JP5785733B2 - ポンプ装置 - Google Patents

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本発明は、流体を圧送するポンプ装置に関する。
流体を圧送させるポンプ装置は、主軸を介してポンプ内のインペラにモータの回転を伝達させることで当該インペラを回転させ、流体を増圧させる。このようなポンプ装置は、ポンプで増圧させた流体がモータに浸入することを防止するために、モータ及びポンプの主軸が挿通する部位にメカニカルシールが用いられる。
このようなポンプ装置の主軸は、モータの駆動軸に直接インペラを固定させて主軸とする構成や、モータの駆動軸に継手部材を介してインペラを固定させる主軸を接続して主軸とする構成(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2009−221987号公報
上述した主軸及びポンプ装置では、以下の問題があった。即ち、同様の性能を有するポンプ装置であっても、インペラの数やポンプケーシングの形状等の詳細形状によっては、主軸の長さ、径又は形状等の構成が異なる。また、使用する流体によっても、主軸の材質を変更する必要がある。これらのことから、同様の性能を有するポンプ装置であっても、主軸又はモータの共有化が困難であった。
また、主軸は、ポンプ及びモータの双方に位置する構成、換言すると、モータ側からポンプケーシングを介してポンプ内部に挿通される構成である。このため、流体に接しない部位においても耐腐食性を有する材料を用いる必要があり、各仕様流体によって、異なるモータとする必要があり、製造コストが増大する、という問題もある。
さらには、主軸の外径及びメカニカルシールの内径、又は、インペラの内径及びメカニカルシールの内径が異なるには、異なる径を有する主軸となる必要がある。このため、主軸の製造においては、大径の棒材の削りだしや、圧接加工による異径棒材の接合等の加工が必要となり、追加工や、加工精度の維持のために製造コストが増大する、という問題もある。
そこで本発明は、製造コストの低減が可能なポンプ装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のポンプ装置は次のように構成されている。
本発明の一態様として、回転子を有するモータと、インペラ及びポンプケーシングを有するポンプと、前記ポンプケーシング外に配置される前記回転子又は前記回転子に接続される駆動軸に接続され、前記ポンプケーシングに挿入される、第1係合部を有する第1主軸、前記ポンプケーシング内に配置され、前記インペラが固定されるとともに、前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第2主軸、及び、互いに係合した前記第1係合部及び前記第2係合部を固定する固定部材、を具備し、前記回転子及び前記インペラ、又は、前記駆動軸及び前記インペラを接続する主軸と、前記ポンプケーシング及び前記第1主軸間に設けられ、前記ポンプケーシング及び前記第1主軸間を液密に封止する封止部材と、
を備え、前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記第1主軸及び前記第2主軸の軸心方向に沿ってそれら一方が他方に挿入可能に形成されており、前記固定部材は、ピンであり、前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記軸心方向に対して直交する方向に前記ピンを嵌入可能な孔部を有する
本発明によれば、製造コストの低減が可能なポンプ装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るポンプ装置の構成を模式的に示す断面図。 同ポンプ装置の要部構成を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態に係るポンプ装置の構成を模式的に示す断面図。 同ポンプ装置の要部構成を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係るポンプ装置1を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るポンプ装置1の構成を一部外観で模式的に示す説明図、図2はポンプ装置1の要部である主軸5を図1中のII部において拡大して示す断面図である。
図1に示すように、ポンプ装置1は、駆動軸3aを有するモータ3と、ポンプ4と、主軸5と、駆動軸3aと主軸5とを接続する継手部材6と、封止部材7と、を備えている。ポンプ装置1は、例えば縦型の多段ポンプである。
モータ3は、第1外郭部材10と、第1外郭部材10の内部に設けられた図示しない固定子及び回転子と、回転子に固定された駆動軸3aと、駆動軸3aを回転自在に支持する軸受11と、を備えている。
ポンプ4は、第2外郭部材16と、第2外郭部材16内に設けられる複数のポンプケーシング17と、ポンプケーシング17内に設けられる複数のインペラ18と、を備えている。第2外郭部材16は、主軸5を挿通可能に形成される。
第2外郭部材16は、主軸5を挿通させる挿通孔19と、主軸5及び挿通孔19との隙間を封止(密閉)する封止部材7を収納する収納部20を備えている。第2外郭部材16及びポンプケーシング17は、その間に、図1中、流体の流れFに示すように、インペラ18で増圧した流体の流路を形成する。インペラ18は、主軸5に回転自在に固定されている。
主軸5は、駆動軸3aとインペラ18とを接続する。主軸5は、複数に分割されて形成されている。具体的には、主軸5は、第1主軸21と、第2主軸22と、固定部材23と、を備えている。第1主軸21は、第2外郭部材16の挿通孔19に挿通されると共に、その外面に封止部材7の一部が設けられる。第1主軸21は、その一端が継手部材6により駆動軸3aに接続されている。
第1主軸21は、その他端に第1係合部25が設けられている。第1係合部25は、スリーブ形状、例えば、その内部に第2主軸22の一方を挿入可能に形成されるとともに、固定部材23により第2主軸22を固定可能に形成されている。具体的には、第1係合部25は、その内部に第2主軸22の一方を挿入可能に形成された円筒状又は方体状に形成されるとともに、その一部に固定部材23の取付部26を備えている。
第2主軸22は、インペラ18を固定可能に形成されている。また、第2主軸22は、その一端に第2係合部28が形成されている。第2係合部28は、第1係合部25と係合可能、且つ、固定部材23により第1主軸21に固定可能に形成されている。
具体的には、第2係合部28は、その先端を第1係合部25に挿入可能に形成されるとともに、固定部材23の取付部29を備えている。
固定部材23は、第1主軸21及び第2主軸22の軸方向及び径方向に固定可能に形成されている。例えば、固定部材23は、固定ピンが用いられ、取付部26,29は、当該固定ピン23を嵌入可能な孔部である。なお、固定部材23は、例えば、ピンを圧入により設けたり、スプリングピンを用いることで、取付部26,29からの脱離が防止される。
継手部材6は、一対の半円筒部材31,31により構成されている。継手部材6は、ボルト等の締結部材により一対の半円筒部材31,31を一体に結合することで円筒状に組立可能に形成されている。また、継手部材6は、半円筒部材31,31を円筒状に組立てることで、駆動軸3a及び主軸5を固定可能に形成されている。なお、ここで、継手部材6による駆動軸3a及び主軸5の固定方法は、例えば、キー33及びスナップリング34により固定する方法や、ピン35による固定方法を用いればよい。なお、継手部材6と駆動軸3a及び主軸5の固定方法は適宜設定可能である。
封止部材7は、所謂メカニカルシールであり、第2外郭部材16に設けられた固定環38と、第1主軸21に固定された回転環39と、を備えている。封止部材7は、第2外郭部材16の収納部20に収納される。固定環38は、第2外郭部材16の挿通孔19に固定され、回転環39と摺動可能に形成されている。
回転環39は、固定環38に対して付勢されるとともに、第1主軸21に従動可能に設けられている。このような封止部材7は、固定環38に付勢されて当接した回転環39が回転することで、固定環38及び回転環39との当接部が摺動し、当該摺動により、封止可能に形成されている。
このように構成されたポンプ装置1は、モータ3の固定子に電力が供給されることで回転子が回転し、当該回転子の回転により、駆動軸3aが回転することとなる。駆動軸3aの回転は、継手部材6を介して主軸5に伝達され、主軸5が回転する。
主軸5は、第1主軸21及び第2主軸22が、固定ピン23により固定されているため、当該回転により、第1主軸21及び第2主軸22が回転することで、インペラ18が回転する。当該インペラ18が回転することで、図1の矢印Fに示すように、流体が増圧され移動する(圧送される)。なお、回転環39が回転して固定環38と摺動することで、増圧された流体は封止部材7により封止される。このため、増圧された流体は、第2外郭部材16と主軸5との隙間から漏洩することなく、ポンプ4の二次側に圧送されることとなる。
このようなポンプ装置1において、主軸5は、第1主軸21及び第2主軸22に分割されており、第1主軸21に封止部材7の回転環39を嵌合させ、第2主軸22にインペラ18を固定し、これら第1主軸21及び第2主軸2を固定部材23で固定する構成である。このため、第1主軸21と第2主軸22とが、径や形状が異なる外形状及び異なる材料で形成されていても、第1係合部25及び第2係合部28で第1主軸21及び第2主軸22を係合させて固定部材23により固定することで、一体の主軸5とすることが可能となる。
具体的には、第1主軸21は、封止部材7の回転環39を、第2主軸22は、インペラ18を、それぞれ固定させる構成であり、第1主軸21及び第2主軸22は、その外径及び形状が異なる。即ち、第1主軸21は、回転環39を固定可能な外径及び形状である必要があり、同様に、第2主軸22は、インペラ18を固定可能な外径及び形状である必要がある。
ここで、従来の技術のように第1主軸21及び第2主軸22を分割せずに一本で形成した主軸すると、その外形状の加工や異なる外径の棒材の圧接等の追加工が必要となり、製造コストが増大するとともに、主軸の加工精度が低下する、という問題がある。
しかし、本願発明は、第1主軸21及び第2主軸22で必要な形状や材料を適宜設定し、これら第1主軸21及び第2主軸22を第1係合部25、第2係合部28及び固定部材23により連結し、固定することで主軸5を構成する。
このため、第1主軸21及び第2主軸22は、異なる材料及び形状、即ち、流体の液質や用途に応じた適切な材料、表面処理、表面粗さ、長さ、形状及び径を適宜設定することが可能となる。また、一体とするための追加工を行う必要もない。
また、ポンプ4の能力、寸法又は形状の異なる複数のポンプ装置1に例えば同一のモータ3を用いたとしても、主軸5は、第1主軸21及び第2主軸22を適宜交換することで、当該モータ3と、各能力、寸法又は形状のポンプ4と接続することが可能となる。このように、分割された複数の構成要素21,22,23からなる主軸5を用いることで、異なる複数のポンプ装置1においてモータ3又はポンプ4を共用化することが可能となり、汎用性の向上が可能となる。
また、このような組み合わせが可能となることで、必要な形状、寸法及び加工は、必要な部位にのみすればよい。即ち、例えば、第1主軸21には、回転環39を固定するための外径を形成し、第2主軸22には、インペラ18を固定するための外径を形成すればよい。また、薬液等が混入された流体にポンプ装置1が用いられる場合には、当該流体に接触する主軸5の構成要素の材料のみを、チタンやSUS316のような耐食性の高い材料とし、飲料用等の水を給水するポンプ装置には、SUS304の材料で形成すればよい。このように、必要な形状、材料及び加工を最小限とすることが可能となる。
さらに、第1主軸21及び第2主軸22は、第1係合部25及び第2係合部28の形状を同一の形状としておけば、第1主軸21及び第2主軸22の長さ、径及び材料が異なったとしても、固定部材23を用いて連結することが可能となる。このため、必要に応じて適宜異なる形状及び材料の第1主軸21及び第2主軸22を組み合わせることで主軸5を構成することが可能となり、汎用性の向上及び製造コストの低減が可能となる。
上述したように、本実施の形態に係るポンプ装置1によれば、異なる材料、形状又は寸法の第1主軸21及び第2主軸22を固定部材23により連結する主軸5を用いることで、製造コストの低減及び汎用性の向上が可能となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係るポンプ装置1Aを、図3及び図4を用いて説明する。
図3は本発明の第2の実施の形態に係るポンプ装置1Aの構成を一部外観で模式的に示す断面図、図4は、ポンプ装置1Aの要部である主軸5Aを図3中のIV部において拡大して示す断面図である。なお、第2の実施形態に係るポンプ装置1Aのうち、上述した第1の実施形態に係るポンプ装置1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、ポンプ装置1Aは、モータ3Aと、ポンプ4と、主軸5Aと、封止部材7と、を備えている。ポンプ装置1Aは、例えば横型の多段ポンプである。
モータ3Aは、第1外郭部材10と、第1外郭部材10の内部に設けられた図示しない固定子及び回転子と、回転子に固定された駆動軸51と、駆動軸51を回転自在に支持する軸受と、を備えている。
ポンプ4は、第2外郭部材16Aと、複数のポンプケーシング17と、複数のインペラ18と、を備えている。第2外郭部材16Aは、主軸5Aを挿通可能に形成される。
第2外郭部材16Aは、主軸5Aを挿通する挿通孔19を備え、主軸5A及び挿通孔19との隙間を封止(密閉)する封止部材7を配置可能に形成されている。第2外郭部材16A及びポンプケーシング17は、その間に、インペラ18で増圧した流体の流路を形成する。インペラ18は、主軸5Aに回転自在に固定されている。
主軸5Aは、回転子とインペラ18とを接続する。具体的には、主軸5Aは、駆動軸(第1主軸)51と、第2主軸52と、固定部材23と、を備えている。駆動軸51は、モータ3Aの回転子に接続されている。駆動軸51は、モータ3Aから突出した端部に第1係合部25を有している。第1係合部25は、スリーブ形状、具体的には、その内部に第2主軸52の一方を挿入可能に形成されるとともに、固定部材23により第2主軸52と固定される。
第2主軸52は、第2外郭部材16Aに挿通されると共に、その外面に封止部材7の一部を固定可能、且つ、インペラ18を固定可能に形成されている。また、第2主軸52は、その一端に第1係合部25と係合可能、且つ、固定部材23を取り付け可能な第2係合部28が形成されている。
封止部材7は、所謂メカニカルシールであり、第2外郭部材16Aに設けられた固定環38と、第2主軸52に固定された回転環39と、を備えている。回転環39は、固定環38に対して付勢されるとともに、第2主軸52に従動可能に設けられている。
このように構成されたポンプ装置1Aは、上述したポンプ装置1と同様に、モータ3Aにより主軸5Aに固定されたインペラ18を回転させて、ポンプ4内の流体を圧送させる。なお、回転環39が回転して固定環38と摺動することで、増圧された流体は封止部材7により封止される。このため、増圧された流体は、第2外郭部材16Aと主軸5Aとの隙間から漏洩することなく、ポンプ4の二次側に圧送されることとなる。
このようなポンプ装置1において、主軸5Aは、駆動軸51及び第2主軸52に分割されており、第2主軸52に封止部材7の回転環39及びインペラ18を固定し、駆動軸51及び第2主軸52を固定部材23により連結させる。このため、駆動軸51と第2主軸52とが異なる径であったとしても、第1係合部25及び第2係合部28で駆動軸51及び第2主軸52を係合させて固定部材23により固定することで、一体の主軸5Aとすることが可能となる。
このため、上述したポンプ装置1の主軸5と同様に、主軸5Aは、駆動軸51及び第2主軸52を、適宜必要な形状及び材料に設定することが可能となる。即ち、ポンプ装置1Aの能力、寸法又は形状に応じて、適宜主軸5Aの一部、例えば第2主軸52の形状及び材料を変更すれば、モータ3Aの共用化や、異なる寸法の封止部材7を使用可能等の効果を得ることが可能となる。
このように構成されたポンプ装置1Aによれば、上述したポンプ装置1と同様に、異なる材料、形状又は寸法の駆動軸51及び第2主軸52を固定部材23により連結する主軸5Aを用いることで、製造コストの低減及び汎用性の向上が可能となる。
また、ポンプ装置1Aは、従来の技術に用いられている継手部材(例えば、図1に示す継手部材6)を用いることなく、モータ3Aの駆動軸51及びポンプ4の第2主軸52を接続可能となることから、部品点数の低減となる。このため、製造コストや管理コストを低減することが可能となる。また、ポンプ装置1Aは、継手部材の組立作業が不要となることから、組立作業の作業性の向上となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、ポンプ装置1,1Aのポンプ4は多段ポンプを用いる構成を説明したが、これに限定されない。インペラ18が一枚だけ設けられた単段のポンプであってもよい。
また、上述した例では、主軸5,5Aは、2つに分割する構成を説明したがこれに限定されない。例えば、3つに分割する構成であってもよい。即ち、主軸は、複数に分割可能であって、互いに連結可能であれば適宜設定可能である。
また、上述した例では、第1係合部25に第2係合部28を挿入して固定部材23により固定する構成を説明したがこれに限定されない。例えば、第2主軸22(第2主軸52)の第2係合部28をスリーブ形状とし、第1係合部25を挿入可能な構成としてもよい。即ち、第1主軸22(駆動軸51)及び第2主軸28(第2主軸52)の軸心方向に沿って第1係合部25及び第2係合部28の一方が他方に挿入可能に形成されていればよい。また、一方をスリーブ形状としなくても、第1主軸21(駆動軸51)及び第2主軸22(第2主軸52)を連結して主軸5(5A)を構成可能であれば、他の構成であっても適宜設定可能である。
さらに、上述した例では、ポンプ装置1は、駆動軸3aと主軸5とを、継手部材6により接続する構成を説明したが、これに限定されない。例えば、ポンプ装置1Aと同様に、駆動軸3a及び主軸5に、第1係合部25及び第2係合部28を設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、部品点数を削減することが可能となる。このため、製造コストの低減及び組立作業の作業性を向上することが可能となる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] モータと、ポンプのインペラとを接続する主軸において、
前記モータの回転子又は前記モータの駆動軸に接続され、第1係合部を有する第1主軸と、
前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第2主軸と、
互いに係合した前記第1係合部及び前記第2係合部を固定する固定部材と、
を備えることを特徴とする主軸。
[2] 前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記第1主軸及び前記第2主軸の軸心方向に沿ってそれら一方が他方に挿入可能に形成されていることを特徴とする[1]に記載の主軸。
[3] 前記固定部材は、ピンであって、
前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記軸心方向に対して直交する方向に前記ピンを嵌入可能な孔部を有することを特徴とする[2]に記載の主軸。
[4] 回転子を有するモータと、
インペラを有するポンプと、
前記回転子又は前記回転子に接続される駆動軸に接続され、第1係合部を有する第1主軸、前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第2主軸、及び、互いに係合した前記第1係合部及び前記第2係合部を固定する固定部材、を具備し、前記回転子及び前記インペラ、又は、前記駆動軸及び前記インペラを接続する主軸と、
を備えることを特徴とするポンプ装置。
[5] 前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記第1主軸及び前記第2主軸の軸心方向に沿ってそれら一方が他方に挿入可能に形成されていることを特徴とする[4]に記載のポンプ装置。
[6] 前記固定部材は、ピンであって、
前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記軸心方向に対して直交する方向に前記ピンを嵌入可能な孔部を有することを特徴とする[5]に記載のポンプ装置。
1,1A…ポンプ装置、2…主軸、3,3A…モータ、3a…駆動軸、4…ポンプ、5,5A…主軸、6…継手部材、7…封止部材、10…第1外郭部材、11…軸受、16,16A…第2外郭部材、17…ポンプケーシング、18…インペラ、19…挿通孔、20…収納部、21…第1主軸、22…第1主軸、23…固定部材、25…第1係合部、26…取付部、28…第2係合部、29…取付部、31…半円筒部材、33…キー、34…スナップリング、35…ピン、38…固定環、39…回転環、51…駆動軸(第1主軸)、52…第2主軸、F…水の流れ。

Claims (2)

  1. 回転子を有するモータと、
    インペラ及び外郭部材を有するポンプと、
    前記外郭部材外に配置される前記回転子又は前記回転子に接続される駆動軸に接続され、前記外郭部材に挿入される、第1係合部を有する第1主軸、前記外郭部材内に配置され、前記インペラが固定されるとともに、前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第2主軸、及び、互いに係合した前記第1係合部及び前記第2係合部を固定する固定部材、を具備し、前記回転子及び前記インペラ、又は、前記駆動軸及び前記インペラを接続する主軸と、
    前記外郭部材及び前記第1主軸間に設けられ、前記外郭部材及び前記第1主軸間を液密に封止する封止部材と、
    を備え
    前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記第1主軸及び前記第2主軸の軸心方向に沿ってそれら一方が他方に挿入可能に形成されており、
    前記固定部材は、ピンであり、
    前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記軸心方向に対して直交する方向に前記ピンを嵌入可能な孔部を有することを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ピンは前記孔部内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
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