JPH027936Y2 - - Google Patents

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JPH027936Y2
JPH027936Y2 JP1983095752U JP9575283U JPH027936Y2 JP H027936 Y2 JPH027936 Y2 JP H027936Y2 JP 1983095752 U JP1983095752 U JP 1983095752U JP 9575283 U JP9575283 U JP 9575283U JP H027936 Y2 JPH027936 Y2 JP H027936Y2
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JP
Japan
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block
side block
prefabricated
bolt
side plates
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JP1983095752U
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JPS604622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農業用水その他一般排水用としての組
立式三面水路に関するものである。
従来、三面水路は次の如くして構成されてい
た。
(i) 工場生産したものを設置。
(ii) 工場生産したL型ブロツクを現場コンクリー
ト打ちにより接合。
(iii) 全面的の現場打ち。
(iv) 法面へのブロツク施工。
しかし、その(i),(ii)においては必然的に重量が
大となり、従つて保管、移送、現場作業時にその
分だけの労力を必要とし、(ii),(iii)においては現場
打ちの手数を要し、又(iv)においては当然のことな
がら法面に限られるものであつた。
また、本出願前に実開昭48−74233号公報に示
されるように、現場で側部ブロツクと底部ブロツ
クを結合して組み立てる水路が知られているが、
底部ブロツクに側部ブロツクを結合するために、
側部ブロツクの外側にも作業空間が必要であり、
その緊締作業も側部ブロツクの両側で行うもので
あり、現場での作業上種々の問題を有していた。
本考案は、叙上の点に着目してなされたもので
あり、底部ブロツクと左側部ブロツク及び右側部
ブロツクとの結合に際して、底部ブロツク側から
の緊締作業によつて両者の結合を行いうる手段を
提供し、このため、最低限度の掘幅を形成するの
みで足り、従来の如き幅広の掘起しと埋戻しを不
要とし、組立作業の安全を確保しうる三面水路を
提供することを目的とする。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の一実施
例を、添付図面について詳細に説明する。
1は底部ブロツク、2は左側部ブロツク、3は
右側部ブロツクを示し、何れもコンクリートで成
型されている。
底部ブロツク1は底板11と、相対向する内側
面12Aが上方へ向つてテーパー状に拡開する左
右側板12より成り、底板11の裏面には凹陥部
11Aが形成され、内側面12Aの前後にはL形
切込部12A1が形成されると共に該L形切込部
12A1を形成する上下方向壁にボルト孔12A2
が穿れている。(注、L形切込部12A1は単一で
も複数でも可である。) 又左右側板12の外側面には、下部が開口する
凹部12Bが形成されている(以上第1〜5図参
照)。
左側部ブロツク2及び右側部ブロツク3の内側
面21,31は内下方へ傾斜する斜状に形成さ
れ、前後の下部に底部ブロツク1の衝合部22,
32を介して脚杆23,33が形成されると共に
その相対向する内側にナツト4がインサートされ
ている。又外側面には凹陥部24,34が形成さ
れている(以上第6〜10図参照)。
そして、第11〜14図に示す如く、底部ブロ
ツク1の左右側板12の外側に、左側部ブロツク
2と右側部ブロツク3の脚杆23,33を添着す
ると共に左右側板12の上面12Cに左側部ブロ
ツク2と右側部ブロツク3の衝合部22,32を
衝合させた状態において、ボルト孔12A2を介
してナツト4にボルト5を螺合し、次いでL形切
込部12A1にボルト5のヘツドを覆いながらセ
メントモルタル6を充填して一体にするものであ
る。
以上本考案の一実施例について説明したが、底
部ブロツク1の凹陥部11A、凹部12B、左側
部ブロンク2及び右側部ブロツク3の凹陥部2
4,34の形状はこれを適当に変形することもあ
り、又前後方向の接続には公知の技術手段、例え
ば凹凸による係合等が採用されることもある。
叙上の構成になる本考案の組立式三面水路によ
れば、次の如き効果が得られる。
() 底部ブロツク1と左側部ブロツク2及び右
側部ブロツク3との三部材により構成されるこ
とにより、各ブロツクをして従来の溝型及びL
型のものに比し格段と軽量に出来、従つて保
管、移送、取扱い、作業等を容易になし得る。
() 底部ブロツク1と、左側部ブロツク2及び
右側部ブロツク3の、長さ、幅、高さの異るも
のを用意しておき、これ等を互換して組立るこ
とにより、所望の長さと幅及び高さを有する三
面水路を構成し得る。
() 底部ブロツク1の内側より、左側部ブロツ
ク2と右側部ブロツク3にインサートされたナ
ツト4にボルト5を螺合して各ブロツクを一体
化し得ることにより、最低限度の堀幅で足り、
その分だけ堀起しと埋戻しに要する労力を軽減
し、又作業の安全性を得られる。
() 底部ブロツク1の底板11の裏面に凹陥部
11Aが形成されると共に左右側板12の外側
面に下部が開口する凹部12Bが形成されてい
ることにより、その凹陥部11Aと凹部12B
への土砂の侵入を良好にし、又左側部ブロツク
2及び右側部ブロツク3の外側面に形成された
凹陥部24,34と相保つて安定した設置状態
を得られる。
() 現場コンクリート打ちの必要がないことに
より工期を大幅に短渡し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る組立式三面水路の一実施例
に示し、第1〜4図は底部ブロツクで第1図は平
面図、第2図は正面図、第3図は同上の外側面
図、第4図は底面図、第5図は第2図の−線
断面図、第6図〜10図は左側部ブロツク及び右
側部ブロツクを示し、第6図は平面図、第7図は
正面図、第8図は同上の外側面図、第9図は内側
面図、第10図は底面図、第11〜14図は組立
状態で第11図は外側面図、第12図及び第13
図は同上の−線及び−線の断面
図、第14図は底面図である。 1……底部ブロツク、12……左右側板、12
A……内側面、12A1……L形切込部、12A2
……ボルト孔、12C……上面、2……左側部ブ
ロツク、3……右側部ブロツク、22,33……
衝合部、4……ナツト、5……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底部ブロツクと左側部ブロツク及び該左側部
    ブロツクと対象形をなす右側部ブロツクより成
    り、その底部ブロツクに左側部ブロツクと右側
    部ブロツクとを結合可能に設けて成る組立式三
    面水路において、 底部ブロツク1の左右側板12の外側に、左
    側部ブロツク2と右側部ブロツク3の脚杆2
    3,33を添着すると共に左右側板12の上面
    12Cと左側部ブロツク2と右側部ブロツク3
    の衝合部22,32を衝合させた状態におい
    て、左右側板12に穿つたボルト孔12A2
    介して左側部ブロツク2と右側部ブロツク3の
    相対向する内側にインサートしたナツト4にボ
    ルト5を螺合して成ることを特徴とする組立式
    三面水路。 (2) ボルト孔12A2を左右側板12の前端の内
    側面12Aに形成した単一或いは複数のL形切
    込み12A1の上下方向壁に設け、L形切込部
    12A1にセメントモルタルを充填して成る実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の組立式三面
    水路。
JP9575283U 1983-06-23 1983-06-23 組立式三面水路 Granted JPS604622U (ja)

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JP9575283U JPS604622U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 組立式三面水路

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JP9575283U JPS604622U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 組立式三面水路

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Publication Number Publication Date
JPS604622U JPS604622U (ja) 1985-01-14
JPH027936Y2 true JPH027936Y2 (ja) 1990-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2632124B2 (ja) * 1993-07-02 1997-07-23 有限会社若月室内装飾 床面等の接着剤塗布装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874233U (ja) * 1971-12-16 1973-09-14

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JPS604622U (ja) 1985-01-14

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