JP2006223213A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

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弘 遠間
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Abstract

【課題】 糸噛みの防止が図れると共に糸噛みが発生しても釣糸の解し作業を容易に行えて傷付が防止出来る魚釣用リ−ルを提供することである。
【解決手段】 リ−ル本体1の側枠1a、1bのスプ−ルカバ−1d、1eの内側に夫々スプ−ル挿入口1f、1gが形成されている。
スプ−ル2には左右のフランジ部2d、2eから夫々外側に外周を軸方向に同径に延出する突出円筒部2f、2gと、左右のフランジ部2d、2e外周に形成された環状の凹溝2h、2iとが形成されている。
環状の凹溝2h、2i内には断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24が着脱可能に装着され、弾性部材23、24の凹溝2h、2iに装着された外径はスプ−ル挿入口1f、1gの内径より大径になるように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リ−ル本体の側板間に釣糸が巻回されるスプ−ルを回転自在に支持した魚釣用リ−ルの改良に関する。
従来、魚釣用両軸受型リ−ルにおいては、釣糸の放出操作時又は釣糸の巻き取り操作時、特に、釣糸放出の際のスプ−ルの過剰回転による釣糸の緩みによって、釣糸がスプ−ル巻着面より浮き上がってスプ−ルフランジ外周とリ−ル本体のフレ−ム内周との間隙に巻き込まれてスプ−ルが回転しなくなったり、釣糸に傷が付いて糸切れし易くなったり、等の糸噛み現象が発生し易い。
そこで、スプ−ルフランジ外周に、リ−ル本体のフレ−ム内周縁を被覆するように径方向外方に突出する環状の突条を一体的に形成して、スプ−ルフランジ外周とフレ−ム内周縁との間に釣糸が巻き込まれないようにしたものが、特許文献1で知られている。
実開昭55−151178号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1は、スプ−ルフランジ外周に突条を一体的(一体形成又は嵌着固定)に設ける構成のため、スプ−ルフランジ外周の嵌挿穴を両側に形成した一体フレ−ムへの組み込みが行えないと共に、スプ−ルがあまり高速回転しない状況等糸噛み防止が必要でない釣法に使用出来ない。
又、状況によって糸噛みが発生した場合には、釣糸の解し作業を容易に行えない等の課題が残されている。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、糸噛みの防止が図れると共に糸噛みが発生しても釣糸の解し作業を容易に行えて傷付が防止出来る魚釣用リ−ルを提供することである。
本発明の請求項1は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持されたスプ−ルを、一方の側板に支持されたハンドルの操作で巻き取り駆動する魚釣用リ−ルにおいて、前記スプ−ルのフランジ部外周に前記リ−ル本体のスプ−ル挿入口の内周径より大径となるように環状の弾性部材を着脱可能に装着したことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、前記スプ−ルのフランジ部外周を軸方向に同径に延出する円筒状に形成し、前記環状の弾性部材が軸方向に着脱可能に装着されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、前記環状の弾性部材が着脱可能に装着される前記スプ−ルのフランジ部の端部は、前記リ−ル本体のスプ−ル挿入口に軸方向に挿入する突出円筒部がないことを要旨とするものである。
本発明の請求項4は、前記環状の弾性部材の形状が、断面略円形状であることを要旨とするものである。
本発明の請求項1によれば、リ−ル本体の一体フレ−ムへの組み込みを可能としながら釣糸の噛み込みを確実に防止できる。
又、スプ−ルが過回転しない釣法にも容易に弾性部材を取り外して適用できる。
本発明の請求項2によれば、請求項1に加えて更に、状況によって糸噛みが発生した場合には、フランジ部外周に巻着した弾性部材を軸方向に変位することにより、釣糸の解し作業を容易に行える。
本発明の請求項3によれば、請求項1に加えて更に、フランジ部外周の軸方向形状が短縮化して軽量化されるので、慣性モ−メントが抑えられてキャスティング性能が向上する。
本発明の請求項4によれば、釣糸に優しくてダメ−ジを与えることなく、しかもフランジ部外周からの着脱も容易に行える。
リ−ル本体1の側枠1a側のスプ−ルカバ−1dの内側には側枠1aを突き抜ける透孔からなるスプ−ル挿入口1fが形成されている。
リ−ル本体1の側枠1b側のスプ−ルカバ−1eの内側には側枠1bを突き抜けないスプ−ル挿入口1gが形成されている。
スプ−ル2には左右のフランジ部2d、2eから夫々外側に外周を軸方向に同径に延出する突出円筒部2f、2gと、左右のフランジ部2d、2e外周に形成された環状の凹溝2h、2iとが形成されている。
環状の凹溝2h、2i内には断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24が着脱可能に装着され、弾性部材23、24の凹溝2h、2iに装着した外径はスプ−ル挿入口1f、1gの内径より大径になるように構成されている。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1、図2は第1実施例で、図1は魚釣用リ−ルの要部断面背面図、図2は魚釣用リ−ルの要部拡大断面背面図である。
魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べると、リ−ル本体1の両側枠1a、1bに夫々左側側板10と右側側板11が図示しないビスで取り付けられ、両側枠1a、1bは図示しない支柱とリ−ル脚12の固定板1cで並行で一体的に保持され、両側枠1a、1b間にスプ−ル2がスプ−ル軸3に固定されている。
両側枠1a、1bの対向する内側にはスプ−ルカバ−1d、1eが形成されている。
側枠1a側のスプ−ルカバ−1dの内側には側枠1aを突き抜ける透孔からなるスプ−ル挿入口1fが形成されている。
側枠1b側のスプ−ルカバ−1eの内側には側枠1bを突き抜けないスプ−ル挿入口1gが形成されている。
スプ−ルカバ−1eの内側には筒部1hが形成されている。
側枠1a側の側枠1aを突き抜ける透孔からなるスプ−ル挿入口1fには外側から軸受支持部材4の円板部4aの外周嵌合部が嵌合されて鍔部4bが側枠1aに図示しないビスで取り付けられている。
軸受支持部材4の円板部4aの内側には筒部4cが形成されて筒部4c内にころがり軸受13とスラスト軸受14が保持されている。
円板部4aの内側には大径の筒部4dが形成されている。
側枠1bの内側には二段の筒部1i、1jが形成されて大小のころがり軸受15、16が保持されている。
スプ−ル軸3はころがり軸受13に軸承される小径部3aとスプ−ル2が固定される太径部3bと、ころがり軸受15に軸承されるピニオン5側に突出された小径の外方延出端部3cとで形成され、外方延出端部3cの端部に押圧軸杆17の一側が当接されている。
小径の外方延出端部3cにクラッチ機構を構成する係合部3dが形成されている。
ころがり軸受15にはピニオン5の軸筒5aが嵌合され、軸筒5aの内周には外方延出端部3cが嵌合され、係合部3d位置の軸筒5a内にクラッチ機構を構成する係合凹部5bが形成されている。
ピニオン5の中心孔に押圧軸杆17が軸方向に移動可能に嵌合されている。
ピニオン5の軸筒5a外周には周溝が形成されて作動板18が嵌められ、作動板18はクラッチ操作レバ−19で操作されて係合部3dと係合凹部5bが係合・離脱される。
ピニオン5には駆動軸20に摩擦結合された駆動歯車21が噛合され、係合部3dと係合凹部5bが係合状態の時駆動軸20に取り付けられたハンドル22でピニオン5を介してスプ−ル軸3とスプ−ル2が回転される。
スプ−ル2はスプ−ル軸3の太径部3bに嵌合固定される筒部2aと、縦壁2bと、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部2cと、左右のフランジ部2d、2eと、左右のフランジ部2d、2eから夫々外側に外周を軸方向に同径に延出する突出円筒部2f、2gと、左右のフランジ部2d、2e外周に形成された環状の凹溝2h、2iとで形成されている。
環状の凹溝2h、2i内には断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24が着脱可能に装着されている。
断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24の凹溝2h、2iに装着した外径はスプ−ル挿入口1f、1gの内径より大径になるように構成されている。
スプ−ル挿入口1fからスプ−ル2が挿入されて突出円筒部2gがスプ−ル挿入口1g内に、突出円筒部2fがスプ−ル挿入口1f内に対応される。
スプ−ル挿入口1fからスプ−ル2が挿入される時、断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24の外径はスプ−ル挿入口1fの内径より大径に構成されているので、弾性部材23、24を夫々釣糸巻回胴部2c側に落し込んで挿入後、環状の凹溝2h、2iに装着するとよい。
環状のOリングからなる弾性部材23はリ−ル本体1の側枠1aのスプ−ルカバ−1dと非接触状態で配置されている。
環状のOリングからなる弾性部材24はリ−ル本体1の側枠1bのスプ−ルカバ−1eと非接触状態で配置されている。
スプ−ル2が交換等で引き抜かれる時は、側枠1aのスプ−ル挿入口1fから軸受支持部材4の円板部4aの外周嵌合部が取り外されて、このスプ−ル挿入口1fからスプ−ル2が引き抜かれる。
魚釣用両軸受型リ−ルの動作は、スプ−ル軸3の係合部3dとピニオン5の係合凹部5bが係合されたクラッチON状態で、スプ−ル2に図示しない釣糸が巻回される方向にハンドル20が回転されると、駆動軸20と駆動歯車21とピニオン5とスプ−ル軸3とスプ−ル2が正回転される。
前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成されると、リ−ル本体の一体フレ−ムへの組み込みを可能としながら釣糸の噛み込みを確実に防止できる。
又、スプ−ルが過回転しない釣法にも容易に弾性部材23、24を取り外して適用できる。
状況によって糸噛みが発生した場合には、フランジ部外周に巻着した弾性部材23、24を軸方向に指で変位することにより、釣糸の解し作業を容易に行える。
又、弾性部材を丸みのある形状のOリングを使用することにより釣糸に優しくてダメ−ジを与えることなく、しかもフランジ部外周からの着脱も容易に行える。
図3は第2実施例で、図3は魚釣用リ−ルの要部拡大断面背面図である。
第2実施例では、側枠1a側のスプ−ルカバ−1dの内側には側枠1aを突き抜ける透孔からなるスプ−ル挿入口1fが形成されている。
側枠1b側のスプ−ルカバ−1eの内側には側枠1bを突き抜けないスプ−ル挿入口1gが形成されている。
スプ−ル2の左右のフランジ部2d、2eには夫々外側に外周を軸方向に同径に延出する突出円筒部が設けられてなく、端部2j、2kは夫々スプ−ルカバ−1d、1eの内周に少々潜り込む程度のリング状に形成され、左右のフランジ部2d、2e外周に環状の凹溝2h、2iが形成されている。
環状の凹溝2h、2i内には断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24が着脱可能に装着されている。
断面略円形状でかつ環状のOリングからなる弾性部材23、24の凹溝2h、2iに装着された外径はスプ−ル挿入口1f、1gの内径より大径になるように構成されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成されると、フランジ部外周の軸方向形状が短縮化して軽量化されるので、慣性モ−メントが抑えられてキャスティング性能が向上する。
前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べたが、他の形式の魚釣用片軸受型リ−ルに実施してもよい。
第1実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図である。 同魚釣用リ−ルの要部拡大断面背面図である。 第2実施例で、魚釣用リ−ルの要部拡大断面背面図である。
符号の説明
1 リ−ル本体
1f、1g スプ−ル挿入口
2h、2i 環状の凹溝
2 スプ−ル
2d、2e フランジ部
2f、2g 突出円筒部
2j、2k 端部
20 ハンドル
23、24 Oリングからなる弾性部材

Claims (4)

  1. リ−ル本体の側板間に回転自在に支持されたスプ−ルを、一方の側板に支持されたハンドルの操作で巻き取り駆動する魚釣用リ−ルにおいて、前記スプ−ルのフランジ部外周に前記リ−ル本体のスプ−ル挿入口の内周径より大径となるように環状の弾性部材を着脱可能に装着したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  2. 前記スプ−ルのフランジ部外周を軸方向に同径に延出する円筒状に形成し、前記環状の弾性部材が軸方向に着脱可能に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リ−ル。
  3. 前記環状の弾性部材が着脱可能に装着される前記スプ−ルのフランジ部の端部は、前記リ−ル本体のスプ−ル挿入口に軸方向に挿入する突出円筒部がないことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リ−ル。
  4. 前記環状の弾性部材の形状が、断面略円形状であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の魚釣用リ−ル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013153715A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Globeride Inc 釣糸巻回用スプールと、このスプールを搭載した魚釣用リール
JP2016032446A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 グローブライド株式会社 魚釣用リール

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