JPH03104534A - 電気ドリルの切粉飛散防止工具 - Google Patents
電気ドリルの切粉飛散防止工具Info
- Publication number
- JPH03104534A JPH03104534A JP24057289A JP24057289A JPH03104534A JP H03104534 A JPH03104534 A JP H03104534A JP 24057289 A JP24057289 A JP 24057289A JP 24057289 A JP24057289 A JP 24057289A JP H03104534 A JPH03104534 A JP H03104534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- iron plate
- electric drill
- chips
- drill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気ドリルの切粉飛散防止工具に係り、特に既
設電気制御盤の改造、修理などの際に鉄板の穴開け加工
をおこなうのに好適な電気ドリルの切粉飛散防止工具に
関する。
設電気制御盤の改造、修理などの際に鉄板の穴開け加工
をおこなうのに好適な電気ドリルの切粉飛散防止工具に
関する。
従来、例えば実開昭６０ − １９０５５２号公報に記
載のように、磁性体からなる被加工体・に一端が対向し
、この被加工体を切削する電気ドリルのドリル刃を覆う
筒体を有する電気ドリルの切粉飛散防止工具が提案され
ている。そして、上述した筒体の他端が電気ドリルの本
体あるいは回転軸に着脱可能に装着され、筒体の内壁は
磁石体により形成されている． 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来技術にあっては、筒体が電気ド
リルに装着されていることから、この筒体で覆われるド
リル刃の刃先を目視しながら穴開け位置にセットするの
が困難であった。また、穴開け加工中に切粉の形や状態
を目視することが困難であるため、切削状況の判断が不
十分であるという問題があった。一方、筒体の一端より
ドリル刃の刃先がかなり突出する場合、一端と被加工体
との間に隙間が形威させるので、この隙間から切粉が周
囲に飛散するという問題があった。
載のように、磁性体からなる被加工体・に一端が対向し
、この被加工体を切削する電気ドリルのドリル刃を覆う
筒体を有する電気ドリルの切粉飛散防止工具が提案され
ている。そして、上述した筒体の他端が電気ドリルの本
体あるいは回転軸に着脱可能に装着され、筒体の内壁は
磁石体により形成されている． 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来技術にあっては、筒体が電気ド
リルに装着されていることから、この筒体で覆われるド
リル刃の刃先を目視しながら穴開け位置にセットするの
が困難であった。また、穴開け加工中に切粉の形や状態
を目視することが困難であるため、切削状況の判断が不
十分であるという問題があった。一方、筒体の一端より
ドリル刃の刃先がかなり突出する場合、一端と被加工体
との間に隙間が形威させるので、この隙間から切粉が周
囲に飛散するという問題があった。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、筒体の電気ドリルへの装着を
要することなく、確実に切粉の飛散を防止することので
きる電気ドリルの切粉飛散防止工具を提供することにあ
る。
れたもので、その目的は、筒体の電気ドリルへの装着を
要することなく、確実に切粉の飛散を防止することので
きる電気ドリルの切粉飛散防止工具を提供することにあ
る。
この目的を達成するために本発明は、磁性体からなる被
加工体に一端が対向するとともに、この被加工体を切削
する電気ドリルのドリル刃を覆う筒体を有し、被加工体
の切削に伴って発生する切粉の飛散を防止する電気ドリ
ルの切粉飛散防止工具において、上記筒体の一端に、上
記被加工体に吸着可能な磁石体を設け、この磁石体を介
して被加工体により筒体を保持する構威にしてある。
加工体に一端が対向するとともに、この被加工体を切削
する電気ドリルのドリル刃を覆う筒体を有し、被加工体
の切削に伴って発生する切粉の飛散を防止する電気ドリ
ルの切粉飛散防止工具において、上記筒体の一端に、上
記被加工体に吸着可能な磁石体を設け、この磁石体を介
して被加工体により筒体を保持する構威にしてある。
本発明は上記のように、被加工体に対向する筒体の一端
に設けられた磁石体が、上記の被加工体に吸着すること
によって、筒体が被加工体に保持されるので、筒体の他
端より電気ドリルのドリル刃を挿入して、このドリル刃
を筒体により覆いながら、一端側で被加工体の穴開け加
工をおこなう。
に設けられた磁石体が、上記の被加工体に吸着すること
によって、筒体が被加工体に保持されるので、筒体の他
端より電気ドリルのドリル刃を挿入して、このドリル刃
を筒体により覆いながら、一端側で被加工体の穴開け加
工をおこなう。
このとき、発生する切粉は筒体によって飛散が防止され
るとともに、上記の磁石体に吸着される。
るとともに、上記の磁石体に吸着される。
これにより、被加工体との間に隙間がない状態に筒体を
保持できることから、確実に切粉の飛散防止を図ること
ができる。また、筒体を電気ドリルに装着する必要がな
い。
保持できることから、確実に切粉の飛散防止を図ること
ができる。また、筒体を電気ドリルに装着する必要がな
い。
以下、本発明の電気ドリルの切粉飛散防止工具の実施例
を図に基づいて説明する。
を図に基づいて説明する。
第１図は本発明の電気ドリルの切粉飛散防止工具の一実
施例を示す縦断面図、第２図は第１図の切粉飛散防止工
具の使用状態を示す説明図である。
施例を示す縦断面図、第２図は第１図の切粉飛散防止工
具の使用状態を示す説明図である。
第ｌ図に示す本発明の電気ドリルの切粉飛散防止工具１
は、円筒状に形威される筒体２と、この筒体２の一端に
充填接着剤４を介して接着されるリング状の磁石体３と
を有している。上述した筒体２は、第２図に示すように
、磁性体からなる被加工体、例えば鉄板５にその一端が
対向するとともに、この筒体２によって電気ドリル８の
ドリル刃９を覆うようになっている。また、上述した磁
石体３は、筒体２の一端が鉄板５に対向する状態で、こ
の鉄板５に吸着可能である。これらの筒体２と鉄板５に
よって透明ビニール袋７の底部が扶持され、この透明ビ
ニール袋７により切粉飛散防止工具１などが包み込まれ
る。そして、鉄板５の他方の側には養生用金具６が装着
されている。
は、円筒状に形威される筒体２と、この筒体２の一端に
充填接着剤４を介して接着されるリング状の磁石体３と
を有している。上述した筒体２は、第２図に示すように
、磁性体からなる被加工体、例えば鉄板５にその一端が
対向するとともに、この筒体２によって電気ドリル８の
ドリル刃９を覆うようになっている。また、上述した磁
石体３は、筒体２の一端が鉄板５に対向する状態で、こ
の鉄板５に吸着可能である。これらの筒体２と鉄板５に
よって透明ビニール袋７の底部が扶持され、この透明ビ
ニール袋７により切粉飛散防止工具１などが包み込まれ
る。そして、鉄板５の他方の側には養生用金具６が装着
されている。
この実施例にあっては、例えば既設電気制御盤に追加部
品を取付けるビス穴を設ける際などに、次のような作業
手順で鉄板５の穴開け加工がおこなわれる．すなわち、
まず鉄板５の所定位置にマークを付けてポンチで打刻し
、鉄板５の所定位置の裏側に養生用金具６を装着する。
品を取付けるビス穴を設ける際などに、次のような作業
手順で鉄板５の穴開け加工がおこなわれる．すなわち、
まず鉄板５の所定位置にマークを付けてポンチで打刻し
、鉄板５の所定位置の裏側に養生用金具６を装着する。
次いで、筒体２を把持し、その一端を鉄板５に対向させ
、この筒体２の軸心を上記の打刻位置に合わせながら、
鉄板５に筒体２を近付ける．このとき、磁石体３が鉄Ｆ
ｉ５に吸着することによって切粉飛散防止工具ｌが保持
されるとともに、筒体２と鉄板５とにより透明ビニール
袋７の底部が扶持される。次いで、透明ビニー．ル袋７
の中に電気ドリル８を差し入れて、ドリル刃９を筒体２
の他端より挿入し、刃先９ａを打刻位置に押し当てた状
態で電気ドリル８により鉄板５の穴開け加工をおこなう
。その際に発生する切粉１０は、筒体２によって飛散が
防止され、磁石体３に吸着される．このようにして鉄板
５の穴開け加工が完了したならば、電気ドリル８を鉄板
５から離脱させて、切粉飛散防止工具ｌと透明ビニール
袋７とを一緒に取り外し、回収した切粉１０を廃棄する
。そして、養生用金具６を鉄板５の裏側から取り外す． このように構成した実施例では、筒体２が磁石体３を介
して鉄板５に保持されることから、この筒体２を電気ド
リル８に装着する必要がない。また、鉄板５との間に隙
間がない状態に筒体２が配置されるので、確実に切粉１
０の飛散防止を図ることができる． なお、この実施例では磁石体３として永久磁石を備えた
が、この永久磁石の代わりに、電磁石を備えることもで
きる。
、この筒体２の軸心を上記の打刻位置に合わせながら、
鉄板５に筒体２を近付ける．このとき、磁石体３が鉄Ｆ
ｉ５に吸着することによって切粉飛散防止工具ｌが保持
されるとともに、筒体２と鉄板５とにより透明ビニール
袋７の底部が扶持される。次いで、透明ビニー．ル袋７
の中に電気ドリル８を差し入れて、ドリル刃９を筒体２
の他端より挿入し、刃先９ａを打刻位置に押し当てた状
態で電気ドリル８により鉄板５の穴開け加工をおこなう
。その際に発生する切粉１０は、筒体２によって飛散が
防止され、磁石体３に吸着される．このようにして鉄板
５の穴開け加工が完了したならば、電気ドリル８を鉄板
５から離脱させて、切粉飛散防止工具ｌと透明ビニール
袋７とを一緒に取り外し、回収した切粉１０を廃棄する
。そして、養生用金具６を鉄板５の裏側から取り外す． このように構成した実施例では、筒体２が磁石体３を介
して鉄板５に保持されることから、この筒体２を電気ド
リル８に装着する必要がない。また、鉄板５との間に隙
間がない状態に筒体２が配置されるので、確実に切粉１
０の飛散防止を図ることができる． なお、この実施例では磁石体３として永久磁石を備えた
が、この永久磁石の代わりに、電磁石を備えることもで
きる。
本発明は以上のように構成したので、筒体の電気ドリル
への装着を要することがなく、ドリル刃と筒体の間を通
してドリル刃の刃先を目視しながら、この刃先を穴開け
位置に容易にセットでき、同様に、切粉の形や状態を目
視しながら切削状況を充分に把握でき、したがって、作
業性の向上を図れるという効果がある。また、確実に切
粉の飛散防止をおこなうことができ、このため、既設電
気制御盤等の穴開け加工を施す際に、この制御盤内への
切粉侵人に伴う地絡、短絡などの電気的トラブルを防止
でき、すなわち、故障率を少なくできるとともに、安全
性を向上できるという効果もある。
への装着を要することがなく、ドリル刃と筒体の間を通
してドリル刃の刃先を目視しながら、この刃先を穴開け
位置に容易にセットでき、同様に、切粉の形や状態を目
視しながら切削状況を充分に把握でき、したがって、作
業性の向上を図れるという効果がある。また、確実に切
粉の飛散防止をおこなうことができ、このため、既設電
気制御盤等の穴開け加工を施す際に、この制御盤内への
切粉侵人に伴う地絡、短絡などの電気的トラブルを防止
でき、すなわち、故障率を少なくできるとともに、安全
性を向上できるという効果もある。
第１図は本発明の電気ドリルの切粉飛散防止工具の一実
施例を示す縦断面図、第２図は第１図の切粉飛散防止工
具の使用状態を示す説明図である。 １・・・・・・切粉飛散防止工具、２・・・・・・筒体
、３・・・・・・磁石体、５・・・・・・鉄板（被加工
体）、８・・・・・・電気ドリル、９・・・・・・ドリ
ル刃、１０・・・・・・切粉。
施例を示す縦断面図、第２図は第１図の切粉飛散防止工
具の使用状態を示す説明図である。 １・・・・・・切粉飛散防止工具、２・・・・・・筒体
、３・・・・・・磁石体、５・・・・・・鉄板（被加工
体）、８・・・・・・電気ドリル、９・・・・・・ドリ
ル刃、１０・・・・・・切粉。
Claims (1)
- （１）磁性体からなる被加工体に一端が対向するととも
に、この被加工体を切削する電気ドリルのドリル刃を覆
う筒体を有し、被加工体の切削に伴って発生する切粉の
飛散を防止する電気ドリルの切粉飛散防止工具において
、上記筒体の一端に、上記被加工体に吸着可能な磁石体
を設け、この磁石体を介して被加工体により筒体を保持
することを特徴とする電気ドリルの切粉飛散防止工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24057289A JPH03104534A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 電気ドリルの切粉飛散防止工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24057289A JPH03104534A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 電気ドリルの切粉飛散防止工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03104534A true JPH03104534A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17061517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24057289A Pending JPH03104534A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 電気ドリルの切粉飛散防止工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03104534A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010502453A (ja) * | 2006-08-28 | 2010-01-28 | ザ・ボーイング・カンパニー | 切削工具破片除去システム |
| CN104308645A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 苏州华冲精密机械有限公司 | 易清理废屑的防飞溅钻孔装置 |
| JP5841282B1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-01-13 | 恭子 吉良 | 防塵カバー |
| US20160375535A1 (en) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Airbus Operations Gmbh | Drilling method for structural parts, and collecting element for a drilling method of this kind |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP24057289A patent/JPH03104534A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010502453A (ja) * | 2006-08-28 | 2010-01-28 | ザ・ボーイング・カンパニー | 切削工具破片除去システム |
| CN104308645A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 苏州华冲精密机械有限公司 | 易清理废屑的防飞溅钻孔装置 |
| JP5841282B1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-01-13 | 恭子 吉良 | 防塵カバー |
| US20160375535A1 (en) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Airbus Operations Gmbh | Drilling method for structural parts, and collecting element for a drilling method of this kind |
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