JP2584192Y2 - 視線入力カメラ - Google Patents

視線入力カメラ

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JP2584192Y2
JP2584192Y2 JP1990111727U JP11172790U JP2584192Y2 JP 2584192 Y2 JP2584192 Y2 JP 2584192Y2 JP 1990111727 U JP1990111727 U JP 1990111727U JP 11172790 U JP11172790 U JP 11172790U JP 2584192 Y2 JP2584192 Y2 JP 2584192Y2
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gaze
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芳宏 竹内
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、撮影画面内における撮影者の視線位置を検
出してカメラの動作を制御するようにした視線入力カメ
ラに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、撮影画面内の複数領域の輝度情報、距離情報に
基づいて自動露出制御や自動焦点制御等を行うカメラが
あり、この種のカメラは各々の領域において得られたデ
ータをもとに露出制御、焦点制御を行うようにしてい
る。このようなカメラにおいては露出制御、焦点制御の
基準を画面中央においているため、主要被写体を必ず画
面中央に配置しなければならないという問題があった。
そこで、特開昭63−94232号公報には、撮影者の視線
の位置を検出することにより撮影画面上の主要被写体の
位置を設定し、重み付け回路が当該位置から主要被写体
の最適な露出、焦点距離等を算出するようにしたカメラ
制御装置が開示されている。このカメラ制御装置によれ
ば、撮影者の意図する主要被写体に対して適正な露出、
焦点距離で撮影が行えるようになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のカメラ制御装置では、露出、焦点距離
が未検出の状態でもレリーズが可能で不用意なレリーズ
がなされるという問題がある。また、測光、測距が行わ
れたとしても撮影者の意図していない部分に露出や焦点
が合った状態で撮影される場合もある。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので,撮影者の視線が検出され、撮影者の意図する
部分の測光、測距が確実に行われた後でなければ、レリ
ーズが行えない視線入力カメラを提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本考案による視線入力カ
メラは、カメラのファインダ内を覗いている観察者眼の
視線を検出する視線検出手段(2)と、前記視線検出手
段からの視線検出信号により前記カメラの撮影準備動作
を制御するカメラ制御手段(#104、#105、#106)
と、第1段階で前記撮影準備動作の開始を指示し、第2
段階で露光を指示するレリーズ手段(7、8)と、を含
む視線入力カメラにおいて、前記視線検出手段からの視
線検出信号の有無を判断する判断手段(#102)と、前
記視線検出手段からの視線検出信号がない場合には、前
記撮影準備動作を出来ないようにすると共に、前記視線
検出手段から視線検出信号を受けた場合には、前記レリ
ーズ操作の第1段階の指示を一旦解除することなく撮影
準備動作を行うレリーズ禁止手段(#102、#103)をと
設け、前記撮影準備動作を、視線位置判別(#104)、
測光処理(#105)、測距処理(#106)の少なくとも1
つとした。
〔作用〕
本考案によれば、視線検出手段からの視線検出信号が
ない場合には、レリーズ禁止手段が撮影準備動作を出来
ないようにするので、不用意な露光を防止し、撮影者の
意図していない部分に露出や焦点が会った状態では撮影
が行われない。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例について、さらに詳
しく説明する。
第1図〜第3図は、本考案による視線入力カメラの実
施例を示した図であって、第1図はブロック図、第2図
はカメラの正面図、第3図は制御手段の動作を示す流れ
図である。
第1図に示すように、本考案よる視線入力カメラの制
御回路は、カメラシステムをコントロールする制御手段
(CPU)1を中心に構成され、CPU1には、視線検出手段
2、測光手段3、測距手段4、レンズ駆動手段5、露光
手段6、半押しスイッチ(S1)7、レリーズスイッチ
(S2)8が接続されている。
また、第2図において、カメラ本体21には、測距用の
測距窓22、測光用の測光窓23、ファインダ24、撮影レン
ズ25、レリーズ釦26がそれぞれの位置に設けられてい
る。
視線検出手段2は、ファインダ24内の撮影者の注視点
を検出するものであって、例えば、赤外照明光を観察者
眼に照射して、角膜または水晶体からの反射像により、
注視点を検出するものなど(例えば特開平1−274736号
公報開示の装置)が使用できる。
測光手段3は、測光窓23の入射光から撮影画面内の複
数領域を測光し、そのデータをCPU1に入力し、CPU1によ
って露出値が演算される。
測距手段4は、測距窓22への入射光で被写体までの距
離を測距し、そのデータをCPU1に出力し、CPU1によって
図示しない焦点整合用レンズの移動量が演算される。
レンズ駆動手段5は、測距手段4で検出された焦点位
置に対して、CPU1が算出した焦点整合用レンズの移動量
に応じて、撮影レンズ25を駆動制御するためのものであ
る。
露光手段6は、測光手段3で測光されて、CPU1によっ
て演算された露出値に従ってシャッタ速度や絞り値の制
御を行うためのものである。
また、半押しスイッチ(S1)7、レリーズスイッチ
(S2)8は、レリーズ釦26を半押ししたときに、半押し
スイッチ7がオンされ、更に全押ししたときに、レリー
ズスイッチ8がオンされ、シャッタが切られるようにな
っている。
次に、第3図を参照しながら、CPU1の動作を中心にし
て本考案による視線入力カメラの動作を説明する。
第3図において、先ず、撮影者が第2図のレリーズ釦
26を半押しすると、半押しスイッチ(S1)7がオンされ
撮影モードに移行し、視線検出システム全体が作動する
(#101)。
次いで、視線検出手段2により、ファインダ24におけ
る視線の有無の判別が行われる(#102)。視線が検出
されないときには、半押しスイッチ(S1)7がオンか否
かが判断され、オンのときには#102に戻り、オンでな
いときには、#114に進む。
つまり、#103は視線入力待ちのループであり、途中
でレリーズ釦26(半押しスイッチ7)がオフされると、
視線検出システムの作動が停止し(#114)、撮影モー
ドが終了する。
#102において、撮影者の視線が有ることが検出され
た場合、視線検出手段2は撮影画面上における撮影者の
注視点の位置に応じた信号をCPU1に出力する。そして、
CPU1は、その信号から、撮影者がどこを見ているかを判
断し、撮影画面の主要被写体を設定する(#104)。
#105では、#104で判別された主要被写体について、
測光手段3によって測光が行われ、測光手段3の出力に
基づき露出条件(絞り、シャッタ秒時、ストロボの発光
等)の設定がCPU1によって行われる。
また、主要被写体について測距手段4によって主要被
写体の測距が行われ、測距手段4の出力に基づいて距離
条件(レンズの繰り出し量等)の設定がCPU1によって行
われる(#106)。
従って、主要被写体について、測光手段3及び測距手
段4による測光、測距が行われた後でなければ、後述す
る#107に移行できないこととなる。これにより、未測
光、未測距の状態で撮影が行われることがなくなるとと
もに、主要被写体に対して最適な露出条件、距離条件で
撮影を行える。
次に、レリーズスイッチ(S2)8がオンか否かを判断
し(#107)、レリーズスイッチ8(レリーズ釦26全押
しの状態)の入力待ちのループに移行するが、途中で半
押しスイッチ7(レリーズ釦26)がオフされると(#11
3)、視線検出システムの作動が停止し(#114)、撮影
モードが終了する。
そして、レリーズスイッチ(S2)8がオンされると
(#107)、CPU1が前述の#106で設定された距離条件で
レンズを移動させる指示信号をレンズ駆動手段5に出力
し、焦点整合用レンズを移動させて、自動焦点制御を行
う(#108)。
合焦後は、視線検出システムの作動が停止され(#10
9)、前述の#105で設定された露出条件で、露光手段5
によってシャッタ、絞り等が作動しフイルム上に露光が
行われ、撮影が行われる(#110)。撮影終了後、レン
ズ駆動手段5によって焦点整合用レンズを元の位置に戻
し(#111)、フイルムが1コマ巻き上げられ(#11
2)、一連の動作が終了する。
尚、以上説明した実施例に限定されず、本考案の範囲
内で種々の変形ができる。
レリーズの禁止手段は、例えば、機械的、電気的な手
段によってレリーズを禁止することも可能である。ま
た、本考案を電子スチルカメラ、ビデオカメラ等に適用
してもよく、ビデオカメラにおいては、視線が検出され
ない場合に撮影を禁止するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案による視線入力カメラによれば、撮影者の視線
が撮影画面上に検出されないときは、レリーズ禁止手段
によって撮影準備動作が出来ないように構成されている
ので、不要な処理が行われることがないため、電源の消
耗が抑えられる。また撮影準備動作後の不要な露光も防
止される。また、視線検出に基づいた主要被写体の測
光、測距が行われた後でなければ、露光が行えないので
主要被写体に対して適正な条件で撮影が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案による視線入力カメラの実施
例を示した図であって、第1図はブロック図、第2図は
カメラの正面図、第3図は制御手段の動作を示す流れ図
である。 1…制御手段(CPU)、2…視線検出手段 3…測光手段、4…測距手段 5…レンズ駆動手段、6…露光手段 7…半押しスイッチ 8…レリーズスイッチ 21…カメラ本体、22…測距窓 23…測光窓、24…ファインダ 25…撮影レンズ、26…レリーズ釦
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−94232(JP,A) 特開 平2−63040(JP,A) 実開 昭58−128429(JP,U) 実開 昭60−128313(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラのファインダ内を覗いている観察者
    眼の視線を検出する視線検出手段と、 前記視線検出手段からの視線検出信号により前記カメラ
    の撮影準備動作を制御するカメラ制御手段と、 第1段階で前記撮影準備動作の開始を指示し、第2段階
    で露光を指示するレリーズ手段と、 を含む視線入力カメラにおいて、 前記視線検出手段からの視線検出信号の有無を判断する
    判断手段と、 前記視線検出手段からの視線検出信号がない場合には、
    前記撮影準備動作を出来ないようにすると共に、前記視
    線検出手段から視線検出信号を受けた場合には、前記レ
    リーズ操作の第1段階の指示を一旦解除することなく撮
    影準備動作を行うレリーズ禁止手段とを有し、 前記撮影準備動作は、視線位置判別、測光処理、測距処
    理の少なくとも1つであることを特徴とする視線入力カ
    メラ。
JP1990111727U 1990-08-20 1990-10-25 視線入力カメラ Expired - Fee Related JP2584192Y2 (ja)

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US08/357,167 US5461453A (en) 1990-08-20 1994-12-13 Apparatus for ordering to phototake with eye-detection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128429U (ja) * 1982-02-23 1983-08-31 オリンパス光学工業株式会社 保護カバ−付自動露出カメラ
JPS60128313U (ja) * 1984-02-04 1985-08-28 株式会社リコー 自動焦点カメラ
JP2522260B2 (ja) * 1986-10-08 1996-08-07 キヤノン株式会社 カメラ制御装置

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