JPS6071724A - 精紡機の篠交換方法及びその装置 - Google Patents

精紡機の篠交換方法及びその装置

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JPS6071724A
JPS6071724A JP18151883A JP18151883A JPS6071724A JP S6071724 A JPS6071724 A JP S6071724A JP 18151883 A JP18151883 A JP 18151883A JP 18151883 A JP18151883 A JP 18151883A JP S6071724 A JPS6071724 A JP S6071724A
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hanger
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bobbin hanger
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Kanehiro Ito
伊藤 兼広
Kazuo Yamada
一夫 山田
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Howa Machinery Ltd
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Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/005Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing empty packages or cans and replacing by completed (full) packages or cans at paying-out stations; also combined with piecing of the roving

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は精紡機の篠交換方法及び装置に関するもので
、詳しくは精紡機のクリールに前、後2列のボビンハン
ガーを設置し、この前列ボビンハンガーの手前上方に予
備レールを設置してその予備レールに予備ボビンハンガ
ーを配設し、上記前列ボビンハンガーに挿着されたボビ
ンが小ボビン(空ボビンも含む)になったときの小ボビ
ンと上記予備ボビンハンガーに予め挿着されている満ボ
ビンとを交換する精紡機の篠交換方法及びその方法を実
施する為の篠交換装置に関するものである。
従来技術及びその問題点 一般に精紡機のクリールに仕掛ける粗紡機揚がりの篠巻
ボビンは、満ボビンの巻径が精紡機のスピンドルピンチ
より大きく、その為篠巻ボビンを吊持するボビンハンガ
ーをクリールにスピンドルピッチの2倍の間隔で機台長
手方向に2列配置し、これらの前、後列のボビンハンガ
ー間にはロービングガイドを配設し、前、後2列のボビ
ンハンガーに篠巻ボビンを挿着し、これらの篠巻ボビン
からの組糸をロービングガイドに案内させて引出すよう
になっている。そして前、後列の篠巻ボビンが空ボビン
になると、これらの空ボビンをボビンハンガーから取外
し、その後ボビンハンガーに予め用意した満ボビンを人
手により挿着して篠交換している。ところが、上記篠巻
ボビンは作業員の背丈よりも高い所に吊下げるものであ
り、またその満ボビンの重量が近年では非常に大きくな
って3kgを越えるようになり、しかもその篠巻ボビン
は精紡機1台当たり数百側(通常400個前後)という
多数を取扱うものである為、上記篠交換作業はかなりの
重労働となり、極めて多くの人手を要すると共に作業能
率が低下する問題があった。
そこで本願出願人は本願に先立ち」二記篠交換作業を機
械的に行うようにした篠交換方法及び装置を開発し、特
開昭58−81631号公報として公開されている。こ
の篠交換方法は前、後2列のボビンハンガーのうち一方
の列のボビンハンガーには中玉のボビンを仕掛け、他方
の列のボビンハンガーには満ボビンを仕掛けて紡出を行
ない、上記中玉ボビン(中ボビンと記す)が小玉(空も
含む)となり、満ボビンが中玉になったとき、前列の小
玉ボビン(小ボビンと記す)を予め用意した満ボビンと
交換し、このボビン交換に先立って又はボビン交換後に
、前列ボビンと後列ボビンの位置をボビンハンガーごと
入替えるようにしている。ところが、上記篠交換方法に
おける前列の小ボビンと満ボビンとの交換方法にあって
は、前列ボビンハンガーの手前上方に設置した予備レー
ルに予備ボビンハンガーを前列ボビンハンガーと同ピツ
チでかつその前列ボビンハンガーに対して半ピツチずれ
るように配設すると共にこれらの予備ボビンハンガーの
端部に交換用のボビンハンガーを1つ余分に配設し、左
、右一対の交換腕のうち一方の交換腕のペッグで前列の
1つの小ボビンを抜取って上記交換用のボビンハンガー
に挿着し、他方の交換腕のベツグで予備ボビンハンガー
の1つノ満ボビンを抜取って上記小ボビンを抜取った後
の前列ボビンハンガーに挿着し、1本ずつ篠交換するよ
うになっているので、−列全部の篠交換を完了する迄に
多くの時間を要し、しかも篠交換動作の回数も多くなっ
て動力費が多くなり、今だ充分に満足し得るものではな
かった。
目的と概要 そこで本発明は上記先行技術の問題点に鑑み、前列ボビ
ンハンガーに挿着されている小ボビンと予備レールの予
備ボビンハンガーに挿着されている満ボビンとを複数本
ずつ効率良く交換し得るようにした精紡機の篠交換方法
及びその装置を提供しようとするもので、その方法は機
台に沿って走行可能な篠交換機に上下、前後動可能な前
、後2組のチェンジバーを備え、これらのチェンジバー
に複数のボビン支持体を前列ボビンハンガーと同一ピン
チで設け、これらの前、後側チェンジバーを上下、前後
動させることによってこれらの何れか一方のチェンジバ
ーのボビン支持体で予備ボビンハンガーΦ複数の満ボビ
ンを、他方のチェンジバーのボビン支持体で前列ボビン
ハンガーの複数の小ボビンを夫々抜取り、その後これら
の抜取った満ボビンを上記小ボビンが抜取られた前列ボ
ビンハンガーに小ボビンを上記満ボビンが抜取られた予
備ボビンハンガーに夫々挿着させる方法であって、上記
後側チェンジバーは前側チェンジバーが予備ボビンハン
ガーに向けて上昇されている間にその前側チェンジバー
の下をくぐり抜けることにより、前列ボビンハンガーに
向けて前後動させて予備ボビンハンガーの満ボビンと前
列ボビンハンガーの小ボビンを複数毎交換し、この交換
を機台の一端側から他端側へ順次繰返していくことを特
徴としている。またその装置は、機台の前面に沿って走
行可能は篠交換機を備え、その篠交換機の本体に2組の
昇降体を昇降可能に配設すると共にこれらの昇降体を夫
々昇降させ得る昇降装置を付設し、上記両昇降体の上方
に走行方向に対して平行な前、後2組のチェンジバーを
配設し、これらのチェンジバーの上面に複数のボビン支
持体を上記前列ボビンハンガーと同ピンチに夫々設け、
上記前側チェンジバーを上記一方の昇降体に、後側チェ
ンジバーを上記他方の昇降体に夫々左、イー12組の前
、後2本の平行リンクで前後動可能に連結し、上記2組
のチェンジバーの平行リンクとこれらの平行リンクに対
応する昇降体との間には夫々の平行リンクを前後回動さ
せ得る前−後動装置を付設し、更に上記前、後側チェン
ジバーの平行リンクは前側チェンジバーを一1z界させ
た状態で後側チェンジバーをその前側チェンジバ〜の下
方をくぐらせて前後動させ得るように構成したことを特
徴としている。
実施例 次に本願の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は篠交換方法の概略を示し、クリ−ルの後列(B
)に中ボビンlbを前列(ド)に満ボビン1aを仕掛け
て紡出を行ない、その中ボビン1bが小ボビン1cに、
満水ビン1aが中ボビン1bになった時点で、図示の如
く後列(B)の小ポピン1cと前列(F)の中ボビンl
bをローピンクガイド2方向へ互いに接近移動させた後
これらの小ボビン1cと中ボビン1bをロービングガイ
ド2を中心にして180度旋同右せ、然る後それらの小
ボビン1cと中ボビン1bをロービングガイド2から遠
ざかる方向へ移動させてボビンの仕掛は位置に位置させ
、以上の動作を順次繰り返すことにより前、後列のボビ
ンを夫々1本ずつ入れ換えるようになっている。また上
記ボビンの入れ換えによって前列(F)が小ボビン1c
になった後、この前列(F)の3本の小ボビン1cを後
述の篠交換機を用いて予備列(R)の3本の満ボビンl
aと同時に入れ換えるようになっている。これらの前列
(F)の小ボビン1cと予備列(R)の満ボビン1aと
の交換は第2図〜第16図に示すようにして行われる。
第2図はその前列(F)の小ボビン1cと予備列(R)
の満ボビン1aとを交換する篠交換装置を示している。
この第2図において、精紡機の機台3の中央部に機台長
手方向に適宜な間隔で精紡クリールのクリールピラー4
が樹立され、精紡機の牽伸部5上方には、上記クリール
ピラー4に支持ブラケツ1へ6.7及び吊下杆8を用い
て支持された前、後2本のレール9.10に夫々ボビン
ハンガー11.12が支承されている。これらの前、後
レール9、lOのボビンハンガー11.12は第1図に
示すように牽伸部5の2ピッチ毎即ち2スピンドルピツ
チ毎に夫々前後に対向するように配設されている一゛こ
の前レール9のボビンハンガー11を前列ボビンノーン
ガー11、後レール10のボビンハンガー12を後列の
ボビンハンガー12と記す。」二記曲、後列ボビンハン
ガー11.12の中間部下方には略リング状のロービン
グガイド2がクリールピラ−4に支持杆13を用いて支
持されている。」二記前列ボビンハンガー11の手前上
方には上記支持ブラケット6の先端部に取付けられた予
備レール14が機台長手方向に長く配設されて(する。
この予備レール14はスピンドル15に沿う通路の上方
に位置され、機台3の全長に亘って延びている。またこ
の予備レール14は一般的には案内レールによって粗紡
機の設置場所上方へ接続され、後述のボビンキャリジを
粗紡機位置から各予備レール14へ及びその逆方向へ移
動させ得るようになっている。
上記予備レール14は第3図に示すように断面形状口形
の下部が開口した中空柱状体に形成されている。この予
備レール14の両端は開口され、この開口端からボビン
キャリジ16が出入り自在に挿入されるようになってい
る。上記ボビンキャリジ16は第3図、第4図に示すよ
うに細長いキャリジバー17を備え、このキャリジバー
17の上面には複数の垂直ガイドローラ18、複数の水
平ガイドローラ19及び1本のストップピン20が設け
られている。上記垂直ガイドローラ18は、予備レール
14の水平面14a上に転勤自在に載置され、水手ガイ
ドローラ18は予備レール14の相対向する垂直面14
b間に嵌合されるようになっている。またストップピン
20はキャリジバー17の一端に取付けられ、ボビンキ
ャリジ16が予備レール14に挿入されたとき、予備レ
ール14の一端部に取着されたスプリングキャッチ21
に挿入されて弾性的に把持され、また同時にキャリジバ
ー17が予備レール14のストッパ−22に当接され、
これによりキャリジバー17が位置決めされる。上記キ
ャリジバー17の下面にはクリール1列分即ち前列ボビ
ンハンガー11と同数の予備ボビンハンガー23がその
前列ボビンハンガー11と同ピツチの間隔で取イ」けら
れてν)る。
これらの予備ボビンハンガー23は一ヒー記゛キャリジ
バー17がストッパ−22に当接して位置決めされた時
点で、前列ボビンハンガー11と前後に対向するように
位置されている。なお、上記キャリジバー17は水平方
向へ回動自在にピン連結されて複数の部材で構成しても
良く、このようにすることによりボビンキャリジ16を
湾曲している案内レールで案内させることができる。上
記前列ボビンハンガー11には満ボビンl aを、後列
ボビンハンガー12には中ポビン1bを仕掛けて紡出運
転を行い、この前列の満ポビンlaが中ボビン1bに、
後列の中ボビン1bが中ボビンICになった時点で、こ
の前列の中ボビンlbと後列の小ボビン1cとを図示を
省略した篠入替機で第1図に示すように入れ替え、前列
に小ボビン1cが後列に中ボビン1bが位置するように
する。また上記ボビンキャリジ16の予備ボビンハンガ
ー23には、粗紡機位置で満ボビン1aが挿着され、そ
の後精紡機位置に移動され、遅くとも上記前、後列の篠
入替えが完了する前までに予備レール14内に挿入され
て位置決めされる。
次に上記機台3の前面上部には水平方向の上側ガイドレ
ール24が機台全長に亘って付設されており、この上側
ガイドレール24の外側面には前列ボビンハンガー11
のピッチ間隔と等しい間隔を置いてガイドピン25が多
数植設されている。
また機台の前面下部には傾き規制用の下側ガイドレール
26が機台全長に亘って付設されている。
上記機台3の前方には上記前列ボビンハンガーllに挿
着されている小ボビン1cと予備ボビンハンガー23に
挿着されている満ボビン1aとを3本ずつ交換していく
為の作業機として例示する篠交換機27が上、下側ガイ
ドレール24.26を利用して機台前面に沿って走行し
得るように接合されている。上記篠交換機27は第5図
〜第14図に示すように構成され、次にこの篠交換機2
7について説明する。先ず、この篠交換機27の本体2
8には第5図、第6図に示すようにその機台側側板28
aの上部に一対の上側ガイドローラ29.29が回転自
在に取付けられ、これらの上側ガイドローラ29.29
が上記」二側ガーイ1−レール24上に載置されるよう
になっている。これらの上側ガイドローラ29.29の
うち前側(第6図において左方)の上側ガイドローラ2
9は本体28に取着されているブレーキ付走行モータ3
oの駆動軸30aに連結され、駆動軸30aの矢印方向
への回転により篠交換機27を第6図の左方向へ走行さ
せるようになっている。上記走行モータ30は始動スイ
ッチの○N作動及び篠交換動作完了信号で回転駆動され
、本体に設けた図示しないリミットスイッチが機台に設
けた停止カム(図示省略)を検出すると停止されるよう
になっている。
また上記機台側側板28aの下部には一対の下側ガイド
ローラ31.31が回転自在に取付けられ、これらの下
側ガイドローラ31.31が上記下側ガイドレール26
に当接して篠交換機27を垂直状態の姿勢に維持するよ
うになっている。上記本体28の底面には篠交換機27
の重量を支える為の車軸装置32が備えられている。こ
の車軸装置32は篠交換機27を手押しで床面を走行さ
せることができ、篠換えを必要とする精紡機に容易に接
合させ得るように構成されているが、この構成に限定さ
れるものではない。この車輪装置32は特公昭57−4
3499号公報に開示されているものと略同じく構成さ
れている。先ず、本体28の底面には走行方向に対して
前端部に左、右一対の車軸33が回転自在に軸支されて
いる。本体28の底面の後端部には左、右一対の支持腕
34の一端部が夫々枢着され、これらの支持腕34の他
端部に足踏ペダル35の両端部が夫々固着されている。
この支持腕34は本体28との間に張設したばね36で
上方へ付勢され、本体28に設けたストッパー杆37に
当接されている。上記支持腕34には夫々車軸38が回
転自在に軸支されている。また本体28の底面の中間部
には左、右一対の支持腕39の一端部が夫々枢着され、
これらの支持腕39に大径の車輪40が夫々回転自在に
軸支されている。上記支持腕39と本体28の底面との
間には夫々圧縮ばね41が介装され、これらの圧縮ばね
41のばね力で篠交換機27の荷重を支えるようになっ
ている。上記支持1lil+!39の上方回動は本体2
8に設けたストッパー杆42によって所定位置で受止め
られるようになっている。−に記中央車輸40は前、後
の車軸33.38より低い位置になるように構成してあ
り、篠交換機27をその本体28に爪有けたハフ1−ル
43を持って天秤式に傾動させ得るようになっている。
従っ−C2篠交換機27の上側ガイドローラ29.29
を精紡機の上側ガイトレール24上から外した状態では
、篠交換機27を中央の一対のT4(輪40と前側の一
対の車軸33又は後側の−ZJの車輪38を用いて床面
上を安定走行させることができ、また篠交換機27を精
紡機に接合させる場合には、先ず篠交換機27を走行方
向側が高くなるようにして前側の上側ガイドローラ29
を上側ガイドレール24上に載せ、その後足踏ペダル3
5を足で踏み込んで篠交換機27の後部を押上げ、これ
により後側の上側ガイトローラ29を上側ガイドレール
24上に容易に載せることができる。
次に上記本体28には前列ボビンハンガー11の小ボビ
ン1cと予備ボビンハンガー23との交換を行う篠交換
ユニット44が備えられている。
この篠交換ユニソ1〜44は第5図〜第12図に示すよ
うに構成され、その大部分は本体28内の空間に配設さ
れている。この篠交換ユニット44にぺ おいて、45は本体28の中間板28bに固着された水
平方向のベースで、このベース45と本体28の天井板
28cとの間には第6図において左、右一対の内側ガイ
ドロンド46.46とこれらの内側ガイドロンド46.
46の左右面外側に位置された左、右一対の外側ガイド
ロッド47.47とが上下方向に固定的に配設されてい
る。これらの内側ガイドロッド46.46と外側ガイド
ロッド47.47とは第8図に示すように走行方向と平
行な線上に一列状態に位置され、また内側カイトロッド
46.46相互間には後述の昇降装置仕設置する為に大
きな間隔があけられている。上記内側ガイドロッド46
.46には内側昇降体48が昇降可能に取付けられてい
る。この内側昇降体48は第8図に示すように自体の透
孔49aが内側ガイドロンド46に摺動自在に嵌合−さ
れた左、右一対の摺動体49.49とこれらの摺動体4
9.49の機台側とは反対側の側面に一体的に連結され
た連結体50とで構成され、両槽動体49.49間に大
きな空間があけられている。」1記連結体50には上記
空間に向けて突出する引掛片51が一体に設けられてい
る。次に上記外側ガイトロノド47.47には外側昇降
体52が昇降可能に取付けられている。この外側昇降体
52は−1−配向側昇降体48と同様に自体の透孔53
aが外側ガイドロッド47に摺動自在に嵌合された左、
右−勾の摺動体53.53とこれらの摺動体53.53
の機台側の側面に一体的に連結された連結体54とで構
成され、上記内側昇降体48の昇降軌跡と干渉しないよ
うに位置されている。上記連結体54にも上記空間に向
けて突出する引掛片55が一体に設けられている。次に
上記内側昇降体48を昇降させる為の内側用昇降装置5
6と外側昇降体52を昇降させる為の外側用昇降装置5
7とが上記内側ガイドロッド46.46間のベース45
上に設置さえしている。この内側用昇降装置56は第5
図、第8図に示すように油圧利用の昇降シリンダ58の
シリンダ本体58aをそのビス1ヘンロツド58bが上
向きとなるようにベース45上に固定し、この昇降シリ
ンダ58のビス、トンロッド58bに鎖車59を回転自
在に軸支すると共にそのシリンダ本体58aの上端に固
着した固定板60に引掛片61を設け、上記鎖車59に
懸回したチェーン62の一端部を引掛片6jに、そのチ
ェーン62の他端部を引掛片51に夫々連結して構成し
である。また外側用昇降装置57も上記内側用昇降装置
56と同様に油圧利用の昇降シリンダ63のシリンダ本
体63aをそのピストンロッド63bが上向きとなるよ
うにベース45」二に固定し、この昇降シリンダ63の
ピストンロツ1〜63bに鎖車°64を回転自在に軸支
すると共にそのシリンダ本体63aの上端に固着した固
定板65に引掛片66を設け、上記鎖車64に懸回した
チェーン67の一端部を引掛片66に、そのチェーン6
7の他端部を引掛片55に夫々連結して構成しである。
なお上記昇降装置56.57はモー夕やスクリュー軸を
利用して構成しても良い。上記昇降シリンダ58.63
は第8図に示すように内側ガイドロッド46.46や外
側ガイドロッド47.47と一直線上に並ぶように位置
されている。次に、上記内側昇降体48と外側昇降体5
2の上方における天井板28cの上方には、上記内側昇
降体48に支持装置68を介して機台に向けて前後動可
能に取付けられた後側チェンジパー69と、上記外側昇
降体52に支持装置70を介して機台3に向けて前後動
可能に取付けられた前側チェンジバー71とが走行方向
に対して平行でかつ略同じ高さ位置に配設されている。
この後側チェンシバ−69は機台から遠い側に、前側チ
ェンジパー71は機台に近い側に位置され、この前側チ
ェンジパー71の左右両端部は後側チェンジパー69の
左右両端部より左右両外側に位置するように形成されて
いる。後側チェンジパー69の支持装置68は後側チェ
ンジパー69の左、右2箇所に内側昇降体48の左、右
の摺動体49.49と対応する取付板72.72を夫々
固着し、これらの取付板72.72には夫々天井板28
cの切欠溝73.73から上方へ突出されている前、後
2本の平行リンク74.74の上端部を回動自在に連結
し、こ2%らの平行リンク74.74の下端部を上記摺
動体49.49の内側面に夫々回動自在に連結し、これ
らの左、右2組の前、後2本の平行リンク74.74が
機台3側へ前後回動されると後側チェンジパー69を水
平状態のまま前後動させ得るように構成しである。上記
平行リンク74.74は前方回動時に精紡機と干渉しな
いようにくの字形に形成されているが、まっすぐにする
ことも可能である。また上記前側チェンジパー71の支
持装置70も上記支持装置68と略同じ様に前側チェン
ジパー71の左右両端部に外側昇降体52の左右の摺動
体53.53と対応する増刊板75.75を夫々固着し
、これらの取イ」板75.75には夫々天井板28cの
切欠溝76から上方へ突出されている前、後2本の平行
リンク77.77の上端部を回動自在に連結し、これら
の平行リンク77.77の下端部を上記摺動体53.−
5’3の外側面に夫々回動自在に連結し、左、右2組の
前、後2本の平行リンク77.77が機台3側へ前後回
動されると前側チェンジパー71を水平状態のまま前後
動させ得るように構成しである。」二記平行リンク77
.77もくの字形に折曲げられているが、まっすぐであ
っても良い。上記後側チェンジパー69上には第9図〜
第11図に示すように3本のボビン支持体78が上記前
列ボビンハンガー11と同ピツチに設けられている9、
これらのボビン支持体78は何れも同・しく構成しであ
る。このボビン支持体78は第11図に示すように後側
チェンジパー69に取付けた軸受79によって支持軸8
0を回転自在に支承させてこの支持軸8oの上端部にボ
ビンの下部孔に嵌脱可能な嵌合部8゜aを設け、その支
持軸8oの中間部には外周に鍔状の受部81aを有する
筒形のボビン受止体81を上下動可能に嵌合させると共
に、そのボビン受止体81を支持軸8oの基部に嵌着さ
れたばね受板83との間に介在したばね84で嵌合部8
0aに当接するように上向きに付勢して構成しである。
上記ボビン受止体81の受部81aはボビンの下部孔よ
り大きい径に形成してボビンを支持し得るようになって
おり、ボビン受止体81の筒状部外周は上記嵌合部80
aと同じが或は小さい外径に形成され、ボビンの下部孔
に嵌合させ得るようになっている。上記各ボビン支持体
78の支持軸80下端にはプーリ85が夫々固着されて
いる。また上記後側チェンジパー69上には小ボビン回
転用の減速機付モータ86が取付けられ、このモータ8
6の駆動軸86aが後側チェンジパー69の下側へ突出
されている。この駆動軸86aにプーリ87が固着され
、このプーリ87と上記各プーリ85及び2つのアイド
ルプーリ88.89間に第9図に示すようにベルト90
が懸回され、ll動軸86aが矢印方向へ回動されると
各ボビン受止体81が支持軸80と共に同一方向へ回動
されるようになっている。」二記1)if側チェンジハ
ーフ 14−にも第7図に示すように3本のボビン支持
体91が上記後側チェンジパー69のボビン支持体78
と前後に相対向するように設けられて・いる。これらの
ボビン支持体91は何れも同しく構成しである。このボ
ビン支持体91は第12図に示すように前側チェンジパ
ー71に支持軸92の下端部をばね受板93と共に締着
固定し、この支持軸92の上端部にボビンの下部孔に1
叙脱可能な嵌合部92aを設け、その支持軸92の中間
部には外周に鍔状の受部94aを有する筒形のボビン受
止体94を上下動可能に嵌合させると共に、そのボビン
受止体94を上記ばね受g’:):Nどの間に介在した
ばね95で嵌合部92aに当接するように」−向きに付
勢して構成しである。」二記後側チェンジパー69を支
える平行リンク74.7/lは後側用前後動装置96に
より前後回動され、前側チェンジパー71を支える平行
リンク77.77は前側用前後動装置97により重役回
動されるようになっている。この後側用前後動装置96
は第5図、第8図に示すように内側昇降体48の一方の
摺動体4つに固着した数句ブラケット98に油圧利用の
前後動シリンダ99のシリンダ本体99aを回動自在に
連結し、この前後動シリンダ99のピストンロソド99
bを後側の平行リンク74に回動自在に連結して構成し
である。この前後動シリンダ99は平行リンク74の回
動位置をリミソチスイソチで検出することによりピスト
ンロッド99bの移動を中間位置で停止させ得るように
構成してあり、ピストンロット9−9bが前進端に移動
されるとボビン支持体78を前列ボビンハンガー1jの
真下へ移動させ、ピストンロッド69上 9 bが中間
位置に移動されるとボビン支持体78を予備ボビンハン
ガー23の真下へ移動させ得るようになっている。また
前側用前後動装置97は外側昇降体52の一方の摺動体
53に固着された取付ブラケット100に油圧利用の前
後動シリンダ101のシリンダ本体101aを回動自在
に連結し、この前後動シリンダ101のピストンロノF
 I Ol bを後側の平行リンク77に回動自在に連
結して(14成しである。この前後動シリンダ101は
、ピストンロツド101bが前進端に移動されるとボビ
ン支持体9]を前列ボビンハンガー11の真下に移動さ
せ、ピストンロッド101bが後退端に移動されるとボ
ビン支持体9Iを予備ボビンハンガー23の真下に移動
させ得るようになっている。また上記昇降シリンダ58
、G3は内、外側昇降体48.52の昇降位置をリミノ
チスイッチで検出することによってピストンロノl’ 
!’) 81)、G 3 bを中間位置で停止させ得る
ように構成してあり、ピストンロッド58b、63bが
前進端に移動されると、ボビン支持体78.91を予備
ボビンハンガー23にボビンを着脱し得る高さに移動さ
せ、ビス1、ンロッド58b、63bが中間位置に移動
されると、ボビン支持体78.9■を前列ボビンハンガ
ー11にボビンを着脱し得る高さに移動させ得るように
なっている。
次に、上記本体28には篠交換機27を機台3前方の所
定の篠交換作業位置に正確に位置決めする為の位置決め
装置102が備えられている。この位置決め装置102
は第13図、第14図に示すように構成され、上記上側
ガイドレール24の側面に2スピドルピッチ間隔で設け
られているガイドピン25を利用して位置決めするよう
になっている。この位置決め装置102において、10
3は本体28の機台側の側板28aに形成された切欠窓
で、上側ガイドレール24と対向する高さ位置に開口さ
れている。この切欠窓103の左右側外側の側板213
a内面には夫々軸受104.104が固着されている。
これらの軸受104.104には位置決めドラム105
のドラム軸105aの両端部が走行方向の軸線の回りに
回転自在に支承されると共に軸線方向への動きが規制さ
れている。この位置決めドラム105はドラム軸105
aの半周面に半円筒状の円筒カム体105bを一体的に
固着して成る略半円柱状に形成され、この円筒カム体1
05bの周面には第13図に示すように回動方向の一端
側に向けて末広がりに広げられている平面形状V形の案
内’+6¥106aとその案内溝106の基部に連続し
て円筒カム体105bの他端部にかけて形成された位3
f決めil+¥106bどから成る嵌合溝106がスピ
ン1−ルピソチの間隔をあけて2つ形成されている。こ
の円筒カム体105のドラム軸線方向の長さ■7は一少
゛なくとも上記ガイドピン25の取イ4間隔2[)より
も長くなるように形成しである。また1−記円筒カム体
105bは第14図に示すように待機位置においては上
記切欠窓103よりも本体内側に位置され、第14図に
おいて時計回り方向へ回動させるとその切欠窓103か
ら本体28外へ突出して1嵌合i?i¥106を上側ガ
イドレール24のガイ1−ビン25を一係合させ得るよ
うに構成されている。−(二記1〜う18軸105aの
端部にはピニオン107が固着され、このピニオン10
7には側板28aに設けたブラケット108に枢着した
セクタギヤ109が噛合されている。このセクタギヤ1
09には外周方向へ突出する操作腕109aが形成され
ている。110は油圧利用の位置決めシリンダで、その
シリンダ本体110aの端部が本体28の底板28dに
回動自在に連結され、そのピストンロ7 F 110b
が上記操作腕109aに回動自在に連結されている。こ
の位置決めシリンダ1’ 10は通常はそのピストンロ
ッド110bが後退端に位置されて上記円筒カム化10
5bを待機位置に回動させておき、篠交換機27が作業
位置に停止されると、ピストンロソド110bが前進端
に突出移動して上記円筒カム化105bを位置決め作動
位置に回動させて位置決め溝106bをガイドピン25
に係合させるようになっている。
次に、上記構成の篠交換機27を用いて篠交換作業を行
う場合について説明する。先ず、精紡機のクリールに仕
掛けた前列の満ボビン1aが中ポビン1bに、後列の中
ボビン1bが小ボビン1cになった後図示しない篠入替
機によってその前列の中ボビン1bと後列の小ボビン1
cが入れ換えられ、また予備レール14には予備ボビン
ハンガー23に満ボビン1aを挿着した状態のボビンキ
ャリジ16が挿入位置決めされると2作業員が工場内の
所定位置に置かれている篠交換機27を手押し移動させ
てその精紡機の・端部に移動さ仕、その篠交換機27の
上側ガイ1−ローラ29.29を上側ガイドレール24
上に載せると共に下側ガイドローラ31.31を下側ガ
イドレール26に当接させて第5図に示すようにその精
u3機に接合させる。この状態では篠交換機27は垂直
状態の姿勢に保たれる。次に、作業員が始動スイッチを
ON作動すると走行モータ30が1〔Iし昧駆動して篠
交換機27を機台3の前面にt台って他端部に向けて走
行させる。そして、I゛1」側チェンジハーフ1の3本
のボビン支持体91が前列ボビンバンカー11に挿着さ
れている最初の3本の小ボビンIcと対向する位置より
成程度手1涌の位買迄走行されると、リミットスイッチ
が停止カムを検出して走行モータ30の回転駆動が停止
さJし、篠交換機27の走行が停止される。次に、上記
走行モータ30の停止後一定時間経過すると1位置決め
装置102の位置決めシリンダ110が作動してピスト
ンロッド110bが前進−に突出され、これによりセク
タギヤ109が回動されて位置決めドラム105を第1
4図において時計回り方向へ略180度回動させて位置
決め作動位置に位置させる。これにより位置決めドラム
1’05の円筒カム体1゜5bは側板28cの切欠窓1
03から本体28外へ突出して嵌合溝106の案内溝1
06aが上側ガイドレール24のガイドピン25に係合
してそのガイドピン25が位置決め溝106bに向がう
ように本体28を移動させ、その後位置決め溝106b
がガイドピン25に係合して篠交換機27の走行方向の
位置を所定の作業位置に正確に位置決めすると共にその
位置に固定する。上記の位置決めを行う場合、円筒カム
体105bがガイドピン25の間隔よりも長く形成しで
あるので、篠交換機27が所定の停止位置よりも行き過
ぎて円筒カム体105bがガイドピン25の対向位置か
ら外れた場合でも、円筒カム体105bがガイドピン2
5と干渉することによって位置決めシリンダ110によ
る円筒カム体105bの位置決めU動が防止され、これ
により篠交換機27が所定の停止位置から外れているこ
とを確認できて位置決めの誤作動を防止できる。上記の
ように篠交換機27が作業位置に位置固定された状態で
、次の篠交換ユニット44が作動して第15図、第16
図に示すように小ボビン1cと満ボビン1aを交換する
。先ず、第16図の(1)に示す収納状態で外側用昇降
装置57の昇降シリンダ63が作動してピストンロッド
63bが前進端迄上昇し、これにより外側昇降体52が
上記ピストンロンドロ3)+のストロークの2倍の長さ
に相当する高さだけ上昇されて前側チェンジパー71を
第16図(2)に示すように上昇させる。この前側チェ
ンジパー71の上昇により3本のボビン支持体9JのI
C合部92aが予備ボビンハンガー23に吊持されてい
る3本の満ボビン]aの下部孔に夫々嵌合すると共にボ
ビン受止体94の受部94aがその満水ビンlaを予備
ボビンハンガー23の外九位置迄押上げる。この状態で
は前側チェンジパー71は両端部の平行リンク77.7
7で後側チェンジパー69よりも相当高い所に支持され
、この後側チェンジパー69の機台3に向がって前方部
分が大きく開放される。上記前側チェンジパー71が成
程度」都外された後、後側用前後動装置96の前後動シ
リンダ99が作動してピストンロッド99bが前進端に
突出し、これにより平行リンク74.74が機台3方向
へ前傾されて後側チェンジパー69を第16図(3)に
示すように上記前側チェンジパー71の下方をくぐらせ
て移動させ、この後側チェンジパー69の3本のボビン
支持体78を前列ボビンハンガー11に吊持されている
3本の小ボビンIcの真下に位置させる。次に、内側用
昇降装置56の昇降シリンダ58が作動してピストンロ
ッド58bが中間位置迄突出し、これにより内側昇降体
48が上昇されて後側チェンジパー69を上昇させる。
この後側チェンジパー69の上昇により上記3本のボビ
ン支持体78の嵌合部80aが第16図(4)に示すよ
うに3本の小ボビンlcの下部孔に夫々嵌合すると共に
ボビン受止体81の受部81aがその小ボビン】Cを0
11列ボビンハンガー11の外れ位置迄押上げる。上記
のようにしてボビン支持体78が小ボビンlcを押上げ
るとき小ボビン回転用のモータ86の駆動軸86’aが
巻戻し方向ヘー・時的に回転して各ボビン支持体78の
支持軸8oやボビン受止体81を回転させ、これにより
各小ボビン1cを」二記の押上げ動作と共に篠巻戻し方
向へ僅が−に回転させる。従って、上記ボビン支持体7
8により小ボビン1cを押上げても、篠が切れるような
1へラブルを解消できる。その後、上記昇降シリンダ5
8のピストンロッド58bが没入動作して内側昇降体4
8及び後側チェンジパー69を1降させ、こ4しにより
各ボビン支持体78は第16シ1(5)に示すように小
ボビン1cを前列ボビンハン力−11から離脱させて下
降させる。上記のようにボビン支持体78が小ボビン1
cを下降させるとき、上記モータ86の駆動軸86aが
今度は篠巻取り方向へ一時的に回転して各ボビン支持体
78の支持軸80やボビン受止体81を回転させ、これ
にょす各小ボビン1cを上記下降動作と共に篠巻取り方
向へ回転させる。従って、夫々の小ボビン1cから引出
されてロービングガイド2に通されている篠がロービン
グガイド2とホボビンIc間で引っ張り切断される。次
に、上記前後動シリンダ99のピストンロット99bが
没入動作して平行リンク74.74を元位置へ戻り回動
させ、これにより後側チェンジパー69は第16図(6
) に示すように元位置に後退移動されて3本の小ボビ
ン1cを上記前側チェンジパー71の下方をくぐらせて
後退移動させる。然る後昇降シリンダ63のピ刈−ンロ
ッド63bが後退端に没入動作して外側昇降体52及び
前側チェンジパー71を第16図(7)に示すように元
位置に下降させ、これにより各ボビン支持体91は満ボ
ビン1aを予備ボビンハンガー23がら離脱させて下降
させ、上記後側チェンジパー69で取外された小ボビン
1cの前方に位置させる。次に、前側用前後動装置97
の前後動シリンダ101が作動してピストンロット10
1bが前進端に突出作動し、前側チェンジパー71を第
16図(8)に示すように前進移動させて3本の満ボビ
ンlaを」二記小ホビン1dを取外した3本の前列ボビ
ンハンガー11の真下に夫々位置させ、また後側用前後
動装置9Gの前後動シリンダ99が作動してピストンロ
ノド99bが中間位置迄突出作動し、後側チェンジパー
69を前進移動させて3木の小ボビン1(、を」二記1
i2iボビン1aを取外した3本の予備ボビンハンガー
23の真下に夫々位置させる。次に、A降シリンダ58
のピストンロッド58bが前進端に突出作動し、内側昇
降体48及び後側チェンジパー(59を第16図(9)
に示すように−1−8昇させて:3本の小ボビン1cの
上部孔を上記3本の)−備ボビンハンガー23に嵌挿さ
せ、また昇降シリンダ63のビスI・ンロッド63bが
中間位置迄突出作動し、外側昇降体52及び前側チェン
ジハーフ1を]都外させて3本の満ボビンlaを一1記
3木の1゛1「列ボビンハンガー11に嵌挿させる。然
る後、昇降シリンダ58.63のピストンロノl’ 5
8 b、63bが没入作動して上記後側チェンジパー6
9と前側チェンジパー71を第16図(1o)に示すよ
うに下降させ、これにより上記3本の小ボビン1cは予
備ボビンハンガー23に、上記3本の満ボビンlaは前
列ボビンハンガー11に夫々吊持される。その後、前後
動シリンダ99.1.01のピストンロッド99b、1
01bが没入動作して後側チェンジパー69と前側チェ
ンジパー71を第16図(1)に示す元位置に後退移動
させ、一連のボビン交換動作を完了する。そして、上記
動作完了信号により位置決めシリンダ110のピストン
ロッド110bが没入動作して位置決めドラl\105
を第14図において反時別回り方向へ略180度戻り回
動させ、これにより円筒カム体+05bが本体28内に
収納され、嵌合溝106はガイドピン25から外れる。
その後走行モータ3oが再び駆動されて篠交換機27を
第6図において左方向へ走行させる。この篠交換機27
は次の三本の小ボビン1cと満ボビン1aを交換する作
業位置に停止され、上記ボビン交換動作を操り返す。
以後、上記動作を機台3の一端側から他端側へ順次緑返
していくことによってその第1’j #Rの篠交換を完
了する。その後篠交換機27は−に記機台3から取外さ
れて次の篠交換要求機台に移動させる。
また上記篠交換と平行して前列ボビンハンガー11に挿
着された満ボビン1aの篠と紡出中の篠との篠継ぎを行
ない精紡機の篠替作業は総て完!する。また予備ボビン
ハンガー23に挿着された小ボビン1cはボビンキャリ
ジ]6の移−動゛により粗紡機上方へ移動されて満ボビ
ン]、aと交換される。
次に篠交換方法の異なる実施例を第17図に基いて説明
するが、後側チェンガシバ−69と前側チェンジパー7
1の作動機構については上記実施例と同じであるので後
側チェンジパー69と前側チェンジパー71の動きで説
明する。また二の実施例において前側チェンジパー71
のボビン支持体91eを上記実施例のボビン支持体78
と同しように構成し、後側チェンジパー69のボビン支
持体78eを上記実施例のボビン支持体91と同じよう
に構成しである。
先ず、第17図(1)の状態から第17図(2)に示す
ように前側チェンジパー71を前進移動させてボビン支
持体91eを前列ボビンハンガー11に挿着されている
小ボビンlcの真下に移動させ、また後側チェンジパー
69を前進移動させてボビン支持体78eを予備ボビン
ハンガー23に挿着されている満ボビン1aの真下に移
動させる。
次に第17図(3)に示すように前側チェンジパー71
を」二部させてボビン支持体91eを小ボビンの下部孔
に嵌合させると共にその小ボビン】Cを押上げ、同時に
この小ボビンlcを篠巻戻し方向へ僅かに回転させ、ま
た後側チェンジパー69を上昇させてボビン支持体78
eを満ボビン1aの下部孔に嵌合させると共にその満ボ
ビン1aを押上げる。次に第17図(4)に示すように
前側チェンジパー71を下降させて小ボビン1cを前列
ボビンハンガー11から取外すと共にその小ボビン1c
を篠巻取り方向へ回転させて篠を切断し、また後側チェ
ンジパー69を下降させて満ボビン1aを予備ボビンハ
ンガー23から取外す。その後第17図(5)に示すよ
うに後側チェンジパー69と前側チェンジパー71とが
元位置に後退移動し、然る後第17図(6)に示すよう
にi’+ii側チェンジパー71を上昇させて小ボビン
1aの−1一部孔を予備ボビンハンガー23に11χ合
させる。次に上記のように前側チェンジパー71が」二
部されている状態で、第17図(7)に示すように後側
チェンジパー69を前進移動させて」二記満ボビンを上
記前側チェンジパー71の下方をぐぐらせて前列ボビン
ハンガー11の真下に移動させる。次に第17図(8)
に示すように後側チェンジパー69を上昇させて渦ボビ
ン1aの」二部孔を前列ボビンハンガー11に嵌合させ
、その後第17図(9)に示すように後側チェンジパー
69が下降し、然る後第17図(10)に示すように後
側チェンジパー69を上記前側チェンジパー71の下方
をくぐらせて元位置に後退移動させる。次に、1)η側
チェンジパー71を第17図(1)に示す九位[ろ1に
下降させ、これにより一連のボビン交換動作が完了する
なお本願の篠交換方法は上記実施例の装置によるものに
限定されるものではなく、例えば長い前側チェンジバー
の中間部を支持装置で前後動可能に支持し、この支持装
置の左、右両外側において夫々短い後側チェンジバーを
支持装置で前後動可能に支持し、前側チェンジバーが上
昇されている間にその支持装置の左、右両外側において
2つの後側チェンジバーが上記前側チェンジパーツ下方
をくぐり抜けて前後動するようにした装置で実施するよ
うにしても良い。
効果 以上のように本発明にあっては、予備レールに予備ボビ
ンハンガーを前列ボビンハンガーと同ピツチに支持させ
、機台に沿って走行可能な篠交換機に昇降、前後動可能
な前、後2組のチェンジバーを備え、これらのチェンジ
バーに複数のボビン支持体を前列ボビンハンガーと同一
ピッチに設け、これらの前、後のチェンジバーを昇降、
前後動させて一方のチェンジバーのボビン支持体で予備
ボビンハンガーの複数の満ボビンを、他方のチェンジバ
ーのボビン支持体で前列ボビンハンガーの複数の小ボビ
ンを夫々抜取り、その後これらの抜取った満ボビンを上
記小ボビンが抜取られた111列ボビンハンガーに、小
ボビンを」二面?+23ボビンが抜取られた予備ボビン
ハンガーに大々挿着させて満ボビンと小ボビンを複数倍
交換し、この交換を機台の一端側から他端側へ順次繰返
していくようにしたので、前列ボビンハンガーの小ボビ
ンと予備ボビンハンガーの満ボビンとを効率良ぐ機械的
に交換することができ、特に前列ボビンハンガーのボビ
ンと後列ボビンハンガーのボビンとの自動入替機を併用
することにより篠交換工程における大幅な省力化を図り
得る。また上記のように2組のチェンジバーを用いて前
列ボビンハンガーの小ボビンと予備ボビンハンガーの満
ボビンとを複数イσ交換する方法であっても、その交換
は前側チェンジバーが予備ボビンハンガーに向けて−L
Aされている間に、後側チェンジバーが」−記1〕昇中
の前側チェンジバーの下をくぐり抜けることにより前列
ボビンハンガーに向けて前後動させて行うようにしたの
で、満ボビンと小ボビンの移動距離を短くできて満ボビ
ンと小ボビンとの交換動作を効率良く行うことができ、
これにより全体としての篠交換時間を短くし得ると共に
、その交換動作を構成簡易な装置で実施し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は篠交換方法
の概略を示す説明図、第2図は篠交換装置の説明図、第
3図は第2図の予備レール部分の拡大図、第4図はIV
−IV線線入大断面図第5図は篠交換機の断面図、第6
図は篠交換機の一部を断面にして示す側面図、第7図は
篠交換機の平面図、第8図は第6図の■−■線拡線断大
断面図9図は後側チェンジバーを示す拡大平面図、第1
o図は第9図の側面図、第11図は第10図のXI−X
I線断面図、第12図は後側チェンジバーを示す断面図
、第13図は位置決め装置を示す正面図、第14図は一
部を切欠いて示すXIV−XIV線断面図、第15図は
作動を示すフローチャー1〜図、第16図(1)〜(1
0)は篠交換機の作動を順に示す説明図、第17図(1
)〜(1o)は篠交換方法の異なる例を示す説明図であ
る。1a・・満ボビン、lc・・・小ボビン、3・・・
機台、11・・・前列ボビンハンガー、14・・・予備
レール、23−予備ボビンハンガー、 26・・篠交換
機、69・後側チェンジバー、 71・・・前側チェン
ジバー、78.91・・・ボビン支持体 特許出願人豊和工業株式会社 第1図 1C 第20 第5図 第6図 第9回 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第16図 (1) (2) (3) (6) (7) (8) (4)(5) (9) (10) 第17図 (i) (2) (3) (6) (7) (8) (4) (5) (9) (10)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クリールの前列ボビンハンガーの手前上方に予備
    レールを配設し、この予備レールに予備ボビンハンガー
    を前列ボビンハンガーと同ピツチに支持させ、この予備
    6ボビンハンガーに挿着させた満ボビンを前列ボビンハ
    ンガーに挿着されている小ボビンと交換する精紡機の篠
    交換方法において、機台に沿って走行可能な篠交換機に
    上下、前後動可能な前、後2組のチェンジバーを備え、
    これらのチェンジバーに複数のボビン支持体を前列ボビ
    ンハンガーと同一ピッチで設け、これらの前、後側チェ
    ンジバーを上下1前後動させることによってこれらの何
    れか一方のチェンジバーのボビン支持体で予備ボビンハ
    ンガーの複数の満ボビンを、他方のチェンジバーのボビ
    ン支持体で前列ボビンハンガーの複数の小ボビンを夫々
    抜取り、その後これらの抜取った満ボビンを上記小ボビ
    ンが抜取られた前列ボビンハンガーに、小ボビンを上記
    満ボビンが抜取られた予備ボビンハンガーに夫々挿着さ
    せる方法であって、上記後側チェンジバーは前側チェン
    ジバーが予備ボビンハンガーに向けて上昇されている間
    にその前側チェンジバーの下をくぐり抜けることにより
    前列ボビンハンガーに向けて前後動させて予備ボビンハ
    ンガー の満ボビンと前列ボビンハンガーの小ボビンを
    複数錘交換し、この交換を機台の一端側から他端側へ順
    次繰返していくことを特徴とする精紡機の篠交換方法。
  2. (2)前側チェンジバーが上昇してこの前側チェンジバ
    ーのボビン支持体が予備ボビンハンガーに挿着されてい
    る満ボビンに嵌まっている間に、後側チェンジバーが前
    後動してこの後側チェンジバーのボビン支持体が前列ボ
    ビンハンガーに挿着されている小ボビンを抜取って元位
    置に復帰し、その後上記前側チェンジバーが下降してこ
    の前側チェンジバーのボビン支持体が予備ボビンハンガ
    ーから満ボビンを抜取って元位置に復帰し、然る後上記
    両チェンジバーが平行的に作動されて満ボビンを前列ボ
    ビンハンガーに、小ボビンを予備ボビンハンガーに夫々
    挿着することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    精紡機の篠交換方法。
  3. (3)両チェンジバーを平行的に作動させ、前側チェン
    ジバーのボビン支持体で前列ボビンハンガーに挿着され
    ている小ボビンを、後側チェンジバーのボビン支持体で
    予備ボビンハンガーに挿着されている満ボビンを夫々抜
    取って元位置に復帰し、その後前側チェンジバーが上昇
    して小ボビンを予備ボビンハンガーに挿着し、この前側
    チェンジバーが上昇されている間に後側チェンジバーが
    前後動して」二記満ボビンを前列ボビンハンガーに挿着
    して元位置に復帰し、その後、上記後側チェンジバーが
    下降して元位置に復帰することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の精紡機の篠交換方法。
  4. (4)クリールの前列ボビンハンガーの手前上方に予備
    レールを配設し、この予備レールに予備ボビンハンガー
    を前列ボビンハンガーと同ピンチに支持させ、この予備
    ボビンハンガーに挿着させた満ボビンを前列ボビンハン
    ガーに挿着されている小ボビンと交換する精紡機の篠交
    換装置において、機台の前面に沿って走行可能な篠交換
    機を備え、その篠交換機の本体に2組の昇降体を昇降可
    能に配設すると共にこれらの昇降体を夫々昇降させ得る
    昇降装置を付設し、上記両昇降体の上方に走行方向に対
    して平行な前、後2組のチェンジバーを配設し、これら
    のチェンジバーの上面に複数のボビン支持体を」二記前
    列ボビンハンガーと同ピツチに夫々設け、上記前側チェ
    ンジバーを上記一方の昇降体に、後側チェンジバーを上
    記他方の昇降体に夫々左、右2組の前、後2本の平行リ
    ンクで前後動可能に連結し、上記2組のチェンジバーの
    平行リンクとこれらの平行リンクに対応する昇降体との
    間には夫々の平行リンクを前後回動させ得る前後動装置
    を付設し、更番;上記前、後側チェンジバーの平行リン
    クは前側チェンジバーを上昇させた状態で後側チェンジ
    バーをその前側チェンジバーの下方をくぐらせて前後動
    させ得るように構成したことを特徴とする精紡機の篠交
    換装置。
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