JP3095389B2 - カメラ - Google Patents
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- JP3095389B2 JP3095389B2 JP61113469A JP11346986A JP3095389B2 JP 3095389 B2 JP3095389 B2 JP 3095389B2 JP 61113469 A JP61113469 A JP 61113469A JP 11346986 A JP11346986 A JP 11346986A JP 3095389 B2 JP3095389 B2 JP 3095389B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、カメラについての各種機能を選択的に表示
する多機能表示装置および多種のカメラ情報を入力する
入力手段を具えた通常の光学式あるいは電子式のスチル
カメラ、またはビデオカメラなどのカメラに関する。 [従来の技術] 一般に、中央演算処理装置(CPU)を搭載した電子カ
メラでは、液晶表示装置などを合わせカメラに搭載し、
時刻,日付,シャッタースピード,撮影枚数などのカメ
ラ情報を液晶表示装置に表示させることが考えられてい
る。 ところが多種類の情報を表示させると表示装置の表示
スペースおよび情報入力手段の数も増加する。例えば時
刻(時,分,秒),日(年,月,日)および撮影枚数を
表示するときは、時刻,日付,撮影枚数の変更を指示す
る3種の入力手段と、これら3種の情報を変更するため
の3種の変更手段とが必要であった。したがって限られ
たカメラのスペースの中では表示する情報の数が限定さ
れるといった問題点があった。 [発明が解決しようとする問題点] そこで本発明の目的はこのような問題点を解決し、よ
り少ない個数の入力手段で多種類の情報を入力表示する
ことのできるカメラを提供することにある。 [問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、複数の
カメラ情報設定モードを変更させることを許可する指示
と、指示の解除とを交互に行うことのできる第1の入力
手段と、第1の入力手段により複数のカメラ情報設定モ
ードの変更の許可が指示されているときに、複数のカメ
ラ情報設定モードから択一的に選択された設定モードに
おいて、設定すべき情報へ桁を選択する第1の状態と、
第1の入力手段により指示の解除がされているときに複
数のカメラ情報設定モード以外の情報設定モードを選択
する第2の状態とを有する第2の入力手段と、入力手段
により選択された第1または第2の状態を表示する表示
手段とを具備したことを特徴とする。 [作 用] 複数のカメラ情報設定モードを変更させることを許可
する指示と指示の解除とを交互に行うことのできる第1
の入力手段により複数のカメラ情報設定モードの変更の
許可が指示されているときに、前記複数のカメラ情報設
定モードから択一的に設定された情報設定モードにおい
て、第2の入力手段により設定すべき情報の桁を選択
し、第1の入力手段により複数のカメラ情報設定モード
の変更の許可の指示が解除されているときには、複数の
カメラ情報設定モード以外の情報設定モードを選択す
る。また、表示手段により第2の入力手段の入力状態が
表示される。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明実施例の一構成例を示す。 1は第4図に示す制御手順を実行する演算処理装置
(CPU)であり、また、撮影速度選択スイッチ(T/Sスイ
ッチ)11、ホワイトバランス選択スイッチ(WBスイッ
チ)12、露出選択スイッチ(EXPスイッチ)13および時
刻,日付,撮影枚数などのID情報を設定するIDスイッチ
14により設定された各種情報をLCD表示器5に表示させ
る。14は複数のZD情報設定モードを変更されることを許
可する指示と、解除とを交互に行うことのできる第1の
入力手段であるスイッチである。なお、表示がID表示状
態にセットされたときにはT/Sスイッチ11は、撮影枚数
表示モード,時刻表示モード,日付表示モードなどの表
示を切り換える。また、ID表示状態では、WBスイッチ12
は、設定すべき数字情報の設定すべき数字桁を昇順に移
動させ、EXPスイッチ13は設定すべき数字情報の桁数を
降順に移動させる第2の入力手段であるスイッチであ
る。 さらにまた、1AはCPU1にクロック信号を送出する水晶
発振子、1BはCPU1の電源である。2は第2図(A)に示
す制御手順を格納しておくリードオンリメモリ(ROM)
であり、3は第4図に示す制御手順に使用される変数や
各モードにおける設定値を格納しておくランダムアクセ
スメモリ(RAM)である。 4はCPU1から送られてくる表示情報や入力状態をLCD
表示器5の駆動信号に変換するLCDドライバ、5はLCDド
ライバ4からの駆動信号にもとづき表示を行うLCD表示
器である。 6は選択スイッチ11〜13により設定された設定モード
によりそれぞれ、コマ送り機構7、ホワイトバランス調
整機構8および露出補正機構9を制御するメインCPUで
ある。7は設定された撮影速度でコマ送りを行うコマ送
り機構、8は設定されたホワイトバランスで画像処理を
行うホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整
機構、9は設定された露出補正値で露出補正を行う露出
補正機構である。 15は選択スイッチ11〜14により選択されたモードの設
定条件を降順に変化させる設定スイッチ(DOWMスイッ
チ)、16はモードの設定条件を昇順に変化させる設定ス
イッチ(UPスイッチ)である。21は撮影を行うレリー
ズ、22は本実施例のカメラ本体50を駆動する電源(不図
示)の電源スイッチであり、電源スイッチ22がオフとな
るレリーズ21のスイッチは、作動しない。 第2図は本発明実施例の外観を模式的に示す。 第1図と同一の箇所には同一の番号を付している。50
はカメラ本体である。第3図は第2図示の表示器5の表
示構成の一例を示す。 100はシャッタ速度の表示モード(TV)に設定された
ときに点灯するTVランプ、101〜104までは設定されたシ
ャッタ速度数を表示する液晶のセグメントである。101
〜104は表示モード切り換え操作で、時分,月日および
累計撮影枚数の表示をも行う。105〜106は、年,秒,撮
影枚数の表示を行う液晶のセグメントである。 107はID表示モードにおける撮影枚数の自動更新状態
を示すID INC表示マークで、ID INC表示マーク107とON
表示マークランプ108の点灯で撮影時に自動的に撮影枚
数の累計更新を行うことを示し、ID INC表示マーク107
とOFFマーク109の点灯で累計数枚の更新の停止を中止す
る。 110は撮影速度設定モード表示ランプ、111は撮影速度
を表示する液晶セグメントである。 112は露出補正設定値を表示する露出マーク、113はホ
ワイトバランス設定段階を絵文字表示するWBマークであ
る。 なお、カメラの電源スイッチ1Bがオンされているとき
は、表示器5には時刻(時,分),撮影枚数,ID NO.
