JPH0754300Y2 - ボビンキャリッジの位置決め装置 - Google Patents
ボビンキャリッジの位置決め装置Info
- Publication number
- JPH0754300Y2 JPH0754300Y2 JP7532490U JP7532490U JPH0754300Y2 JP H0754300 Y2 JPH0754300 Y2 JP H0754300Y2 JP 7532490 U JP7532490 U JP 7532490U JP 7532490 U JP7532490 U JP 7532490U JP H0754300 Y2 JPH0754300 Y2 JP H0754300Y2
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- JP
- Japan
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- bobbin
- bobbin carriage
- stop position
- carriage
- stopper
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、精紡クリール内に前後2列に吊下してある篠
巻ボビンと予備レールに搬入されたボビンキャリッジに
吊下してある予備篠巻ボビンとの篠交換のとき、前記ボ
ビンキャリッジの位置決めを行う位置決め装置に関す
る。
巻ボビンと予備レールに搬入されたボビンキャリッジに
吊下してある予備篠巻ボビンとの篠交換のとき、前記ボ
ビンキャリッジの位置決めを行う位置決め装置に関す
る。
従来の技術 精紡クリールの前後2列のボビンハンガーに機台長手方
向において1列おきに満ボビンと中玉ボビンとを吊下し
た状態で紡出を開始し、紡出が進んだ後の小玉ボビン
と、予め予備レールに搬入されたクリール1列分の篠巻
ボビンと同数の予備篠巻ボビンとを篠替機によって順次
交換する場合、ボビンキャリッジの停止位置を機台長手
方向に奇数列の篠交換時の第1停止位置と、偶数列の篠
交換時の第2停止位置とで、精紡クリール内にある篠巻
ボビンの1ピッチ分ずらさねばならない。
向において1列おきに満ボビンと中玉ボビンとを吊下し
た状態で紡出を開始し、紡出が進んだ後の小玉ボビン
と、予め予備レールに搬入されたクリール1列分の篠巻
ボビンと同数の予備篠巻ボビンとを篠替機によって順次
交換する場合、ボビンキャリッジの停止位置を機台長手
方向に奇数列の篠交換時の第1停止位置と、偶数列の篠
交換時の第2停止位置とで、精紡クリール内にある篠巻
ボビンの1ピッチ分ずらさねばならない。
そこで、奇数列、偶数列の夫々の第1,2停止位置に対応
できるように、ボビンキャリッジ上の係合ローラと水平
方向で係脱する位置決めレバーを有する2組の連結切離
し装置を予備レールの搬入側に精紡クリールの篠巻ボビ
ン1ピッチ分ずらして設け、搬入方向に移動してきた搬
機の連結体後方に設けたローラを、前記位置決めレバー
と一体の係合レバー下方を通過させた後、ローラを係合
レバーと係合する上方位置へ突出し、次いで搬機を搬出
方向へ移動させることにより、一方の位置決めレバーを
係合ローラと係合させたもの、或は上記連結切離装置を
1組設け、所定の位置決めを行った後別途に設けた1ピ
ッチ送り装置を設けたものが知られている(特開平1−
213416号)。
できるように、ボビンキャリッジ上の係合ローラと水平
方向で係脱する位置決めレバーを有する2組の連結切離
し装置を予備レールの搬入側に精紡クリールの篠巻ボビ
ン1ピッチ分ずらして設け、搬入方向に移動してきた搬
機の連結体後方に設けたローラを、前記位置決めレバー
と一体の係合レバー下方を通過させた後、ローラを係合
レバーと係合する上方位置へ突出し、次いで搬機を搬出
方向へ移動させることにより、一方の位置決めレバーを
係合ローラと係合させたもの、或は上記連結切離装置を
1組設け、所定の位置決めを行った後別途に設けた1ピ
ッチ送り装置を設けたものが知られている(特開平1−
213416号)。
考案が解決しようとする課題 前記従来の技術では、位置決めレバーの移動のためにロ
ーラの昇降と搬機の前後進移動を利用する構成なので、
その制御、機構が複雑となる欠点がある。
ーラの昇降と搬機の前後進移動を利用する構成なので、
その制御、機構が複雑となる欠点がある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するため、精紡クリール前方上方の予備
レールに搬入されるボビンキャリッジを、精紡クリール
内の所定の第1停止位置とこれに対し、機台長手方向に
精紡クリールの篠巻ボビンの1ピッチ分ずれた第2停止
位置とに位置決めする装置において、前記予備レールに
は搬入方向前方位置に前記各停止位置と対応してボビン
キャリッジ前部と当接可能なストッパを設けると共に、
このストッパから搬入方向後方位置には係止レバーを上
下方向揺動自在に支持し、前記ボビンキャリッジには搬
入移動により前記係止レバーを上下揺動させ、ボビンキ
ャリッジの前記各停止位置において前記係止レバーと係
止してボビンキャリッジの後退を阻止する係止ピンを夫
々取付けてボビンキャリッジの位置決め装置を構成した
ことを特徴としている。
レールに搬入されるボビンキャリッジを、精紡クリール
内の所定の第1停止位置とこれに対し、機台長手方向に
精紡クリールの篠巻ボビンの1ピッチ分ずれた第2停止
位置とに位置決めする装置において、前記予備レールに
は搬入方向前方位置に前記各停止位置と対応してボビン
キャリッジ前部と当接可能なストッパを設けると共に、
このストッパから搬入方向後方位置には係止レバーを上
下方向揺動自在に支持し、前記ボビンキャリッジには搬
入移動により前記係止レバーを上下揺動させ、ボビンキ
ャリッジの前記各停止位置において前記係止レバーと係
止してボビンキャリッジの後退を阻止する係止ピンを夫
々取付けてボビンキャリッジの位置決め装置を構成した
ことを特徴としている。
作用 ボビンキャリッジの搬入移動でボビンキャリッジ前部が
第1又は第2停止位置に対応したストッパに当接し、第
1又は第2停止位置で停止される。すると各停止位置と
対応したボビンキャリッジの係止ピンが係止レバーと係
止してボビンキャリッジは第1、又は第2停止位置に位
置決めされる。ストッパの選択とボビンキャリッジの搬
入移動のみでボビンキャリッジの位置決めが行われるの
で、制御、装置ともに簡易となる。
第1又は第2停止位置に対応したストッパに当接し、第
1又は第2停止位置で停止される。すると各停止位置と
対応したボビンキャリッジの係止ピンが係止レバーと係
止してボビンキャリッジは第1、又は第2停止位置に位
置決めされる。ストッパの選択とボビンキャリッジの搬
入移動のみでボビンキャリッジの位置決めが行われるの
で、制御、装置ともに簡易となる。
実施例 第1図において、予備篠巻ボビン1のボビンキャリッジ
2は複数のボビンハンガ3を所定のピッチで吊下したキ
ャリッジバー4を複数本(図面では2本通常は粗紡機1
台分の篠巻ボビンを吊下し得るだけの長さ)互いに連結
片4aで回動自在にピン連結してある。各キャリッジバー
4の上面には、精紡クリール5に支持されている予備レ
ール6に連結された粗紡機上方のドッフイングレール
(図示せず)上で間欠移送されるための係止ピン7が前
記篠巻ボビンピッチの2倍のピッチで一体固着してあ
る。搬入方向(第1図右方向)後方にあるキャリッジバ
ー4上にある係止ピン7のうちの最後端にある係止ピン
は第1係止ピン8を兼用しており、これにより篠巻ボビ
ン1ピッチ分搬入方向前方にずらして第2係止ピン9が
設けてある。又、各キャリッジバー4の進行方向前後に
は、夫々支持体10に連結した支持杆11が連結してあり、
この支持体10には左右一対の支持ローラ12と前後一対の
案内ローラ13とが軸支してある。ボビンキャリッジ2の
前部の支持体10の上方には、後述するストッパ装置30の
ストッパ36又はストッパ23と当接する当接部10aが突設
してある。又、この支持体10の支持ローラ12と案内ロー
ラ13は、第5図に示す下方を開口した断面形状である予
備レール6に沿って移動できるようになっている。ボビ
ンキャリッジ2の搬送装置14は、例えば特開昭62−5795
号に開示のもので、予備レール6上に固着されたベース
15の両側に縦軸16で水平揺動可能とした一対の揺動体1
7,18の駆動円板19と回転円板20間にキャリッジバー4を
挟んで、駆動円板19を移送モータ21で回転駆動してボビ
ンキャリッジ2を移送するようにしてある。
2は複数のボビンハンガ3を所定のピッチで吊下したキ
ャリッジバー4を複数本(図面では2本通常は粗紡機1
台分の篠巻ボビンを吊下し得るだけの長さ)互いに連結
片4aで回動自在にピン連結してある。各キャリッジバー
4の上面には、精紡クリール5に支持されている予備レ
ール6に連結された粗紡機上方のドッフイングレール
(図示せず)上で間欠移送されるための係止ピン7が前
記篠巻ボビンピッチの2倍のピッチで一体固着してあ
る。搬入方向(第1図右方向)後方にあるキャリッジバ
ー4上にある係止ピン7のうちの最後端にある係止ピン
は第1係止ピン8を兼用しており、これにより篠巻ボビ
ン1ピッチ分搬入方向前方にずらして第2係止ピン9が
設けてある。又、各キャリッジバー4の進行方向前後に
は、夫々支持体10に連結した支持杆11が連結してあり、
この支持体10には左右一対の支持ローラ12と前後一対の
案内ローラ13とが軸支してある。ボビンキャリッジ2の
前部の支持体10の上方には、後述するストッパ装置30の
ストッパ36又はストッパ23と当接する当接部10aが突設
してある。又、この支持体10の支持ローラ12と案内ロー
ラ13は、第5図に示す下方を開口した断面形状である予
備レール6に沿って移動できるようになっている。ボビ
ンキャリッジ2の搬送装置14は、例えば特開昭62−5795
号に開示のもので、予備レール6上に固着されたベース
15の両側に縦軸16で水平揺動可能とした一対の揺動体1
7,18の駆動円板19と回転円板20間にキャリッジバー4を
挟んで、駆動円板19を移送モータ21で回転駆動してボビ
ンキャリッジ2を移送するようにしてある。
前記予備レール6には第3図に示す精紡クリール5にあ
る前後一対の奇数列小玉ボビン22aの篠交換をするため
にボビンキャリッジ2が第1停止位置Aに位置するよう
に、前記当接部10aと当接するストッパ23が予備レール
6の搬入方向前方位置の内面上壁に固着してある。又、
第4図に示す偶数列小玉ボビン22bの篠交換をするため
に、ボビンキャリッジ2が前記第1停止位置Aより機台
長手方向に篠巻ボビン1ピッチ分ずれた第2停止位置B
に位置するように、前記当接部10aと当接させるための
ストッパ装置30が予備レール6搬入方向前方の前記スト
ッパ23の後方に設けてある。このストッパ装置30は予備
レール6外面上壁に固着している取付プレート31に設け
たブラケット32にシリンダ33を枢着し、ピストンロッド
34の先端には、取付プレート31の左右突片35に中間部を
支持され上下揺動するストッパ36の一端がピン連結され
ている。従って、ピストンロッド34が出没すると、スト
ッパ36は、予備レール6の上面所定位置に設けた小孔37
を通って予備レール6上方の退避位置Cと、当接部10a
と当接可能な突出位置Dで移動する。
る前後一対の奇数列小玉ボビン22aの篠交換をするため
にボビンキャリッジ2が第1停止位置Aに位置するよう
に、前記当接部10aと当接するストッパ23が予備レール
6の搬入方向前方位置の内面上壁に固着してある。又、
第4図に示す偶数列小玉ボビン22bの篠交換をするため
に、ボビンキャリッジ2が前記第1停止位置Aより機台
長手方向に篠巻ボビン1ピッチ分ずれた第2停止位置B
に位置するように、前記当接部10aと当接させるための
ストッパ装置30が予備レール6搬入方向前方の前記スト
ッパ23の後方に設けてある。このストッパ装置30は予備
レール6外面上壁に固着している取付プレート31に設け
たブラケット32にシリンダ33を枢着し、ピストンロッド
34の先端には、取付プレート31の左右突片35に中間部を
支持され上下揺動するストッパ36の一端がピン連結され
ている。従って、ピストンロッド34が出没すると、スト
ッパ36は、予備レール6の上面所定位置に設けた小孔37
を通って予備レール6上方の退避位置Cと、当接部10a
と当接可能な突出位置Dで移動する。
次に、前記ストッパ23,36から予備レール6の搬入方向
後方位置に設けられた後退防止装置40について説明す
る。予備レール6の外面上壁に固着されたブラケット41
の側面に第1,第2係止ピン8,9と係止するため先端が切
欠かれた係止レバー42が上下方向揺動自在に枢着されて
いる。この係止レバー42は第1,第2係止ピン8,9との係
止を外すために、係止レバー42を引上げるソレノイド43
に連結してある。
後方位置に設けられた後退防止装置40について説明す
る。予備レール6の外面上壁に固着されたブラケット41
の側面に第1,第2係止ピン8,9と係止するため先端が切
欠かれた係止レバー42が上下方向揺動自在に枢着されて
いる。この係止レバー42は第1,第2係止ピン8,9との係
止を外すために、係止レバー42を引上げるソレノイド43
に連結してある。
次に、前記のように構成された位置決め装置の作用を説
明する。精紡クリール5の片側にある前後一対の奇数列
小玉ボビン22aの篠交換を行う場合、精紡クリールの1
列分の予備篠巻ボビン1を吊下したボビンキャリッジ2
は粗紡機から移送装置14によって予備レール6に搬入さ
れる、このとき、予備レール6に設けられた後退防止装
置40の係止レバー42は自重のみの状態で上下揺動自在に
支持されているので、ボビンキャリッジ2上部に設けて
ある係止ピン7によって上下揺動されるだけで、係止レ
バー42は係止ピン7と係止せず、ボビンキャリッジ2の
通過を妨げることはない。又、ストッパ装置30のピスト
ンロド34は引込まれ、ストッパ36が退避位置Cに位置し
ているのでボビンキャリッジ2の通過を妨げない。従っ
て、ボビンキャリッジ2の搬入方向前方に固着された支
持体10の当接部10aは、予備レール6の内面外壁に締着
されたストッパ23に当接し、ボビンキャリッジ2の搬入
方向後方に設けられた第1係止ピン8と係止レバー42と
が係止して、ボビンキャリッジ2は後退を防止され第1
停止位置Aに位置される。次に、精紡機の機台に沿って
一端から他端まで走行する篠替機(図示せず)によっ
て、精紡クリール5の前後一対の奇数列小玉ボビン22a
とボビンキャリッジ2に吊下してある予備篠巻ボビン1
とが篠交換される。この奇数列小玉ボビン22aを吊下し
たボビンキャリッジ2を粗紡機まで移送するため、後退
防止装置40の係止レバー42は第1係止ピン8との係止を
ソレノイドによって外され、その後、ボビンキャリッジ
2は移送装置14によって移送される。
明する。精紡クリール5の片側にある前後一対の奇数列
小玉ボビン22aの篠交換を行う場合、精紡クリールの1
列分の予備篠巻ボビン1を吊下したボビンキャリッジ2
は粗紡機から移送装置14によって予備レール6に搬入さ
れる、このとき、予備レール6に設けられた後退防止装
置40の係止レバー42は自重のみの状態で上下揺動自在に
支持されているので、ボビンキャリッジ2上部に設けて
ある係止ピン7によって上下揺動されるだけで、係止レ
バー42は係止ピン7と係止せず、ボビンキャリッジ2の
通過を妨げることはない。又、ストッパ装置30のピスト
ンロド34は引込まれ、ストッパ36が退避位置Cに位置し
ているのでボビンキャリッジ2の通過を妨げない。従っ
て、ボビンキャリッジ2の搬入方向前方に固着された支
持体10の当接部10aは、予備レール6の内面外壁に締着
されたストッパ23に当接し、ボビンキャリッジ2の搬入
方向後方に設けられた第1係止ピン8と係止レバー42と
が係止して、ボビンキャリッジ2は後退を防止され第1
停止位置Aに位置される。次に、精紡機の機台に沿って
一端から他端まで走行する篠替機(図示せず)によっ
て、精紡クリール5の前後一対の奇数列小玉ボビン22a
とボビンキャリッジ2に吊下してある予備篠巻ボビン1
とが篠交換される。この奇数列小玉ボビン22aを吊下し
たボビンキャリッジ2を粗紡機まで移送するため、後退
防止装置40の係止レバー42は第1係止ピン8との係止を
ソレノイドによって外され、その後、ボビンキャリッジ
2は移送装置14によって移送される。
一方、偶数列小玉ボビン22bの篠交換を行う場合には、
ストッパ装置30のピストンロッド34が突出され、ストッ
パ36は小孔37より予備レール6の内側に入り突出位置D
に位置される。次に、ボビンキャリッジ2は移送装置14
により予備レール6に搬入され、このボビンキャリッジ
2に設けてある当接部10aがストッパ36と当接し、後退
防止装置40の係止レバー42がボビンキャリッジ2の第2
係止ピン9と係止し、ボビンキャリッジ2は後退を防止
され第2停止位置Bに位置される。この状態で前記奇数
列小玉ボビン22aの場合と同様にして篠交換され、その
後ボビンキャリッジ2は粗紡機まで移送される。
ストッパ装置30のピストンロッド34が突出され、ストッ
パ36は小孔37より予備レール6の内側に入り突出位置D
に位置される。次に、ボビンキャリッジ2は移送装置14
により予備レール6に搬入され、このボビンキャリッジ
2に設けてある当接部10aがストッパ36と当接し、後退
防止装置40の係止レバー42がボビンキャリッジ2の第2
係止ピン9と係止し、ボビンキャリッジ2は後退を防止
され第2停止位置Bに位置される。この状態で前記奇数
列小玉ボビン22aの場合と同様にして篠交換され、その
後ボビンキャリッジ2は粗紡機まで移送される。
尚、前記実施例では予備レール6の搬入方向前方に設け
られたストッパ23とストッパ装置30とによって、ボビン
キャリッジ2に設けられた支持体10の当接部10aとの当
接を制御して位置決めを行っているが、この予備レール
6の搬入方向前方に、搬入方向後方に向かってピストン
ロドが突出するようにシリンダを設けこのピストンロッ
ド先端部にボビンキャリッジの当接部と当接する当接片
を設け、この当接片を第1,2停止位置A,Bとに対応して平
行移動させて当接部と当接させ、ボビンキャリッジの位
置決めを行うようにしても良い。
られたストッパ23とストッパ装置30とによって、ボビン
キャリッジ2に設けられた支持体10の当接部10aとの当
接を制御して位置決めを行っているが、この予備レール
6の搬入方向前方に、搬入方向後方に向かってピストン
ロドが突出するようにシリンダを設けこのピストンロッ
ド先端部にボビンキャリッジの当接部と当接する当接片
を設け、この当接片を第1,2停止位置A,Bとに対応して平
行移動させて当接部と当接させ、ボビンキャリッジの位
置決めを行うようにしても良い。
考案の効果 以上詳説したように本考案装置によれば、第1,第2停止
位置に対応したストッパの一方を選択し、ボビンキャリ
ッジを搬入するだけの動作により、ボビンキャリッジを
第1停止位置と、これにより精紡クリールのボビン1ピ
ッチ分ずれた第2停止位置とで位置決めすることがで
き、精紡クリールのボビンを機台長手方向に1列おきに
交換する時のボビンキャリッジの位置決めを簡易な構
成、制御によって行うことができる。
位置に対応したストッパの一方を選択し、ボビンキャリ
ッジを搬入するだけの動作により、ボビンキャリッジを
第1停止位置と、これにより精紡クリールのボビン1ピ
ッチ分ずれた第2停止位置とで位置決めすることがで
き、精紡クリールのボビンを機台長手方向に1列おきに
交換する時のボビンキャリッジの位置決めを簡易な構
成、制御によって行うことができる。
第1〜5図は本考案を具体化した実施例を示すものであ
って、第1,2図は搬入状態を示す概略側面図、第3,4図は
第1,2図の平面図、第5図は予備レールの断面図であ
る。 1…予備篠巻ボビン、2…ボビンキャリッジ、6…予備
レール、8,9…係止ピン、10a…当接部、23,36…ストッ
パ、42…係止レバー、A…第1停止位置、B…第2停止
位置
って、第1,2図は搬入状態を示す概略側面図、第3,4図は
第1,2図の平面図、第5図は予備レールの断面図であ
る。 1…予備篠巻ボビン、2…ボビンキャリッジ、6…予備
レール、8,9…係止ピン、10a…当接部、23,36…ストッ
パ、42…係止レバー、A…第1停止位置、B…第2停止
位置
Claims (1)
- 【請求項1】精紡クリール前方上方の予備レールに搬入
されるボビンキャリッジを、精紡クリール内の所定の第
1停止位置とこれに対し、機台長手方向に精紡クリール
の篠巻ボビンの1ピッチ分ずれた第2停止位置とに位置
決めする装置において、前記予備レールには搬入方向前
方位置に前記各停止位置と対応してボビンキャリッジ前
部と当接可能なストッパを設けると共に、このストッパ
から搬入方向後方位置には係止レバーを上下方向揺動自
在に支持し、前記ボビンキャリッジには搬入移動により
前記係止レバーを上下揺動させ、ボビンキャリッジの前
記各停止位置において前記係止レバーと係止してボビン
キャリッジの後退を阻止する係止ピンを夫々取付けて成
るボビンキャリッジの位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532490U JPH0754300Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | ボビンキャリッジの位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532490U JPH0754300Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | ボビンキャリッジの位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433666U JPH0433666U (ja) | 1992-03-19 |
JPH0754300Y2 true JPH0754300Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31615805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7532490U Expired - Lifetime JPH0754300Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | ボビンキャリッジの位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754300Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP7532490U patent/JPH0754300Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433666U (ja) | 1992-03-19 |
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