JP5841282B1 - 防塵カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の防塵カバーは、ドリルで開けようとする天井または壁に、ドリルに具備した蛇腹が囲い、その中で発生した粉塵を掃除機で吸引するものであったが、防塵カバーは壁の入角の付近に、穴を開け作業をするのは不可能であった。そこで本発明の防塵カバーは、透明のナイロン袋を使用することで問題を解決した。【解決手段】本発明の防塵カバーの袋1は、外枠2と内枠3の間に挟まれており、外枠2には取っ手が具備されている。そしてナイロン袋1の外からドリル4を操作して穴を開ける。【選択図】図1

Description

本発明は、建築現場で石膏ボードに穴を開けるとき、粉塵が飛ばないようにカバーする防塵カバーに関するものである。
従来の防塵カバーは、ドリルを使用して、床、壁あるいは天井に、穴あけ作業をすることが多い。この場合、作業者は目に防塵メガネを掛けるとともに、肺などに粉塵が進入しないように、防塵マスクを付けるのが常識とされていた。そして、穴あけ作業では、周囲を粉塵によって汚すことになり、そのため作業前の養生と、作業後の清掃作業が必要であった。
そこで特開2001−259960の防塵カバーは、現在のドリル周囲を覆う蛇腹体からなる防塵カバーがあった。この防塵カバーは、穴あけ作業には、ドリルのキリ先部の周囲を密閉して、作業中に防塵カバー内に溜まったゴミを、防塵カバーに具備した接続管を介し、掃除機で吸い出すものであった。
特願2004−243693 特開2001−259960
しかし従来の防塵カバーは、蛇腹の中心部にキリ先部が位置するため、蛇腹が邪魔で、壁または天井の入角付近に、穴を開けるのは不可能であった。また装置が大がかりで、一々掃除機を運び、吸引しなければ作業はできなかった。さらに、蛇腹が目隠しになり、正確なマーキングした位置に、穴を開けるのは困難であった。
そこで本発明の防塵カバーは、透明のナイロン袋(1)で、袋(1)の外からドリル(4)を操作するため、壁または天井(5)の入角にも穴あけすることができる。しかも、袋(1)の容量が大きいため、粉塵が散っても、モータには影響が少ない防塵カバーを提供するものである。
上記目的を達成するために本発明の防塵カバーは、透明の大きな袋(1)と、袋(1)の口(1a)の外側に取り付ける外枠(2)と、その袋(1)を固定さすための内枠(3)を上から下に挿入すると、間に挟まれた袋(1)も固定される。
そして内枠(3)は、円錐の上が付いていない形を、逆さまにした形であるから、下の直径より上の直径が大きくなっており、内枠(3)の上部先端には緩衝材(3a)が具備されている。また外枠(2)には、取っ手(2a)が具備されていて、その取っ手(2a)には握り(2b)が取り付けてあることで目的を達成した。
請求項2の目的を達成するために袋(1)は、略角形外枠(2x)と略角形内枠(3x)の間に挟まれており、その略角形外枠(2x)の外周は、四角形の形をしている。
そして、略角形外枠(2x)には取っ手(2a)が具備されており、取っ手(2a)には握り(2b)部分があり、取っ手(2a)があることで方向性を保つ。
また、略角形内枠(3x)の外周は四角形になっており、側面から見た形は台形で、上部が下部より大きくなっていることで、略角形外枠(2x)の中へ挿入ができる。さらに、略角形内枠(3x)に上部には、緩衝材(3a)が具備されていることで目的を達成した。
本発明の防塵カバーは、次のような効果がある。
(イ)天井の入角でも、穴あけ作業ができる。
(ロ)袋は十分な大きさがあるため、掃除機の吸引が不要である。
(ハ)防塵カバーは、簡単であるため安価である。
