JPH06193620A - 止め輪 - Google Patents

止め輪

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Publication number
JPH06193620A
JPH06193620A JP34177292A JP34177292A JPH06193620A JP H06193620 A JPH06193620 A JP H06193620A JP 34177292 A JP34177292 A JP 34177292A JP 34177292 A JP34177292 A JP 34177292A JP H06193620 A JPH06193620 A JP H06193620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retaining ring
shaft
notch
ring
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP34177292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shiba
健一 柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP34177292A priority Critical patent/JPH06193620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 止め輪の切り込みの発見を容易にし、脱着用
に器具を引っ掛ける部分を設け、更に、軸への装着が簡
易な止め輪を提供することを目的とする。 【構成】 切り込みを入れた円環状の樹脂又は金属製の
止め輪(1,2,3,4,5)において、前記切り込み
の周辺部に脱着用器具の引っ掛けられる凹部又は凸部
(1b,2b,3b)、或いは、軸の装着する軸装着用
穴以外に脱着用器具の引っ掛けられる穴(4b)、又
は、回転を防止するための面取り部(5b)を設けたこ
とを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型部品の止め輪に関
する。
【0002】
【従来の技術】小型部品の止め輪としては、例えば、携
帯用8mmビデオカメラ内において、ポリセラ(正式名
称:ポリワッシャ)と呼ばれる円環状の樹脂又は金属製
の止め輪が使用されている。この止め輪01は、図7に
示すように外径が数mm、厚さが0.数mm程度の円環
状であり、切り込み01aが設けられている。この止め
輪01は、図8、図9に示すように、基板にアーム、レ
バー又は歯車等を軸着する場合の抜け止めとして使用さ
れるものである。
【0003】即ち、ビデオカメラ内の基板02には、ア
ーム或いはレバー03が軸04にて軸着されると共にこ
のアーム或いはレバー03の抜け止めの為に、軸04に
止め輪01が装着されている。また、基板02を貫通す
る歯車用の回転軸05には止め輪01が軸着されてい
る。止め輪01を軸05に装着する際には、軸05の軸
端に止め輪01を押し付けて、切り込み01aを弾性的
に開いて挿入する。軸05の軸端部には、環状溝05a
が形成されており、この環状溝05aに止め輪01が嵌
合する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記止め輪01は、ネ
ジを使用する場合に比較して、脱着が容易で作業性が良
く、また、コストが低いという利点がある。しかし、止
め輪01は、比較的小さいため、取り扱いが困難である
という問題点があった。特に、止め輪01を軸から取り
外す際には、切り込み01aを目視にて探し、ピンセッ
トで止め輪01を掴み軸から引き抜く必要があるが、止
め輪01が軸を中心にしてクルクルと回転してしまうの
で、ピンセットで掴みにくかった。
【0005】つまり、従来の止め輪01は、切り込みの
位置が不明であり、また、ピンセット等の脱着用器具を
引っ掛ける部分がない為、取り扱いが困難となってい
た。本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであ
り、止め輪の切り込みの発見を容易にし、脱着用に器具
を引っ掛ける部分を設け、更に、軸への装着が簡易な止
め輪を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の構成は切り込みを入れた円環状の樹脂又は金属製
の止め輪において、前記切り込みの周辺部に脱着用器具
の引っ掛けられる凹部又は凸部として、切り欠き、突起
部、折り曲げ部、隙間等を設けたことを特徴とする。ま
た、上記目的を達成する本発明の構成は切り込みを入れ
た円環状の樹脂又は金属製の止め輪において、軸の装着
する軸装着穴以外に脱着用器具の引っ掛けられる1又は
複数の脱着用穴を設けたことを特徴とする止め輪。更
に、上記目的を達成する本発明の構成は切り込みを入れ
た円環状の樹脂又は金属製の止め輪において、外周部に
回転を防止するために1又は複数の面取り部を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1(a)(b)に本発明の
第1の実施例を示す。同図に示すように、円環状の止め
輪1の外周には切り込み1aが設けられると共に切り込
み1aの周辺部に切欠1bが形成されている。切欠1b
は、図1(a)に示すように、切り込み1aの片側に設
けても良いし、同図(b)に示すように切り込み1bの
両側に設けても良い。この止め輪1を軸から取り外す際
には、切欠1bにより容易に切り込み1aを発見し、ピ
ンセット等の脱着用器具を、切欠1bの内側に滑り込ま
せて、止め輪1を挟み、引き抜くことにより取外す。
尚、軸への装着の際には、従来と同様にして装着するこ
とができる。
【0008】図2(a)(b)に本発明の第2の実施例
を示す。同図に示すように、円環状の止め輪2の外周に
は切り込み2aが設けられると共に切り込み2aの周辺
部に突起2bが形成されている。突起2bは、図2
(a)に示すように、切り込み2aの片側に設けても良
いし、同図(b)に示すように切り込み2bの両側に設
けても良い。この止め輪2を軸から取り外す際には、突
起2bにより容易に切り込み2aを発見し、ピンセット
等の脱着用器具を、突起2bの外側に滑り込ませて、止
め輪2を挟み、引き抜くことにより取外す。尚、軸への
装着の際には、従来と同様にして装着することができ
る。
【0009】図3(a)(b)に本発明の第3の実施例
を示す。同図に示すように、円環状の止め輪3の外周に
は切り込み3aが設けられると共に切り込み3aの周辺
部に折り曲げ部3bが形成されている。折り曲げ部3b
は、図3(a)に示すように、切り込み3aの片側に設
けても良いし、同図(b)に示すように切り込み3bの
両側に設けても良い。この止め輪3を軸から取り外す際
には、折り曲げ部3bにより容易に切り込み3aを発見
し、ピンセット等の脱着用器具で折り曲げ部3bを掴
み、止め輪3を引き抜くことにより取外す。尚、軸への
装着の際には、従来と同様にして装着することができ
る。
【0010】図4(a)(b)に本発明の第4の実施例
を示す。同図に示すように、円環状の止め輪4の外周に
は切り込み4aが設けられると共に切り込み4aの周辺
部に、軸嵌着穴以外の穴4bが形成されている。この穴
4bは、図4(a)に示すように、切り込み4aの片側
に1個設けても良いし、同図(b)に示すように切り込
み4bの両側及び対称側に合計3個に設けても良い。こ
の止め輪4を軸から取り外す際には、穴4bにより容易
に切り込み4aを発見し、ピンセット等の脱着用器具を
穴4bに差し込み、回転を止めながら止め輪2を引き抜
くことにより取外す。尚、軸への装着の際には、従来と
同様にして装着することができる。
【0011】図5(a)(b)に本発明の第5の実施例
を示す。同図に示すように、円環状の止め輪5の外周に
は切り込み5aが設けられると共に止め輪5の外周面の
一部が切り取られて面取り部5bを設けている。面取り
部5bは、図5(a)に示すように、切り込み3aの対
称側に1個でも良いし、同図(b)に示すように切り込
み3bの両側に2個でも良い。本実施例では、止め輪5
の外周部の一部が切り取られて面取り部5bとなってい
るので、取外しの際の回転を抑えて容易に取り外すこと
ができる。
【0012】図6(a)(b)に本発明の第6の実施例
を示す。同図に示すように、軸に挿入し易いように、止
め輪6の内周面に面取りが施されている。即ち、止め輪
6の中央部分に軸装着用穴6aが貫通し、軸装着用穴6
aは、入側ないし出側が多少、径が大きくなっている。
従って、軸に止め輪6を押し込む際に、スムーズに押し
込まれて、簡単に装着することができる。
【0013】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明によれば、切り込みを容易に発見でき
る、また、脱着用の器具を引っ掛ける部分があるため、
取り扱いが容易となると共に脱着が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)(b)は、本発明の第1の実施例を
示す正面図である。
【図2】同図(a)(b)は、本発明の第2の実施例を
示す正面図である。
【図3】同図(a)(b)は、本発明の第3の実施例を
示す正面図である。
【図4】同図(a)(b)は、本発明の第4の実施例を
示す正面図である。
【図5】同図(a)(b)は、本発明の第5の実施例を
示す正面図である。
【図6】同図(a)(b)は、本発明の第6の実施例を
示す断面図である。
【図7】同図(a)(b)は、従来の止め輪を示す正面
図、断面図である。
【図8】止め輪の装着状態を示す説明図である。
【図9】止め輪の装着状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6 止め輪 1a,2a,3a,4a,5a 切り込み 1b 切欠 2b 突起 3b 折り曲げ部 4b 穴 6a 軸装着用穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切り込みを入れた円環状の樹脂又は金属
    製の止め輪において、前記切り込みの周辺部に脱着用器
    具の引っ掛けられる凹部又は凸部を設けたことを特徴と
    する止め輪。
  2. 【請求項2】 切り込みを入れた円環状の樹脂又は金属
    製の止め輪において、軸の装着する軸装着穴以外に脱着
    用器具の引っ掛けられる1又は複数の脱着用穴を設けた
    ことを特徴とする止め輪。
  3. 【請求項3】 切り込みを入れた円環状の樹脂又は金属
    製の止め輪において、外周部に回転を防止するために1
    又は複数の面取り部を設けたことを特徴とする止め輪。
JP34177292A 1992-12-22 1992-12-22 止め輪 Pending JPH06193620A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34177292A JPH06193620A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 止め輪

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JP34177292A JPH06193620A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 止め輪

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JPH06193620A true JPH06193620A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18348650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34177292A Pending JPH06193620A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 止め輪

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JP (1) JPH06193620A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7931001B2 (en) 2006-02-22 2011-04-26 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Valve train of an internal combustion engine having a cylindrical valve tappet
JP2013188353A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Atom Medical Corp 識別リストバンドおよび解除具
JP2015101337A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata リアギアシフト装置のディレイラを自転車フレームに装着するデバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7931001B2 (en) 2006-02-22 2011-04-26 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Valve train of an internal combustion engine having a cylindrical valve tappet
JP2013188353A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Atom Medical Corp 識別リストバンドおよび解除具
JP2015101337A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata リアギアシフト装置のディレイラを自転車フレームに装着するデバイス

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002