JP5456133B1 - メカニカルシール - Google Patents

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Abstract

【課題】流体機械の小型化を実現可能なメカニカルシールを提供する。
【解決手段】ケーシング13に固定されるハウジング59と、回転軸39に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能に配設されるシールスリーブ61と、シールスリーブ61に固定された回転環91と、ハウジング59に固定された固定環96とを備え、羽根車15を回転軸39に連結することにより羽根車15の第1係止部20aおよび回転軸39の第2係止部46aに挟み込まれて回転軸39に対してシールスリーブ61を軸方向に移動不可能に固定する被係止部88をシールスリーブ61に設け、かつ、ハウジング59に嵌合部66を設けるとともに、シールスリーブ61に、回転軸39に対してシールスリーブ61が移動可能な非固定位置では嵌合部66に嵌合してハウジング59に対して位置決めされ、シールスリーブ61が移動不可能な固定位置では嵌合部66から離反される被嵌合部78を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体機械の軸封部に用いられるメカニカルシールに関するものである。
流体機械の軸封部には、ケーシング内から回転軸を通じた大気側への液体の漏れを防止するためのメカニカルシールが装着されている。そして、内部から回転軸を通じて軸受内に異物が侵入しないように、水切りが軸受箱近傍の回転軸に設けられている(例えば非特許文献1参照)。ケーシングの内圧が高圧な場合、スラスト力を受けるための受け部材がメカニカルシールに当接するように回転軸にさらに装着される。
一般的な流体機械のメカニカルシールは、ケーシングに固定されるハウジングと回転軸に固定されるシールスリーブとを備えており、シールスリーブは軸方向に移動不可能にセットボルトにより固定されている。そのため、この流体機械では、メカニカルシールのシールスリーブを回転軸に固定するためのセットボルトの設置スペース、セットボルト締結用の工具を操作するための操作スペースを考慮した寸法で設計されている。
一方、流体機械を小型化したいという要求もある。しかしながら、セットボルトの取り付けスペースや工具類の操作スペースを確保した上での流体機械の小型化には限界がある。
上田和夫著、「救急排水ポンプ用メカニカルシール−低揚程型ポンプ−」、とりしまレビュー、株式会社酉島製作所、1992年10月、VoL.92,No.1,72ページ図1
本発明は、流体機械の小型化を実現可能なメカニカルシールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明のメカニカルシールは、流体機械のケーシングに固定されるとともに前記流体機械の回転軸が貫通され、前記回転軸の周囲に封止液室を形成するハウジングと、前記回転軸に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能に配設され、前記封止液室内の前記ケーシング側から前記ハウジング外にかけて延びるように配設したシールスリーブと、前記封止液室内に位置するように前記シールスリーブに固定され、前記回転軸と一体的に回転する回転環と、前記封止液室内に位置するように前記ハウジングに固定され、前記回転環が当接して摺動面を形成する固定環とを備え、前記羽根車および前記回転軸に第1および第2係止部を設けるとともに、前記羽根車を前記回転軸に連結することにより前記第1および第2係止部に挟み込まれて前記回転軸に対して前記シールスリーブを軸方向に移動不可能に固定する被係止部を前記シールスリーブに設け、かつ、前記ハウジングに嵌合部を設けるとともに、前記シールスリーブに、前記回転軸に対して前記シールスリーブが移動可能な非固定位置では前記嵌合部に嵌合して前記ハウジングに対して位置決めされ、前記シールスリーブが移動不可能な固定位置では前記嵌合部から離反される被嵌合部を設けるようにした。
