JPS588411Y2 - 切粉切断装置 - Google Patents

切粉切断装置

Info

Publication number
JPS588411Y2
JPS588411Y2 JP1978181278U JP18127878U JPS588411Y2 JP S588411 Y2 JPS588411 Y2 JP S588411Y2 JP 1978181278 U JP1978181278 U JP 1978181278U JP 18127878 U JP18127878 U JP 18127878U JP S588411 Y2 JPS588411 Y2 JP S588411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
tool
chips
cutting device
tool insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978181278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5598511U (ja
Inventor
清彦 翠
Original Assignee
株式会社トヤマキカイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トヤマキカイ filed Critical 株式会社トヤマキカイ
Priority to JP1978181278U priority Critical patent/JPS588411Y2/ja
Publication of JPS5598511U publication Critical patent/JPS5598511U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS588411Y2 publication Critical patent/JPS588411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、切粉切断装置に関し、詳しくは極度に自動化
されたトランスファーマシンなどにおける穿孔工程中に
生ずる切粉を、自動的に除去し得るようにした切粉切断
装置に関するものである。
周知のごとく、各種穿孔機による孔明け、タップ立てな
どの加工時には、切削された切粉がドリルやタップにか
らまり、時には切粉が数メートルの長さまで達すること
がある。
この結果、機械自動化の障害となり、特に極度に自動化
されたトランスファーマシンなどにおいては、作業員が
危険にさらされなから切粉を除去する必要があるばかり
ではなく、ドリルの寿命や加工精度にも悪影響をおよぼ
すなど、その性能を左右する重大な障害となっている。
二の対策として、従来、 (1)チップブレーカを工具に取り付け、これにより切
粉を折り曲げかつ強制的に切断する手段があるが、この
手段では、サイクルタイムが長くなったり、あるいは被
切削材によって効果が変化するので問題がある。
(2)また被切削材を冷却し、低温脆性による切粉の不
連続化を計るいわゆる冷却切削法もあるが、付帯設備が
大型化する一方、被切削材によって効果が必ずしも期待
できない。
などの問題があるのが現状である。
本考案は上述の現状に鑑みなされたもので、前記各問題
点を解決した極めて有効適切な切粉切断装置を提供する
ことを目的とするものである。
すなわち、本考案の切粉切断装置は、切粉係止部と工具
挿通部とを、工具挿通部がほぼ中央部に位置するように
連続的に形成した切粉係止体を、治具本体あるいは治具
本体に取付けたブツシュの切粉出口側に工具の軸と交差
しかつ高さ調節自在に位置せしめて、工具が前記工具挿
通部を通過するように立設したことを特徴とするもので
ある。
以下本考案の切粉切断装置を実施例により図面を参照し
つつ説明する。
第1図及び第2図に示すごとく、本考案の切粉切断装置
は、切粉係止部1aと工具挿通部1bとを連続的に形成
した切粉係止体1を、治具本体Aの切粉出口側Aaに位
置せしめて、工具(ドリル)Bが前記工具挿通部1bを
通過するよう立設することにより構成されている。
前記切粉係止体1は、第1図に示すごとく、切粉係止プ
レート1、と取り付はブラケット1□とから構成されて
いる。
そして前記切粉係止プレート1、は断面路側り字状に形
成され、その上板部Pには第2図に示すごとく、前記切
粉係止部1aと工具挿通部1bとが設けられており、ま
た足板部Nには、前記取り付はブラケット1□への取り
付は位置を調節する長孔1Cが穿設しである。
また、前記工具挿通部1bは、前記切粉係止プレート1
□の上板部Pの略中央部に位置し、前記工具(ドリル)
Bの径よりもやや大きな径で穿設されており、これと直
交する位置に相対向して平面視扇形状に前記切粉係止部
1aが穿設されている。
したがって切削加工中、工具(ドリル)Bの溝部をった
って上昇してくる切粉aを、各扇形状に形成された前記
各切粉係止部1aにより係止し、工具(ドリル)Bの回
転を利用して、その刃により短く切断することができる
ようになっている。
前記取り付はブラケット12は、第1図に示すごとく、
断面略り字状に形成されており、その基板部Gは、取り
付はボルト2で治具本体Aの切粉出口側Aaに着脱自在
に取り付けられ、またこの取り付はブラケット12の縦
板部Hには、前記切粉係止プレート11の足板部Nが重
合され、取り付はボルト3により高さ調節自在に取り付
けられている。
したがって、被切削物の材質や切削速度などによって、
切粉係止体1の高さを適宜調節でき、切粉aを、切粉係
止部1a内に適確に捕捉できるようになっている。
なお、図中4はフ゛ツシュで゛ある。本考案は上述のよ
うに構成したから次のような効果を奏する。
すなわち、本考案は切粉係止部と工具挿通部を連続的に
形成した切粉係止体を、切粉出口側に工具の軸と交差し
、かつ高さ調節自在に設けると共に、その切粉係止体の
ほぼ中央部に位置する工具挿通部に工具が挿通されるよ
うにしたので、切削加工中、工具の回転によって工具の