(ニ)防塵カバーを使用すると、保護メガネが不要である。
(ホ)防塵カバーを使用すると、防塵マスクが不要である。
(ヘ)請求項2の防塵カバーは、部屋の三方に面する入角にも、穴が開けられる。
(ト)防塵カバーは穴あけ用ドリルのほか、グラインダーやコンクリートハンマーなどえも使用できる。
図は、防塵カバーの斜視図である。 図は、外枠の斜視図である。 図は、内枠の斜視図である。 袋の中に、ドリルを入れた側面図である。 袋の外に、外枠を取り付けた側面図である。 袋の中に、内枠を取り付けた側面図である。 穴あけ位置に、ドリルをセットした斜視図である。 天井に穴を、開けているところの斜視図である。 天井に、穴を開けたところの斜視図である。 請求項2の略角形外枠の斜視図である。 請求項2の略角形内枠の斜視図である。 部屋の角の、天井を見上げた上面図である。
本発明の防塵カバーの考え方は、ドリル(4)で穴あけ作業をしているころは密閉された部屋で、その作業をナイロン袋(1)越しに、ドリル(4)を操作して行うものであるから、その袋(1)の中を隣の部屋としたものである。
その防塵カバーは、透明の大きな袋(1)の中にドリル(4)を入れ、袋(1)の口(1a)を外枠(2)の内側に取り付ける。その取り付ける位置は、約5センチを外枠(2)から出して、その袋(1)の口(1a)に、内枠(3)を上から下に挿入すると、内枠(3)が外枠(2)を固定する。
すると、内枠(3)はテーパになっており、内枠(3)の下部分は、外枠(2)と袋(1)があっても容易に入るように、小さい直径になっている。そして上部は、内枠(3)が外枠(2)を固定するため、外枠(2)より大きくなっており、内枠(3)の上が大きいし、袋(1)を間に挟んでいるため徐々にきつくなり、内枠(3)を挿入することで外枠(2)と袋(1)と内枠(3)を固定する。
次に、ドリル(4)を袋(1)越しに、ドリル(4)を操作できる状態にして握り、ドリル(4)の錐(4a)を防塵カバーの外へ出し、天井(5)のマーキング(5a)に押さえつける。
そして、その外枠(2)には取っ手(2a)が具備されていて、もう片一方の手で外枠(2)を天井(5)に押さえつけると、内枠(3)の緩衝材(3a)が天井(5)に隙間なくくっ付き、ドリル(4)のスイッチを入れることで、穴あけ作業ができる。
袋(1)は十分な大きさがあり、出た粉塵は袋(1)の下に溜まり、少しの粉塵は袋(1)の中に浮遊しているが、袋(1)の外には出ない。そのとき、防塵マスクと防塵メガネは、袋(1)がカバーしているので必要ない。
そして、時間がたつと浮遊する粉塵が落下し、防塵カバーを天井(5)から外し、袋(1)の口(1a)を塞ぐように外枠(2)を捻り、外枠(2)に袋(1)を巻きつけて、袋(1)の中の空気と粉塵が出ないようにして、穴あけ作業が終了する。防塵カバーの処理は、そのまま外または汚れてもよい場所へ運び、そこで内枠(3)を外し、外枠(2)も外してからドリル(4)を取り出し、袋(1)は廃棄する。
請求項2の防塵カバーの袋(1)は、透明で、大きな袋(1)であれば、大きすぎることはない。その袋(1)に、穴あけ用のドリル(4)を入れ、袋(1)の口(1a)を一つにまとめ、略角形外枠(2x)を袋(1)の外側に取り付ける。取り付ける位置は、袋(1)の口(1a)から5センチ以上出した方がよい。
そして袋(1)の口(1a)の中に、略角形内枠(3x)を挿入して、外側の略角形外枠(2x)があるために、略角形外枠(2x)の金具に略角形内枠(3x)の透明なものが挿入される。その略角形内枠(3x)は、横から見ると台形をしており、上部は略角形外枠(2x)が抜けないぐらいの大きさがあり、下部は袋(1)があっても直ぐに入るように小さくなっている。そして、その略角形外枠(2x)と略角形内枠(3x)の間に袋(3a)の口(1a)付近を挟み込み、固定される。
その略角形外枠(2x)と、略角形内枠(3x)の外周は四角形であるため、四角形は部屋の三方入角にも、穴が開けることができるのが、丸形と違うところである。そして、袋(1)越しにドリル(4)を握り、錐(4a)の先を、袋(1)の口(1a)から出してマーキング(5a)に押し当てる。
次に略角形外枠(2x)の取っ手(2a)を持って、略角形内枠(3x)を天井(6)に押し当てて、ドリル(4)のスイッチを入れると、天井(6)に穴(5b)を開けることができる。そのとき、略角形内枠(3x)の上部には緩衝材(3a)が具備されており、緩衝材(3a)はスポンジまたはゴムなどでできており、天井(5)に傷を付けたり、粉塵が漏れることがないようにしている。
袋(1)の中は粉塵が浮遊し、大きな埃は袋(1)の下に溜まり、小さな粉塵は下に落ちてくるのに時間が掛かる。そのため、穴(5b)あけ作業が終わると、略角形外枠(2x)を捻り、袋(1)の側面で略角形外枠(2x)の蓋をして、埃が飛んでもよいところに運ぶ。そこで略角形内枠(3x)を外し、略角形外枠(2x)も外し、中のドリル(4)を取り出し、袋(1)の中のゴミを処分するか、袋(1)ごと捨てる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、天井(5)に穴を開けているところの、防塵カバーの断面図である。ナイロン袋(1)は透明であり、穴あけ作業が見て分かる方が、作業が進み、見ていないで作業をすることはありえない。したがって、透明のナイロンの袋(1)には斜線を引いており、ドリル(4)は袋(1)の中にあり、両手は袋(1)の外にあることをあらわしている。そして、内枠(3)も透明であるため、袋(1)の斜線とは逆の斜線で表している。そして、袋(1)越しにドリル(4)を操作するため、ドリル(4)を握るのに十分な袋(1)を弛ませて握る必要がある。そして、天井(5)の穴あけ作業をする場所にマーキング(5a)がしてあり、そのマーキング(5a)にドリル(4)の錐(4a)を合わし、もう一方の手は防塵カバーの外枠(2)の取っ手(2a)を握り、天井(5)に内枠(3)を密閉させたところである。その内枠(3)も透明であるから、穴あけ作業の進み具合が分かり、突然穴が開きバランスを崩すことがない。
図2は、外枠(2)の斜視図である。その外枠(2)は、ステンレスのパイプでできており、直径は120ミリで、内径が約118ミリで、縦が30ミリの円柱である。その外枠(2)には、取っ手(2a)が付いていて、取っ手(2a)は6ミリの棒で、先端を折り曲げて握り(2b)を取り付けてある。その握り(2b)は、細い棒を持っていると異常に力が要り、油断すると回転してしまうため、取っ手(2a)を折り曲げることで、握り(2b)を作り解決した。
その取っ手(2a)は、防塵カバー全体を支えるためのものではあるが、使い勝手が悪いときには、取っ手(2a)の角度を変えられるくらいの強さが必要である。したがって、図面の取っ手(2a)は、直角に下へ下がっているが、使い勝手が悪いときには、角度を変えることができる。その強度は、工具を使うと曲がるが、素手では曲がらないくらいの硬さである。
図3は、内枠(3)の斜視図である。内枠(3)は、底の付いていない紙コップをイメージするとよい。その内枠(3)の上部は、緩衝材(3a)が具備されており、緩衝材(3a)は天井(5)などに接触させたとき、天井(5)に傷が付かないようにするためと、粉塵が隙間から漏れないようにするため、軟らかいスッポンジやゴムで作成するとさらに良い。
そして内枠(3)の上部の直径は130ミリで、下の直径は115ミリである。そして高さは70ミリあり、透明の方が作業の進み具合が分かるのでよい。また内枠(3)は、ドリル(4)の回転部分が接触する場所であり、袋(1)のナイロンが絡みつくのを十分注意して、錐(4a)が長い物なら内枠(3)も高さが長い物を使用する。
図4は、袋(1)のナイロンに、ドリル(4)を入れたところである。袋(1)のナイロンは75リットルで、透明の物を使用した。使用するさい、袋(1)の中に空気を多く含んでいる方が、せっかく大きな袋(1)を使用した意味がなく、ドリル(4)を使用しているときの冷却風は、袋(1)の中で舞うことになる。そして、穴あけ作業に時間が掛かれば、新たに空気を入れ替えてから作業をする。しかし、石膏ボードでは短時間の10秒で穴が開くため、ドリル(4)は熱を持たない。
図5は、袋(1)の口(1a)の外側に、外枠(2)を取り付けたところである。ナイロン袋(1)は、直径50センチの周囲は150センチあり、それを直径の内径を160ミリの外枠(2)の中に押し込み、5センチから20センチの間で、ナイロン袋(1)の口(1a)を外枠(2)から出す。ナイロン袋(1)は150センチで、外枠(2)は内周48センチであるから、ナイロン袋(1)は余った分、弛ませて内枠(3)を取り付ける。
図6は、外枠(2)に内枠(3)を取り付けたところである。内枠(3)は、ナイロン袋(1)と外枠(2)を固定するため取り付けた物で、内枠(3)をナイロン袋(1)の口(1a)に挿入する。挿入すると、ナイロン袋(1)の口(1a)がクッションとなり、外枠(2)の内面に接触して、約半分くらいのところに止まり固定する。その袋(1)の口(1a)のナイロンは、外枠(2)の外へ曲げておく。そして、外枠(2)の上部には緩衝材(3a)が取り付けてあり、緩衝材(3a)は天井(5)と接触する場所なので、天井(5)を傷付けないようにするためと、粉塵が漏れないようにするため弾性物の、スポンジやゴムでできている。
図7は、マーキング(5a)した所へ、ドリル(4)の錐(4a)を接触させたところである。たっぷりと空気を含ませた袋(1)越しに、ドリル(4)を握り、片一方の手は防塵カバーの外枠(2)の、取っ手(2a)の握り(2b)を持ち、天井(5)のマーキング(5a)した所へ、ドリル(4)の錐(4a)をあてたところである。このとき、ドリル(4)は袋(1)の中にあり、ドリル(4)を握っている右手は袋(1)の外にある。
図8は、天井(5)に穴を開けているところである。天井(5)に、防塵カバーの内枠(3)に付いた緩衝材(3a)を押さえつけ、ドリル(4)で天井(5)に穴を開けているところである。粉塵は、袋(1)の中で舞い、大きなものから袋(1)の下の方に溜まり、小さなものは浮遊している。
この考え方は、隣に部屋を袋(1)越しに操作して、穴を開けるものであるから、隣の部屋の袋(1)はナイロンだけであるが、ナイロンで仕切られた隣の部屋なら、そのとき袋(1)のナイロンが、防塵メガネと防塵マスクの代わりとなり、保護メガネと塵肺防止のマスクを必要としない。
図9は、穴(5b)を開けて、作業が終わったところである。重たい粉塵は下に溜まり、軽い粉塵は袋(1)の中を舞っているが、天井(5)から防塵カバーをそっと外し、防塵カバー取っ手(2a)を横に倒して、内枠(3)の下の部分と袋(1)が密閉する。そして、その防塵カバーを外もしくは、粉塵が飛散してもよい所に運ぶ。
その場所で内枠(3)を外し、外枠(2)を外してから、袋(1)の中のドリル(4)を取り出し、袋(1)越し廃棄する。中に入っていたドリル(4)は、空冷であるため空気取入れ口が粉塵で汚れているときには、ブロアー等で綺麗に清掃して、次の袋(1)を用意して、穴あけ作業をする。
図10は、請求項2の略角形外枠(2x)の斜視図である。略角形外枠(2x)の外周は四角形をしており、略角形外枠(2x)には取っ手(2a)が具備されている。そして、材質はステンレスで、厚み1ミリの、幅30ミリの長さ480ミリを、一辺が120ミリになるように四角形に曲げた。
そして略角形外枠(2x)の中央に取っ手(2a)が取り付けてあり、その取っ手(2a)は持って水平を保てるように下向きに曲げ、取っ手(2a)には握り(2b)が具備されている。その握り(2b)は、方向性を保つために折り曲げているが、柄を取り付けてもよい。また図面では、直角に垂れ下がって取っ手(2a)が付いているが、取っ手(2a)はΦ6のステンレスの棒であるから、作業がし易いように曲げることができる。
図11は略角形内枠(3x)の斜視図である。外周は四角形になっており、側面は台形で、上部が下部より大きくなっている。略角形内枠(3x)に上部は160ミリで、下部は120ミリである。そのため、袋(1)を取り付けていないときは、略角形外枠(2x)の中に略角形内枠(3x)が入るようになっている。そして、袋(1)を間に挟むと、略角形内枠(3x)は半分くらい入るのが理想である。
そして、略角形内枠(3x)の上部には緩衝材(3a)を具備しており、その緩衝材(3a)はスッポンジなど軟らかい物がよい。略角形内枠(3x)は、天井(5)に直接接触するところであり、天井(5)に傷を付けないことと、粉塵が漏れないようにするために具備されている。
図12は、部屋の角の天井を、見上げた下面図である。その図は、略角形内枠(3x)を部屋の入角に穴(5b)を開けるところを、模式した図である。部屋の角(5c)に穴(5b)を開けるときは、略角形内枠(3x)の肉厚が5ミリで、錐(4a)がΦ30ならば、マーキング(5a)の位置は北面(5d)から20ミリ、西面(5e)から20ミリのところが、最も角の位置である。
そして、点線であらわした丸は、請求項1の防塵カバーの内枠(3)であり、その中に点線のマーキング(5a)と錐(4a)がある。内枠(3)は北面(5d)の壁と、西面(5e)の壁とに接触しているが、図を見て分かるとおり、内枠(3)が丸だと、角型の物に比べ約20ミリの穴(5b)が開かないところができる。そこを、斜線で表している。
つまり、略角形内枠(3x)の穴(5b)の開く場所は、部屋の下部から20ミリであるが、請求項1の丸形の内枠(3)では、部屋の壁から20ミリで穴(5b)が開くが、部屋の角(5c)だけは穴(5b)を開けることができない。したがって、請求項1の丸型では、北面(5d)と西面(5e)からの距離は、40ミリ以内の角には、穴あけ作業ができなかった。その、僅か20ミリのために考えたものである。しかし穴(5b)などは、目に付かない所へ開けるのが常識であるため、需要は多い。そして、穴あけ作業をするのは、請求項1と同じであるので説明は省く。
図面の符号について、詳細な説明をする。
袋(1)は透明のゴミ袋で、大きさは75リットルの大きなものから、25リットルぐらいまで使用できるが、その現場によって使い分けることか望ましい。
口(1a)は、袋(1)の口(1a)のことで、その反対側は、入れた物が出ないように閉じられている。
外枠(2)は、ステンレス製のパイプを切った物を使用したが、材質はなんでもよい。
取っ手(2a)は、外枠(2)に取り付けた、握るところで、図面では真下に曲げているが、作業者の使う動作によって角度を調節できるように、取っ手(2a)は軟らかい軟鋼でできている。したがって、工具を使用することで、簡単に角度を変えることができる。
握り(2b)は、取っ手(2a)の一部であり、Φ6の丸棒を曲げて握り(2b)を作り、その握り(2b)があるため方向が定まる。しかし、柄を付けるのもよい方法である。
略角形外枠(2x)は、請求項1の外枠(2)で、天井(5)の二方からの入角に穴を開けることができたが、三方面の入角に穴を開けることが不可能であった。そこで略角形外枠(2x)は、略角形外枠(2x)の角と、部屋の角を合わせてマーキング(5a)の位置に、穴あけ作業をするものである。その差は、僅か20ミリである。
内枠(3)は、外枠(2)に挿入したときに固定するように、下が外枠(2)より外形が小さく、上部の外形は抜け落ちないように外枠(2)より大きくなっている。そして、作業が確認できるように透明の物がよい。
緩衝材(3a)は、内枠(3)ならびに略角形内枠(3x)に具備したもので、天井(5)や壁を傷付けないためと、粉塵が漏れないようにスッポンジなどでできている。
略角形内枠(3x)は、四角錐の上の尖った部分を切り取った形で、それを引っ繰り返した形であり、これもまた透明がよい。略角形内枠(3x)の上部は、緩衝材(3a)が具備されており、直接触れる天井(5)を傷付けないためと、埃が漏れないようにしている。
ドリル(4)は充電式の物を使い、片手で操作できるものが望ましいが、両手でドリル(4)を操作しなければならないときは、防塵カバーを押さえて持つ人が必要である。
錐(4a)は、鉄工用ドリルやジグソードリルや軸付ホールソーやダイヤモンドホールソーなどがあり、さらに大きな穴を開けるときには自由キリやサークルカッターなどがある。
天井(5)は石膏ボードや、薄いベニヤ板でできている。
マーキング(5a)は、これから穴を開けるところを示すもので、図面では天井(5)のマーキング(5a)である。
穴(5b)は、天井(5)のマーキング(5a)をしたところに、穴あけ作業をしたものである。
部屋の角(5c)は、入角が三方から集まった角である。
北面(5d)と西面(5e)は、部屋の壁のことである。
防塵カバーは、ドリル(4)で穴(5b)開け作業するより他に、グラインダーやコンクリートハンマーなども使用できる。グラインダーを使用するときは、角形の防塵カバーの方がよく、略角形内枠(3x)と略角形外枠(2x)は、30センチ以上あるものがよい。また石膏ボードなどは、火花が出ないのでよいが、火花が出るときには、袋(1)を耐火性のものにする。
コンクリートハンマーは、1500wで熱を持ちやすいため、使用時間は1分ぐらいの短時間である。コンクリートハンマーの一回の打撃は、大ハンマー一回の打撃に等しく、通常のものなら用が足りる。ただし、コードが付いているものには、袋(1)に穴を開け、そこから配線をして、配線をした所は埃が漏れないようにビニールテープを巻いておく。
1 袋 1a 口
2 外枠 2a 取っ手 2b 握り
2x 略角形外枠
3 内枠 3a 緩衝材 3x 略角形内枠
4 ドリル 4a 錐
5 天井 5a マーキング 5b 穴 5c 部屋の角
5d 北面 5e 西面





Claims (2)

  1. 袋(1)は、外枠(2)と内枠(3)の間に挟まれており、
    該袋(1)は透明であり、該袋(1)越しにドリル(4)を操作し、
    前記外枠(2)には、取っ手(2a)が具備されており、
    前記内枠(3)は、上部の直径が下部の直径よりも大きくなっていて、
    該内枠(3)は、透明になっていることを特徴とする防塵カバー。
  2. 袋(1)は、略角形外枠(2x)と略角形内枠(3x)の間に挟まれており、
    該略角形外枠(2x)の外周は、四角形をしており、
    該略角形外枠(2x)に、取っ手(2a)が具備されており、
    前記略角形内枠(3x)の外周は四角形になっており、側面は台形で、上部が下部より大きくなっていることを特徴とする防塵カバー。


















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