この構成によれば、シールスリーブの被嵌合部をハウジングの嵌合部に嵌合する簡易な構造で、回転軸に対する非固定位置でメカニカルシールのシールスリーブをハウジングに対して位置決めすることができる。これにより、シールスリーブの高精度な芯出しを実現できる。また、装着時、メカニカルシールのガタツキを防止でき、回転環と固定環の間の摺動面が損傷しないように摺動面を保護できる。羽根車を回転軸に連結する際、羽根車の第1係止部がシールスリーブの被係止部を押圧し、押圧された被係止部が回転軸の第2係止部に当接する位置まで、シールスリーブを移動させることができる。これにより、シールスリーブの被嵌合部とハウジングの嵌合部との嵌合を解除できる。すなわち、シールスリーブをハウジングに対して回転可能な状態にすることができ、メカニカルシールをシール機能が発揮可能な状態にすることができる。そして、シールスリーブの被係止部を羽根車の第1係止部と回転軸の第2係止部との間に挟み込むので、セットボルトを用いることなく、メカニカルシールのシールスリーブを回転軸に対する固定位置に固定できる。すなわち、メカニカルシールの軸方向のセットボルトが不要となる構造を実現できる。また、セットボルトを取り付ける工具の操作スペースを設ける必要性を排除できる。したがって、流体機械の軸方向の長さを短くでき、流体機械の小型化を実現できるメカニカルシールを得ることができる。流体機械の小型化に伴って、流体機械の製造コストを低減できる。また、シールスリーブの被係止部を回転軸の第2係止部に当接させるので、メカニカルシールのスラスト方向への耐圧性能を向上させることができる。さらに、メカニカルシールの取り付け部品が不要となるので、メンテナンス性を向上できる。
前記第1係止部は、前記羽根車を前記回転軸に連結するためのボス部の端部からなり、前記第2係止部は、前記回転軸の羽根車装着部より大径のシール部材装着部の端部からなり、前記被係止部は、前記シールスリーブから径方向内向きに突出した環状リブからなることが好ましい。この構成によれば、シールスリーブの回転軸への固定を簡単な構成で実現できる。
前記嵌合部は、前記ハウジングにおける前記ケーシングと逆側の端部に設けた環状凹部からなり、前記被嵌合部は、前記シールスリーブから径方向外向きに突出した環状凸部からなることが好ましい。この構成によれば、シールスリーブのハウジングに対する位置決めを簡単な構成で実現できる。
前記嵌合部は、開口に向かって拡径するテーパ面を有することが好ましい。この構成によれば、テーパ面によって、シールスリーブの被嵌合部をハウジングの嵌合部に確実に案内することができる。
前記嵌合部は、開口に向かって縮径するテーパ面を有することが好ましい。この構成によれば、シールスリーブの被嵌合部を嵌合部のテーパ面の開口側部分に係止させて嵌合部に確実に嵌合させることができる。
前記被嵌合部は前記嵌合部内に圧接される弾性体を有することが好ましい。この構成によれば、被嵌合部が嵌合部内で圧接されて被嵌合部の弾性体を弾性変形させるので、被嵌合部を、ハウジングの嵌合部により確実に嵌合させることができる。
本発明によれば、シールスリーブの被係止部を羽根車の第1係止部と回転軸の第2係止部との間に挟み込むので、セットボルトを用いることなく、メカニカルシールのシールスリーブを回転軸に対する固定位置に固定できる。すなわち、メカニカルシールの軸方向のセットボルトが不要となる構造を実現できる。また、セットボルトを取り付ける工具の操作スペースを設ける必要性を排除できる。したがって、流体機械の軸方向の長さを短くでき、流体機械の小型化を実現できるメカニカルシールを得ることができる。流体機械の小型化に伴って、流体機械の製造コストを低減できる。
シールスリーブの被係止部を回転軸の第2係止部に当接させるので、メカニカルシールのスラスト方向への耐圧性能を向上させることができる。また、セット寸法を測定する必要性を排除でき、装着の手間を少なくすることができる。
メカニカルシールのセットボルトが不要となるので、メンテナンス性を向上できるとともに、回転軸にセットボルト用の溝を設ける必要性、およびセットボルトのトルクを管理する必要性を排除できる。
シールスリーブの被嵌合部をハウジングの嵌合部に嵌合する簡易な構造で、回転軸に対する非固定位置のメカニカルシールのシールスリーブをハウジングに対して位置決めすることができる。これにより、シールスリーブの高精度な芯出しを実現できる。また、装着時、シールスリーブのガタツキを防止でき、回転環と固定環の間の摺動面が損傷しないように摺動面を保護できる。
本発明のメカニカルシールを示す断面図。 本発明のメカニカルシールの要部を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係るメカニカルシールを示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 本発明のメカニカルシールの回転軸への装着手順を示す断面図。 本発明のメカニカルシールの回転軸への装着手順を示す断面図。 本発明のメカニカルシールの回転軸への装着手順を示す断面図。 第2実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置の嵌合部および被嵌合部を示す断面図、(b)は装着完了位置の嵌合部および被嵌合部を示す断面図。 