JPH0276A - 感光性記録材料の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は担持層上に配置されている、画像状に硬化され
た記録層の未硬化の区域を洗浄することによる、写真記
録用材料を処理するための方法と装置に関するものであ
る。

従来の技術 画像状−に硬化された記録層は、例えば親水性コロイド
中のハロゲン化銀乳剤をタンニング現像することにより
、また適当な感光性化合物の光重合（通常ネガ型）によ
るか、あるいはキノンジアジド−ノボラック系の光重合
（大部分ポジ型）により作ることができる。このような
感光性記録層を処理するための既知の装置においては、
例えばハムリン氏の米国特許筒４，１４２，１９４号中
で述べられているように、記録用材料は入口側における
１組のロールにより装置中に取り入れられている。ワイ
ヤで構成されたフィルムガイド上を運ばれる中に、記録
用材料の記録層上に液体の洗浄剤が、２列のジェットか
ら高圧かつ高速で噴霧される。ついで記録用材料は。

別のロール対によって洗浄装置から出て行くっ画像状に
硬化された記録層がここで述べられたような装置中で洗
浄されるとき、仕上った画面には、洗浄装置中の搬送方
向にはつきシとしたすじの列が多少出現する。図面また
は文字原稿の場合このすじはしばしば見難く、そして許
容することもできるが、網点画像の場合にはこのすじは
好ましいものではな（、特に網点画像がコントラストの
低いものでかつ−様な調子の大なな面積だけのとき出現
するのは好ましくない。

それ故に、洗浄により写真記録用材料を処理するための
方法で、このすじのような上述した欠点のない画像を作
る方法がのぞまれている。

発明の開示 本発明によす担持層と画像状に硬化された少なくとも１
つの感光性記録層とからなる、感光性記録用材料を処理
するための方法で、記録層の画像のない区域は洗浄剤に
よる処理によって除去され、記録用材料は、本質的に垂
直に下方へ洗浄剤を噴霧する、−列または数列に配置さ
れたジェットの下を運ばれるような処理法において、 ａ）記録用材料は、分離部材により画定されかつ互に隔
離されている、少なくとも２つの洗浄区画を通って本質
的に平らに引き続き運ばれ、各洗浄区画には別々のジェ
ット装置が備えられ、このジェットは記録層の各表面単
位区域が、少なくとも２つの洗浄噴霧コーン（Ｗａｓｈ
　５ｐｒａｙｃｏｎｅｓ）により続けて打たれるような
形態と配置とに嘔れており、この洗浄噴霧コーンは記録
層に当たるより以前には互に接触しないようにされ、そ
して単位時間当υに記録用材料の単位面積に当たる、洗
浄剤の量とその当たる速度とは、画像のない部分はすべ
て除去されるが、記録層の画保をもつ部分は除去されな
いように選ばれる、ものである感光性記録用材料を処理
するための改良方法が提供される。

本発明の１実施例によれば、前述の方法を実行するため
に、入口と出口側とに配置されて作用区域を画定する感
光性記録用材料搬送または支持ロールと、記録用材料搬
送ガイドと、および本質的に下方へ向ったジェットを与
える少なくとも１つのジェット管からなる装置において
。

ａ）この作用区域中には少なくとも１つの分離部材が存
在し、これによ９少なくとも２つの洗浄区画が形成され
。

ｂ）この記録用材料搬送ガイドは連続的なコンベアベル
トであり、これは入口および／または出口側の搬送ロー
ルにより駆動され、 Ｃ）各洗浄区画中には少なくとも１つのジェット管が存
在し、この下方に向けられたジェットは、コンベアベル
トの各表面単位区域が洗浄区画を通過するとき、少なく
とも２つの洗浄噴霧コーンに打たれるように配置され、
しかもコンベアベルトに当たる以前にはこの洗浄噴霧コ
ーン間の接触は生じないものである。感光性記録用材料
を処理するための改良された装置が提供される。

活性輻射線源に対して画像状に露光することにより、画
像状に硬化された感光性記録層は、この記録用材料をこ
こで規定した装置を用いて、前記に規定したようにして
洗浄するならば、じゃまなすじ模様の形成なしに洗浄す
ることができる。すでに記載したように、感光性記録用
材料は分離部材により画定されている少なくとも２つの
洗浄区画で、この洗浄区画は互に隔離されているものの
中を通って引き続き運ばれる。

各洗浄区画には別々のジェット装置が備えられている。

分離部材は洗浄区画を包み込む必要はないが、洗浄剤が
記録層に打ち当る前または後に、一方の洗浄区画から他
方に流れこんだシ、あるいは洗浄装置の前段または後段
に流れることを防止しなければならない。特に適当なも
のは記録層上にのせられ、記録用材料の搬送速度に対応
して回転するロールである。そこで、例えばハムリン氏
の米国特許第４，１４２．１９４号中で述べられている
ような、既知の洗浄装置の入口と出口で記録層上に載置
されているロールを、初めと後の洗浄区画を外界から区
別するために利用できるとともに、洗浄区画を互に隔離
するために、記録層上に載置する追加のロールが配備逼
れる。しかしながら、洗浄区画は弾性材料の舌片または
エアブラりにより、互に区画されかつ隔離することもで
きる。異なる種類の分離部材を１つの洗浄装置に組み合
すことができるのは自明である。

記録用材料は本質的に水平に洗浄区画中を搬送するのが
好ましい。平らにかつ水平に運ぶために、記録用材料は
洗浄区画中を動かされている、コンベアベルトの水平部
分上にのせることができるにのコンベアベルトは可撓性
の材料または平らなリンクで構成することができる。

コンベアベルトと記録用材料との平面を確保するため、
洗浄区画中の平面テーブルの上に前者をスライドさせる
のが良い。コンベアペルトドテーブルには、洗浄剤が通
シぬけられるように穴を設けることができる。単一のテ
ーブルの代りに、別々の洗浄区画中に１つのテーブルを
用いるのが好都合である。

親水性のコロイド、例えばゼラチンをもとにした記録層
の、タンニング現像後の洗浄のための洗浄剤としては、
対応する水性ゲルの溶融点以上の温度に加熱された、水
または水性の溶液が好ましく用いられる。ゼラチン層の
ためにこの温度は２０〜５ＤＣの間が好適である。しか
しながら、洗浄しうる他の皮膜、特にフォトポリマにつ
いては、当業者によく知られた適切な温度の非水系溶剤
が有用である。

本発明に従って、記録層表面の各単位区域に対して、少
なくとも２つの洗浄噴霧コーンにより打たれるようにし
、しかもこの噴霧コーンは記録層に当たる以前には、互
に決して接触を起さないようにする、洗浄区画用の各ジ
ェットの配置は、例えば数列のジェットを搬送方向に沿
って順次位置させ、そしてこの方向を横切ってずらすこ
とによって実りできる。この噴霧コーンは円形のもので
ある。いま１つの好ましい具体例は１列の扇状ジェット
から構成され、扇形の最大径は搬送方向に関して回動さ
れておシ、そしてそれらの間隔は前述の本発明の特徴が
満されるような距離とされている。特に好ましいのは噴
霧コーンが最大直径の方向に６０〜１２０度の角度を発
生させ、そして最大直径が搬送方向と７５〜８５度の角
度を形成するものである。

すじの発生の問題を解決するためには、既知の方式で記
録層上に高速高圧で洗浄剤を噴霧することは一般に充分
でない。単位時間単位面積当りに、洗い出された記録層
に打ち当る洗浄剤の量と当る速度とは１画像がないつま
り記録層の未硬化の区域だけが除去され、そして画像が
あるつまシ硬化された区域は、記録用材料中に完全に保
持されて残留するようにむしろ選ばれるべきである。実
験で当る速度が余りに高いと硬化された区域の部分的な
洗い出しが生じるのが示され、それで当たる速度の不均
一な分布により、長手方向のすじが処理された記録用材
料上に生じ、欠点のない画像に反しこのすじは多少間る
く現われる。同じように、もし当たる速度が余りにも小
さいならば、暗い長手方向のすじが形成される。

当たる速度と洗浄剤の麓との好適な組合せは記録層の形
式により当然に決ってくる。タンニング現像をされた、
ゼラチンをもとにしたハロゲン化銀乳剤層では、当たる
速度は１５〜５０ｍ／秒、そして洗浄剤の量はα８〜２
−／秒肩の範囲がそれぞれ好ましい。

本発明方法を実施するのに適した、本発明装置の１例を
第１図、以下の図面をもとに説明する。この洗浄装置は
処理ユニットを形成するためには、第１図中に示してな
い他の処理段階、即ち現像と乾燥の装置と一般に一体化
されている。第１図で、洗浄装置は上部１と下部２とか
らなるハウジング中に収納されている。両方の部分には
洗浄剤の飛沫をシールするために、弾性の舌片３ａと３
ｂおよび４ａと４ｂとが備えられている。洗浄装置の入
口には２つの回転ロール５と６とがあり、少なくともそ
の一方はばねで弾持されて両者間のすきまを自動的にと
ざし、そして洗い出しをされる記録用材料２０に対し、
搬送用の充分なまさり力を伝達する。装置の出口には２
つの回転ロール７と８とがあり、少なくともその１つは
ばねで弾持されている。無端コンベアベルト９がロール
５と７との上にかかつていて、このベルトは可撓性の材
料で構成され、水平な面をもつ固定テーブル１０の上を
滑動する。装置の中にはばねで弾持されたロール１５に
より分離された２つの洗浄区画１１と１２とがある。こ
のロールはコンベアベルト９と記錘用材料２０のそれぞ
れの上に置かれて回転させられている。洗浄区画１１中
にある洗浄剤の層は、記録用材料が洗浄区画１２に入る
以前にこのロールにより除去される。洗浄区画１１のほ
ぼ中央に１つのジェット管１５がコンベアベルト９の上
方に配置され、これには１列の扇状ジェット１４（複数
）をもっておシ、これはコンベアベルト９とその上にの
せられている記録用材料２０の、それぞれへ向って下向
きに扇状コーンの形で洗浄剤を噴霧する。か（して担持
層２１に付着している記録層２２の未硬化部は溶解され
、そして洗浄剤によって洗い去られる。同じように、第
２の洗浄区画１２中には、１列のジェット１４ａ（複数
）をもつ１つのジェット管１５ａが存在している。噴霧
コーン１６ａの形の洗浄剤がコンベアベルト９とその上
にのせられている記録用材料２０へ向って下向きに噴霧
される。この洗浄剤はついでコンベアベルト９のはじを
こえて、あるいはコンベアベルトと固定テーブル１０中
の穴を通って、ハウジングの下部２中に滴下し排出口２
３を通って排出される。

これはついで廃棄されるか、または−過しここに示して
ない加熱エレメントで処理され、そしてポンプによりジ
ェット管１５と１５ａに送シ返すこともで診る。

第２図は、洗浄区画中の扇状ジェットの個々の噴霧コー
ンにより打ち当てられる。記碌層上の区域３０を示して
いる。表面３１上の各単位区域１例えば単位区域３２と
３３とは、記録用材料が矢印の方向に移動するとき、少
なくとも２つの洗浄噴霧コーンにより引き続いて打たれ
るのを見ることができる。

第３図は円形ジェットの配置を示している。

ここでは３本のジェット管が配置され、各ジェット管の
ジェット（複数）は他のジェット管の対向するジェット
に対し、コンベアベルトの進行方向に対して垂直な方向
に、その距離の３分の１移動されてとシ付けられている
。ここでもまた１例えば表面３１上の単位区域３５と５
６とは、少なくとも２つの洗浄噴霧コーン３４にょに打
たれている。

本発明の最も好ましい態様は以下の実施例中に示されて
いる。

産業上の利用性 本発明は画像状に硬化されて洗浄可態な記録用材料、特
に親水性コロイドをもとにした。例えばハロゲン化銀ま
たは光重合性組成物の、ネガ型またはポジ型のコピーフ
ィルムおよヒ印刷板の現像に際して有用である。

以下の実施例はさらに説明するためのものであって、本
発明方法を限定するものではない。

実施例 タンニング現像をしそして洗浄をするのに適した写真記
録用材料は、欧州特許出願第１２８．８３６号の実施例
１中の比較用フィルムと同じ方法で作られ、５０４の網
点スクリン（６０線／ａｎ）に密着して露光された。処
理は一体化された処理ユニット中で行なわれ、ここで記
録用材料は搬送ロールの助けにより、活性化、洗浄およ
び乾燥の各セクションを順次搬送される。

洗浄セクションの装置は第１図に相当して構成されてい
るが、本発明に主要なパラメータは変化できるようにし
た。活性化は４０℃の活性化浴中１５秒間、定着は２５
℃の定着浴中１５秒間行った。各浴の組成は前記の欧州
特許出願の実施例１中に示されている。洗浄後、記録用
材料は５５℃の空気流中で２０秒間乾燥された。

最初に洗浄装置の構造的要素の配置は第１因に対応した
ものであった。ここで、コンベアベルトからの２つのジ
ェット管１５と１５ａの距離は７０ｍ、ロール６と８か
らロール１３までの距離はそれぞれ１００１１１１１、
そしてジェット管上の２つの隣接する扇状ジェット間の
距離はそれぞれ２５■であった。洗“浄剤として供給す
る水の温度は３５℃で、記録層に向け２２ｍ／秒の速度
で。

１、５　ｄ／秒／儒２の量で噴霧された。コンベアベル
トの速度はＣ１０３ｍ７秒であった。コンベアベルトと
記録層上にこの噴霧ジェットにより及ぼされる圧力は約
３００　Ｐａであった。噴霧コーンの最大直径は搬送方
向と８０°の角度を形成させた。

これらの各条件の下に、完全に均一な５０％の網点が得
られた。

以上の方法を下記の変更を加えてくシ返し、処理された
記録用材料中に以下に示す欠点が生じた： との実験の結果、欠点のない画面は本発明に従う各特徴
点の総合作用によってのみ得られることが示された。

以上、本発明の詳細な説明したが１本発明はさらに次の
実施態様によってこれを要約して示すことができる。

１）担持層と画像状に硬化された少なくとも１つの感光
性記録層とからなる、感光性記録用材料を処理するため
の方法で、記録層の画像のない区域は洗浄剤による処理
によって除去され、記録用材料は１本質的に垂直に下方
へ洗浄剤を噴霧する、一列または数列に配置されたジェ
ットの下を運ばれるような処理法において、ａ）記録用
材料は、分離部材により画定されかつ互に隔離されてい
る、少なくとも２つの洗浄区画を通って本質的に平らに
引き続き運ばれ、各洗浄区画には別々のジェット装置が
備えられ、このジェットは記録層の各表面単位区域が、
少なくとも２つの洗浄噴霧コーンにより続けて打たれる
ような形態と配置とに嘔れておシ、この洗浄噴霧コーン
は記録層に当たるより以前には互に接触しないようにさ
れ、そして単位時間当りに記録用材料の単位面積に当た
る、洗浄剤の量とその当たる速度とは、画像のない部分
はすべて除去されるが、記録層の画像をもつ部分は除去
されないよ５に選ばれる、 ものである感光性記録用材料を処理するための改良方法
。

２）感光性記録層は、画像状に露光されたネガまたはポ
ジ型の光重合性層からなるものである、前項１記載の方
法。

３）感光性記録層は、画像状に露光されそしてタンニン
グ現像をされたハロゲン化銀乳剤層からなるものである
、前項１記載の方法。

４）洗浄される記録層上に載置されて回転するロールが
分離部材として用いられるものである、前項１記載の方
法。

５）記録用材料は、洗浄中本質的に水平に運ばれるもの
である、前項１記載の方法。

６）洗浄中の記録用材料は、移動コンベアベルトの水平
部分に載置されるものである、前項１記載の方法。

７）コンベアベルトは、水平テーブルによって洗浄区画
中に支持されている、前項６記載の方丸 ８）コンベアベルトおよび／またはテーブルは。

洗浄剤が通過することのできる複数の穴をもつものであ
る。前項７記載の方法。

９）洗浄剤は水または水性の溶液である、前項１記載の
方法。

１０）水または水性の溶液は２０〜５０℃の温度をもつ
ものである、前項９記載の方法。

１１）ジェットは扇状噴霧ジェットである、前項１記載
の方法。

１２）扇状噴霧ジェットの噴霧コーン角度はその最大直
径の方向に６０〜１２０度である、前項１１記載の方法
。

１５）　ｊ！１状噴霧噴霧ジェット霧コーンの方向は、
記録用材料の搬送方向と７５〜８５度の角度をなすもの
である、前項１１記載の方法。

１４）洗浄剤は、１５〜３０ｍ／秒の速度でかつａ８〜
２−／秒／３２の分量に記録層上釦噴霧されるものであ
る、前項１記載の方法。

１５）記録層は網点像を含むものである、前項１記載の
方法。

１６）入口と出口側とに配置されて作用区域を画定する
感光性記録用材料搬送または支持ロールと、記録用材料
搬送ガイドと、および本質的に下方へ向かったジェット
を与える少なくとも１つのジェット管からなる装置にお
いて、ａ）この作用区域中には少なくとも１つの分離部
材が存在し、これによ９少なくとも２つの洗浄区画が形
成され、 ｂ）この記録用材料搬送ガイドは連続的なコンベアベル
トであシ、これは入口および／または出口側の搬送ロー
ルによル駆動され、Ｃ）各洗浄区画中には少なくとも１
つのジェット管が存在し、この下方に向けられたジェッ
トは、コンベアベルトの各表面単位区域が洗浄区画を通
過するとき、少なくとも２つの洗浄噴霧コーンに打たれ
るように配置され、しかもコンベアベルトに当たる以前
にはこの洗浄噴霧コーン間の接触は生じないものである
、感光性記録用材料を処理するための改良された装置。

１７）少なくとも１つの洗浄区画中に１つのジェット管
が存在し、これは噴霧コーンの最大直径がコンベアベル
トの進行方向と７５〜８５度の角度をなす扇状噴霧ジェ
ットを与えるものであシ。

かつ最大直径の方向に６０〜１２０度の噴霧コーンの角
を発生するものである、前項１６記載の装置。

１８）各ジェットは円形噴嬉のジェットであシ、そして
１つの洗浄区画中に少なくとも３つのジェット管が配置
され、他のジェット管のジェットに対向する各ジェット
管のそれぞれのジェットは、コンベアベルトの進行方向
に対し垂直な方向に、この方向中に３分の１の距離はな
れるように移設されているものである、前項１６記載の
装置。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を行なうのに適した本発明装置の断
面図である。 第２図は１列の扇状ジェットの個々の洗浄噴霧コーンに
より打ち当てられる記録層の区域の配列の説明図であシ
、そして 第３図は３列の円形ジェットの洗浄噴霧コーンにより打
ち当てられる記録層の区域の配列の説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）担持層と画像状に硬化された少なくとも１つの感光
   性記録層とからなる、感光性記録用材料を処理するため
   の方法で、記録層の画像のない区域は洗浄剤による処理
   によつて除去され、記録用材料は、本質的に垂直に下方
   へ洗浄剤を噴霧する、一列または数列に配置されたジェ
   ットの下を運ばれるような処理法において、 ａ）記録用材料は、分離部材により画定されかつ互に隔
   離されている、少なくとも２つの洗浄区画を通つて本質
   的に平らに引き続き運ばれ、各洗浄区画には別々のジェ
   ット装置が備えられ、このジェットは記録層の各表面単
   位区域が、少なくとも２つの洗浄噴霧コーンにより続け
   て打たれるような形態と配置とにされており、この洗浄
   噴霧コーンは記録層に当たるより以前には互に接触しな
   いようにされ、そして単位時間当りに記録用材料の単位
   面積に当たる、洗浄剤の量とその当たる速度とは、画像
   のない部分はすべて除去されるが、記録層の画像をもつ
   部分は除去されないように選ばれる、 ものである感光性記録用材料を処理するための改良方法
   。 ２）入口と出口側とに配置されて作用区域を画定する感
   光性記録用材料搬送または支持ロールと、記録用材料搬
   送ガイドと、および本質的に下方へ向かつたジェットを
   与える少なくとも１つのジェット管からなる装置におい
   て、 ａ）この作用区域中には少なくとも１つの分離部材が存
   在し、これにより少なくとも２つの洗浄区画が形成され
   、 ｂ）この記録用材料搬送ガイドは連続的なコンベアベル
   トであり、これは入口および／ または出口側の搬送ロールにより駆動され、 ｃ）各洗浄区画中には少なくとも１つのジェット管が存
   在し、この下方に向けられたジェットは、コンベアベル
   トの各表面単位区域が洗浄区画を通過するとき、少なく
   とも２つの洗浄噴霧コーンに打たれるように配置され、
   しかもコンベアベルトに当たる以前にはこの洗浄噴霧コ
   ーン間の接触は生じないものである、 感光性記録用材料を処理するための改良された装置。