JPH0154131B2 - - Google Patents

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JPH0154131B2
JPH0154131B2 JP2488885A JP2488885A JPH0154131B2 JP H0154131 B2 JPH0154131 B2 JP H0154131B2 JP 2488885 A JP2488885 A JP 2488885A JP 2488885 A JP2488885 A JP 2488885A JP H0154131 B2 JPH0154131 B2 JP H0154131B2
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JP
Japan
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holder
die
shearing
piercing
punch
Prior art date
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Expired
Application number
JP2488885A
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English (en)
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JPS61182842A (ja
Inventor
Yukihisa Watano
Yasuo Hashimoto
Koji Matsushige
Mitsuteru Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2488885A priority Critical patent/JPS61182842A/ja
Publication of JPS61182842A publication Critical patent/JPS61182842A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は金属パイプの塑性加工装置、特に金属
パイプの一端部を押潰して偏平部を形成し、その
偏平部の端末を剪断し、また偏平部に孔あけを行
う装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種加工装置は押潰し加工、剪断加工
および孔あけ加工を別々に行う、または2種の加
工のみを1工程で行うように構成されている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記3種の加工を2工程以上に
分けて行うと、1工程終了後次の工程を行うため
に金属パイプを搬送し、その後位置決めを行わな
ければならないので、作業性が悪く、また加工誤
差による加工品の品質のばらつきが大きくなる。
その上各工程毎に専用装置を必要とするので、そ
れら装置のコストが嵩み、またそれら装置の占有
スペースが広くなつて工場内を有効に利用する上
に支障を来たすといつた問題もある。
本発明は、上記問題点を解決し得る前記塑性加
工装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、昇降自在な上部ホルダと;該上部ホ
ルダの下方に固定された下部ホルダと;金属パイ
プの一端部を押潰して偏平部を形成すべく、前記
上部ホルダにクツシヨン部材を介して吊持された
上型および該上型と対向して前記下部ホルダ上面
に固定された下型を備えた押潰し加工部と;前記
偏平部の端末を剪断すべく、前記上部ホルダ下面
に固定された剪断ポンチおよび該剪断ポンチと対
向して前記下型に設けられた剪断ダイを備えた剪
断加工部と;前記偏平部に貫通孔を穿設すべく、
前記下型に設けられたピアシングダイおよび前記
上型を貫通し得るように前記ピアシングダイと対
向して前記上部ホルダ下面に固定されたピアシン
グポンチを備えた孔あけ加工部と;より構成され
ることを特徴とする。
(2) 作用 下型上に金属パイプを設置して上部ホルダを下
降させると、金属パイプの一端部が押潰されて偏
平部が形成され、またその偏平部の端末が剪断さ
れ、さらに偏平部に孔あけが行われる。
(3) 実施例 第1、第2図は自動二輪車用車体フレームに用
いられる金属パイプ製構成部材1を示し、その構
成部材1におけるパイプ状本体2の一端部にパイ
プを一方へ押潰すことにより偏平部3が形成さ
れ、その偏平部3には3個の貫通孔41〜42が穿
設される。また偏平部3の端末は半円形切欠き5
を有するように形成され、さらに偏平部3に近接
するパイプ本体2の端部には塗装時に機能する水
抜き孔6が穿設される。
以下、第3〜第5図により金属パイプを用いて
前記構成部材1を得るための塑性加工装置につい
て説明する。
昇降自在な上部ホルダ7の下方には下部ホルダ
8が固定される。その下部ホルダ8の上面には基
板9を介して下型10が固定され、その下型10
と対向して上部ホルダ7の下面には上型11が複
数のウレタンスプリング製クツシヨン部材12を
介して吊持される。これら上型11の下面および
下型10の上面には、偏平部3を形成するための
キヤビテイc1(第4図)を画成する凹部13,1
4と、パイプ状本体2の変形を防止するためのキ
ヤビテイc2(第4図)を画成する凹部15,16
とが形成される。
これにより上型11および下型10は押潰し加
工部Cを構成する。
偏平部3を形成するキヤビテイc1の外端側にお
いて下型10の側面には、偏平部3の端面に対応
して凹状円弧面17が形成され、その円弧面17
の上縁を含む凹部14の端縁には切刃18が形成
される。したがつて切刃18を持つ下型10の端
部は剪断ダイ19として機能する。
剪断ダイ19と対向して上部ホルダ7下面には
剪断ポンチ20が固定され、その剪断ポンチ20
の下縁には剪断ダイ19の切刃18と協働する切
刃21が形成される。剪断ポンチ20における側
面の円弧状突起22は、それと対向する上型11
の凹状円弧溝23に常時摺合し、剪断ポンチ20
の昇降を上型11により案内するようになつてい
る。
これにより剪断ダイ19および剪断ポンチ20
は剪断加工部Sを構成する。
上部ホルダ7を上昇させて上型11を下型10
より離間させた状態では、剪断ポンチ20の刃先
21は上型11側面の中間部に位置し、したがつ
て押潰し加工が剪断加工に先立つて行われる。
下型10において、その偏平部形成用キヤビテ
イc1を画成する凹部14の底部には所定の間隔を
とつて3個のピアシングダイ241〜243が一列
に嵌着され、それらピアシングダイ241〜243
のダイ孔251〜253に対向して上部ホルダ7の
下面にはピアシングポンチ261〜263が固定さ
れる。上型11には各ピアシングポンチ261
263の貫通を許容する案内孔271〜273が形
成され、各ピアシングポンチ261〜263は各案
内孔271〜273を経て各ダイ孔251〜253
挿脱することができる。
これにより各対応するピアシングポンチ261
〜263およびピアシングダイ241〜243は孔
あけ加工部Pを構成する。
前記剪断ポンチ20の切刃21は各ピアシング
ポンチ261〜263の切刃26aよりも下方に位
置し、これにより剪断加工が孔あけ加工に先立つ
て行われる。
下型10の凹部14と交差するように内側のピ
アシングダイ243に隣接して下型10には溝2
8が形成され、その溝28内にはパイプ受台29
が摺合される。そのパイプ受台29は、第5図に
示すように両端部をウレタンスプリング30とコ
イルスプリング31を介して基板9にそれぞれ支
承され、上部ホルダ7を上昇させた状態において
はパイプ受台29は両スプリング30,31の弾
発力で下型10の上面より突出する。その突出量
は、パイプ受台29を貫通して基板9に螺着され
た案内ロツド32先端のストツパ33により規制
される。パイプ受台29の上面には凹部14の端
部を構成し得るように凹部14aが形成される。
パイプ受台29の中央部に形成された貫通孔3
4には溝28内に突出する固定の中空筒35が摺
合しており、その中空筒35内には水抜き孔6を
穿設するためのピアシングポンチ36が保持され
ている。そのピアシングポンチ36の先端は下型
10の凹部14底面よりも上方に突出している
が、上部ホルダ7の上昇によりパイプ受台29が
上昇すると、ピアシングポンチ36の先端はパイ
プ受台29の貫通孔34内に没入するようになつ
ている。
剪断ダイ19と反対側において下型10の側面
にはV字溝37を有するパイプ受部材38が固定
される。また剪断ダイ19と対向して金属パイプ
の位置決めを行う位置決め板39が下型10の基
板9上に立設され、剪断ポンチ20には加工時位
置決め板39との干渉を避ける逃げ孔40が形成
される。その位置決め板39と剪断ダイ19間に
おいて基板9にはスクラツプ排出シユート41が
開口している。421〜423は、ピアシングダイ
241〜243に対応して下型10および基板9に
一連に形成されたスクラツプ排出孔である。
以下、前記装置による金属パイプの塑性加工に
ついて説明する。
まず、第3図に示すように、上型ホルダ7と共
に上型11、剪断ポンチ20および各ピアシング
ポンチ261〜263を上昇させてそれらを下型1
0より離間させる。この状態においては、上型1
1がクツシヨン部材12により吊持されて上部ホ
ルダ7より垂下し、また剪断ポンチ20の切刃2
1は上型11側面の中間部に位置し、さらに各ピ
アシングポンチ261〜263の刃先26aは上型
11の各案内孔271〜273の上部に位置する。
またパイプ受台29は下型10上面より突出して
いる。
次いで、高張力鋼管等の金属パイプSpをパイ
プ受部材38のV字溝37を通してパイプ受台2
9に載せ、その先端を位置決め板39に当接して
金属パイプSpの位置決めを行う。
その後上部ホルダ7を下降させると、上型11
が金属パイプSpの一端部に当接し、その一端部
が上型11と下型10との協働により押潰されて
キヤビテイc1内において偏平部3が形成される。
この偏平部3の形成工程において、パイプ受台2
9が上型11の押圧力により下降しその凹部14
a底面が下型10の凹部14底面と合致するの
で、パイプ受台29の凹部14a底面にピアシン
グポンチ36の先端が突出して金属パイプSpに
は第4、第5図に示すように水抜き孔6が穿設さ
れる。
引続き上部ホルダ7がクツシヨン部材12を圧
縮しながら下降すると、剪断ポンチ20が上型1
1の円弧溝23に添つて下降し、その剪断ポンチ
20と剪断ダイ19との協働によつて偏平部3の
端末に剪断加工が施され、その偏平部3の端末は
第1図に示すように半円形切欠き5を持つことに
なる。
さらに上部ホルダ7が下降すると、各ピアシン
グポンチ261〜263が上型11の各案内孔27
〜273から突出し、偏平部3を貫通して各ダイ
孔251〜253に挿入されるので、偏平部3には
3個の貫通孔41〜43が穿設される。
以上述べたように押潰し、剪断および孔あけの
各加工を経て第1、第2図の金属パイプ製構成部
材1が得られる。
C 発明の効果 本発明によれば、下型上に金属パイプを設置し
て上部ホルダを下降させるだけで、金属パイプに
対する押潰しによる偏平部の形成、その偏平部の
端部の剪断および偏平部に対する孔あけの各加工
を1工程で行うことができる。したがつて、各加
工工程間における金属パイプの搬送および位置決
めが不要であるから作業性が良好で品質の一定し
た加工品を能率良く得ることができ、優れた量産
性を有する。
また押潰し加工部、剪断加工部および孔あけ加
工部を集約して1つの装置を構成するので、プレ
ス機等の作動源が1台で済み、装置のコストを低
減することができ、その上装置の占有スペースを
減少させて工場内を有効に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車用車体フレームの金属パイ
プ製構成部材の平面図、第2図は第1図矢視
図、第3〜第5図は本発明装置の一実施例を示
し、第3図は塑性加工前の縦断面図、第4図は塑
性加工後の縦断面図、第5図は第4図−線断
面図である。 C……押潰し加工部、P……孔あけ加工部、S
……剪断加工部、Sp……金属パイプ、3……偏
平部、41〜43……貫通孔、7……上部ホルダ、
8……下部ホルダ、10……下型、11……上
型、12……クツシヨン部材、19……剪断ダ
イ、20……剪断ポンチ、241〜243……ピア
シングダイ、261〜263……ピアシングポン
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 昇降自在な上部ホルダと;該上部ホルダの下
    方に固定された下部ホルダと;金属パイプの一端
    部を押潰して偏平部を形成すべく、前記上部ホル
    ダにクツシヨン部材を介して吊持された上型およ
    び該上型と対向して前記下部ホルダ上面に固定さ
    れた下型を備えた押潰し加工部と;前記偏平部の
    端末を剪断すべく、前記上部ホルダ下面に固定さ
    れた剪断ポンチおよび該剪断ポンチと対向して前
    記下型に設けられた剪断ダイを備えた剪断加工部
    と;前記偏平部に貫通孔を穿設すべく、前記下型
    に設けられたピアシングダイおよび前記上型を貫
    通し得るように前記ピアシングダイと対向して前
    記上部ホルダ下面に固定されたピアシングポンチ
    を備えた孔あけ加工部と;よりなる金属パイプの
    塑性加工装置。
JP2488885A 1985-02-12 1985-02-12 金属パイプの塑性加工装置 Granted JPS61182842A (ja)

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JP2488885A JPS61182842A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 金属パイプの塑性加工装置

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JP2488885A JPS61182842A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 金属パイプの塑性加工装置

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JPS61182842A JPS61182842A (ja) 1986-08-15
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