JPH03131832A - 撮像装置の手振れ防止装置および手振れ警告装置 - Google Patents
撮像装置の手振れ防止装置および手振れ警告装置Info
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- JPH03131832A JPH03131832A JP1269564A JP26956489A JPH03131832A JP H03131832 A JPH03131832 A JP H03131832A JP 1269564 A JP1269564 A JP 1269564A JP 26956489 A JP26956489 A JP 26956489A JP H03131832 A JPH03131832 A JP H03131832A
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- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03B2207/005—Control of exposure by setting shutters, diaphragms, or filters separately or conjointly involving control of motion blur
-
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/005—Blur detection
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、カメラの手振れを防止するための手振れ防止
装置および手振れが発生したときに警告を行う手振れ警
告装置に関する。
装置および手振れが発生したときに警告を行う手振れ警
告装置に関する。
B、従来の技術
従来、被写体の輝度などから絞り値やシャッタ秒時を決
定するいわゆるAEカメラが知られているが、このよう
なカメラには、以下のような手振れ防止措置を行なうも
のがある。
定するいわゆるAEカメラが知られているが、このよう
なカメラには、以下のような手振れ防止措置を行なうも
のがある。
(1)撮影時に手振れ発生の有無を検出し、手触れが発
生した場合には、次回からは同一の被写体輝度でもシャ
ッタ秒時を高速にするもの。
生した場合には、次回からは同一の被写体輝度でもシャ
ッタ秒時を高速にするもの。
(2)上記決定されたシャッタ秒時が所定の手振れ限界
値(カメラ内で予め決められている)より遅い秒時であ
った場合には警告を発生して注意を促すもの。
値(カメラ内で予め決められている)より遅い秒時であ
った場合には警告を発生して注意を促すもの。
C1発明が解決しようとする課題
ところで、同一の被写体輝度においてシャッタ秒時を低
速から高速に変化させた場合、適正露出を得るためには
、必然的に絞り値を大から小(絞り込み側から開放側)
に変化しなければならず、この場合には、被写界深度が
狭くなるという不都合がある。しかしながら(1)のカ
メラでは、1回でも手振れが発生した場合には次回から
自動的に高速シャッタ秒時となってしまうので、例えば
普段は手振れが発生しないシャッタ秒時でたまたま手振
れが発生した場合にも、不所望にシャッタ秒時−が高速
化してしまい、被写界深度を犠牲にしてしまうという問
題がある。
速から高速に変化させた場合、適正露出を得るためには
、必然的に絞り値を大から小(絞り込み側から開放側)
に変化しなければならず、この場合には、被写界深度が
狭くなるという不都合がある。しかしながら(1)のカ
メラでは、1回でも手振れが発生した場合には次回から
自動的に高速シャッタ秒時となってしまうので、例えば
普段は手振れが発生しないシャッタ秒時でたまたま手振
れが発生した場合にも、不所望にシャッタ秒時−が高速
化してしまい、被写界深度を犠牲にしてしまうという問
題がある。
また(2)のカメラでは、手振れ限界値が一定とされて
いるため1例えば熟練した撮影者にとっては1手振れが
発生しないようなシャッタ秒時でも警告が行なわれ、不
快感を感じるといった不都合がある。
いるため1例えば熟練した撮影者にとっては1手振れが
発生しないようなシャッタ秒時でも警告が行なわれ、不
快感を感じるといった不都合がある。
すなわち、上述した両者のカメラは、いずれも撮影の熟
練度に応じて手振れ防止措置をとるものではないので、
撮影者によっては使い勝手が悪くなるという問題がある
。
練度に応じて手振れ防止措置をとるものではないので、
撮影者によっては使い勝手が悪くなるという問題がある
。
本発明の技術的課題は、撮影者の熟練度に応じて手振れ
防止措置の作動条件が適切に変更されるようにすること
にある。
防止措置の作動条件が適切に変更されるようにすること
にある。
00課題を解決するための手段
クレーム対応図である第1図(a)により説明すると、
請求項1の発明は、被写体の輝度に応じて撮影時のシャ
ッタ秒時を決定する露出制御手段101を備えたカメラ
の手振れ防止装置に適用される。そして、撮影時の手振
れを検出する検出手段102と、この検出手段102の
検出結果に基づき、手振れと判定された回数および手振
れでないと判定された回数をそれぞれ計数する計数手段
103と、両回数を比較し、両回数の関係を判定する判
定手段104とを備えるとともに、上記露出制御手段1
01を以下のように構成することにより上記技術的課題
を解決する。
請求項1の発明は、被写体の輝度に応じて撮影時のシャ
ッタ秒時を決定する露出制御手段101を備えたカメラ
の手振れ防止装置に適用される。そして、撮影時の手振
