JPH0122608B2 - - Google Patents
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- JPH0122608B2 JPH0122608B2 JP2389280A JP2389280A JPH0122608B2 JP H0122608 B2 JPH0122608 B2 JP H0122608B2 JP 2389280 A JP2389280 A JP 2389280A JP 2389280 A JP2389280 A JP 2389280A JP H0122608 B2 JPH0122608 B2 JP H0122608B2
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/097—Digital circuits for control of both exposure time and aperture
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
本発明は複数種の露出モードの切換えが可能な
カメラにおける露出制御装置に関する。 カメラの露出モードには手動制御モードと、自
動制御モードとしての絞り優先シヤツター速度制
御、シヤツター速度優先絞り制御及びプログラム
シヤツター制御の3種のモードとが現在用いられ
ており、これら4種の露出モードの機能を備え任
意にその何れかを選択できるようにしたカメラが
既に提案されている。しかしこの既提案のカメラ
では露出モードの切換えのために2個の操作部材
を操作する必要があり、切換操作が面倒であつ
た。従つて本発明の露出モードの切換えが一操作
で可能であるような露出制御装置を得ることを目
的としてなされた。 もう少し具体的に従来技術及び本発明の目的と
特徴と述べる。 シヤツター速度と絞り値の両方を手動で定める
手動制御モード(以下Mモードという)に加え
て、シヤツター速度と絞り値の一方のみを手動で
定め他方を被写体の明るさとフイルム感度とに応
じて自動的に定める、いわゆる速度優先絞り自動
制御モード(以下Sモードという)および絞り優
先露出時間自動制御モード(以下Aモードとい
う)とシヤツター速度と絞り値の両方が被写体の
明るさとフイルム感度とに応じて自動的に定めら
れるプログラムシヤツターモード(以下Pモード
という)の機能とを備えた1眼レフレツクスカメ
ラが市場に提供されている。このように多種の露
出モードを設けたカメラは、撮影者に露出設定の
自由度を与えるようになつたが、その反面操作が
複雑化して特に初心者にとつては必ずしも使い易
いものにはなつていなかつた。例えばAモードか
らSモードに切り換えるためには、モード選択レ
バーをAモードからSモードの位置へ切り換え、
次にシヤツターダイヤルを所望の位置にセツトす
る如くになつており、素早く切り換えるには少々
不便であつた。 他方、このような不便を解消するためにシヤツ
ター速度や絞り値をプツシユボタン操作によりセ
ツトするようにした提案が特開昭54−138431号に
おいてなされている。この提案によるカメラは
A、SおよびPの三つの制御モードを選択するモ
ード選択部材と、情報セツトのための二つのプツ
シユボタンと、情報セツト解除のための一つのリ
セツトプツシユボタンが設けてある。選択部材に
よりAモードがセツトされている場合は、情報セ
ツトボタンの一方を押すと優先値として用いられ
る絞り値が例えば最小口径絞り値に向つて変えら
れて行く。もう一方のセツトボタンを押すと反対
に開放絞り値に向つて変えられて行く。こゝでリ
セツトボタンを押せばPモードがセツトされる。
Sモードの場合もAモードと同様に操作される。
しかし例えばAモードからSモードへの切換えの
場合はモード選択部材をAモードからSモードの
位置へ操作し、そして情報セツトボタンを押すよ
うになつている。つまりこの場合は少なくとも二
つの操作部材の操作を要するのである。 本発明は、Aモード、Sモードの相互間におけ
るモード切換えがそれぞれ対応する一つの操作部
材の操作で行えるように改良を加えたカメラを提
案するものである。 本発明は絞り値セツトおよびシヤツター速度セ
ツトのためにそれぞれ専用の情報セツトスイツチ
部材を設け、制御モードを最終的に或は時間的に
最も遅れて操作したスイツチ部材に対応したもの
にセツトするように構成したことを主な特徴とす
るものである。 以下第1図に示した実施例によつて本発明を詳
述する。まず第1図に示した回路を概観すると、
点線ブロツク3は被写体光を測光し撮影レンズの
開放絞り値及びフイルム感度を算入して被写体に
対する露出値Evを算出する。或る被写体の露出
値がEvであるとき、適正露出を与える絞り値Av
と露出時間値Tvとの間にはEv=Av+Tvの関係
がある。11はプログラムシヤツター信号発生回
路で点線ブロツク3の出力Evを与えられ、予め
定められたプログラムに従つてそのEv値に対し
て一組のAv及びTvの値を決定する。点線ブロツ
ク16はAモードにおいて優先絞り値を設定する
回路、点線ブロツク41はSモードにおいて優先
露出時間値を設定する回路である。これらの回路
16,41は図から明らかなように同じ回路構成
になつている。Aモードにおける絞り値或はSモ
ードにおける露出時間値の設定は、Aモードにお
ける絞り値の設定を例にして説明すると次のよう
にして行われる。プログラムシヤツター信号発生
回路11は前述したように測定されたEv値に対
し一組の絞り値Av及び露出時間値Tvを決定して
おり、夫々の値は表示装置72及び73に表示さ
れている。こゝでAモードにするためスイツチ1
7の可動接点17dをを接点17a或は17bの
何れかに接触させる。何れの接点に接触せしめる
べきかは後述する。可動接点17dは通常中立位
置17cにあり、上の操作が他の任意のモードか
らAモードへの切換え操作となる。スイツチ17
の可動接点17dを接点17a或は17bに接触
させている間回路16内の演算回路26にはパル
ス発生器31からのパルスが入力される。また同
演算回路26には回路11における上記Av値の
出力信号が信号選択回路60、ラツチ回路63を
経て入力され、そのAv値に対し上記パルスが一
個入力される度に1/2段ずつ加算又は減算が行わ
れる。この加算、減算はスイツチ17を接点17
a,17bの何れに接触させるかで設定され、当
初表示装置72に表示されている(Pモードにお
ける)絞り値Avが自分が設定しようとしている
絞り値より小さいときはスイツチ17を接点17
aに接触させ、そうすると演算回路26は加算動
作をして回路11の出力Av値に1/2ずつ加算して
行く。この加算結果が表示装置72に表示され、
パルス発生器31からパルスが一発出力される度
に表示装置72に表示されているAv値が増加し
て行くから表示が所望のAv′値になつた所でスイ
ツチ17を手離すとAモードに於ける優先絞り値
が設定されたことになり、そのときの演算回路2
6の出力信号が演算回路28に送られて、こゝで
Ev−(上記算出されたAv′値)=Tvが算出され、
Av′とTvの信号が信号選択回路60、ラツチ回
路63,64を介して絞り制御回路68及びシヤ
ツター制御回路69に送られる。Sモードにおけ
る優先露出時間設定回路41の動作も上と同様で
スイツチ42の可動接点42dは通常中立位置4
2cにあり、これを接点42a或は42bの何れ
かに接触させると、他のモードからSモードに切
換わり、パルス発生器31からパルスが出力され
る度にPモードにおるTv値に加減が行われ、表
示装置73に表示されるので所期の露出時間値に
なつた所でスイツチ42を手離せばよい。Sモー
ドにおける適正絞り値は演算回路53において
Ev−(Sモードで設定した露出時間値Tv′)=Av
の演算によつて決定される。信号選択回路60に
はPモードにおけるAv、Tv信号入力端子I1、
I2、AモードにおけるTv信号入力端子I3、Av信
号入力端子I4及びSモードにおけるAv信号入力
端子I5、Tv信号入力端子I6の6個の入力端子が
あり、信号ライン60a,60bの論理信号の組
合せにより何れかのAv、Tvの値が出力端子
OUT1,OUT2に出力される。通常の場合即ち
何れのモードをも選択していない場合とPモード
の場合60a,60bの論理信号の組合せは
(低、低)であつて、このとき信号選択回路60
の出力端子OUT1,OUT2にはプログラムシヤ
ツター信号回路11の出力のAv、Tv値が出力さ
れている。従つてこの状態においてはラツチ回路
63を介して演算回路26にPモードにおける
Av値が、またラツチ回路64を介してSモード
における露出時間値設定回路41内の演算回路5
1(Aモードにおる上記演算回路26に相当す
る)PモードにおけるTv値が取込まれて前述し
た設定動作が行われるのである。 点線ブロツク16と41との間にある点線ブロ
ツク59は手動制御モード(Mモード)の設定と
解除を行う回路である。スイツチ56の可動接点
56dは通常中性点56cにある。56dを接点
56aに接触させると点線ブロツク16,41の
両回路が動作可能になり、スイツチ17,42の
操作によりAモード、Sモードのときと同じよう
にして任意の絞り値を露出時間値とが設定され
る。スイツチ56の操作結果はR−Sフリツプフ
ロツプ57に記憶されるのでスイツチ56は一時
的に操作して直ぐ手離してよい。スイツチ56を
接点56b側に接触させるとMモードは解除され
る。この操作によつてカメラはPモードになる。
要するに回路を始動させて何等のモード選択操作
をしなければPモードであり、スイツチ17を操
作すればAモード、スイツチ42を操作すればS
モード、スイツチ56を接点56a側にするとM
モードで、A、S、M何れのモードにあつてもス
イツチ56を接点56b側に接触させるとPモー
ドになる。 以上で第1図の回路の構成及び台作の概要説明
を終り、以下各部の構成及び動作の具体的説明を
行う。点線ブロツク3で示される回路は公知の測
光回路で、撮影レンズ1、絞り2を通過してホト
ダイオード4に入射する被写体光の明るさを測光
し、この測光値と撮影レンズ1の開放絞り値と用
いられるフイルムの感度の情報とを写真学的に演
算して露出値Evを示すデイジタル信号を出力す
る。ブロツク3において、光電変換回路5はホト
ダイオード4に入射する光の明るさの対数に比例
する電圧信号を出力する。A−D変換回路6は光
電変換回路5からの電圧信号をデイジタル信号に
変換する。露出値算出回路7はA−D変換回路6
からのデイジタル信号と、レンズ1の開放絞り値
と用いられるフイルムの感度とに応じたエンコー
ダ9および10からのデイジタル信号とを写真学
的に演算して用いられるレンズの開放絞り値に依
存しない信号としての露出値Evを示すデイジタ
ル信号を出力する。データライン10には演算回
路7からの露出値信号が乗せられる。 ブロツク11は露出値信号を入力として開口値
Avと時間値Tvを示すデイジタル信号をデータラ
イン12と13にそれぞれ出力するプログラムシ
ヤツター信号発生回路である。この回路11は
ROMで構成することができ、この場合露出値信
号はROMに対するアドレス信号として用いら
れ、各メモリには予め露出値に対応する開口値と
時間値の情報が書き込んでおかれる。 点線16で囲まれた回路部分は優先絞り信号発
生回路を構成し、前述したようにスイツチ17の
操作によりラツチ回路63からの開口値信号をプ
リセツトするとゝもにプリセツトした開口値信号
Avに変更を加えて所望の開口値Av′に対応する
信号をつくり出す。時間値演算回路28はこの新
たにつくり出された開口値信号Av′と上記の露出
値信号とから、Ev−Av′=Tvで示される関係の
時間値に対する信号をつくり出す。 他方、点線41で囲まれた回路部分は優先速度
信号発生回路を構成し、上記の回路部分16にお
ける開口値信号のプリセツトが時間値信号のプリ
セツトに置き換えられたものである。すなわちス
イツチ42の操作によりラツチ回路64からの時
間値信号をプリセツトするとゝもに、プリセツト
した時間値信号Tvに変更を加えて所望の時間値
Tv′に対する信号をつくり出す。さらにこの新た
な時間値信号と上記の露出値信号とは絞り値演算
回路53に入力されてEv−Tv′=Avで示される
開口値の信号がつくり出される。 上記プログラム信号発生回路11から出力され
る開口値Avと時間値とを示す信号Tvは、もちろ
んそのまゝプログラムモード(Pモード)の場合
に用いられる。 また優先絞り信号発生回路16と時間値演算回
路28の出力信号は絞り優先モードの、そして優
先速度信号発生回路41と開口値演算回路53の
出力信号は速度優先モードの信号として用いら
れ、それぞれは信号選択回路60において選択さ
れ絞りおよび露出時間制御回路68,69に与え
られる。 以下さらに詳細に説明する。 優先絞り信号発生回路16においてスイツチ1
7の可動片17dは、通常不図示のバネにより接
点17cの位置に置かれ、手動操作による接点1
7aあるいは17bに接触される。可動片17d
には論理値“1”に対応する“高”の電圧が与え
