JPS62257171A - 現像性が改良される感光性平版印刷版の現像方法と装置 - Google Patents

現像性が改良される感光性平版印刷版の現像方法と装置

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JPS62257171A
JPS62257171A JP10168186A JP10168186A JPS62257171A JP S62257171 A JPS62257171 A JP S62257171A JP 10168186 A JP10168186 A JP 10168186A JP 10168186 A JP10168186 A JP 10168186A JP S62257171 A JPS62257171 A JP S62257171A
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JP
Japan
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plate
developer
printing plate
photosensitive
development
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Application number
JP10168186A
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English (en)
Inventor
Mieji Nakano
中野 巳恵治
Minoru Kiyono
清野 実
Masabumi Uehara
正文 上原
Akira Nogami
野上 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版(以下、ps版という)の現
像処理方法およびそれに用いられる装置に関し、更に詳
しくは、ps版の1版毎に未使用の現像液を供給して現
像する自動現像機に適する28版の現像方法およびそれ
に用いられる装置に関する。
〔従来の技術〕
露光済みのps版を多数枚処理する場合には自動現像機
を用いることが一般的である。
自動現像機において露光済みのps版を処理する場合に
は、ps版を水平搬送しながら現像液をスプレー状に吹
付けて現像処理する方法や、多量の現像液を収容した現
像処理槽にps版を湾曲させて搬送しながら浸漬させて
現像処理する方法が行われている。こうした処理方法に
おいては、いづれもps版を1版処理するのに多量の現
像液を準備する必要がある。また、現像液を経済的に利
用するために循環再使用しており、その間、処理による
現像液劣化に加えて空気中からの炭酸ガスの吸収による
現像液劣化が起こシ、しばしば劣化した現像液を交換し
なければならず、現像作業の管理が非常に面倒である。
上記の欠点を改善する目的で、ps版を多量の循環再使
用する現像液で処理する場合、補充液を補充して現像処
理を安定に保つ方法が知られており、特開昭50−14
4502号、同55−1’15039号、同58−95
349号等に開示されている。こうしだ補充方法におい
ても液交換の頻度は減少するものの液交換の必要があり
、また、補充の精度の問題とPS版間の品踵差による補
充のふれは解決できなかった。またその上に補充装置を
必要とし、補充装置自体が高価であるばかりか、補充装
置の調整、整備等の必要もある。
こうした補充方式の煩わしさを除き、現像液の節約を目
的とした処理装置が特開昭55−32044号公報に記
載されている。これは自動現像機内の感光材料移送路に
接近して現像液拡散板を備え、ps版面上に施した現像
液を延伸するものであるが、この装置を用いて28版を
少量の現像液で処理する方法には、搬送するps版が必
ずしも水平とはいかずに多少上下に歪んでいるため、現
像液量が不均一となり易く、現像むらを生じ易く、処理
される28版と現像液拡散板との間隙を調節するのに手
間がかかるという欠点があり、特に少量の現像液を28
版面に直接滴下した場合、滴丁部と非滴下部に現像速度
差が生じ、現像拡散板を通過した後もこの差が残り、現
像むらとなり、印刷版として好ましくないものが得られ
ることがある。
我々はかかる欠点を改良し、少量の現像液を用いて現像
処理を安定に行い得るps版の現像方法および装置を開
発し既に出願した(昭和61年・1月8日出願、発明の
名称「現像均一性が改良される感光性平版印刷版の現像
処理方法、装置」他)。
しかしながら、少量の現像液を用いて現像処理する技術
には、ps版の先端部に現像液の不足によると推測され
る現像不良が発生する問題があることを我々は見出した
〔発明の目的〕
本発明の第1の目的は、前記少量の現像液を用いてps
版を現像する方法におけるps版の先端部の現像不良が
改良される現像方法を提供することであり、第2の目的
は、この方法て用いられる装置を提供することである。
〔発明の構成〕
上記本発明の目的は、下記構成の現像方法および装置に
よって達成される。
すなわち、本発明の現像方法は、ps版を画像露光後、
自動現像機を用いて自動的に搬送し現像する現像方法に
おいて、現像期間の一部で該ps版上に現像液膜を保持
させて現像を行い、かつ現像期間の一部で該現像液膜よ
り厚い巾手方向の現像液溜を該ps版の少なくとも先端
部の版面上に存在させることを特徴とし、本発明の装置
は、28版を自動的に搬送し現像する自動現像機の現像
装置において、搬送方向へ下降して搬送する装置、この
搬送中のps版の巾手方向に一様に現像液を供給する手
段、およびこの供給の後に搬送されるps版の先端と鋭
角で接触し、巾手方向に平行でかつ搬送方向へ上昇する
面を持つ傾斜板を有することを特徴とするか、またはp
s版を自動的に搬送し現像する自動現像機の現像装置に
おいて、2枚の板材で形成されるスリットを有する現像
液供給部材、該現像液供給部材の下端と接し、水平ない
し搬送方向に上る面を持つ傾斜板、および該現像液供給
部材と該傾斜板との間にps版を送入する搬送手段を有
することを特徴とする。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施態様を示す装置の斜視図であり
、第2図はその側面図である。
第1図および第2図において、1は搬送ローラ対でps
版2をニップし搬送を行うもので、水平面に対して下降
する角度で搬送するように設ける。
3は現像液貯蔵槽、4は送液ポンプで現像液供給パイプ
5へ現像液を圧送する。現像液供給パイプ5には現像液
を流出させるための複数の穴をパイプの側面に設ける。
6は現像液供給部材で2枚の板材によシ形成されるスリ
ットヲ下端に有し、該スリットは現像液供給パイプ5か
らの現像液流出量に応じてスリット間隙の増減ができる
構造にする。
上記板材としては例えばポリエステル、ポリ塩化ビニル
、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンのよう
なプラスチックのシート、ステンレス鋼のような金属、
ゴム等のシートを用いることができる。
上記板材が可撓性のないものであるかPS版面を傷付け
るような硬いものであるときは該F端がps版に接触し
ないような位置にすることが好ましい。
上記スリット間隙の増減の調節は上記2枚の板材の少な
くとも1つが可撓性のあるものであれば現像液供給パイ
プ13からの現像液量出量に応じて自動的罠なされるの
で装置が簡易なものとなる。
上記スリットの好ましい実施態様として、その下端部が
スリットを形成する2枚の板材が各々搬送面に平行な方
向でかつ搬送方向に直交する方向に少なくとも可撓性を
有する部分を有し、ps版面上の位置において、搬送方
向から見て出口側の板材が入口側の板材よシ先端(下端
)が短い(好捷しくに3〜IO朋)態様が挙げられる。
この短くすることによシ、出口側板材の先端で液膜がス
クイズされ液膜の厚さが薄くなり過ぎることを防止でき
る。
搬送ローラ対1てよる搬送面と水平面7との角度αは鋭
角であればよいが、好ましくは5〜30’の範囲である
搬送ローラ対1による搬送面で現像液を現像液供給部材
6でps版2の上に供給し、この供給位置より先の搬送
面にあるps版2の先端部と第2図上βで示す角度が鋭
角である角度で突き当り、該先端部を上方へ案内する傾
斜板8を設ける。ps版2の先端部と傾斜板8とで形成
される一部にps版2上に供給された現像液が流下して
現像液溜9ができる。上記βは鋭角であればよいが、好
ましくは5〜30’ の範囲である。まだ傾斜板8と水
平面7との角度γは5〜30°の範囲が好ましく、傾斜
板8の実質長さlは10〜1001mの範囲が適当であ
る。
現像液供給部材の別の実施態様として、上記2枚の板材
により形成されるスリットを有する現像液供給部材の′
該2枚の板材のうちの出口側板材を取り除き、現像液供
給パイプの複数の穴から現像液を入口側板材の面へ流出
させ該板材の面を流下させてps版上に供給する構造と
したものが挙げられる。
本発明において、PS版上て現像液を供給する手段は、
現像液がps版上にできるだけ均一な厚さに、かつ巾手
方向(搬送面に平行で搬送方向と直交する方向)にでき
るだけ時間的すれかなく施されるものが望1しく、その
ような手段として、上記の2枚の板材で形成されるスリ
ットを有する現像液供給部材等を用いる方法に限定され
ず種々の手段を用いることができる。
次にこの装置の作用について述べる。
28版2が装置入口から挿入されると28版検出スイッ
チ(図示せず)により搬送ローラ対1,10が回転しp
s版を搬送する。また、現像液はps版検出スイッチに
よりポンプが作動し、所定時間および所定量の現像液を
現像液供給ノくイブ5に流す様に液量制御が行なわれる
現像液供給パイプ5の複数の穴から流出した現像液は現
像液供給部材6を構成する2つの板材の内側斜面に沿っ
て流下するが、下端の出口付近でスリットでせき止めら
れて連続した液溜りができることにより搬送さ凡る28
版2の版面上に均一な液膜で現像液の供給が可能となる
。第1図において一部に矢印を付した1点鎖像は現像液
の流下方向を示したものである。
このような装はにおいて、現像液供給量はスリットを形
成する板材(スリット板)の選択によシルs版1 m”
当り30〜1000m/が可能であるが、好ましくは5
0〜500meである。
ps版2の版面に均一液膜を形成した現像液はps版2
の版面」二で搬送方向へ流れながら現浄液膜を形成、保
持され、ps版2の先端が傾斜板8に突き当るまでの期
間該先端部分に該現像液膜よシ厚い現像液溜を作る。更
に、ps版2の先端部が傾斜板80案内面を滑りながら
移動する期間の少なくとも一部で該先端部に同様の現像
液溜ができる。
傾斜板8の後端を通過したps版2は現像が完了する位
置以降でスクイズローラ10等により現像液を除去して
次の工程へ移せばよい。傾斜板8の通過後現像液を除去
するまでの間はps版2上の現像液膜が保持されるよう
な姿勢(好ましくは水平)で搬送を行えばよい。第2図
で2点鎖線で示したものは28版2の先端がスクイズロ
ーラ10を通過した時点での28版2および現像液供給
部材6の状況である。
第1図に示すタイプの装置の場合、現像液膜を28版2
0版面上に形成した時からps版2の先端が傾斜板8に
突き当るまでの時間は1〜20秒の範囲が適当でちり、
好捷しくは3〜10秒の範囲である。
第3図は本発明の別の実施態様を示す装置の斜視図であ
り、第4図および第5図はその側面図であって、それぞ
れ搬送される28版の異なる位置にあ・ける状態を示し
ている。第6図は、これらの図で示す装置て現像促進手
段であるブラシローラ23 ′fr:付加した装置の側
面図である。
第3図、第4図、第5図および第6図において、11は
搬送ローラ対で28版12をニップし搬送を行うもので
水平ないし搬送方向に下降する方向に搬送するように設
ける。13.1・I、15、】6および18はそバぞれ
前記第1図における3、・1.5.6および8と同様の
現像液貯蔵槽、送液ポンプ、現像液供給パイプ、現像液
供給部(′、Aなよび傾斜板である。
但し、現像液供給部材16の下端が傾斜板18の傾斜面
に接しており、この部分を28版12が通過してないと
きには、現像液供給部材16の下端部と傾斜板18とで
形成される1部に現像液溜]9が生ずるようにし、ps
版12の先端が現像液供給部材16の下端と傾斜板18
との接触部に突入するように搬送ローラ対11を設ける
。20はps版12の搬送位置を安定させるための押え
ローラ、21は搬送ローラ、22はスクイズローラであ
り、第4図は28版12の先端が傾斜板I8に接触した
時点における側面図、第5図は28版】2の先端がスク
イズローラ22に達し、その後端が搬送ローラ対11よ
り後にある時点における側面図である。
傾斜板18と水平面17との角度γ′はO〜90°の範
囲であればよいが好ましくは5〜45°の範囲であシ、
ps版12の傾斜板18への進入角度は、水平面17に
対する角度α′でO〜・15°の範囲、特に5〜20゜
の範囲が好1しく、傾斜板18に対する角度β′が鋭角
であればよく、好ましくは15〜60°の範囲である。
傾斜板18の後端上を通過後、現像が完了するまでのp
s版12は版面上の現像液膜が保持されるような姿勢(
好ましくは水平)で搬送を行えばよい。
第3図に示す″ような装置を用いる場合、現像液溜19
によりps版】2の先端部の現像不良が解消される。
第3図ないし第5図で示すような態様においても、現像
液供給部材の別の実施態様として、上記2枚の板材によ
シ形成されるスリノトヲ有する現像液供給部材の該2枚
の板材のうちの出口側板材を取り除き、現像液供給パイ
プの複数の穴から現像液を入口側板材の面へ流出させ該
板材の面を′流下させてps版上に供給する構造とした
ものが挙げられる。
第1図および第3図に示すような装置による場合を含め
、現像時間はps版の搬送速度とps版上への現像液供
給位置から現像液除去位置までの距離との関係で決定さ
れる。
現像時間は5〜120秒が良好であるが、好ましくは1
0〜60秒である。現像温度は10〜40℃の範囲が適
当である。
本発明の方法および装置において、28版上に現像液を
供給後、現像促進手段を加えることができる。現像促進
手段には、現像促進する物理的、化学的、電気的、機械
的などのすべての手段を利用することができる。
機械的促進手段としては、版面を擦る方法、例えば回転
するロー2状の擦シ部材を用いて擦る方法、平板状の擦
り部材を回転することによシ擦る方法、平板状の擦シ部
材を前後および/または左右に移動させることにより擦
る方法、およびローラ状の擦り部材あるいは平板状の擦
り部利を回転しながら前後および/または左右に移動さ
せることにより擦る方法などが挙げられる。なお、これ
らの擦シ部材は複数個組み合わせて使用してもよい。こ
れらの擦り部材は、例えばブラシ、スポンジ、或いは布
等を用いて作成することができる。
その他の現像促進手段には、例えば高圧空気を吹きつけ
る方法、超音波を照射する方法、ps版に振動を与える
方法、特開昭58−42042号に記載されているよう
な電気化学的に現像する方法、マイクロウェーブの照射
により瞬時に28版上の現像液を加熱する方法、あるい
は研磨剤粉末を含む処理液を用いて版面をホーニングす
る方法などが挙げられる。
現像促進手段の好ましい一態様として回転ブラシローラ
で28版の版面を擦る方法が挙げられる。
この場合、第6図に示すように、ブラシローラおをスク
イズローラ22の直前に設け、スクイズローラ22でス
クイズされた現像液でブラシローラnの部分に現像液溜
が生じるようにし、この液を利用してブラシ回転振りに
よる現像促進を行うことが好ましい。
本発明の方法によりps版を現像した後の処理方法につ
いては制限々く、任意の方法を適用できる。
また、本発明の方法および装置を適用する自動現像機は
本発明に係る現像処理工程の他に必要ならば現像処理工
程後、現像停止処理工程(停止処理液は使い捨て方式や
循環使用の方式を含む)、不感脂化処理工程の各々個々
の処理工程、現像停止処理工程とそれに引継ぐ不感脂化
処理工程、現像処理工程と不感脂化処理と組合せた処理
工程、或いは現像停止処理工程と不感脂化処理工程とを
組合せた例えば特開昭54−8002号公報記載の処理
工程等を含んでいてもよい。まだ、現像処理工程および
他の工程は各々複数であってもよく、例えば現像処理工
程を第1の現像処理工程および第2の現像処理工程に分
けてもよい。
上述の現像処理工程および現像後の処理工程だおいて使
用済みの不要な液は、廃液として処理されるが、一時的
には廃液タンク等を設けることによって貯蔵されること
が望ましい。
本発明の方法に用いられる28版には、光照射によって
溶解性の変化する感光層が支持体上に塗布されているも
の、および電子写真方式等によって画像様レジスト層を
設は得る溶解性層が支持体上に設けられているものが含
−!れる。
上記の感光性層は必須成分として1感光性物質を含んで
おシ、感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光
性ジアゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽
和二重結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポ
キシ化合物、酸で分解するシリルエーテルポリマーやc
−o−c−iを有する化合物と光酸発生剤との組合せ等
が挙げられる。感光性ジアゾ化合物としては、露光によ
りアルカリ可溶性に変化するポジ型のものとして。−キ
ノンジアジド化合物、露光により溶解性が減少するネガ
型のものとして芳香族ジアゾニウム塩等が挙げら九る。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例を示す。
実施例1 第1図に示す態様の装置を用い、ス+J ノ)を形成す
る板材として、上側(出口側)の板材に厚さ75μm、
長さく搬送方向に直交する方向) 900mm、幅(’
32図におけるa ) 50mmの、下側(入口側)の
板材に厚さ175μm、長さ900m+x 、幅(第2
図におけるb)55朋 のそれぞれ長方形のポリエチレ
ンテレフタレートのシートを用いた。
傾斜板にはγ=20°、J=120mmのステンレス板
ヲ用い、スリットの下端から傾斜板までの搬送距離を5
0朋、スリットの下端から現像液スクイズローラまでの
搬送距離を1lOO龍とした。
ps版はSMP −N (商品名、ポジ型ps版、小西
六写真工業■製)の1003朋X 800mynサイズ
を用い、現像液は下記組成のものを用いた。
現像液 ケイ酸ナトリウム(JIS規格ケイ酸 ソーダ3号)102 水酸化ナトリウム           272ペレツ
クスNBL (アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、花王アトラ ス■製)               0.25L?
水                        
   9672現像液供給量は上記ps版1版当り16
0mg 、現像液温度5℃、現像時間I秒で100版を
連続して処理し、得られた版のうち、1板目と100版
目をオフセット印刷した結果、ps版の先端部に現像不
良による汚れのない良好な印刷物が得られた。
比較例1 前記実施例1と同様な28版および現像液を用い、第7
図に示す装置を用いて現像を行った。現像液を現像液供
給パイプ35のノズルからps版上に滴下させ、プラス
チックシートの拡散板36により現像液滴!rips版
上に押し広げられ現像され、案内板37上を搬送され現
像が終了する。
現像液滴下位置からスクイズローラ対郭までの距離すな
わち現像ゾーンl’400朋、現像時間印秒、現像液量
1版画たり160m1!で現像処理を行なったところ、
現像液はps版面上に均一に押し拡げられたが、ps版
の先端部の現像性が悪く残膜が認められ、得られた版を
実施例1と同一の条件で印刷を行なったところ、該残膜
部に汚れが発生した。
実施例2 第3図に示す態様の装置を用い、スリットを形成する板
材としてポリエチレンテレフタレート材のシート(入口
側は厚さ175μm、出口側は厚さ75μm、その他は
実施例1に同じ)を用いた。傾斜板にはγ’== 20
 ’、J’=120朋 のステンレス板を用い、現像部
の長さを400關とした。ps版は$四−N(商品名、
ネガ型ps版、小西六写真工業(樽製)の1003mm
 X 800龍サイズを用い、現像液はSDN −21
(小西六写真工業(株製、商品名)1部を水3部で稀釈
して用いた。現像液供給量はps版1版当たり160m
/使用し、現像温度5℃、現像時間20秒とした他は実
施例1と同様の条件で現像処理および印刷試験を行なっ
たところ、スリットを形成する板材と傾斜板とで作られ
る1部に現像液溜が形成され、そこに28版を通過させ
ることによシ、PS版先端部の現像不足が発生せず安定
した現像が行われ、金板実施例1と同様の結果が得られ
た。
比較例2 比較例1の態様で実施例2と同一の条件で現像を行なっ
た結果、ps版の先端部の現像性が悪く残膜が認められ
、該残膜による汚れが発生した。
〔発明の効果〕
本発明により少量現像液供給現像方法におけるps版の
先端部の現像不良が改良される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明方法に用いられる現像装置
の例を示す斜視図および側面図である。 第7図は対比用に用いた現像装置の斜視図である。 1.11.31・・・搬送ローラ対 2.12.32・・・ps版 3.13.33・・・現像液槽 4.14.34・・・送液ポンプ 5 、15 、35・・・現像液供給バイブロ、16・
・・現像液供給部材 8、】8・・・傾斜板 9.19・・・現像液溜 20・・・押えローラ 21・・・搬送ローラ 23・・・ブラシローラ 10 、22 、38・・・スクイズローラ36・・・
拡散板 37・・・案内板 出願人  小西六写真工業株式会社 第6図 第7図 1       −−−2*m o −5N2    
    −−−  PSb文3      −一一現壊
柴糟 4          −−一送液ホ4ンフ05   
                   −m−理41
−5R−(”:  # ハ’47m6        
              −−− ヂ地イ東シ0(
イ多(ノドeト郁1;腎a       −−−1歳#
+恢 9            −−一硯イtc 液シ・j
論110          −一一ズクィス′ローク
第3図 2] 11−  虚止ローク灯 12       −−−PS服 13−  環4#、、文壇 14          −−一 道5に、ポ・〉フ・
15             −m−丁硬JL力趣イ
天秀イテへ・イア・16−  理痕液仄給郭1 18          −−−  イ(―L4ヒ1−
オ反。 27        −m−真隻送ロー久22    
    −−− スクイズ′0−)第4図 第5図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性平版印刷版を画像露光後、自動現像機を用
    いて自動的に搬送し現像する現像方法において、現像期
    間の一部で該感光性平版印刷版上に現像液膜を保持させ
    て現像を行い、かつ現像期間の一部で該現像液膜より厚
    い巾手方向の現像液溜を該感光性平版印刷版の少なくと
    も先端部の版面上に存在させることを特徴とする感光性
    平版印刷版の現像方法。
  2. (2)感光性平版印刷版上に巾手方向にわたって現像液
    を供給した後、該感光性平版印刷版の搬送方向と同一方
    向の該感光性平版印刷版上の現像液の流れを生じさせる
    ことにより該感光性平版印刷版の先端部の版面上に上記
    現像液溜を形成させることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の感光性平版印刷版の現像方法。
  3. (3)上記現像液の流れを感光性平版印刷版の傾斜によ
    って生じさせ、かつ上記現像液溜を上記先端部に対して
    鈍角を形成する傾斜板と該先端部の前縁との接触部に形
    成させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    感光性平版印刷版の現像方法。
  4. (4)2枚の板材で形成されるスリットを有する現像液
    供給部材と、該部材の下端と接し水平ないし搬送方向に
    上る面を持つ傾斜板の該面とで形成される■部に上記現
    像液溜を形成させることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の感光性平版印刷版の現像方法。
  5. (5)感光性平版印刷版を自動的に搬送し現像する自動
    現像機の現像装置において、搬送方向へ下降して搬送す
    る手段、この搬送中の感光性平版印刷版の巾手方向に一
    様に現像液を供給する手段、およびこの供給の後に搬送
    される感光性平版印刷版の先端と鋭角で接触し、巾手方
    向に平行でかつ搬送方向へ上昇する面を持つ傾斜板を有
    することを特徴とする感光性平版印刷版の自動現像機の
    現像装置。
  6. (6)感光性平版印刷版を自動的に搬送し現像する自動
    現像機の現像装置において、2枚の板材で形成されるス
    リットを有する現像液供給部材、該現像液供給部材の下
    端と接し、水平ないし搬送方向に上る面を持つ傾斜板、
    および該現像液供給部材と該傾斜板との間に感光性平版
    印刷版を送入する搬送手段を有することを特徴とする感
    光性平版印刷版の自動現像機の現像装置。
JP10168186A 1986-04-30 1986-04-30 現像性が改良される感光性平版印刷版の現像方法と装置 Pending JPS62257171A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278557A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 Konica Corp 残膜が改良される感光性平版印刷版の現像方法および装置
JPS63197950A (ja) * 1987-02-12 1988-08-16 Konica Corp 感光性平版印刷版の現像処理方法
JPS6481942A (en) * 1987-09-24 1989-03-28 Konishiroku Photo Ind Method for developing nonsilver salt photosensitive material
JPH01298358A (ja) * 1988-05-27 1989-12-01 Konica Corp 印刷版現像装置

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