JP2018153903A - 穴あけ加工時の切粉飛散防止具および切粉飛散防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切粉の飛散を防止するだけでなく、切粉を収集することができる切粉飛散防止具および切粉飛散防止方法を提供する。
【解決手段】切粉飛散防止具は、穴あけ加工具が挿入し得るように筒状に形成された挿入部と前記挿入部の一端部の側において穴あけ加工面に対向するように形成された対向部とを備えた本体と、前記本体において前記挿入部の一端部の周囲に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の一端部の周囲に取り付けられた状態で前記本体の前記対向部が前記穴あけ加工面に対向した際に前記対向部を挟んだ状態で前記穴あけ加工面に吸着する磁石と、前記本体において前記挿入部の他端部に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の他端部に取り付けられた際に前記挿入部の他端部の開口を塞ぐ蓋と、を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、穴あけ加工時の切粉飛散防止具に関する。
特許文献1は、切粉飛散防止具を開示する。当該切粉飛散防止具によれば、穴あけ加工時における切粉の飛散を防止することができる。
特開2016−22578号公報
しかしながら、特許文献1に記載の切粉飛散防止具においては、切粉の飛散が防止されるだけである。このため、切粉を効率的に収集することができない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、切粉の飛散を防止するだけでなく、切粉を収集することができる切粉飛散防止具および切粉飛散防止方法を提供することである。
この発明に係る切粉飛散防止具は、穴あけ加工具が挿入し得るように筒状に形成された挿入部と前記挿入部の一端部の側において穴あけ加工面に対向するように形成された対向部とを備えた本体と、前記本体において前記挿入部の一端部の周囲に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の一端部の周囲に取り付けられた状態で前記本体の前記対向部が前記穴あけ加工面に対向した際に前記対向部を挟んだ状態で前記穴あけ加工面に吸着する磁石と、前記本体において前記挿入部の他端部に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の他端部に取り付けられた際に前記挿入部の他端部の開口を塞ぐ蓋と、を備えた。
この発明に係る切粉飛散防止方法は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の切粉飛散防止具の前記本体を前記磁石の磁力により前記穴あけ加工面に吸着させる本体吸着工程と、前記本体吸着工程において前記本体を前記穴あけ加工面に吸着させた状態で前記穴あけ加工具を前記挿入部に挿入する穴あけ加工具挿入工程と、前記穴あけ加工具挿入工程において前記穴あけ加工具を前記挿入部に挿入した状態で前記穴あけ加工具で前記穴あけ加工面に穴あけ加工を行う穴あけ工程と、前記穴あけ加工面において穴あけ加工を行った後、前記本体に前記磁石を取り付けた状態で前記本体と前記磁石とを前記穴あけ加工面の吸着から解放する吸着解放工程と、前記吸着解放工程において前記本体と前記磁石とを前記穴あけ加工面の吸着から解放した状態で前記本体の前記挿入部の他端部に前記蓋を取り付ける蓋取付工程と、前記蓋取付工程において記本体の前記挿入部の他端部に前記蓋を取り付けた状態で前記切粉飛散防止具において前記挿入部の他端部の側を下方に向けて前記本体から前記磁石を取り外す磁石取外し工程と、前記磁石取外し工程において前記本体から前記磁石を取り外した状態で前記蓋の内側に切粉を収集する切粉収集工程と、を備えた。
これらの発明によれば、穴あけ加工時において、切粉は、磁石の磁力により本体の挿入部の内周の側に吸着する。当該切粉は、蓋の内側に収集される。このため、切粉の飛散を防止するだけでなく、切粉を収集することができる。
この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具の斜視図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具の斜視図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具の本体の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の手順の概要を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の準備工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の本体吸着工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の穴あけ加工具挿入工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の穴あけ工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の吸着解放工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の蓋取付工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の磁石取外し工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の切粉収集工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の蓋取外し工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の切粉廃棄工程を説明するための図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工を説明するための図である。
図1において、作業員は、穴あけ加工具1で穴あけ加工面2に穴あけ加工を行う。例えば、作業員は、エレベーターのかご3の壁にカメラを取り付けるためにホールソーで穴あけ加工を行う。この際、作業員は、穴あけ加工具1を切粉飛散防止具4に挿入した状態で穴あけ加工を行う。切粉飛散防止具4は、穴あけ加工により発生した切粉の飛散を防止する。
次に、図2と図3とを用いて、切粉飛散防止具4を説明する。
図2と図3とはこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具の斜視図である。
図2と図3とに示されるように、切粉飛散防止具4は、本体5と磁石6と蓋7とを備える。
例えば、本体5は、射出成形により樹脂材で形成される。例えば、本体5は、透明のポリカーボネートで形成される。本体5は、挿入部5aと対向部5bとを備える。挿入部5aは、筒状に形成される。例えば、挿入部5aは、円筒状に形成される。挿入部5aは、穴あけ加工具1の加工部が挿入し得るように形成される。挿入部5aの内径は、穴あけ加工具1の加工部の外径に合わせて設定される。例えば、対向部5bは、円盤状に形成される。対向部5bは、挿入部5aの一端部の側において穴あけ加工面2に対向するように形成される。対向部5bは、挿入部5aの他端部の側において環状の溝を備える。
例えば、磁石6は、永久磁石である。磁石6は、環状に形成される。磁石6は、磁場を発生させるように形成される。磁石6は、本体5において挿入部5aの一端部の周囲に対して着脱自在に設けられる。例えば、磁石6は、挿入部5aの他端部の側から対向部5bの溝に収納されるように設けられる。磁石6は、挿入部5aの一端部の周囲に取り付けられた状態で本体5の対向部5bが穴あけ加工面2に対向した際に対向部5bを挟んだ状態で図2では図示されない穴あけ加工面2に吸着するように設けられる。
例えば、蓋7は、射出成形により樹脂材で形成される。例えば、蓋7は、透明のポリカーボネートで形成される。蓋7は、本体5において挿入部5aの他端部に対して着脱自在に設けられる。蓋7の内径は、本体5の挿入部5aの他端部の外径に合わせて設定される。蓋7は、本体5の挿入部5aの他端部に取り付けられた際に挿入部5aの他端部の開口を塞ぐ。
次に、図4を用いて、切粉飛散防止具4の本体5を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具の本体の縦断面図である。
図4に示されるように、本体5は、第1面取部5cと第2面取部5dとを備える。
第1面取部5cは、挿入部5aの一端部の内側において挿入部5aと対向部5bとの連結部に形成される。第2面取部5dは、第1面取部5cに対して挿入部5aの他端部の側において第1面取部5cと連続的に形成される。第2面取部5dは、挿入部5aに対する穴あけ加工具1の挿入方向に対する角度が第1面取部5cの角度よりも小さくなるように形成される。
対向部5bの溝の底部の厚み寸法は、挿入部5aに対する穴あけ加工具1の挿入方向における第1面取部5cの寸法よりも大きくなるように設定される。対向部5bの溝の底部の内縁部は、第1面取部5cの挿入部5aの側とは反対側の端部よりも挿入部5aの中心軸に近い。対向部5bの溝の底部の内縁部は、第1面取部5cの挿入部5aの側の端部よりも挿入部5aの中心軸から遠い。
次に、図5を用いて、穴あけ加工の手順の概要を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の手順の概要を説明するための図である。
図5に示されるように、ステップS1では、作業員は、準備工程を実施する。その後、作業員は、ステップS2の工程を実施する。ステップS2では、作業員は、本体吸着工程を実施する。その後、作業員は、ステップS3の工程を実施する。ステップS3では、作業員は、穴あけ加工具挿入工程を実施する。その後、作業員は、ステップS4の工程を実施する。
ステップS4では、作業員は、穴あけ工程を実施する。その後、作業員は、ステップS5の工程を実施する。ステップS5では、作業員は、吸着解放工程を実施する。その後、作業員は、ステップS6の工程を実施する。
ステップS6では、作業員は、蓋取付工程を実施する。その後、作業員は、ステップS7の工程を実施する。ステップS7では、作業員は、磁石取外し工程を実施する。その後、作業員は、ステップS8の工程を実施する。
ステップS8では、作業員は、切粉収集工程を実施する。その後、作業員は、ステップS9の工程を実施する。ステップS9では、作業員は、蓋取外し工程を実施する。その後、作業員は、ステップS10の工程を実施する。ステップS10では、作業員は、切粉廃棄工程を実施する。その後、作業員は、穴あけ加工時における一連の作業を終了する。
次に、図6を用いて、準備工程を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の準備工程を説明するための図である。
図6に示されるように、作業員は、準備工程を実施する。具体的には、作業員は、穴あけ加工面2に養生テープ8を貼る。その後、作業員は、養生テープ8の穴あけ加工すべき位置の中心に印を付ける。その後、作業員は、当該印にオートポンチを打ち込む。
次に、図7を用いて、本体吸着工程を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の本体吸着工程を説明するための図である。
図7に示されるように、作業員は、本体吸着工程を実施する。具体的には、作業員は、印が本体5の挿入部5aの中心軸上に配置されるように、本体5の一側を磁石6の磁力により穴あけ加工面2に吸着させる。
次に、図8を用いて、穴あけ加工具挿入工程を説明する。
図8はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の穴あけ加工具挿入工程を説明するための図である。
図8に示されるように、作業員は、穴あけ加工具挿入工程を実施する。具体的には、作業員は、穴あけ加工具1の加工部を本体5の他側から本体5の挿入部5aに挿入する。
次に、図9を用いて、穴あけ工程を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の穴あけ工程を説明するための図である。
図9に示されるように、作業員は、穴あけ工程を実施する。具体的には、作業員は、穴あけ加工具1で穴あけ加工面2に穴あけ加工を行う。
次に、図10を用いて、吸着解放工程を説明する。
図10はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の吸着解放工程を説明するための図である。
図10に示されるように、作業員は、吸着解放工程を実施する。具体的には、作業員は、本体5の挿入部5aの他端部をつまみ、本体5と磁石6とを穴あけ加工面2の吸着から解放する。
次に、図11を用いて、蓋取付工程を説明する。
図11はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の蓋取付工程を説明するための図である。
図11に示されるように、作業員は、蓋取付工程を実施する。具体的には、作業員は、本体5の挿入部5aの他端部に蓋7を取り付ける。
次に、図12を用いて、磁石取外し工程を説明する。
図12はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の磁石取外し工程を説明するための図である。
図12の上段に示されるように、磁石6が取り外される前は、切粉は、磁石6の磁力により本体5の挿入部5aの内周の側に吸着する。具体的には、切粉は、本体5の第1面取部5cの周辺に吸着する。
この状態において、図12の下段に示されるように、作業員は、磁石取外し工程を実施する。具体的には、作業員は、本体5の挿入部5aの他端部の側を下方に向けて本体5から磁石6を取り外す。
次に、図13を用いて、切粉収集工程を説明する。
図13はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の切粉収集工程を説明するための図である。
その後、図13に示されるように、作業員は、切粉収集工程を実施する。具体的には、作業員は、蓋7の内側に切粉を収集する。
次に、図14を用いて、蓋取外し工程を説明する。
図14はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の蓋取外し工程を説明するための図である。
図14に示されるように、作業員は、蓋取外し工程を実施する。具体的には、作業員は、本体5から蓋7を取り外す。
次に、図15を用いて、切粉廃棄工程を説明する。
図15はこの発明の実施の形態1における切粉飛散防止具を用いた穴あけ加工の切粉廃棄工程を説明するための図である。
その後、図15に示されるように、作業員は、切粉廃棄工程を実施する。具体的には、作業員は、蓋7の内側に集められた切粉を廃棄する。例えば、作業員は、蓋7の開口を下方に向けて蓋7の内側に集められた切粉を回収容器9の内側に落下させる。
以上で説明した実施の形態1によれば、穴あけ加工時において、切粉は、磁石6の磁力により本体5の挿入部5aの内周の側に吸着する。当該切粉は、蓋7の内側に収集される。このため、切粉の飛散を防止するだけでなく、切粉を収集することができる。
また、本体5は、第1面取部5cを備える。このため、穴あけ加工時において、切粉は、発生直後に本体5に接触しない。その結果、本体5が切粉の熱により変形することを防止できる。
また、本体5は、第2面取部5dを備える。このため、本体5から磁石6を取り外した際に切粉を蓋7の方向に円滑に誘導することができる。
また、切粉収集工程においては、蓋7の内側に切粉を収集するだけでよい。このため、切粉を簡単に収集することができる。
また、本体吸着工程においては、本体5の挿入部5aの中心軸に配置されるように、本体5を穴あけ加工面2に吸着させるだけでよい。このため、穴あけ加工の位置を正確に決定することができる。
また、切粉廃棄工程においては、蓋7の内側に収集された切粉を廃棄するだけでよい。このため、切粉を簡単に廃棄することができる。
1 穴あけ加工具、 2 穴あけ加工面、 3 かご、4 切粉飛散防止具、 5 本体、 5a 挿入部、 5b 対向部、 5c 第1面取部、 5d 第2面取部、 6 磁石、 7 蓋、 8 養生テープ、 9 回収容器

Claims (6)

  1. 穴あけ加工具が挿入し得るように筒状に形成された挿入部と前記挿入部の一端部の側において穴あけ加工面に対向するように形成された対向部とを備えた本体と、
    前記本体において前記挿入部の一端部の周囲に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の一端部の周囲に取り付けられた状態で前記本体の前記対向部が前記穴あけ加工面に対向した際に前記対向部を挟んだ状態で前記穴あけ加工面に吸着する磁石と、
    前記本体において前記挿入部の他端部に対して着脱自在に設けられ、前記挿入部の他端部に取り付けられた際に前記挿入部の他端部の開口を塞ぐ蓋と、
    を備えた切粉飛散防止具。
  2. 前記本体は、
    前記挿入部の一端部の側において前記挿入部と前記対向部との連結部に形成された第1面取部と、
    前記第1面取部に対して前記挿入部の他端部の側において前記第1面取部と連続的に形成され、前記挿入部に対する前記穴あけ加工具の挿入方向に対する角度が前記第1面取部の角度よりも小さくなるように形成された第2面取部と、
    を備えた請求項1に記載の切粉飛散防止具。
  3. 前記対向部は、前記磁石が収納され得るように形成された溝、
    を備え、
    前記対向部の溝の厚み寸法は、前記挿入部に対する前記穴あけ加工部の挿入方向における前記第1面取部の寸法よりも大きくなるように設定され、
    前記対向部の溝の底部の内縁部は、前記第1面取部の前記挿入部の側とは反対側の端部よりも前記挿入部の中心軸に近く、前記第1面取部の前記挿入部の側の端部よりも前記挿入部の中心軸から遠い請求項2に記載の切粉飛散防止具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の切粉飛散防止具の前記本体を前記磁石の磁力により前記穴あけ加工面に吸着させる本体吸着工程と、
    前記本体吸着工程において前記本体を前記穴あけ加工面に吸着させた状態で前記穴あけ加工具を前記挿入部に挿入する穴あけ加工具挿入工程と、
    前記穴あけ加工具挿入工程において前記穴あけ加工具を前記挿入部に挿入した状態で前記穴あけ加工具で前記穴あけ加工面に穴あけ加工を行う穴あけ工程と、
    前記穴あけ加工面において穴あけ加工を行った後、前記本体に前記磁石を取り付けた状態で前記本体と前記磁石とを前記穴あけ加工面の吸着から解放する吸着解放工程と、
    前記吸着解放工程において前記本体と前記磁石とを前記穴あけ加工面の吸着から解放した状態で前記本体の前記挿入部の他端部に前記蓋を取り付ける蓋取付工程と、
    前記蓋取付工程において記本体の前記挿入部の他端部に前記蓋を取り付けた状態で前記切粉飛散防止具において前記挿入部の他端部の側を下方に向けて前記本体から前記磁石を取り外す磁石取外し工程と、
    前記磁石取外し工程において前記本体から前記磁石を取り外した状態で前記蓋の内側に切粉を収集する切粉収集工程と、
    を備えた切粉飛散防止方法。
  5. 前記本体吸着工程は、穴あけ加工すべき位置の中心が前記本体の前記挿入部の中心軸上に配置されるように、前記本体を前記穴あけ加工面に吸着させるように行われる請求項4に記載の切粉飛散防止方法。
  6. 前記切粉収集工程において前記蓋の内側に切粉が収集された状態において前記蓋を前記本体から取り外す蓋取外し工程と、
    前記蓋取外し工程において前記蓋を前記本体から取り外した状態において前記蓋の内側に収集された切粉を廃棄する切粉廃棄工程と、
    を備えた請求項4または請求項5に記載の切粉飛散防止方法。
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