第3実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第4実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第5実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第6実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第7実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第8実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第9実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第9実施形態の被嵌合部のプレートを示す図。 第10実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 第11実施形態に係るメカニカルシールの嵌合部および被嵌合部を示し、(a)は装着待機位置における断面図、(b)は装着完了位置における断面図。 本発明のメカニカルシールの変形例を示す断面図。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態のメカニカルシール1を示す。メカニカルシール1は、流体機械(例えば遠心ポンプ)10の駆動部35の回転軸39に羽根車15を連結することにより、シールスリーブ61を回転軸39の定位置に装着できるようにしたものである。
ポンプ10は、図示しない水槽内の水などを下流側に排水するものである。ポンプ10は、ポンプ本体11、駆動部35、および連結部材51を備えている。
ポンプ本体11は、羽根車15が収容されるケーシング13を備えている。ケーシング13は、メカニカルシール1を装着する開口12に連通する吸込室16と、吐出室18とを備えている。羽根車15は、吸込室16と連通する吸込口17、吐出室18と連通する吐出口19、および軸心に設けられたボス部20を備えている。ボス部20は、回転軸39の羽根車装着部47に嵌合され、ナット50により固定される。ボス部20の端部はシールスリーブ61を固定する第1係止部20aを構成する。
駆動部35は、軸受37が設けられたモータケーシング38と、軸受37に回転可能に支持される回転軸39とを備えている。回転軸39は、図示しない原動機から順に、基軸部43、軸受支持部44、蓋挿通部45、シール部材装着部46、および羽根車装着部47を備えている。シール部材装着部46および羽根車装着部47の一部には、メカニカルシール1が装着される。羽根車装着部47は、シール部材装着部46より小径であり、羽根車15が装着される。シール部材装着部46の羽根車装着部47側の端部は、シールスリーブ61を固定する第2係止部46aを構成する。
連結部材51は、ケーシング13と駆動部35とを連結するものである。この連結部材51により、ケーシング13と駆動部35との間には、メカニカルシール1のシール収容空間51aが形成される。
以下、本発明のメカニカルシール1を詳細に説明する。
メカニカルシール1は、ケーシング13の開口12に装着され、ケーシング13内の液体漏れを防止するものである。このメカニカルシール1は、ハウジング59、シールスリーブ61、従動リング(回転環)91、およびシートリング(固定環)96を備えている。
ハウジング59は、流体機械10のケーシング13に固定されるとともに流体機械10の回転軸39が貫通される。ハウジング59は、ベース25およびシールカバー60を備えている。
ベース25は、ケーシング13の開口12内に嵌合される略円筒状のものである。ベース25には、ケーシング13に固定するためのフランジ部29が設けられている。ベース25は、互いに軸線が一致する大径収容部26、小径収容部27、および挿通孔28を備えている。大径収容部26は、シールカバー60を装着するもので、駆動部35の側に位置するように設けられ、小径収容部27と連通している。小径収容部27は、ケーシング13の側に位置するように設けられ、挿通孔28を通してケーシング13内と連通している。挿通孔28は、羽根車15のボス部20を挿通可能な内径である。
シールカバー60は、大径収容部26およびシール収容空間51aに収容される円筒状のものである。シールカバー60には、ベース25に取り付ける六角ボルト62が設けられている。シールカバー60は、シール部材収容部64を備えている。このシール部材収容部64は、ベース25の小径収容部27とで回転軸39の周囲に位置する封止液室73を形成する。シールカバー60は、駆動部35側に、小径収容部27に連通し、シールスリーブ61の円筒部75を挿通するシールスリーブ用貫通孔65を備えている。シールカバー60の駆動部35側の面には、シールスリーブ用貫通孔65の周縁に嵌合部66が設けられている。本実施形態における嵌合部66は、軸方向に沿ってベース25側へ窪む環状凹部である。