(撮影累計枚数)の設定状態(オン,オフ表示),露出
補正状態,設定撮影速度および設定ホワイトバランス状
態が常時表示される。 第4図は本発明実施例における主制御手順の一例を示
す。第4図において、撮影モードを設定するスイッチ11
〜14のいずれかのスイッチが押下されると、割り込み処
理が行われ第4図に示す制御手順のプログラムの実行が
開始される。 ステップS100において、押下されたスイッチがWBスイ
ッチ12の押下か否かの判断を行う。押下されたスイッチ
がWBスイッチ12であるときはステップS101へ進み、ホワ
イトバランスの条件設定および設定された条件の表示を
行い、本制御手順を終了し、割り込み解除を行う。押下
されたスイッチがWBスイッチ12の押下でないときは、ス
テップS200へ進む。 ステップS200では、押下されたスイッチがT/Sスイッ
チ11か否かの判断を行う。押下されたスイッチがT/Sス
イッチ11のときはステップS201へ進み、撮影速度の条件
設定および設定された条件の表示を行い、本制御手順を
終了し、割り込み解除を行う。押下されたスイッチがT/
Sスイッチ11ではないときはステップS300へ進む。 ステップS300では、押下されたスイッチがEXPスイッ
チ13であるか否かの判断を行う。押下されたスイッチが
EXPスイッチ13のときは、ステップS301へ進み、露出補
正の条件設定および設定された条件の表示を行い本制御
手順を終了し、割り込み解除を行う。押下されたキーが
EXPスイッチ103でないときは、ステップS400へ進む。 ステップS400では、押下されたキーがIDスイッチ104
の押下か否かを判断する。押下されたキーがIDスイッチ
104のときはステップS401へ進み、IDの設定および表示
を行い、本制御手順を終了し、割り込みを解除する。 押下されたキーがIDスイッチ104でないときは本制御
手順を終了し、割り込み解除を行う。 第5図は第4図示のステップS101におけるホワイトバ
ランス設定・表示の処理手順の一例を示す。 第5図において、ステップS102で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。このタイマーは例えば水晶発振子1Aから送出される
クロック信号をカウントして所定時間を計測するカウン
ターを使用すればよい。 ステップS103では、WBスイッチ12が押下されている状
態かを判断する。WBスイッチ12が押下されないときはタ
イマーをオフとして(ステップS102)、本制御手順を終
了する。 ステップS103において、WBスイッチ12が押下状態のと
きは、ステップS104で、WBスイッチ12とUPスイッチ16が
同時押下されているか否かを判断する。WBスイッチ12の
押下とUPスイッチ16の同時押下がなされているときは、
タイマーをリセットし、表示器5に表示されているホワ
イトバランス条件値より次に大きいホワイトバランス条
件値をRAM3から読み取り、このホワイトバランス条件値
を設定すべきホワイトバランス情報をメインCPU6へ送り
(ステップS105〜S106)、なお、メインCPU6は撮影時に
このホワイトバランス情報をもとに、ホワイトバランス
調整機構8を制御し、ステップS113へ進む。 ステップS104において、WBスイッチ12とUPスイッチ16
が同時押下されていないときは、ステップS110へ進む。 ステップS110ではWBスイッチ12とDOWNスイッチ15が同
時押下されているか否かを判断する。WBスイッチ12とDO
WNスイッチ15が同時押下されているときは、ステップS1
11でタイマーをリセットし、ステップS112では表示器5
に表示されているホワイトバランス条件値より次に小さ
いホワイトバランス条件値をRAMから読み取り、この条
件値をメインCPU6へ送る。 次のステップS113では、読み取るホワイトバランス条
件値に対応する表示器5の表示情報をドライバ4に送
る。ドライバ4はこの情報を表示器5の液晶表示信号に
変換し、表示器5に設定されたホワイトバランス設定値
に対応する絵文字を表示させて(ステップS114)、ステ
ップS102へ戻る。 第6図は本発明実施例におけるホワイトバランスの設
定モード表示過程を示す。ホワイトバランスは表示の下
側にパターン表示される。 第6図において、PA1はホワイトバランスが自動調節
に設定されたときの画面表面であり、パターン“A"が表
示されている。カメラ使用者がWBスイッチ12を押下しな
がら、UPスイッチ16を押下すると、画面表示PA2に切り
換わり、例えばパターンのマークが表示され照明条件
に応じた所定ホワイトバランスのパターン表示がなされ
る。以下、WBスイッチ12を押下した状態でUPスイッチ16
を押下するごとに画面PA2からPA10まで順次にパターン
表示が切り換わる。ホワイトバランスを設定するときは
所望のパターン表示がされている段階でWBスイッチ12の
押下を中止すれば所定の時間経過後に、表示パターンに
対応するホワイトバランスに設定される。 次に例えば画面PA8に設定されたホワイトバランスを
画面PA2のホワイトバランスに変更するときは、WBスイ
ッチ12を押下しながらDOWNスイッチ15を押下するごとに
順次に表示が切り換わるので、画面PA2の表示がなされ
たときにWBスイッチ12とDOWNスイッチ15の押下を中止す
れば、ホワイトバランスは画面PAのパターンに対応する
ホワイトバランスに設定される。 以上の手順を繰り返すことにより、カメラ使用者は、
表示器5の表示画面を見ながら所望のホワイトバランス
を設定することができる。 第7図は第4図示のステップS301における露出補正の
設定・表示の処理手順の一例を示す。 第5図において、ステップS302で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。 ステップS303では、EXPスイッチ13が押下されている
状態かを判断する。EXPスイッチ13が押下されないとき
はタイマーをオフとして(ステップS302)、本制御手順
を終了する。ステップS303において、EXPスイッチ13が
押下状態のときは、ステップS304で、EXPスイッチ13とU
Pスイッチ16が同時押下されているか否かを判断する。E
XPスイッチ13の押下とUPスイッチ16の同時押下がなされ
ているときは、タイマーをリセットし、表示器5に表示
されている露出補正条件値より次に大きい露出補正条件
値をRAM3から読み取り、この露出補正条件値を設定すべ
き露出補正情報をメインCPU6へ送り(ステップS305〜S3
06)、なお、メインCPU6は撮影時にこの露出補正情報を
もとに、露出補正調整機構9を制御し、ステップS313へ
進む。 ステップS304において、EXPスイッチ13とUPスイッチ1
6が同時押下されていないときは、ステップS310へ進
む。 ステップS310ではEXPスイッチ13とDOWNスイッチ15が
同時押下されているか否かを判断する。EXPスイッチ13
とDOWNスイッチ15が同時押下されているときは、ステッ
プS311でタイマーをリセットし、ステップS312では表示
器5に表示されている露出補正条件値より次に小さい露
出補正条件値をRAM3から読み取り、この条件値をメイン
CPU6へ送る。 次のステップS313では、読み取る露出補正条件値に対
応する表示器5の表示情報をドライバ4に送る。ドライ
バ4はこの情報を表示器5の液晶表示信号に変換し、表
示器5に設定された露出補正設定値に対応する位置にカ
ーソルを表示させて(ステップS314)、ステップS302へ
戻る。 第8図は本発明実施例における露出補正の設定モード
表示過程を示す。露出補正値の表示の下側に入力モード
がカーソル表示される。 第8図において、カメラ使用者がEXPスイッチ13を押
下しながら、UPスイッチ16を押下すると、画面表示PA′
2に切り換わり、例えば露出補正値“1"の表示の下にカ
ーソルが表示され、照明条件に応じた所定露出補正露出
補正値のパターン表示がなされる。以下、EXPスイッチ1
3を押下した状態でUPスイッチ16を押下するごとに順次
に露出補正値表示が切り換わる。露出補正を設定すると
きは所望の露出補正値表示がされている段階でEXPスイ
ッチ13の押下を中止すれば所定の時間経過後に、表示に
対応する露出補正値が設定される。 次に、例えば画面PA′3に設定された露出補正値を画
面PA′1の露出補正値に変更するときは、EXPスイッチ1
3を押下しながらDOWNスイッチ15を押下するごとに順次
に表示が切り換わるので、画面PA′1の表示がなされた
ときにEXPスイッチ13とDOWNスイッチ15の押下を中止す
れば、露出補正値は画面PA′−1のカーソル表示に対応
する露出補正値に設定される。 以上の手順を繰り返すことにより、カメラ使用者は、
表示器5の表示画面を見ながら所望の露出補正値を設定
することができる。 第9図(A)〜(G)は第4図示のステップS401にお
けるIDの設定およびその表示処理手順を示す。 第9図において、ステップS402で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。ステップS403では、ID情報の中のモード選択をカメ
ラ使用者に要求するために、第3図示の液晶セグメント
101〜104により表示されている4桁以下の数字を点滅す
るようにLDCドライバ4へ指示する。 なお、ID情報の表示の切り換えスイッチは、撮影速度
選択を行うT/Sスイッチ11を兼用する。 ステップS404ではカメラ使用者がT/Sスイッチ11を押
下したか否かを判定し、否の場合は、入力操作ミスおよ