られており、可動片17dが接点17aまたは1
7bのいずれかに接触されるとORゲート18は
“高”の信号を出力する。ORゲート18の“高”
の出力はワンシヨツト19、遅延回路20の各入
力およびR−Sフリツプフロツプ21のセツト入
力21aと接続されている。ワンシヨツト19は
ORゲート18の出力レベルの“低”から“高”
への反転に応答して一個のパルスを出力する。遅
延回路20は、入力レベルが“低”から“高”に
反転すると、一定時間例えば1秒間だけ遅れて出
力のレベルを“高”にする。ただし入力レベルが
“高”から“低”に反転すると、出力のレベルも
直ちに“低”となるように構成される。フリツプ
フロツプ21はリセツトされた状態においてOR
ゲート18の出力レベルが“低”から“高”にな
るとセツトされ“高”の信号を出力する。第1の
演算回路26はワンシヨツト25を介してORゲ
ート23の出力と接続された入力26a一定時間
に“高”の信号が与えられるとデータライン65
を介して入力される絞り値信号Avをプリセツト
し、このプリセツトした値に対し、ANDゲート
24を通して入力26bにパルス発生器31の出
力パルスが与えられる毎に一定値だけ加算または
減算を行つて所望の段数だけ変更を加え、その結
果をデータライン27に送り出す。尚、加算また
は減算の指定は入力26cに与えられる信号によ
つてなされ、例えば“高”、“低”の信号はそれぞ
れ加算、減算に対応される。この第1の演算回路
26は例えばプリセツタブル・アツプダウンカウ
ンタを用いて構成することができる。 時間値演算回路28はデータライン10,27
を介して与えられる露出値Evと開口値Av′の信号
から時間値Tvに対応する信号を算出し、データ
ライン29に出力する。この時の演算内容は上述
した如くEv−Av′=Tvの関係で示されるもので
ある。 点線41で囲まれた回路部分は、上述の優先絞
り信号発生回路16と対称的なもので、優先速度
信号発生回路を構成する。 第2の演算回路51はラツチ回路64からの時
間値信号Tvを取り込み、これに所望の段数だけ
変更が加えられる。さらに開口値演算回路54は
変更された時間値信号Tv′と測光回路3からの露
出値信号Evとから、Ev−Tv′=Avで示される開
口値Avに対応する信号をつくり出す。 この信号発生回路41の構成は上記優先絞り信
号発生回路16と基本的には同じである。ワンシ
ヨツト44、遅延回路45、フリツプフロツプ4
6、ワンシヨツト50、第2の演算回路51は、
信号発生回路16におけるワンシヨツト19、遅
延回路20、フリツプフロツプ21、ワンシヨツ
ト25、演算回路26にそれぞれ対応するもので
ある。 点線ブロツク59の回路において、手動露出制
御(Mモード)を行うためスイツチ56の操作に
応じて可動片56dが接点56aに接触される
と、フリツプフロツプ57は、リセツト状態にあ
る場合はセツトされて“高”の信号をORゲート
23,48を介してワンシヨツト25,50に与
え、回路16,41は夫々スイツチ17,42が
操作されたのと同じ効果を生じ演算回路26,5
1の入力26aと51aにはプリセツトパルスが
与えられる。この場合演算回路26と51は、そ
れぞれラツチ回路63と64からの開口値Avと
時間値Tvとの信号をプリセツトする。プリセツ
トされた開口値と時間値の信号は、スイツチ17
と42の操作によりそれぞれ独立して変更が可能
となる。つまり、フリツプフロツプ57がセツト
されるとMモードによる露出を行うことができ
る。 スイツチ56の可動片56dが接点56bに接
触されるとフリツプフロツプ57はリセツトさ
れ、またワンシヨツト58から単パルスが出力さ
れる。このパルスはORゲート22,47を介し
てフリツプフロツプ21,46のリセツト入力に
与えられ、こゝでセツト状態の上記各フリツプフ
ロツプはリセツトされる。この場合、ORゲート
23と48の出力は共に“低”となる。これら
ORゲート23と48の出力は遅延回路30,5
5を介して信号選択回路60の制御入力60aと
60bとそれぞれ接続されている。 信号選択回路60は、6つの入力I1、I2、I3、
I4、I5、I6から端子60a,60bの制御信号に
応じて以下に示すように2つの入力を選択して出
力する。
カメラにおける露出制御装置に関する。 カメラの露出モードには手動制御モードと、自
動制御モードとしての絞り優先シヤツター速度制
御、シヤツター速度優先絞り制御及びプログラム
シヤツター制御の3種のモードとが現在用いられ
ており、これら4種の露出モードの機能を備え任
意にその何れかを選択できるようにしたカメラが
既に提案されている。しかしこの既提案のカメラ
では露出モードの切換えのために2個の操作部材
を操作する必要があり、切換操作が面倒であつ
た。従つて本発明の露出モードの切換えが一操作
で可能であるような露出制御装置を得ることを目
的としてなされた。 もう少し具体的に従来技術及び本発明の目的と
特徴と述べる。 シヤツター速度と絞り値の両方を手動で定める
手動制御モード(以下Mモードという)に加え
て、シヤツター速度と絞り値の一方のみを手動で
定め他方を被写体の明るさとフイルム感度とに応
じて自動的に定める、いわゆる速度優先絞り自動
制御モード(以下Sモードという)および絞り優
先露出時間自動制御モード(以下Aモードとい
う)とシヤツター速度と絞り値の両方が被写体の
明るさとフイルム感度とに応じて自動的に定めら
れるプログラムシヤツターモード(以下Pモード
という)の機能とを備えた1眼レフレツクスカメ
ラが市場に提供されている。このように多種の露
出モードを設けたカメラは、撮影者に露出設定の
自由度を与えるようになつたが、その反面操作が
複雑化して特に初心者にとつては必ずしも使い易
いものにはなつていなかつた。例えばAモードか
らSモードに切り換えるためには、モード選択レ
バーをAモードからSモードの位置へ切り換え、
次にシヤツターダイヤルを所望の位置にセツトす
る如くになつており、素早く切り換えるには少々
不便であつた。 他方、このような不便を解消するためにシヤツ
ター速度や絞り値をプツシユボタン操作によりセ
ツトするようにした提案が特開昭54−138431号に
おいてなされている。この提案によるカメラは
A、SおよびPの三つの制御モードを選択するモ
ード選択部材と、情報セツトのための二つのプツ
シユボタンと、情報セツト解除のための一つのリ
セツトプツシユボタンが設けてある。選択部材に
よりAモードがセツトされている場合は、情報セ
ツトボタンの一方を押すと優先値として用いられ
る絞り値が例えば最小口径絞り値に向つて変えら
れて行く。もう一方のセツトボタンを押すと反対
に開放絞り値に向つて変えられて行く。こゝでリ
セツトボタンを押せばPモードがセツトされる。
Sモードの場合もAモードと同様に操作される。
しかし例えばAモードからSモードへの切換えの
場合はモード選択部材をAモードからSモードの
位置へ操作し、そして情報セツトボタンを押すよ
うになつている。つまりこの場合は少なくとも二
つの操作部材の操作を要するのである。 本発明は、Aモード、Sモードの相互間におけ
るモード切換えがそれぞれ対応する一つの操作部
材の操作で行えるように改良を加えたカメラを提
案するものである。 本発明は絞り値セツトおよびシヤツター速度セ
ツトのためにそれぞれ専用の情報セツトスイツチ
部材を設け、制御モードを最終的に或は時間的に
最も遅れて操作したスイツチ部材に対応したもの
にセツトするように構成したことを主な特徴とす
るものである。 以下第1図に示した実施例によつて本発明を詳
述する。まず第1図に示した回路を概観すると、
点線ブロツク3は被写体光を測光し撮影レンズの
開放絞り値及びフイルム感度を算入して被写体に
対する露出値Evを算出する。或る被写体の露出
値がEvであるとき、適正露出を与える絞り値Av
と露出時間値Tvとの間にはEv=Av+Tvの関係
がある。11はプログラムシヤツター信号発生回
路で点線ブロツク3の出力Evを与えられ、予め
定められたプログラムに従つてそのEv値に対し
て一組のAv及びTvの値を決定する。点線ブロツ
ク16はAモードにおいて優先絞り値を設定する
回路、点線ブロツク41はSモードにおいて優先
露出時間値を設定する回路である。これらの回路
16,41は図から明らかなように同じ回路構成
になつている。Aモードにおける絞り値或はSモ
ードにおける露出時間値の設定は、Aモードにお
ける絞り値の設定を例にして説明すると次のよう
にして行われる。プログラムシヤツター信号発生
回路11は前述したように測定されたEv値に対
し一組の絞り値Av及び露出時間値Tvを決定して
おり、夫々の値は表示装置72及び73に表示さ
れている。こゝでAモードにするためスイツチ1
7の可動接点17dをを接点17a或は17bの
何れかに接触させる。何れの接点に接触せしめる
べきかは後述する。可動接点17dは通常中立位
置17cにあり、上の操作が他の任意のモードか
らAモードへの切換え操作となる。スイツチ17
の可動接点17dを接点17a或は17bに接触
させている間回路16内の演算回路26にはパル
ス発生器31からのパルスが入力される。また同
演算回路26には回路11における上記Av値の
出力信号が信号選択回路60、ラツチ回路63を
経て入力され、そのAv値に対し上記パルスが一
個入力される度に1/2段ずつ加算又は減算が行わ
れる。この加算、減算はスイツチ17を接点17
a,17bの何れに接触させるかで設定され、当
初表示装置72に表示されている(Pモードにお
ける)絞り値Avが自分が設定しようとしている
絞り値より小さいときはスイツチ17を接点17
aに接触させ、そうすると演算回路26は加算動
作をして回路11の出力Av値に1/2ずつ加算して
行く。この加算結果が表示装置72に表示され、
パルス発生器31からパルスが一発出力される度
に表示装置72に表示されているAv値が増加し
て行くから表示が所望のAv′値になつた所でスイ
ツチ17を手離すとAモードに於ける優先絞り値
が設定されたことになり、そのときの演算回路2
6の出力信号が演算回路28に送られて、こゝで
Ev−(上記算出されたAv′値)=Tvが算出され、
Av′とTvの信号が信号選択回路60、ラツチ回
路63,64を介して絞り制御回路68及びシヤ
ツター制御回路69に送られる。Sモードにおけ
る優先露出時間設定回路41の動作も上と同様で
スイツチ42の可動接点42dは通常中立位置4
2cにあり、これを接点42a或は42bの何れ
かに接触させると、他のモードからSモードに切
換わり、パルス発生器31からパルスが出力され
る度にPモードにおるTv値に加減が行われ、表
示装置73に表示されるので所期の露出時間値に
なつた所でスイツチ42を手離せばよい。Sモー
ドにおける適正絞り値は演算回路53において
Ev−(Sモードで設定した露出時間値Tv′)=Av
の演算によつて決定される。信号選択回路60に
はPモードにおけるAv、Tv信号入力端子I1、
I2、AモードにおけるTv信号入力端子I3、Av信
号入力端子I4及びSモードにおけるAv信号入力
端子I5、Tv信号入力端子I6の6個の入力端子が
あり、信号ライン60a,60bの論理信号の組
合せにより何れかのAv、Tvの値が出力端子
OUT1,OUT2に出力される。通常の場合即ち
何れのモードをも選択していない場合とPモード
の場合60a,60bの論理信号の組合せは
(低、低)であつて、このとき信号選択回路60
の出力端子OUT1,OUT2にはプログラムシヤ
ツター信号回路11の出力のAv、Tv値が出力さ
れている。従つてこの状態においてはラツチ回路
63を介して演算回路26にPモードにおける
Av値が、またラツチ回路64を介してSモード
における露出時間値設定回路41内の演算回路5
1(Aモードにおる上記演算回路26に相当す
る)PモードにおけるTv値が取込まれて前述し
た設定動作が行われるのである。 点線ブロツク16と41との間にある点線ブロ
ツク59は手動制御モード(Mモード)の設定と
解除を行う回路である。スイツチ56の可動接点
56dは通常中性点56cにある。56dを接点
56aに接触させると点線ブロツク16,41の
両回路が動作可能になり、スイツチ17,42の
操作によりAモード、Sモードのときと同じよう
にして任意の絞り値を露出時間値とが設定され
る。スイツチ56の操作結果はR−Sフリツプフ
ロツプ57に記憶されるのでスイツチ56は一時
的に操作して直ぐ手離してよい。スイツチ56を
接点56b側に接触させるとMモードは解除され
る。この操作によつてカメラはPモードになる。
要するに回路を始動させて何等のモード選択操作
をしなければPモードであり、スイツチ17を操
作すればAモード、スイツチ42を操作すればS
モード、スイツチ56を接点56a側にするとM
モードで、A、S、M何れのモードにあつてもス
イツチ56を接点56b側に接触させるとPモー
ドになる。 以上で第1図の回路の構成及び台作の概要説明
を終り、以下各部の構成及び動作の具体的説明を
行う。点線ブロツク3で示される回路は公知の測
光回路で、撮影レンズ1、絞り2を通過してホト
ダイオード4に入射する被写体光の明るさを測光
し、この測光値と撮影レンズ1の開放絞り値と用
いられるフイルムの感度の情報とを写真学的に演
算して露出値Evを示すデイジタル信号を出力す
る。ブロツク3において、光電変換回路5はホト
ダイオード4に入射する光の明るさの対数に比例
する電圧信号を出力する。A−D変換回路6は光
電変換回路5からの電圧信号をデイジタル信号に
変換する。露出値算出回路7はA−D変換回路6
からのデイジタル信号と、レンズ1の開放絞り値
と用いられるフイルムの感度とに応じたエンコー
ダ9および10からのデイジタル信号とを写真学
的に演算して用いられるレンズの開放絞り値に依
存しない信号としての露出値Evを示すデイジタ
ル信号を出力する。データライン10には演算回
路7からの露出値信号が乗せられる。 ブロツク11は露出値信号を入力として開口値
Avと時間値Tvを示すデイジタル信号をデータラ
イン12と13にそれぞれ出力するプログラムシ
ヤツター信号発生回路である。この回路11は
ROMで構成することができ、この場合露出値信
号はROMに対するアドレス信号として用いら
れ、各メモリには予め露出値に対応する開口値と
時間値の情報が書き込んでおかれる。 点線16で囲まれた回路部分は優先絞り信号発
生回路を構成し、前述したようにスイツチ17の
操作によりラツチ回路63からの開口値信号をプ
リセツトするとゝもにプリセツトした開口値信号
Avに変更を加えて所望の開口値Av′に対応する
信号をつくり出す。時間値演算回路28はこの新
たにつくり出された開口値信号Av′と上記の露出
値信号とから、Ev−Av′=Tvで示される関係の
時間値に対する信号をつくり出す。 他方、点線41で囲まれた回路部分は優先速度
信号発生回路を構成し、上記の回路部分16にお
ける開口値信号のプリセツトが時間値信号のプリ
セツトに置き換えられたものである。すなわちス
イツチ42の操作によりラツチ回路64からの時
間値信号をプリセツトするとゝもに、プリセツト
した時間値信号Tvに変更を加えて所望の時間値
Tv′に対する信号をつくり出す。さらにこの新た
な時間値信号と上記の露出値信号とは絞り値演算
回路53に入力されてEv−Tv′=Avで示される
開口値の信号がつくり出される。 上記プログラム信号発生回路11から出力され
る開口値Avと時間値とを示す信号Tvは、もちろ
んそのまゝプログラムモード(Pモード)の場合
に用いられる。 また優先絞り信号発生回路16と時間値演算回
路28の出力信号は絞り優先モードの、そして優
先速度信号発生回路41と開口値演算回路53の
出力信号は速度優先モードの信号として用いら
れ、それぞれは信号選択回路60において選択さ
れ絞りおよび露出時間制御回路68,69に与え
られる。 以下さらに詳細に説明する。 優先絞り信号発生回路16においてスイツチ1
7の可動片17dは、通常不図示のバネにより接
点17cの位置に置かれ、手動操作による接点1
7aあるいは17bに接触される。可動片17d
には論理値“1”に対応する“高”の電圧が与え
られており、可動片17dが接点17aまたは1
7bのいずれかに接触されるとORゲート18は
“高”の信号を出力する。ORゲート18の“高”
の出力はワンシヨツト19、遅延回路20の各入
力およびR−Sフリツプフロツプ21のセツト入
力21aと接続されている。ワンシヨツト19は
ORゲート18の出力レベルの“低”から“高”
への反転に応答して一個のパルスを出力する。遅
延回路20は、入力レベルが“低”から“高”に
反転すると、一定時間例えば1秒間だけ遅れて出
力のレベルを“高”にする。ただし入力レベルが
“高”から“低”に反転すると、出力のレベルも
直ちに“低”となるように構成される。フリツプ
フロツプ21はリセツトされた状態においてOR
ゲート18の出力レベルが“低”から“高”にな
るとセツトされ“高”の信号を出力する。第1の
演算回路26はワンシヨツト25を介してORゲ
ート23の出力と接続された入力26a一定時間
に“高”の信号が与えられるとデータライン65
を介して入力される絞り値信号Avをプリセツト
し、このプリセツトした値に対し、ANDゲート
24を通して入力26bにパルス発生器31の出
力パルスが与えられる毎に一定値だけ加算または
減算を行つて所望の段数だけ変更を加え、その結
果をデータライン27に送り出す。尚、加算また
は減算の指定は入力26cに与えられる信号によ
つてなされ、例えば“高”、“低”の信号はそれぞ
れ加算、減算に対応される。この第1の演算回路
26は例えばプリセツタブル・アツプダウンカウ
ンタを用いて構成することができる。 時間値演算回路28はデータライン10,27
を介して与えられる露出値Evと開口値Av′の信号
から時間値Tvに対応する信号を算出し、データ
ライン29に出力する。この時の演算内容は上述
した如くEv−Av′=Tvの関係で示されるもので
ある。 点線41で囲まれた回路部分は、上述の優先絞
り信号発生回路16と対称的なもので、優先速度
信号発生回路を構成する。 第2の演算回路51はラツチ回路64からの時
間値信号Tvを取り込み、これに所望の段数だけ
変更が加えられる。さらに開口値演算回路54は
変更された時間値信号Tv′と測光回路3からの露
出値信号Evとから、Ev−Tv′=Avで示される開
口値Avに対応する信号をつくり出す。 この信号発生回路41の構成は上記優先絞り信
号発生回路16と基本的には同じである。ワンシ
ヨツト44、遅延回路45、フリツプフロツプ4
6、ワンシヨツト50、第2の演算回路51は、
信号発生回路16におけるワンシヨツト19、遅
延回路20、フリツプフロツプ21、ワンシヨツ
ト25、演算回路26にそれぞれ対応するもので
ある。 点線ブロツク59の回路において、手動露出制
御(Mモード)を行うためスイツチ56の操作に
応じて可動片56dが接点56aに接触される
と、フリツプフロツプ57は、リセツト状態にあ
る場合はセツトされて“高”の信号をORゲート
23,48を介してワンシヨツト25,50に与
え、回路16,41は夫々スイツチ17,42が
操作されたのと同じ効果を生じ演算回路26,5
1の入力26aと51aにはプリセツトパルスが
与えられる。この場合演算回路26と51は、そ
れぞれラツチ回路63と64からの開口値Avと
時間値Tvとの信号をプリセツトする。プリセツ
トされた開口値と時間値の信号は、スイツチ17
と42の操作によりそれぞれ独立して変更が可能
となる。つまり、フリツプフロツプ57がセツト
されるとMモードによる露出を行うことができ
る。 スイツチ56の可動片56dが接点56bに接
触されるとフリツプフロツプ57はリセツトさ
れ、またワンシヨツト58から単パルスが出力さ
れる。このパルスはORゲート22,47を介し
てフリツプフロツプ21,46のリセツト入力に
与えられ、こゝでセツト状態の上記各フリツプフ
ロツプはリセツトされる。この場合、ORゲート
23と48の出力は共に“低”となる。これら
ORゲート23と48の出力は遅延回路30,5
5を介して信号選択回路60の制御入力60aと
60bとそれぞれ接続されている。 信号選択回路60は、6つの入力I1、I2、I3、
I4、I5、I6から端子60a,60bの制御信号に
応じて以下に示すように2つの入力を選択して出
力する。
【表】
例えば入力60a、60bがそれぞれ“低”
(L)、“高”(H)の場合出力OUT1、OUT2はそ
れぞれ入力I6、I5と接続されることを意味する。
そして60a,60bの信号状態はスイツチ1
7,42,56の操作によるオアゲート23及び
48の出力状態であり、Aモードでスイツチ17
を操作すると、60a、60bはH、Lとなり、Sモ
ードでスイツチ42を操作するとLHとなり、M
モードでは23,48の出力は共に高でHHとな
り、何れのスイツチも操作されないとき及びスイ
ツチ56を56b側に接したときはLLとなる。 信号選択回路60の出力OUT1,OUT2に入
力が接続されたラツチ回路63,64は手動操作
スイツチ67が閉じられている期間入力されたデ
ータを保持する。さらにこれらラツチ回路63,
64はシヤツターレリーズに関連してホトダイオ
ード4への入射光が閉される期間測光に基づく露
出データを記憶する回路として用いることもでき
る。 スイツチ17,42,56は例えば第2図に示
すようにカメラ本体の上面に設けたノブ17′,
42′,56′を指先で左方向あるいは右方向にス
ライドさせることにより操作される。これらノブ
は通常、バネにより中立点に位置するようにバイ
アスしておく。しかしながら、例えばノブ56′
を右側にスライドさせMモードをセツトした場合
は、スライドされた状態に保持されるようにロツ
ク機構を設けてもよい。 電磁石70を含む絞り制御回路68はデータラ
イン65を介して入力される絞り値信号に応じた
絞り開口の制御を行うもので公知手段を用いれば
よい。電磁石71を含む露出時間制御回路69
は、データライン66を介して入力される露出時
間値信号に応じた露出時間の制御を行う公知の装
置である。また、表示装置72,73は絞り値、
露出時間をフアインダー内にデイジタル表示する
公知の装置である。 次に、第1図の回路の全体的な動作について説
明する。ブロツク16,41,53で示される回
路は恒常的に不図示の電源電池から電力が供給さ
れるようにしておく。今、3つのフリツプフロツ
プ21,46,57はすべてリセツト状態にある
とする。この場合露出制御はPモードで行われる
のでありORゲート23,48の出力は共に
“低”となり、プログラムシヤツター信号発生回
路11からの開口値Avと時間値Tvの信号が信号
選択回路60およびラツチ回路63,64を介し
て絞りおよび露出時間制御装置68,69および
表示装置72,73に与えられる。撮影を行うべ
くシヤツターボタンを押すと、その第1段階で測
光回路3や表示装置72,73等に電力が供給さ
れ、測光結果から回路11によつて発生されるプ
ログラムシヤツター信号に基づいて絞り値とシヤ
ツター速度が表示装置72及び73に表示され
る。シヤツターボタンの第二の段階でレリーズ指
令が行われる。この場合、まず、露出値演算回路
7(点線ブロツク3内)において算出された露出
値信号Avが記憶保持される。尚ラツチ回路63,
64により信号選択回路60の出力信号を記憶す
るようにしてもかまわない。ついで、絞り制御、
ミラーはね上げが行われ露出問間制御が行われる
ことになる。さて、Pモードの状態においてスイ
ツチ17が接点17a側に投入されたとするとフ
リツプフロツプ21がセツトされ、その出力によ
り第1の演算回路26は入力26aにワンシヨツ
ト25からプリセツト信号が与えられ、データラ
イン65を介して与えられていた開口値信号をプ
リセツトする。遅延回路20の遅延時間以内にス
イツチ17の接点17aへの投入を止めると、第
1の演算回路26は入力26aに再度プリセツト
信号が与えられるまで開口値データを保持する。
これに対しスイツチ17の接点17aへの投入を
維持すると上記の遅延時間経過後ANDゲート2
4が開かれてパルス発生器31からのパルスが入
力26bに周期的に与えられ、例えばパルス1個
が入力されるために、1/2段分づつ上記絞り値信
号に変更が加えられ、高速シヤツター側に向けて
変えられて行く。同時に変更された開口値Av′に
対する時間値が時間値演算回路28により算出さ
れる。これらは表示装置72,73によつて表示
されるのでこれを確認しながら撮影者は所望の値
を得たときにスイツチ17の投入を解除すれば
(第2図におけるノブ17′を手離す)絞り優先モ
ード(Aモード)の撮影を行うことができる。こ
こで、Aモードが設定されている状態においてス
イツチ42を操作すればSモードに切換えられ
る。今スイツチ42が接点42a側に投入された
とすると、ORゲート43の出力は“高”とな
り、フリツプフロツプ46がセツトされるとゝも
にワンシヨツト44がトリガされこの出力パルス
によりフリツプフロツプ21がリセツトされる。
かくして、ORゲート23,48の出力はそれぞ
れ“低”、“高”となりこれが端子60a,60b
に与えられるので信号選択回路60は入力I5、I6
の信号を選択して制御回路68,69に送る。ス
イツチ42の接点42aへの投入が維持される
と、スイツチ17の場合と同様に第2の演算回路
51に取り込まれた時間値は、例えば高速側に変
更されて行く。接点42bへの投入の場合は逆に
低速側に変更されることになる。以上のようにし
優先的に所望のシヤツター速度がセツトされる。 Sモードがセツトされている状態においてスイ
ツチ17を操作すれば、SモードがクリヤされA
モードがセツトされる。SモードあるいはAモー
ドがセツトされている状態においてスイツチ56
が接点56b側に投入されると、これに応答して
ワンシヨツト58から単パルスが発される。この
パルスによりフリツプフロツプ21,46のうち
のセツト状態にある方がリセツトされ、両方とも
リセツト状態となる。この場合、下記の表に示す
ようにPモードがセツトされたことになる。
(L)、“高”(H)の場合出力OUT1、OUT2はそ
れぞれ入力I6、I5と接続されることを意味する。
そして60a,60bの信号状態はスイツチ1
7,42,56の操作によるオアゲート23及び
48の出力状態であり、Aモードでスイツチ17
を操作すると、60a、60bはH、Lとなり、Sモ
ードでスイツチ42を操作するとLHとなり、M
モードでは23,48の出力は共に高でHHとな
り、何れのスイツチも操作されないとき及びスイ
ツチ56を56b側に接したときはLLとなる。 信号選択回路60の出力OUT1,OUT2に入
力が接続されたラツチ回路63,64は手動操作
スイツチ67が閉じられている期間入力されたデ
ータを保持する。さらにこれらラツチ回路63,
64はシヤツターレリーズに関連してホトダイオ
ード4への入射光が閉される期間測光に基づく露
出データを記憶する回路として用いることもでき
る。 スイツチ17,42,56は例えば第2図に示
すようにカメラ本体の上面に設けたノブ17′,
42′,56′を指先で左方向あるいは右方向にス
ライドさせることにより操作される。これらノブ
は通常、バネにより中立点に位置するようにバイ
アスしておく。しかしながら、例えばノブ56′
を右側にスライドさせMモードをセツトした場合
は、スライドされた状態に保持されるようにロツ
ク機構を設けてもよい。 電磁石70を含む絞り制御回路68はデータラ
イン65を介して入力される絞り値信号に応じた
絞り開口の制御を行うもので公知手段を用いれば
よい。電磁石71を含む露出時間制御回路69
は、データライン66を介して入力される露出時
間値信号に応じた露出時間の制御を行う公知の装
置である。また、表示装置72,73は絞り値、
露出時間をフアインダー内にデイジタル表示する
公知の装置である。 次に、第1図の回路の全体的な動作について説
明する。ブロツク16,41,53で示される回
路は恒常的に不図示の電源電池から電力が供給さ
れるようにしておく。今、3つのフリツプフロツ
プ21,46,57はすべてリセツト状態にある
とする。この場合露出制御はPモードで行われる
のでありORゲート23,48の出力は共に
“低”となり、プログラムシヤツター信号発生回
路11からの開口値Avと時間値Tvの信号が信号
選択回路60およびラツチ回路63,64を介し
て絞りおよび露出時間制御装置68,69および
表示装置72,73に与えられる。撮影を行うべ
くシヤツターボタンを押すと、その第1段階で測
光回路3や表示装置72,73等に電力が供給さ
れ、測光結果から回路11によつて発生されるプ
ログラムシヤツター信号に基づいて絞り値とシヤ
ツター速度が表示装置72及び73に表示され
る。シヤツターボタンの第二の段階でレリーズ指
令が行われる。この場合、まず、露出値演算回路
7(点線ブロツク3内)において算出された露出
値信号Avが記憶保持される。尚ラツチ回路63,
64により信号選択回路60の出力信号を記憶す
るようにしてもかまわない。ついで、絞り制御、
ミラーはね上げが行われ露出問間制御が行われる
ことになる。さて、Pモードの状態においてスイ
ツチ17が接点17a側に投入されたとするとフ
リツプフロツプ21がセツトされ、その出力によ
り第1の演算回路26は入力26aにワンシヨツ
ト25からプリセツト信号が与えられ、データラ
イン65を介して与えられていた開口値信号をプ
リセツトする。遅延回路20の遅延時間以内にス
イツチ17の接点17aへの投入を止めると、第
1の演算回路26は入力26aに再度プリセツト
信号が与えられるまで開口値データを保持する。
これに対しスイツチ17の接点17aへの投入を
維持すると上記の遅延時間経過後ANDゲート2
4が開かれてパルス発生器31からのパルスが入
力26bに周期的に与えられ、例えばパルス1個
が入力されるために、1/2段分づつ上記絞り値信
号に変更が加えられ、高速シヤツター側に向けて
変えられて行く。同時に変更された開口値Av′に
対する時間値が時間値演算回路28により算出さ
れる。これらは表示装置72,73によつて表示
されるのでこれを確認しながら撮影者は所望の値
を得たときにスイツチ17の投入を解除すれば
(第2図におけるノブ17′を手離す)絞り優先モ
ード(Aモード)の撮影を行うことができる。こ
こで、Aモードが設定されている状態においてス
イツチ42を操作すればSモードに切換えられ
る。今スイツチ42が接点42a側に投入された
とすると、ORゲート43の出力は“高”とな
り、フリツプフロツプ46がセツトされるとゝも
にワンシヨツト44がトリガされこの出力パルス
によりフリツプフロツプ21がリセツトされる。
かくして、ORゲート23,48の出力はそれぞ
れ“低”、“高”となりこれが端子60a,60b
に与えられるので信号選択回路60は入力I5、I6
の信号を選択して制御回路68,69に送る。ス
イツチ42の接点42aへの投入が維持される
と、スイツチ17の場合と同様に第2の演算回路
51に取り込まれた時間値は、例えば高速側に変
更されて行く。接点42bへの投入の場合は逆に
低速側に変更されることになる。以上のようにし
優先的に所望のシヤツター速度がセツトされる。 Sモードがセツトされている状態においてスイ
ツチ17を操作すれば、SモードがクリヤされA
モードがセツトされる。SモードあるいはAモー
ドがセツトされている状態においてスイツチ56
が接点56b側に投入されると、これに応答して
ワンシヨツト58から単パルスが発される。この
パルスによりフリツプフロツプ21,46のうち
のセツト状態にある方がリセツトされ、両方とも
リセツト状態となる。この場合、下記の表に示す
ようにPモードがセツトされたことになる。
【表】
スイツチ56が接点56a側に投入されると、
フリツプフロツプ57がセツトされる。このと
き、セツト出力はORゲート23,48を介して
出力され、第1および第2の演算回路26,51
に対するプリセツト信号がつくられ、ラツチ回路
63,64の出力データがそれぞれプリセツトさ
れる。フリツプフロツプ57がセツト状態にある
間は第1および第2の演算回路26,51にプリ
セツトされたデータはスイツチ17,42の操作
により独立して変更を加えることができる。こう
して測光値とは全く関係のない絞り値やシヤツタ
ー速度の設定を行うことができる。尚、遅延回路
30,55により信号選択回路60は第1や第2
の演算回路26,51がデータをプリセツトした
後に信号選択動作を行う。以上詳細したように、
AモードおよびSモードの露出制御モード間にお
いて、あるモードから別のモードへの切換えが2
つのうちのある1つのスイツチの操作によつて行
うことができるので、きわめて操作が簡単になり
カメラの機能は十分に生かされるものとなる。
フリツプフロツプ57がセツトされる。このと
き、セツト出力はORゲート23,48を介して
出力され、第1および第2の演算回路26,51
に対するプリセツト信号がつくられ、ラツチ回路
63,64の出力データがそれぞれプリセツトさ
れる。フリツプフロツプ57がセツト状態にある
間は第1および第2の演算回路26,51にプリ
セツトされたデータはスイツチ17,42の操作
により独立して変更を加えることができる。こう
して測光値とは全く関係のない絞り値やシヤツタ
ー速度の設定を行うことができる。尚、遅延回路
30,55により信号選択回路60は第1や第2
の演算回路26,51がデータをプリセツトした
後に信号選択動作を行う。以上詳細したように、
AモードおよびSモードの露出制御モード間にお
いて、あるモードから別のモードへの切換えが2
つのうちのある1つのスイツチの操作によつて行
うことができるので、きわめて操作が簡単になり
カメラの機能は十分に生かされるものとなる。
第1図は本発明の1実施例を示す回路図、第2
図は第1図におけるスイツチ17,42,56を
操作するための操作部材の配置例を示すカメラの
外観斜視図である。 5……光電変換回路、6……A−D変換回路、
7……露出値算出回路、11……プログラムシヤ
ツター信号発生回路、26……第1の演算回路、
51……第2の演算回路、28……時間値演算回
路、53……開口値演算回路、60……信号選択
回路、68……絞り制御回路、69……露出時間
制御回路、17……第1のスイツチ、42……第
2のスイツチ、56……第3のスイツチ。
図は第1図におけるスイツチ17,42,56を
操作するための操作部材の配置例を示すカメラの
外観斜視図である。 5……光電変換回路、6……A−D変換回路、
7……露出値算出回路、11……プログラムシヤ
ツター信号発生回路、26……第1の演算回路、
51……第2の演算回路、28……時間値演算回
路、53……開口値演算回路、60……信号選択
回路、68……絞り制御回路、69……露出時間
制御回路、17……第1のスイツチ、42……第
2のスイツチ、56……第3のスイツチ。
Claims (1)
- 1 絞り優先シヤツター速度制御モード及びシヤ
ツター速度優先絞り制御モードの切換えが可能な
カメラにおいて、絞り値を設定するために手動操
作される第1の操作手段と、シヤツター速度を設
定するために手動操作される第2の操作手段と、
被写体輝度を測定する測光手段と、フイルム感度
を設定するフイルム感度設定手段と、択一的に選
択される第1及び第2の状態を有し、第1操作手
段への手動操作に応答して第1状態が、第2操作
手段への手動操作に応答して第2状態が遂次設定
されることにより、時間的に最も遅れて手動操作
された操作手段を検出・設定する検出手段と、該
検出手段が第1状態に設定されているときは絞り
優先シヤツター速度制御モードを、検出手段が第
2状態に設定されているときはシヤツタ速度優先
絞り制御モードを選択する選択手段と、絞り優先
シヤツター速度制御モードの選択時は測光値、フ
イルム感度及び設定絞り値に基づいてシヤツター
速度を算出し、シヤツター速度優先絞り制御モー
ドの選択時には測光値、フイルム感度及び設定シ
ヤツター速度に基いて絞り値を算出する算出手段
と、設定又は算出された絞り値に基づいて絞り開
口を制御する絞り制御手段と、設定又は算出され
たシヤツター速度に基づいてシヤツターを制御す
るシヤツター制御手段とを備えたことを特徴とす
るカメラの露出制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2389280A JPS56121020A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Exposure controller of camera |
US06/238,029 US4344681A (en) | 1980-02-26 | 1981-02-25 | Selection and setting device for camera exposure control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2389280A JPS56121020A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Exposure controller of camera |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56121020A JPS56121020A (en) | 1981-09-22 |
JPH0122608B2 true JPH0122608B2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=12123098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2389280A Granted JPS56121020A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Exposure controller of camera |
Country Status (2)
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US (1) | US4344681A (ja) |
JP (1) | JPS56121020A (ja) |
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Family Cites Families (2)
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1980
- 1980-02-26 JP JP2389280A patent/JPS56121020A/ja active Granted
-
1981
- 1981-02-25 US US06/238,029 patent/US4344681A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS56121020A (en) | 1981-09-22 |
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