の軸線方向他端部を覆う(中央部に開口があり、完全に閉塞しているのではない)ハウジングベース3とを備える。このモータハウジング1の円筒部2内にはモータコア4が収納され、このモータコア4の内側には、ハウジングベース3に対して軸受8を介して回転自在に支持されたロータ5が収納され、モータコア4に電流を流すとロータ5が回転する。このロータ5の内側には、前記モータハウジング1のハウジングベース3の反対側から、当該モータハウジング1内への水の浸入を抑制防止するために断面T字状の傘状に形成された出力軸6の軸部10が差し込まれ、その円板状傘部(フランジ部)9がボルト7によってロータ5に固定されている。この出力軸6を、例えばインデックステーブルなどの位置決め装置に接続して使用する。本実施形態では、出力軸6を下向き以外の方向(図1では上向き)に向けて使用する。なお、出力軸6の方向とは、出力の取出し方向と定義する。
また、出力軸6の傘部9からモータハウジング1側に突設された位置決め円筒部11の外周面にオイルシール18を当接させることにより、モータハウジング1への浸水をより一層防止することができる。
また、モータハウジング1の出力軸6と反対側のハウジングベース3の中央に開口部33がある場合、当該中央開口部33を覆うカバー34をハウジングベース3に取付けたことにより、中央開口部33からのモータハウジング1内への浸水を防止することができる。
Claims (4)
- 円筒部を有するモータハウジングの軸線方向の一端に出力軸が設けられ、当該出力軸を略下向き以外の方向に向けて使用する防水モータであって、前記モータハウジングの円筒部の出力軸側端部に設けられたシールハウジングと、前記出力軸からモータハウジングの円筒部に向けて形成された傘部と、前記傘部の外周部から前記シールハウジング側に向けて形成された周縁壁と、前記シールハウジングに取付けられ且つ前記出力軸の傘部の裏面に当接するダストシール及びオイルシールとを備えたことを特徴とする防水モータ。
- 前記オイルシールは、前記出力軸の傘部からモータハウジング側に突設された円筒部の外周面に当接することを特徴とする請求項1に記載の防水モータ。
- 円筒部を有するモータハウジングの軸線方向の一端に出力軸が設けられ、当該出力軸を略下向き方向に向けて使用する防水モータであって、前記モータハウジングの円筒部の出力軸側端部に設けられたシールハウジングと、前記出力軸からモータハウジングの円筒部に向けて形成された傘部と、前記シールハウジングから前記傘部の外周部に向けて形成された周縁壁と、前記シールハウジングに取付けられ且つ前記出力軸の傘部の裏面に当接するダストシール及びオイルシールとを備えたことを特徴とする防水モータ。
- 前記モータハウジングの出力軸と反対側のハウジングベースの中央に開口部がある場合、前記ハウジングベースに取付けられ且つ前記中央開口部を覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項3に記載の防水モータ。
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