JPH028268Y2 - - Google Patents

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JPH028268Y2
JPH028268Y2 JP19213183U JP19213183U JPH028268Y2 JP H028268 Y2 JPH028268 Y2 JP H028268Y2 JP 19213183 U JP19213183 U JP 19213183U JP 19213183 U JP19213183 U JP 19213183U JP H028268 Y2 JPH028268 Y2 JP H028268Y2
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、撮影モード、フイルム感度、シヤツ
タ速度等複数の撮影情報を選択設定可能な一眼レ
フカメラの改良に関するものである。
従来、カメラに上記のような撮影情報を設定入
力する場合には、摺動低抗体又は4ビツトないし
5ビツトのコード値をパターン化した基板を内蔵
したダイヤルを利用し、例えばフイルム感度につ
いてはASA/ISO100,125,200,250,400等と
びとびの値が刻まれたダイヤルにより、刻まれた
特定の値を指定位置に合わせるようにしたものが
多かつた。このようなダイヤル式のものにおいて
は、カメラを持ち歩いているうちにあやまつてダ
イヤルが回つてしまうことがないように一定以上
の力が加わらないと回らないクリツク機構が設け
られたり、ロツク機構が設けられていた、ところ
が最近、コストが掛かり、またスペースも大きく
なりがちなダイヤル式に対し、設定値を大きくし
たいか小さくしたいかによつてアツプボタンある
いはダウンボタンを押せば設定値を変更すること
ができるボタン式のものが提案されている。しか
し、ボタン式ではダイヤル式にあつたようなクリ
ツク機構やロツク機構を設けることは困難であ
る。そこで撮影者の意志に反して不必要なボタン
入力(押圧)を受けつけなくするためにダイヤル
によるスイツチを設けることが考えられるが、そ
れではボタン式の利点が半減してしまう。
この点に鑑み、カメラ上面に配置されるペンタ
プリズムの突出部の一方側にそれぞれ異なる撮影
情報を修正するための修正スイツチを3個配置
し、他方側に安全スイツチを配置し、該安全スイ
ツチを押しながら前記修正スイツチの操作を行う
事で、該修正スイツチに対応する撮影情報の修正
を可能とするものが提案(特開昭54−107339号)
されている。
しかしながら、該提案のカメラでは、修正した
い撮影情報が増加するとそれにつれて突出部の一
方側に配置される修正スイツチの数を増やす必要
があり、カメラの多機能化が進む今日にあつては
このことは顕著である。また、前記撮影情報に
は、例えばフイルム感度情報の様に一旦設定して
しまうとその後殆ど修正をする必要のないもの
と、シヤツタ秒時情報等の様な1駒毎或は1駒の
撮影前に何回も修正をするようなものとがある。
つまり、修正頻度の低い撮影情報と修正頻度の高
い撮影情報とがある。しかし、前記提案のカメラ
では、いずれの撮影情報を修正する場合にも同様
の操作を行わなければならず、修正頻度の高い撮
影情報の修正時の操作に難があつた。
本考案の目的は、上述した問題点を解決し、撮
影者が気づかないうちに撮影情報設定値が切り換
わつてしまうような事故を防止することができる
カメラを提供することである。
この目的を達成するために、本考案は、突出部
の一方側に配設された第1の操作スイツチと、突
出部の他方側に配設された第2の操作スイツチ
と、第1の操作スイツチの操作を検出し、複数の
撮影情報の内から特定の撮影情報を選択する選択
回路と、第1の操作スイツチの操作の継続中の
み、前記選択回路にて選択されている前記特定の
撮影情報の情報内容を、第2の操作スイツチの操
作に基づき修正する第1の修正回路と、第1の操
作スイツチの操作が解除されたことを検出した際
に、第2の操作スイツチの操作に基づき前記特定
の撮影情報とは異なる他の撮影情報を修正する第
2の修正回路とを設け、以て、第1と第2の操作
スイツチの同時操作により、特定の撮影情報の情
報内容の修正が行われ、第1の操作スイツチの操
作が解除された状態で、第2の操作スイツチの操
作がなされることにより、前記特定の撮影情報と
は異なる他の撮影情報の情報内容が修正されるよ
うにしたことを特徴とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1〜2図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図はカメラ本体の外観を示す斜視図である。