シールカバー60のベース25側には、位置決め用突部69が設けられている。シールカバー60の位置決め用突部69の径方向外側には、ベース25とシールカバー60との間を封止するシールパッキン70が配設されている。本実施形態のシールパッキン70は、弾性材料からなるOリングである。
シールスリーブ61は、封止液室73内のケーシング13側端部から逆側端部のシールスリーブ用貫通孔65を通ってハウジング59のシールカバー60より外側にかけて延びるように配設されている。すなわち、シールスリーブ61は、小径収容部27内からシール収容空間51aにかけて収容される円筒状のものである。シールスリーブ61は、回転軸39に対してキーを介して回転不可能、かつ、軸方向に移動可能に配設されている。シールスリーブ61は、円筒部75およびポンプリング部76を備えている。
円筒部75には、回転軸39のシール部材装着部46の一部を収容する回転軸収容部87が設けられている。円筒部75の外周面には、溝部(環状凹部)77が設けられている。溝部77には、被嵌合部(環状凸部)78が嵌合されている。被嵌合部78は、例えばスプリットリングである。被嵌合部78は、嵌合部66に嵌合可能な直径でシールスリーブ61から径方向外向きに突出している。被嵌合部78は、回転軸39への装着完了前、嵌合部66に嵌合してシールスリーブ61をシールカバー60に対して位置決めする役割を果たし、回転軸39への装着完了後、水切りとしてケーシング13内部から回転軸39を通じて軸受37内に異物が侵入することを防止する役割を果たす。
ポンプリング部76は、回転により液体を径方向外側に押し出すものであり、円筒部75のケーシング13側の端部に設けられている。ポンプリング部76の外周面には、回転軸39の回転時にベース25とメカニカルシール1との間を封止するラビリンスシール76aが設けられている。ポンプリング部76のケーシング13側の面には、羽根車15のボス部20を嵌合するボス部用凹部86が設けられている。これらの間は、シールパッキン68で封止されている。
シールスリーブ61のボス部用凹部86と回転軸収容部87の間の内周壁には、径方向内向きに突出する環状リブからなる装着用位置決め部(被係止部)88が設けられている。装着用位置決め部88は、羽根車15を回転軸39に連結することにより、羽根車15の第1係止部20aおよび回転軸39の第2係止部46aに挟み込まれて回転軸39に対してシールスリーブ61を軸方向に移動不可能に固定するものである。装着用位置決め部88とシールスリーブ61の被嵌合部78との間隔は、回転軸39の第2係止部46aと嵌合部66のケーシング13と反対側の端部との間隔よりも大きい。すなわち、装着用位置決め部88が回転軸39の第2係止部46aに当接すると、被嵌合部78が嵌合部66から離反するようになっている。円筒部75、ポンプリング部76、ボス部用凹部86、回転軸収容部87、および装着用位置決め部88のそれぞれの軸線は、一致している。
従動リング91は、回転軸39と一体的に回転するものである。従動リング91は、封止液室73内に位置するように、ピンによりシールスリーブ61に対して回転不能に固定されている。従動リング91は、回転軸39の軸線Lに沿った方向(軸方向)には移動可能であり、ポンプリング部76のスプリング83によりシートリング96に向かって弾性的に付勢されている。このシートリング96との対向部は、回転軸39の軸線Lに対して直交する回転面92である。従動リング91とシールスリーブ61の円筒部75との間を封止するシールパッキン80が配設されている。
シートリング96は、封止液室73内に位置し、ピンによりシールカバー60に対して回転不能に固定されている。シートリング96は、回転軸39の軸線方向に移動不能である。シートリング96の前部(図において左側)には、固定面97が設けられている。固定面97には、回転面92が押し付けられている。固定面97と回転面92とは封止液室73を大気側に対して封止する摺動面を構成する。シートリング96とシールカバー60との間を封止するシールパッキン67が配設されている。
次に、メカニカルシール1のポンプ10の回転軸39への装着について説明する。
メカニカルシール1は、回転軸39への装着完了前、すなわち回転軸39に対してシールスリーブ61が軸方向に移動可能な非固定位置で、装着待機位置にセットされている。この装着待機位置では、従動リング91をシートリング96に押圧するスプリング83の付勢力によりハウジング59のシールカバー60が羽根車15に対して離反する方向に位置することで、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合してシールスリーブ61がハウジング59に対して位置決めされている。
最初に、図4Aに示すように、装着待機位置のシールスリーブ61のポンプリング部76を、ベース25の小径収容部27に収容する。次に、シールカバー60を、ベース25の大径収容部26に収容する。そして、六角ボルト62により、シールカバー60をベース25に固定する。これにより、シールスリーブ61の被嵌合部78は、シールカバー60の嵌合部66の開口側に移動するが、シールカバー60の嵌合部66に嵌合したままである。シールスリーブ61のポンプリング部76は、羽根車15側でベース25と当接している。
シールスリーブ61の円筒部75を、駆動部35の回転軸39の羽根車装着部47に被せた後、図4Bに示すように、メカニカルシール1を、ベース25のフランジ部29が連結部材51に当接するまで移動させる。この移動の後の状態では、回転軸39のシール部材装着部46とシールスリーブ61の装着用位置決め部88との間に隙間52が形成されている。
次に、羽根車15のボス部20が回転軸39の羽根車装着部47側に向くように羽根車15を配置する。そして、羽根車15のボス部20を、回転軸39の羽根車装着部47に被せて、羽根車15を軸線L方向に駆動部35側へ移動させ、羽根車15のボス部20をシールスリーブ61のボス部用凹部86に挿入して装着用位置決め部88に当接させる。そして、回転軸39の羽根車装着部47にナット50を締め込むと、羽根車15がさらに押し込まれるので、羽根車15のボス部20、およびシールスリーブ61の装着用位置決め部88を介してシールスリーブ61も駆動部35側へ押圧される。これにより、図4Cに示すように、シールスリーブ61の装着用位置決め部88は、回転軸39のシール部材装着部46の第2係止部46aに当接する。そして、シールスリーブ61の装着用位置決め部88が羽根車15のボス部20の第1係止部20aと回転軸39の第2係止部46aとにより挟み込まれた位置、すなわち回転軸39に対してシールスリーブ61が移動不可な固定位置では、スプリング83の付勢力に抗して被嵌合部78が嵌合部66から離反してシールスリーブ61のハウジング59に対する位置決めが解除される。この位置は、メカニカルシール1の、回転軸39への装着が完了した装着完了位置である。なお、この位置では、シールスリーブ61のポンプリング部76と羽根車15側のベース25との間に、隙間53が形成されているので、メカニカルシール1は、シール機能を発揮可能な状態である。最後に、ボルトにより、連結部材51、ベース25、およびケーシング13を連結する。
本発明によれば、シールスリーブ61の装着用位置決め部88を羽根車15の第1係止部20aと回転軸39の第2係止部46aとの間に挟み込むので、セットボルトを用いることなく、メカニカルシール1のシールスリーブ61を回転軸39に対する固定位置に固定できる。すなわち、メカニカルシール1の軸方向のセットボルトが不要となる構造を実現できる。また、セットボルトを取り付ける工具の操作スペースを設ける必要性を排除できる。したがって、ポンプ10の回転軸39に直交する方向のスペースを最大限に利用できるとともに、軸方向の長さを短くでき、ポンプ10の小型化を実現できるメカニカルシール1を得ることができる。特に、流体機械10が片吸込渦巻きポンプを含む場合、回転軸39のオーバーハング量を短縮化できることはメリットがある。また、封止液室73から軸受箱の間のスペースが小さいポンプに対してもメカニカルシール1の適用範囲を拡大することができる。ポンプ10の小型化に伴って、ポンプ10の製造コストを低減できる。
シールスリーブ61の装着用位置決め部88を回転軸39の第2係止部46aに当接させるので、スプリットリング等の追加の部品を必要とすることなくメカニカルシール1のスラスト方向への耐圧性能を向上させることができる。また、セット寸法を測定する必要性を排除でき、装着の手間を少なくすることができる。軸封部圧が高圧でスラスト力が高い流体機械にも本発明のメカニカルシール1を適用できる。
メカニカルシール1のセットボルトが不要となるので、メンテナンス性を向上できるとともに、回転軸39にセットボルト用の溝を設ける必要性、およびセットボルトのトルクを管理する必要性を排除できる。
シールスリーブ61の被嵌合部78をハウジング59の嵌合部66に嵌合する簡易な構造で、回転軸39に対する非固定位置のメカニカルシール1のシールスリーブ61をハウジング59に対して、位置決めすることができる。これにより、シールスリーブ61の軸方向、径方向、および周方向への移動を防止することができ、シールスリーブ61の高精度な芯出しを実現できる。また、装着時、シールスリーブ61のガタツキを防止でき、従動リング91とシートリング96の間の摺動面が損傷しないように摺動面を保護できる。
外部からメカニカルシールの回転側部品の位置決めやトルク止めができない場合、もしくは外部からのメカニカルシールの固定を必要としない場合に、本発明のメカニカルシール1を適用できる。
(第2実施形態)
図5(a)、(b)は第2実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールスリーブ61の被嵌合部78は、外周部分にゴムライニング(弾性体)78aが設けられたプレート(スプリットリング)78bである。この構成によれば、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、被嵌合部78のゴムライニング78aが圧縮されて弾性変形するので、ゴムライニング78aに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。
軸径が小さい回転軸39を使用する場合、スプリング83の付勢力が強すぎると、摺動面を損傷するおそれがある。したがって、その場合には、付勢力が小さいスプリング83を使用するので、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との嵌合力が低下するが、本実施形態、および以下の第3〜5実施形態、第7〜11実施形態のように、弾性体を有する被嵌合部78の弾性反発力を利用してシールカバー60の嵌合部66に被嵌合部78を嵌合させることにより、嵌合力の低下を補うことができる。
(第3実施形態)
図6(a)、(b)は第3実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。図6(b)に示すように、シールカバー60の嵌合部66には、開口側に開口に向かって拡径するテーパ面66aが形成されている。軸線に対するテーパ面66aの傾斜角は、望ましくは、10〜30°であり、より望ましくは、20°である。この構成によれば、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、テーパ面66aによって、シールスリーブ61の被嵌合部78をシールカバー60の嵌合部66に確実に案内することができる。
(第4実施形態)
図7(a)、(b)は第4実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールカバー60の嵌合部66には、開口側に開口に向かって拡径するテーパ面66aが形成されるとともに、開口と逆側に開口に向かって縮径するテーパ面66cが形成されている。この構成によれば、図7(a)に示すように、テーパ面66cの開口側の先端部分で、ゴムライニング78aを押さえ付けるようにして、被嵌合部78のシールスリーブ61の被嵌合部78をシールカバー60の嵌合部66に確実に嵌合することができる。
(第5実施形態)
図8(a)、(b)は第5実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールカバー60の嵌合部66には、開口側に開口に向かって拡径する曲面のテーパ面66dが形成されている。この構成においては、第2実施形態における効果と同様の効果を得ることができることに加えて、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、曲面のテーパ面66dによって、シールスリーブ61の被嵌合部78をシールカバー60の嵌合部66に確実に案内することができる。
(第6実施形態)
図9(a)、(b)は第6実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールカバー60の嵌合部66は、内周面が開口に向かって拡径するようにテーパ状に形成されている。シールスリーブ61の被嵌合部78は、嵌合部66のテーパ面と略平行な面が外周部分に形成されたプレート78である。この構成によれば、シールカバー60の嵌合部66のテーパ面によって、シールスリーブ61の被嵌合部78を嵌合することができる。
(第7実施形態)
図10(a)、(b)は第7実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールスリーブ61の被嵌合部78の外周面には、嵌合部66のテーパ面と略平行な面を有するゴムライニング78cが設けられている。この構成によれば、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、被嵌合部78のゴムライニング78cが圧縮されて弾性変形するので、ゴムライニング78cに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。
(第8実施形態)
図11(a)、(b)は第8実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。図11(b)に示すように、シールカバー60の嵌合部66には、開口に向かって拡径するテーパ面66aが形成されている。軸線に対するテーパ面66aの傾斜角は、望ましくは、10〜30°であり、より望ましくは、20°である。シールスリーブ61の被嵌合部78は、弾性材料からなるOリングである。この構成によれば、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、被嵌合部78であるOリングが圧縮されて弾性変形するので、Oリングに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。
(第9実施形態)
図12(a)、(b)は第9実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールカバー60の嵌合部66は、シール部材収容部64と反対側のシールスリーブ用貫通孔65の端部である。すなわち、シールカバー60の嵌合部66は、シールスリーブ用貫通孔65と同じ内径で形成されている。シールスリーブ61の溝部77には、抜け止め部78jおよびOリング78dからなる被嵌合部78が設けられている。弾性体であるOリング78dは、ポンプリング部76側の溝部77に配置されている。抜け止め部78jは、Oリング78dに対してポンプリング部76と反対側の溝部77に配置されている。この構成によれば、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、被嵌合部78のOリング78dが圧縮されて弾性変形するので、Oリング78dに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。なお、Oリング78dを抜け止め部78jに隣接させて配置することにより、回転により広がった抜け止め部78jが異音を発生するのを防止できる。
(第10実施形態)
図14(a)、(b)は第10実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。シールカバー60の嵌合部66は、シール部材収容部64と反対側のシールスリーブ用貫通孔65の端部に形成されている。シールカバー60の嵌合部66は、シールスリーブ用貫通孔65に対して段差を有するように拡径して形成された小径段差部66bに対して段差を有するように拡径して形成された大径段差部66eを備えている。小径段差部66bと大径段差部66eとの接合部分には、開口側に拡径するテーパ面66aが形成されている。小径段差部66bは、Oリング78dを嵌合可能な内径で形成されている。大径段差部66eは、シールカバー60のシール部材収容部64と反対側の面に形成されている。大径段差部66eは、抜け止め部78jを収容可能な内径で形成されている。大径段差部66eに、抜け止め部78jが係止することにより、シールスリーブ61が、シールカバー60のシールスリーブ用貫通孔65から脱落しないようになっている。この構成によれば、被嵌合部78のOリング78dが嵌合部66の小径段差部66bに嵌合される際、被嵌合部78のOリング78dが圧縮されて弾性変形するので、Oリング78dに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。
(第11実施形態)
図15(a)、(b)および図13は第11実施形態に係るメカニカルシール1の嵌合部66および被嵌合部78を示す。被嵌合部78は、第9実施形態の抜け止め部78jと同様のプレート(板バネ)である。抜け止め部78jの外周には、径方向外側に付勢力を生じさせる外周バネ部78eが設けられている。この構成によれば、内周面78hに内周バネ部78fが設けられているので、内周バネ部78fに生じた弾性反発力を利用して、シールスリーブ61に容易に装着できる。そして、図15(a)に示すように、被嵌合部78が嵌合部66に嵌合される際、被嵌合部78の外周バネ部(弾性体)78eが圧縮されて弾性変形するので、外周バネ部78eに生じた弾性反発力を利用して、簡易な構成で、シールスリーブ61の被嵌合部78とシールカバー60の嵌合部66との確実な嵌合を実現できる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されない。例えば、図16に示すように、シールスリーブ61のポンプリング部76を、ラビリンスシール76a、および外周の切り欠きを有しないフランジ部79に置換し、フランジ部79を露出させるようにしてもよい。また、第1係止部20aをボス部20の端部で構成する代わりに、シールスリーブ61のポンプリング部76を露出させるようにベース25の挿通孔28を形成し、かつ羽根車15のボス部20の径方向外側に、ポンプリング部76を係止する専用の第1係止部を設けてもよい。また、図5ないし10の実施形態において、スナップリングがシールスリーブ61を締め付ける力が弱い場合、図13の内周バネ部78fのみ(外周バネ部78eは使用せず)を使用して締付力を増やしてもよい。
この発明の流体機械としては、ポンプ10以外に回転軸を有し液体を扱う攪拌器等に適用できる。
1 メカニカルシール
10 流体機械(ポンプ)
11 ポンプ本体
12 開口
13 ケーシング
15 羽根車
16 吸込室
17 吸込口
18 吐出室
19 吐出口
20 ボス部
20a 第1係止部
25 ベース
26 大径収容部
27 小径収容部
28 挿通孔
29 フランジ部
35 駆動部
37 軸受
38 モータケーシング
39 回転軸
43 基軸部
44 軸受支持部
45 蓋挿通部
46 シール部材装着部
46a 第2係止部
47 羽根車装着部
50 ナット
51 連結部材
51a シール収容空間
52 隙間
59 ハウジング
60 シールカバー
61 シールスリーブ
62 六角ボルト
64 シール部材収容部
65 シールスリーブ用貫通孔
66 嵌合部
66a テーパ面
66b 小径段差部
66c テーパ面
66d テーパ面
66e 大径段差部
68 シールパッキン
69 位置決め用突部
70 シールパッキン
73 封止液室
75 円筒部
76 ポンプリング部
76a ラビリンスシール
77 溝部(環状凹部)
78 被嵌合部(環状凸部)
78a ゴムライニング(弾性体)
78b プレート(スプリットリング)
78c ゴムライニング
78d Oリング
78e 外周バネ部(弾性体)
78f 内周バネ部
78j 抜け止め部
78h 内周面
79 フランジ部
80 シールパッキン
83 スプリング
86 ボス部用凹部
87 回転軸収容部
88 装着用位置決め部(被係止部)
91 従動リング(回転環)
92 回転面
96 シートリング(固定環)
97 固定面
L 軸線

Claims (6)

  1. 流体機械のケーシングに固定されるとともに前記流体機械の回転軸が貫通され、前記回転軸の周囲に封止液室を形成するハウジングと、
    前記回転軸に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能に配設され、前記封止液室内の前記ケーシング側から前記ハウジング外にかけて延びるように配設したシールスリーブと、
    前記封止液室内に位置するように前記シールスリーブに固定され、前記回転軸と一体的に回転する回転環と、
    前記封止液室内に位置するように前記ハウジングに固定され、前記回転環が当接して摺動面を形成する固定環と
    を備え、
    前記羽根車および前記回転軸に第1および第2係止部を設けるとともに、前記羽根車を前記回転軸に連結することにより前記第1および第2係止部に挟み込まれて前記回転軸に対して前記シールスリーブを軸方向に移動不可能に固定する被係止部を前記シールスリーブに設け、かつ、
    前記ハウジングに嵌合部を設けるとともに、前記シールスリーブに、前記回転軸に対して前記シールスリーブが移動可能な非固定位置では前記嵌合部に嵌合して前記ハウジングに対して位置決めされ、前記シールスリーブが移動不可能な固定位置では前記嵌合部から離反される被嵌合部を設けたことを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記第1係止部は、前記羽根車を前記回転軸に連結するためのボス部の端部からなり、
    前記第2係止部は、前記回転軸の羽根車装着部より大径のシール部材装着部の端部からなり、
    前記被係止部は、前記シールスリーブから径方向内向きに突出した環状リブからなることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記嵌合部は、前記ハウジングにおける前記ケーシングと逆側の端部に設けた環状凹部からなり、
    前記被嵌合部は、前記シールスリーブから径方向外向きに突出した環状凸部からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記嵌合部は、開口に向かって拡径するテーパ面を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のメカニカルシール。
  5. 前記嵌合部は、開口に向かって縮径するテーパ面を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のメカニカルシール。
  6. 前記被嵌合部は前記嵌合部内に圧接される弾性体を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のメカニカルシール。
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