JPH0280629A - 篠交換機 - Google Patents
篠交換機Info
- Publication number
- JPH0280629A JPH0280629A JP10826089A JP10826089A JPH0280629A JP H0280629 A JPH0280629 A JP H0280629A JP 10826089 A JP10826089 A JP 10826089A JP 10826089 A JP10826089 A JP 10826089A JP H0280629 A JPH0280629 A JP H0280629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- exchange
- hanger
- shino
- exchange head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 19
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 13
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 16
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/005—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing empty packages or cans and replacing by completed (full) packages or cans at paying-out stations; also combined with piecing of the roving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は精紡機の機台の長手方向に沿って移動し、ボ
ビン交換ヘッドの移動により、クリールのボビンハンガ
ーに吊下されていン、1残粗糸ボビンと予備レール位置
のボビンキャリジのボビンハンガーに吊下されている篠
巻ボビンとを交換する篠交換機に関するものである。
ビン交換ヘッドの移動により、クリールのボビンハンガ
ーに吊下されていン、1残粗糸ボビンと予備レール位置
のボビンキャリジのボビンハンガーに吊下されている篠
巻ボビンとを交換する篠交換機に関するものである。
従来の技術
精紡機では周知のように高い位置に配設したクリールに
篠巻ボビンを吊下し、その篠巻ボビンから粗糸を引出し
て下方のドラフトパートへ供給するようにしである。そ
して篠巻ボビンが空或は略空になった(残粗糸ボビン)
時点で新しい篠巻ボビンと交換する必要がある。その篠
交換は従来運搬車によって運ばれた篠巻ボビンと残粗糸
ボビンを手作業によって交換するか、又は搬送レールに
案内されているボビンキャリジのボビンハンガーに予め
篠巻ボビンを吊下させてそのボビンキャリジをクリール
前方の予備レール位置に移送しておき、その予備レール
位置の篠巻ボビンと残粗糸ボビンを同じく手作業で交換
している。
篠巻ボビンを吊下し、その篠巻ボビンから粗糸を引出し
て下方のドラフトパートへ供給するようにしである。そ
して篠巻ボビンが空或は略空になった(残粗糸ボビン)
時点で新しい篠巻ボビンと交換する必要がある。その篠
交換は従来運搬車によって運ばれた篠巻ボビンと残粗糸
ボビンを手作業によって交換するか、又は搬送レールに
案内されているボビンキャリジのボビンハンガーに予め
篠巻ボビンを吊下させてそのボビンキャリジをクリール
前方の予備レール位置に移送しておき、その予備レール
位置の篠巻ボビンと残粗糸ボビンを同じく手作業で交換
している。
ところが上記篠巻ボビンは作業者の背丈よりも高い所に
吊下されるものであり、その重量が近年では3kg前後
となり、しかも精紡機1台当たり数百個(通常400個
前後であるがロング精紡機の場合には900個以上にな
る)という多数を取扱うものである為、篠交換作業は作
業者にとって重労働となっている。そこで、上記の問題
点を解決する為に、特開昭58−81631号公報や特
開昭58−120826号公報に示されているように予
備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガーに吊下
しである篠巻ボビンと、クリールに吊下されている残粗
糸ボビンとを自動的に交換する篠交換機が提案されてい
る。その篠交換機は精紡機の機台の長手方向に沿って移
動する本体に一対のボビン交換ヘッドを移動可能に配設
し、そのボビン交換ヘッドに固定的なボビン支持体(ペ
ッグ)を備えさせ、両ボビン交換ヘッドの移動によりボ
ビン支持体がクリール装置の残粗糸ボビンと予備レール
位置の篠巻ボビンを夫々支持して位置交換するように構
成しである。
吊下されるものであり、その重量が近年では3kg前後
となり、しかも精紡機1台当たり数百個(通常400個
前後であるがロング精紡機の場合には900個以上にな
る)という多数を取扱うものである為、篠交換作業は作
業者にとって重労働となっている。そこで、上記の問題
点を解決する為に、特開昭58−81631号公報や特
開昭58−120826号公報に示されているように予
備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガーに吊下
しである篠巻ボビンと、クリールに吊下されている残粗
糸ボビンとを自動的に交換する篠交換機が提案されてい
る。その篠交換機は精紡機の機台の長手方向に沿って移
動する本体に一対のボビン交換ヘッドを移動可能に配設
し、そのボビン交換ヘッドに固定的なボビン支持体(ペ
ッグ)を備えさせ、両ボビン交換ヘッドの移動によりボ
ビン支持体がクリール装置の残粗糸ボビンと予備レール
位置の篠巻ボビンを夫々支持して位置交換するように構
成しである。
発明が解決しようとする課題
上記従来の篠交換機にあっては、ボビン交換ヘッドに固
定的なボビン支持体を備えさせ、そのボビン支持体上に
残粗糸ボビンや篠巻ボビンを支持させた後単にボビン支
持体を移動させて篠交換するようにしであるので、残粗
糸ボビンとドラフトハート間で切断された組糸が残粗糸
ボビンから垂れ下がったままの状態となり、その結果ボ
ビンキャリジを粗紡機位置に向けてレールに沿って戻し
移送するとき残粗糸ボビンから垂れ下がっている組糸が
ほどけて落下したり精紡機等の一部に絡み付いて糸切れ
を誘発する問題があり、またそれを防ぐ為には作業者が
垂れ下がっている粗糸を残粗糸ボビンに一本一本巻付け
なければならず、多くの人手を要し、篠交換の自動化が
阻害される問題があった。
定的なボビン支持体を備えさせ、そのボビン支持体上に
残粗糸ボビンや篠巻ボビンを支持させた後単にボビン支
持体を移動させて篠交換するようにしであるので、残粗
糸ボビンとドラフトハート間で切断された組糸が残粗糸
ボビンから垂れ下がったままの状態となり、その結果ボ
ビンキャリジを粗紡機位置に向けてレールに沿って戻し
移送するとき残粗糸ボビンから垂れ下がっている組糸が
ほどけて落下したり精紡機等の一部に絡み付いて糸切れ
を誘発する問題があり、またそれを防ぐ為には作業者が
垂れ下がっている粗糸を残粗糸ボビンに一本一本巻付け
なければならず、多くの人手を要し、篠交換の自動化が
阻害される問題があった。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決する為に、精紡機の機台の長手
方向に沿って移動し、ボビン交換ヘッドの移動により、
クリールのボビンハンガーに吊下されている残粗糸ボビ
ンと予備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガー
に吊下されている篠巻ボビンとを交換する篠交換機にお
いて、上記ボビン交換ヘッドにボビンの下部孔に嵌合可
能なボビン支持体を積極回転可能に備えさせて成ること
を特徴としている。
方向に沿って移動し、ボビン交換ヘッドの移動により、
クリールのボビンハンガーに吊下されている残粗糸ボビ
ンと予備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガー
に吊下されている篠巻ボビンとを交換する篠交換機にお
いて、上記ボビン交換ヘッドにボビンの下部孔に嵌合可
能なボビン支持体を積極回転可能に備えさせて成ること
を特徴としている。
作用
篠交換する場合、ボビン交換ヘッドを移動させてボビン
支持体でもってクリールのボビンハンガーに吊下されて
いる残粗糸ボビンの下部を支持した後、その残粗糸ボビ
ンをクリールのボビンハンガーから取外し、その後ボビ
ン交換ヘッドを移動させてボビン支持体上の残粗糸ボビ
ンを予備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガー
に吊下させる。その場合ボビン支持体を積極回転させて
残粗糸ボビンを粗糸巻取方向へ回転させると、切断され
て残粗糸ボビンから垂れ下がる組糸を残粗糸ボビンの外
周に巻取り、残粗糸ボビンからの組糸の大きな垂下がり
を無くすことができる。
支持体でもってクリールのボビンハンガーに吊下されて
いる残粗糸ボビンの下部を支持した後、その残粗糸ボビ
ンをクリールのボビンハンガーから取外し、その後ボビ
ン交換ヘッドを移動させてボビン支持体上の残粗糸ボビ
ンを予備レール位置のボビンキャリジのボビンハンガー
に吊下させる。その場合ボビン支持体を積極回転させて
残粗糸ボビンを粗糸巻取方向へ回転させると、切断され
て残粗糸ボビンから垂れ下がる組糸を残粗糸ボビンの外
周に巻取り、残粗糸ボビンからの組糸の大きな垂下がり
を無くすことができる。
実施例
次に本願の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は篠交換方法の概略を示し、クリールの後列(B
)に中ボビン1bを前列(F)に篠巻ボビン1aを夫々
仕掛けて紡出を行ない、その中ボビン1bが残粗糸ボビ
ン1cに、篠巻ボビン1aが中ボビン1bになった時点
で、図示の如く後列(B)の残粗糸ボビン1cと前列(
F)の中ボビン1bを図示しない篠入替機によって夫々
1本ずつ入れ換えるようになっている。第2図は上記前
列(F)の残粗糸ボビン1cと予備列(R)の篠巻ボビ
ン1aとを交換する篠交換装置を示している。第2図に
おいて、精紡機の機台3の中央部には機台長手方向に適
宜な間隔で精紡クリールのクリールピラー4が樹立され
、そのクリールピラー4にブラケット6.7及び吊下杆
8を用いて支持された前、後2本のレール9.10に夫
々前、後列ボビンハンガー11.12が周知のように支
承されている。前、後列ボビンハンガー11.12は第
1図に示すようにドラフトパート5の2ピッチ毎即ち2
スピンドルピツチ毎に夫々前後に対向するように配設さ
れている。前、後列ボビンハンガー11.12の中間部
下方には略リング状のロービングガイド2がクリールピ
ラー4に支持されている。前列ボビンハンガー11の手
前上方には支持ブラケット6の先端部に取付けられた予
備レール14が機台長手方向に長く配設されている。
)に中ボビン1bを前列(F)に篠巻ボビン1aを夫々
仕掛けて紡出を行ない、その中ボビン1bが残粗糸ボビ
ン1cに、篠巻ボビン1aが中ボビン1bになった時点
で、図示の如く後列(B)の残粗糸ボビン1cと前列(
F)の中ボビン1bを図示しない篠入替機によって夫々
1本ずつ入れ換えるようになっている。第2図は上記前
列(F)の残粗糸ボビン1cと予備列(R)の篠巻ボビ
ン1aとを交換する篠交換装置を示している。第2図に
おいて、精紡機の機台3の中央部には機台長手方向に適
宜な間隔で精紡クリールのクリールピラー4が樹立され
、そのクリールピラー4にブラケット6.7及び吊下杆
8を用いて支持された前、後2本のレール9.10に夫
々前、後列ボビンハンガー11.12が周知のように支
承されている。前、後列ボビンハンガー11.12は第
1図に示すようにドラフトパート5の2ピッチ毎即ち2
スピンドルピツチ毎に夫々前後に対向するように配設さ
れている。前、後列ボビンハンガー11.12の中間部
下方には略リング状のロービングガイド2がクリールピ
ラー4に支持されている。前列ボビンハンガー11の手
前上方には支持ブラケット6の先端部に取付けられた予
備レール14が機台長手方向に長く配設されている。
この予備レール14は一般的には案内レールによって粗
紡機の設置場所上方のレールに接続され、ボビンキャリ
ジ16を粗紡機位置から各予備レール14位置へ及びそ
の逆方向へ自動又は手動で移動させ得るようになってい
る。上記ボビンキャリジ16は第3図、第4図に示すよ
うに細長いキャリジバー17を備え、このキャリジバー
17の上面に複数の垂直ガイドローラ18、複数の水平
ガイドローラ19及び1本のストップピン20が設けら
れている。ストップピン20はキャリジバー17の一端
に取付けられ、ボビンキャリジ16が予備レール14に
挿入されたとき、予備レール14の一端部に取着された
スプリングキャッチ21に挿入されて弾性的に把持され
、また同時にキャリジバー17が予備レール14のスト
ッパー22に当接して位置決めされる。キャリジバー1
7の下面には少なくとも前列ボビンハンガー11と同数
の予備ボビンハンガー23がその前列ボビンハンガー1
1と同ピツチの間隔で取付けられている。
紡機の設置場所上方のレールに接続され、ボビンキャリ
ジ16を粗紡機位置から各予備レール14位置へ及びそ
の逆方向へ自動又は手動で移動させ得るようになってい
る。上記ボビンキャリジ16は第3図、第4図に示すよ
うに細長いキャリジバー17を備え、このキャリジバー
17の上面に複数の垂直ガイドローラ18、複数の水平
ガイドローラ19及び1本のストップピン20が設けら
れている。ストップピン20はキャリジバー17の一端
に取付けられ、ボビンキャリジ16が予備レール14に
挿入されたとき、予備レール14の一端部に取着された
スプリングキャッチ21に挿入されて弾性的に把持され
、また同時にキャリジバー17が予備レール14のスト
ッパー22に当接して位置決めされる。キャリジバー1
7の下面には少なくとも前列ボビンハンガー11と同数
の予備ボビンハンガー23がその前列ボビンハンガー1
1と同ピツチの間隔で取付けられている。
予備ボビンハンガー23はキャリジバー17がストッパ
ー22に当接して位置決めされると、前列ボビンハンガ
ー11と前後に対向するよう位置されている。なお、キ
ャリジバー17は水平方向へ回動自在にピン連結された
複数の部材で構成すると、ボビンキャリジ16を湾曲状
態の案内レールで案内できる。
ー22に当接して位置決めされると、前列ボビンハンガ
ー11と前後に対向するよう位置されている。なお、キ
ャリジバー17は水平方向へ回動自在にピン連結された
複数の部材で構成すると、ボビンキャリジ16を湾曲状
態の案内レールで案内できる。
次に機台3の前面上部には水平方向の上側ガイドレール
24が機台全長に亘って付設され、上側ガイドレール2
4の外側面に前列ボビンハンガー11のピッチ間隔と等
しい間隔を置いてガイドピン25が多数植設されている
。機台の前面下部には傾き規制用の下側ガイドレール2
6が機台全長に亘って付設されている1機台3の前方に
は前列ボビンハンガー11に挿着されている残粗糸ボビ
ン1cと予備ボビンハンガー23に挿着されている篠巻
ボビン1aとを3本ずつ交換していく篠交換機27が上
、下側ガイドレール24.26を利用して機台前面に沿
って走行し得るように接合されている。篠交換機27は
第5図〜第14図に示すように構成され、次にこの篠交
換機27について説明する。篠交換機27の本体2・8
には第5図、第6図に示すようにその機台側側板28a
に一対の上側ガイドローラ29が回転自在に取付けられ
。
24が機台全長に亘って付設され、上側ガイドレール2
4の外側面に前列ボビンハンガー11のピッチ間隔と等
しい間隔を置いてガイドピン25が多数植設されている
。機台の前面下部には傾き規制用の下側ガイドレール2
6が機台全長に亘って付設されている1機台3の前方に
は前列ボビンハンガー11に挿着されている残粗糸ボビ
ン1cと予備ボビンハンガー23に挿着されている篠巻
ボビン1aとを3本ずつ交換していく篠交換機27が上
、下側ガイドレール24.26を利用して機台前面に沿
って走行し得るように接合されている。篠交換機27は
第5図〜第14図に示すように構成され、次にこの篠交
換機27について説明する。篠交換機27の本体2・8
には第5図、第6図に示すようにその機台側側板28a
に一対の上側ガイドローラ29が回転自在に取付けられ
。
これらの上側ガイドローラ29が上側ガイドレール24
上に載置されている。前側(第6図において左方)の上
側ガイドローラ29は本体28に取着されているブレー
キ付走行モータ30の駆動軸30aに連結され、駆動軸
30aの矢印方向への回転により篠交換機27を第6図
の左方向へ走行させる。走行モータ30は始動スイッチ
のON作動及び篠交換動作完了信号で回転駆動され、本
体に設けた図示しないリミットスイッチが機台に設けた
停止カム(図示省略)を検出すると停止される。また機
台側側板28aの下部に一対の下側ガイドローラ31が
回転自在に取付けられ、これらの下側ガイドローラ31
が下側ガイドレール26に当接して篠交換機27を垂直
状態の姿勢に維持している。本体28の底面には篠交換
機27の重量を支える為の車輪装置i32が備えられて
いるが。
上に載置されている。前側(第6図において左方)の上
側ガイドローラ29は本体28に取着されているブレー
キ付走行モータ30の駆動軸30aに連結され、駆動軸
30aの矢印方向への回転により篠交換機27を第6図
の左方向へ走行させる。走行モータ30は始動スイッチ
のON作動及び篠交換動作完了信号で回転駆動され、本
体に設けた図示しないリミットスイッチが機台に設けた
停止カム(図示省略)を検出すると停止される。また機
台側側板28aの下部に一対の下側ガイドローラ31が
回転自在に取付けられ、これらの下側ガイドローラ31
が下側ガイドレール26に当接して篠交換機27を垂直
状態の姿勢に維持している。本体28の底面には篠交換
機27の重量を支える為の車輪装置i32が備えられて
いるが。
車軸装置32は特開昭57−43499号公報に開示さ
れており1本願の要旨ではないので説明を省略する。
れており1本願の要旨ではないので説明を省略する。
次に本体28には前列ボビンハンガー11の残粗糸ボビ
ン1cと予備ボビンハンガー23の篠巻ボビン1aとの
交換を行う篠交換ユニット44が備えられている。篠交
換ユニット44は第5図〜第12図に示すよう構成され
、その大部分は本体28内の空間に配設されている。篠
交換ユニット44において、45は本体28の中間板2
8bに固着された水平方向のベースで、このベース45
と本体28の天井板28cとの間には第6図において左
、右一対の内側ガイドロンド46とこれらの内側ガイド
ロッド46の左右面外側に位置された左、右一対の外側
ガイドロッド47とが上下方向に固定的に配設されてい
る。これらの内側ガイドロッド46と外側ガイドロッド
47とは第8図に示すように走行方向と平行な線上に一
列状態に位置され、また内側ガイドワンド46相互間に
は後述の昇降装置を配置する為に大きな間隔があけられ
ている。内側ガイドロッド46には内側昇降体48が昇
降可能に取付けられている。内側昇降体48は第8図に
示すように自体の透孔49aが内側ガイドロンド46に
摺動自在に嵌合された左、右一対の摺動体49とこれら
の摺動体49の反機台側に一体的に連結された連結体5
0とで構成され、両層動体49間に大きな空間があけら
れている。連結体50には上記空間に向けて突出する引
掛片51が一体に設けられている。次に外側ガイドロッ
ド47には外側昇降体52が昇降可能に取付けられてい
る。外側昇降体52は内側昇降体48と同様に自体の透
孔53aが外側ガイドロッド47に摺動自在に嵌合され
た左、右一対の摺動体53とこれらの摺動体53の機台
側の側面に一体的に連結された連結体54とで構成され
、内側昇降体48の昇降軌跡と干渉しないように位置さ
れている。連結体54にも上記空間に向けて突出する引
掛片55が一体に設けられている。
ン1cと予備ボビンハンガー23の篠巻ボビン1aとの
交換を行う篠交換ユニット44が備えられている。篠交
換ユニット44は第5図〜第12図に示すよう構成され
、その大部分は本体28内の空間に配設されている。篠
交換ユニット44において、45は本体28の中間板2
8bに固着された水平方向のベースで、このベース45
と本体28の天井板28cとの間には第6図において左
、右一対の内側ガイドロンド46とこれらの内側ガイド
ロッド46の左右面外側に位置された左、右一対の外側
ガイドロッド47とが上下方向に固定的に配設されてい
る。これらの内側ガイドロッド46と外側ガイドロッド
47とは第8図に示すように走行方向と平行な線上に一
列状態に位置され、また内側ガイドワンド46相互間に
は後述の昇降装置を配置する為に大きな間隔があけられ
ている。内側ガイドロッド46には内側昇降体48が昇
降可能に取付けられている。内側昇降体48は第8図に
示すように自体の透孔49aが内側ガイドロンド46に
摺動自在に嵌合された左、右一対の摺動体49とこれら
の摺動体49の反機台側に一体的に連結された連結体5
0とで構成され、両層動体49間に大きな空間があけら
れている。連結体50には上記空間に向けて突出する引
掛片51が一体に設けられている。次に外側ガイドロッ
ド47には外側昇降体52が昇降可能に取付けられてい
る。外側昇降体52は内側昇降体48と同様に自体の透
孔53aが外側ガイドロッド47に摺動自在に嵌合され
た左、右一対の摺動体53とこれらの摺動体53の機台
側の側面に一体的に連結された連結体54とで構成され
、内側昇降体48の昇降軌跡と干渉しないように位置さ
れている。連結体54にも上記空間に向けて突出する引
掛片55が一体に設けられている。
次に内側昇降体48を昇降させる為の内側用昇降装置5
6と外側昇降体52を昇降させる為の外側用昇降装置5
7とが内側ガイドコンド46間のベース45上に配置さ
れている。内側用昇降装置56は第5図、第8図に示す
ように油圧利用の昇降シリンダ58のシリンダ本体58
aをそのピストンロッド58bが上向となるようにベー
ス45上に固定し、昇降シリンダ58のピストンロッド
58bに鎖車59を回転自在に軸支すると共にシリンダ
本体58aの上端に固着した固定板60に引掛片61を
設け、鎖車59に懸回したチェーン62の一端部を引掛
片61に、チェーン62の他端部を引掛片51に夫々連
結して構成しである。
6と外側昇降体52を昇降させる為の外側用昇降装置5
7とが内側ガイドコンド46間のベース45上に配置さ
れている。内側用昇降装置56は第5図、第8図に示す
ように油圧利用の昇降シリンダ58のシリンダ本体58
aをそのピストンロッド58bが上向となるようにベー
ス45上に固定し、昇降シリンダ58のピストンロッド
58bに鎖車59を回転自在に軸支すると共にシリンダ
本体58aの上端に固着した固定板60に引掛片61を
設け、鎖車59に懸回したチェーン62の一端部を引掛
片61に、チェーン62の他端部を引掛片51に夫々連
結して構成しである。
また外側用昇降装置57も内側用昇降装置56と同様に
ベース45上に固定し、昇降シリンダ63のピストンロ
ッド63bに鎖車64を回転自在に軸支すると共にシリ
ンダ本体63aの上端に固着した固定板65に引掛片6
6を設け、鎖車64に懸回したチェーン67の一端部を
引掛片67に、チェーン67の他端部を引掛片55に夫
々連結して構成しである。昇降シリンダ58.63は第
8図に示すように内側ガイドロッド47と一直線上に並
ぶように位置されている。
ベース45上に固定し、昇降シリンダ63のピストンロ
ッド63bに鎖車64を回転自在に軸支すると共にシリ
ンダ本体63aの上端に固着した固定板65に引掛片6
6を設け、鎖車64に懸回したチェーン67の一端部を
引掛片67に、チェーン67の他端部を引掛片55に夫
々連結して構成しである。昇降シリンダ58.63は第
8図に示すように内側ガイドロッド47と一直線上に並
ぶように位置されている。
次に、本体28における天井板28cの上方には、内側
昇降体48に支持装置68を介して機台に向けて前後動
可能に取付けられた後側ボビン交換ヘッド69と、外側
昇降体52に支持装置70を介して機台3に向けて前後
動可能に取付けられた前側ボビン交換ヘッド71とが略
同じ高さ位置に並設されている。後側ボビン交換ヘッド
69は機台から遠い側に、前側ボビン交換ヘッド71は
機台に近い側に位置されている。前、後側ボビン交換ヘ
ッド69.71は夫々走行方向に対して平行な前、後側
チェンジパー71A、69Aを備えている。前側チェン
ジパー71Aの左右両端部は後側チェンジパー69Aの
左右両端部より左右直外側に位置するように形成されて
いる。後側ボビン交換ヘッド69の支持装置168は、
後側チェンジパー69Aの左、右2箇所に内側昇降体4
8の左、右の摺動体49と対応する取付板72を夫々固
着し、取付板72に夫々天井板28cの切欠溝73から
上方へ突出されている前、後2本の平行リンク74の上
端部を回動自在に連結し、また平行リンク74の下端部
を摺動体49の内側面に夫々回動自在に連結しである。
昇降体48に支持装置68を介して機台に向けて前後動
可能に取付けられた後側ボビン交換ヘッド69と、外側
昇降体52に支持装置70を介して機台3に向けて前後
動可能に取付けられた前側ボビン交換ヘッド71とが略
同じ高さ位置に並設されている。後側ボビン交換ヘッド
69は機台から遠い側に、前側ボビン交換ヘッド71は
機台に近い側に位置されている。前、後側ボビン交換ヘ
ッド69.71は夫々走行方向に対して平行な前、後側
チェンジパー71A、69Aを備えている。前側チェン
ジパー71Aの左右両端部は後側チェンジパー69Aの
左右両端部より左右直外側に位置するように形成されて
いる。後側ボビン交換ヘッド69の支持装置168は、
後側チェンジパー69Aの左、右2箇所に内側昇降体4
8の左、右の摺動体49と対応する取付板72を夫々固
着し、取付板72に夫々天井板28cの切欠溝73から
上方へ突出されている前、後2本の平行リンク74の上
端部を回動自在に連結し、また平行リンク74の下端部
を摺動体49の内側面に夫々回動自在に連結しである。
また前側ボビン交換ヘッド71の支持装置70も支持装
置68と略同じ様に前側チェンジパー71Aの左右両端
部に外側昇降体52の左右の摺動体53と対応する取付
板75を夫々固着し、取付板7.5に夫々天井板28c
の切欠溝76から上方へ突出されている前。
置68と略同じ様に前側チェンジパー71Aの左右両端
部に外側昇降体52の左右の摺動体53と対応する取付
板75を夫々固着し、取付板7.5に夫々天井板28c
の切欠溝76から上方へ突出されている前。
後2本の平行リンク77の上端部を回動自在に連結し、
また平行リンク77の下端部を摺動体53の内側面に夫
々回動自在に連結しである。
また平行リンク77の下端部を摺動体53の内側面に夫
々回動自在に連結しである。
後側ボビン交換ヘッド69において、後側チェンジパー
69A上には第9図〜第11図に示すように3本のボビ
ン支持体78(ペッグとも称される)がボビンハンガー
11と同ピツチに設けられている。ボビン支持体78は
何れも同じく構成しである。ボビン支持体78は第11
図に示すように後側チェンジパー69Aに取付けた軸受
79に支持軸80を回転自在に支承させてこの支持軸8
0の上端部にボビンの下部孔に嵌脱可能な嵌合部80a
を設け、その支持軸80の中間部に外周に鍔状の受部8
1aを有する筒形のボビン受止体81を上下動可能に嵌
合させると共に、ボビン受止体81を支持軸80の基部
に嵌着されたばね受板83との間に介在させたばね84
でもって支持軸80の嵌合部80aに当接するように上
向きに付勢して構成しである。ボビン受止体81の受部
81aはボビンの下部孔より大きい径に形成してボビン
を支持し得るようになっており、ボビン受止体81の筒
状部外周は上記嵌合部80aと略同じか或は小さい外径
に形成され、ボビンの下部孔に嵌合させ得るようになっ
ている。各ボビン支持体78の支持軸80下端にはプー
リ85が夫々固着されている。後側チェンジパー69A
の上にはボビン支持体78を積極回転させる為の減速機
付モータ86が取付けられ、このモータ86の駆動軸8
6aが後側チェンジパー69Aの下側へ突出されている
。この駆動軸86aにプーリ87が固着され、プーリ8
7と各プーリ85及び2つのアイドルプーリ88.89
間に第9図に示すようにベルト90が懸回され、駆動軸
86aが矢印方向へ回動されると各ボビン支持体78が
同一方向へ回動されるようになっている。
69A上には第9図〜第11図に示すように3本のボビ
ン支持体78(ペッグとも称される)がボビンハンガー
11と同ピツチに設けられている。ボビン支持体78は
何れも同じく構成しである。ボビン支持体78は第11
図に示すように後側チェンジパー69Aに取付けた軸受
79に支持軸80を回転自在に支承させてこの支持軸8
0の上端部にボビンの下部孔に嵌脱可能な嵌合部80a
を設け、その支持軸80の中間部に外周に鍔状の受部8
1aを有する筒形のボビン受止体81を上下動可能に嵌
合させると共に、ボビン受止体81を支持軸80の基部
に嵌着されたばね受板83との間に介在させたばね84
でもって支持軸80の嵌合部80aに当接するように上
向きに付勢して構成しである。ボビン受止体81の受部
81aはボビンの下部孔より大きい径に形成してボビン
を支持し得るようになっており、ボビン受止体81の筒
状部外周は上記嵌合部80aと略同じか或は小さい外径
に形成され、ボビンの下部孔に嵌合させ得るようになっ
ている。各ボビン支持体78の支持軸80下端にはプー
リ85が夫々固着されている。後側チェンジパー69A
の上にはボビン支持体78を積極回転させる為の減速機
付モータ86が取付けられ、このモータ86の駆動軸8
6aが後側チェンジパー69Aの下側へ突出されている
。この駆動軸86aにプーリ87が固着され、プーリ8
7と各プーリ85及び2つのアイドルプーリ88.89
間に第9図に示すようにベルト90が懸回され、駆動軸
86aが矢印方向へ回動されると各ボビン支持体78が
同一方向へ回動されるようになっている。
次に前側チェンジパー71A上にも第7図に示すように
3本のボビン支持体91が上記後側チェンジパー69A
のボビン支持体78と前後に相対するように設けられて
いる。ボビン支持体91は何れも同じく構成しである。
3本のボビン支持体91が上記後側チェンジパー69A
のボビン支持体78と前後に相対するように設けられて
いる。ボビン支持体91は何れも同じく構成しである。
ボビン支持体91は第12図に示すように前側チェンジ
パー71Aに支持軸92の下端部をばね受板93と共に
締着固定し、支持軸92の上端部にボビンの下部孔に嵌
脱可能な嵌合部92aを設け、支持軸92の中間部には
外周に鍔状の受部94aを有する筒形のボビン受止体9
4を上下動可能に嵌合させると共に、ボビン受止体94
をばね受板93との間に介在したばね95で嵌合部92
aの段部に当接するように上向きに付勢して構成しであ
る1、後側チェンジパー69を支える平行リンク74は
後側用前後動装置96により前後揺動され、前側チェン
ジパー7LAを支える平行リンク77は前側用前後動装
置97により前後揺動される。後側用前後動装置96は
第5図、第8図に示すように内側1降体48の一方の摺
動体49に固着した取付ブラケット98に油圧利用の前
後動シリンダ99のシリンダ本体99aを回動自在に連
結し1前後動シリンダ99のピストンロッド99bを後
側の平行リンク74に回動自在に連結して構成しである
0前後動シリンダ99は平行リンク74の回動位置をリ
ミットスイッチで検出することによりピストンロッド9
9bの移動を中間位置で停止させ得るように構成してあ
り、ピストンロッド99bが前進端に移動されるとボビ
ン支持体78を前列ボビンハンガー11の真下へ移動さ
せ、ピストンロッド99bが中間位置に移動されるとボ
ビン支持体78を予備ボビンハンガー23の真下へ移動
させる。また前側用前後動装置97は第8図に示すよう
に外側昇降体52の一方の摺動体53に固着された取付
ブラケット100に油圧利用の前後動シリンダ101の
シリンダ本体101aを回動自在に連結し、前後動シリ
ンダ101のピストンロッド101bを後側の平行リン
ク77に回動自在に連結して構成しである0前後動シリ
ンダ101は、ピストンロッド101bが前進端に移動
されるとボビン支持体91を前列ボビンハンガー11の
真下へ移動させ、ピストンロッド101bが後退端に移
動されるとボビン支持体91を予備ボビンハンガー23
の真下へ移動させる。また昇降シリンダ58.63は内
、外側昇降体48,52の昇降位置をリミットスイッチ
で検出することによってピストンロッド58b、63b
を中間位置で停止させ得るように構成してあり、ピスト
ンロッド58b、63bが前進端に移動されるとボビン
支持体78.91を予備ボビンハンガー23にボビンを
着脱し得る高さに移動させ、ピストンロッド58b、6
3bが中間位置に移動されると、ボビン支持体78.9
1を前列ボビンハンガー11にボビンを着脱し得る高さ
に移動させる。
パー71Aに支持軸92の下端部をばね受板93と共に
締着固定し、支持軸92の上端部にボビンの下部孔に嵌
脱可能な嵌合部92aを設け、支持軸92の中間部には
外周に鍔状の受部94aを有する筒形のボビン受止体9
4を上下動可能に嵌合させると共に、ボビン受止体94
をばね受板93との間に介在したばね95で嵌合部92
aの段部に当接するように上向きに付勢して構成しであ
る1、後側チェンジパー69を支える平行リンク74は
後側用前後動装置96により前後揺動され、前側チェン
ジパー7LAを支える平行リンク77は前側用前後動装
置97により前後揺動される。後側用前後動装置96は
第5図、第8図に示すように内側1降体48の一方の摺
動体49に固着した取付ブラケット98に油圧利用の前
後動シリンダ99のシリンダ本体99aを回動自在に連
結し1前後動シリンダ99のピストンロッド99bを後
側の平行リンク74に回動自在に連結して構成しである
0前後動シリンダ99は平行リンク74の回動位置をリ
ミットスイッチで検出することによりピストンロッド9
9bの移動を中間位置で停止させ得るように構成してあ
り、ピストンロッド99bが前進端に移動されるとボビ
ン支持体78を前列ボビンハンガー11の真下へ移動さ
せ、ピストンロッド99bが中間位置に移動されるとボ
ビン支持体78を予備ボビンハンガー23の真下へ移動
させる。また前側用前後動装置97は第8図に示すよう
に外側昇降体52の一方の摺動体53に固着された取付
ブラケット100に油圧利用の前後動シリンダ101の
シリンダ本体101aを回動自在に連結し、前後動シリ
ンダ101のピストンロッド101bを後側の平行リン
ク77に回動自在に連結して構成しである0前後動シリ
ンダ101は、ピストンロッド101bが前進端に移動
されるとボビン支持体91を前列ボビンハンガー11の
真下へ移動させ、ピストンロッド101bが後退端に移
動されるとボビン支持体91を予備ボビンハンガー23
の真下へ移動させる。また昇降シリンダ58.63は内
、外側昇降体48,52の昇降位置をリミットスイッチ
で検出することによってピストンロッド58b、63b
を中間位置で停止させ得るように構成してあり、ピスト
ンロッド58b、63bが前進端に移動されるとボビン
支持体78.91を予備ボビンハンガー23にボビンを
着脱し得る高さに移動させ、ピストンロッド58b、6
3bが中間位置に移動されると、ボビン支持体78.9
1を前列ボビンハンガー11にボビンを着脱し得る高さ
に移動させる。
更に1本体28には篠交換機27を機台3前方の所定の
篠交換作業位置に正確に位置決めする為の位置決め装置
!102が備えられているが、本願の要旨ではないので
説明を省略する。
篠交換作業位置に正確に位置決めする為の位置決め装置
!102が備えられているが、本願の要旨ではないので
説明を省略する。
次に、上記構成の篠交換機27を用いて篠交換作業を行
う場合の作用について説明する。精紡機の前側ボビンハ
ンガーに吊下されている残粗糸ボビン1cを篠交換する
場合、先ず篠交換機27を精紡機の一端部に移動させ、
篠交換機27の上側ガイドローラ29.29を上側ガイ
ドレール24上に載せると共に下側ガイドローラ31.
31を下側ガイドレール26に当接させて第5図に示す
ようにその精紡機に接合させる。次に作業員が始動スイ
ッチをON作動すると走行モータ30が回転駆動して篠
交換機27を機台3の前面に沿って他端部に向けて走行
させる。前側ボビン交換ヘッド71の3本のボビン支持
体91が前列の最初の3本の残粗糸ボビン1cと対向す
る位置より戒程度手前の位置迄走行されると、リミット
スイッチが停止カムを検出して走行モータ30の回転駆
動が停止され、篠交換機27の走行が停止される。
う場合の作用について説明する。精紡機の前側ボビンハ
ンガーに吊下されている残粗糸ボビン1cを篠交換する
場合、先ず篠交換機27を精紡機の一端部に移動させ、
篠交換機27の上側ガイドローラ29.29を上側ガイ
ドレール24上に載せると共に下側ガイドローラ31.
31を下側ガイドレール26に当接させて第5図に示す
ようにその精紡機に接合させる。次に作業員が始動スイ
ッチをON作動すると走行モータ30が回転駆動して篠
交換機27を機台3の前面に沿って他端部に向けて走行
させる。前側ボビン交換ヘッド71の3本のボビン支持
体91が前列の最初の3本の残粗糸ボビン1cと対向す
る位置より戒程度手前の位置迄走行されると、リミット
スイッチが停止カムを検出して走行モータ30の回転駆
動が停止され、篠交換機27の走行が停止される。
次に上記走行モータ3oの停止後一定時間経過すると、
位置決め装置102が作動して篠交換機27の走行方向
の位置を所定の作業位置に正確に位置決めすると共にそ
の位置に固定する。上記のように篠交換機27が位置固
定された状態で、篠交換ユニツ44が作動して第13図
、第14図に示すように残粗糸ボビン1cと篠巻ボビン
1aを交換する。先ず、第14図(1)に示す収納状態
で外側昇降装置57の昇降シリンダ63が作動してピス
トンロッド63bが前進端迄上昇し、これにより外側昇
降体52が上記ピストンロッド63bのストロークの2
倍の長さに相当する高さだけ上昇されて前側ボビン交換
ヘッド71を第14図の(2)に示すように上昇させる
。この前側ボビン交換ヘッド71の上昇により3本のボ
ビン支持体91の嵌合部92aが予備ボビンハンガー2
3に吊持されている3本の篠巻ボビン1aの下部孔に夫
々嵌合すると共にボビン受止体94の受部94aを予備
ボビンハンガー23の外れ位置迄押上げる。この状態で
は前側チェンジパー71Aは両端部の平行リンク77で
後側チェンジパー69Aよりも相当高い所に支持され、
この後側チェンジパー69Aの機台3側部分が大きく開
放される。
位置決め装置102が作動して篠交換機27の走行方向
の位置を所定の作業位置に正確に位置決めすると共にそ
の位置に固定する。上記のように篠交換機27が位置固
定された状態で、篠交換ユニツ44が作動して第13図
、第14図に示すように残粗糸ボビン1cと篠巻ボビン
1aを交換する。先ず、第14図(1)に示す収納状態
で外側昇降装置57の昇降シリンダ63が作動してピス
トンロッド63bが前進端迄上昇し、これにより外側昇
降体52が上記ピストンロッド63bのストロークの2
倍の長さに相当する高さだけ上昇されて前側ボビン交換
ヘッド71を第14図の(2)に示すように上昇させる
。この前側ボビン交換ヘッド71の上昇により3本のボ
ビン支持体91の嵌合部92aが予備ボビンハンガー2
3に吊持されている3本の篠巻ボビン1aの下部孔に夫
々嵌合すると共にボビン受止体94の受部94aを予備
ボビンハンガー23の外れ位置迄押上げる。この状態で
は前側チェンジパー71Aは両端部の平行リンク77で
後側チェンジパー69Aよりも相当高い所に支持され、
この後側チェンジパー69Aの機台3側部分が大きく開
放される。
前側ボビン交換ヘッド71が成程度上昇された後。
後側用前後動装置96の前後動シリンダ99が作動して
ピストンロッド99bが前進端に突出し。
ピストンロッド99bが前進端に突出し。
これにより平行リンク74が機台3方向へ前傾されて後
側ボビン交換ヘッド69を第14図(3)に示すように
前側ボビン交換ヘッド71の下方をくぐらせて移動させ
、後側ボビン交換ヘッド69の3本のボビン支持体78
を3本の残粗糸ボビン1cの真下に位置させる。次に内
側用昇降装置56の昇降シリンダ58が作動してピスト
ンロッド58bが中間位置迄突出し、これにより内側昇
降体48が上昇されて後側ボビン交換ヘッド69を上昇
させる。後側ボビン交換ヘッド69の上昇により3本の
ボビン支持体78の嵌合部80aが第1.4図(4)に
示すように3本の残粗糸ボビンICの下部孔に夫々嵌合
すると共にボビン受止体81の受部81aが残粗糸ボビ
ンICを前列ボビンハンガー11の外れ位置迄押上げる
。またボビン支持体78が残粗糸ボビン1cを押上げる
とき残粗糸ボビン回転用のモータ86の駆動軸86aが
巻戻し方向へ一時的に回転して各ボビン支持体78の支
持軸80やボビン受止体81を回転させ、これにより各
残粗糸ボビン1cを上記押上げ動作と共に篠巻戻し方向
へ僅かに回転させる。従って。
側ボビン交換ヘッド69を第14図(3)に示すように
前側ボビン交換ヘッド71の下方をくぐらせて移動させ
、後側ボビン交換ヘッド69の3本のボビン支持体78
を3本の残粗糸ボビン1cの真下に位置させる。次に内
側用昇降装置56の昇降シリンダ58が作動してピスト
ンロッド58bが中間位置迄突出し、これにより内側昇
降体48が上昇されて後側ボビン交換ヘッド69を上昇
させる。後側ボビン交換ヘッド69の上昇により3本の
ボビン支持体78の嵌合部80aが第1.4図(4)に
示すように3本の残粗糸ボビンICの下部孔に夫々嵌合
すると共にボビン受止体81の受部81aが残粗糸ボビ
ンICを前列ボビンハンガー11の外れ位置迄押上げる
。またボビン支持体78が残粗糸ボビン1cを押上げる
とき残粗糸ボビン回転用のモータ86の駆動軸86aが
巻戻し方向へ一時的に回転して各ボビン支持体78の支
持軸80やボビン受止体81を回転させ、これにより各
残粗糸ボビン1cを上記押上げ動作と共に篠巻戻し方向
へ僅かに回転させる。従って。
ボビン支持体78によって残粗糸ボビン1cを押上げて
も紡出中の篠が切れるようなトラブルを解消できる。
も紡出中の篠が切れるようなトラブルを解消できる。
その後昇降シリンダ58のピストンロッド58bが没入
動作して内側昇降体48及び後側ボビン交換ヘッド69
を下降させ、これにより各ボビン支持体78は第14図
の(5)に示すように残粗糸ボビン1cを前列ボビンハ
ンガー11から離脱させて下降させる。上記のようにボ
ビン支持体78が残粗糸ボビン1cを下降させるとき、
上記モータ86の駆動軸86aが今度は篠巻取り方向へ
一時的に回転して各ボビン支持体78の支持軸80やボ
ビン受止体81を篠巻取り方向へ回転させ。
動作して内側昇降体48及び後側ボビン交換ヘッド69
を下降させ、これにより各ボビン支持体78は第14図
の(5)に示すように残粗糸ボビン1cを前列ボビンハ
ンガー11から離脱させて下降させる。上記のようにボ
ビン支持体78が残粗糸ボビン1cを下降させるとき、
上記モータ86の駆動軸86aが今度は篠巻取り方向へ
一時的に回転して各ボビン支持体78の支持軸80やボ
ビン受止体81を篠巻取り方向へ回転させ。
これにより各残粗糸ボビン1cを下降と共に篠巻取り方
向へ回転させる。従って、夫々の残粗糸ボビン1cから
引出されてロービングガイド2に通されている篠がロー
ビングガイド2と残粗糸ボビン10間で引っ張り切断さ
れ、またその切断によって垂れ下がる粗糸は残粗糸ボビ
ン1cの篠巻取方向の回転によって小ボビン1cに完全
に巻取られ、切断による組糸の垂れ下がりが無くなる。
向へ回転させる。従って、夫々の残粗糸ボビン1cから
引出されてロービングガイド2に通されている篠がロー
ビングガイド2と残粗糸ボビン10間で引っ張り切断さ
れ、またその切断によって垂れ下がる粗糸は残粗糸ボビ
ン1cの篠巻取方向の回転によって小ボビン1cに完全
に巻取られ、切断による組糸の垂れ下がりが無くなる。
次に前後動シリンダ99が没入動作して平行リンク74
を元位置へ戻り揺動させ、その結果後側ボビン交換ヘッ
ド69は第14図(6)に示すように元位置に後退移動
されて3本の残粗糸ボビン1cを上昇中の前側ボビン交
換ヘッド71の下方をくぐらせて後退させる。なお、モ
ータ86による残粗糸ボビン1cの篠巻取方向の回転は
ボビン交換ヘッド78が第14図(6)に示す元位置に
戻された後又は元位置に向けて移動される途中に行って
も良い。然る後昇降シリンダ63のピストンロッド58
bが後退端に没入動作して外側昇降体52及び前側ボビ
ン交換ヘッド71を第14図(7)に示すように元位置
に下降させ、これによりボビン支持体91は篠巻ボビン
1aを予備ボビンハンガー23から離脱させて下降させ
、後側ボビン交換ヘッド69で取外された残粗糸ボビン
1cの前方に位置させる。
を元位置へ戻り揺動させ、その結果後側ボビン交換ヘッ
ド69は第14図(6)に示すように元位置に後退移動
されて3本の残粗糸ボビン1cを上昇中の前側ボビン交
換ヘッド71の下方をくぐらせて後退させる。なお、モ
ータ86による残粗糸ボビン1cの篠巻取方向の回転は
ボビン交換ヘッド78が第14図(6)に示す元位置に
戻された後又は元位置に向けて移動される途中に行って
も良い。然る後昇降シリンダ63のピストンロッド58
bが後退端に没入動作して外側昇降体52及び前側ボビ
ン交換ヘッド71を第14図(7)に示すように元位置
に下降させ、これによりボビン支持体91は篠巻ボビン
1aを予備ボビンハンガー23から離脱させて下降させ
、後側ボビン交換ヘッド69で取外された残粗糸ボビン
1cの前方に位置させる。
次に前側用前後動装置97の前後動シリンダ101が作
動してピストンロッド101bが前進端に突出し、前側
ボビン交換ヘッド71を第14図(8)に示すように前
進させて3本の前列ボビンハンガー11の真下に夫々位
置させ、また後側用前後動装置96の前後動シリンダ9
9が作動してピストンロッド99bが中間位置迄突出作
動し、後側ボビン交換ヘッド69を前進させて3本の残
粗糸ボビン1cを篠巻ボビン1aを取外した3本の予備
ボビンハンガー23の゛真下に夫々位置させる。次に昇
降シリンダ58のピストンロッド58bが前進端に突出
動作し、内側昇降体48及び後側ボビン交換ヘッド69
を第14図(9)に示すように上昇させて3本の残粗糸
ボビン1cの上部孔を3本の予備ボビンハンガー23に
嵌挿させ。
動してピストンロッド101bが前進端に突出し、前側
ボビン交換ヘッド71を第14図(8)に示すように前
進させて3本の前列ボビンハンガー11の真下に夫々位
置させ、また後側用前後動装置96の前後動シリンダ9
9が作動してピストンロッド99bが中間位置迄突出作
動し、後側ボビン交換ヘッド69を前進させて3本の残
粗糸ボビン1cを篠巻ボビン1aを取外した3本の予備
ボビンハンガー23の゛真下に夫々位置させる。次に昇
降シリンダ58のピストンロッド58bが前進端に突出
動作し、内側昇降体48及び後側ボビン交換ヘッド69
を第14図(9)に示すように上昇させて3本の残粗糸
ボビン1cの上部孔を3本の予備ボビンハンガー23に
嵌挿させ。
また昇降シリンダ63のピストンロッド63bが中間位
置迄突出作動し、外側昇降体52及び前側ボビン交換ヘ
ッド71を上昇させて3本の篠巻ボビン1aを上記残粗
糸ボビンlcを取外した後の3本の前列ボビンハンガー
11に嵌挿させる。然る後、昇降シリンダ58.63の
ピストンロッド58b、63bが没入動作して後側ボビ
ン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘッド71を第14
図(9)に示すように下降させ、これにより3本の残粗
糸ボビン1cは予備ボビンハンガー23に、3本の篠巻
ボビン1aは前列ボビンハンガー11に吊持される。そ
の後1前後動シリンダ99,101のピストンロッド9
9b、101bが没入動作して後側ボビン交換ヘッド6
9と前側ボビン交換へラド71を第14図(1)に示す
元位置に後退移動させ、一連のボビン交換動作を完了す
る。
置迄突出作動し、外側昇降体52及び前側ボビン交換ヘ
ッド71を上昇させて3本の篠巻ボビン1aを上記残粗
糸ボビンlcを取外した後の3本の前列ボビンハンガー
11に嵌挿させる。然る後、昇降シリンダ58.63の
ピストンロッド58b、63bが没入動作して後側ボビ
ン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘッド71を第14
図(9)に示すように下降させ、これにより3本の残粗
糸ボビン1cは予備ボビンハンガー23に、3本の篠巻
ボビン1aは前列ボビンハンガー11に吊持される。そ
の後1前後動シリンダ99,101のピストンロッド9
9b、101bが没入動作して後側ボビン交換ヘッド6
9と前側ボビン交換へラド71を第14図(1)に示す
元位置に後退移動させ、一連のボビン交換動作を完了す
る。
上記動作完了信号により位置決め装置が作動して篠交換
機27の位置決め動作を解除し、その後走行モータ30
が再び駆動されて篠交換機27を第6図において左方向
へ走行させる。この篠交換機27は次の3本の残粗糸ボ
ビン1cと篠巻ボビン1aを交換する作業位置に停止さ
れ、上記ボビン交換動作を繰り返す。以後、上記動作を
機台3の一端側から他端側へ順次繰返していくことによ
ってその精紡機の篠交換を完了する。
機27の位置決め動作を解除し、その後走行モータ30
が再び駆動されて篠交換機27を第6図において左方向
へ走行させる。この篠交換機27は次の3本の残粗糸ボ
ビン1cと篠巻ボビン1aを交換する作業位置に停止さ
れ、上記ボビン交換動作を繰り返す。以後、上記動作を
機台3の一端側から他端側へ順次繰返していくことによ
ってその精紡機の篠交換を完了する。
次に篠交換方法の異なる実施例を第15図に基いて説明
するが、後側ボビン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘ
ッド71の作動機構については上記実施例と同じである
ので後側ボビン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘッド
71の動きで説明する。またこの実施例において前側ボ
ビン交換ヘッド71のボビン支持体9Leを上記実施例
のボビン支持体78と同じように構成し、後側ボビン交
換ヘッド69のボビン支持体78eを上記実施例のボビ
ン支持体91と同じように構成しである。
するが、後側ボビン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘ
ッド71の作動機構については上記実施例と同じである
ので後側ボビン交換ヘッド69と前側ボビン交換ヘッド
71の動きで説明する。またこの実施例において前側ボ
ビン交換ヘッド71のボビン支持体9Leを上記実施例
のボビン支持体78と同じように構成し、後側ボビン交
換ヘッド69のボビン支持体78eを上記実施例のボビ
ン支持体91と同じように構成しである。
先ず、第15図(1)の状態から第15図(2)に示す
ように前側ボビン交換ヘッド71を前進させてボビン支
持体91eを前列ボビンハンガー11に挿着されている
残粗糸ボビン1cの真下に移動させ、後側ボビン交換ヘ
ッド69を前進させてボビン支持体78eを予備ボビン
ハンガー23に挿着されている篠巻ボビン1aの真下に
移動させる。次に第15図(3)に示すように前側ボビ
ン交換ヘッド71を上昇させてボビン支持体91eを残
粗糸ボビン1cの下部孔に嵌合させると共にその残粗糸
ボビン1cを押上げ、同時にこの残粗糸ボビン1cを篠
巻戻し方向へ僅かに回転させ、また後側ボビン交換ヘッ
ド69を上昇させてボビン支持体78eを篠巻ボビン1
aの下部孔に嵌合させると共にその篠巻ボビン1aを押
上げる。次に第15図(4)に示すように前側ボビン交
換ヘッド71を下降させて残粗糸ボビン1cを前列ボビ
ンハンガー11から取外すと共にその残粗糸ボビン1c
を篠巻取り方向へ回転させて紡出中の篠を残粗糸ボビン
1cとロービングガイド2との間で切断すると共にその
切断によって垂れ下がる粗糸を残粗糸ボビン1cに巻取
る。また後側ボビン交換ヘッド69を下降させて篠巻ボ
ビンlaを予備ボビンハンガー23から取外す、その後
第15図(5)に示すように後側ボビン交換ヘッド69
と前側ボビン交換ヘッド71とが元位置に後退移動し、
然る後第15図(6)に示すように前側ボビン交換ヘッ
ド71を上昇させて残粗糸ボビン1Cの上部孔を予備ボ
ビンハンガー23に嵌合させる6次に前側ボビン交換ヘ
ッド71が上昇されている状態で、第15図(7)に示
すように後側ボビン交換ヘッド69を前進させて篠巻ボ
ビン1aを前側ボビン交換ヘッド71の下方をくぐらせ
て前列ボビンハンガー11の真下に移動させる。次に第
15図(8)に示すように後側ボビン交換ヘッド69を
上昇させて篠巻ボビン1aの上部孔を前列ボビンハンガ
ー11に嵌合させ、その後第15図(9)に示すように
後側ボビン交換ヘッド69が下降し、然る後第15図(
10)に示すように後側ボビン交換ヘッド69を前側ボ
ビン交換ヘッド71の下方をくぐらせて元位置に後退移
動させる。次に、前側ボビン交換ヘッド71を第15図
(1)に示す元位置に下降させ、これにより一連のボビ
ン交換動作が完了する。
ように前側ボビン交換ヘッド71を前進させてボビン支
持体91eを前列ボビンハンガー11に挿着されている
残粗糸ボビン1cの真下に移動させ、後側ボビン交換ヘ
ッド69を前進させてボビン支持体78eを予備ボビン
ハンガー23に挿着されている篠巻ボビン1aの真下に
移動させる。次に第15図(3)に示すように前側ボビ
ン交換ヘッド71を上昇させてボビン支持体91eを残
粗糸ボビン1cの下部孔に嵌合させると共にその残粗糸
ボビン1cを押上げ、同時にこの残粗糸ボビン1cを篠
巻戻し方向へ僅かに回転させ、また後側ボビン交換ヘッ
ド69を上昇させてボビン支持体78eを篠巻ボビン1
aの下部孔に嵌合させると共にその篠巻ボビン1aを押
上げる。次に第15図(4)に示すように前側ボビン交
換ヘッド71を下降させて残粗糸ボビン1cを前列ボビ
ンハンガー11から取外すと共にその残粗糸ボビン1c
を篠巻取り方向へ回転させて紡出中の篠を残粗糸ボビン
1cとロービングガイド2との間で切断すると共にその
切断によって垂れ下がる粗糸を残粗糸ボビン1cに巻取
る。また後側ボビン交換ヘッド69を下降させて篠巻ボ
ビンlaを予備ボビンハンガー23から取外す、その後
第15図(5)に示すように後側ボビン交換ヘッド69
と前側ボビン交換ヘッド71とが元位置に後退移動し、
然る後第15図(6)に示すように前側ボビン交換ヘッ
ド71を上昇させて残粗糸ボビン1Cの上部孔を予備ボ
ビンハンガー23に嵌合させる6次に前側ボビン交換ヘ
ッド71が上昇されている状態で、第15図(7)に示
すように後側ボビン交換ヘッド69を前進させて篠巻ボ
ビン1aを前側ボビン交換ヘッド71の下方をくぐらせ
て前列ボビンハンガー11の真下に移動させる。次に第
15図(8)に示すように後側ボビン交換ヘッド69を
上昇させて篠巻ボビン1aの上部孔を前列ボビンハンガ
ー11に嵌合させ、その後第15図(9)に示すように
後側ボビン交換ヘッド69が下降し、然る後第15図(
10)に示すように後側ボビン交換ヘッド69を前側ボ
ビン交換ヘッド71の下方をくぐらせて元位置に後退移
動させる。次に、前側ボビン交換ヘッド71を第15図
(1)に示す元位置に下降させ、これにより一連のボビ
ン交換動作が完了する。
なお本願にあっては1種々の篠交換機に実施でき、例え
ば篠巻ボビンと残粗糸ボビンを1本ずつ或は2本ずつ交
換していく篠交換機に実施しても良い。
ば篠巻ボビンと残粗糸ボビンを1本ずつ或は2本ずつ交
換していく篠交換機に実施しても良い。
発明の効果
以上のように本発明にあっては、クリールの残粗糸ボビ
ンと予備の篠巻ボビンとを機械的に交換できて、大幅な
省力化を図ることができ、しがも残粗糸ボビンをクリー
ルのボビンハンガーから取外して予備レール位置のボビ
ンハンガーに装着するとき、ボビン交換ヘッドに備えた
ボビン支持体を篠巻取方向へ積極的に回転駆動させ得る
ようにしたので、篠交換時に組糸の切断によって残粗糸
ボビンから垂れ下がる残粗糸を残粗糸ボビンに巻取るこ
とができ、その結果篠交換後に残粗糸ボビンを移送する
際残粗糸ボビンの残粗糸が解ける事故を人手を要するこ
となく防止でき、篠交換作業の作業性の向上や省力化を
図ることができる効果がある。
ンと予備の篠巻ボビンとを機械的に交換できて、大幅な
省力化を図ることができ、しがも残粗糸ボビンをクリー
ルのボビンハンガーから取外して予備レール位置のボビ
ンハンガーに装着するとき、ボビン交換ヘッドに備えた
ボビン支持体を篠巻取方向へ積極的に回転駆動させ得る
ようにしたので、篠交換時に組糸の切断によって残粗糸
ボビンから垂れ下がる残粗糸を残粗糸ボビンに巻取るこ
とができ、その結果篠交換後に残粗糸ボビンを移送する
際残粗糸ボビンの残粗糸が解ける事故を人手を要するこ
となく防止でき、篠交換作業の作業性の向上や省力化を
図ることができる効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は篠交換方法
の概略を示す説明図、第2図は篠交換装置の説明図、第
3図は第2図の予備レール部分の拡大図、第4図は■−
IV線拡大線面大断面図図は篠交換機の断面図、第6図
は篠交換機の一部を断面にして示す側面図、第7図は篠
交換機の平面図。 第8図は第6図の■−■線拡線断大断面図9図は後側ボ
ビン交換ヘッドを示す拡大平面図、第10図は第9図の
側面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第
12図は後側ボビン交換ヘッドを示す断面図、第13図
は作動を示すフローチャート図、第14図(1)〜(1
0)は篠交換機の作動順に示す説明図、第15図(1)
〜(10)は篠交換方法の異なる例を示す説明図である
。 1a・・・篠巻ボビン、1c・・・残粗糸ボビン、3・
・・機台、11・・・前列ボビンハンガー、14・・・
予備レール、23・・・予備ボビンハンガー、26・・
・篠交換機、69・・・後側ボビン交換ヘッド、71・
・・前側ボビン交換ヘッド、78.91・・・ボビン支
持体特許出願人 豊和工業株式会社 第1rIJ 第2図 第5図 第6図 第9図 第10@ 第11@ 第12図 第15Fl (力
の概略を示す説明図、第2図は篠交換装置の説明図、第
3図は第2図の予備レール部分の拡大図、第4図は■−
IV線拡大線面大断面図図は篠交換機の断面図、第6図
は篠交換機の一部を断面にして示す側面図、第7図は篠
交換機の平面図。 第8図は第6図の■−■線拡線断大断面図9図は後側ボ
ビン交換ヘッドを示す拡大平面図、第10図は第9図の
側面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第
12図は後側ボビン交換ヘッドを示す断面図、第13図
は作動を示すフローチャート図、第14図(1)〜(1
0)は篠交換機の作動順に示す説明図、第15図(1)
〜(10)は篠交換方法の異なる例を示す説明図である
。 1a・・・篠巻ボビン、1c・・・残粗糸ボビン、3・
・・機台、11・・・前列ボビンハンガー、14・・・
予備レール、23・・・予備ボビンハンガー、26・・
・篠交換機、69・・・後側ボビン交換ヘッド、71・
・・前側ボビン交換ヘッド、78.91・・・ボビン支
持体特許出願人 豊和工業株式会社 第1rIJ 第2図 第5図 第6図 第9図 第10@ 第11@ 第12図 第15Fl (力
Claims (1)
- 1、精紡機の機台の長手方向に沿って移動し、ボビン交
換ヘッドの移動により、クリールのボビンハンガーに吊
下されている残粗糸ボビンと予備レール位置のボビンキ
ャリジのボビンハンガーに吊下されている篠巻ボビンと
を交換する篠交換機において、上記ボビン交換ヘッドに
ボビンの下部孔に嵌合可能なボビン支持体を積極回転可
能に備えさせて成ることを特徴とする篠交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826089A JPH0280629A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 篠交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826089A JPH0280629A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 篠交換機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18151883A Division JPS6071724A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 精紡機の篠交換方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280629A true JPH0280629A (ja) | 1990-03-20 |
JPH0236692B2 JPH0236692B2 (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=14480146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10826089A Granted JPH0280629A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 篠交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280629A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120826A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-18 | Howa Mach Ltd | 精紡機における篠交換方法および装置 |
JPS607172A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体メモリセル |
JPS6251577A (ja) * | 1985-08-31 | 1987-03-06 | Howa Mach Ltd | 小玉ボビンの残篠巻取方法 |
JPS62268829A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-21 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 篠替機の残糸ボビン取出装置 |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP10826089A patent/JPH0280629A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120826A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-18 | Howa Mach Ltd | 精紡機における篠交換方法および装置 |
JPS607172A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体メモリセル |
JPS6251577A (ja) * | 1985-08-31 | 1987-03-06 | Howa Mach Ltd | 小玉ボビンの残篠巻取方法 |
JPS62268829A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-21 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 篠替機の残糸ボビン取出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236692B2 (ja) | 1990-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0280629A (ja) | 篠交換機 | |
JP2906735B2 (ja) | 粗紡機における玉揚装置 | |
JPS6331565B2 (ja) | ||
KR0139236B1 (ko) | 조방기에서의 관 교체 방법 및 관 교체 장치(Method and apparatus of doffing and donning bobbins in a roving machine) | |
JP2503963B2 (ja) | 精紡機における篠替機 | |
JP3074945B2 (ja) | 粗紡機における管替方法及び管替装置 | |
JPH0585658B2 (ja) | ||
JPH08113835A (ja) | 粗紡機のボビン載置台 | |
JP2973652B2 (ja) | 精紡機のロービングガイドへの粗糸掛け方法 | |
JP2684777B2 (ja) | 粗糸端位置整列装置 | |
JPH08127922A (ja) | ボビン搬送レールの位置決め装置 | |
JPH07100890B2 (ja) | 篠替機の残糸ボビン取出装置 | |
JPH0586523A (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH07103495B2 (ja) | 精紡機の篠替方法とその方法の実施に使用するボビン取卸機 | |
JPH0586529A (ja) | トラベラー交換機の走行方法 | |
JPH0586517A (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH07122185B2 (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH0586524A (ja) | トラベラー交換機及びトラベラー交換方法 | |
JPH07122184B2 (ja) | トラベラー交換機 | |
JP2002285435A (ja) | 粗紡機の管替装置 | |
JPH0586525A (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH07111014B2 (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH0586522A (ja) | トラベラー交換機 | |
JPH0791706B2 (ja) | 粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置 | |
JPH0768653B2 (ja) | 篠替機の残糸ボビン取出し方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |