JP2020122402A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ランニングコストを抑制し得るポンプを提供する。
【解決手段】このポンプ100は、エキスペラ5と、エキスペラ5の後方に設けられたシールリング方式の軸封部10と、を備える。軸封部10は、スタフィングボックス50と、スタフィングボックス50の内面に着脱可能に且つエキスペラ5を囲むように対向して配置されるスタフィングボックスライナ40と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプに係り、特に、スラリの圧送に用いられるポンプにおける軸封部に好適なライナ構造に関する。
スラリの圧送に用いられるポンプは、図5に一例を示すように、フレーム108と、フレーム108の前方に設けられたケーシング101と、ケーシング101内に突設するシャフト103の先端に支持されたインペラ102と、インペラ102の後方に設けられたエキスペラ105と、エキスペラ105の後方に設けられた多段のシールリング130を有する軸封部110と、を備えるものがある(例えば特許文献1参照)。
この種のスラリポンプは、腐食性の強いスラリの圧送に用いられることがある。この種の用途において、ケーシング101内面の接液部には、ケーシングライナ109が設けられ、また、軸封部110にはスタフィングボックス150を設け、スタフィングボックス150内面の接液部に、ゴムライニングを直接施して腐食性の強いスラリに対処している。
特表2007−511698号公報
しかし、スタフィングボックス150の内面にゴムライニングを直接施す場合、スラリとの接触によってゴムライニングが摩耗すると、スタフィングボックス全体を交換しなければならない。そのため、ランニングコストが嵩むという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、ランニングコストを抑制し得るポンプを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るポンプは、エキスペラと、該エキスペラの後方に設けられたシールリングを有する軸封部と、を備え、前記軸封部は、スタフィングボックスと、該スタフィングボックス内面に着脱可能に且つ前記エキスペラを囲むように対向して配置されるスタフィングボックスライナと、を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るポンプによれば、スタフィングボックスの内面に、エキスペラを囲むように対向してスタフィングボックスライナが着脱可能に配置される。
そのため、スラリとの接触によってスタフィングボックスライナが摩耗した場合には、比較的に安価なスタフィングボックスライナのみを交換できる。よって、スタフィングボックス全体を交換する軸封部の構造と比べて、ランニングコストを抑制できる。
上述のように、本発明によれば、ランニングコストを抑制できる。
本発明の一態様に係るポンプの第一実施形態を説明する模式図であり、同図では、軸線に沿った断面を示している。 図1の要部拡大図である。 本発明の一態様に係るポンプの第二実施形態を説明する模式図であり、同図は、図2に対応する要部拡大図を示している。 図1に示す第一実施形態のポンプにおける、スタフィングボックスの変形例を説明する図であり、同図では、軸線から上に示す構成を第一変形例とし、軸線から下に示す構成を第二変形例として示している。 従来のポンプの一例を説明する模式図であり、同図では、軸線に沿った断面を示している。 第一実施形態における固定ナット、注水口および固定ボルトの周方向配置の一変形例を説明する模式図(図2での軸方向後方から見た図)である。
以下、本発明の実施形態ないし変形例について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施形態ないし変形例は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態ないし変形例に特定するものではない。
(第一実施形態)
図1に示すように、第一実施形態のポンプ100は、フレーム8と、フレーム8の前方に設けられたケーシング1と、ケーシング1内に突設するシャフト3の先端に支持されたインペラ2と、インペラ2の後方に設けられたエキスペラ5と、エキスペラ5の後方に設けられたシールリング方式の軸封部10と、を備える。
ケーシング1には、上部に吐出口1bが形成され、軸方向の中心部には、軸方向に沿って前方に張り出す吸込口1aが形成されている。本実施形態のケーシング1は、軸方向中央のケーシングライナ9と、ケーシングライナ9後方のバックカバー12と、ケーシングライナ9前方のフロントカバー11と、を有する。
バックカバー12は、その背面部が、ボルト・ナット13でフレーム8の前面に固定される。また、フロントカバー11およびバックカバー12は、ケーシングライナ9を挟持するようにしてボルト・ナット14で相互に固定される。これにより、ケーシングライナ9の内部にインペラ2の収容空間が画成される。
シャフト(回転軸)3は、基端側がケーシング1の後方を貫通してフレーム8内に延びている。フレーム8内には、軸方向前後に離隔した二つの軸受け7a,7bを有する軸支部7が設けられている。この軸支部7によってシャフト3の基端側が回転自在に支持されている。シャフト3の基端部には、モータの出力軸が駆動力を伝達可能に接続される。
ここで、第一実施形態のポンプ100は、図2に拡大図示するように、バックカバー12の背面中央に、シャフト3の先端側を軸封する円筒状の軸封部10を有する。軸封部10は、ケーシング1の背面とシャフト3の上記軸支部7との間のシャフトスリーブ4の位置に設けられている。
詳しくは、本実施形態の軸封部10は、複数のシールリング31、32、33を有するシール部30を有する。この軸封部10は、三段のシールリング31、32、33を軸方向に配置した多段シールリング方式によるシール部30を設けている。
さらに、本実施形態の軸封部10は、ケーシング1を構成する、上記バックカバー12の背面に固定されるスタフィングボックス50と、スタフィングボックス50の内面に着脱可能に且つエキスペラ5を囲むように対向して配置されるスタフィングボックスライナ40と、を有する。
第一実施形態のスタフィングボックス50は、エキスペラ5を囲むように配置される円筒状のシールハウジング部56と、液接部を内面に有するとともに上記シールリング31、32、33が収容されるボディ部59と、シールハウジング部56の後端面に装着されるシールカバー57と、を有する。
このスタフィングボックス50は、バックカバー12の背面と掛け止めされるとともにインロー嵌合する装着構造15をシールハウジング部56の前縁部に有する。装着構造15は、スタフィングボックス50のシールハウジング部56前方からケーシングライナ9が装着された状態で、上記フロントカバー11およびバックカバー12相互がボルト・ナット14で固定され、これにより、スタフィングボックス50の装着位置を保持するように構成されている。
そして、シールハウジング部56には、上述したように、多段シールリング方式によるシール部30が内装され、各シールリング31、32、33は、シールハウジング部56の軸方向外側からシールカバー57によって保持されている。シールカバー57は、固定ボルト58によってスタフィングボックス50の後端面に固定されている。
シールハウジング部56の上部中央には、注水口60が形成され、注水口60に対向する位置に、ランタンリング20が配置される。本実施形態の軸封部10では、3つのシールリング31,32,33のうち、第二シールリング32と第三シールリング33との間に、ランタンリング20が配置されている。
図2に示すように、スタフィングボックスライナ40は、ボディ部59の内壁面に沿って装着される。スタフィングボックスライナ40は、エキスペラ5と軸方向で対向する円盤状の側壁部42と、側壁部42の表面から軸方向前方に向けて張り出してエキスペラ5と径方向で対向する円筒部41と、を有する。スタフィングボックスライナ40の接液側の端面48には、シール性を向上させるために、円環状の半円突起45が、軸方向前方に突出するように設けられている。
本実施形態のスタフィングボックスライナ40は、円環板状の芯金46と、芯金46を覆う軟質ゴムからなるゴム部47と、で構成される。
芯金46は、側壁部42の内部に、エキスペラ5と対向する平面に限って埋入され、エキスペラ外周側の円筒部41には埋入されていない。また、芯金46は、負圧に耐えるために、平面状の側壁部42に対して、軸方向外面側寄りかつ径方向内周側寄りに偏倚した位置に、延伸して配置されている。
芯金46の径方向略中央には、固定用のスタッドボルト52が加締結合によって一体に設けられ、芯金46の部分が、締結具である固定ナット51が装着される部分になっている。つまり、スタフィングボックスライナ40は、スタッドボルト52によって、スタフィングボックス50の外側面50s側から装着された固定ナット51でボディ部59の内面50nに固定される。
本実施形態では、スタフィングボックスライナ40の内周端部には、エキスペラ5とは反対側の面に、鉤状の返し部43kが形成された係止部43が設けられている。スタフィングボックスライナ40は、スタフィングボックス50の係合用端部50tに係止部43が係止することによって負圧に抗して保持力を発生する構造になっている。
本実施形態では、スタフィングボックス50の外側面50sには、シールハウジング部56の外周面に凹の段部50dを形成している。そして、凹の段部50dの凹内領域の一部または全部(この例では一部)が、固定ナット51が収容される装着部50jになっている。
これにより、スタフィングボックス50の外側面50sの内周部に、固定ナット51の装着部50jが形成される。固定ナット51は、スタフィングボックス50の外側面50s側から、外側面50s内周寄りの装着部50jの位置に形成された装着穴54に固定ナット51によって装着される。
また、本実施形態では、スタフィングボックスライナ40の内周端部には、エキスペラ5側の面に、突起部44が形成されている。突起部44は、エキスペラ5の基端側の空隙部分を埋めるようにエキスペラ5側に張り出している。これにより、突起部44は、軸封部10のシール部30よりも前段の位置で、シール部30側へのスラリの浸入を防止または抑制するようになっている。
次に、本実施形態のポンプ100の作用効果について説明する。
本実施形態のポンプ100は、スタフィングボックス50の内面50nに、スタフィングボックスライナ40が着脱可能に配置される。そのため、スタフィングボックスライナ40が摩耗した場合には、比較的に安価なスタフィングボックスライナ40のみを交換できる。よって、スタフィングボックス全体を交換する軸封部の構造と比べて、ランニングコストを抑制できる。
また、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックスライナ40は、芯金46と、この芯金46を覆うゴム部47と、を有し、芯金46の部分が、締結具である固定ナット51が装着される部分になっているので、スタフィングボックスライナ40の装着姿勢を安定させて、エキスペラ5による負圧が作用しても、スタフィングボックスライナ40の装着位置を確実に保持できる。
また、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックスライナ40は、エキスペラ5と軸方向で対向する側壁部42と、エキスペラ5と径方向で対向する円筒部41と、を有し、芯金46は、側壁部42に限って埋入され、円筒部41には埋入されていないので、芯金46の形状を単純化してコストを抑制しつつ、エキスペラ5による負圧が作用しても、スタフィングボックスライナ40の装着位置を確実に保持できる。
また、本実施形態のポンプ100によれば、芯金46は、側壁部42を構成するゴム部47に対して、軸方向外面側寄りの位置かつ径方向内周側寄りの位置に偏倚して配置され、スタフィングボックス50の軸方向での内面に、スタフィングボックス50の外面側から、締結具である固定ナット51で固定されるので、偏倚配置により、摩耗する側のゴムの肉厚を十分に確保しつつ、エキスペラ5による負圧が作用しても、スタフィングボックスライナ40の装着位置を確実に保持する上でより好適である。
また、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックス50の外側面50sには、締結具である固定ナット51を装着するための凹の段部50dが形成され、固定ナット51は、スタフィングボックス50の外面側から、外側面50sの内周寄りの装着部50jの位置に装着されるので、エキスペラ5による負圧に耐えてスタフィングボックスライナ40の装着位置を確実に保持する構造として優れている。
また、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックスライナ40は、エキスペラ5による負圧に抗して保持力を発生する返し部43kが形成された係止部43を内周部に有するので、仕様によって、エキスペラ5による負圧が想定を超える程度に作用しても、スタフィングボックスライナ40の装着位置を確実に保持する上でより一層好適である。
また、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックスライナ40は、円筒部41の前端面に、軸方向前方に向けて円環状に突出された半円突起45を有するので、嵌め合合わせ部分でのシール性をより向上させることができる。
さらに、本実施形態のポンプ100によれば、スタフィングボックスライナ40は、側壁部42のエキスペラ5側の先端面に、軸方向に向けてエキスペラ5の側に円環状に突出された突起部44を有するので、軸封部10のシール部30よりも前段の位置で、シール部30側へのスラリの浸入をより確実に防止または抑制できる。
以上説明したように、第一実施形態のポンプ100によれば、ランニングコストを抑制できる。なお、本発明に係るポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、上記第一実施形態のポンプ100において、固定ナット51、注水口60および固定ボルト58等の相互の周方向配置については言及しなかったが、例えば図6に一変形例を示すように、固定ナット51、注水口60および固定ボルト58相互の周方向配置は、互いの位相が重ならない位置に配置することが好ましい。
同図の例では、二箇所の固定ボルト58が、軸中心を挟んで180度対向する位置にそれぞれ設けられている。そして、二箇所の固定ナット51は、二箇所の固定ボルト58に対して周方向に45度ずれた位置にそれぞれ形成されるとともに、注水口60が固定ボルト58とは反対の側に45度ずれた位置に形成されている。これにより、固定ナット51、注水口60および固定ボルト58相互が、同図平面視で重なり合わないように配置される。そのため、このような構成であれば、工具の挿抜性に優れており、分解・組み付け作業における作業性が向上する。
(第二実施形態)
以下、第二実施形態について説明する。但し、上記第一実施形態と同様または対応する構成については同一の符号を付すとともにその説明については適宜省略する。
図3に示すように、第二実施形態の軸封部10は、スタフィングボックス50と、スタフィングボックス50の内面50nに着脱可能に且つエキスペラ5を囲むように対向して配置されるスタフィングボックスライナ40と、を有する。
第二実施形態のスタフィングボックスライナ40は、単純な嵌め込み構造による点が上記第一実施形態と相違する。つまり、上記第一実施形態と比較して、係止部43に鉤状の返し部43kを設けていない点、凹の段部50dおよび装着穴54を形成しない点、並びに、固定用のボルト・ナット等による締結構造を有しない点が相違する。
また、第二実施形態のスタフィングボックスライナ40は、上記第一実施形態での突起部44を設けない点、および、芯金46を偏倚配置しない点も相違する。つまり、第二実施形態のスタフィングボックスライナ40は、エキスペラ5との対向面が単純な平面とされている。また、芯金46は、軸方向で左右振り分けとなる中央の位置に埋入されている。
つまり、本発明に係るスタフィングボックスライナは、圧送する流体の圧送仕様によって、負圧に抗することができれば、この第二実施形態のような単純な嵌め込み構造であっても採用可能である。第二実施形態のような構成であれば、ランニングコストをより抑制できるのは勿論、製造コストをより抑えることができる。
(第一実施形態の変形例)
次に、第一実施形態の変形例について図4を適宜参照しつつ説明する。但し、上記第一実施形態と同様または対応する構成については同一の符号を付すとともにその説明については適宜省略する。なお、同図では、軸線から上に示す構成を第一実施形態の第一変形例とし、軸線から下に示す構成を第二変形例として示している。
図4に示すように、この変形例の軸封部10は、第一実施形態のポンプ100の軸封部10と同様のスタフィングボックスライナ40によるライナ構造に加えて、スタフィングボックス50が、スタフィングボックス本体55と、シールハウジング部56と、を有する分割構造になっている点が相違する。
シールハウジング部56は、スタフィングボックスライナ40の固定ボルト53を締めることにより、スタフィングボックス本体55に固縛されるようになっている。この変形例では、シールハウジング部56として、シールハウジング部56が、同図上側に示す無注水式用のシールハウジング部56A(第一変形例)、または、同図下側に示す注水式用のシールハウジング部56B(第二変形例)のいずれかを選択して装着可能になっている。
なお、この変形例では、固定ボルト58に替えて、ヘルールクランプ58Aによって着脱可能に連結されている。ここで、ヘルールクランプ58Aは、以下特に図示しないが、円環状部材を半割状にした一対のクランプ片を有し、両クランプ片同士の一端側がピンで接合され、このピンを支点として両クランプ片が開閉可能とされている。
一方のクランプ片の他端側には、他方のクランプ片の他端側にワンタッチで係脱可能な挟持具が設けられ、締付対象56,57の相対する鍔部外側を両クランプ片で囲んだ状態とし、両クランプ片の他端側同士を挟持具で強固に締め付け、これにより、締付対象56,57の相対する鍔部を着脱可能に囲むものである。
締付対象56,57の相対する鍔部は、へルールクランプ58Aによりワンタッチで分割可能な構造なので、着脱や内部清掃が容易であり、また、装着時の締付対象56,57相互の軸心あわせも容易であり、シール性を含めて保守作業の容易性に寄与する。なお、同図上側に示す第一変形例では、シールカバー57およびへルールクランプ58Aが取り外された状態を示している。
この変形例の構成であれば、シールハウジング部56は、スタフィングボックス本体55との係合部分に、上記第一実施形態での装着構造15と同様の係合構造を有するので、スタフィングボックスライナ40を固定する締結具である固定ボルト53を締めることにより、スタフィングボックス本体55に同時に固縛される。そのため、着脱作業性が良く、また、多段のシールリング31、32、33を有するシール部30のメンテナンス性に優れている。
そして、この変形例の構成であれば、スタフィングボックス50は、スタフィングボックス本体55と、該スタフィングボックス本体55側とは分割構造とされた着脱可能なシールハウジング部56と、を有するので、同図上側に示す無注水式(第一変形例)のシールハウジング部56Aまたは、同図下側に示す注水式(第二変形例)のシールハウジング部56Bに、圧送する流体の圧送仕様によって適宜選択できる。
1 ケーシング
2 インペラ
3 シャフト(回転軸)
4 シャフトスリーブ
5 エキスペラ
6 ワッシャ
7 軸支部
8 ハウジング
9 ケーシングライナ
10 軸封部
20 ランタンリング
30 シール部
31 第一シールリング
32 第二シールリング
33 第三シールリング
40 スタフィングボックスライナ
41 円筒部
42 側壁部
43 係止部
44 突起部
45 半円突起
46 芯金
47 ゴム部
48 接液側の端面
50 スタフィングボックス
51 固定ナット
52 固定スタッドボルト
53 固定ボルト
54 装着穴
55 スタフィングボックス本体
56 シールハウジング部
57 シールカバー
58 固定ボルト
60 注水口
100 ポンプ(流体機器)

Claims (9)

  1. エキスペラと、該エキスペラの後方に設けられたシールリングを有する軸封部と、を備え、
    前記軸封部は、スタフィングボックスと、該スタフィングボックスの内面に着脱可能に且つ前記エキスペラを囲むように対向して配置されるスタフィングボックスライナと、を有することを特徴とするポンプ。
  2. 前記スタフィングボックスライナは、芯金と、該芯金を覆うゴム部と、を有し、前記芯金の一部分が、前記スタフィングボックスへの締結具が装着される部分になっている請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記スタフィングボックスライナは、前記エキスペラと軸方向で対向する円盤状の側壁部と、該側壁部の表面から軸方向前方に向けて張り出して前記エキスペラと径方向で対向する円筒部と、を有し、
    前記芯金は、前記側壁部に限って埋入され、前記円筒部には埋入されていない請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記芯金は、前記側壁部を構成する前記ゴム部に対して、軸方向外面側寄りの位置かつ径方向内周側寄りの位置に偏倚して配置され、前記スタフィングボックスの軸方向での内面に、前記スタフィングボックスの外面側から前記締結具で固定される請求項2または3に記載のポンプ。
  5. 前記スタフィングボックスの外面には、凹の段部が形成され、該凹の段部の凹内領域の一部または全部に、前記締結具が収容される装着部になっており、
    前記締結具は、前記スタフィングボックスの外面側から、前記装着部の内周寄りの位置に装着される請求項4に記載のポンプ。
  6. 前記スタフィングボックスライナは、前記エキスペラによる負圧に抗して保持力を発生する返し部が形成された係止構造を、前記側壁部の内周端部に有する請求項2〜4のいずれか一項に記載のポンプ。
  7. 前記スタフィングボックスライナは、前記円筒部の軸方向前端面に、シール性を向上させるように軸方向に向けて円環状に突出された突起を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のポンプ。
  8. 前記スタフィングボックスは、前記エキスペラを囲むように配置されるスタフィングボックス本体と、該スタフィングボックス本体側とは着脱可能な分割構造とされて前記シールリングが収容されるシールハウジング部と、を有し、
    前記シールハウジング部が、無注水式用のシールハウジング部または注水式用のシールハウジング部のいずれかを選択して前記スタフィングボックス本体に装着可能になっている請求項1〜7のいずれか一項に記載のポンプ。
  9. 前記シールハウジング部は、当該シールハウジング部に前記スタフィングボックスライナを固定する締結具を締めることにより、前記スタフィングボックス本体に固縛されるように構成されている請求項8に記載のポンプ。
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