び設定終了の場合なので、この両者のいずれかをステッ
プS405で判断する。 ステップS405でカメラ使用者がもう一度IDスイッチ14
を押下しているか否かを判断し、スイッチ14が押下され
た場合は設定終了なのでステップS407へ進む。IDスイッ
チ14が押下されていない場合は、操作ミスなのでタイマ
ーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS40
6)。 タイムアップしていない場合は、ステップS403へ戻り
モード選択入力を最初からやり直す。タイムアップにな
ったときは、ステップS407でタイマをストップさせる。
ステップS408で表示器5の表示セグメント101〜104を時
刻表示とし、本制御手順を終了して、割り込みを解除す
る。 ステップS404でT/Sスイッチ11が押下されると、ステ
ップS409で表示セグメント104を点滅させて、ステップS
410へ進む。ステップS410では第9図(B)に示す撮影
累計枚数の設定処理を行うが撮影累計枚数入力操作が行
われないとステップS411へ進み、また、T/Sスイッチ11
が押下されたか否かを判断する。否の場合はステップS4
09へ戻り、次の入力を待つ。 T/Sスイッチ11が押下されるとステップS412へ進み、
表示セグメント101〜106を時刻表示に変え、秒を示す表
示セグメント105および106を点滅させる。次に、ステッ
プS413では、第9図(D)に示す時刻設定処理を行う。
ただし、時刻情報の入力操作が行われないと、ステップ
S414へ進み、T/Sスイッチ11が押下されたか否かの判断
を行う。否のときは、ステップS413へ戻り入力を待つ。
T/Sスイッチ11が押下されたときは、ステップS415へ進
み、表示セグメント101〜106を日付表示に変え、年を表
す表示セグメント105および106を点滅させる。 ステップS416では、第9図(F)に示す日付設定処理
を行う。日付設定が行われないとステップS417でT/Sス
イッチ11が押下されたか否かを判断し、否のときはステ
ップS416へ戻り入力を待つ。 T/Sスイッチ11が押下されたときはステップS410へ戻
り、撮影累計枚数設定モードに戻る。以下順にT/Sスイ
ッチ11を押下するたびに時刻設定モード,日付設定モー
ドに切り変えることができる。 第9図(B)は第9図(A)のステップS410における
撮影累計枚数の設定処理手順を示す。 第9図(B)において、ステップS410−1では、EXP
スイッチ13が押下されているか否かを判断する。なお、
EXPスイッチ13は露出補正の設定と、撮影累計枚数の設
定桁位置の左への変更とを兼ねる。否のときは、ステッ
プS410−10へ進み、EXPスイッチ13が押下されたとき
は、ステップS410−2へ進む。ステップS410−2ではス
テップS402でセットされたタイマーをリセットする。 ステップS410−3では、数字変更を許可する桁位置が
千の桁か否か、すなわち表示セグメント101の位置か否
かを判定する。否のときはステップS410−4へ進む。表
示セグメント101の位置である場合は数字変更を許可す
る位置をID INC107の位置として、ID INC107を点滅させ
(ステップS410−6)、ステップS410の撮影枚数設定処
理手順を終了して次の入力を待つ。 ここで、ID INC107が数字変更を許可する位置に設定
すると、撮影のたびごとに撮影枚数が自動的にカウント
される。 ステップS410−4では数字変更を許可する位置がID I
NC107の位置であるか否かを判定する。否のときは、数
字変更を許可する桁位置を左の桁位置に移し、その桁位
置を点滅させて、数字変更可能をカメラ使用者に知らせ
る(ステップS410−5)。変更許可位置がID INC107の
ときは、変更位置を1の位、すなわち、表示セグメント
104の位置として点滅表示を行い、ステップS410におけ
る撮影枚数処理手順を終了して、次の入力を待つ。 次にステップS410−1における判断でEXPスイッチ13
が押下されていないときは、ステップS410−10でEXPス
イッチ13が押下されているか否かを判定する。なお、EX
Pスイッチ13は露出補正の設定と、撮影累計枚数の設定
桁位置の右への変更とを兼ねる。 否のときは、第9図(c)のステップS410−20へ進
む。EXPスイッチ413が押下されたときは、ステップS410
−11でタイマーのリセットを行う。 次に、ステップS410−12では、数字変更を許可する位
置が1の桁か否かを判断する。否のときはステップS410
−14へ進む。数字変更を許可する位置が1の桁のとき
は、数字変更を許可する位置をID INC107の位置として
(ステップS410−13)。ステップS410の撮影累計枚数の
設定処理を終了する。 ステップS410−14では数字を変更する位置がID INC10
7の位置か否かを判断する。否のときは、数字を変更許
可する位置を右へシフトしてその位置を点滅表示させる
(ステップS410−15)。数字を変更する位置がID INCの
位置のときは数字を変更する位置を千の桁位置となし、
その位置を点滅させる(ステップS410−16)。ステップ
S410−15およびS410−16の処理が終了するとステップS4
10の処理を終了して次の入力を待つ。 ステップS410−10で、EXPスイッチ13の押下ではない
ときは、ステップS410−20においてUPスイッチ16が押下
されたか否かの判断を行う。否のときはステップS410−
30へ進み、UPスイッチ16が押下されたときはステップS4
10−21へ進む。ステップS21ではタイマーをリセット
し、次に数字変更を許可する位置は、ID INC107である
か否かを判定する(ステップS410−22)。数字変更を許
可する位置がID INC107のときは、ID INC107とオン108
を点滅表示させる(ステップS410−23)。この状態で撮
影枚数累計が撮影のたびごとに自動的にカウントされ
る。 数字変更を許可する位置がID INC107ではないとき
は、数字変更を許可する位置において表示されている数
字に1を加えた数字に変更して、その数字の点滅表示を
行う(ステップS410−24)。 ステップS410−23またはステップS410−24の処理が終
了すると、ステップS410の処理を終了する。 次にステップS410−30では押下されたキーが、DOWNス
イッチ15か否かの判断を行う。否のときはステップS410
−40へ進み、DOWNスイッチ15が押下されているときは、
ステップS410−31へ進む。ステップS410−31ではタイマ
ーをリセットし、ステップS410−32へ進む。ステップS4
10−32では数字変更を許可する位置がID INC107の位置
か否かを判断する。数字変更を許可する位置がID INC10
7の位置であるときは、ID INC107およびオフ109の点滅
表示させる(ステップS410−33)。この状態では、撮影
累計枚数は撮影時に自動カウントを行わない。ステップ
S410−33またはステップS410−34の処理を終了するとス
テップS410の処理を終了する。 ステップS410−40では2度目にIDスイッチ14が押下さ
れたか否かを判断する。否のときはステップS410−50へ
進む。2度目にIDスイッチ14が押下されたときは、ステ
ップS410−41でタイマーをストップさせ、ステップS410
−42では点滅を中止し、設定された撮影累計枚数をその
まま表示させて、本実施例の制御手順を終了し、割り込
みを解除する。 ステップS410−50ではタイマーがタイムアップしたか
否かを判断し、タイムアップしたときは、設定終了と判
断してステップS410−41へ戻る。否のときはステップS4
10の処理を終了して次の入力を待つ。 第9図(D)は第9図(A)のステップS413における
時刻設定処理手順を示す。 ステップS413−1ではEXPスイッチ13が押下されたか
否かを判断する。否のときは、ステップS413−10へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS413
−2でタイマーをリセットし、ステップS413−3へ進
む。ステップS413−3では、数字変更を許可する位置が
“時”を表す表示セグメント101および102であるか否か
を判定する。否であるときは、数字変更を許可する位置
を左へシフトしてその位置を点滅させる(ステップS413
−5)。数字変更を許可する位置が時のときは数字変更
を許可する位置を秒を表す表示セグメント107および108
をなし、その位置で点滅表示を行わせる(ステップS410
−4)。 ステップS413−4またはステップS413−5が終了する
とステップS413の処理を終了する。 次に、ステップS413−10ではEXPスイッチ13が押下さ
れたか否かを判定する。否のときは、ステップS413−20
へ進む。EXPスイッチ13が押下されているときは、ステ
ップS413−11でタイマーをリセットし、ステップS413−
12で数字変更を許可する位置は“秒”の位置か否かを判
断する。否のときは、数字変更を許可する位置を右へシ
フトとしてその位置で点滅表示を行う(ステップS413−
13)。数字変更を許可する位置が“秒”の位置のときは
数字変更を許可する位置を“時”の位置としてこの位置
で表示を点滅させる(ステップS413−14)。ステップS4
13−13またはステップS413−14の処理が終了するとステ
ップS413の処理を終了する。 次に、ステップS413−20では、UPスイッチ20の押下か
否かを判断する。否であるときは、ステップS413−30へ
進む。UPスイッチ16が押下されたときは、ステップS413
