JPH07219018A - カメラの表示システム - Google Patents

カメラの表示システム

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JPH07219018A
JPH07219018A JP6032945A JP3294594A JPH07219018A JP H07219018 A JPH07219018 A JP H07219018A JP 6032945 A JP6032945 A JP 6032945A JP 3294594 A JP3294594 A JP 3294594A JP H07219018 A JPH07219018 A JP H07219018A
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JP
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display
camera
segment
displayed
unit
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JP6032945A
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Nobuaki Sasagaki
信明 笹垣
Takashi Saegusa
隆 三枝
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
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    • G09G3/18Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of a single character by selection from a plurality of characters, or by composing the character by combination of individual elements, e.g. segments using a combination of such display devices for composing words, rows or the like, in a frame with fixed character positions by control of light from an independent source using liquid crystals
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】不慣れな撮影者であっても、設定に必要なパラ
メータに関する情報を容易に見ることができる表示シス
テムを提供。 【構成】表示部30は、m×n個の画素で構成されるド
ットマトリクス表示単位31二つよりなる、複数の表示
ブロックを有する。これらの表示ブロックは、表示単位
で半角表示および全角表示を行うことができる。記憶部
23は、数字、文字、図形等を、表示単位のデータとし
て記憶する。制御部10は、半角用キャラクタパターン
および全角用キャラクタパターンを用いて、前記表示部
30に表示を行わせる。この際、記憶部20にたいし
て、キャラクタパターンが格納されるアドレスを指示す
ることにより、目的のキャラクタパターンを表示部30
に表示させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラにおいて、表示
を行うための表示システムであって、情報の選択的入力
のための表示要素、警告を表示するための表示要素等の
表示に適した表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラは、コンピュータの搭載に
ともなって、多くの機能が実現できるようになってい
る。例えば、自動焦点調節(AF)装置、自動露出(A
E)装置等が代表的な機能例として挙げられる。また、
フィルム感度の設定、フィル枚数の検出、カメラ振れ警
告等の各種モニター機能の充実も図られつつある。
【0003】このような多機能化および各種モニターの
充実が図られると、それらに関連する情報、例えば、自
動露出における各種パラメータの設定、自動焦点調節に
おける各種パラメータの設定等のための情報、モニタ情
報等を表示することが必要となる。そのため、最近のカ
メラでは、液晶ディスプレイ等の表示装置を設けたもの
が開発されている。
【0004】実開平3−42141号公報は、その一例
である。この技術は、カメラ本体に設けた表示部に、該
カメラに関する撮影情報を表示するカメラの表示装置に
関するものである。表示部には、ドットLCD(液晶表
示器)が用いられている。また、この表示部を複数の領
域に分割して、各領域にそれぞれサブタイトル情報を表
示する分割表示手段と、上記表示部に、詳細情報を表示
する全体表示手段と、分割表示手段によって表示された
サブタイトル情報のうちいずれか一つを選択するサブタ
イトル情報選択手段と、いずれかのサブタイトル情報が
選択されたとき、該選択されたサブタイトル情報の下位
情報を、上記全体表示手段を介して表示部に表示する画
面切換手段とが設けられる。撮影者は、この表示された
サブタイトル情報を目視しながら、所望のタイトル情報
が表示されるまでスイッチ操作する。そして、分割領域
のいずれかに所望のタイトルが表示された時点で、該タ
イトルを選択すべく、各領域に対応する操作スイッチを
操作する。このようにして、サブタイトルが選択される
と、画面切換手段により全体表示手段を介して当該サブ
タイトル情報の下位情報が表示部に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の技
術は、表示が見にくいという問題がある。すなわち、カ
メラという限られた大きさ物体上に配置できる表示部の
大きさには、限度がある従って、限られた表示スペース
に、従来技術のように、2次元的に複数の表示要素を配
置して表示すると、それぞれの表示要素を小さくせざる
を得ず、見にくくなる。しかも、種々の表示が混在する
ため、一見して、全ての情報と読み取ることが容易でな
いという問題がある。一見して読み取りにくい場合、シ
ャッタチャンスを逃す、適切な動作条件での撮影が行い
にくいといった問題を引き起こす。これは、カメラ側か
ら何らかの警告が行われるような場合では、肝心の警告
を見落とすという危険もある。
【0006】さらに、二次元的な表示では、操作スイッ
チと表示との対応関係が分かりにくいという問題があ
る。また、表示が複雑であると、撮影者は、カメラの現
在の状態を見失ってしまうという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めなされたもので、その目的は、不慣れな撮影者であっ
ても、設定に必要なパラメータに関する情報を容易に見
ることができ、しかも、そのパラメータの設定入力操作
を容易に行なうことができる、使い勝手のよいカメラ表
示システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の一態様によれば、カメラにおいて、表示を行う
ための表示システムであって、m×n個の画素で構成さ
れるドットマトリクス表示単位二つよりなる表示ブロッ
クを少なくとも1以上有する表示部と、前記表示単位ご
とに表示を行うための第1の表示用キャラクタパター
ン、および、前記表示ブロックごとに表示を行うため
の、対となる二つのキャラクタパターンよりなる第2の
表示用キャラクタパターンを記憶する記憶部と、第1の
表示用キャラクタパターンおよび第2の表示用キャラク
タパターンを用いて、前記表示部に表示を行わせる制御
