JPH03110026A - 穿孔装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主として金属板等に打抜によって孔を穿つ穿
孔装置に関するものである。

（従来の技術） 一般に、金属板等を打抜いて孔を設けるには、平にされ
たダイ上面から嵌合孔が穿たれたダイと、そのダイの嵌
合孔に上方から降りて嵌り込むパンチとを用い、グイ上
面に板状の目的物を乗せて固定し、目的物の上方からパ
ンチをダイの嵌合孔に向けて打降ろしていた。

（発明が解決しようどする問題点） 従来の技術にＪ：ると、目的物の材質にもよるが、余り
や樹脂等比較的多くの素材については、穿孔後に、必ず
と言っていい程、パンチが通過１゜た側の孔の周縁に「
パリ」が発生１．ていた。

そして、このようなパリが生じる素材にっては、穿孔後
にグラインダ等を用いての面倒なパリ取り作業を強いら
れていた。

本発明は、このようなパリが生じない穿孔方法どその装
置の提供を目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、パンチとパンチが嵌入する嵌合孔を有するダ
イとを備えた穿孔装置に於て、穿孔される目的物が乗せ
られる上記ダイの上面は、当該ダイ上面に穿たれた嵌合
孔の口縁部からその周縁部に向かって下り板状の傾斜面
部としたａ成のものである。

（発明の作用） グイ上面に穿たれた嵌合孔の口縁からそのＲ縁部に向か
って形成された傾斜面部によって、パンチが目的物を打
ち抜く際の圧力の一部は、目的物を通って上記傾斜面部
に作用し、当該傾斜面部の目的物に対し反作用として働
く押圧力となる。

この押圧力を受けて、目的物の裏面側に於ては、パンチ
によって形成される打抜孔の口縁部が外方に押しつぶさ
れた拡開形状となって、パリの発生が抑えられる。

（実施例） 以下、本発明を実施の一例を示す図面に基づいて説明す
る。

第１図に於て、図中の符合１０はパンチであり、符合１
２はパンチ１０とそのボディ１１とを上下摺動自在に保
持するガイドである。

これらのパンチｌＯ、ボディ１１及びガイド１２の形状
や構造は、従来と同様の周知のものである。

図中の符合２０はダイである。ダイ２０には、上記のパ
ンｆｌｏを受は入れる嵌合孔２１が穿たれている。

又、符合３０は穿孔される目的物としての金属板であっ
て、この金属板３０は１図示の通り、上記ダイ２０の上
面に乗せられた状態で固定されている。

ダイ２０の上面は、従来では、金属板３０の裏面に当接
させられる平面部が、少なくとも嵌合孔２１（７）０＠
ｉ部周縁に水平状に形成されていたが１本発明では、こ
の平面部が形成されておらず、嵌合孔２１の口縁部から
その周縁部に向かっては、下り板状の傾斜面部２２が形
成されている。

ダイ２０の上面に形成されたこの傾斜面部２２は、パン
チｌＯが金属板３０を打ち抜く際の圧力の一部を、目的
物に対する反作用としての押圧力に変えるｍきをなす。

第２図に於て、パンチ１０とダイ２０とによって形成さ
れる金属板３０の穿孔３１は、この押圧力を受けて、当
該穿孔３１の下口縁部３２が穿孔３１の路外周方向に押
しつぶれされ、拡開されてしまう、従って、パンチＩＯ
の打抜方向へ張り出すパリの発生が抑えられ、パリの無
い穿孔３１が傳られる。

（発明の効果） 本発明によれば、ダイの上面に、従来形成されていた平
面部に代えて、嵌合孔の口縁部からその周縁部に向かっ
て、下り板状の傾斜面部２２を形成しであるので、パン
チの打抜方向へ張り出すパリの発生が抑えられ、パリの
無い穿孔を形成することができる。

従って又、従来のように、穿孔作業の後に、面倒なパリ
の除去作業を行なう必要がなくなるので、著しく生産性
の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例にして、 第１Ｃｆｆｌは穿孔装置の一部としてのパンチとダイと
を示す縦断面図、 第２図は本発明に係る装置により形成された穿孔の形状
を示す断面図である。 ｌＯ・・・パンチ　　　　１１・・・ボディ１２・・・
ガイド ２０・・・ダイ ２１・・・嵌合孔 ２２・・・軒側面部 ３０・・・金属板（目的物） １・・・穿孔 ３２・・・下口縁部 （穿孔） 第１ 図 ０ １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パンチとパンチが嵌入する嵌合孔を有するダイとを備え
   た穿孔装置に於て、穿孔される目的物が乗せられる上記
   ダイの上面は、当該ダイ上面に穿たれた嵌合孔の口縁部
   からその周縁部に向かって下り板状の傾斜面部を形成し
   たことを特徴とする穿孔装置。