JP2003015183A - ストロボオート撮影機能を備えたカメラ - Google Patents

ストロボオート撮影機能を備えたカメラ

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JP2003015183A
JP2003015183A JP2001194720A JP2001194720A JP2003015183A JP 2003015183 A JP2003015183 A JP 2003015183A JP 2001194720 A JP2001194720 A JP 2001194720A JP 2001194720 A JP2001194720 A JP 2001194720A JP 2003015183 A JP2003015183 A JP 2003015183A
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exposure
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正露出を得ることができるストロボオート
撮影機能を備えたカメラを提供する。 【構成】 ストロボオート撮影機能を備えたカメラにお
いて、CPU10は、ストロボオート撮影では、測光ス
イッチSWSがオンした時の被写体輝度に基づいて適正
露出値を設定すると共に、露出時にストロボを発光させ
るか否かを判定する。一方、ストロボ発光の有無を露出
前に判断する必要がないストロボオン撮影またはストロ
ボオフ撮影では、レリーズスイッチSWRがオンした時
の被写体輝度に基づいて適正露出値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、露出時にストロボを発光
させるか否かを自動判断するストロボオート撮影機能を
備えたカメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】カメラでは、露出時にス
トロボ光が必要であるか否かを被写体輝度に基づいて自
動判断し、必要と判断した場合にストロボを発光させる
ストロボオート撮影モードを備えたものが知られてい
る。このタイプでは、ストロボを発光させるか否かの判
断及び表示を露出前に行なう必要があるから、シャッタ
ボタンが半押しされた時点で測光して被写体輝度を求
め、この被写体輝度に基づいて露出値を決定し、さらに
ストロボを発光させるか否かを判断している。このた
め、シャッタボタンが半押しされてから全押しされるま
での間に被写体輝度が大きく変化してしまうと、変化量
分だけ露出がずれてしまい、適正露出を得ることができ
なかった。
【0003】なお従来では、所望の被写体にピントが合
いづらい場合の対応策として、撮影距離が等しい別の物
体/人物にピントを合わせ、フォーカスロックしてから
所望の被写体にフレーミングし直すことが勧められてい
るが、この場合にはピントを合わせた物体/人物の輝度
と撮影したい被写体の輝度が必ずしも一致するとは限ら
ないため、また、フォーカスロック状態が長い間維持さ
れた場合にはその間に被写体輝度が大きく変化してしま
う可能性があるため、適正露出を得ることができなかっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、適正露出を得ることができる
ストロボオート撮影機能を備えたカメラを提供すること
を目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、シャッタボタンと、ストロボ
オート撮影を含む複数の撮影モードから択一的に撮影モ
ードを設定するモード設定手段と、前記ストロボオート
撮影の場合は、前記シャッタボタンが半押しされた時の
被写体輝度に基づき、露出時にストロボを発光させるか
否かを判断するストロボ判断手段と、前記ストロボオー
ト撮影の場合は、前記シャッタボタンが半押しされた時
の被写体輝度に基づき適正露出値を設定し、前記ストロ
ボオート撮影以外の場合は、前記シャッタボタンが全押
しされた時の被写体輝度に基づき適正露出値を設定する
露出設定手段とを備えたことに特徴を有している。
【0006】この構成によれば、ストロボを発光させる
か否かを判断する必要がない撮影では、露出直前に測光
を行なって露出値を設定するから、測光から露出開始ま
でのタイムラグが短く、より適確な露出を得ることがで
きる。
【0007】また本発明は、シャッタボタンと、ストロ
ボオート撮影を含む複数の撮影モードから択一的に撮影
モードを設定するモード設定手段と、前記ストロボオー
ト撮影の場合は、前記シャッタボタンが半押しされた時
の被写体輝度に基づき、露出時にストロボを発光させる
か否かを判断するストロボ判断手段と、前記設定された
撮影モードに拘わらず、前記シャッタボタンが全押しさ
れた時の被写体輝度に基づき適正露出値を設定する露出
設定手段と備えたことに特徴を有している。
【0008】この構成によれば、設定されている撮影モ
ードに拘わらず、シャッタボタンが全押しされた時に測
光及び露出設定が行なわれるから、どの撮影モードにお
いてもより適確な露出を得ることができる。
【0009】さらに本発明は、シャッタボタンと、スト
ロボオート撮影を含む複数の撮影モードから択一的に撮
影モードを設定するモード設定手段と、前記ストロボオ
ート撮影の場合は、前記シャッタボタンが半押しされた
時の被写体輝度に基づき、露出時にストロボを発光させ
るか否かを判断するストロボ判断手段と、前記シャッタ
ボタンが半押しされた時の被写体輝度に基づき、適正露
出値を設定する露出設定手段とを備え、前記露出設定手
段は、前記シャッタボタンが半押しされてから全押しさ
れるまでに所定時間以上経過したときは、前記シャッタ
ボタンが全押しされた時の被写体輝度に基づき、前記設
定した適正露出値を補正することに特徴を有している。
【0010】この構成によれば、シャッタボタンが半押
しされている間に被写体輝度が大きく変化してしまった
場合であっても、適正露出を得ることができる。
【0011】前記ストロボ判断手段は、シャッタボタン
が全押しされた時の被写体輝度に基づいてストロボを発
光させるか否かを再判断することが好ましい。また、再
判断する場合に、ストロボを発光させると判断する基準
輝度値を、シャッタボタンが半押しされたときの基準輝
度値よりも低く設定すれば、アンダー量が大きすぎて撮
影失敗の可能性が高い場合にだけストロボ必要と判定で
きるので好ましい。
【0012】また本発明は、シャッタボタンと、ストロ
ボオート撮影モードを含む複数の撮影モードから択一的
に撮影モードを設定するモード設定手段と、前記ストロ
ボオート撮影モードが設定されている場合は、前記シャ
ッタボタンが半押しされた時に前記ストロボ装置の充電
を開始する充電制御手段と、前記ストロボオート撮影モ
ードが設定されている場合は、前記シャッタボタンが全
押しされた時の被写体輝度に基づいて、露出時に前記ス
トロボを発光させるか否かを判断するストロボ判断手段
と、前記シャッタボタンが全押しされた時の被写体輝度
に基づき、適正露出値を設定する露出設定手段とを備え
たことに特徴を有している。
【0013】この構成によれば、露出時にストロボを発
光させる可能性がある場合は、シャッタボタンが半押し
されるとストロボ充電を開始するから、シャッタボタン
が全押しされてからストロボを充電する必要がなく、カ
メラ動作の応答性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明する。図1は本発明を適用したレンズシャッタカメラ
の制御系を示すブロック図である。カメラ1は、カメラ
動作を総括的に制御するCPU10を備えている。CP
U10は、制御用プログラム等を格納したROM、制御
用データなどを一時的に記憶するRAMを内蔵してい
る。
【0015】CPU10には、スイッチ類として、主電
源のオン/オフ状態を切り替える電源スイッチSWM、
カメラ裏蓋(不図示)の開閉状態を検出する裏蓋スイッ
チSWU、撮影モードを切り替えるモードスイッチSW
Mo、測光スイッチSWS、レリーズスイッチSWRが
それぞれ接続されている。測光スイッチSWS及びレリ
ーズスイッチSWRは、シャッタボタン(不図示)に連
動する2段スイッチであって、半押しされたときに測光
スイッチSWSがオンし、全押しされたときにレリーズ
スイッチSWRがオンする。
【0016】またCPU10には、駆動電源となる電池
11、ストロボ発光の開始/停止及びストロボ発光用コ
ンデンサ(不図示)の充電を行なうストロボ回路13、
フィルムモータ14を介してフィルムを巻き上げ/巻き
戻すフィルム給送回路15、フォーカスモータ16を介
して焦点調節レンズ群(不図示)を移動させるフォーカ
ス駆動回路17、シャッタモータ18を介してシャッタ
機構を駆動するシャッタ駆動回路19、ストロボの充電
状態を報知するための赤ランプ21、撮影モード情報な
どの撮影に関する情報を表示するLCDパネル23、被
写体までの距離を検出する測距回路25、被写体光を受
光して該受光量に応じた測光信号を出力する測光回路2
7、フィルム給送量に応じたフィルム給送信号を入力す
るフィルム給送信号入力回路29、フィルムのDXコー
ドからフィルム感度情報などを読み取って入力するDX
コード入力回路31がそれぞれ接続されている。
【0017】上記構成に基づき、カメラ動作について、
図2を参照して説明する。図2は、カメラ1に電池11
が装填されている状態で実行されるメイン処理に関する
フローチャートである。この処理に入ると先ず、初期化
処理を実行する(S1)。この初期化処理では、フィル
ムカウンタの設定や内蔵RAMや各ポートの初期化が行
われた後、電源オフ状態がセットされる。電源オフ状態
では、電源スイッチSWM以外のスイッチ操作がなされ
ても無効となる。
【0018】初期化処理を実行したら、電源オン状態が
セットされているか否かをチェックする(S3)。電源
オン状態がセットされていないときは(S3;N)、電
源スイッチSWMのオン割り込みを許可して電源スイッ
チSWMがオンされるまで他のスイッチを受け付けない
低消費電力モードに移行する(S5)。そして電源スイ
ッチSWMがオンしたら、電源オン状態をセットし、さ
らにストロボ充電要求をセットし、S3へ戻る(S7、
S9)。一方、電源オン状態がセットされているときは
(S3;Y)、全てのスイッチ操作が有効となり、操作
されたスイッチに応じた処理を実行する(S11〜S3
7)。なお、電源オン状態であるかまたは電源オフ状態
であるかは、LCDパネル23の表示によって、使用者
に報知される。
【0019】上述の電源オン状態において電源スイッチ
SWMがオフしたときは、電源オフ状態をセットし、S
3へ戻る(S11;Y、S13)。裏蓋スイッチSWU
が変化したときは、裏蓋開閉処理を実行し、S3へ戻る
(S15;Y、S17)。裏蓋開閉処理では、裏蓋が閉
じられた場合には装填されたフィルムの1コマ目をセッ
トするフィルムローディング動作を行ない、裏蓋が開け
られた場合にはフィルム枚数カウンタをクリアする等の
初期化を行なう。
【0020】モードスイッチSWMoがオフからオンに
変化したときは(S19;Y)、モード設定処理を実行
し、S3へ戻る(S21)。モード設定処理では、モー
ドスイッチSWMoがオフからオンに切り替わる毎に、
ストロボオート撮影→ストロボオン撮影→ストロボオフ
撮影→ストロボオート撮影…の順番で撮影モードを切り
替える。ここで、ストロボオート撮影は、被写体輝度に
基づいてCPU10がストロボによる補助光を必要と判
断したときにストロボを発光させて露出するモードであ
る。ストロボオン撮影は、被写体輝度に拘わらず、常に
ストロボを発光させて露出するモードである。ストロボ
オフ撮影は、被写体輝度に拘わらず、ストロボを発光さ
せないで露出するモードである。
【0021】測光スイッチSWSがオフからオンに変化
したときは(S23;Y)、撮影処理を実行し(S2
5)、フィルム巻上げが必要か否かをチェックする(S
27)。本実施形態では、カメラ1にフィルムが装填さ
れた状態で撮影が正常に終了した場合はフィルム巻上げ
が必要となっている。フィルム巻上げが必要でない場
合、すなわちカメラ1にフィルムが装填されていない状
態で露出された場合や露出せずに撮影処理を抜けた場合
は、S3へ戻る(S27;N)。フィルム巻上げが必要
であれば(S27;Y)、フィルム巻上げ処理を実行し
(S29)、フィルムを一コマ分巻き上げたらS3へ戻
る(S31;N)。フィルムを一コマ分巻き上げられな
かった場合、すなわちフィルムが終端に達している場合
は(S31;Y)、フィルム巻戻し処理を実行してフィ
ルムをパトローネ内に巻戻し、S3へ戻る(S33)。
【0022】上述の電源スイッチSWM、裏蓋スイッチ
SWU、モードスイッチSWMo、測光スイッチSWS
のいずれも操作されていない場合は、ストロボ充電要求
がセットされているか否かをチェックする(S23;
N、S35)。ストロボ充電要求は、電源スイッチSW
Mがオフからオンに切り替わった場合、またはS23の
撮影処理にてストロボ発光が行なわれた場合にセットさ
れる。ストロボ充電要求がセットされていなければ、S
3へ戻る(S35;N)。ストロボ充電要求がセットさ
れていれば、ストロボ充電処理を実行し、S3へ戻る
(S35;Y、S37)。ストロボ充電処理は、ストロ
ボ回路13内に設けたストロボ発光用コンデンサを充電
する処理であるが、この充電中にいずれかのスイッチ操
作がなされた場合には、充電が一旦中断され、操作され
たスイッチに応じた処理が行なわれる。上述のストロボ
充電要求はストロボ発光用コンデンサが所定レベルまで
充電されないとクリアされないので、操作されたスイッ
チに応じた処理が終了するとストロボ充電処理が再開さ
れる。
【0023】以下では、図3〜図7を参照し、S25で
実行される撮影処理の第1〜第5実施例について説明す
る。ここでは、いずれもレンズシャッタカメラに本発明
を適用した実施形態について説明する。
【0024】図3は、撮影処理の第1実施例に関するフ
ローチャートを示している。この第1実施例は、測光及
び露出設定タイミングを撮影モードに応じて異ならせ、
ストロボ発光の有無を露出前に判断する必要がない場合
には露出直前に測光及び露出設定を行ない、より適正な
露出値を求める構成である。
【0025】測光スイッチSWSがオンして撮影処理に
入ると先ず、測距回路25を介して被写体までの距離を
求め(S41)、現在設定されている撮影モードがスト
ロボオート撮影であるか否かをチェックする(S4
3)。ストロボオート撮影であれば、測光回路27から
入力した測光信号に基づいて被写体輝度を求め、AE演
算処理を実行する(S43;Y、S45、S47)。A
E演算処理では、求めた被写体輝度及びフィルム感度情
報等に基づいて適正露出値を設定し、さらにS45で求
めた被写体輝度に基づき、露出時にストロボを発光させ
るか否かを判定する。本実施形態においてCPU10
は、シャッタ速度が手ぶれ限界速度以下となる所定の輝
度値よりも被写体輝度が低い場合に、ストロボを発光さ
せると判定し、シャッタ速度を手ぶれ限界速度に固定す
る。一方、現在設定されている撮影モードがストロボオ
ート撮影以外であれば、S45およびS47をスキップ
する(S43;N)。
【0026】続いて、ストロボ発光が必要か否かをチェ
ックする(S49)。ストロボ発光が必要な場合、すな
わち、ストロボオン撮影の場合またはストロボオート撮
影でストロボ発光させる場合は、撮影充電処理を実行
し、ストロボ充電が完了しているか否かをチェックする
(S49;Y、S51、S53)。撮影充電処理は、ス
トロボ回路13内に備えたストロボ発光用コンデンサ
(不図示)を充電する処理であって、ストロボ充電中は
赤ランプ21を点滅させ、測光スイッチSWSがオフし
たか否かのチェックを行なう。ストロボ充電が完了する
前に測光スイッチSWSがオフした場合は、ストロボ充
電を停止して赤ランプ21を消灯し、メイン処理へ戻る
(S53;N)。ストロボ充電が完了している場合は、
赤ランプ21を点灯してストロボ充電が完了した旨及び
露出時にストロボを発光させる旨を使用者に報知し、S
57へ進む(S53;Y、S55)。ストロボ発光が必
要でない場合、すなわち、ストロボオフ撮影の場合また
はストロボオート撮影でストロボ発光させない場合は、
S51〜S55をスキップし、S57へ進む(S49;
N)。
【0027】S57では測光スイッチSWSがオフして
いるか否かをチェックする。測光スイッチSWSがオフ
していれば、赤ランプ21を消灯してメイン処理へ戻る
(S57;Y、S59)。測光スイッチSWSがオフし
ていなければ、レリーズスイッチSWRがオンしている
か否かをチェックし(S57;N、S61)、レリーズ
スイッチSWRがオンしていなければ、測光スイッチS
WSがオフするかまたはレリーズスイッチSWRがオン
するまで待機する(S61;N)。
【0028】レリーズスイッチSWRがオンしたら、ス
トロボオート撮影であるか否かをチェックする(S6
1;Y、S63)。ストロボオート撮影でなければ、測
光処理を実行して被写体輝度を求め、求めた被写体輝度
及びDXコード入力回路31から入力したフィルム感度
情報に基づいて適正露出値を設定する(S63;N、S
65、S67)。ストロボオート撮影であれば、S65
及びS67をスキップする(S63;Y)。
【0029】そして赤ランプ21を消灯し(S69)、
ストロボを発光させる場合のみFM(フラッシュマチッ
ク)演算処理を実行してストロボ発光の適正絞り値を設
定し(S71;Y、S73)、S41で求めた距離情報
に基づいて焦点調節レンズ群を移動させる(S75)。
焦点調節レンズ群を移動させたら露出制御を行ない(S
77)、露出終了後は焦点調節レンズ群を元の位置まで
戻してメイン処理へ戻る(S79)。
【0030】上記の第1実施例によれば、ストロボを発
光させるか否かを判断する必要がないストロボオン撮影
またはストロボオフ撮影では、レリーズスイッチSWR
がオンした時に測光を行なって露出値を設定するから、
測光から露出開始までのタイムラグが短く、より適確な
露出値を得ることができる。
【0031】図4は、撮影処理の第2実施例に関するフ
ローチャートを示している。第2実施例は、設定されて
いる撮影モードに拘わらず、レリーズスイッチSWRが
オンした時に測光及び露出設定を実行する構成であっ
て、図3に示す第1実施例からS63を削除し、S47
に替えてS46を新たに追加した以外は第1実施例と同
様である。
【0032】第2実施例では、測距処理を実行した後
に、撮影モードがストロボオート撮影であれば、測光処
理を実行して被写体輝度を求め、求めた被写体輝度に基
づいてストロボ発光判定のみを行なう(S43;Y、S
45、S46)。つまり、測光スイッチSWSがオンし
ても露出設定は行なわれない。そしてレリーズスイッチ
SWRがオンしたときは、ストロボオン撮影またはスト
ロボオフ撮影の場合だけでなくストロボオート撮影の場
合にも、測光及び露出設定が行なわれる(S61;Y、
S65、S67)。
【0033】このように第2実施例では、設定されてい
る撮影モードに拘わらず、レリーズスイッチSWRがオ
ンした時に測光及び露出設定が行なわれるから、どの撮
影モードにおいてもより適確な露出を得ることができ
る。
【0034】図5は、撮影処理の第3実施例に関するフ
ローチャートを示している。第3実施例では、設定され
ている撮影モードに拘わらず、測光スイッチSWSがオ
ンした時に測光及び露出設定を実行しておくが、測光ス
イッチSWSのオン状態が所定時間以上維持された場合
には、この維持状態の間に被写体輝度が大きく変化して
いる可能性があるため、レリーズスイッチSWRがオン
した時に測光及び露出設定を再実行する構成である。
【0035】測光スイッチSWSがオンして撮影処理に
入ると先ず、測距回路25を介して被写体までの距離を
求め(S101)、測光回路27を介して被写体輝度を
求め、第1AE演算処理を実行する(S103、S10
5)。S105の第1AE演算処理では、S103で求
めた被写体輝度等に基づいて適正露出値を算出し、さら
にストロボオート撮影であれば、S103で求めた被写
体輝度と所定の判定レベルを比較してストロボ発光の有
無を判定する。
【0036】第1AE演算処理を実行したら、3秒タイ
マーをスタートさせ(S107)、露出時にストロボを
発光させるか否かをチェックする(S109)。ストロ
ボを発光させる場合であれば、撮影充電処理を実行し、
ストロボ充電が完了しているか否かをチェックする(S
109;Y、S111、S113)。撮影充電処理は、
ストロボ回路13内に備えたストロボ発光用コンデンサ
(不図示)を充電する処理であって、ストロボ充電中は
赤ランプ21を点滅させ、測光スイッチSWSがオフし
たか否かのチェックを行なう。ストロボ充電が完了する
前に測光スイッチSWSがオフした場合は、ストロボ充
電を停止して赤ランプ21を消灯し、メイン処理へ戻る
(S113;N)。ストロボ充電が完了している場合
は、赤ランプ21を点灯してストロボ充電が完了した旨
及び露出時にストロボを発光させる旨を報知し、S11
7へ進む(S113;Y、S115)。一方、ストロボ
を発光させない場合は、S111〜S115をスキップ
する(S109;N)。
【0037】続いて測光スイッチSWSがオフしている
か否かをチェックし(S117)、オフしていたら赤ラ
ンプ21を消灯してメイン処理へ戻る(S117;Y、
S119)。測光スイッチSWSがオフしていなけれ
ば、レリーズスイッチSWRがオンしているか否かをチ
ェックし(S117;N、S121)、オンしていなけ
れば、測光スイッチSWSがオフするまで、またはレリ
ーズスイッチSWRがオンするまで待機する(S12
1;N)。
【0038】レリーズスイッチSWRがオンしたとき
は、3秒タイマーがタイムアップしているか否かをチェ
ックする(S121;Y、S123)。3秒タイマーが
タイムアップしていたら、再度、測光回路27を介して
被写体輝度を求め、求めた被写体輝度に基づいて第2A
E演算処理を再実行する(S123;Y、S125、S
127)。3秒タイマーがタイムアップするのは、シャ
ッタボタンが半押しされてから全押しされるまでに3秒
以上かかったときである。この場合は、被写体輝度が大
きく変化している虞があるため、露出直前の被写体輝度
に基づいて適正露出値を設定する。S127の第2AE
演算処理では、S125で求めた被写体輝度に基づいて
適正露出値が設定し直されるが、ストロボオート撮影の
場合のストロボ発光の有無は判定されない。これは、赤
ランプ21によって報知したストロボ判定結果どおりに
ストロボ発光を制御するためである。3秒タイマーがタ
イムアップしていなかったときは、S125及びS12
7をスキップする(S123;N)。
【0039】続いて赤ランプ21を消灯し(S12
9)、ストロボを発光させるか否かをチェックする(S
131)、ストロボを発光させる場合のみFM演算処理
を実行してストロボ発光の適正絞り値を設定し(S13
1;Y、S133)、S101で求めた距離情報に従い
焦点調節レンズ群を移動させる(S135)。焦点調節
レンズ群を移動させたら露出制御を行ない(S13
7)、露出終了後は焦点調節レンズ群を元の位置まで戻
してメイン処理へ戻る(S139)。
【0040】このように第3実施例では、測光スイッチ
SWSがオンしてからレリーズスイッチSWRがオンす
るまでに3秒以上経過していた場合は、レリーズスイッ
チSWRがオンしたときの被写体輝度に基づいて露出値
を設定し直すから、シャッタボタンが半押しされている
間に被写体輝度が大きく変化してしまったときでも適正
露出を得ることができる。またストロボオート撮影にお
いて、測光スイッチSWSがオンしてからレリーズスイ
ッチSWRがオンするまでに3秒以上経過していてもス
トロボ発光判定は再実行されないから、赤ランプ21で
報知したとおりにストロボ発光は制御される。
【0041】図6は撮影処理の第4実施例に関するフロ
ーチャートを示している。第4実施例は、測光スイッチ
SWSのオン状態が所定時間以上維持された場合には、
レリーズスイッチSWRがオンした時に露出値を設定し
直すだけでなく、ストロボ発光判定も再実行する構成で
ある。なお第4実施例は、図5に示す第3実施例からS
127に替えてS126、S122及びS132を追加
した以外は第3実施例と同様である。以下では、第4実
施例の特徴部分となる、レリーズスイッチSWRがオン
した以降の動作について説明する。
【0042】レリーズスイッチSWRがオンしていれば
(S121;Y)、レリーズスイッチSWRのオンを検
知したのが1回目か否かをチェックする(S122)。
レリーズスイッチSWRのオン検知が1回目のとき、す
なわちレリーズスイッチSWRがオフからオンに切り替
わったときは、3秒タイマーがタイムアップしているか
否かをチェックする(S122;Y、S123)。3秒
タイマーがタイムアップしていたら、測光処理を実行し
て被写体輝度を求め、求めた被写体輝度に基づいて第3
AE演算処理を実行する(S123;Y、S125、S
126)。3秒タイマーがタイムアップしていなけれ
ば、S125及びS126をスキップする(S123;
N)。
【0043】第3AE演算処理は、S125で求めた被
写体輝度に基づいて適正露出値を設定するほか、ストロ
ボオート撮影であればさらにストロボ発光判定を行なう
処理である。この第3AE演算処理内のストロボ発光判
定では、ストロボ必要と判定する判定レベルを第1AE
演算処理で用いる判定レベルよりも低く設定し、S12
5で求めた被写体輝度が上記判定レベルよりも低い場合
に、ストロボ必要と判定する。ここで上記判定レベルを
低く設定するのは、レリーズスイッチSWRがオンした
後にストロボ充電を開始させると、レリーズタイムラグ
が長くなって好ましくないので、アンダー量が大きすぎ
て撮影失敗の可能性が高い場合にだけストロボ必要と判
定できるようにするためである。
【0044】続いて、赤ランプ21を消灯し(S12
9)、ストロボ発光が必要か否かをチェックする(S1
31)。ストロボ発光が必要な場合は(S131;
Y)、ストロボ充電が完了しているか否かをチェックし
(S132)、完了していなければS111へ戻ってス
トロボを充電する(S132;N)。第1AE演算処理
でストロボ発光不要と判定され、第3AE演算処理でス
トロボ発光必要と判定されたときは、ストロボを充電し
ていないから、S132でノーと判断される。なお、ス
トロボの充電が完了するまでは、レリーズスイッチSW
Rがオンしていても露出動作は開始されない。
【0045】ストロボ充電が完了していれば、FM演算
処理を実行してストロボ発光の適正絞り値を設定し(S
132;Y、S133)、S101で求めた距離情報に
従い焦点調節レンズ群を移動させる(S135)。焦点
調節レンズ群を移動させたら露出制御を行ない(S13
7)、露出終了後は焦点調節レンズ群を元の位置まで戻
してメイン処理へ戻る(S139)。レリーズスイッチ
SWRのオン検知が1回目でないとき、すなわちストロ
ボ充電中であってレリーズスイッチSWRがオンしてい
るときは、S129以降の処理を進める(S122;
N)。
【0046】このように第4実施例では、測光スイッチ
SWSのオン状態が3秒以上続いた場合は、レリーズス
イッチSWRがオンした時に露出値を設定し直すととも
にストロボ発光判定を再実行するから、被写体輝度が大
きく変化しても適正露出を得ることができる。また第4
実施例では、2回目のストロボ発光判定(S126)に
おいて判定レベルを1回目(S105)よりも低くして
あるから、アンダー量が大きすぎて撮影失敗の可能性が
高い場合にだけストロボ必要と判定できる。これによ
り、レリーズスイッチSWRがオンした後のストロボ充
電によって生じるレリーズタイムラグを最小限に抑える
ことができる。
【0047】図7は、撮影処理の第5実施例に関するフ
ローチャートを示している。第5実施例において、スト
ロボオート撮影やストロボオン撮影では、測光スイッチ
SWSがオンした時に無条件でストロボを充電してお
き、レリーズスイッチSWRがオンした時に、撮影モー
ドに拘わらず、測光及び露出設定を行なう構成である。
【0048】測光スイッチSWSがオンして撮影処理に
入ると先ず、測距処理を実行して被写体までの距離を求
め(S150)、現在設定されている撮影モードがスト
ロボオフ撮影か否かをチェックする(S151)。スト
ロボオフ撮影でない場合、は、撮影充電処理を実行し、
ストロボ充電が完了したか否かをチェックする(S15
1;N、S153、S155)。本実施例では、露出時
にストロボを発光させる可能性があるストロボオート撮
影、またはストロボオン撮影の場合は、レリーズスイッ
チSWRがオンする前にあらかじめストロボを充電して
おく。ストロボ充電が完了していれば、赤ランプ21を
点灯し、S159へ進む(S155;Y、S157)。
一方、ストロボ充電が完了する前に測光スイッチSWS
がオフしたときは、ストロボ充電を停止し、赤ランプ2
1を消灯してメイン処理へ戻る(S155;N)。
【0049】S159では、測光スイッチSWSがオフ
しているか否かをチェックする。測光スイッチSWSが
オフしていれば、赤ランプ21を消灯し、メイン処理へ
戻る(S159;Y、S161)。測光スイッチSWS
がオフしていなければ、レリーズスイッチSWRがオン
しているか否かをチェックし(S159;N、S16
3)、レリーズスイッチSWRがオンしていなければ、
測光スイッチSWSがオフするまでまたはレリーズスイ
ッチSWRがオンするまで待機する(S163;N)。
【0050】レリーズスイッチSWRがオンしたとき
は、測光処理を実行して被写体輝度を求め、AE演算処
理を実行する(S163;Y、S165、S167)。
S167のAE演算処理では、S165で求めた被写体
輝度に基づいて適正露出値が設定され、ストロボオート
撮影であればさらに、S165で求めた被写体輝度に基
づき、ストロボ発光をさせるか否かを判定する。そして
赤ランプ21を消灯し(S169)、ストロボを発光さ
せる場合のみFM演算処理を実行してストロボ発光の適
正絞り値を設定し(S171;Y、S173)、S15
0で求めた距離情報に従い焦点調節レンズ群を移動させ
る(S175)。焦点調節レンズ群を移動させたら露出
制御を行ない(S177)、露出終了後は焦点調節レン
ズ群を元の位置まで戻してメイン処理へ戻る(S17
9)。
【0051】このように第5実施例では、露出時にスト
ロボを発光させる可能性があるストロボオート撮影、ま
たはストロボオン撮影の場合は、測光スイッチSWSが
オンした時にストロボを予め充電しておくから、レリー
ズスイッチSWRがオンしてからストロボを充電する必
要がなく、レリーズタイムラグが減ってカメラ応答性が
向上する。また第5実施例では、撮影モードに拘わら
ず、レリーズスイッチSWRがオンした時に測光して露
出値を設定するから、測光から露出開始までのタイムラ
グが減り、全撮影モードにおいてより適確な露出が得ら
れる。
【0052】以上では、レンズシャッタカメラに本発明
を適用した実施形態について説明したが、本発明は一眼
レフカメラにも適用可能である。また、CPU10の制
御対象となるストロボ(ストロボ回路13)は、内蔵ス
トロボであっても外付けストロボであってもよい。
【0053】
【発明の効果】本請求項1記載の発明によれば、ストロ
ボを発光させるか否かを判断及び表示する必要がない撮
影モードの場合は、シャッタボタンが全押しされた時の
被写体輝度に基づいて露出値を設定するから、測光から
露出開始までのタイムラグが減少し、より適確な露出値
を得ることができる。本請求項2記載の発明によれば、
シャッタボタンが半押しされた時はストロボオート撮影
モードの場合のみストロボ発光判定を行ない、シャッタ
ボタンが全押しされた時は、撮影モードに拘わらず、測
光及び露出設定を行なうので、全撮影モードにおいてよ
り適確な露出値を得ることができる。本請求項3記載の
発明によれば、シャッタボタンの半押し状態が所定時間
以上長く維持された場合には、シャッタボタンが全押し
された時に再測光して露出値を設定し直すから、シャッ
タボタンが半押しされた時から被写体輝度が大きく変化
してしまっていても適正露出を得ることができる。本請
求項6記載の発明によれば、露出時にストロボを発光さ
せる可能性のある撮影モードが設定されている場合は、
シャッタボタンが半押しされた時にストロボの充電を開
始するから、シャッタボタンが全押しされてからストロ
ボ充電を行なう必要がなくなり、レリーズタイムラグを
減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレンズシャッタ式カメラの制
御系を示すブロック図である。
【図2】同レンズシャッタ式カメラのメイン処理に関す
るフローチャートである。
【図3】同レンズシャッタ式カメラの撮影処理の第1実
施例に関するフローチャートである。
【図4】同レンズシャッタ式カメラの撮影処理の第2実
施例に関するフローチャートである。
【図5】同レンズシャッタ式カメラの撮影処理の第3実
施例に関するフローチャートである。
【図6】同レンズシャッタ式カメラの撮影処理の第4実
施例に関するフローチャートである。
【図7】同レンズシャッタ式カメラの撮影処理の第5実
施例に関するフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 21 赤ランプ 23 LCDパネル 25 測距回路 27 測光回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタボタンと、 ストロボオート撮影を含む複数の撮影モードから択一的
    に撮影モードを設定するモード設定手段と、 前記ストロボオート撮影の場合は、前記シャッタボタン
    が半押しされた時の被写体輝度に基づき、露出時にスト
    ロボを発光させるか否かを判断するストロボ判断手段
    と、 前記ストロボオート撮影の場合は、前記シャッタボタン
    が半押しされた時の被写体輝度に基づき適正露出値を設
    定し、前記ストロボオート撮影以外の場合は、前記シャ
    ッタボタンが全押しされた時の被写体輝度に基づき適正
    露出値を設定する露出設定手段と、 を備えたことを特徴とするストロボオート撮影機能を備
    えたカメラ。
  2. 【請求項2】 シャッタボタンと、 ストロボオート撮影を含む複数の撮影モードから択一的
    に撮影モードを設定するモード設定手段と、 前記ストロボオート撮影の場合は、前記シャッタボタン
    が半押しされた時の被写体輝度に基づき、露出時にスト
    ロボを発光させるか否かを判断するストロボ判断手段
    と、 前記設定された撮影モードに拘わらず、前記シャッタボ
    タンが全押しされた時の被写体輝度に基づき適正露出値
    を設定する露出設定手段と、を備えたことを特徴とする
    ストロボオート撮影機能を備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 シャッタボタンと、 ストロボオート撮影を含む複数の撮影モードから択一的
    に撮影モードを設定するモード設定手段と、 前記ストロボオート撮影の場合は、前記シャッタボタン
    が半押しされた時の被写体輝度に基づき、露出時にスト
    ロボを発光させるか否かを判断するストロボ判断手段
    と、 前記シャッタボタンが半押しされた時の被写体輝度に基
    づき、適正露出値を設定する露出設定手段とを備え、 前記露出設定手段は、前記シャッタボタンが半押しされ
    てから全押しされるまでに所定時間以上経過したとき
    は、前記シャッタボタンが全押しされた時の被写体輝度
    に基づき、前記設定した適正露出値を補正することを特
    徴とするストロボオート撮影機能を備えたカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のストロボオート撮影機能
    を備えたカメラにおいて、前記ストロボ判断手段は、さ
    らに、前記シャッタボタンが全押しされた時に、該全押
    時の被写体輝度に基づいて前記ストロボを発光させるか
    否かを再判断し、該再判断では、前記ストロボを発光さ
    せると判断する基準輝度値を、前記シャッタボタンが半
    押しされたときの基準輝度値よりも低く設定するストロ
    ボオート撮影機能を備えたカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のストロボオート
    撮影機能を備えたカメラにおいて、さらに、前記ストロ
    ボ判断手段によって前記ストロボを発光させると判断さ
    れたときは、前記ストロボの充電を開始させる充電制御
    手段を備えたストロボオート撮影機能を備えたカメラ。
  6. 【請求項6】 シャッタボタンと、 ストロボオート撮影モードを含む複数の撮影モードから
    択一的に撮影モードを設定するモード設定手段と、 露出時にストロボを発光させる可能性のある撮影モード
    が設定されている場合は、前記シャッタボタンが半押し
    された時に前記ストロボの充電を開始する充電制御手段
    と、 前記ストロボオート撮影モードが設定されている場合
    は、前記シャッタボタンが全押しされた時の被写体輝度
    に基づいて、露出時に前記ストロボを発光させるか否か
    を判断するストロボ判断手段と、 前記シャッタボタンが全押しされた時の被写体輝度に基
    づき、適正露出値を設定する露出設定手段と、を備えた
    ことを特徴とするストロボオート撮影機能を備えたカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    ストロボオート撮影機能を備えたカメラにおいて、前記
    露出設定手段は、前記ストロボ判断手段によってストロ
    ボを発光させると判断された場合、前記シャッタボタン
    が全押しされた後に、FM演算を行なって適正絞り値を
    設定し直すストロボオート撮影機能を備えたカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載のいずれか一項に記
    載のストロボオート撮影機能を備えたカメラは、該カメ
    ラに内蔵または外付けされたストロボを備えているスト
    ロボオート撮影機能を備えたカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015001671A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 キヤノン株式会社 撮像装置、照明装置、カメラシステム及び制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278559A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ

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