部とを備えることを特徴とする、カメラの表示システム
が提供される。
【0009】表示部は、前記表示ブロックを一定の間隔
を開けて2個横並びに配置し、これらを一組として、二
組以上有する構成とすることができる。この場合、表示
ブロックは、隣接する表示ブロック間に一定のスペース
を置いて配置されることができる。
【0010】また、表示部は、1の表示画面を有し、該
表示画面内に、前記表示ブロックを2個横並びに配置し
たものを、少なくとも1組以上定義する構成とすること
もできる。この場合、前記制御部は、隣接する表示ブロ
ック間に、空白を表示するよう制御を行う。
【0011】前記記憶部は、第1の表示用キャラクタパ
ターンとして、同一のキャラクタについて、同一の形状
を持つが、横方向における表示位置がシフトしてある異
種のパターンをさらに有することができる。また、前記
記憶部は、第1の表示用キャラクタパターンとして、小
数点を含む数字を示すパターンをさらに有することがで
きる。
【0012】複数の表示ブロックは、各画素の行方向に
ついて共通に接続されるコモン端子と、各画素の列ごと
に接続されるセグメント端子とを有する構成とすること
ができる。
【0013】前記表示部は、複数のセグメントを配置し
たセグメント表示部をさらに有することができる。この
場合、セグメント表示部は、少なくとも数字を表示でき
るセグメントを配置してなるものであることが好まし
い。また、記憶部は、前記記憶部は、セグメント表示部
において表示すべきパターンを点灯するセグメントを指
定するデータとして記憶する領域をさらに設けるように
する。
【0014】複数の表示ブロックは、各画素の行方向に
ついて共通に接続されるコモン端子と、各画素の列ごと
に接続されるセグメント端子とを有する構成とすること
ができる。コモン端子には、前記セグメント表示部の各
セグメントとにも共通に接続されることができる。
【0015】
【作用】m×n個の画素で構成されるドットマトリクス
表示単位二つよりなる表示ブロックは、表示単位で半角
表示を行うことができ、全体として、全角表示を行うこ
とができる。従って、表示ブロックは、表示すべきパタ
ーンを半角および全角のいずれでも、ドット表示できる
ので、任意の表示パターンの表示が行える。すなわち、
本発明によれば、限られた表示スペースにおいて、文
字、数字、図形を一列に表示するので、各表示要素のサ
イズを大きくでき、しかも、一次元配列であるので、見
やすく表示することができる。従って、選択肢や、警告
が見やすくなる利点がある。
【0016】また、本発明では、この表示ブロックを複
数個横ならびに配置することができる。それにより、例
えば、複数桁の数値が表示できる。例えば、絞り、シャ
ッタ速度等の表示が行える。また、複数の表示ブロック
の各々に、選択のための選択肢を示すシンボルを表示さ
せることができる。これにより、パラメータ等の情報を
選択的に入力することが容易となる。この際、選択肢が
一列に配置されるので、選択が容易である。特に、選択
動作を行うスイッチと一対一の対応関係とすることがで
きるので、選択時に誤操作することが防止でき、カメラ
の使い勝手を向上できる。
【0017】記憶部は、これらの表示パターンを記憶す
る。例えば、数字、文字、図形等を記憶する。記憶に際
しては、前記表示単位のデータを保存する。具体的に
は、前記表示単位ごとに表示を行うための第1の表示用
キャラクタパターン、および、前記表示ブロックごとに
表示を行うための、対となる二つのキャラクタパターン
よりなる第2の表示用キャラクタパターンを記憶する。
このように記憶部に種々のパターンを記憶させることに
より、種々の表示が可能となる。
【0018】なお、記憶部は、記憶内容を予め規格化し
て、想定できるパターンを全て記憶させておくことが好
ましい。その場合、当該カメラにおいて使用しないパタ
ーンが記憶部に記憶されることになる。しかし、同一の
記憶内容を持つメモリを他のカメラに用いることができ
るので、開発を容易にすると共に、量産性が向上して、
全体としてコスト低減に寄与することができる。
【0019】制御部は、第1の表示用キャラクタパター
ンおよび第2の表示用キャラクタパターンを用いて、前
記表示部に表示を行わせる。この際、記憶部にたいし
て、キャラクタパターンが格納されるアドレスを指示す
ることにより、目的のキャラクタパターンを表示部に表
示させることができる。
【0020】さらに、本発明をカメラに適用した場合、
カメラの動作の設定に必要なパラメータに関する情報に
ついて、容易に見ることができ、しかも、そのパラメー
タの設定入力操作を容易に行なうことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0022】図1に本発明の表示システムが適用される
カメラの一実施例のハードウエアシステム構成の一例を
示す。また、図2に、本発明が適用されるカメラの一実
施例のボディ上面の外観の一例を示す。
【0023】図1に示す実施例は、カメラ側から撮影者
に対して情報の表示を行うための表示部として機能する
表示装置5と、カメラの動作を制御および監視を行うた
めの制御部として機能する制御装置(MCU)10とを
備える。制御装置10には、測光を行う測光回路12
と、測距を行う測距回路13と、第1のモータ制御回路
17と、第2のモータ制御回路18と、露出制御回路1
9と、パラメータデータ等の記憶を行う記憶装置として
機能するEEPROM(書き替え可能リードオンリメモ
リ)16と、ファインダ内表示器15とが接続される。
制御装置は、これらの動作を制御すると共に、制御を通
じて、それらの動作をモニタする。もちろん、センサ
(図示せず)を設置して、それらのセンサの情報を含め
て、カメラの動作をモニタできるようにしてもよい。
【0024】なお、本実施例では、表示装置5、制御装
置10等に電力を供給するための電源回路11が設けら
れている。
【0025】第1のモータ制御回路17は、レンズを駆
動するためのモータの駆動を制御する回路である。具体
的には、ズーム駆動、フォーカス駆動が挙げられる。ま
た、第2のモータ駆動回路18は、ミラーの昇降駆動、
フィルム給送駆動を行うためのモータの駆動を制御する
回路である。露出制御回路19は、絞り、シャッタ、調
光等を行う回路である。
【0026】表示装置5は、ボディ1の上面の右側部分
に配置される表示パネル30と、ボディ1内に配置さ
れ、表示パネル30の表示駆動を行う駆動装置であるL
CDドライバ20とを有する。表示パネル30は、本実
施例では液晶表示パネルを用いて構成され、電極の配置
によって、ドットマトリクス表示部310と、セグメン
ト表示部320とが構成される。
【0027】ドットマトリクス表示部310は、図4の
(4a)に示すように、複数の表示ブロック311、3
12、313および314が横並びに配置される。これ
らの表示ブロック311−314は、半角表示を行うド
ットマトリクス表示単位31a〜31hで構成される。
各表示単位31a〜31hは、縦16×横8ドットの画
素からなる。すなわち、ドットマトリクス表示単位31
a〜31hは、互いに隣接して対をなす(31a,31
b)、(31c,31d)、(31e,31f)および
(31g,31h)で、それぞれ表示ブロック311−
314を構成する。なお、表示単位は、縦16×横8ド
ットの画素に限定されるものではない。m×nのmおよ
びnを適宜選定できる。例えば、m=24、n=16と
することもできる。
【0028】各表示ブロック311−314は、一定の
間隔を開けて横並びに配置される。このように、各表示
ブロック間にスペースを置くことで、見やすい表示を実
現できる。特に、選択肢を示すシンボルが複数配列され
たときに、スペースがあると、どこまでが、1のシンボ
ルであるかの認識が容易となり、紛らわしさが解消され
る。特に、警告の表示を行う場合に、見慣れないパター
ンであるため、これが他のパターンと紛れないで表示で
きるという点に、大きな効果がある。
【0029】ドットマトリクス表示部310は、本実施
例では、表示ブロック311、312、313および3
14の相互間のスペースには、電極を配置していない。
しかし、スペース部分にも電極を配置する構成とするこ
とができる。この場合、スペース領域には、空白を表示
すればよい。
【0030】各対は、図4bに示すように、例えば、
「P」表示を、16×16のドットマトリクスによる全
角表示することが可能である。ドットマトリクス表示部
310は、16×8が8つあり、16本のコモン端子3
0aと、8×8=64本のセグメント端子30bとに接
続される。各表示ブロックは、これらの端子に印加され
る電圧で駆動される。コモン端子30aが16本である
ので、1/16デューティ駆動を行う。
【0031】セグメント表示部320は、7セグメント
表示部32および33と、対応関係を表示する表示要素
として少なくとも機能する補助表示部34とを有する。
これらの7セグメント表示部32および33は、それぞ
れa〜gの7つのセグメントから成り立つ。補助表示部
34は、6個の三角形状のセグメント(三角セグメン
ト)34a〜34fで構成される。具体的には、三角セ
グメント34a、34c、34dおよび34fは、それ
ぞれ底辺がドットマトリクス表示部310側に近接する
向きで、4つの全角表示ブロック311−314対応に
配置される。また、三角セグメント34bおよび34e
は、三角セグメント34a−34fとは逆向きで、表示
ブロック311および313対応に、それぞれ前記三角
セグメント34a、34dに隣接して配置される。
【0032】セグメント表示部320は、合計20のセ
グメントから成り立つ。コモン端子は、ドットマトリク
ス表示部310との共通のコモン端子30aを用い、1
/16デューティで駆動する。よって、セグメント端子
は最低2本でよいが、配線の引き回しの自由度を考えて
多少増やしても良い。本実施例では、例えば、表1のよ
うに、COM端子を8本(COM0−8)を共通に使っ
て、セグメント端子30cを3本(SEG64〜SEG
66)にしても良い。
【0033】
【表1】
【0034】このように、本実施例では、セグメント表
示部もドットマトリクス表示部と形状が異なるだけとみ
なしている。すなわち、1つのセグメントの大きさが異
なるだけで、ドットマトリクス表示と等価となることを
意味する。このように、駆動を共通にすると、回路が簡
略化できる効果がある。なお、セグメント表示部のコモ
ンをドットマトリクス部のコモンと分けて独立に駆動す
ると、セグメント表示部の特性が、ドットマトリクスの
表示とは別個に制御できるので、デューティ等におい
て、それだけ特性改善される可能性はある。しかし、セ
グメント表示部のみ特性を改善しても、表示部全体の特
性が改善されなければ意味がないこと、および、ドット
マトリクス表示部の特性が改善されればその必要もなく
なることを考慮すれば、本実施例のように、共通駆動す
る方式とするほうが好ましい。
【0035】LCDドライバ20は、MCU10からの
信号を受信し、内部のキャラクタージェネレータによ
り、ドットマトリクス表示部310にドット表示を可能
とすると同時に、内蔵デコーダにより、セグメント表示
部320にMCU10からの信号に応じたセグメント表
示を可能とする。なお、ファインダLCD15は、MC
U10のLCD専用出力ポートにより直接駆動される。
【0036】図3に、本実施例で用いられるLCDドラ
イバ20の構成の一例を示す。同図において、LCDド
ライバ20は、受信部21と、受信データを一時的に記
憶するバッファメモリ22と、バッファメモリ22に格
納されたデータのコマンドを読み出して、当該コマンド
が指示するシンボルパターンを発生するパターンジェネ
レータ23と、発生したパターンを格納するパターンメ
モリ24と、表示パネル30のドットマトリクス表示部
310およびセグメント表示部320を共通のデューテ
ィで駆動するコモンドライバ25と、前記パターンメモ
リ24に格納されるパターンを読みだしてドット表示す
るセグメントドライバ26と、前記バッファメモリ22
に格納されるデータに含まれるセグメント表示データを
読みだして対応するセグメントを駆動するセグメントド
ライバ27とを備える。なお、パタンジェネレータ23
は、本発明の記憶部を構成する。
【0037】コモンドライバ25は、前述したコモン端
子30aを介してドットマトリクス表示部310および
セグメント表示部320の共通信号線を駆動する。セグ
メントドライバ26は、セグメント端子30bを介して
ドットマトリクス表示部310の駆動を行う。セグメン
トドライバ27は、セグメント端子30cを介してセグ
メント表示部320の駆動を行う。
【0038】パターンジェネレータ23は、メモリおよ
びその読みだし駆動回路(いずれも図示せず)で構成さ
れる。該メモリには、上記した図13に示す表示パター
ン(キャラクタパターン)を記憶する。これらのパター
ンは、選択肢の内容を示すシンボル、警告の内容を示す
シンボルが用意される。また、数字、文字を示すパター
ンも含まれる。図13において、横が上位アドレスに対
応し、縦が下位アドレスに対応する。そして、16×1
6=256通りのパターンを決定する。
【0039】なお、図13において、アドレス「00」
〜「0A」と「40」〜「4A」との数字パターンは、
図5に示す如く表示パターンは同じである。しかし、表
示位置が左右にずれている。このように、表示位置を左
右にずらしたパターンを用意することにより、複数桁の
数字を複数の表示ブロック間に渡って表示する場合に、
各表示ブロック間のスペースによるずれを吸収して、バ
ランスよく表示することができる。例えば、図4aに示
す「2000」の表示において、同じ「0」の表示をす
るために、「0A」と「4A」とを用いている。「4
A」は、「0A」と形は同一であるが1画素分左にずれ
ている。この結果、表示ブロック内で大きなスペースを
取ることができ、表示ブロック間のスペースとのバラン
スが取れる。従って、全体的に表示した状態での間隔を
揃えることができる。
【0040】また、本実施例では、小数点を含む数字の
表示のために、予め小数点を含む数字パターンを用意し
てある。これにより、小数点のための表示桁を省略し
て、表示桁数の節約を図ることができる。また、小数点
を含んだ表示の場合にも、全体としてバランスよく表示
することができる。なお、本実施例では、アドレス「1
1」の数字のように、少数第1位の数字の高さを小さく
したパターンを用意している。これは、カメラにおける
F値の表示において、小数点以下を小さな数字で表わす
慣習に対応したものである。
【0041】また、アドレス「80」以後の全角表示パ
ターンは、同一のパターンが2個ずつ連続している。こ
れは、本明細書の説明上わかりやすくするためのもので
あり、実際には、図6aに示すように、2個連続したパ
ターンの前側に左半分、後側に右半分のパターンが設け
られている。従って、両者を組み合わせて、図6bに示
すように、一つの表示パターンが構成される。なお、図
5および図6において、「・」で示された部分は、実際
には空白となる部分であるが、ドットの配置をわかりや
すくするために「・」で示している。
【0042】前記制御装置10は、プログラムに従っ
て、カメラの監視および制御の各種処理を実行する中央
処理装置(CPU)101と、プログラムおよび各種定
数を記憶するROM(リードオンリメモリ)102と、
カメラの現状を示す各種データの記憶、および、演算の
ためのワークとして用いられるRAM(ランダムアクセ
スメモリ)103と、クロック回路104と、外部回路
等との入出力処理を行うインタフェース回路(I/F)
105とを備えている。ROM102には、カメラの動
作を制御するプログラムの一部として、後述するフロー
チャートで表わされる手順を実行するためのプログラム
が格納されている。また、中央処理装置101は、タイ
マー機能を搭載している。本実施例では、後述するタイ
マー動作に、このタイマーを用いている。
【0043】制御装置10には、スイッチSW1−SW
9が、インタフェース回路105の入力ポートを介して
接続されている。これらのうち、スイッチSW1からS
W8は、図2に示すように、ボディ1の上面に配置され
ている。SW1は、電源スイッチである。SW2は、L
CD表示部の最左の位置に対応するスイッチで、変更操
作部材として機能する第2のスイッチを構成する。SW
3からSW6は、前述した4つの表示ブロック311−
314に対応するスイッチで、第1のスイッチ群を構成
する。SW7は、レリーズボタンの第1ストロークでオ
ンする半押スイッチ、SW8は、レリーズボタンの第2
ストロークでオンするレリーズスイッチである。そし
て、SW9は、裏蓋スイッチである。
【0044】上述したようにドットマトリクス表示部3
10の各表示ブロック311−314は、図2および図
4に示すように、横並びに配列される。そのため、第1
のスイッチ群のスイッチSW3,4,5,6は、表示ブ
ロック311−314の列と並行に配列される。また、
スイッチSW3,4,5,6は、それぞれ対応する表示
ブロックと位置関係が対応するように配置される。な
お、表示ブロック311−314に表示される選択肢の
シンボルと、スイッチSW3,4,5,6との対応付け
は、制御装置10により行われる。
【0045】また、前述した補助表示部34の三角セグ
メントは、表示ブロック311−314に表示される選
択肢のシンボルと、スイッチSW3,4,5,6との対
応付けを視覚的に示すための表示要素として機能する。
このため、本実施例では、補助表示部34は、図2に示
すように、前記表示ブロック311−314の列と、第
1のスイッチ群のスイッチSW3,4,5,6列との間
に配置される。
【0046】このような位置関係において、補助表示部
34の三角セグメントは、方向を示唆する図形としても
機能する。すなわち、表示ブロック311−314に表
示されているシンボルを撮影者が見て、それらのうちい
ずれかを選択しようとする際、補助表示部の三角セグメ
ントをあたかも矢印のように見ると、スイッチSW3,
4,5,6の内、その頂点が示す方向に存在するスイッ
チを押せばよいことを、撮影者に直感的に理解させるこ
とができる。
【0047】制御装置10の内部のRAM103には、
状態レジスタM0とモードレジスタM1とが設定され
る。これらのレジスタの記憶内容は、表2および3に示
すように決められる。
【0048】
【表2】
【0049】すなわち、状態レジスタM0は、ドットマ
トリクス表示部310に表示される画面が、選択肢を表
示する第1の表示、すなわち、選択状態の画面(選択画
面)であるか、選択された状態を表示する第2の表示、
すなわち、非選択状態の画面(実行画面)であるかを示
すフラグがセットされる。前者の場合、“1”がセット
され、後者の場合、“0”がセットされる。
【0050】
【表3】
【0051】モードレジスタM1には、2進数で、表3
に示す4つのモード、すなわち、プログラムモード
(P)、シャッタ優先モード(S)、絞り優先モード
(A)およびマニュアルモード(M)のうちいずれかを
選択的に設定できる。この選択は、第1の表示において
行える。これらの選択は、カメラへの情報の入力、より
具体的にいえば、カメラの動作条件を規定するパラメー
タの入力に相当する。
【0052】また、制御装置10の内部のRAM103
には、レリーズ禁止用レジスタM2と警告用レジスタM
3をさらに有する。
【0053】
【表4】
【0054】レリーズ禁止用レジスタM2は、表4に示
すように、8ビットの各ビット位置で禁止内容を表わし
ている。本実施例では、「電池残量なし」、「イージー
ロード警告」および「巻き戻し中」が例示されている。
もちろん、これ以外の事項についても、レリーズ禁止と
すべき事項があれば、それらを8ビットのいずれかに割
当てすることができる。なお、このようなビット対応と
すると、適用対象が限られるが、判定が容易となる利点
がある。従って、もし、禁止事項が多い場合には、ビッ
ト対応ではなく、コードとすればよい。
【0055】
【表5】
【0056】警告用レジスタM3は、表5に示すよう
に、8ビットの各ビット位置で警告内容を表わしてい
る。本実施例では、「ストロボ推奨時」、「カメラぶれ
検出時」、「高輝度連動範囲外時」、「低輝度連動範囲
外時」および「電池残量少時」が例示されている。もち
ろん、これ以外の事項についても、警告すべき事項があ
れば、それらを8ビットのいずれかに割当てすることが
できる。なお、このようなビット対応とすると、適用対
象が限られるが、判定が容易となる利点がある。従っ
て、もし、警告事項が多い場合には、ビット対応ではな
く、コードとすればよい。
【0057】さらに、制御装置10は、LCDドライバ
20に対してシリアル転送するコマンド列をRAM10
3上で構成する。その例を、表6に示す。同表に示すよ
うに、コマンド列は、D0からD10までの11バイト
で構成される。D0からD10までの各バイトは、その
順に転送される。そして、それぞれの順位が、ドットマ
トリクス表示部310の表示単位31a−31hおよび
セグメント32,33,34と、固定的に対応してい
る。そして、各バイトには、それぞれの表示部分での表
示用データが格納される。
【0058】
【表6】
【0059】具体的には、D0からD7のドットマトリ
クス表示部用のデータの場合、表示単位31aにはD
0、31bにはD1、…のように、パタンジェネレータ
23の該当するパターンの格納アドレスが記述される。
【0060】また、D8からD10のセグメント表示用
データの場合、それぞれ対応するセグメント表示部3
2,33,34における点灯すべきセグメントをビット
対応で指定するデータが記述される。すなわち、D8
は、セグメント表示部32のセグメントa−gの点灯を
ビット0−6を用いて行い、D9は、セグメント表示部
33のセグメントa−gの点灯をビット0−6を用いて
行い、D10は、セグメント表示部34のセグメントa
−fの点灯をビット0−5を用いて行う。
【0061】次に、本実施例の動作について、前記した
各図、図5ないし図9のフローチャート、および、図1
0から図13に示す、表示例を参照して説明する。
【0062】本実施例において、制御装置10は、カメ
ラの動作の制御を行うが、特に、次の処理を実行する。
すなわち、前記ドットマトリクス表示部310に、パラ
メータの選択を行うための選択肢を前記表示ブロック単
位311−314に表示する第1の表示と、パラメータ
が選択されて確定した場合の第2の表示とを少なくとも
行わせる処理と、カメラの各部の動作を監視する処理
と、カメラの監視の結果、警告を要する事態が検出され
た場合、前記表示装置5に、当該警告の内容を示す表示
を行わせる処理とを少なくとも行う。本実施例の場合、
前記警告は、当該事態が予め定めた重大な事態について
の警告である場合には、前記第1および第2のいずれの
表示においても警告を表示させ、重大でない事態の警告
の場合には、前記第2の表示状態においてのみ警告を表
示させる。
【0063】図10に、表示と操作との対応関係を示
す。図10において、表示パネル30の上方に示される
小さな長方形ブロックは、スイッチSW2−6をそれぞ
れ示す。また、表示パネル30の下方にある長方形は、
ファインダ内表示器15での表示を示す。
【0064】図10において、アは、表2に示す状態レ
ジスタM0が“1”、すなわち、第1の表示状態を示
す。この状態では、プログラムモードP、シャッタ優先
モードS、絞り優先モードAおよびマニュアルモードM
の各シンボルであるP、S、AおよびMの各文字は、表
示ブロック311−314にこの順に表示されている。
これらは、いずれかを選択可能な状態にある。そして、
選択可能であることを示すため、本実施例では、補助表
示部34の対応する三角セグメントを点滅させている。
また、セグメント表示部32および33では、二桁の数
字を表示して、フィルムコマ数を示している。
【0065】また、図10のイ−オは、第2の表示状態
をそれぞれ示している。すなわち、イは、Pを選択した
結果を示している。この時、ファインダ内表示器15に
は、設定されたシャッタ速度と絞り値が表示される。ウ
は、シャッタ優先モードSが選択された状態を示す。こ
の場合には、シャッタ速度が表示ブロック311および
312を用いて表示される。この状態で、スイッチSW
3および4を用いて、シャッタ速度の変更が行える。エ
は、絞り優先モードAが選択された状態を示す。この場
合、表示ブロック313および314に、絞り値が表示
される。この状態で、スイッチSW5および6を用い
て、絞り値の変更ができる。オは、マニュアルモードM
が選択された結果を示す。この場合、表示ブロック31
1−314を用いて、シャッタ速度および絞り値が表示
される。そして、これらは、スイッチSW3−6を用い
て、変更することができる。
【0066】図11では、警告が行われる場合の表示例
を示す。
【0067】図11a−cは、選択が行われているかど
うかにかかわらず、表示される重大な警告の例を示す。
これらの表示は、いずれのモードにおいても共通に表示
される。すなわち、他の表示を消去して、警告のみを表
示している。これにより、他の表示と紛れることを防い
で、撮影者に、事態の重大さの認識をより確実に行わせ
るようにしている。
【0068】aは、電池残量なしの場合であって、表示
ブロック313に、エラーであることを示す「Err
(図13のアドレスDCおよびDD)」のマークを表示
する。さらに、表示ブロック314に、「電池の図形
(図13のアドレスD6およびD7)」のパターンを表
示する。そして、レリーズ禁止とする。bは、巻き戻し
中の場合であって、それを示すパターンを、aの場合と
同様に図13に示すパターンジェネレータ23から読み
だして、表示ブロック313および314に表示する。
そして、レリーズ禁止とする。また、cは、フィルム装
填ミスの場合であって、セグメント表示32に、装填ミ
スを示す「E」を表示する。また、表示ブロック313
および314に、Errとフィルムを示すパターンを図
13に示すパターンジェネレータ23から読みだして表
示する。この場合にも、レリーズ禁止とする。
【0069】また、図11d−jは、重大でない、すな
わち、軽微な内容の警告の場合の表示例を示す。
【0070】dからgは、前記プログラムモードが選択
された状態において、電池残量少、低輝度連動範囲外、
カメラぶれ、フラッシュ推奨の各警告について、それぞ
れを示すシンボルのパターンが、表示ブロック314に
表示される。
【0071】hは、これらの警告が重ねて行われる例を
示す。この場合には、表示ブロック312−314を用
いて、電池残量少、低輝度連動範囲外およびカメラぶれ
について、順次対応するパターンが表示される。なお、
フラッシュ推奨は、相対的に軽微と判断して、表示から
外されている。すなわち、本実施例では、複数の内容に
ついて警告が発生した場合、開いている表示ブロックに
順次表示する。そして、表示ブロックの空きがなくなっ
た場合には、優先度の高い順に表示され、低いものは、
表示から外すようにしている。従って、撮影者は、とり
あえず、表示されている警告に注意すれば足りるので、
警告の内容を認識しやすくすることができる。
【0072】iは、シャッタ優先モードにおいて、電池
残量少および低輝度連動範囲外であることを示すパター
ンが、表示ブロック313および314に表示されてい
る。また、jは、絞り優先モードおいて、電池残量少お
よび低輝度連動範囲外であることを示すパターンが、表
示ブロック311および312に表示されている例であ
る。これらについても、さらに警告がある場合、優先度
の低い内容の警告については、表示から外される。
【0073】図12は、マニュアルモードの他の表示例
である。この例では、各表示単位31a−31hについ
て、図13の次のアドレスのパターンが表示されてい
る。すなわち、(31a−1A)、(31b−05)、
(31c−63)、(31d−20)、(31e−2
0)、(31f−26)、(31g−05)および(3
1h−16)の組合せで、表示が行われている。
【0074】まず、制御装置10は、図7に示すメイン
ルーチンの処理を行う。すなわち、SW2あるいはSW
7がオンすると、スタンバイ状態(微少電流のみ流れて
いる状態)のMCU10に割り込みが入り、#1の処理
が始まる。
【0075】#1において、MCU10内部の初期化を
行い、電源回路11をオンして、回路全体に通電すると
共に、クロック回路104を起動して、MCU10のメ
インクロックをオンさせる。
【0076】#2において、MCU10に入力するスイ
ッチを判別して、設定動作を行うと共に、測光回路12
や測距回路13からの出力を、MCU10に取り込む。
取り込んだデータを、MCU10内部の所定のRAM1
03に格納する。このとき、電源回路11に入力する電
池電圧を判別する。そして、電池電圧が4.5[V]以
下の時には、レリーズ禁止レジスタM2のビット0を
“1”として「電池残量なし」警告をセットする。ま
た、4.5〜4.8[V]の時には、警告レジスタM3
のビット4を1にして「電池残量少」警告をセットす
る。
【0077】#3において、#2で得られたRAM10
3のデータの入力状態に応じて、露出や測距演算を行
う。このとき、測光手段12からの入力が低輝度の時、
警告用レジスタM3のビット0を“1”として「ストロ
ボ推奨」警告をセットする。また、モードにより定まる
シャッタ速度が1/30[s]以下の場合には、M3の
ビット1を“1”として「カメラぶれ」警告フラグをセ
ットする。高輝度で測光回路13が限界以上となってい
る場合や、測光回路13が限界まで達していなくとも、
絞ってもしぼりきれなかったり、シャッタを高速にして
もオーバーとなる場合には、M3のビット2を“1”と
して「高輝度連動範囲外」警告をセットする。そして、
低輝度で測光回路13が限界以下となっている場合や、
測光回路13が限界まで達していなくとも、絞を開けた
りシャッタを低速にしてもアンダーとなる場合には、M
3のビット3を“1”として「低輝度連動範囲外」警告
をセットする。
【0078】#4において、第1のモータ制御回路17
を制御するAF制御や、LCDドライバ20を駆動する
表示制御を行う。
【0079】#5において、メインスイッチSW1のオ
ンオフを判別し、オンであれば#6へ、オフであれば#
7へ進む。
【0080】#6において、#2の設定入力処理でスイ
ッチSW2からSW7のいずれかのオンを検出したとき
クリアする電源保持タイマーが所定値を超えるか判別す
る。いずれのスイッチも操作されないと電源保持タイマ
ーが進むが、そのタイマーが所定値を超えると#7へ進
む。SW2からSW7の何れかが操作されてオンとなる
と、タイマーがクリアされるので、タイマーは所定値を
超えないので、その場合には#8へ進む。
【0081】#7において、電源回路11に指示して電
源オフ処理を行う。この電源オフに際しては、各種デー
タの退避処理、各種機構部の退避位置への移行等の必要
な処理を行ってから、実際の電源オフを行うように制御
する。
【0082】#8において、裏蓋スイッチSW9の立ち
下がりの有無を判別する。裏蓋が閉じられ、その立ち下
がりの検出で、#9へ進む。裏蓋スイッチSW9が開い
ているときや、閉じられているがイージーロード実行後
は、SW9の立ち下がりは検出されないので、#12へ
進む。
【0083】#9において、第2のモータ駆動回路18
を駆動して、所定量のフィルム巻上げを行う。すなわ
ち、フィルムの自動装填であるイージーロードを実行す
る。
【0084】#10において、イージーロード時のフィ
ルム巻上げ量を判別し、所定量の巻上げを完了する前に
終了した場合には#11へ進み、所定量の巻上げを行
い、正常に終了した場合には、#2へ戻り処理を繰り返
す。
【0085】#11において、イージーロード時にエラ
ーがあったことを示すため、表4に示す、レリーズ禁止
レジスタM2のビット1を“1”とし「イージーロード
(EL)警告」フラグをセットして#2へ戻る。
【0086】#12において、レリーズ禁止用レジスタ
M2によりレリーズ禁止状態かどうかの判別を行う。表
4の警告フラグのいずれかがセットされている場合に
は、M2≠0となり、レリーズ実行が不可と判別し#2
へ戻る。一方、表4のフラグがいずれもセットされてい
ない場合には、M2=0となり、#13へ進む。
【0087】#13において、レリーズスイッチSW8
がオンかどうかを判別する。オフであれば、#2へ戻っ
て以上の処理を繰り返し、オンであれば#14へ進む。
【0088】#14において、第2のモータ制御回路1
8を制御したり、露出制御回路19を制御して、公知の
レリーズ処理を行う。
【0089】#15において、フィルム給送量の判別を
行う。1駒分の巻上げが実行されない場合には、終端と
判別して#16へ進み、1駒分の巻上げが実行された場
合には#2へ戻る。
【0090】#16において、第2のモータ制御回路1
8を駆動して巻戻し動作を行う。なお、巻戻し中は、レ
リーズ禁止用レジスタM2のビット2が“1”となっ
て、「巻戻し中」フラグがセットされる。そして、巻戻
しが完了すると、#2へ戻る。
【0091】#2へ戻ると、以上の処理を繰り返す。上
記処理において、警告が必要な場合、上述した図11に
示すように、警告の内容に応じた表示が行われる。
【0092】図8は、設定処理ルーチンの一部であり、
図7の#2の処理時にサブルーチンコールされる。個々
での選択によって、図10に示すアの表示から、選択内
容に応じて、同図イ、ウ、エおよびオのいずれかが表示
される。
【0093】#21において、SW2〜7の入力を受け
付け、いずれかのスイッチがオンであれば、図7の#6
で判別する電源保持タイマーをクリアする。
【0094】#22において、SW2の立ち下がりを判
別する。スイッチがオンとなった直後であれば#23へ
進み、SW2がオフの時やSW2がオンでも押し続けて
いる状態では#24へ進む。
【0095】#23において、状態レジスタM0を
“1”にして選択状態として、リターンする。
【0096】#24において、状態レジスタM0が
“0”かどうかを判別する。“0”であれば、非選択状
態であるので、#36へ進む。また、選択状態となって
M0=1であれば、#25へ進む。
【0097】#25において、SW2のオンオフを判別
し、オンであれば#26へ進み、オフであれば#27へ
進む。この時、#26において、オンが1秒以上経過し
ているか判別する。SW2が1秒以上押されていれば#
28へ進み、1秒前であればリターンする。
【0098】#27において、SW3のオンオフを判別
し、オンであれば#28へ進み、オフであれば#29へ
進む。#28において、モードレジスタM1を“0”と
してプログラム(P)モードに設定し、#35へ進む。
【0099】#29において、SW4のオンオフを判別
し、オンであれば#30へ進み、オフであれば#31へ
進む。#30において、モードレジスタM1を1として
シャッタ優先(S)モードに設定し、#35へ進む。
【0100】#31において、SW5のオンオフを判別
し、オンであれば#32へ進み、オフであれば#33へ
進む。#32において、モードレジスタM1を2として
絞り優先(A)モードに設定し、#35へ進む。
【0101】#33において、SW6のオンオフを判別
し、オンであれば#34へ進み、オフであればリターン
する。#34において、モードレジスタM1を3として
マニュアル(M)モードに設定し、#35へ進む。
【0102】#35において、状態レジスタM0を
“0”としてリターンする。
【0103】一方、#36において、A(絞り優先)モ
ードかM(マニュアル)モードかを判別する。Aモード
(M1=2)かMモード(M1=3)の場合には、モー
ドレジスタM1のビット1が“1”となるので#37へ
進む。一方、Pモード(M1=0)かSモード(M1=
1)の場合には、モードレジスタM1のビット1が
“0”となるので#38へ進む。
【0104】#37において、AV値の変更を行う。す
なわち、スイッチSW5の立ち下がりで絞り値(AV)
の設定を1ステップダウンカウントし、SW6の立ち下
がりで絞り値の設定を1ステップアップカウントする。
【0105】#38において、SモードかMモードかを
判別する。Sモード(M1=1)かMモード(M1=
3)の場合には、モードレジスタM1のビット0が1と
なるので#39へ進む。一方、Pモード(M1=0)か
Aモード(M1=2)の場合には、モードレジスタM1
のビット0が“0”となるのでリターンする。
【0106】#39において、TV値の変更を行う。す
なわち、スイッチSW3の立ち下がりでシャッタ速度
(TV)の設定を1ステップダウンカウントし、SW4
の立ち下がりでシャッタ速度の設定を1ステップアップ
カウントする。
【0107】これらの場合、図10のウ、エおよびオに
示すように、表示パネル30に表示が行われる。なお、
補助表示部34では、三角セグメントの三角形の向きに
よって、アップカウントとダウンカウントを示してい
る。これによって、撮影者が数値の設定を容易に行え
る。
【0108】図9は、MCU10の表示ルーチンのフロ
ーチャートであり、図7の#4制御時にサブルーチンコ
ールされて本処理に移行する。
【0109】#101において、LCDドライバ20へ
転送するコマンド列のデータ領域D0〜D10をクリア
する。このとき、D0〜D7には、図13でブランク表
示となるアドレス20をセットし、D8〜D10には、
やはり消灯表示させるために、0をセットする。
【0110】#102において、レリーズ禁止用レジス
タM2のビット0を判別し、“1”で「電池残量なし警
告」状態であれば#103へ進み、“0”の場合には#
104へ進む。
【0111】#103において、「電池なし警告」表示
が可能なように、図13のアドレスDC、DD、D6、
D7をデータとして、転送データ領域D4〜D7へセッ
トして、#125へ進む。
【0112】#104において、M2のビット1を判別
し、“1”で「イージーロード警告」状態であれば#1
05へ進み、“0”の場合には#106へ進む。
【0113】#105において、「イージーロード警
告」が可能なように、図13のアドレスDC、DD、C
A、CBをデータとして、転送データ領域D4〜D7へ
セットして、#125へ進む。
【0114】#106において、M2のビット2を判別
し、“1”で「巻戻し中」であれば#107へ進み、
“0”の場合には#108へ進む。
【0115】#107において、「巻戻し中」表示が可
能なように、図13のアドレスCA、CB、CC、CD
をデータとして、転送データ領域D4〜D7へセットし
て、#125へ進む。
【0116】#108において、状態レジスタM0レジ
スタを判別し、“1”で選択状態の場合には#109へ
進み、“0”で非選択状態の場合には#110へ進む。
【0117】#109において、P、S、A、Mの全角
表示が可能なように、図13の90〜97をデータとし
て、データ領域D0〜D7へセットする。また、4つの
全角表示に対応して三角セグメントを示すパターンの
「△」を表示させるため、表1に従って、セグメント表
示部34fdcaに対応して2進数“101101”を
データ領域D10へセットする。なお、次に#109の
ステップとなったときには、“000000”をセット
することにより、点灯と消灯が交互になるようにして、
点滅表示にする。この状態で、ドットマトリクス表示3
10には、図10に示すアの表示画面が表示されてい
る。そして、#125へ進む。
【0118】#110において、警告用レジスタM3の
ビット0を判別し、“1”で「ストロボ推奨」状態であ
れば#111へ進み、“0”の場合には#112へ進
む。
【0119】#111において、「ストロボ推奨」表示
が可能なように図13のC2、C3をデータとして転送
データ領域D0、D1へセットして、#112へ進む。
【0120】#112において、M3のビット1を判別
し、“1”で「カメラぶれ」状態であれば#113へ進
み、“0”の場合には#114へ進む。
【0121】#113において、データ領域D0〜D7
に格納されているデータを2バイトシフトする。すなわ
ち、D0、D1のデータは、D2、D3へ転送させる。
そして、「カメラぶれ」表示が可能なように図13のC
0、C1をデータとして転送データ領域D0、D1へセ
ットして、#114へ進む。
【0122】#114において、M3のビット2ないし
3を判別し、どちらかが“1”で「連動範囲外警告」状
態であれば#115へ進み、“0”の場合には#116
へ進む。
【0123】#115において、データ領域D0〜D7
に格納されているデータを2バイトシフトし、M3のビ
ット2が1で高輝度連動範囲外の時には「HI」表示が
可能なように、図13の28、29をデータとして転送
データ領域D0、D1へセットし、M3のビット3が1
で低輝度連動範囲外の時には「Lo」表示が可能なよう
に、図13の2C、4Fをデータとして転送データ領域
D0、D1へセットして、#116へ進む。
【0124】#116において、M3のビット4を判別
し、“1”で「電池残量少警告」状態であれば#117
へ進み、“0”の場合には#118へ進む。
【0125】#117において、データ領域D0〜D7
に格納されているデータを2バイトシフトし、「電池残
量少」表示が可能なように、図13のD4、D5をデー
タとして、転送データ領域D0、D1へセットして、#
118へ進む。
【0126】#118において、モードレジスタM1が
3かどうかを判別し、3でMモードの時には#119へ
進み、それ以外では#120へ進む。
【0127】#119において、設定TV値と設定AV
値をデータ領域D0〜D7へセットする。例えば、20
00のF5.6がセットされている場合には、図13に
従い、D0〜D7へ、42、0A、4A、0A、26、
05、16、20をセットする。このとき、8バイトの
データを新たにセットするので、#110から#117
のステップでセットされた表示は、全て無視される。ま
た、Mモードは、TV値とAV値が設定可能であるた
め、表1に従って、D10へ2進数の“110110”
をセットして、セグメント表示34fecbを点灯可能
にする。
【0128】なお、「2000」の表示をするとき、同
じ「0」の表示をするときに「0A」と「4A」を用い
たのは、図4aに示すように、全角表示と半角表示を混
在させる表示において、半角ごとのスペースを実質的に
同等として、表示ブロック間のスペースによるずれを吸
収して、バランスをとるために使い分けた方が美しくで
きるからである。「4A」は「0A」と形は同一である
が、1画素分左にづれている。この結果表示した状態で
の間隔を揃えることができる。
【0129】#120において、モードレジスタM1が
1かどうかを判別し、1でSモードの時には#121へ
進み、それ以外では#122へ進む。
【0130】#121において、データ領域D0〜D7
に格納されているデータを4バイトシフトし、設定TV
値をデータ領域D0〜D3へセットする。例えば、20
00のがセットされている場合には、図13に従い、D
0〜D3へ、42、0A、4A、0Aをセットする。こ
のとき、4バイトのシフトで、それ以前にD4〜D7に
セットされていたデータを新たにセットするので#11
0から#113のステップでセットされた表示は、#1
14〜#117のセット状況では無視される可能性があ
る。もちろん、警告状態がなければシャッタ速度の表示
のみが行われる。また、Sモードは、TV値が設定可能
であるため、表1に従って、D10へ2進数の“000
110”をセットして、セグメント表示34cdを点灯
可能にする。
【0131】#122において、モードレジスタM1が
2かどうかを判別し、2でAモードの時には#123へ
進み、それ以外(すなわちPモード)では#124へ進
む。
【0132】#123において、設定AV値をデータ領
域D4〜D7へセットする。例えば、F5.6がセット
されている場合には、図13に従い、D4〜D7へ、2
6、05、16、20をセットする。このとき、始めに
D4〜D7に設定されていた4バイトのデータを新たに
セットするので、#110から#113のステップでセ
ットされた表示は、#114〜#117のセット状況に
応じて無視される可能性がある。もちろん、警告状態が
なければ絞り値の表示のみが行われる。また、Aモード
は、AV値が設定可能であるため、表1に従って、D1
0へ2進数の“110000”をセットして、セグメン
ト表示34feを点灯可能にする。
【0133】#124において、データ領域D0〜D7
に格納されているデータを2バイトシフトし、ドットL
CD表示部31abに「P」表示をするために、データ
領域D0、D1へ90、91セットする。そして、警告
状態がなければ、この「P」表示のみが行われる。この
とき、始めにD6〜D7に設定されていた2バイトのデ
ータが無視されるので、#112〜#117で全てセッ
トされた場合には、#111でセットした内容は表示で
きなくなる。また、Pモードは、TV値もAV値も設定
出来ないため、D10へ2進数の“000000”をセ
ットして、セグメント表示34は全て消灯させる。
【0134】#125において、D8、D9へコマ数デ
ータをセットする。「24」を表示させるには、セグメ
ント表示32gfcbを点灯させるために、表1に従っ
て、D8へ2進数で“1100110”をセットし、セ
グメント表示33gedbaを点灯させるためにD9へ
2進数で“1011011”をセットする。
【0135】#126において、#101〜#125で
セットしたD0〜D10のデータをLCDドライバ20
へ転送し、表示パネル30の表示を可能にする。
【0136】以上説明したように、本実施例では、ドッ
トマトリクス表示部を用いて、文字、図形等を表示する
ことができるので、カメラの動作パラメータの選択入力
の内容が、撮影者に明確に認識できる。また、表示が、
列状に配置される複数の表示ブロックに対応するスイッ
チで行えるので、選択動作が対応関係を誤認することな
く確実に行える。さらに、本実施例では、設定に必要な
パラメータに関する情報についても容易に見ることがで
き、しかも、そのパラメータの設定入力操作を容易に行
なうことができる。
【0137】また、不慣れな撮影者であっても、パラメ
ータの設定が容易に行える、使い勝手のよいカメラを提
供することができる。さらに、シャッタ速度、絞り等の
数値の設定も、対応するスイッチをオンオフすること
で、容易に行える。その際、補助表示部の方向を示唆す
る図形、例えば、三角セグメントによって、アップカウ
ントかダウンカウントかも容易に分かる。
【0138】また、数値表示する際には、小数点を含ん
だパターンを表示することにより表示桁数を低減してい
る。また、数字のパターンの配置を、実際に配置された
状態でのスペースを考慮して決定してある。従って、複
数桁に数値をバランスよく表示することができる。
【0139】さらに、本実施例は、カメラの監視の結
果、警告を要する事態が検出された場合、前記表示装置
に、当該警告の内容を示す表示を行わせる処理とを少な
くとも行う。そして、警告は、当該事態が予め定めた重
大な事態についての警告である場合には、前記第1およ
び第2のいずれの表示においても警告を表示させ、重大
でない事態の警告の場合には、前記第2の表示状態にお
いてのみ警告を表示させることができる。その結果、撮
影者は、直ちに対応すべき事態と、そうではない事態と
を明確に区別して認識できる。
【0140】なお、本実施例では、露出モードの例を示
したが、本発明はこれに限定されない。他の動作に関す
るパラメータの設定のための選択入力を行うことにも適
用できる。この場合、モードレジスタは、それらの内容
を表わすモードが設定される。例えば、複数エリアにの
うちいずれかでオートフォーカスを行う場合に、複数の
エリアから1のエリアを選択するに際し、自動的に決定
する方式、視線検出により決定する方式、マニュアルで
エリアを決定する方式等がある。これらの選択入力に、
適用することができる。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、不慣れな撮影者であっ
ても、設定に必要なパラメータに関する情報を容易に見
ることができる。また、本発明の表示システムをカメラ
に適用した場合、そのパラメータの設定入力操作を容易
に行なうことができる、使い勝手のよいカメラが実現で
きる。
【0142】さらに、本発明の表示システムをカメラに
適用した場合、各種の警告を見やすく表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示システムが適用されるカメラの一
実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の表示システムが適用されるカメラの一
実施例の外観を示す上面図。
【図3】本発明の一実施例で用いられる液晶ドライバの
構成の一例を示すブロック図。
【図4】本発明で用いられる表示パネルの構成の一例を
示す説明図。
【図5】本実施例において用いられるドットマトリクス
表示部での表示ブロックにおける数字パターンの配置例
を示す説明図。
【図6】本実施例において用いられるドットマトリクス
表示部での表示ブロックにおけるパラメータ選択の選択
肢の表示パターンの一例を示す説明図。
【図7】本発明の実施例における制御装置のメインルー
チンの手順の一例を示すフローチャート。
【図8】上記メインルーチンの設定処理においてコール
されるサブルーチンの手順の一例を示すフローチャー
ト。
【図9】上記メインルーチンの表示処理においてコール
されるサブルーチンの手順の一例を示すフローチャー
ト。
【図10】本実施例におけるシンプルモードでの表示と
操作との対応関係を示す説明図。
【図11】(a)−(h)は本実施例における表示態様
の一例を示す説明図。
【図12】本実施例における表示態様の他の例を示す説
明図。
【図13】本実施例において用いられるパターンジェネ
レータに格納される表示パタンの一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…ボディ、5…表示装置、10…制御装置、11…電
源回路、12…測光回路、13…測距回路、15…ファ
インダ内液晶表示器(LCD)、16…書き替え可能リ
ードオンリーメモリ(EEPROM)、17…第1のモ
ータ制御装置、18…第2のモータ制御装置、19…露
出制御装置、20…液晶駆動装置(LCDドライバ)、
30…表示パネル、31…ドットマトリクス表示部、3
1a−31h…表示単位、32−37…セグメント表示
部、311−314…表示ブロック、34…補助表示
部、34a−34f…関連付け表示パターン(三角セグ
メント)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラにおいて、表示を行うための表示
    システムであって、 m×n個の画素で構成されるドットマトリクス表示単位
    二つよりなる表示ブロックを少なくとも1以上有する表
    示部と、 前記表示単位ごとに表示を行うための第1の表示用キャ
    ラクタパターン、および、前記表示ブロックごとに表示
    を行うための、対となる二つのキャラクタパターンより
    なる第2の表示用キャラクタパターンを記憶する記憶部
    と、 第1の表示用キャラクタパターンおよび第2の表示用キ
    ャラクタパターンを用いて、前記表示部に表示を行わせ
    る制御部とを備えることを特徴とする、カメラの表示シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 表示部は、前記表示ブロックを2個横並びに配置し、こ
    れらを一組として、二組以上有する、カメラの表示シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 表示部は、1の表示画面を有し、該表示画面内に、前記
    表示ブロックを2個横並びに配置したものを、少なくと
    も1組以上定義し、 前記制御部は、隣接する表示ブロック間に、空白を表示
    する、カメラの表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記表示ブロック
    は、隣接する表示ブロック間に一定のスペースを置いて
    配置される、カメラの表示システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記記憶部
    は、第1の表示用キャラクタパターンとして、同一のキ
    ャラクタについて、同一の形状を持つが、横方向におけ
    る表示位置がシフトしてある異種のパターンをさらに有
    する、カメラの表示システム。
  6. 【請求項6】 請求項3または4において、前記記憶部
    は、第1の表示用キャラクタパターンとして、小数点を
    含む数字を示すパターンをさらに有する、カメラの表示
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項2において、複数の表示ブロック
    は、各画素の行方向について共通に接続されるコモン端
    子と、各画素の列ごとに接続されるセグメント端子とを
    有する、カメラの表示システム。
  8. 【請求項8】 請求項2において、 前記表示部は、複数のセグメントを配置したセグメント
    表示部をさらに有し、 セグメント表示部は、少なくとも数字を表示できるセグ
    メントを配置してなるものであり、 前記記憶部は、セグメント表示部において表示すべきパ
    ターンを点灯するセグメントを指定するデータをさらに
    記憶することを特徴とする、カメラの表示システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、複数の表示ブロック
    は、各画素の行方向について共通に接続されるコモン端
    子と、各画素の列ごとに接続されるセグメント端子とを
    有し、コモン端子には、前記セグメント表示部の各セグ
    メントとにも共通に接続されるものである、カメラの表
    示システム。
  10. 【請求項10】 請求項2、3、4、5、6、7、8ま
    たは9において、制御部は、表示させるべきキャラクタ
    パターンのアドレスを、表示させるべき表示単位の配列
    順に、前記記憶部に送って、目的のキャラクタパターン
    を出力させて、表示部に表示させる、カメラの表示シス
    テム。
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