JPH04287031A - 距離表示機能付きカメラ - Google Patents
距離表示機能付きカメラInfo
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- JPH04287031A JPH04287031A JP3075635A JP7563591A JPH04287031A JP H04287031 A JPH04287031 A JP H04287031A JP 3075635 A JP3075635 A JP 3075635A JP 7563591 A JP7563591 A JP 7563591A JP H04287031 A JPH04287031 A JP H04287031A
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- distance
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- distance measurement
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 46
- 238000000034 method Methods 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測距回路を内蔵したカ
メラ、特に測距結果である距離情報を表示できるカメラ
に関する。
メラ、特に測距結果である距離情報を表示できるカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば測距回路を内蔵したコンパクトカ
メラにおいて、測距結果をカメラ使用者に知らせる装置
が従来からいくつか提案されている。代表的な例として
はファインダ内の指針によるものがある。これは測距が
終了すると、ファインダ内に描かれている「花」「人」
「山」など距離のイメ−ジを象徴するスケ−ル上を指針
が動き、距離を大ざっぱに表示するものである。
メラにおいて、測距結果をカメラ使用者に知らせる装置
が従来からいくつか提案されている。代表的な例として
はファインダ内の指針によるものがある。これは測距が
終了すると、ファインダ内に描かれている「花」「人」
「山」など距離のイメ−ジを象徴するスケ−ル上を指針
が動き、距離を大ざっぱに表示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の距離表示装置では、距離を示すスケ−ルが漠
然としたイメ−ジであるため、「近い」「ふつう」「遠
い」というような大ざっぱな距離しかわからないという
問題点があった。また、国あるいは地域によって、距離
の単位としてメ−トル法を使用している地域と、フィ−
ト法を使用している地域がある。距離を数値で表示しよ
うとした場合、その両方の単位に対応して表示しようと
すると限られたスペ−スの中で表示が小さくなってしま
い、見づらくなるという問題点があった。
うな従来の距離表示装置では、距離を示すスケ−ルが漠
然としたイメ−ジであるため、「近い」「ふつう」「遠
い」というような大ざっぱな距離しかわからないという
問題点があった。また、国あるいは地域によって、距離
の単位としてメ−トル法を使用している地域と、フィ−
ト法を使用している地域がある。距離を数値で表示しよ
うとした場合、その両方の単位に対応して表示しようと
すると限られたスペ−スの中で表示が小さくなってしま
い、見づらくなるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、測距結果の距離を数値に
より直接読み取り可能にするとともに、距離表示部を他
の情報の表示に兼用可能にするとともに距離単位の変更
を可能にしたカメラを提供することにある。
より直接読み取り可能にするとともに、距離表示部を他
の情報の表示に兼用可能にするとともに距離単位の変更
を可能にしたカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレ−ム対応図である図
1により本発明を説明すると、本発明は、被写体までの
距離に関連した情報を検出して出力する測距回路100
と、レリーズボタンの半押し操作時にオン動作し、この
オン信号により測距回路100を起動する半押しスイッ
チ手段120と、レリーズボタンの全押し操作によりオ
ン動作するレリーズスイッチ手段130とを有するカメ
ラに適用される。そして、請求項1の発明は、測距回路
100の測距結果である被写体までの距離を表示する素
子を有し、この素子でそれ以外の情報をも表示するよう
にした表示手段110と、半押しスイッチ手段120の
オン動作時には、測距回路100が出力する測距結果を
距離表示デ−タに変換して表示手段110で表示すると
ともに、少なくとも半押しスイッチ手段120がオン動
作していないときには、表示素子による表示を距離表示
以外の表示に変更制御する制御手段140とを備えるこ
とにより、上記目的を達成する。請求項2の発明は、表
示手段110に表示される測距結果の距離単位を選択す
る距離単位選択手段150を設けることにより、上記目
的を達成する。
1により本発明を説明すると、本発明は、被写体までの
距離に関連した情報を検出して出力する測距回路100
と、レリーズボタンの半押し操作時にオン動作し、この
オン信号により測距回路100を起動する半押しスイッ
チ手段120と、レリーズボタンの全押し操作によりオ
ン動作するレリーズスイッチ手段130とを有するカメ
ラに適用される。そして、請求項1の発明は、測距回路
100の測距結果である被写体までの距離を表示する素
子を有し、この素子でそれ以外の情報をも表示するよう
にした表示手段110と、半押しスイッチ手段120の
オン動作時には、測距回路100が出力する測距結果を
距離表示デ−タに変換して表示手段110で表示すると
ともに、少なくとも半押しスイッチ手段120がオン動
作していないときには、表示素子による表示を距離表示
以外の表示に変更制御する制御手段140とを備えるこ
とにより、上記目的を達成する。請求項2の発明は、表
示手段110に表示される測距結果の距離単位を選択す
る距離単位選択手段150を設けることにより、上記目
的を達成する。
【0006】
【作用】−請求項1−
半押しスイッチ手段120がオンされると、測距回路1
00が動作し、その測距結果は制御手段140により距
離表示デ−タに変換されて表示手段110に出力される
。これにより表示手段110には直読できる距離が数値
表示される。また、半押しスイッチ手段120がオン動
作していないときには、表示手段110の距離表示はそ
れ以外の情報表示に変更される。−請求項2−距離単位
選択手段150が操作されると、表示手段110上の距
離が選択された単位で表示される。これにより希望する
単位の距離表示を可能にする。
00が動作し、その測距結果は制御手段140により距
離表示デ−タに変換されて表示手段110に出力される
。これにより表示手段110には直読できる距離が数値
表示される。また、半押しスイッチ手段120がオン動
作していないときには、表示手段110の距離表示はそ
れ以外の情報表示に変更される。−請求項2−距離単位
選択手段150が操作されると、表示手段110上の距
離が選択された単位で表示される。これにより希望する
単位の距離表示を可能にする。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示す全体の構成
図である。図2において、ワンチップマイクロコンピュ
−タなどから構成される演算制御回路1はカメラ全体を
制御するもので、測距結果の距離単位の選択処理、レリ
ーズボタンの押圧操作に伴う撮影処理および測距結果の
表示処理機能を備える。
図である。図2において、ワンチップマイクロコンピュ
−タなどから構成される演算制御回路1はカメラ全体を
制御するもので、測距結果の距離単位の選択処理、レリ
ーズボタンの押圧操作に伴う撮影処理および測距結果の
表示処理機能を備える。
【0008】演算制御回路1には、測距結果表示のメ−
トル(m)およびフィ−ト(ft)単位を選択する単位
切換スイッチ2、図示しないレリーズボタンの半押しで
オン動作する半押しスイッチ3、図示しないレリーズボ
タンの全押しでオン動作するレリーズスイッチ4の一端
がそれぞれ接続され、その他端は電池電源8の負極に接
続されている。また、演算制御回路1には、電気的に書
き込み読み出しが可能なE2PROM等の不揮発性メモ
リ5、測距を行うオ−トフォ−カス回路(以下AF回路
という)6および液晶などからなる表示器7がそれぞれ
接続されている。不揮発性メモリ5には、メ−トル、フ
ィ−トの各単位に対応した距離表示デ−タをデ−ブル化
したデ−タおよび選択設定された単位などの、電源オフ
時でも保持する必要のあるデ−タが格納される(例えば
、図7)。AF回路6は、演算制御回路1が半押しスイ
ッチ3のオン信号を取り込んだときの指令によって測距
処理を実行し、その測距結果は演算制御回路1において
表示距離を設定するステップ値に変換され、距離表示デ
−タテ−ブルの検索用に利用される。また、表示器7は
カメラボディ上等に設けられ、演算制御回路1からの出
力信号にしたがって距離,フィルムの撮影枚数などの必
要な情報を表示する。さらに電池電源8には、演算制御
回路1,不揮発性メモリ5およびAF回路6が接続され
ている。
トル(m)およびフィ−ト(ft)単位を選択する単位
切換スイッチ2、図示しないレリーズボタンの半押しで
オン動作する半押しスイッチ3、図示しないレリーズボ
タンの全押しでオン動作するレリーズスイッチ4の一端
がそれぞれ接続され、その他端は電池電源8の負極に接
続されている。また、演算制御回路1には、電気的に書
き込み読み出しが可能なE2PROM等の不揮発性メモ
リ5、測距を行うオ−トフォ−カス回路(以下AF回路
という)6および液晶などからなる表示器7がそれぞれ
接続されている。不揮発性メモリ5には、メ−トル、フ
ィ−トの各単位に対応した距離表示デ−タをデ−ブル化
したデ−タおよび選択設定された単位などの、電源オフ
時でも保持する必要のあるデ−タが格納される(例えば
、図7)。AF回路6は、演算制御回路1が半押しスイ
ッチ3のオン信号を取り込んだときの指令によって測距
処理を実行し、その測距結果は演算制御回路1において
表示距離を設定するステップ値に変換され、距離表示デ
−タテ−ブルの検索用に利用される。また、表示器7は
カメラボディ上等に設けられ、演算制御回路1からの出
力信号にしたがって距離,フィルムの撮影枚数などの必
要な情報を表示する。さらに電池電源8には、演算制御
回路1,不揮発性メモリ5およびAF回路6が接続され
ている。
【0009】図3は、表示器7の具体的一例を示すもの
で、LCDからなる7セグメント構成の数字の表示パタ
−ン81,82,83と、LCDからなる小数点84お
よび「ft」,「m」の単位マ−ク85,86とから構
成される。この3つの数字表示パタ−ン81,82,8
3および小数点84を用いることにより、0.00,0
.01〜9.99,10,11〜999を表現できる。
で、LCDからなる7セグメント構成の数字の表示パタ
−ン81,82,83と、LCDからなる小数点84お
よび「ft」,「m」の単位マ−ク85,86とから構
成される。この3つの数字表示パタ−ン81,82,8
3および小数点84を用いることにより、0.00,0
.01〜9.99,10,11〜999を表現できる。
【0010】次に、上記のように構成された本実施例の
動作を図4〜図6に基づいて説明する。図4は、カメラ
の測距結果表示機能に関する部分の全体の流れを示した
フローチャートである。図4において、不図示のメイン
スイッチのオン操作により電源が投入されると、測距結
果表示プログラムがスタ−トする。これにより、ステッ
プS10において電池が抜かれる以前に選択されていた
単位を不揮発性メモリ5から読み出し演算制御回路1に
取り込む。次のステップS20では、表示器7に現在ま
でのフィルムの撮影枚数を表示する。そして、次のステ
ップS30において、メ−トル/フィ−トを選択する切
換スイッチ2がオンされたかを判定する。ここで、オフ
であると判定されたときはステップS40に進み、半押
しスイッチ3がオンされたかを判定する。また、切換ス
イッチ2がオンされたときはステップS50に移行して
m/ftの選択処理を実行し、終了するとステップS7
0に進む。
動作を図4〜図6に基づいて説明する。図4は、カメラ
の測距結果表示機能に関する部分の全体の流れを示した
フローチャートである。図4において、不図示のメイン
スイッチのオン操作により電源が投入されると、測距結
果表示プログラムがスタ−トする。これにより、ステッ
プS10において電池が抜かれる以前に選択されていた
単位を不揮発性メモリ5から読み出し演算制御回路1に
取り込む。次のステップS20では、表示器7に現在ま
でのフィルムの撮影枚数を表示する。そして、次のステ
ップS30において、メ−トル/フィ−トを選択する切
換スイッチ2がオンされたかを判定する。ここで、オフ
であると判定されたときはステップS40に進み、半押
しスイッチ3がオンされたかを判定する。また、切換ス
イッチ2がオンされたときはステップS50に移行して
m/ftの選択処理を実行し、終了するとステップS7
0に進む。
【0011】一方、ステップS40で半押しスイッチ3
のオンが確認されたときはステップS60に移行して撮
影処理を実行し、終了するとステップS70に進む。ま
た、半押しスイッチ3がオフであると判定されたときは
ステップS70に移行してメインスイッチがオンされて
いるかを判定する。オンと判定されたときはステップS
30に戻り、再度いずれかのスイッチ2または3がオン
されるのを待つ。また、メインスイッチがオフと判定さ
れたときは測距結果の表示処理が終了する。
のオンが確認されたときはステップS60に移行して撮
影処理を実行し、終了するとステップS70に進む。ま
た、半押しスイッチ3がオフであると判定されたときは
ステップS70に移行してメインスイッチがオンされて
いるかを判定する。オンと判定されたときはステップS
30に戻り、再度いずれかのスイッチ2または3がオン
されるのを待つ。また、メインスイッチがオフと判定さ
れたときは測距結果の表示処理が終了する。
【0012】次に、図4のステップS50で示すm/f
t選択処理手順を図5に示すフローチャートにしたがっ
て詳細に説明する。単位mとftは、切換スイッチ2が
オンされると直ちに切換わるのではなく、切換スイッチ
2を3秒間オンし続けた時に初めて切換わる。これは切
換スイッチ2の誤操作により頻繁に単位が変わってしま
うのを防止するためである。まず、ステップS501に
おいて、切換スイッチ2のオン時間をカウントするため
の3秒タイマをスタ−トさせる。なお、3秒タイマは演
算制御回路1を構成するCPUおよびRAM(いずれも
不図示)によりソフト的に構成される。
t選択処理手順を図5に示すフローチャートにしたがっ
て詳細に説明する。単位mとftは、切換スイッチ2が
オンされると直ちに切換わるのではなく、切換スイッチ
2を3秒間オンし続けた時に初めて切換わる。これは切
換スイッチ2の誤操作により頻繁に単位が変わってしま
うのを防止するためである。まず、ステップS501に
おいて、切換スイッチ2のオン時間をカウントするため
の3秒タイマをスタ−トさせる。なお、3秒タイマは演
算制御回路1を構成するCPUおよびRAM(いずれも
不図示)によりソフト的に構成される。
【0013】次のステップS502では、切換スイッチ
2がオンされたかを判定し、オンされているときはステ
ップS503に移行して3秒タイマがタイムアップした
かを判定する。3秒以内に切換スイッチ2のオフが確認
されると単位は切換わらず、ステップS504から図4
のフローチャートに戻る。ステップS503でタイムア
ップが確認されるとステップS505に進み、現在のm
/ft設定を判定する。ここで、「ft」であると判定
されたならばステップS506に移行して「m」を設定
し、また、「m」であると判定されたならばステップS
507に移行して「ft」を設定する。次のステップS
508では、ステップS506またはステップS507
で設定した単位を表示器7上に表示する。そして、次の
ステップS509において、設定した単位デ−タを不揮
発性メモリ5に書き込む。以下、切換スイッチ2をオフ
するまで同じル−プが繰り返され、3秒ごとに設定が切
換わる。したがって、所望の単位が選択された時点で切
換スイッチ2をオフすれば、m/ft表示の切換えが行
える。
2がオンされたかを判定し、オンされているときはステ
ップS503に移行して3秒タイマがタイムアップした
かを判定する。3秒以内に切換スイッチ2のオフが確認
されると単位は切換わらず、ステップS504から図4
のフローチャートに戻る。ステップS503でタイムア
ップが確認されるとステップS505に進み、現在のm
/ft設定を判定する。ここで、「ft」であると判定
されたならばステップS506に移行して「m」を設定
し、また、「m」であると判定されたならばステップS
507に移行して「ft」を設定する。次のステップS
508では、ステップS506またはステップS507
で設定した単位を表示器7上に表示する。そして、次の
ステップS509において、設定した単位デ−タを不揮
発性メモリ5に書き込む。以下、切換スイッチ2をオフ
するまで同じル−プが繰り返され、3秒ごとに設定が切
換わる。したがって、所望の単位が選択された時点で切
換スイッチ2をオフすれば、m/ft表示の切換えが行
える。
【0014】次に、図4のステップS60で示す撮影処
理手順を図6に示すフローチャートにしたがって詳細に
説明する。まず、ステップS601において測光処理を
実行する。即ち、その詳細は省略するが、受光素子に入
力した光量から被写体の輝度を算出し、シャッタの開口
時間を求めると同時に低輝度かどうかを判別し、ストロ
ボ発光が必要かを判断する。そして次のステップS60
2において測距処理を実行する。即ち、半押しスイッチ
3がオンすることにより、これを確認した演算制御回路
1がAF回路6に測距開始信号を送り、AF回路6を測
距動作させる。測距が完了すると、AF回路6の測距結
果は演算制御回路1に取り込まれる。演算制御回路1で
は測距結果から表示距離を設定するステップ値を算出し
、このステップ値は距離表示デ−タテーブルのリ−ド制
御信号として利用される。
理手順を図6に示すフローチャートにしたがって詳細に
説明する。まず、ステップS601において測光処理を
実行する。即ち、その詳細は省略するが、受光素子に入
力した光量から被写体の輝度を算出し、シャッタの開口
時間を求めると同時に低輝度かどうかを判別し、ストロ
ボ発光が必要かを判断する。そして次のステップS60
2において測距処理を実行する。即ち、半押しスイッチ
3がオンすることにより、これを確認した演算制御回路
1がAF回路6に測距開始信号を送り、AF回路6を測
距動作させる。測距が完了すると、AF回路6の測距結
果は演算制御回路1に取り込まれる。演算制御回路1で
は測距結果から表示距離を設定するステップ値を算出し
、このステップ値は距離表示デ−タテーブルのリ−ド制
御信号として利用される。
【0015】図7は、ステップ値と測距結果および距離
表示デ−タとの関係の一部を示したもので、例えば測距
結果が2.509m以上で3.007m以下のときはス
テップ値「5」を、また、0.943m以上で0.99
5m以下のときはステップ値「16」を出力する。そし
て、ステップ値「5」が出力されたとき、単位「m」の
距離表示デ−タには「2.74」が、単位「ft」の距
離表示デ−タには「9.04」がそれぞれ設定されるよ
うになっている。
表示デ−タとの関係の一部を示したもので、例えば測距
結果が2.509m以上で3.007m以下のときはス
テップ値「5」を、また、0.943m以上で0.99
5m以下のときはステップ値「16」を出力する。そし
て、ステップ値「5」が出力されたとき、単位「m」の
距離表示デ−タには「2.74」が、単位「ft」の距
離表示デ−タには「9.04」がそれぞれ設定されるよ
うになっている。
【0016】次のステップS603では、ストロボ発光
が必要と判断されたか否かを確認する。ここで、ストロ
ボ発光が必要でなければステップS604に進み、スト
ロボ発光が必要であればステップS617に進む。ステ
ップS617では、ストロボ発光のための充電が完了し
ているか否かを判定し、充電完了が判定されたときはス
テップS604に進む。充電が完了していないと判定さ
れたときはステップS618に移行して半押しスイッチ
3がオフされるのを待つ。このとき撮影は行われない。 そして、半押しスイッチ3のオフが確認されたときは図
4のフロ−に戻る。
が必要と判断されたか否かを確認する。ここで、ストロ
ボ発光が必要でなければステップS604に進み、スト
ロボ発光が必要であればステップS617に進む。ステ
ップS617では、ストロボ発光のための充電が完了し
ているか否かを判定し、充電完了が判定されたときはス
テップS604に進む。充電が完了していないと判定さ
れたときはステップS618に移行して半押しスイッチ
3がオフされるのを待つ。このとき撮影は行われない。 そして、半押しスイッチ3のオフが確認されたときは図
4のフロ−に戻る。
【0017】ストロボ発光の必要がないとき、またはス
トロボ発光が必要でかつ充電が完了しているときは撮影
が可能であり、以下に述べる距離表示が実行される。ま
ず、ステップS604において、m/ftの単位設定を
確認する。単位「m」に設定されているときはステップ
S605へ進み、単位「ft」のときはステップS60
7へ進む。ステップS605では、単位「m」に対応す
る不揮発性メモリ5内の距離表示デ−タテーブルを参照
し、算出されたステップ値でアドレス指定して該当する
距離表示デ−タを読み出す(ステップS606)。読み
出された距離表示デ−タは演算制御回路1から表示器7
に出力され、測距結果の距離がメ−トル法によりデジタ
ル表示される(ステップS609)。たとえば、ステッ
プ値が「14」であった場合は、図7からも明らかなよ
うに「1.09」が指定され、この数値が表示器7に表
示されることになる。
トロボ発光が必要でかつ充電が完了しているときは撮影
が可能であり、以下に述べる距離表示が実行される。ま
ず、ステップS604において、m/ftの単位設定を
確認する。単位「m」に設定されているときはステップ
S605へ進み、単位「ft」のときはステップS60
7へ進む。ステップS605では、単位「m」に対応す
る不揮発性メモリ5内の距離表示デ−タテーブルを参照
し、算出されたステップ値でアドレス指定して該当する
距離表示デ−タを読み出す(ステップS606)。読み
出された距離表示デ−タは演算制御回路1から表示器7
に出力され、測距結果の距離がメ−トル法によりデジタ
ル表示される(ステップS609)。たとえば、ステッ
プ値が「14」であった場合は、図7からも明らかなよ
うに「1.09」が指定され、この数値が表示器7に表
示されることになる。
【0018】同様にして、「ft」が設定されていると
きは、ステップS607において、単位「ft」に対応
する不揮発性メモリ5内の距離表示デ−タテーブルを参
照し、算出されたステップ値でアドレス指定することに
より該当する距離表示デ−タを読み出す(ステップS6
08)。そして、読みだされたデ−タを表示器7に出力
することにより、測距結果の距離がフィ−トでデジタル
表示される(ステップS609)。このとき、ステップ
値が「14」であったとすると、図7に示すデ−タテー
ブル上の「3.60」が指定され、これが表示器7に数
値で表示される。次のステップS610ではレリーズス
イッチ4がオンか否かを判定する。レリーズボタンの全
押しによりレリーズスイッチ4がオンされたことが判定
されると、ステップS611に移行してシャッタが開閉
されると同時に、ストロボ発光モ−ドであればストロボ
が発光して被写体の撮影がなされる。その後、ステップ
S612において、表示器7に表示されていた距離表示
をクリア−し、これに代えてフィルムの撮影枚数を表示
器7上に表示し、ステップS613でフィルムを巻上げ
る。そして、次のステップS614において、半押しス
イッチ3のオフが確認されたならば、図4のフロ−に戻
る。
きは、ステップS607において、単位「ft」に対応
する不揮発性メモリ5内の距離表示デ−タテーブルを参
照し、算出されたステップ値でアドレス指定することに
より該当する距離表示デ−タを読み出す(ステップS6
08)。そして、読みだされたデ−タを表示器7に出力
することにより、測距結果の距離がフィ−トでデジタル
表示される(ステップS609)。このとき、ステップ
値が「14」であったとすると、図7に示すデ−タテー
ブル上の「3.60」が指定され、これが表示器7に数
値で表示される。次のステップS610ではレリーズス
イッチ4がオンか否かを判定する。レリーズボタンの全
押しによりレリーズスイッチ4がオンされたことが判定
されると、ステップS611に移行してシャッタが開閉
されると同時に、ストロボ発光モ−ドであればストロボ
が発光して被写体の撮影がなされる。その後、ステップ
S612において、表示器7に表示されていた距離表示
をクリア−し、これに代えてフィルムの撮影枚数を表示
器7上に表示し、ステップS613でフィルムを巻上げ
る。そして、次のステップS614において、半押しス
イッチ3のオフが確認されたならば、図4のフロ−に戻
る。
【0019】ステップS610において、レリーズスイ
ッチ4がオフであると判定されたときはステップS61
5に進み、半押しスイッチ3がオフかを判定する。ここ
で、半押しスイッチ3がオンのときはステップS610
に戻り、半押しスイッチ3がオフされるか、レリーズス
イッチ4がオンされるのを待つ。また、半押しスイッチ
3がオフであると判定されたときはステップS616に
進み、表示器7に表示されている距離表示をクリア−し
、これに代えてフィルムの撮影枚数を表示する。
ッチ4がオフであると判定されたときはステップS61
5に進み、半押しスイッチ3がオフかを判定する。ここ
で、半押しスイッチ3がオンのときはステップS610
に戻り、半押しスイッチ3がオフされるか、レリーズス
イッチ4がオンされるのを待つ。また、半押しスイッチ
3がオフであると判定されたときはステップS616に
進み、表示器7に表示されている距離表示をクリア−し
、これに代えてフィルムの撮影枚数を表示する。
【0020】図8は、表示器7をフィルムカウンタとし
て機能させたときの表示状態を表わしたもので、その表
示数値は24駒目を示している。また、図9および図1
0は、表示器7をメ−トルまたはフィ−トの単位で測距
結果の距離表示に機能させたときの表示状態を表わして
いる。このような構成によれば、フィルムカウンタ表示
に加えて常用する距離範囲のほとんどを表わすことがで
きる。
て機能させたときの表示状態を表わしたもので、その表
示数値は24駒目を示している。また、図9および図1
0は、表示器7をメ−トルまたはフィ−トの単位で測距
結果の距離表示に機能させたときの表示状態を表わして
いる。このような構成によれば、フィルムカウンタ表示
に加えて常用する距離範囲のほとんどを表わすことがで
きる。
【0021】このような本実施例においては、レリーズ
ボタンを半押ししたときのAF回路6による測距結果の
距離を希望するメ−トルまたはフィ−トの単位で表示器
7上にデジタル表示することができる。これに伴い測距
結果の距離が数値で直接読み取ることができるから、撮
影時における被写体までの距離を定量的に知ることがで
き、これにより撮影者の希望する距離で被写体を撮影す
ることができる。また、測距結果の距離は表示器に表示
されるから、限られたスペ−スの中でも適正な大きさで
測距結果をわかり易く表示することができる。さらにま
た、半押しスイッチ3がオフされたり、あるいは全押し
によりレリーズスイッチ4がオンされた段階では表示器
7上の測距結果がクリア−され、これに代えてフィルム
の撮影枚数が表示される構成になっているから、距離表
示のための表示器を枚数表示に兼用できる。また、単位
切換スイッチ2を切換えることにより、測距結果の距離
単位を希望するものに選定できる。
ボタンを半押ししたときのAF回路6による測距結果の
距離を希望するメ−トルまたはフィ−トの単位で表示器
7上にデジタル表示することができる。これに伴い測距
結果の距離が数値で直接読み取ることができるから、撮
影時における被写体までの距離を定量的に知ることがで
き、これにより撮影者の希望する距離で被写体を撮影す
ることができる。また、測距結果の距離は表示器に表示
されるから、限られたスペ−スの中でも適正な大きさで
測距結果をわかり易く表示することができる。さらにま
た、半押しスイッチ3がオフされたり、あるいは全押し
によりレリーズスイッチ4がオンされた段階では表示器
7上の測距結果がクリア−され、これに代えてフィルム
の撮影枚数が表示される構成になっているから、距離表
示のための表示器を枚数表示に兼用できる。また、単位
切換スイッチ2を切換えることにより、測距結果の距離
単位を希望するものに選定できる。
【0022】なお、本発明における測距結果に対するス
テップ数は図7に示すように区分した段数のものに限ら
ず、区分段数をさらに細かくして表示距離精度を向上さ
せるものにも適用できる。また、上記実施例では、距離
表示の単位としてメ−トル,フィ−トについて述べたが
、これに限らず、例えば、ヤ−ド,インチ,尺等に対し
ても本発明を適用することが出来る。さらに、距離単位
選択数は上記実施例に示す2つの単位に限らず、3つ以
上の単位を持つカメラも実施可能である。また、表示器
7の設置場所は、上記実施例に示すカメラ本体上に限ら
ず、ファインダ内に設けるようにしても良い。
テップ数は図7に示すように区分した段数のものに限ら
ず、区分段数をさらに細かくして表示距離精度を向上さ
せるものにも適用できる。また、上記実施例では、距離
表示の単位としてメ−トル,フィ−トについて述べたが
、これに限らず、例えば、ヤ−ド,インチ,尺等に対し
ても本発明を適用することが出来る。さらに、距離単位
選択数は上記実施例に示す2つの単位に限らず、3つ以
上の単位を持つカメラも実施可能である。また、表示器
7の設置場所は、上記実施例に示すカメラ本体上に限ら
ず、ファインダ内に設けるようにしても良い。
【0023】なお、上記実施例において、演算制御回路
1が制御手段140を、単位切換スイッチ2が距離単位
選択手段150を、半押しスイッチ3が半押しスイッチ
手段120を、レリーズスイッチ4がレリーズスイッチ
手段130を、AF回路6が測距回路100を、表示器
7が表示手段110をそれぞれ構成する。
1が制御手段140を、単位切換スイッチ2が距離単位
選択手段150を、半押しスイッチ3が半押しスイッチ
手段120を、レリーズスイッチ4がレリーズスイッチ
手段130を、AF回路6が測距回路100を、表示器
7が表示手段110をそれぞれ構成する。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レリーズ
ボタンの半押し時に測距結果の距離を表示部に数値表示
するから、測距結果を直接読み取ることができるととも
に、レリーズボタンの半押しが解除されている時には距
離表示をそれ以外の情報表示に変更してフィルムの枚数
表示等を行うことができるので、表示素子の設置スペ−
スもさほど要しない。また、本発明によれば、距離単位
の選択を可能にすることにより、メ−トル,フィ−トな
どの希望する単位で距離表示を行うことができる。
ボタンの半押し時に測距結果の距離を表示部に数値表示
するから、測距結果を直接読み取ることができるととも
に、レリーズボタンの半押しが解除されている時には距
離表示をそれ以外の情報表示に変更してフィルムの枚数
表示等を行うことができるので、表示素子の設置スペ−
スもさほど要しない。また、本発明によれば、距離単位
の選択を可能にすることにより、メ−トル,フィ−トな
どの希望する単位で距離表示を行うことができる。
【図1】本発明におけるカメラのクレ−ム対応図である
。
。
【図2】本発明の一実施例を示す全体の構成図である。
【図3】表示器の具体的一例を示す表示セグメントパタ
−ン図である。
−ン図である。
【図4】本実施例におけるカメラの測距結果表示機能の
全体の流れを示すフローチャートである。
全体の流れを示すフローチャートである。
【図5】本実施例におけるm/ft選択処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】本実施例における撮影処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】測距結果、ステップ数および距離表示データの
テ−ブルを示す図である。
テ−ブルを示す図である。
【図8】フィルム枚数の表示例を示す説明図である。
【図9】メ−トル単位の距離表示例を示す説明図である
。
。
【図10】フィ−ト単位の距離表示例を示す説明図であ
る。
る。
1 演算制御回路
2 単位切換スイッチ
3 半押しスイッチ
4 レリーズスイッチ
5 不揮発性メモリ
6 AF回路
7 表示器
100 測距回路
110 表示手段
120 半押しスイッチ手段
130 レリーズスイッチ手段
140 制御手段
150 距離単位選択手段
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体までの距離に関連した情報を検
出して出力する測距回路と、レリーズボタンの半押し操
作時にオン動作し、このオン信号により前記測距回路を
起動する半押しスイッチ手段と、前記レリーズボタンの
全押し操作によりオン動作するレリーズスイッチ手段と
を有する距離表示機能付きカメラにおいて、前記測距回
路の測距結果である被写体までの距離を表示する素子を
有し、この素子でそれ以外の情報をも表示するようにし
た表示手段と、前記半押しスイッチ手段のオン動作時に
は、前記測距回路が出力する測距結果を距離表示デ−タ
に変換して前記表示手段で表示するとともに、少なくと
も前記半押しスイッチ手段がオン動作していないときに
は、前記表示素子による表示を前記距離表示以外の表示
に変更制御する制御手段と備えたことを特徴とする距離
表示機能付きカメラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカメラにおいて、前
記表示手段に表示される測距結果の距離単位を選択する
距離単位選択手段を設けたことを特徴とする距離表示機
能付きカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075635A JP2979157B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 距離表示機能付きカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075635A JP2979157B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 距離表示機能付きカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287031A true JPH04287031A (ja) | 1992-10-12 |
JP2979157B2 JP2979157B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13581912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075635A Expired - Fee Related JP2979157B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 距離表示機能付きカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979157B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002328293A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Canon Inc | 撮像装置および撮像方法 |
JP2007041286A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法、並びに制御プログラム及び記憶媒体 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3075635A patent/JP2979157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002328293A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Canon Inc | 撮像装置および撮像方法 |
JP2007041286A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法、並びに制御プログラム及び記憶媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2979157B2 (ja) | 1999-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |