JPS6014954Y2 - 遠心ポンプ - Google Patents

遠心ポンプ

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Publication number
JPS6014954Y2
JPS6014954Y2 JP7050081U JP7050081U JPS6014954Y2 JP S6014954 Y2 JPS6014954 Y2 JP S6014954Y2 JP 7050081 U JP7050081 U JP 7050081U JP 7050081 U JP7050081 U JP 7050081U JP S6014954 Y2 JPS6014954 Y2 JP S6014954Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
tapered surface
cover
rotating shaft
internal
Prior art date
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Expired
Application number
JP7050081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57184296U (ja
Inventor
久 及川
Original Assignee
株式会社荏原製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社荏原製作所 filed Critical 株式会社荏原製作所
Priority to JP7050081U priority Critical patent/JPS6014954Y2/ja
Publication of JPS57184296U publication Critical patent/JPS57184296U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遠心ポンプに関するものであり、更に詳しく述
べれば、自吸式遠心ポンプを構成するケーシングの構造
に関するものである。
従来の自吸式遠心ポンプは例えば第1図に示されており
、吸込短管20が設けられているケーシング21と、ブ
ラケット22に取付けられそして回転軸23が貫通して
いるケーシングカバー24とで外側のケーシングを構成
しており、そしてその外側のケーシングの中には内部ケ
ーシング25が収容され、また内部ケーシング25の中
には回転軸23で回転駆動される羽根車26が収容され
ている。
そしてケーシング21には吸込短管20から羽根車26
に液体を送る吸込口通路部27が画成されている。
吸込短管20には吸込管28が取付けられており、また
ケーシング21と吸込短管20との間にチェツキ弁29
が設けられている。
このように従来の自吸式遠心ポンプはそのケーシングの
構成において、ケーシング21と内部ケーシング25と
ケーシングカバー24の3つの部品から戒っており、こ
れを組立てて一体化している。
その一体化の態様としては例えばケーシングカバー24
と内部ケーシング25とは位置決め手段例えばインロ一
部を介して取付け、またケーシングとケーシングカバー
とをボルト締めし、さらに吸込短管20はチェツキ弁2
9を介してケーシング21にボルトで取付けられていた
第1図に示すように、内部ケーシング25が回転軸に同
心状にセットされる場合は、羽根車26より流出され、
ボリュート内を円周方向に流れる流体により内部ケーシ
ング25に回転力が作用する。
回り止めの固着手段がない場合は、ポンプ運転中に内部
ケーシング25が回転し、ポンプ揚水作用に支障をきた
し、ポンプ運転が不可能になる。
したがって第1図において、例えば図示しないボルトを
ケーシングカバー24に固着し、回転を防止しなければ
ならない。
そのために、従来技術では組立に際してボルトが多数必
要であるため組立作業がわずられしく、チェツキ弁のシ
ール性も悪かった。
したがって、本考案の目的は、締付は箇所が少なく組立
作業も容易な遠心ポンプを提供するにある。
本考案による遠心ポンプは、回転軸の端部に羽根車を固
着させ、回転軸を支持するブラケットのケーシングカバ
ーを取付け、そのケーシングカバーにテーパー面を形成
させると共に、ケーシングをケーシングカバーに一体的
に固着し、他方、吸込口の中心線と回転軸の中心線とは
偏心させ、ケーシング内部には吸込通路部およびボリュ
ート部とからなる内部ケーシングを設け、その内部ケー
シングがケーシングカバーのテーパー面に係合する部分
はそのテーパー面と対応する形状のテーパー面に形成さ
せ、かつ内部ケーシングの端面ばケーシングに形成した
案内段部に嵌合している。
したがって吸込口の中心線と回転軸の中心線とが偏心し
ているために、内部ケーシングは羽根車より流出される
円周方向の流れによって回転しない。
また内部ケーシングがケーシングカバーのテーパー面と
係合するようにその係合部分はテーパー面に形成し、か
つ内部ケーシングの端面がケーシングに形成した案内段
部に嵌合したので、位置流入作用および自動調芯作用を
備えている。
それ故に、回り止めおよび位置決めに格別の手段を用い
なくても、ケーシング等の自体の構造によって遠戚でき
るので、組立作業が容易である。
以下本考案の実施例を第2図に従って説明する。
第2図はダブルボリュートタイプの遠心ポンプの断面図
を示し、1は図示しないモータにより駆動される回転軸
であり、この回転軸1を支持するブラケット2にはケー
シングカバー3がボルト4により固着されている。
回転軸1の端部には羽根車5が設けられており、上記ケ
ーシングカバー3の羽根車5の半径方向外方付近には中
心に向って羽根車5の方に傾斜しているテーパ面3aが
形成されてる。
ケーシングカバー3にはその外周の適数個所でボルト7
によってケーシング6が固着されており、このケーシン
グ6には吸込口8が形成され、そしてその吸込口8の所
にはビス8aでチェツキ弁9が取付けられている。
また吸込口8の外周には後述の内部ケーシング12を取
付けるための案内段部10が形成されている。
ケーシング6の上部には吐出口11が設けられている。
ケーシング6の内部には内部ケーシング12が配置され
ている。
この内部ケーシング12は吸込通路部12aとボリュー
ト部12bとを備え、吸込通路部12aはその端部12
dが吸込口8の外周の案内段部10に嵌合されている。
ボリュート部12bは羽根車5の外周壁を形成しており
、図示の実施例ではダブルボリュートタイプとなってい
る。
なお回転軸1の軸心と吸込口8の中心線とは偏心するよ
うに構成されている。
さらに内部ケーシング12のボリュート部12bの端部
、即ちケーシングカバー3のテーパ面3aと係合する部
分12cは、前記ケーシングカバー3のテーパ面3aと
対応する形状でテーパ面が形成されている。
なおケーシング6と内部ケーシング12との間にはバッ
キング13が設けられている。
本考案に係る遠心ポンプは以上の如く構成されており、
その組立てに際して、まず回転軸1を支持するブラケッ
ト2にケーシングカバー3をボルト4で固着する。
次いで回転軸1にメカニカルシールMを挿入し、そして
羽根車5をナツト14で固着する。
その後、ケーシングカバー3のテーパ面3aと内部ケー
シング12のテーパ面12cとを係合させてケーシング
6の案内段部10を内部ケーシング12の開口部に挿入
し、ボルト7でケーシング6をケーシングカバー3に固
着する。
この固着作業によって内部ケーシング12はケーシング
カバー3のテーパ面3aおよびケーシング6の案内段部
10により案内され、ケーシングカバー3とケーシング
6とにより両側から挟持される形で位置決めされ、固定
される。
以上の構成により、本考案によれば、内部ケーシング1
2を内部ケーシングの吸込通路部12aと内部ケーシン
グのボリュート部12bを一体にし、かつ吸込通路部1
2aがケーシング6の吸込口18と同心にしケーシング
の案内段部10に嵌合し、さらに吸込通路部12aの中
心とボリュート部12bの中心が偏心していることによ
り、羽根車5より流出され、ボリュート内を円周方向に
流れる流体の回転力が内部ケーシングのボリュート部1
2bに作用しても、内部ケーシング12の中心が偏心し
、かつ吸込通路部12aでケーシングの案内段部10に
嵌合しているため、回転することができず、したがって
内部ケーシングの回り止めの固着手段が不要となる。
また内部ケーシング12がポンプにセツティングされる
当初の段階においては、羽根車5の中心と内部ケーシン
グのボリュート部12bの中心とが必ずしも一致してい
ない。
。しかしながら、この一致していない状態によりボルト
7でケーシング6とケーシングカバー3を締付けて行く
と、ケーシングカバー3と内部ケーシング12の対峙す
る面が互いに同一角度のテーパー面を形成しているため
、固定側のケーシングカバー3の軸心を正にケーシング
6の案内段部10のバッキング13を緩衝部材として内
部ケーシングのテーパー面12cがケーシングカバー3
の軸心に矯正され、ポンプの羽根車5に対し内部ケーシ
ングのボリュート部12bの位置が自動的に調芯される
そして内部ケーシング12を上述の如くケーシング6内
に収容した状態で、ケーシング6をケーシングカバー3
にボルト7で締付ければよいので、組立作業が簡単であ
る。
また本考案によれば、内部ケーシング12はボリュート
部と吸込通路部とを一体的に構威しであるので大型ポン
プの場合にケーシングの制作が容易となる。
なお本考案の実施に際してボルト7に代えてバンド締め
を用いることができ、またバッキング13は端部12d
にかぶさるような断面形状のものを用いることもできる
【図面の簡単な説明】
第1図に従来の遠心ポンプを示す断面図、第2図は本考
案を実施した遠心ポンプを示す断面図である。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・ブラケット、3
・・・・・・ケーシングカバー、3a・・・・・・ケー
シングカバーのテーパ面、5・・・・・・羽根車、6・
・・・・・ケーシング、7・・・・・・ボルト、8・・
・・・・吸込口、9・・・・・・チェツキ弁、10・・
・・・・案内段部、12・・・・・・内部ケーシング、
12a・・・・・・内部ケーシングの吸込通路部、12
b・・・・・・内部ケーシングのボリュート部、12c
・・・・・・ボリュート部上端のテーパ面、13・・・
・・・バッキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸の端部に羽根車を固着させ、回転軸を支持するブ
    ラケットのケーシングカバーを取付け、そのケーシング
    カバーにテーパー面を形成させると共に、ケーシングを
    ケーシングカバーに一体的に固着し、他方吸込口の中心
    線と回転軸の中心線とは偏心させ、ケーシング内部には
    吸込通路部およびボリュート部とからなる内部ケーシン
    グを設け、その内部ケーシングがケーシングカバーのテ
    ーパ面に係合する部分はそのテーパ面と対応する形状の
    テーパ面に形成させ、かつ内部ケーシングの端面ばケー
    シングに形成した案内段部に嵌合していることを特徴と
    する遠心ポンプ。
JP7050081U 1981-05-18 1981-05-18 遠心ポンプ Expired JPS6014954Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7050081U JPS6014954Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 遠心ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7050081U JPS6014954Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 遠心ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57184296U JPS57184296U (ja) 1982-11-22
JPS6014954Y2 true JPS6014954Y2 (ja) 1985-05-11

Family

ID=29866319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7050081U Expired JPS6014954Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 遠心ポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6014954Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57184296U (ja) 1982-11-22

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