−21でタイマーをリセットし、ステップS413−22で数字
変更を許可する位置は“秒”の位置か否かを判断する。 否のときは数字変更を許可する位置の数字に1を加え
た数字に変更し、この数字を点滅表示させる(ステップ
S413−23)。数字変更を許可する位置が“秒”データを
格納している“秒”の表示を“00"と表示して点滅させ
る(ステップS413−24)。ステップS413−23またはステ
ップS413−24が終了するとステップS413の処理を終了す
る。 第9図(E)のステップS413−30ではDOWNスイッチ15
が押下されたか否かを判断する。否の時はステップS413
−40へ進む。DOWNスイッチ15が押下されたときは、ステ
ップS413−31でタイマーリセットを行い、ステップS413
−32では、数字変更を許可する位置は“秒”の位置か否
かを判断する。“秒”の位置のときは、“秒”の表示を
“00"とクリアして点滅表示させる(ステップS413−3
3)。否のときは、数字変更を許可する位置の数字1を
減算した数字に変更して点滅表示させる(ステップS413
−34)。ステップS413−33またはステップS413−34の処
理が終了するとステップS413の処理を終了する。 次にステップS413−40では、IDスイッチ14が2度目に
押下されたか否かを判断する。否のときはステップS413
−50へ進む。2度目のIDスイッチ14が押下されたとき
は、ステップS413−51でタイマーストップを行い設定さ
れた表示の状態で点滅を中止し、本実施例の制御手順を
終了する。ステップS413−50ではタイマーのタイムアッ
プか否かの判断を行い、タイムアップのときはステップ
S413−51へ進む。否のときはステップS413の処理手順を
終了する。 第9図(F)は第9図(A)のステップS416における
日付を設定する処理手順を示す。 ステップS416−1では、EXPスイッチ13が押下された
か否かを判断する。否のときはステップS416−10へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS416
−2でタイマーをリセットし、ステップS416−3では数
字変更を許可する位置が“月”であるか、すなわち表示
セグメント101および102の位置であるかを判断する。
“月”の位置であるときは、数字変更を許可する位置を
“年”として、この表示を点滅させる(ステップS416−
4)。否のときは数字変更を許可する位置を左へシフト
してこの位置の表示を点滅させる(ステップS416−
5)。ステップS416−4またはステップS416−5の処理
が終了したときはステップS416の処理を終了する。 次にステップS416−10ではEXPスイッチ13が押下され
たか否かを判断する。否のときはステップS416−20へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS416
−11でタイマーリセットを行い、ステップS416−12で数
字変更を許可する位置が“年”の位置か否かの判断を行
う。数字変更を許可する位置が“年”の位置のときは、
数字変更を許可する位置を“月”の位置としてその表示
を点滅させる(ステップS416−13)。否のときは、数字
変更を許可する位置を右へシフトしてその位置の表示を
点滅させる(ステップS416−14)。ステップS416−13ま
たはステップS416−14が終了したときは、ステップS416
の処理を終了する。 次にステップS416−20ではUPスイッチ16が押下された
か否かを判断する。否のときはステップS416−30へ進
む。UPスイッチ16が押下されたときは、ステップS416−
21でタイマーリセットを行い、数字変更を許可する位置
の数字を、1を加えた数字に変更し、点滅表示させ(ス
テップS416−22)、ステップS416の処理を終了する。 ステップS416−30ではDOWNスイッチ15が押下されたか
否かを判断する。否のときはステップS40へ進む。DOWN
スイッチ15が押下されたときは、ステップS416−31でタ
イマーをリセットし、ステップS416−32で数字変更を許
可する位置の数字を、1を減算した数字に変更し、点滅
表示させて、ステップS416の処理を終了する。 第9図(G)のステップS416−40では、IDスイッチ14
が押下されたか否かを判断する。IDスイッチ14が押下さ
れたときはステップS416−51へ進む。否のときはステッ
プS416−50へ進む。ステップS50ではタイマーがタイム
アップか否かを判断し、否のときはステップS416の処理
を終了する。タイムアップのときはステップS416−51へ
進み、タイマーをストップし、設定された数字をそのま
ま表示させ、点滅を中止して、本実施例の制御手順を終
了する。 以上本発明実施例の制御手順を説明したが、上述した
数字変更を許可する位置は例えばRAM3に位置レジスタを
設けて表示を許可する位置情報を格納しておけばよい。
また、表示セグメントの点滅表示はCPU1からLCDドライ
バ4へ所定時間ごとに表示信号を送出することにより可
能である。 さらにまた、設定されたID情報はRAM3に格納され、時
刻の更新や撮影枚数累計の更新の処理が行われる。 次に、本発明実施例の操作手順および表示例について
説明する。第10図は本発明実施例の表示の一例を示す。 IDスイッチ14を押下すると、時刻の表示が撮影枚数累
計の表示に切り換わり表示セグメント101〜104の表示が
点滅し、ID情報の設定が可能となることを知らせる。次
にT/Sスイッチ11を押下すると第6図の表示例のように
表示セグメント104の“6"が点滅し、表示セグメント104
の表示変更が可能であることを知らせる。EXPスイッチ1
3を1回押下すると表示PB2が示すように表示セグメント
103の“3"が点滅し、表示セグメント103の表示変更が可
能であることを知らせる。このときUPスイッチ16を1回
押下すると“3"の表示が“4"の切り換わり、更にUPスイ
ッチを押下するごとに昇順に表示が切り換わる。また、
EXPスイッチ13を押下するごとに表示PB3〜PB5まで点滅
位置が切り変わる。表示PB5のようにID INC107が点滅し
ている状態でUPスイッチ16を押下すると、ON108が表示
され、撮影累計枚数の自動更新が行われることを示す。
また、DOWNスイッチ15を押下するとOFF109が表示され、
自動更新が行われないことを示す。 撮影累計枚数の設定が終了し、IDスイッチ14を押下す
ると表示セグメント101〜104は時刻表示の通常表示に戻
る。撮影累計枚数の表示段階でT/Sスイッチ11を押下す
ると表示セグメント101〜106は時分秒の表示に切り換わ
り、表示PC1のように秒の表示が点滅し、この位置が表
示変更可能であることを知らせる。EXPスイッチ13を押
下すると表示PC2のように分の位置が点滅する。EXPスイ
ッチ13を押下すると表示PC1に戻る。所望の設定位置でU
Pスイッチ16またはDOWNスイッチ15を押下するたびに数
字が昇順または降順に切り換わる。 この状態でIDスイッチ14を押下すると上述の通常表示
に戻り、T/Sスイッチ11を押下すると表示セグメント101
〜106は月,日,年の表示に切り換わる。月,日,年の
設定は上述の時分秒と同様である。この状態でIDスイッ
チ14を押下すると通常表示に戻り、IDスイッチ14を押下
すると撮影累計枚数表示に戻る。 以上の操作を行うことにより撮影累計枚数,時,分,
秒および月,日,年の設定を行うことができる。 なお、本実施例では撮影累計枚数、時,分,秒、月,
日,年の3段階の表示例を説明したが、撮影条件を数値
で表す情報であれば、同一の入力手段を用いてさらに表
示できることはいうまでもない。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば多くの情報を少
ない入力手段で設定できるのでカメラをより小型にで
き、またより多くの他の情報入力手段を設けることがで
きるという効果が得られる。
する多機能表示装置および多種のカメラ情報を入力する
入力手段を具えた通常の光学式あるいは電子式のスチル
カメラ、またはビデオカメラなどのカメラに関する。 [従来の技術] 一般に、中央演算処理装置(CPU)を搭載した電子カ
メラでは、液晶表示装置などを合わせカメラに搭載し、
時刻,日付,シャッタースピード,撮影枚数などのカメ
ラ情報を液晶表示装置に表示させることが考えられてい
る。 ところが多種類の情報を表示させると表示装置の表示
スペースおよび情報入力手段の数も増加する。例えば時
刻(時,分,秒),日(年,月,日)および撮影枚数を
表示するときは、時刻,日付,撮影枚数の変更を指示す
る3種の入力手段と、これら3種の情報を変更するため
の3種の変更手段とが必要であった。したがって限られ
たカメラのスペースの中では表示する情報の数が限定さ
れるといった問題点があった。 [発明が解決しようとする問題点] そこで本発明の目的はこのような問題点を解決し、よ
り少ない個数の入力手段で多種類の情報を入力表示する
ことのできるカメラを提供することにある。 [問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、複数の
カメラ情報設定モードを変更させることを許可する指示
と、指示の解除とを交互に行うことのできる第1の入力
手段と、第1の入力手段により複数のカメラ情報設定モ
ードの変更の許可が指示されているときに、複数のカメ
ラ情報設定モードから択一的に選択された設定モードに
おいて、設定すべき情報へ桁を選択する第1の状態と、
第1の入力手段により指示の解除がされているときに複
数のカメラ情報設定モード以外の情報設定モードを選択
する第2の状態とを有する第2の入力手段と、入力手段
により選択された第1または第2の状態を表示する表示
手段とを具備したことを特徴とする。 [作 用] 複数のカメラ情報設定モードを変更させることを許可
する指示と指示の解除とを交互に行うことのできる第1
の入力手段により複数のカメラ情報設定モードの変更の
許可が指示されているときに、前記複数のカメラ情報設
定モードから択一的に設定された情報設定モードにおい
て、第2の入力手段により設定すべき情報の桁を選択
し、第1の入力手段により複数のカメラ情報設定モード
の変更の許可の指示が解除されているときには、複数の
カメラ情報設定モード以外の情報設定モードを選択す
る。また、表示手段により第2の入力手段の入力状態が
表示される。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明実施例の一構成例を示す。 1は第4図に示す制御手順を実行する演算処理装置
(CPU)であり、また、撮影速度選択スイッチ(T/Sスイ
ッチ)11、ホワイトバランス選択スイッチ(WBスイッ
チ)12、露出選択スイッチ(EXPスイッチ)13および時
刻,日付,撮影枚数などのID情報を設定するIDスイッチ
14により設定された各種情報をLCD表示器5に表示させ
る。14は複数のZD情報設定モードを変更されることを許
可する指示と、解除とを交互に行うことのできる第1の
入力手段であるスイッチである。なお、表示がID表示状
態にセットされたときにはT/Sスイッチ11は、撮影枚数
表示モード,時刻表示モード,日付表示モードなどの表
示を切り換える。また、ID表示状態では、WBスイッチ12
は、設定すべき数字情報の設定すべき数字桁を昇順に移
動させ、EXPスイッチ13は設定すべき数字情報の桁数を
降順に移動させる第2の入力手段であるスイッチであ
る。 さらにまた、1AはCPU1にクロック信号を送出する水晶
発振子、1BはCPU1の電源である。2は第2図(A)に示
す制御手順を格納しておくリードオンリメモリ(ROM)
であり、3は第4図に示す制御手順に使用される変数や
各モードにおける設定値を格納しておくランダムアクセ
スメモリ(RAM)である。 4はCPU1から送られてくる表示情報や入力状態をLCD
表示器5の駆動信号に変換するLCDドライバ、5はLCDド
ライバ4からの駆動信号にもとづき表示を行うLCD表示
器である。 6は選択スイッチ11〜13により設定された設定モード
によりそれぞれ、コマ送り機構7、ホワイトバランス調
整機構8および露出補正機構9を制御するメインCPUで
ある。7は設定された撮影速度でコマ送りを行うコマ送
り機構、8は設定されたホワイトバランスで画像処理を
行うホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整
機構、9は設定された露出補正値で露出補正を行う露出
補正機構である。 15は選択スイッチ11〜14により選択されたモードの設
定条件を降順に変化させる設定スイッチ(DOWMスイッ
チ)、16はモードの設定条件を昇順に変化させる設定ス
イッチ(UPスイッチ)である。21は撮影を行うレリー
ズ、22は本実施例のカメラ本体50を駆動する電源(不図
示)の電源スイッチであり、電源スイッチ22がオフとな
るレリーズ21のスイッチは、作動しない。 第2図は本発明実施例の外観を模式的に示す。 第1図と同一の箇所には同一の番号を付している。50
はカメラ本体である。第3図は第2図示の表示器5の表
示構成の一例を示す。 100はシャッタ速度の表示モード(TV)に設定された
ときに点灯するTVランプ、101〜104までは設定されたシ
ャッタ速度数を表示する液晶のセグメントである。101
〜104は表示モード切り換え操作で、時分,月日および
累計撮影枚数の表示をも行う。105〜106は、年,秒,撮
影枚数の表示を行う液晶のセグメントである。 107はID表示モードにおける撮影枚数の自動更新状態
を示すID INC表示マークで、ID INC表示マーク107とON
表示マークランプ108の点灯で撮影時に自動的に撮影枚
数の累計更新を行うことを示し、ID INC表示マーク107
とOFFマーク109の点灯で累計数枚の更新の停止を中止す
る。 110は撮影速度設定モード表示ランプ、111は撮影速度
を表示する液晶セグメントである。 112は露出補正設定値を表示する露出マーク、113はホ
ワイトバランス設定段階を絵文字表示するWBマークであ
る。 なお、カメラの電源スイッチ1Bがオンされているとき
は、表示器5には時刻(時,分),撮影枚数,ID NO.
(撮影累計枚数)の設定状態(オン,オフ表示),露出
補正状態,設定撮影速度および設定ホワイトバランス状
態が常時表示される。 第4図は本発明実施例における主制御手順の一例を示
す。第4図において、撮影モードを設定するスイッチ11
〜14のいずれかのスイッチが押下されると、割り込み処
理が行われ第4図に示す制御手順のプログラムの実行が
開始される。 ステップS100において、押下されたスイッチがWBスイ
ッチ12の押下か否かの判断を行う。押下されたスイッチ
がWBスイッチ12であるときはステップS101へ進み、ホワ
イトバランスの条件設定および設定された条件の表示を
行い、本制御手順を終了し、割り込み解除を行う。押下
されたスイッチがWBスイッチ12の押下でないときは、ス
テップS200へ進む。 ステップS200では、押下されたスイッチがT/Sスイッ
チ11か否かの判断を行う。押下されたスイッチがT/Sス
イッチ11のときはステップS201へ進み、撮影速度の条件
設定および設定された条件の表示を行い、本制御手順を
終了し、割り込み解除を行う。押下されたスイッチがT/
Sスイッチ11ではないときはステップS300へ進む。 ステップS300では、押下されたスイッチがEXPスイッ
チ13であるか否かの判断を行う。押下されたスイッチが
EXPスイッチ13のときは、ステップS301へ進み、露出補
正の条件設定および設定された条件の表示を行い本制御
手順を終了し、割り込み解除を行う。押下されたキーが
EXPスイッチ103でないときは、ステップS400へ進む。 ステップS400では、押下されたキーがIDスイッチ104
の押下か否かを判断する。押下されたキーがIDスイッチ
104のときはステップS401へ進み、IDの設定および表示
を行い、本制御手順を終了し、割り込みを解除する。 押下されたキーがIDスイッチ104でないときは本制御
手順を終了し、割り込み解除を行う。 第5図は第4図示のステップS101におけるホワイトバ
ランス設定・表示の処理手順の一例を示す。 第5図において、ステップS102で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。このタイマーは例えば水晶発振子1Aから送出される
クロック信号をカウントして所定時間を計測するカウン
ターを使用すればよい。 ステップS103では、WBスイッチ12が押下されている状
態かを判断する。WBスイッチ12が押下されないときはタ
イマーをオフとして(ステップS102)、本制御手順を終
了する。 ステップS103において、WBスイッチ12が押下状態のと
きは、ステップS104で、WBスイッチ12とUPスイッチ16が
同時押下されているか否かを判断する。WBスイッチ12の
押下とUPスイッチ16の同時押下がなされているときは、
タイマーをリセットし、表示器5に表示されているホワ
イトバランス条件値より次に大きいホワイトバランス条
件値をRAM3から読み取り、このホワイトバランス条件値
を設定すべきホワイトバランス情報をメインCPU6へ送り
(ステップS105〜S106)、なお、メインCPU6は撮影時に
このホワイトバランス情報をもとに、ホワイトバランス
調整機構8を制御し、ステップS113へ進む。 ステップS104において、WBスイッチ12とUPスイッチ16
が同時押下されていないときは、ステップS110へ進む。 ステップS110ではWBスイッチ12とDOWNスイッチ15が同
時押下されているか否かを判断する。WBスイッチ12とDO
WNスイッチ15が同時押下されているときは、ステップS1
11でタイマーをリセットし、ステップS112では表示器5
に表示されているホワイトバランス条件値より次に小さ
いホワイトバランス条件値をRAMから読み取り、この条
件値をメインCPU6へ送る。 次のステップS113では、読み取るホワイトバランス条
件値に対応する表示器5の表示情報をドライバ4に送
る。ドライバ4はこの情報を表示器5の液晶表示信号に
変換し、表示器5に設定されたホワイトバランス設定値
に対応する絵文字を表示させて(ステップS114)、ステ
ップS102へ戻る。 第6図は本発明実施例におけるホワイトバランスの設
定モード表示過程を示す。ホワイトバランスは表示の下
側にパターン表示される。 第6図において、PA1はホワイトバランスが自動調節
に設定されたときの画面表面であり、パターン“A"が表
示されている。カメラ使用者がWBスイッチ12を押下しな
がら、UPスイッチ16を押下すると、画面表示PA2に切り
換わり、例えばパターンのマークが表示され照明条件
に応じた所定ホワイトバランスのパターン表示がなされ
る。以下、WBスイッチ12を押下した状態でUPスイッチ16
を押下するごとに画面PA2からPA10まで順次にパターン
表示が切り換わる。ホワイトバランスを設定するときは
所望のパターン表示がされている段階でWBスイッチ12の
押下を中止すれば所定の時間経過後に、表示パターンに
対応するホワイトバランスに設定される。 次に例えば画面PA8に設定されたホワイトバランスを
画面PA2のホワイトバランスに変更するときは、WBスイ
ッチ12を押下しながらDOWNスイッチ15を押下するごとに
順次に表示が切り換わるので、画面PA2の表示がなされ
たときにWBスイッチ12とDOWNスイッチ15の押下を中止す
れば、ホワイトバランスは画面PAのパターンに対応する
ホワイトバランスに設定される。 以上の手順を繰り返すことにより、カメラ使用者は、
表示器5の表示画面を見ながら所望のホワイトバランス
を設定することができる。 第7図は第4図示のステップS301における露出補正の
設定・表示の処理手順の一例を示す。 第5図において、ステップS302で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。 ステップS303では、EXPスイッチ13が押下されている
状態かを判断する。EXPスイッチ13が押下されないとき
はタイマーをオフとして(ステップS302)、本制御手順
を終了する。ステップS303において、EXPスイッチ13が
押下状態のときは、ステップS304で、EXPスイッチ13とU
Pスイッチ16が同時押下されているか否かを判断する。E
XPスイッチ13の押下とUPスイッチ16の同時押下がなされ
ているときは、タイマーをリセットし、表示器5に表示
されている露出補正条件値より次に大きい露出補正条件
値をRAM3から読み取り、この露出補正条件値を設定すべ
き露出補正情報をメインCPU6へ送り(ステップS305〜S3
06)、なお、メインCPU6は撮影時にこの露出補正情報を
もとに、露出補正調整機構9を制御し、ステップS313へ
進む。 ステップS304において、EXPスイッチ13とUPスイッチ1
6が同時押下されていないときは、ステップS310へ進
む。 ステップS310ではEXPスイッチ13とDOWNスイッチ15が
同時押下されているか否かを判断する。EXPスイッチ13
とDOWNスイッチ15が同時押下されているときは、ステッ
プS311でタイマーをリセットし、ステップS312では表示
器5に表示されている露出補正条件値より次に小さい露
出補正条件値をRAM3から読み取り、この条件値をメイン
CPU6へ送る。 次のステップS313では、読み取る露出補正条件値に対
応する表示器5の表示情報をドライバ4に送る。ドライ
バ4はこの情報を表示器5の液晶表示信号に変換し、表
示器5に設定された露出補正設定値に対応する位置にカ
ーソルを表示させて(ステップS314)、ステップS302へ
戻る。 第8図は本発明実施例における露出補正の設定モード
表示過程を示す。露出補正値の表示の下側に入力モード
がカーソル表示される。 第8図において、カメラ使用者がEXPスイッチ13を押
下しながら、UPスイッチ16を押下すると、画面表示PA′
2に切り換わり、例えば露出補正値“1"の表示の下にカ
ーソルが表示され、照明条件に応じた所定露出補正露出
補正値のパターン表示がなされる。以下、EXPスイッチ1
3を押下した状態でUPスイッチ16を押下するごとに順次
に露出補正値表示が切り換わる。露出補正を設定すると
きは所望の露出補正値表示がされている段階でEXPスイ
ッチ13の押下を中止すれば所定の時間経過後に、表示に
対応する露出補正値が設定される。 次に、例えば画面PA′3に設定された露出補正値を画
面PA′1の露出補正値に変更するときは、EXPスイッチ1
3を押下しながらDOWNスイッチ15を押下するごとに順次
に表示が切り換わるので、画面PA′1の表示がなされた
ときにEXPスイッチ13とDOWNスイッチ15の押下を中止す
れば、露出補正値は画面PA′−1のカーソル表示に対応
する露出補正値に設定される。 以上の手順を繰り返すことにより、カメラ使用者は、
表示器5の表示画面を見ながら所望の露出補正値を設定
することができる。 第9図(A)〜(G)は第4図示のステップS401にお
けるIDの設定およびその表示処理手順を示す。 第9図において、ステップS402で所定時間、例えば2
分間を経過するとオフとなるタイマーをスタートさせ
る。ステップS403では、ID情報の中のモード選択をカメ
ラ使用者に要求するために、第3図示の液晶セグメント
101〜104により表示されている4桁以下の数字を点滅す
るようにLDCドライバ4へ指示する。 なお、ID情報の表示の切り換えスイッチは、撮影速度
選択を行うT/Sスイッチ11を兼用する。 ステップS404ではカメラ使用者がT/Sスイッチ11を押
下したか否かを判定し、否の場合は、入力操作ミスおよ
び設定終了の場合なので、この両者のいずれかをステッ
プS405で判断する。 ステップS405でカメラ使用者がもう一度IDスイッチ14
を押下しているか否かを判断し、スイッチ14が押下され
た場合は設定終了なのでステップS407へ進む。IDスイッ
チ14が押下されていない場合は、操作ミスなのでタイマ
ーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS40
6)。 タイムアップしていない場合は、ステップS403へ戻り
モード選択入力を最初からやり直す。タイムアップにな
ったときは、ステップS407でタイマをストップさせる。
ステップS408で表示器5の表示セグメント101〜104を時
刻表示とし、本制御手順を終了して、割り込みを解除す
る。 ステップS404でT/Sスイッチ11が押下されると、ステ
ップS409で表示セグメント104を点滅させて、ステップS
410へ進む。ステップS410では第9図(B)に示す撮影
累計枚数の設定処理を行うが撮影累計枚数入力操作が行
われないとステップS411へ進み、また、T/Sスイッチ11
が押下されたか否かを判断する。否の場合はステップS4
09へ戻り、次の入力を待つ。 T/Sスイッチ11が押下されるとステップS412へ進み、
表示セグメント101〜106を時刻表示に変え、秒を示す表
示セグメント105および106を点滅させる。次に、ステッ
プS413では、第9図(D)に示す時刻設定処理を行う。
ただし、時刻情報の入力操作が行われないと、ステップ
S414へ進み、T/Sスイッチ11が押下されたか否かの判断
を行う。否のときは、ステップS413へ戻り入力を待つ。
T/Sスイッチ11が押下されたときは、ステップS415へ進
み、表示セグメント101〜106を日付表示に変え、年を表
す表示セグメント105および106を点滅させる。 ステップS416では、第9図(F)に示す日付設定処理
を行う。日付設定が行われないとステップS417でT/Sス
イッチ11が押下されたか否かを判断し、否のときはステ
ップS416へ戻り入力を待つ。 T/Sスイッチ11が押下されたときはステップS410へ戻
り、撮影累計枚数設定モードに戻る。以下順にT/Sスイ
ッチ11を押下するたびに時刻設定モード,日付設定モー
ドに切り変えることができる。 第9図(B)は第9図(A)のステップS410における
撮影累計枚数の設定処理手順を示す。 第9図(B)において、ステップS410−1では、EXP
スイッチ13が押下されているか否かを判断する。なお、
EXPスイッチ13は露出補正の設定と、撮影累計枚数の設
定桁位置の左への変更とを兼ねる。否のときは、ステッ
プS410−10へ進み、EXPスイッチ13が押下されたとき
は、ステップS410−2へ進む。ステップS410−2ではス
テップS402でセットされたタイマーをリセットする。 ステップS410−3では、数字変更を許可する桁位置が
千の桁か否か、すなわち表示セグメント101の位置か否
かを判定する。否のときはステップS410−4へ進む。表
示セグメント101の位置である場合は数字変更を許可す
る位置をID INC107の位置として、ID INC107を点滅させ
(ステップS410−6)、ステップS410の撮影枚数設定処
理手順を終了して次の入力を待つ。 ここで、ID INC107が数字変更を許可する位置に設定
すると、撮影のたびごとに撮影枚数が自動的にカウント
される。 ステップS410−4では数字変更を許可する位置がID I
NC107の位置であるか否かを判定する。否のときは、数
字変更を許可する桁位置を左の桁位置に移し、その桁位
置を点滅させて、数字変更可能をカメラ使用者に知らせ
る(ステップS410−5)。変更許可位置がID INC107の
ときは、変更位置を1の位、すなわち、表示セグメント
104の位置として点滅表示を行い、ステップS410におけ
る撮影枚数処理手順を終了して、次の入力を待つ。 次にステップS410−1における判断でEXPスイッチ13
が押下されていないときは、ステップS410−10でEXPス
イッチ13が押下されているか否かを判定する。なお、EX
Pスイッチ13は露出補正の設定と、撮影累計枚数の設定
桁位置の右への変更とを兼ねる。 否のときは、第9図(c)のステップS410−20へ進
む。EXPスイッチ413が押下されたときは、ステップS410
−11でタイマーのリセットを行う。 次に、ステップS410−12では、数字変更を許可する位
置が1の桁か否かを判断する。否のときはステップS410
−14へ進む。数字変更を許可する位置が1の桁のとき
は、数字変更を許可する位置をID INC107の位置として
(ステップS410−13)。ステップS410の撮影累計枚数の
設定処理を終了する。 ステップS410−14では数字を変更する位置がID INC10
7の位置か否かを判断する。否のときは、数字を変更許
可する位置を右へシフトしてその位置を点滅表示させる
(ステップS410−15)。数字を変更する位置がID INCの
位置のときは数字を変更する位置を千の桁位置となし、
その位置を点滅させる(ステップS410−16)。ステップ
S410−15およびS410−16の処理が終了するとステップS4
10の処理を終了して次の入力を待つ。 ステップS410−10で、EXPスイッチ13の押下ではない
ときは、ステップS410−20においてUPスイッチ16が押下
されたか否かの判断を行う。否のときはステップS410−
30へ進み、UPスイッチ16が押下されたときはステップS4
10−21へ進む。ステップS21ではタイマーをリセット
し、次に数字変更を許可する位置は、ID INC107である
か否かを判定する(ステップS410−22)。数字変更を許
可する位置がID INC107のときは、ID INC107とオン108
を点滅表示させる(ステップS410−23)。この状態で撮
影枚数累計が撮影のたびごとに自動的にカウントされ
る。 数字変更を許可する位置がID INC107ではないとき
は、数字変更を許可する位置において表示されている数
字に1を加えた数字に変更して、その数字の点滅表示を
行う(ステップS410−24)。 ステップS410−23またはステップS410−24の処理が終
了すると、ステップS410の処理を終了する。 次にステップS410−30では押下されたキーが、DOWNス
イッチ15か否かの判断を行う。否のときはステップS410
−40へ進み、DOWNスイッチ15が押下されているときは、
ステップS410−31へ進む。ステップS410−31ではタイマ
ーをリセットし、ステップS410−32へ進む。ステップS4
10−32では数字変更を許可する位置がID INC107の位置
か否かを判断する。数字変更を許可する位置がID INC10
7の位置であるときは、ID INC107およびオフ109の点滅
表示させる(ステップS410−33)。この状態では、撮影
累計枚数は撮影時に自動カウントを行わない。ステップ
S410−33またはステップS410−34の処理を終了するとス
テップS410の処理を終了する。 ステップS410−40では2度目にIDスイッチ14が押下さ
れたか否かを判断する。否のときはステップS410−50へ
進む。2度目にIDスイッチ14が押下されたときは、ステ
ップS410−41でタイマーをストップさせ、ステップS410
−42では点滅を中止し、設定された撮影累計枚数をその
まま表示させて、本実施例の制御手順を終了し、割り込
みを解除する。 ステップS410−50ではタイマーがタイムアップしたか
否かを判断し、タイムアップしたときは、設定終了と判
断してステップS410−41へ戻る。否のときはステップS4
10の処理を終了して次の入力を待つ。 第9図(D)は第9図(A)のステップS413における
時刻設定処理手順を示す。 ステップS413−1ではEXPスイッチ13が押下されたか
否かを判断する。否のときは、ステップS413−10へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS413
−2でタイマーをリセットし、ステップS413−3へ進
む。ステップS413−3では、数字変更を許可する位置が
“時”を表す表示セグメント101および102であるか否か
を判定する。否であるときは、数字変更を許可する位置
を左へシフトしてその位置を点滅させる(ステップS413
−5)。数字変更を許可する位置が時のときは数字変更
を許可する位置を秒を表す表示セグメント107および108
をなし、その位置で点滅表示を行わせる(ステップS410
−4)。 ステップS413−4またはステップS413−5が終了する
とステップS413の処理を終了する。 次に、ステップS413−10ではEXPスイッチ13が押下さ
れたか否かを判定する。否のときは、ステップS413−20
へ進む。EXPスイッチ13が押下されているときは、ステ
ップS413−11でタイマーをリセットし、ステップS413−
12で数字変更を許可する位置は“秒”の位置か否かを判
断する。否のときは、数字変更を許可する位置を右へシ
フトとしてその位置で点滅表示を行う(ステップS413−
13)。数字変更を許可する位置が“秒”の位置のときは
数字変更を許可する位置を“時”の位置としてこの位置
で表示を点滅させる(ステップS413−14)。ステップS4
13−13またはステップS413−14の処理が終了するとステ
ップS413の処理を終了する。 次に、ステップS413−20では、UPスイッチ20の押下か
否かを判断する。否であるときは、ステップS413−30へ
進む。UPスイッチ16が押下されたときは、ステップS413
−21でタイマーをリセットし、ステップS413−22で数字
変更を許可する位置は“秒”の位置か否かを判断する。 否のときは数字変更を許可する位置の数字に1を加え
た数字に変更し、この数字を点滅表示させる(ステップ
S413−23)。数字変更を許可する位置が“秒”データを
格納している“秒”の表示を“00"と表示して点滅させ
る(ステップS413−24)。ステップS413−23またはステ
ップS413−24が終了するとステップS413の処理を終了す
る。 第9図(E)のステップS413−30ではDOWNスイッチ15
が押下されたか否かを判断する。否の時はステップS413
−40へ進む。DOWNスイッチ15が押下されたときは、ステ
ップS413−31でタイマーリセットを行い、ステップS413
−32では、数字変更を許可する位置は“秒”の位置か否
かを判断する。“秒”の位置のときは、“秒”の表示を
“00"とクリアして点滅表示させる(ステップS413−3
3)。否のときは、数字変更を許可する位置の数字1を
減算した数字に変更して点滅表示させる(ステップS413
−34)。ステップS413−33またはステップS413−34の処
理が終了するとステップS413の処理を終了する。 次にステップS413−40では、IDスイッチ14が2度目に
押下されたか否かを判断する。否のときはステップS413
−50へ進む。2度目のIDスイッチ14が押下されたとき
は、ステップS413−51でタイマーストップを行い設定さ
れた表示の状態で点滅を中止し、本実施例の制御手順を
終了する。ステップS413−50ではタイマーのタイムアッ
プか否かの判断を行い、タイムアップのときはステップ
S413−51へ進む。否のときはステップS413の処理手順を
終了する。 第9図(F)は第9図(A)のステップS416における
日付を設定する処理手順を示す。 ステップS416−1では、EXPスイッチ13が押下された
か否かを判断する。否のときはステップS416−10へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS416
−2でタイマーをリセットし、ステップS416−3では数
字変更を許可する位置が“月”であるか、すなわち表示
セグメント101および102の位置であるかを判断する。
“月”の位置であるときは、数字変更を許可する位置を
“年”として、この表示を点滅させる(ステップS416−
4)。否のときは数字変更を許可する位置を左へシフト
してこの位置の表示を点滅させる(ステップS416−
5)。ステップS416−4またはステップS416−5の処理
が終了したときはステップS416の処理を終了する。 次にステップS416−10ではEXPスイッチ13が押下され
たか否かを判断する。否のときはステップS416−20へ進
む。EXPスイッチ13が押下されたときは、ステップS416
−11でタイマーリセットを行い、ステップS416−12で数
字変更を許可する位置が“年”の位置か否かの判断を行
う。数字変更を許可する位置が“年”の位置のときは、
数字変更を許可する位置を“月”の位置としてその表示
を点滅させる(ステップS416−13)。否のときは、数字
変更を許可する位置を右へシフトしてその位置の表示を
点滅させる(ステップS416−14)。ステップS416−13ま
たはステップS416−14が終了したときは、ステップS416
の処理を終了する。 次にステップS416−20ではUPスイッチ16が押下された
か否かを判断する。否のときはステップS416−30へ進
む。UPスイッチ16が押下されたときは、ステップS416−
21でタイマーリセットを行い、数字変更を許可する位置
の数字を、1を加えた数字に変更し、点滅表示させ(ス
テップS416−22)、ステップS416の処理を終了する。 ステップS416−30ではDOWNスイッチ15が押下されたか
否かを判断する。否のときはステップS40へ進む。DOWN
スイッチ15が押下されたときは、ステップS416−31でタ
イマーをリセットし、ステップS416−32で数字変更を許
可する位置の数字を、1を減算した数字に変更し、点滅
表示させて、ステップS416の処理を終了する。 第9図(G)のステップS416−40では、IDスイッチ14
が押下されたか否かを判断する。IDスイッチ14が押下さ
れたときはステップS416−51へ進む。否のときはステッ
プS416−50へ進む。ステップS50ではタイマーがタイム
アップか否かを判断し、否のときはステップS416の処理
を終了する。タイムアップのときはステップS416−51へ
進み、タイマーをストップし、設定された数字をそのま
ま表示させ、点滅を中止して、本実施例の制御手順を終
了する。 以上本発明実施例の制御手順を説明したが、上述した
数字変更を許可する位置は例えばRAM3に位置レジスタを
設けて表示を許可する位置情報を格納しておけばよい。
また、表示セグメントの点滅表示はCPU1からLCDドライ
バ4へ所定時間ごとに表示信号を送出することにより可
能である。 さらにまた、設定されたID情報はRAM3に格納され、時
刻の更新や撮影枚数累計の更新の処理が行われる。 次に、本発明実施例の操作手順および表示例について
説明する。第10図は本発明実施例の表示の一例を示す。 IDスイッチ14を押下すると、時刻の表示が撮影枚数累
計の表示に切り換わり表示セグメント101〜104の表示が
点滅し、ID情報の設定が可能となることを知らせる。次
にT/Sスイッチ11を押下すると第6図の表示例のように
表示セグメント104の“6"が点滅し、表示セグメント104
の表示変更が可能であることを知らせる。EXPスイッチ1
3を1回押下すると表示PB2が示すように表示セグメント
103の“3"が点滅し、表示セグメント103の表示変更が可
能であることを知らせる。このときUPスイッチ16を1回
押下すると“3"の表示が“4"の切り換わり、更にUPスイ
ッチを押下するごとに昇順に表示が切り換わる。また、
EXPスイッチ13を押下するごとに表示PB3〜PB5まで点滅
位置が切り変わる。表示PB5のようにID INC107が点滅し
ている状態でUPスイッチ16を押下すると、ON108が表示
され、撮影累計枚数の自動更新が行われることを示す。
また、DOWNスイッチ15を押下するとOFF109が表示され、
自動更新が行われないことを示す。 撮影累計枚数の設定が終了し、IDスイッチ14を押下す
ると表示セグメント101〜104は時刻表示の通常表示に戻
る。撮影累計枚数の表示段階でT/Sスイッチ11を押下す
ると表示セグメント101〜106は時分秒の表示に切り換わ
り、表示PC1のように秒の表示が点滅し、この位置が表
示変更可能であることを知らせる。EXPスイッチ13を押
下すると表示PC2のように分の位置が点滅する。EXPスイ
ッチ13を押下すると表示PC1に戻る。所望の設定位置でU
Pスイッチ16またはDOWNスイッチ15を押下するたびに数
字が昇順または降順に切り換わる。 この状態でIDスイッチ14を押下すると上述の通常表示
に戻り、T/Sスイッチ11を押下すると表示セグメント101
〜106は月,日,年の表示に切り換わる。月,日,年の
設定は上述の時分秒と同様である。この状態でIDスイッ
チ14を押下すると通常表示に戻り、IDスイッチ14を押下
すると撮影累計枚数表示に戻る。 以上の操作を行うことにより撮影累計枚数,時,分,
秒および月,日,年の設定を行うことができる。 なお、本実施例では撮影累計枚数、時,分,秒、月,
日,年の3段階の表示例を説明したが、撮影条件を数値
で表す情報であれば、同一の入力手段を用いてさらに表
示できることはいうまでもない。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば多くの情報を少
ない入力手段で設定できるのでカメラをより小型にで
き、またより多くの他の情報入力手段を設けることがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例における回路構成を示すブロック
図、 第2図は本発明実施例における外観の一例を示す平面
図、 第3図は第2図の表示器5の表示構成の一例を示す説明
図、 第4図は本発明実施例の主制御手順の一例を示すフロー
チャート、 第5図は本発明実施例におけるホワイトバランスの設定
処理手順の一例を示すフローチャート、 第6図は本発明実施例におけるホワイトバランスの表示
の一例を示す説明図、 第7図は本発明実施例における露出補正の設定手順の一
例を示すフローチャート、 第8図は本発明実施例における露出補正の表示の一例を
示す説明図、 第9図(A)〜(G)は本発明実施例におけるIDの設定
手順の一例を示すフローチャート、 第10図は本発明実施例におけるID表示の一例を示す説明
図である。
図、 第2図は本発明実施例における外観の一例を示す平面
図、 第3図は第2図の表示器5の表示構成の一例を示す説明
図、 第4図は本発明実施例の主制御手順の一例を示すフロー
チャート、 第5図は本発明実施例におけるホワイトバランスの設定
処理手順の一例を示すフローチャート、 第6図は本発明実施例におけるホワイトバランスの表示
の一例を示す説明図、 第7図は本発明実施例における露出補正の設定手順の一
例を示すフローチャート、 第8図は本発明実施例における露出補正の表示の一例を
示す説明図、 第9図(A)〜(G)は本発明実施例におけるIDの設定
手順の一例を示すフローチャート、 第10図は本発明実施例におけるID表示の一例を示す説明
図である。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−216060(JP,A)
実開 昭60−100738(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数のカメラ情報設定モードを変更させることを許
可する指示と、該指示の解除とを交互に行うことのでき
る第1の入力手段と、 該第1の入力手段により前記複数のカメラ情報設定モー
ドの変更の許可が指示されているときに、前記複数のカ
メラ情報設定モードから択一的に選択された設定モード
において、設定すべき情報へ桁を選択する第1の状態
と、前記第1の入力手段により前記指示の解除がされて
いるときに前記複数のカメラ情報設定モード以外の情報
設定モードを選択する第2の状態とを有する第2の入力
手段と、該入力手段により選択された第1または第2の
状態を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする
カメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113469A JP3095389B2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | カメラ |
US07/729,858 US5130742A (en) | 1986-05-20 | 1991-07-11 | Camera having selectable white balance modes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113469A JP3095389B2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | カメラ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11004747A Division JP2000152055A (ja) | 1999-01-01 | 1999-01-11 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270931A JPS62270931A (ja) | 1987-11-25 |
JP3095389B2 true JP3095389B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14613039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61113469A Expired - Lifetime JP3095389B2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095389B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4937601A (en) * | 1988-04-15 | 1990-06-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Winding and rewinding apparatus |
JPH08339019A (ja) * | 1996-06-26 | 1996-12-24 | Minolta Co Ltd | 表示機能を有する撮影機器 |
JP2865060B2 (ja) * | 1996-06-26 | 1999-03-08 | ミノルタ株式会社 | 表示機能を有する撮影機器 |
JP4781296B2 (ja) * | 2007-02-20 | 2011-09-28 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5674231A (en) * | 1979-11-20 | 1981-06-19 | Minolta Camera Co Ltd | Measuring device for photography |
JPS60100738U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | キヤノン株式会社 | カメラ |
JPS612986U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-09 | 日本電気株式会社 | 曲線自在作図定規 |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP61113469A patent/JP3095389B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62270931A (ja) | 1987-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |