JPH0236671Y2 - - Google Patents

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JPH0236671Y2
JPH0236671Y2 JP19407785U JP19407785U JPH0236671Y2 JP H0236671 Y2 JPH0236671 Y2 JP H0236671Y2 JP 19407785 U JP19407785 U JP 19407785U JP 19407785 U JP19407785 U JP 19407785U JP H0236671 Y2 JPH0236671 Y2 JP H0236671Y2
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JP
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container
chips
magnet
drilled
drill
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JP19407785U
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JPS62100842U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電気ドリルを使用して孔開け作業時
における切粉飛散防止具に関するものである。
(従来の技術) 電気工事等で機械の操作盤や制御盤の回路の増
設や改造などを行なう場合に新たに電気機器を取
り付けるため電気ドリルで孔を開けるのである
が、この時に出る切粉は盤内の既設機器の内部に
侵入してしまうと故障の原因となる。
また、最近ではシーケンサーやプリント基板が
むき出しで取り付けられているものも多く、これ
らのものは小さな一個の切粉でも故障してしまう
ためにビニールシート等で既設機器を全部覆つて
しまわなければならない。
更に、機器間の狭い場所に孔を開ける場合など
は、そこだけ残して周辺をビニールシート等で覆
わなければならず大変時間のかかる作業であり、
状況によつては不可能な場合もある。
そこで従来では、管状体の内面に複数個の磁石
をほぼ一様に散設した粉塵飛散防具(実開昭55−
98548号公報)や、通電の制御により、磁場を生
成、消滅させて切粉を吸着し、これを落下させる
切粉除去装置(実公昭52−14538号公報)等が提
案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これら従来の切粉の飛散防止具に
は、次の如き不都合があつた。
すなわち、管状体の内面に磁石を散設した粉塵
飛散防具は、飛散した切粉を管状体の内面に磁着
させることはできても、この磁着した切粉を管状
体の外部に排出する際に、磁石の磁着力が妨げに
なるものであつた。しかも、磁石の磁力を強め
て、飛散する切粉を強力に磁着しようとするほ
ど、収容した切粉の排出作業が面倒になるといつ
た不都合が生じていた。
一方、通電の制御により、磁場を生成、消滅さ
せて切粉を吸着し、これを落下させる切粉除去装
置では、必要に応じて切粉を磁着し、これを排出
することができるが、通電制御により、磁場を生
成、消滅させる機構が必要であり、通電制御に使
用するコイルや電源等を装備しなければならな
い。この結果、切粉除去装置自体の重量が重く、
しかも嵩張るので、電気ドリルと共に操作しよう
とすると、作業性に問題を残すものであつた。
そこで、本考案は、かかる不都合を解消すべく
案出されたもので、 必要に応じて切粉を磁着し、これを容易に排
出することができ、 軽量、且つ、コンパクトな構造で、操作性に
秀れ、携帯にも便利な切粉飛散防止具の提供を
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、 有底筒体の底部にドリル挿入孔4を開穿し、開
口縁を被穿孔面に当接せしめ、開口縁内部で飛散
するドリル7の金属切粉9を収納する非磁性体の
容器1と、 この容器1の周囲に着脱自在に装着し、容器1
を被穿孔面に固定すると共に、容器1内に収納す
る金属切粉9を磁着するリング状の磁性体とから
成ることを問題解消のための手段とする。
(作用) 第3図の如く錐8を回転して出た切粉9は容器
1の中に飛散し、磁石5の磁力で容器1の内部周
辺に磁着される。
孔開け終了後ドリル7を引き抜き、鉄板6から
容器を取り外す。
その後容器1から磁石5を外すと切粉9は磁石
5の磁力が無くなるので簡単に撤去することがで
きる。
(実施例) 本考案を第1図、第2図において説明すると、 有底筒体の底部にドリル挿入孔4を開穿し、開
口縁を被穿孔面に当接せしめ、開口縁内部で飛散
するドリル7の金属切粉9を収納する非磁性体の
容器1を形成する。このとき、第2図に示す如
く、容器1の開口部外周端部に当接フランジ2を
設けることで、磁石5の側面を、当接フランジ2
に当接せしめ、この磁石5を所定面に磁着させた
際に、磁石5と磁着面との間に容器1が固定され
るから、安定した固定が可能になる。また、内周
端部に跳ね返り片3を設けることにより、容器1
開口部近傍で発生する切粉9を容器1の内部にま
で案内することができる。
次に、容器1の周囲に着脱自在に装着し、容器
1を被穿孔面に固定すると共に、容器1内に収納
する金属切粉9と磁着するリング状の磁性体を形
成する。図示例の磁性体は、磁石5をそのまま利
用しているが、この外、リング状を成した磁性体
であれば他の材質でも良い。
この考案切粉飛散防止具を使用するには、次の
如く行なう。
すなわち、電気ドリル7で孔を開ける場合に
は、容器1の外周に磁石5を装着する。そして、
磁石5の側面を、所定面に磁着させて容器1を固
定する。このとき、第2図に示す如く、磁石5の
側面を、当接フランジ2に当接せしめ、この磁石
5を所定面に磁着させた際に、磁石5と磁着面と
の間に容器1が固定されるようにしても良い。更
に、電気ドリル7の錐8をドリル挿入孔4に挿入
して、開穿作業を行なう。すると、切粉9は容器
1の中に飛散し、磁石5の磁力で容器1の内部周
辺に磁着される。
次に、容器1の内部周辺に磁着した切粉9を容
器1の外に排出するには、孔開け終了後ドリルを
引き抜き、鉄板6から容器1を取り外す。然る
後、磁石5を容器1外側面から取り外し、切粉9
を磁着していた磁石5の磁力を無くしてから、容
器1内の切粉9を排出する。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
すなわち、有底筒体の底部にドリル挿入孔4を
開穿し、開口縁を被穿孔面に当接せしめ、開口縁
内部で飛散するドリル7の金属切粉9を収納する
非磁性体の容器1と、この容器1の周囲に着脱自
在に装着し、容器1を被穿孔面に固定すると共
に、容器1内に収納する金属切粉9を磁着するリ
ング状の磁性体とから成ることにより、これら容
器1と磁石5とを挿脱自在にすることで、必要に
応じて切粉を磁着し、これを容易に排出すること
ができるものとなつた。したがつて、従来の如
く、磁石の磁着力が妨げになり、磁石の磁力を強
めて飛散する切粉を強力に磁着しようとするほ
ど、切粉9の排出作業が面倒になるといつた不都
合は解消された。
また、この考案切粉飛散防止具は、有底筒状の
容器1とリング状の磁石5とから成るから、軽
量、且つ、コンパクトな構造となり、操作性に秀
れ、携帯にも便利なものとなる。
このようにこの考案によれば、 必要に応じて切粉を磁着し、これを容易に排
出することができ、 軽量、且つ、コンパクトな構造で、操作性に
秀れ、携帯にも便利な切粉飛散防止具の提供が
できるなどといつた実用上有益な種々の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は断面図、第3図は使用状態を示
す要部断面図である。 1……容器、2……当接フランジ、3……跳ね
返り片、4……ドリル挿入孔、5……磁石、6…
…鉄板、7……電気ドリル、8……錐、9……切
粉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒体の底部にドリル挿入孔を開穿し、開口
    縁を被穿孔面に当接せしめ、開口縁内部で飛散す
    るドリルの金属切粉を収納する非磁性体の容器
    と、この容器の周囲に着脱自在に装着し、容器を
    被穿孔面に固定すると共に、容器内に収納する金
    属切粉を磁着するリング状の磁性体とから成るこ
    とを特徴とする切粉飛散防止具。
JP19407785U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0236671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19407785U JPH0236671Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP19407785U JPH0236671Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS62100842U JPS62100842U (ja) 1987-06-26
JPH0236671Y2 true JPH0236671Y2 (ja) 1990-10-04

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ID=31150708

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JP19407785U Expired JPH0236671Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061289Y2 (ja) * 1988-04-08 1994-01-12 株式会社ブレスト工業研究所 切粉飛散防止具

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Publication number Publication date
JPS62100842U (ja) 1987-06-26

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