JPH0269731A - カメラのセルフタイマー表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、複数回のセルフタイマー撮影を連続して行な
うダブルセルフ撮影モードを設定可能なカメラのセルフ
タイマー表示装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の表示装置は、通常のセルフ撮影モード時
におけるセルフタイマーの作動表示と、ダブルセルフ撮
影モードにおけるセルフタイマーの作動表示とを区別せ
ず、同一表示にて表示していた。

即ち、通常のセルフ撮影モードの場合は、表示手段であ
るＬＥＤをセルフタイマーの作動中にわたって点灯状態
とし、シャツタレリーズが近づくと点滅状態として、設
定時間に達したらＬＥＤを消灯してレリーズ動作を行な
う。

一方、ダブルセルフ＠影モードの場合は、通常のセルフ
撮影モードと同様にセルフタイマーの作動中においてＬ
ＥＤを点灯状態とし、シャツタレリーズが近づくと点滅
状態として、設定時間に達したらＬＥＤを消灯して１回
目のレリーズ動作を行なう。引続いて２回目のセルフ撮
影のために再度セルフタイマーを作動させてＬＥＤを点
灯、点滅し、設定時間に達したらＬＥＤを消灯して２回
目のレリーズ動作を行なうものである。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来のセルフタイマー表示装
置では、セルフタイマー作動中に被写体である人物から
見て、通常のセルフ撮影モードとダブルセルフ撮影モー
ドとの識別ができない。このため、被写体となる人物が
１回目のセルフタイマー終了後のレリーズで、撮影完了
と助違いして動いてしまうことがあり、２回目以降の撮
影が失敗する、という問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、セルフタイマーの作動表示によって被写体である
人物に通常のセルフ撮影モードとダブルセルフ撮影モー
ドとを区別できるようにしたカメラのセルフタイマー表
示装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するため本発明にあっては、セルフ釦の
操作により１回のセルフタイマー撮影を行なう通常のセ
ルフ撮影モード又は複数回のセルフタイマー撮影を連続
して行なうダブル回影モードを設定する設定手段と、セ
ルフタイマー撮影時にセルフタイマー撮影中の表示を行
なう表示手段とを備えたカメラのセルフタイマー表示装
置において、前記表示手段による通常のセルフ撮影モー
ドにおけるセルフタイマーの作動表示と、前記ダブルセ
ルフ撮影モードにおける少なくとも１回目のセルフタイ
マーの作動表示とが異なるよう表示する表示制御手段を
設けたものでおる。

［作用］ このようなセルフタイマーの表示装置においては、セル
フタイマーの表示手段として例えばＬＥＤのような発光
素子や圧電ブザーのような音源表示手段を用い、発光素
子の点灯か点滅かの発光状態の相違、連続鳴動か断続鳴
動かの発音状態を相違させることによって、通常のセル
フｉ影モードとダブルセルフ撮影モードとを区別させる
ことができる。

従って、被写体となる人物は前記発光状態や発音状態か
ら撮影モードを容易に区別することができ、ダブルセル
フ撮影モード時における写真撮影の失敗を低減すること
ができる。

更に、カメラの製造コストを大にする要因もないので、
低コストで付加価値の高いカメラを提供することができ
る。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図である
。

第１図において、１０はＣＰＵを用いたカメラ制御部で
あり、カメラ制御部１０に対しては半押スイッチＳ１、
全押スィッチＳ２及びセルフスイッチＳ３が接続される
。

半押スイッチＳ１は、レリーズ釦の半押し操作でオンし
てカメラ制御部１０に対する電源供給より所定のシーケ
ンスをスタートざぜる。

全押スィッチＳ２は、レリーズ釦の深押し操作で半押ス
イッチＳ１に続いて御オンし、シャッターレリーズ動作
により一連の撮影動作を行なわせるものである。

また、セルフスイッチＳ３は、後の説明で明らかにされ
るように、例えばセルフ釦によりセルフスイッチＳ３を
短時間操作すると、シングルセルフモードが設定され、
またセルフスイッチＳ３を所定時間以上押し続けるとダ
ブルセルフモードが設定され、各セルフモードの設定と
同時にカメラ制御部１０に内蔵したセルフタイマーが起
動される。

カメラ制御部１０に対しては、ＡＦＩＩＪＩ［１部１１
、モータ制御部及びＬＥＤ制御部１２が接続されている
。そして、モータ制御部及びＬＥＤ制御部１２には、セ
ルフモードのセット状態及びセルフ撮影動作状態を表示
するためのセルフＬＥＤ１３、フィルムの巻上げと巻戻
しを行なうためのモータ１４が接続されている。

第２図は第１図の実施例における撮影シーケンスのメイ
ンルーチンを示した動作フロー図である。

第２図において、セルフ釦の押圧によりセルフスイッチ
Ｓ３がオンすると、カメラ制御部１０が起動し、まずス
テップＳ１で起動リセット処理を行なった後にステップ
Ｓ２でＡＦ処理等の撮影状態可能な条件にする一連の処
理を行なう。

ステップＳ２でＡＦ処理等を行なった後、次のステップ
Ｓ３でセルフスイッチＳ３がオン状態にあるか否かチエ
ツクし、セルフスイッチＳ３がオン状態にあればステッ
プＳ９のセルフモード処理に進む。このセルフモード処
理については、第３図に詳細に示される。

一方、セルフスイッチＳ３がオフの場合は、ステップＳ
４に進んで全押スィッチＳ２の状態をチエツクする。

ステップＳ４で全押スィッチＳ２がオフであるとステッ
プＳ５に進んで半押スイッチＳ１のオン状態をチエツク
し、半押スイッチＳ１がオン状態にあれば再びステップ
Ｓ３に戻りステップ８３〜Ｓ５の処理を繰り返す。一方
、ステップＳ５で半押スイッチＳ１がオフであれば一連
の処理を終了する。

ステップＳ４で仝押スイッチＳ２のオンが判別されると
、ステップＳ６に進んで撮影動作による露出を行ない、
撮影終了１変にステップＳ７で次の撮影のためにフィル
ム巻き上げを処理を行ない、このようにして一連の［影
動作が終了するとステップＳ８でダブルセルフモードの
ラッチ状態をチエツクし、ダブルセルフモードがラッチ
されていないときには一連の処理を終了するが、ダブル
セルフモードがラッチされていた場合にはステップＳ９
のセルフモード処理に戻り、このセルフモード処理を経
て再びステップＳ６の露出ステップＳ７のフィルム巻き
上げによる一連の撮影動作を行なうようになる。

第３図は第２図のステップＳ９に示したセルフモード処
理の詳細を示した動作フロー図である。

第３図において、第２図のステップＳ９におけるセルフ
モード処理に進んだ場合、ステップＳ２１に示すダブル
セルフモードか否かの判断を行ない、ダブルセルフモー
ドでない場合はステップＳ２２でセルフＬＥＤ１３の点
灯を行なった後にステップ３２３でセルフスイッチＳ３
がオンしているか否かを判断し、オンしていない場合は
ステップＳ２４に示す７ｓｅｃタイマー（セルフタイマ
ー）をスタートさせる。

一方、ステップ３２３でセルフスイッチＳ３がオンして
いると判断された場合は、ステップ８２８に示す３ｓｅ
ｃタイマーをスタートさせステップＳ２９に示すように
再びセルフスイッチＳ３のオン・オフ状態を判断する。

セルフスイッチＳ３がオンしていない場合、ステップ３
２４に進んで７ｓｅｃタイマーをスタートさせる。

ステップ３２９において、セルフスイッチＳ３がオンし
ている場合、ステップＳ３０に示すように先にステップ
３２８で設定した３ＳｅＣタイマーのタイムアツプを判
断する。３ｓｅｃタイマーがタイムアツプしていない場
合、再びステップＳ２９でセルフスイッチＳ３の状態を
判断する。

ステップ３３０でタイムアツプしていると判断すると、
ステップＳ３１に進んでダブルセルフモードにラッチし
、ステップＳ３２に示すようにセルフＬＥＤ１３を例え
ば２Ｈ２の周期で点滅してからステップＳ３３でセルフ
スイッチＳ３の状態を判断する。

そして、セルフスイッチＳ３がオンしている場合は、オ
フするまでの間においてセルフスイッチＳ３の状態をチ
エツクし、オフに変わったときステップ３２４に進んで
７ｓｅｃタイマーをスタートさせる。７ｓｅｃタイマー
がスタートすると、ステップＳ３４で７ｓｅｃがタイム
アツプしたか否かを判断し、タイムアツプ以前であれば
タイムアツプするまでチエツクする。

この７ｓｅｃ間においてセルフＬＥＤ１３は、ダブルセ
ルフモードでない場合、即ちステップＳ２３においてセ
ルフスイッチＳ３がオンしている場合、又はステップＳ
２９においてセルフスイッチＳ３がオフの場合は点灯し
ている。しかし、ダブルセルフモードをラッチし１回目
のセルフタイマー撮影に入った場合、即ちステップＳ３
３においてセルフスイッチＳ３がオフした場合は点滅す
る。

７３ｅＣタイマーのタイムアツプがステップＳ３４に示
すように検出されると、ステップ８３５でセルフＬＥＤ
１３を例えば１Ｈ２の周期で点滅し、次いでステップＳ
３６で３ｓｅｃタイマーをスタートさせ、ステップ８３
７において３ｓｅｃのタイムアツプを判断する。

そして、３ｓｅｃタイマーがタイムアツプすると、ステ
ップＳ３８でセルフＬＥＤ１３を消灯し、ステップ３３
９で第２図に示したステップＳ６に戻り、ステップ８６
以下に示したセルフモード処理終了後の露出動作を行な
う。

第２図のステップＳ８でのダブルセルフモード判断時に
、それ以前にステップＳ９で行なわれたセルフモード処
理内でダブルセルフモードをラッチしていた場合は、再
びステップＳ９のセルフモード処理に戻り、第３図に示
すセルフモード処理のサブルーチンになる。

そして、ステップ８２１でダブルセルフモードの判断が
行なわれ、ダブルセルフモードであればステップ２５に
示すようにセルフＬＥＤ１３を点灯し、更にステップ３
２６でダブルセルフモードを解除する。次に、ステップ
３２７で２ＳｅＣタイマーをスタートさせ、ステップＳ
３４に示すようにタイムアツプしてから第１回目と同様
にして２回目のセルフタイマー動作になる。

この第２回目のセルフタイマー作動中、セルフＬＥＤ１
３は点灯状態にあり、これは通常のセルフ撮影モードの
セルフタイマー表示と同様である。

以上に説明したように、通常のセルフ撮影モード時のセ
ルフタイマー中のセルフ表示と、ダブルセルフ撮影モー
ド時の２回目のセルフタイマー中のセルフ表示は同様で
あるが、ダブルセルフ撮影モード時の１回目のセルフタ
イマー中のセルフ表示は前記セルフ表示と異なることに
なる。

故に、被写体となる人物は、通常のセルフ撮影モードと
ダブルセルフ撮影モードとを容易に識別することができ
る。

なお、前記実施例では、セルフタイマーの撮影中の表示
を行なう表示手段としてＬＥＤが使用されているが、Ｌ
ＥＤに代えて圧電ブザー等を使用してもよい。この場合
、通常のセルフ撮影モードとダブルセルフ＠彰モードと
の識別は、連続鳴動か断続鳴動かの発音状態の相違によ
り行なうことができる。

また上記の実施例にあっては、通常のセルフ撮影モード
で７ｓｅｃタイマ一作動中にＬＥＤ１３を点灯、ダブル
セルフ撮影モードの１回目の７ｓｅｃタイマ一作動中に
ＬＥＤを点滅、２回目の２ｓｅｃタイマーの作動中にＬ
ＥＤ１３を点灯としているが、逆に通常のセルフ撮影モ
ードでＬＥＤ１３を点滅、ダブルセルフ撮影モードの１
回目でＬＥＤ１３を点灯、２回目でＬＥＤ１３を点滅又
は点灯としても良い。

［発明の効果］ 以上説明してきたように本発明によれば、通常のセルフ
ｉ影モード時におけるセルフタイマーの作動表示と、ダ
ブルセルフ撮影モード時におけるセルフタイマーの２回
目の作動表示を同一にする一方、１回目のダブルセルフ
撮影モード時におけるセルフタイマーの作動表示が異な
るように構成したので、被写体となる人物は、１回目の
セルフタイマー表示によって２回目のレリーズ動作が行
なわれるか否かを容易に識別することができる。

そのため、ダブルセルフ撮影モード時において、被写体
となる人物が１回目のレリーズ動作が行なわれた後に勘
違いによって動いてしまうことがなく、２回目以降の写
真撮影の失敗を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図； 第２図は本発明による撮影処理のメインルーチンを示し
た動作フロー図： 第３図は本発明によるセルフモード処理を示した動作フ
ロー図である。 １０：カメラ制御部（ＣＰＵ＞ １１：ＡＦ制御部 １２：モータ制御部及びＬＥＤ制御部 １３°セルフＬＥＤ １４：フィルム巻き上げ巻戻し用モータＳに半押スイッ
チ ３２、全押スイッチ Ｓ３：セルフスイツヂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）セルフ釦の操作により１回のセルフタイマー撮影
   を行なう通常のセルフ撮影モード又は複数回のセルフタ
   イマー撮影を連続して行なうダブルセルフ撮影モードを
   設定する設定手段と、セルフタイマー撮影時にセルフタ
   イマー撮影中の作動表示を行なう表示手段とを備えたカ
   メラのセルフタイマー表示装置において、 前記表示手段による前記通常のセルフ撮影モードにおけ
   るセルフタイマーの作動表示と、前記ダブルセルフ撮影
   モードにおける少なくとも１回目のセルフタイマーの作
   動表示とが異なるように表示する表示制御手段を設けた
   ことを特徴とするカメラのセルフタイマー表示装置。