刃の間隙から連続的に上方へ押出される切粉を、前記切
粉係止体の切粉係止部で適確に捕捉係止することができ
、かつ工具の回転による遠心力を利用してその刃部によ
り容易かつ完全に切断することができる。
また、切粉係止体の高さを調節自在としたので、被切削
物の材質や切削速度などに応じて、高さを調節すること
により、切粉を切粉係止部内に適確に捕捉して、その切
断を適確に行なうことができる。
また、切粉係止体を、切粉出口側に適当な高さをもって
設けているので、切粉の切断状況を目で見ることができ
、したがって切断時のトラブル発生等を直ちに把握し得
て、臨機応変に対処することができる。
また、切粉を粉末状でなく適当な長さをもった切断物に
切断できるので、切断物の跡始末が容易である。
また、切粉係止体は、治具本体に着脱自在に取り付けら
れているので、切粉の切断状況や排出状況或いは切粉係
止部の摩滅等に応じて取外し、取替えが容易である。
また、切粉が他の工具や装置にからまるのを完全に防止
することができるので、作業上の危険を未然に防止する
ことができると共に、工具の寿命や加工精度にも好結果
を期待することができる。
また、本考案は前述のように構造が極めて簡単なため著
しく安価に得られ、更に既存の装置への取り付けも容易
であるなど、その実用的な効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は断面正面
図、第2図は第1図II −II矢視断面図である。 1a・・・・・・切粉係止部、1b・・・・・・工具挿
通部、1・・・・・・切粉係止体、A・・・・・・治具
本体、B・・・・・・工具、Aa・・・・・・治具本体
の切粉出口側、4・・・・・・ブツシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切粉係止部と工具挿通部とを、工具挿通部がほぼ中央部
    に位置するように連続的に形成した切粉係止体を、治具
    本体あるいは治具本体に取付けたブツシュの切粉出口側
    に工具の軸と交差しかつ高さ調節自在に位置せしめて、
    工具が前記工具挿通部を通過するように立設したことを
    特徴とする切粉切断装置。
JP1978181278U 1978-12-28 1978-12-28 切粉切断装置 Expired JPS588411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978181278U JPS588411Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 切粉切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978181278U JPS588411Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 切粉切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5598511U JPS5598511U (ja) 1980-07-09
JPS588411Y2 true JPS588411Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=33091607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978181278U Expired JPS588411Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 切粉切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588411Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884082U (ja) * 1972-01-17 1973-10-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5598511U (ja) 1980-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS588411Y2 (ja) 切粉切断装置
JPS583613Y2 (ja) 切粉切断装置
JPH0751981A (ja) 切削加工方法とその装置
US4743148A (en) Chip breaker
CN220943256U (zh) 一种用于铸造件的钻孔装置
CN216264906U (zh) 一种刀具加工废渣快速收集防溅装置
CN220637152U (zh) 一种可对碎屑收集的切割机
US20020124694A1 (en) Splatter guard
JPS6322244A (ja) 切削屑処理装置付フライス盤用のフライス工具
EP3744474A1 (en) Chip evacuator tool
JP3739978B2 (ja) 切粉飛散防止装置
JPH0632255Y2 (ja) 穿孔バリ取り器
CN214322688U (zh) 一种风切装置
JP2559439Y2 (ja) 切屑吸引式穴ぐりバイト
US5127774A (en) Tool bit for cleaning the bottom of a dado channel
US3992968A (en) Steel cutting machine
JPH07110443B2 (ja) ガンドリルによる深穴加工法
CN220698279U (zh) 一种汽车轮毂加工用打孔装置
CN217775707U (zh) 一种断屑机
JPH0536567Y2 (ja)
CN210498415U (zh) 积屑机夹车刀
JPS6342974Y2 (ja)
JPS62136337A (ja) 立旋盤における切屑の集収方法およびその装置
JP2506665Y2 (ja) 切屑吸引式バイト
CN207104355U (zh) 一种用于钻孔机的自动转盘装置