れを検出する検出手段102と、この検出手段102の
検出結果に基づき、手振れと判定された回数および手振
れでないと判定された回数をそれぞれ計数する計数手段
103と、両回数を比較し、両回数の関係を判定する判
定手段104とを備えるとともに、上記露出制御手段1
01を以下のように構成することにより上記技術的課題
を解決する。
すなわち露出制御手段101は、上記被写体輝度および
判定手段104の判定結果に基づき1手振れと判定され
た回数が比較的に多い場合には撮影時のシャッタ秒時を
高速側に変更する。
判定手段104の判定結果に基づき1手振れと判定され
た回数が比較的に多い場合には撮影時のシャッタ秒時を
高速側に変更する。
また、クレーム対応図である第1図(b)により説明す
ると、請求項2の発明は、所定のシャッタ秒時のときに
手振れ警告を行う警告手段201を備えたカメラの手振
れ警告装置に適用される。そして、上述の検出手段10
2と、計数手段103と、判定手段104とを備えると
ともに、上記警告手段201を以下のように構成するこ
とにより上記技術的課題を解決する。
ると、請求項2の発明は、所定のシャッタ秒時のときに
手振れ警告を行う警告手段201を備えたカメラの手振
れ警告装置に適用される。そして、上述の検出手段10
2と、計数手段103と、判定手段104とを備えると
ともに、上記警告手段201を以下のように構成するこ
とにより上記技術的課題を解決する。
すなわち警告手段201は、判定手段104の判定結果
に基づいて上記所定のシャッタ秒時を決定する。
に基づいて上記所定のシャッタ秒時を決定する。
80作用
(1)請求項1の発明
検出手段102は、撮影時の手振れを検出し、計数手段
103は、手振れと判定された回数および手振れでない
と判定された回数をそれぞれ計数する0判定手段104
は、上記両回数を比較して両回数の関係を判定し、露出
制御手段101は、上記被写体輝度および判定手段10
4の判定結果に基づき1手振れと判定された回数が比較
的に多い場合には撮影時のシャッタ秒時を高速側に変更
する。これによれば、過去の撮影時の統計に基づいてシ
ャッタ秒時の変更がなされるので、通常は手振れが発生
しないような状況でたまたま手振れが発生したような場
合には、不所望にシャッタ秒時が高速化することがない
。
103は、手振れと判定された回数および手振れでない
と判定された回数をそれぞれ計数する0判定手段104
は、上記両回数を比較して両回数の関係を判定し、露出
制御手段101は、上記被写体輝度および判定手段10
4の判定結果に基づき1手振れと判定された回数が比較
的に多い場合には撮影時のシャッタ秒時を高速側に変更
する。これによれば、過去の撮影時の統計に基づいてシ
ャッタ秒時の変更がなされるので、通常は手振れが発生
しないような状況でたまたま手振れが発生したような場
合には、不所望にシャッタ秒時が高速化することがない
。
(2)請求項2の発明
警告手段201は、上記判定手段104の判定結果に基
づいて手振れ警告を行う所定のシャッタ秒時を決定する
。この場合にも統計に基づいて上記所定のシャッタ秒時
が決定されるので、撮影者の熟練度に応じて適切な時期
に警告が発生し、不要な警告により不快感を感じること
がなくなる。
づいて手振れ警告を行う所定のシャッタ秒時を決定する
。この場合にも統計に基づいて上記所定のシャッタ秒時
が決定されるので、撮影者の熟練度に応じて適切な時期
に警告が発生し、不要な警告により不快感を感じること
がなくなる。
F、実施例
第1の実施例−
第2図〜第8図により本発明の第1の実施例を説明する
。
。
全体構成を示す第2図において、カメラ100は、カメ
ラ本体10に撮影レンズ20を装着して成り、カメラ本
体10にはシャッタ11が、撮影レンズ20には絞り2
1および合焦光学系LEがそれぞれ設けられている。
ラ本体10に撮影レンズ20を装着して成り、カメラ本
体10にはシャッタ11が、撮影レンズ20には絞り2
1および合焦光学系LEがそれぞれ設けられている。
31は、カメラ全体のシーケンスを制御する制御回路で
あり、この制御回路31には、焦点検出回路32.測光
回路33が接続され、焦点検出回路32には焦点検出素
子としてのCCD35が、測光回路33には測光素子と
しての5PD36がそれぞれ接続されている。
あり、この制御回路31には、焦点検出回路32.測光
回路33が接続され、焦点検出回路32には焦点検出素
子としてのCCD35が、測光回路33には測光素子と
しての5PD36がそれぞれ接続されている。
CCD35は被写体光を受光し、焦点検出回路32は、
その光像を電気的なイメージ信号に変換して制御回路3
1に入力する。このイメージ信号は、後述するように合
焦光学系LEを所定の合焦位置に駆動するためのデフォ
ーカス量およびデフォーカス方向の演算に用いられると
ともに、撮影時の手振れ量を演算する際にも用いられる
。
その光像を電気的なイメージ信号に変換して制御回路3
1に入力する。このイメージ信号は、後述するように合
焦光学系LEを所定の合焦位置に駆動するためのデフォ
ーカス量およびデフォーカス方向の演算に用いられると
ともに、撮影時の手振れ量を演算する際にも用いられる
。
31aは、手振れ量演算のために上記被写体像のイメー
ジ信号を記憶するメモリである。
ジ信号を記憶するメモリである。
また、上記撮影レンズ20を通過した被写体光の一部は
5PD36に受光され、測光回路33で被写体の輝度に
応じた電気信号(輝度信号)に変換されて制御回路31
に入力される。制御回路31は、この輝度信号に基づい
て露出値(絞り値およびシャッタ秒時)を演算する。
5PD36に受光され、測光回路33で被写体の輝度に
応じた電気信号(輝度信号)に変換されて制御回路31
に入力される。制御回路31は、この輝度信号に基づい
て露出値(絞り値およびシャッタ秒時)を演算する。
制御回路31にはドライバ41およびスイッチSWI、
SW2が接続され、このドライバ41には、フォーカシ
ングモータ42.絞り21駆動用のマグネット43およ
びシャッタ11駆動用のマグネット44が接続されてい
る。スイッチSWI。
SW2が接続され、このドライバ41には、フォーカシ
ングモータ42.絞り21駆動用のマグネット43およ
びシャッタ11駆動用のマグネット44が接続されてい
る。スイッチSWI。
SW2は、図示せぬレリーズ釦の操作に連動してオンす
るスイッチであり、レリーズ釦の半押し操作でスイッチ
SW1がオンし、全押し操作でスイッチSW2がオンす
る。
るスイッチであり、レリーズ釦の半押し操作でスイッチ
SW1がオンし、全押し操作でスイッチSW2がオンす
る。
制御回路31は、スイッチSWI、SW2のオンに基づ
いて後述するような一連の撮影シーケンスを実行すると
ともに、各撮影時における手触れの有無を判断して統計
処理を行い、その判断結果に基づいてシャッタ秒時を変
更する。
いて後述するような一連の撮影シーケンスを実行すると
ともに、各撮影時における手触れの有無を判断して統計
処理を行い、その判断結果に基づいてシャッタ秒時を変
更する。
次に、第3図〜第6図のフローチャートに基づいて制御
回路31による制御の手順を説明する。
回路31による制御の手順を説明する。
第3図は、レリーズ釦の半押し操作によりスイッチSW
Iがオンした場合の手順を示している。
Iがオンした場合の手順を示している。
スイッチSWIのオンに伴ってこのプログラムが起動さ
れ、まずステップS1で焦点調節動作を行なう。詳しく
は、CCD35上で再結像され、焦点検出回路32で変
換された被写体像のイメージ信号を取り込み、このイメ
ージ信号に基づいて周知のデフォーカス量検出演算を行
ない、撮影レンズ20による結像面と予定結像面とのず
れ量およびずれ方向、すなわちデフォーカス量およびデ
フォーカス方向を演算する。
れ、まずステップS1で焦点調節動作を行なう。詳しく
は、CCD35上で再結像され、焦点検出回路32で変
換された被写体像のイメージ信号を取り込み、このイメ
ージ信号に基づいて周知のデフォーカス量検出演算を行
ない、撮影レンズ20による結像面と予定結像面とのず
れ量およびずれ方向、すなわちデフォーカス量およびデ
フォーカス方向を演算する。
次いでステップS2では、合焦光学系LEが所定の合焦
位置にあるか否かを判定する。すなわち、例えば不図示
のレンズエンコーダからの出力に基づき合焦光学系LE
が上記デフォーカス量およびデフォーカス方向に応じた
位置にあるか否を判定する。ステップS2が否定される
とステップS3において、上記デフォーカス方向に合焦
光学系LEを駆動するためのレンズ駆動信号をドライバ
41に出力してステップS2に戻る。このレンズ駆動信
号の出力によりドライバ41は、モータ42を駆動して
上記デフォーカス方向に合焦光学系LEを移動せしめる
。一方、ステップS2が肯定されると、ステップS4で
モータ42を停止してステップS5に進む。
位置にあるか否かを判定する。すなわち、例えば不図示
のレンズエンコーダからの出力に基づき合焦光学系LE
が上記デフォーカス量およびデフォーカス方向に応じた
位置にあるか否を判定する。ステップS2が否定される
とステップS3において、上記デフォーカス方向に合焦
光学系LEを駆動するためのレンズ駆動信号をドライバ
41に出力してステップS2に戻る。このレンズ駆動信
号の出力によりドライバ41は、モータ42を駆動して
上記デフォーカス方向に合焦光学系LEを移動せしめる
。一方、ステップS2が肯定されると、ステップS4で
モータ42を停止してステップS5に進む。
ステップS5では、測光回路33を作動せしめて被写体
輝度に応じた輝度信号を取り込み、次いでステップS6
において、この輝度信号および不図示の感度検出回路を
介して入力されたフィルム感度から適正露出を得るため
の露出値(絞り値およびシャッタ秒時)を演算してステ
ップS7に進む。
輝度に応じた輝度信号を取り込み、次いでステップS6
において、この輝度信号および不図示の感度検出回路を
介して入力されたフィルム感度から適正露出を得るため
の露出値(絞り値およびシャッタ秒時)を演算してステ
ップS7に進む。
ステップS7ではシャッタ秒時の変更を行なう、その詳
細を示す第4図において、まずステップS71で手振れ
フラグFがrOJか「1」かを判定する。この手振れフ
ラグFについては後で詳述する。「0」であればそのま
ま第3図の処理にリターンし、「1」であればステップ
872において、ステップS6で得られたシャッタ秒時
よりも1段高速のシャッタ秒時を選択する。すなわち、
例えばステップS6で得られたシャッタ秒時が1/60
秒であった場合には、1/125秒を選択する0次にス
テップS73では、選択されたシャッタ秒時で適性露出
が得られるように、新たな絞り値(開放側に1段シフト
した値)を演算して第3図の処理にリターンする。
細を示す第4図において、まずステップS71で手振れ
フラグFがrOJか「1」かを判定する。この手振れフ
ラグFについては後で詳述する。「0」であればそのま
ま第3図の処理にリターンし、「1」であればステップ
872において、ステップS6で得られたシャッタ秒時
よりも1段高速のシャッタ秒時を選択する。すなわち、
例えばステップS6で得られたシャッタ秒時が1/60
秒であった場合には、1/125秒を選択する0次にス
テップS73では、選択されたシャッタ秒時で適性露出
が得られるように、新たな絞り値(開放側に1段シフト
した値)を演算して第3図の処理にリターンする。
第3図のステップS8では、ステップS6で演算された
露出値(絞り値およびシャッタ秒時)あるいはステップ
S7で変更された露出値をメモリ31aに記憶するとと
もに、ステップS9で不図示の表示装置にその露出値を
表示せしめてステップS1に戻り、半押し操作が継続し
ている間は上述の処理を繰返し行なう、なお、レリーズ
釦の半押し操作が解除されると処理は終了する。
露出値(絞り値およびシャッタ秒時)あるいはステップ
S7で変更された露出値をメモリ31aに記憶するとと
もに、ステップS9で不図示の表示装置にその露出値を
表示せしめてステップS1に戻り、半押し操作が継続し
ている間は上述の処理を繰返し行なう、なお、レリーズ
釦の半押し操作が解除されると処理は終了する。
上記レリーズ釦の半押し操作(スイッチSWIオン)に
引き続いてレリーズ釦の全押し操作がなされると、スイ
ッチSW2がオンして第5図のレリーズルーチンが割込
み起動される。制御回路31は、まずステップS21で
モータ42を停止させ、これにより合焦光学系LEが合
焦位置にあるなしに拘らず停止する0次いでステップS
22では不図示のミラーを上昇させ、ステップS23で
は、ドライバ41を介してマグネット43を駆動し、絞
り21を上記ステップS6またはS7(第3図)で得ら
れた絞り値となるよう駆動する。
引き続いてレリーズ釦の全押し操作がなされると、スイ
ッチSW2がオンして第5図のレリーズルーチンが割込
み起動される。制御回路31は、まずステップS21で
モータ42を停止させ、これにより合焦光学系LEが合
焦位置にあるなしに拘らず停止する0次いでステップS
22では不図示のミラーを上昇させ、ステップS23で
は、ドライバ41を介してマグネット43を駆動し、絞
り21を上記ステップS6またはS7(第3図)で得ら
れた絞り値となるよう駆動する。
ステップS24では、ドライバ41を介してマグネット
44を駆動してシャッタ11を開く。
44を駆動してシャッタ11を開く。
次にステップS25では、焦点検出回路32およびCC
D35を作動せしめ、その結果として得られた被写体像
のイメージ信号をメモリ31aに記憶してステップ82
6に進む、ステップ826では、ステップS24でのシ
ャッタ11間からステップS6またはS7で得られたシ
ャッタ秒時が経過したか否かを判定する。否定されると
肯定されるまで待ち、肯定されるとステップS27に進
む。
D35を作動せしめ、その結果として得られた被写体像
のイメージ信号をメモリ31aに記憶してステップ82
6に進む、ステップ826では、ステップS24でのシ
ャッタ11間からステップS6またはS7で得られたシ
ャッタ秒時が経過したか否かを判定する。否定されると
肯定されるまで待ち、肯定されるとステップS27に進
む。
ステップS27では、再び焦点検出回路32およびCC
D35を作動せしめて被写体像のイメージ信号をメモリ
31aに記憶し、次いでステップ828でシャッタ11
を閉じてステップS29に進む、ステップS29では、
ステップS25および828でそれぞれ記憶された2つ
の被写体像に基づいて手振れ量rを演算する。すなわち
手振れが発生した場合には、シャッタ開時の被写体像と
シャッタ閉時の被写体像とが異なるから、その偏差によ
って手触れ量rが演算できる。その後、処理はステップ
S30の統計処理に進む。
D35を作動せしめて被写体像のイメージ信号をメモリ
31aに記憶し、次いでステップ828でシャッタ11
を閉じてステップS29に進む、ステップS29では、
ステップS25および828でそれぞれ記憶された2つ
の被写体像に基づいて手振れ量rを演算する。すなわち
手振れが発生した場合には、シャッタ開時の被写体像と
シャッタ閉時の被写体像とが異なるから、その偏差によ
って手触れ量rが演算できる。その後、処理はステップ
S30の統計処理に進む。
第6図はこの統計処理の詳細を示し、まずステップ53
01において、第5図のステップS6またはS7で得ら
れたシャッタ秒時が1/250秒以上(1/250秒か
それより速い)か否かを判定する。ここで本実施例では
、第7図に示すように、撮影時のシャッタ秒時が1/2
50秒以上、1/125秒、1/60秒、1730秒お
よびl/15秒以下のときに以下に示す統計処理を行う
が、第6図のステップ5302以降の処理は、シャッタ
秒時1/250秒以上の場合についてのみ示したもので
ある。
01において、第5図のステップS6またはS7で得ら
れたシャッタ秒時が1/250秒以上(1/250秒か
それより速い)か否かを判定する。ここで本実施例では
、第7図に示すように、撮影時のシャッタ秒時が1/2
50秒以上、1/125秒、1/60秒、1730秒お
よびl/15秒以下のときに以下に示す統計処理を行う
が、第6図のステップ5302以降の処理は、シャッタ
秒時1/250秒以上の場合についてのみ示したもので
ある。
ステップ5301が肯定されるとステップ5302に進
み、カウント値OK、NGの合計回数が所定値N1を越
えたか否かを判定する。カウント値OKは、手振れが発
生した撮影回数を、カウント値NGは、手振れ量が発生
しない撮影回数をそれぞれ示し、いずれもカメラの製造
時には共に「0」とされている。
み、カウント値OK、NGの合計回数が所定値N1を越
えたか否かを判定する。カウント値OKは、手振れが発
生した撮影回数を、カウント値NGは、手振れ量が発生
しない撮影回数をそれぞれ示し、いずれもカメラの製造
時には共に「0」とされている。
ステップ5302が否定されるとステップS304に進
み、肯定されるとステップ5303において、変数OK
あるいはNGのいずれかを「−1」だけ歩進する。すな
わち制御回路31は、撮影時に手振れが発生したか否か
を撮影の都度記憶し、両カウント値OK、NGの合計が
所定値N1を越えたら最も古いカウント値(OK、NG
のいずれか)を削除する。したがって両カウント値OK
、NGの合計は、総撮影回数が増加してもN1を越える
ことはない。
み、肯定されるとステップ5303において、変数OK
あるいはNGのいずれかを「−1」だけ歩進する。すな
わち制御回路31は、撮影時に手振れが発生したか否か
を撮影の都度記憶し、両カウント値OK、NGの合計が
所定値N1を越えたら最も古いカウント値(OK、NG
のいずれか)を削除する。したがって両カウント値OK
、NGの合計は、総撮影回数が増加してもN1を越える
ことはない。
ステップ5304では上述のステップS29で検出され
た手振れ量rが所定の基準値11未満か否かを判定する
。ここで、本実施例では、手触れ量rが基準値r1以上
のときに手振れ発生と判断し、基準値11未満のときに
手振れ発生なしと判断するものとする。
た手振れ量rが所定の基準値11未満か否かを判定する
。ここで、本実施例では、手触れ量rが基準値r1以上
のときに手振れ発生と判断し、基準値11未満のときに
手振れ発生なしと判断するものとする。
ステップ5304が肯定されると、すなわち手振れ発生
なしと判定されるとステップ5305でカウント値OK
を「+1」だけ歩進し、ステップ5304が否定される
と、すなわち手振れ発生と判定されるとステップ830
6でカウント値NGを「+1」だけ歩進する。
なしと判定されるとステップ5305でカウント値OK
を「+1」だけ歩進し、ステップ5304が否定される
と、すなわち手振れ発生と判定されるとステップ830
6でカウント値NGを「+1」だけ歩進する。
次いでステップ5307では、カウント値OK。
NGの合計が所定値N2 (N2<Nl)に達したか否
かを判定する。ステップ5307が否定されるとステッ
プ5309に進み、肯定されるとステップ8308でカ
ウント値OKとNGとを比較する。その結果、OK≧N
Gであれば、ステップ5309で手振れフラグFを「0
」とし、OK<NGであれば、ステップ5310で手振
れフラグFをrlJとして第5図の処理にリターンする
。
かを判定する。ステップ5307が否定されるとステッ
プ5309に進み、肯定されるとステップ8308でカ
ウント値OKとNGとを比較する。その結果、OK≧N
Gであれば、ステップ5309で手振れフラグFを「0
」とし、OK<NGであれば、ステップ5310で手振
れフラグFをrlJとして第5図の処理にリターンする
。
第5図のステップS31では、絞り21の開放、ミラー
の下降およびフィルムの巻上げなど次の撮影の準備を行
ない、その後、処理を終了する。
の下降およびフィルムの巻上げなど次の撮影の準備を行
ない、その後、処理を終了する。
以上の第6図の手順によれば、シャッタ秒時が1/25
0秒以上で撮影が行なわれるたびに、手振れ発生か否か
が判定され、それに応じてカウント値OK、NGがカウ
ントアツプされる。そして、OK、NGの合計が所定値
N2に達したら、それ以降は常に両回数が比較され、手
振れ発生回数NGが多い場合には手振れフラグFが「1
」に、手振れが発生していない回数OKが多い場合には
手振れフラグFが「0」に設定される。
0秒以上で撮影が行なわれるたびに、手振れ発生か否か
が判定され、それに応じてカウント値OK、NGがカウ
ントアツプされる。そして、OK、NGの合計が所定値
N2に達したら、それ以降は常に両回数が比較され、手
振れ発生回数NGが多い場合には手振れフラグFが「1
」に、手振れが発生していない回数OKが多い場合には
手振れフラグFが「0」に設定される。
このような処理は、他のシャッタ秒時でも行なわれ、こ
れにより例えば第7図に示すような結果が得られる。
れにより例えば第7図に示すような結果が得られる。
第7図において、横軸は各シャッタ秒時、縦軸はカウン
ト値OK、NGの内容を示し、図示白抜き部分がOKを
、斜線部分がNGをそれぞれ示している。この例は一般
的な場合を示したもので、撮影回数はシャッタ秒時が高
速なほど多く、また1/250秒以上では手振れの発生
が殆どない。
ト値OK、NGの内容を示し、図示白抜き部分がOKを
、斜線部分がNGをそれぞれ示している。この例は一般
的な場合を示したもので、撮影回数はシャッタ秒時が高
速なほど多く、また1/250秒以上では手振れの発生
が殆どない。
そしてシャッタ速度が遅くなるほど手振れの発生率が高
くなり、1/15秒以下では全撮影時に手振れが発生し
ている。
くなり、1/15秒以下では全撮影時に手振れが発生し
ている。
また第8図は、第7図の結果に基づき、各シャッタ秒時
における撮影回数を1とした場合のOKとNGとの比率
を示したものであり、これによれば1例えばシャッタ速
度が1/60秒の場合にはOKの比率がNGよりも僅か
に上回っており、これより速いシャッタ秒時ではOKの
比率が多く、遅いシャッタ秒時ではNGの比率が多いこ
とが分かる。したがってこの例によれば、1760以上
のシャッタ秒時では手振れフラグFがrOJに、1/6
0秒より遅いシャッタ速度では「1」にそれぞれ設定さ
れることになる。
における撮影回数を1とした場合のOKとNGとの比率
を示したものであり、これによれば1例えばシャッタ速
度が1/60秒の場合にはOKの比率がNGよりも僅か
に上回っており、これより速いシャッタ秒時ではOKの
比率が多く、遅いシャッタ秒時ではNGの比率が多いこ
とが分かる。したがってこの例によれば、1760以上
のシャッタ秒時では手振れフラグFがrOJに、1/6
0秒より遅いシャッタ速度では「1」にそれぞれ設定さ
れることになる。
そして、手振れフラグFが「1」の場合には、第3図お
よび第4図に示すように1次回の半押し操作時(スイッ
チSW1オン時)に、被写体輝度等に基づいて演算され
たシャッタ速度が高速側の値に変更され、その後の全押
し操作(スイッチSW2オン)に伴い、変更されたシャ
ッタ秒時で撮影が行なわれる。したがって、次回の撮影
からは、手振れが防止される可能性が高くなる。
よび第4図に示すように1次回の半押し操作時(スイッ
チSW1オン時)に、被写体輝度等に基づいて演算され
たシャッタ速度が高速側の値に変更され、その後の全押
し操作(スイッチSW2オン)に伴い、変更されたシャ
ッタ秒時で撮影が行なわれる。したがって、次回の撮影
からは、手振れが防止される可能性が高くなる。
このように本実施例では、過去の撮影時の統計に基づい
てどのシャッタ秒時で手振れが発生しやすいかが撮影者
の熟練度に応じて正確に求められ、手振れが発生しやす
い場合にはシャッタ秒時が高速側に変更されるので、例
えば普段は手振れが発生しないシャッタ秒時でたまたま
手振れが発生した場合には次回の撮影時に不所望にシャ
ッタ秒時が高速化されず、被写界深度を不要に狭くする
といったことがなくなる。
てどのシャッタ秒時で手振れが発生しやすいかが撮影者
の熟練度に応じて正確に求められ、手振れが発生しやす
い場合にはシャッタ秒時が高速側に変更されるので、例
えば普段は手振れが発生しないシャッタ秒時でたまたま
手振れが発生した場合には次回の撮影時に不所望にシャ
ッタ秒時が高速化されず、被写界深度を不要に狭くする
といったことがなくなる。
また本実施例では、両カウント値OK、NGの合計が所
定値N1を越えたら、撮影が行われるたびに最も古いカ
ウント値(OK、NGのいずれが)が削除されるので、
常に最新のデータに基づいて統計処理が行われる。した
がって、撮影者がカメラに慣れないうちは高速シャッタ
が選択されるが。
定値N1を越えたら、撮影が行われるたびに最も古いカ
ウント値(OK、NGのいずれが)が削除されるので、
常に最新のデータに基づいて統計処理が行われる。した
がって、撮影者がカメラに慣れないうちは高速シャッタ
が選択されるが。
その後、手振れの発生しにくい構え方などを修得し撮影
が上達するに従ってシャッタ秒時が低速に戻り、被写体
がある程度暗い場合でも被写界深度を犠牲にすることな
く撮影を行なうことができるようになる。
が上達するに従ってシャッタ秒時が低速に戻り、被写体
がある程度暗い場合でも被写界深度を犠牲にすることな
く撮影を行なうことができるようになる。
以上の実施例の構成において、制御回路31が露出制御
手段101.計数手段103および判定手段104を、
焦点検出回路32およびCCD35が検出手段102を
それぞれ構、成する。
手段101.計数手段103および判定手段104を、
焦点検出回路32およびCCD35が検出手段102を
それぞれ構、成する。
また第9図は統計処理の変形例を示し、これは、あるシ
ャッタ秒時(ここでは1/125秒)で手振れがないと
判断されても、それより1段速いシャッタ秒時で手振れ
があった場合には、そのシャッタ秒時でも手振れがある
と判断するようにしたものである。
ャッタ秒時(ここでは1/125秒)で手振れがないと
判断されても、それより1段速いシャッタ秒時で手振れ
があった場合には、そのシャッタ秒時でも手振れがある
と判断するようにしたものである。
第9図にβいて、ステップ8301 (第6図で説明済
み)が否定されるとステップ5201でシャッタ秒時が
17125秒か否かを判定し、肯定されるとステップ8
202〜8208で上述したステップ8302〜830
8と同様の処理を行なう。ステップ5208が肯定され
るとステップ5401に進み、シャッタ秒時が1/25
0秒以上の統計結果を参照する0次いでステップ540
2では、1/250秒以上でのカウント値OK。
み)が否定されるとステップ5201でシャッタ秒時が
17125秒か否かを判定し、肯定されるとステップ8
202〜8208で上述したステップ8302〜830
8と同様の処理を行なう。ステップ5208が肯定され
るとステップ5401に進み、シャッタ秒時が1/25
0秒以上の統計結果を参照する0次いでステップ540
2では、1/250秒以上でのカウント値OK。
NGの大小を比較し、OK≧NGであればステップ52
09で手振れフラグFをrOJとし、OK<NGであれ
ばステップ5210で手振れフラグFを[1」とする。
09で手振れフラグFをrOJとし、OK<NGであれ
ばステップ5210で手振れフラグFを[1」とする。
すなわち、例えば1/125秒での撮影回数が非常に少
ない場合には、実際には手振れが発生する状況にも拘ら
ず、統計処理の結果がOK>NGとなることがあり得る
。そこで1段高速のシャッタ秒時である17250秒の
統計結果を参照し、OK<NGであった場合には、17
125秒でOK>NGであっても手振れフラグFを「1
」とする。これにより統計結果がより現実に近いものと
なり、その結果に基づいてシャッタ秒時の変更を行うこ
とにより、手振れ防止性能が向上する。
ない場合には、実際には手振れが発生する状況にも拘ら
ず、統計処理の結果がOK>NGとなることがあり得る
。そこで1段高速のシャッタ秒時である17250秒の
統計結果を参照し、OK<NGであった場合には、17
125秒でOK>NGであっても手振れフラグFを「1
」とする。これにより統計結果がより現実に近いものと
なり、その結果に基づいてシャッタ秒時の変更を行うこ
とにより、手振れ防止性能が向上する。
なお第5図では、シャッタが開いた直後およびシャッタ
が閉じた直後における焦点検出結果から手振れ量を求め
るようにしたが1例えば撮影レンズ20を通過した被写
体光を受光して焦点検出を行なうTTL位相差検出方式
を採用するカメラの場合には、ミラーアップ時には被写
体光を受光できないので、ミラーアップ直前およびミラ
ーダウン直後の焦点、検出結果から手振れ量を求めるよ
うにする必要がある。
が閉じた直後における焦点検出結果から手振れ量を求め
るようにしたが1例えば撮影レンズ20を通過した被写
体光を受光して焦点検出を行なうTTL位相差検出方式
を採用するカメラの場合には、ミラーアップ時には被写
体光を受光できないので、ミラーアップ直前およびミラ
ーダウン直後の焦点、検出結果から手振れ量を求めるよ
うにする必要がある。
一第2の実施例−
次に、第10図および第11図により本発明の第2の実
施例を説明する。
施例を説明する。
全体構成を示す第10図は、制御回路31に警告回路6
1が接続されている点以外は第2図と同様である。警告
回路(警告手段)61は、制御回路31からの指令によ
り、例えばファインダ内の所定のLEDを点灯あるいは
点滅させて手振れ警告を行なう。
1が接続されている点以外は第2図と同様である。警告
回路(警告手段)61は、制御回路31からの指令によ
り、例えばファインダ内の所定のLEDを点灯あるいは
点滅させて手振れ警告を行なう。
第11図(a)は制御回路31による制御手順を示し、
半押しスイッチSWIのオンで起動され、まずステップ
S1〜S6(第3図で説明済み)の処理を行なう、その
後、ステップ5500で警告処理を行ない、続いてステ
ップS8.S9の処理を行なってステップS1に戻る。
半押しスイッチSWIのオンで起動され、まずステップ
S1〜S6(第3図で説明済み)の処理を行なう、その
後、ステップ5500で警告処理を行ない、続いてステ
ップS8.S9の処理を行なってステップS1に戻る。
また全押しスイッチSW2オンに伴う処理および統計処
理はそれぞれ上述した第5図、第6図と同様である。
理はそれぞれ上述した第5図、第6図と同様である。
第11図(b)はステップ5500における警告処理の
詳細を示しており、まずステップ5501で手振れフラ
グFを判定する。「1」であれば警告回路61を介して
ファインダ内に上記手振れ警告を行ない、「0」であれ
ば警告を停止する。またこの警告は、スイッチSW2の
オン時にも停止する。
詳細を示しており、まずステップ5501で手振れフラ
グFを判定する。「1」であれば警告回路61を介して
ファインダ内に上記手振れ警告を行ない、「0」であれ
ば警告を停止する。またこの警告は、スイッチSW2の
オン時にも停止する。
以上の手順によれば、上記手振れフラグFが「1」の場
合、すなわち、被写体輝度から得られたシャッタ秒時で
は手振れの可能性が大きい(カウント値NGがOKより
も多い)場合には、手振れ警告が発生して被写体に注意
を促す。このように本実施例では、過去の撮影時の統計
に基づいて手振れが発生するシャッタ秒時を撮影者の熟
練度に応じて正確に求め、そのシャッタ秒時のときに警
告を行なうようにしたので、手振れ発生の可能性がある
場合には必ず警告が行なわれるとともに、手振れ発生の
可能性がない場合には不要に警告が行なわれず、不快感
を感じることがない。
合、すなわち、被写体輝度から得られたシャッタ秒時で
は手振れの可能性が大きい(カウント値NGがOKより
も多い)場合には、手振れ警告が発生して被写体に注意
を促す。このように本実施例では、過去の撮影時の統計
に基づいて手振れが発生するシャッタ秒時を撮影者の熟
練度に応じて正確に求め、そのシャッタ秒時のときに警
告を行なうようにしたので、手振れ発生の可能性がある
場合には必ず警告が行なわれるとともに、手振れ発生の
可能性がない場合には不要に警告が行なわれず、不快感
を感じることがない。
なおファインダ内のLEDにより警告を行なうようにし
たが、音声により警告を行なうようにしてもよい。
たが、音声により警告を行なうようにしてもよい。
G0発明の効果
請求項1の発明によれば、手振れが発生した回数および
手振れが発生しない回数をそれぞれ計数し、手振れと判
定された回数が比較的に多い場合にシャッタ秒時を高速
側に変更するようにしたので、撮影者の熟練度に応じた
手振れ防止措置をとることかでき、従来のようにシャッ
タ秒時の不所望な高速化により被写界深度を不要に狭く
するといったことがなくなる。
手振れが発生しない回数をそれぞれ計数し、手振れと判
定された回数が比較的に多い場合にシャッタ秒時を高速
側に変更するようにしたので、撮影者の熟練度に応じた
手振れ防止措置をとることかでき、従来のようにシャッ
タ秒時の不所望な高速化により被写界深度を不要に狭く
するといったことがなくなる。
また請求項3の発明によれば、手振れが発生した回数お
よび手振れが発生しない回数をそれぞれ計数し、その計
数結果に基づいて手振れ警告を行なうシャッタ秒時を決
定するようにしたので、撮影者の熟練度に応じて正確な
手振れ警告を行なうことができ、手振れ発生の可能性が
ない場合に不要な警告によって不快感を感じることがな
くなる。
よび手振れが発生しない回数をそれぞれ計数し、その計
数結果に基づいて手振れ警告を行なうシャッタ秒時を決
定するようにしたので、撮影者の熟練度に応じて正確な
手振れ警告を行なうことができ、手振れ発生の可能性が
ない場合に不要な警告によって不快感を感じることがな
くなる。
すなわち本発明によれば、撮影者の熟練度に応じて手振
れ防止措置がとられるので、どのような熟練度の撮影者
でも使い勝手のよい手振れ防止カメラを提供できる。
れ防止措置がとられるので、どのような熟練度の撮影者
でも使い勝手のよい手振れ防止カメラを提供できる。
第1図(a)、(b)はクレーム対応図である。
第2図〜第8図は本発明の第1の実施例を示し、第2図
は本発明に係るカメラの手振れ防止装置を示すブロック
図、第3図〜第6図は処理手順を示すフローチャート、
第7図および第8図は各シャッタ秒時における手振れ発
生の有無をそれぞれ示すグラフ、第9図は変形例を示す
フローチャートである。 第10図および第11図は本発明の第2の実施例を示し
、第10図は手振れ警告装置のブロック図、第11図(
a)、(b)は処理手順のフローチャートである。 31:制御回路 32:焦点検出回路33:測光
回路 35:CCD 101:露出制御手段 102:検出手段103:計数
手段 104:判定手段201:警告手段
は本発明に係るカメラの手振れ防止装置を示すブロック
図、第3図〜第6図は処理手順を示すフローチャート、
第7図および第8図は各シャッタ秒時における手振れ発
生の有無をそれぞれ示すグラフ、第9図は変形例を示す
フローチャートである。 第10図および第11図は本発明の第2の実施例を示し
、第10図は手振れ警告装置のブロック図、第11図(
a)、(b)は処理手順のフローチャートである。 31:制御回路 32:焦点検出回路33:測光
回路 35:CCD 101:露出制御手段 102:検出手段103:計数
手段 104:判定手段201:警告手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)被写体の輝度に応じて撮影時のシャッタ秒時を決定
する露出制御手段を備えたカメラの手振れ防止装置にお
いて、 撮影時の手振れを検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づき、手振れと判定された回
数および手振れでないと判定された回数をそれぞれ計数
する計数手段と、 前記両回数を比較し、両回数の関係を判定する判定手段
とを備え、 前記露出制御手段は、前記被写体輝度および前記判定手
段の判定結果に基づき、手振れと判定された回数が比較
的に多い場合には前記撮影時のシャッタ秒時を高速側に
変更することを特徴とするカメラの手振れ防止装置。 2)前記計数手段は、前記手振れが所定値以上と判定さ
れた回数および所定値未満と判定された回数の合計が所
定回数に達してから後は、撮影が行なわれるたびにその
計数結果から最も古い計数値を削除することを特徴とす
る請求項1に記載のカメラの手振れ防止装置。 3)所定のシャッタ秒時のときに手振れ警告を行う警告
手段を備えたカメラの手振れ警告装置において、 撮影時の手振れを検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づき、手振れと判定された回
数および手振れでないと判定された回数をそれぞれ計数
する計数手段と、 前記両回数を比較し、両回数の関係を判定する判定手段
とを備え、 前記警告手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて前
記所定のシャッタ秒時を決定することを特徴とするカメ
ラの手振れ警告装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269564A JP2838296B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撮像装置の手振れ防止装置および手振れ警告装置 |
US08/128,252 US5414486A (en) | 1989-10-17 | 1993-09-28 | Camera shaking prevention device and camera shaking warning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269564A JP2838296B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撮像装置の手振れ防止装置および手振れ警告装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03131832A true JPH03131832A (ja) | 1991-06-05 |
JP2838296B2 JP2838296B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17474123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269564A Expired - Lifetime JP2838296B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撮像装置の手振れ防止装置および手振れ警告装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5414486A (ja) |
JP (1) | JP2838296B2 (ja) |
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