カメラの上面中央部にはペンタプリズム配置部分
1が、両端部には巻上レバー2及び巻戻しつまみ
3が、それぞれ配設されている。巻上レバー2側
には1段目で測光開始スイツチがオンし、2段目
でレリーズスイツチがオンとなるシヤツタレリー
ズボタン4、シフトアツプボタン5a、シフトダ
ウンボタン5b及び表示窓6が設けられており、
シフトアツプボタン5aとシフトダウンボタン5
bは横向きに且つシヤツタレリーズボタン4と略
一列になるように配設される。巻戻しつまみ3側
には撮影モード選択ボタン7、フイルム感度選択
ボタン8及び電池電圧チエツクボタン9がそれぞ
れ縦向きに並設されており、例えば撮影モードを
修正したい場合には、撮影モード選択ボタン7を
押しながら表示窓6の前方(撮影レンズ10側)
に設けられたシフトアツプボタン5a又はシフト
ダウンボタン5bを押圧することにより撮影モー
ドを修正することができる。また、カメラ本体の
正面には撮影者がカメラを保持する際、右手の中
指が自然とふれる様な位置に測光開始ボタン11
が設けられており、この測光開始ボタン11はシ
ヤツタレリーズボタン4の1段目で動作する測光
開始スイツチと同じ機能のスイツチを動作させる
ものである。
第2図は第1図図示の表示窓6内に設けられた
液晶表示器の全点灯状態を表す図である。シヤツ
タ優先モードが選択されることによりTvが、絞
り優先モードが選択されることによりAvが、プ
ログラムモードが選択されることによりPが、そ
れぞれ点灯表示され、フイルム感度が選択される
ことによりASA/ISOとその時のフイルム感度
情報(100,200,400等)がセグメントc〜rに
よつて点灯表示される。また、セグメントa〜s
によつてシヤツタ秒時情報(バルブ2,1/250,
1/1000等)が表示される。
第3図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。S1は撮影モード選択ボタン7が押圧されるこ
とによりオンするスイツチ、S2はフイルム感度選
択ボタン8が押圧されることによりオンするスイ
ツチ、S3はシフトアツプボタン5aが押圧される
ことによりオンするスイツチ、S4はシフトダウン
ボタン5bが押圧されることによりオンするスイ
ツチ、12〜17はインバータ、18はインバー
タ12,13からの信号が入力するオアゲート、
19はクロツクジエネレータ、20は一方の入力
端にはスイツチS3からの信号がインバータ12を
介して入力し、他方の入力端にはスイツチS4から
の信号がインバータ13,14を介して入力する
アンドゲート、21はオアゲート18及びクロツ
クジエネレータ19からの信号がそれぞれ入力す
るアンドゲート、22はスイツチS1,S2からの信
号がそれぞれ入力するアンドゲート、23,24
はアンドゲート、25はインバータ16,17及
びアンドゲート21からの信号がそれぞれ入力す
る3入力アンドゲート、26はシヤツタ秒時情報
(バルブ2,1/250,1/1000)を記憶しているアツ
プダウンカウンタで、アップカウント端子Uにハ
イレベルの信号が入力している場合には、クロツ
ク入力端子CKにクロツクパルスが入力する毎に
アツプカウント、即ち、シヤツタ秒時が高速秒時
側へと修正されていく。27は修正可能なフイル
ム感度情報(100,200,400)を記憶しているア
ップダウンカウンタ、28は修正可能な撮影モー
ド情報(シヤツタ優先モードTv、絞り優先モー
ドAv、プログラムモードP)を記憶しているア
ップダウンカウンタで、シヤツタ優先モードTv
が選択された場合には出力端子Tよりハイレベル
の信号を出力する。29はアップダウンカウンタ
26〜28から入力する情報を必要に応じてデコ
ーダ30を介して液晶表示器31へ、又は露出情
報演算回路32へ転送するデータ転送回路であ
る。
次に動作について説明する。撮影モードを修正
する場合には、ペンタリズム配置部分1を挾んで
両側に位置する撮影モード選択ボタン7とシフト
アツプボタン5aを同時に押圧することによつて
修正することができる。以下にその動作を述べ
る。撮影モード選択ボタン7が押圧されるとスイ
ツチS1がオンし、インバータ16を介してアンド
ゲート25の一入力端へハイレベルの信号が入力
する。一方、シフトアツプボタン5aが押圧され
ると、スイツチS3がオンし、インバータ12及び
オアゲート18を介してアンドゲート21の一方
の入力端へハイレベルの信号が入力する。する
と、アンドゲート21はゲート開き、クロツクジ
エネレータ19から入力するクロツクパルスをそ
のままアンドゲート25へ出力する。この時、ス
イツチS2がオフの状態であるので、インバータ1
5,17を介してアンドゲート25の残りの一入
力端にもハイレベルの信号が入力しているため、
アンドゲート25はアンドゲート21から入力す
るクロツクパルスをそのままアップダウンカウン
タ28のクロツク入力端子CKへ出力する。また、
スイツチS3がオンすることによりアンドゲート2
0の一方の入力端へインバータ12を介してハイ
レベル信号が入力し、この時他方の入力端にはス
イツチS4がオフの状態であるので、インバータ1
3,14を介してハイレベルの信号が入力してお
り、アンドゲート20の出力はハイレベルの信号
となり、このハイレベルの信号は各アップダウン
カウンタ26〜28のアップカウント端子Uへ入
力する。したがつて、アップダウンカウンタ28
はアンドゲート25からクロツクパルスが入力す
る毎にアツプカウントする。即ち、アップダウン
カウンタ28より出力される撮影モード情報がシ
ヤツタ優先モードTv→絞り優先モードAv→プロ
グラムモードP→シヤツタ優先モードTv……と
次々に修正されていく。この時の該アップダウン
カウンタ28でのカウント内容(撮影モード情
報)は順次データ転送回路29及びデコーダ30
を介して液晶表示器31へ送られており、液晶表
示器31にてTv,Av,Pが表示される。そし
て、希望の撮影モードになつた時にシフトアツプ
ボタン5aの押圧動作を止めれば、アンドゲート
25の出力はローレベルの信号となり、アップダ
ウンカウンタ28はカウントアツプ動作を停止
し、希望の撮影モードに設定することができる。
また、この時シフトダウンボタン5bが押圧され
た場合には、スイツチS4がオンし、前述とは逆に
シヤツタ優先モードTv→プログラムモードP→
絞り優先モードAv→シヤツタ優先モードTvと修
正されていく。
フイルム感度を修正する場合には、前述と同様
ペンタプリズム配置部分1を挾んで両側に位置す
るフイルム感度選択ボタン8を押しながらシフト
アツプボタン5a(又はシフトダウンボタン5b)
を押すことによつて修正することができる。以下
にその動作を説明する。フイルム感度選択ボタン
8が押圧されると、スイツチS2がオンし、インバ
ータ15を介してアンドゲート24の一方の入力
端へハイレベルの信号が入力する。一方、シフト
アツプボタン5aが押圧されると、前述と同様ス
イツチS3がオンし、アンドゲート21からアンド
ゲート24の他方の入力端へクロツクパルスが入
力する。これにより、アンドゲート24はアンド
ゲート21から入力するクロツクパルスをそのま
まアップダウンカウンタ27のクロツク入力端子
CKへ出力する。また、前述と同様スイツチS3
オンすることによりアップダウンカウンタ27の
アップカウント端子Uへハイレベルの信号が入力
するため、アップダウンカウンタ27はアンドゲ
ート24からクロツクパルスが入力する毎にアツ
プカウントする。即ち、アップダウンカウンタ2
7より出力されるフイルム感度情報がASA/
ISO100→200→400と増加していく。また、シフ
トダウンボタン5bが押圧された場合には、前述
と逆にASA/ISO400→200→100と減少してい
く。そして、希望するフイルム感度になつた時に
シフトアツプボタン5aの押圧動作を止めれば、
希望のフイルム感度に設定することができる。こ
の時ASA/ISO200が設定されたとすれば、液晶
表示器31ではフイルム感度の表示であることを
示すASA/ISOと100位桁の2を表すセグメント
d,e,i,h,g、10位桁の0を表すセグメン
トk,l,m,n,o,j、1位桁の0を表すセ
グメントq,rとがそれぞれ点灯し、撮影者は該
液晶表示器31にて表示されるその時のフイルム
感度情報を表示窓6より視認することができる。
また、フイルム感度の修正操作が終了した後、フ
イルム感度選択ボタン8の押圧を止めることによ
り、液晶表示器31にて表示されたASA/ISO
の文字とフイルム感度設定値(200)は共に消灯
する。
次に、説明は前後するが、前述の撮影モード情
報修正操作によりシヤツタ優先モードが選択され
たとすると、カメラの撮影モードはシヤツタ優先
モードに設定され、液晶表示器31では、Tvの
表示と前に選択されたシヤツタ秒時、例えば1/25
0のシヤツタ秒時が250と表示される。また、シヤ
ツタ優先モードTvが選択された場合には、アッ
プダウンカウンタ28は出力端子Tよりハイレベ
ルの信号を出力し、この信号はアンドゲート22
の一入力端へ入力する。この時、スイツチS1,S2
は共にオフの状態であるので、アンドゲート22
の他の2入力端はハイレベルの信号が入力し、ア
ンドゲート22の出力はハイレベルの信号とな
り、アンドゲート23はゲートを開く。ここで、
シフトアツプボタン5aが押圧されたとすると、
スイツチS3がオンし、前述と同様アンドゲート2
1はクロツクジエネレータ19から入力するクロ
ツクパルスをそのまま出力とし、このクロツクパ
ルスはアンドゲート23の他方の入力端へ入力す
る。これによりアンドゲート23はアンドゲート
21より入力するクロツクパルスをそのままアッ
プダウンカウンタ26のクロツク入力端子CKへ
出力する。また、シフトアツプボタン5aがオン
することによりアップダウンカウンタ26のアツ
プカウント端子Uにハイレベルの信号が入力する
ため、アップダウンカウンタ26はアンドゲート
23よりクロツクパルスが入力する毎にアップカ
ウントする。即ち、アップダウンカウンタ26よ
り出力されるシヤツタ秒時情報が高速秒時側(2
→1/250→1/100)へと修正されていく。また、
シフトダウンボタン5bが押圧された場合には、
シヤツタ秒時情報は低速側(1/1000→1/250→2)
へと修正されていき、シヤツタ秒時が2秒の次は
バルブとなり、カメラの露出制御がバルブ制御と
なる。尚、シヤツタ秒時が2秒の場合には液晶表
示器31では、セグメントd,e,i,h,gと
セグメントj,lが点灯(2″と表示される)し、
バルブ制御の場合にはセグメントc,h,i,
f,g、セグメントo,n,m、セグメントq、
セグメントsがそれぞれ点灯(buLbと表示)す
る。
なお、該カメラのフアインダ内には不図示の2
桁の7セグメントの表示器が備えられており、測
光開始ボタン11又はシヤツタレリーズボタン4
の1段目(第1ストローク)を押圧すると、設定
された撮影モードに応じて露出演算回路32に演
算なされた絞り値が前記表示器にて表示される。
今、撮影モードをシヤツタ優先モードTvとし、
フイルム感度及びシヤツタ秒時を設定した後、写
真撮影を行うため撮影者が第1図に示す(二点鎖
線)如くカメラを保持したとする。この時、右手
の人差指がシヤツタレリーズボタン4に、中指が
測光開始ボタン11に自然と触れるような位置に
各ボタンは配設されている。そこで、シヤツタレ
リーズボタン4の第1ストローク又は測光開始ボ
タン11を押圧すると、露出演算回路32が作動
し、演算された絞り値がフアインダ内に備えられ
た表示器にて表示される。
ところで、シヤツタ優先モードTvの場合には、
絞り値のレンジが狭いため高輝度警告又は低輝度
警告に入りやすい。また、得られた絞り値が撮影
者の意図に合わないような場合もある。このよう
な場合、撮影者はフアインダ内に表示された絞り
値を見ながら事前に設定したシヤツタ秒時を変化
させることになる。即ち、この時撮影者は、右手
の中指で測光開始ボタン11を押しながらフアイ
ンダ内表示を見つつ、希望の絞り値になるまで右
手の人差指でシフトアツプボタン5a又はシフト
ダウンボタン5bのいずれか一方を押し、プリセ
ツトしたシヤツタ秒時を変えることになる。
本実施例によれば、シフトボタン5a,5b、
撮影モード選択ボタン7、フイルム感度設定ボタ
ン8をペンタリズム配置部分1の両側に分けて配
置し、選択した特定の撮影情報(撮影モード情報
或はフイルム感度情報)の情報内容を修正する場
合には、撮影モード選択ボタン7(又はフイルム
感度選択ボタン8)とシフトボタン5a,5bと
を同時に押圧して行うような構成としたから、カ
メラを持ち歩いていて手がカメラに当たつたり、
体に触れたりしても、ペンタプリズム配置部分1
の突部がじやまをして二つのボタンが同時に押圧
されてしまうような可能性はほとんどなくなり、
ダイヤル式のロツク機構に相当する安全性を保証
することができる。また、第2図に示す如くフイ
ルム感度とシヤツタ速度の各数字(情報)をセグ
メントa〜sにて兼用することができるため、そ
の表示面積を小さくすることができる。
また、本実施例では、修正頻度の高い撮影情報
であるところのシヤツタ秒時情報は、撮影モード
選択ボタン7を押しながらシフトアツプボタン5
a又はシフトダウンボタン5bを押すことによつ
てシヤツタ優先モードTvを選択した後は、前記
シフトアツプボタン5a又はシフトダウンボタン
5bのみで該シヤツタ秒時情報の修正を行えるよ
うにしている為、該修正時の操作性が大幅に向上
する。尚、この場合シヤツタ秒時情報が不用意に
変化してしまう恐れがあるが、該情報は先に述べ
た様に1駒毎或いは1駒撮影前に何回も修正され
る情報であるため、何等支障をきたすものではな
い。また、前記シフトアツプボタン5a又はシフ
トダウンボタン5bのみによりシヤツタ秒時情報
を修正している際に、修正頻度の低いフイルム感
度情報を修正する必要が生じた場合には、フイル
ム感度選択ボタン8をも押すことにより、容易に
該フイルム感度情報へと移行できる。又、修正ス
イツチであるところのシフトアツプボタン5a又
はシフトダウンボタン5bはそれぞれの撮影情報
修正用として兼用する構成にしているので、従来
のように多数の修正スイツチを備える必要がなく
なる。
また、液晶表示器31内のセグメントa〜rを
フイルム感度情報とシヤツタ秒時情報の表示素子
として兼用していることは既に述べた通りである
が、表示されている数字情報の区別は、フイルム
感度選択ボタン8とシフトアツプボタン5a又は
シフトダウンボタン5bの両方の押圧操作時に表
示される「ASA/ISO」と、シヤツタ優先モー
ドTvが選択された後、シフトアツプボタン5a
又はシフトダウンボタン5bのみの操作時であつ
ても表示されている「Tv」の判別により容易に
可能である。
尚、シヤツタ速度、絞り値も二つのボタンを同
時に押すことにより設定できるような構成にする
ことも容易であるが、シヤツタ速度、絞り値は撮
影の毎に確認することが通常であるため、本実施
例では撮影情報設定時の操作性を重視して一つの
ボタンを押すだけで切り換えられるような構成と
した。
以上説明したように、本考案によれば、第1と
第2の操作スイツチの同時操作により、特定の撮
影情報の情報内容の修正が行われ、第1の操作ス
イツチの操作が解除された状態で、第2の操作ス
イツチの操作がなされることにより、前記特定の
撮影情報とは異なる他の撮影情報の情報内容が修
正されるようにしたから、撮影者が気づかないう
ちに撮影情報設定値が切り換わつてしまうような
事故を防止することができると共に、撮影情報の
修正操作を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のカメラ本体を示す
斜視図、第2図は第1図に示す表示窓内に設けら
れた液晶表示器の全点灯状態を表す図、第3図は
本考案の一実施例を示す回路図である。 1……ペンタプリズム配置部分、4……シヤツ
タレリーズボタン、5a……シフトアツプボタ
ン、5b……シフトダウンボタン、7……撮影モ
ード選択ボタン、8……フイルム感度選択ボタ
ン、10……撮影レンズ、11……測光開始ボタ
ン、19……クロツクジエネレータ、23〜25
……アンドゲート、26〜28……アップダウンカ
ウンタ、29……データ転送回路、30……デコ
ーダ、31……液晶表示器、S1〜S4……スイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面にフアインダ光学系が配設される突出部
    が形成されたカメラにおいて、 前記突出部の一方側に配設された第1の操作
    スイツチと、 前記突出部の他方側に配設された第2の操作
    スイツチと、 前記第1の操作スイツチの操作を検出し、複
    数の撮影情報の内から特定の撮影情報を選択す
    る選択回路と、 前記第1の操作スイツチの操作の継続中の
    み、前記選択回路にて選択されている前記特定
    の撮影情報の情報内容を、前記第2の操作スイ
    ツチの操作に基づき修正する第1の修正回路
    と、 前記第1の操作スイツチの操作が解除された
    ことを検出した際に、前記第2の操作スイツチ
    の操作に基づき前記特定の撮影情報とは異なる
    他の撮影情報を修正する第2の修正回路と、を
    設けたことを特徴とするカメラ。 (2) 特定の撮影情報及び他の撮影情報を表示する
    為の共通な数値表示部と、第1の操作スイツチ
    の操作に基づき表示する前記特定の撮影情報の
    為のモード表示部とを有する表示手段を設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のカメラ。
JP19213183U 1983-02-07 1983-12-15 カメラ Granted JPS60100738U (ja)

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JPH0659817B2 (ja) * 1989-04-21 1994-08-10 株式会社ナブコ 液圧制御弁
JP2558118Y2 (ja) * 1989-08-31 1997-12-17 旭光学工業株式会社 カメラの表示装置

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