JPH0260131A - 電界効果半導体装置の製造方法 - Google Patents
電界効果半導体装置の製造方法Info
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- JPH0260131A JPH0260131A JP21298288A JP21298288A JPH0260131A JP H0260131 A JPH0260131 A JP H0260131A JP 21298288 A JP21298288 A JP 21298288A JP 21298288 A JP21298288 A JP 21298288A JP H0260131 A JPH0260131 A JP H0260131A
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- H01L21/28141—Lithography-related aspects, e.g. sub-lithography lengths; Isolation-related aspects, e.g. to solve problems arising at the crossing with the side of the device isolation; Planarisation aspects insulating part of the electrode is defined by a sidewall spacer, e.g. dummy spacer, or a similar technique, e.g. oxidation under mask, plating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電界効果半導体装置の製造方法に関する。
電界効果半導体装置のひとつに、第2図(f)に示すA
IlゲートMO3)ランジスタがある。このトランジス
タでは、P型半導体基板40の表面(−側)部分にソー
ス領域43とドレイン領域43′用のN型(逆導電型)
不純物領域が設けられ、これらソース領域43とドレイ
ン領域43′の両領域間がチャネル形成領域CHになっ
ている。そして、このチャネル形成領域CHの上方には
、ゲート電極Gが設けられている。このゲート電極Gは
、チャネル形成領域CHの上にある絶縁膜(ゲート酸化
膜)44を介して設けられており、そのために、このト
ランジスタはMO3構造となっている。そして、ゲート
電極Gは、ソース電極Sとドレイン電極りとともにAl
(アルミニウム)薄層で作られている。
IlゲートMO3)ランジスタがある。このトランジス
タでは、P型半導体基板40の表面(−側)部分にソー
ス領域43とドレイン領域43′用のN型(逆導電型)
不純物領域が設けられ、これらソース領域43とドレイ
ン領域43′の両領域間がチャネル形成領域CHになっ
ている。そして、このチャネル形成領域CHの上方には
、ゲート電極Gが設けられている。このゲート電極Gは
、チャネル形成領域CHの上にある絶縁膜(ゲート酸化
膜)44を介して設けられており、そのために、このト
ランジスタはMO3構造となっている。そして、ゲート
電極Gは、ソース電極Sとドレイン電極りとともにAl
(アルミニウム)薄層で作られている。
このA1ゲートMOS)ランジスタは、従来、以下のよ
うにして製造される。
うにして製造される。
まず、第2図(a)にみるように、P型シリコン半導体
基板40表面に熱酸化処理による酸化膜(SiO,膜)
41を形成する。酸化膜41の厚みは、通常、5000
〜8000人程度である。
基板40表面に熱酸化処理による酸化膜(SiO,膜)
41を形成する。酸化膜41の厚みは、通常、5000
〜8000人程度である。
ついで、酸化膜41におけるソース領域およびドレイン
領域を作る個所以外の部分を覆うホトレジストマスク(
図示省略)を形成し、エツチング処理して、ソース・ド
レイン領域を作る個所の酸化膜を選択的に除去する。そ
うすると、第2図(b)にみるように、残された酸化膜
41′の間に窓42が形成される。この窓42からリン
(ソース・ドレイン領域形成のための不純物)をイオン
注入(供給)し、ついで熱処理すると、第2図(C)に
みるように、ソース領域43およびドレイン領域43′
たるN型不純物領域が形成されると同時に酸化膜41″
が窓42のところに形成される。これらソース領域43
とドレイン領域43′の間がチャネル形成領域CHとな
る。
領域を作る個所以外の部分を覆うホトレジストマスク(
図示省略)を形成し、エツチング処理して、ソース・ド
レイン領域を作る個所の酸化膜を選択的に除去する。そ
うすると、第2図(b)にみるように、残された酸化膜
41′の間に窓42が形成される。この窓42からリン
(ソース・ドレイン領域形成のための不純物)をイオン
注入(供給)し、ついで熱処理すると、第2図(C)に
みるように、ソース領域43およびドレイン領域43′
たるN型不純物領域が形成されると同時に酸化膜41″
が窓42のところに形成される。これらソース領域43
とドレイン領域43′の間がチャネル形成領域CHとな
る。
つぎに、酸化膜41′のうちチャネル形成領域CHO上
にある部分を、ホトレジストマスクを使って、−旦除去
する。そして、熱酸化処理により、第2図(d)にみる
ように、薄いゲート酸化膜44を改めて形成する。
にある部分を、ホトレジストマスクを使って、−旦除去
する。そして、熱酸化処理により、第2図(d)にみる
ように、薄いゲート酸化膜44を改めて形成する。
ゲート酸化膜44形成後、再び、ホトレジストマスク(
図示省略)を形成して選択エツチング処理し、第2図(
111)にみるように、ソース領域43およびドレイン
領域43′の上にある酸化膜41“に電極コンタクト用
の窓45をあける。続いて、全面にA1を蒸着し、ホト
レジストマスク(図示省略)を使って選択エツチング処
理し、第2図(f)にみるように、ソース電極S、ドレ
イン電極りおよびゲート電極Gを形成し、トランジスタ
を完成させる。
図示省略)を形成して選択エツチング処理し、第2図(
111)にみるように、ソース領域43およびドレイン
領域43′の上にある酸化膜41“に電極コンタクト用
の窓45をあける。続いて、全面にA1を蒸着し、ホト
レジストマスク(図示省略)を使って選択エツチング処
理し、第2図(f)にみるように、ソース電極S、ドレ
イン電極りおよびゲート電極Gを形成し、トランジスタ
を完成させる。
上記のA!ゲートMO3)ランジスタは製造が容易で、
IC(集積回路)中にも既に使われている。集積回路等
に用いる場合、チャネル長さlをなるべく短くし素子必
要面積を小さくすれば、集積度を上げることができる。
IC(集積回路)中にも既に使われている。集積回路等
に用いる場合、チャネル長さlをなるべく短くし素子必
要面積を小さくすれば、集積度を上げることができる。
集積度をよくするためには、チャネル長さlをサブミク
ロンレベルにもっていきたいところである。
ロンレベルにもっていきたいところである。
しかしながら、チャネル長さlが短い場合、電気的特性
が所定の特性になり難い。電気的特性に大きな影響を与
えるチャネル長さlの寸法精度が悪いのである。これは
、第2図(b)における酸化膜41′の長さくマスク幅
)β′の寸法精度が出ないためである。酸化膜41の選
択エツチングの際に使うホトレジストマスクの寸法変動
やエツチング処理の変動が大きく影響して、酸化膜41
′の長さβ′の寸法精度が出ないのである。
が所定の特性になり難い。電気的特性に大きな影響を与
えるチャネル長さlの寸法精度が悪いのである。これは
、第2図(b)における酸化膜41′の長さくマスク幅
)β′の寸法精度が出ないためである。酸化膜41の選
択エツチングの際に使うホトレジストマスクの寸法変動
やエツチング処理の変動が大きく影響して、酸化膜41
′の長さβ′の寸法精度が出ないのである。
この発明は、上記事情に鑑み、チャネル長さが短くても
、チャネル長さの寸法精度が十分であって、所定の電気
的特性を有する電界効果半導体装置を製造できる方法を
提供することを課題とする〔課題を解決するための手段
〕 前記課題を解決するため、この発明にかかる電界効果半
導体装置の製造方法では、半導体基板におけるチャネル
形成領域となる部分をマスクで覆っておいてソース領域
およびドレイン領域となる逆導電型不純物領域形成のた
めの不純物を供給するにあたり、前記マスクとして、サ
イドウオールを用いるようにしている。
、チャネル長さの寸法精度が十分であって、所定の電気
的特性を有する電界効果半導体装置を製造できる方法を
提供することを課題とする〔課題を解決するための手段
〕 前記課題を解決するため、この発明にかかる電界効果半
導体装置の製造方法では、半導体基板におけるチャネル
形成領域となる部分をマスクで覆っておいてソース領域
およびドレイン領域となる逆導電型不純物領域形成のた
めの不純物を供給するにあたり、前記マスクとして、サ
イドウオールを用いるようにしている。
マスクがサイドウオールからなる場合、後はど詳しく説
明するが、エツチング処理の変動がマスク幅の寸法精度
に与える影響が半減し、しかも、ホトレジストマスクの
変動が、事実上、マスク幅の寸法に影響しなくなる。そ
のため、チャネル長さが短くなったとしても、マスク幅
の寸法精度が向上し、その結果、チャネル長さの寸法精
度が良くなるのである。
明するが、エツチング処理の変動がマスク幅の寸法精度
に与える影響が半減し、しかも、ホトレジストマスクの
変動が、事実上、マスク幅の寸法に影響しなくなる。そ
のため、チャネル長さが短くなったとしても、マスク幅
の寸法精度が向上し、その結果、チャネル長さの寸法精
度が良くなるのである。
以下、この発明の製造方法を、その−例をあられす図面
を参照しながら詳しく説明する。
を参照しながら詳しく説明する。
第1図ta>〜(1)は、この発明の製造方法により、
AIゲートMOSトランジスタを作るときの様子を順を
追ってあられす。
AIゲートMOSトランジスタを作るときの様子を順を
追ってあられす。
まず、第1図(a)にみるように、P型シリコン半導体
基板1表面に熱酸化処理による酸化膜(SiOx膜)2
を形成する。酸化膜2は、例えば、5000〜8000
人といった厚い膜であるが、この厚み範囲に限らないこ
とはいうまでもない。ついで、所定のパターンのホトレ
ジストマスク(図示省略)を酸化膜2の上に形成し、エ
ツチング処理し、レジストで覆われなかった部分の酸化
膜を選択除去する。レジストで覆われた部分は、エツチ
ングされないため、第1図(b)にみるように、酸化膜
2′として残っている。選択エツチング処理後、酸化膜
が除去された部分3に、第1図(b)にみるように、薄
い(50〜200人程度の厚み)酸化膜2“を改めて形
成し、その後、第1図(C)にみるように、シリコン窒
化膜(あるいはポリシリコン膜)4を全面に成長させる
。
基板1表面に熱酸化処理による酸化膜(SiOx膜)2
を形成する。酸化膜2は、例えば、5000〜8000
人といった厚い膜であるが、この厚み範囲に限らないこ
とはいうまでもない。ついで、所定のパターンのホトレ
ジストマスク(図示省略)を酸化膜2の上に形成し、エ
ツチング処理し、レジストで覆われなかった部分の酸化
膜を選択除去する。レジストで覆われた部分は、エツチ
ングされないため、第1図(b)にみるように、酸化膜
2′として残っている。選択エツチング処理後、酸化膜
が除去された部分3に、第1図(b)にみるように、薄
い(50〜200人程度の厚み)酸化膜2“を改めて形
成し、その後、第1図(C)にみるように、シリコン窒
化膜(あるいはポリシリコン膜)4を全面に成長させる
。
なお、後の説明においても明ら°かになるが、中央の酸
化膜2′の両端が、それぞれ、ソース領域の端の位置に
あたることになる。
化膜2′の両端が、それぞれ、ソース領域の端の位置に
あたることになる。
この後、−旦形成したシリコン窒化膜4を反応性イオン
エツチングによりエツチングする。シリコン窒化膜4は
、酸化膜2′側面部分において厚みHが他の部分の厚み
hよりも大きいため、第1図(d)にみるように、酸化
膜2′側面部分にシリコン窒化膜4が局部的に残り、こ
れが、サイドウオール14・・・になる。
エツチングによりエツチングする。シリコン窒化膜4は
、酸化膜2′側面部分において厚みHが他の部分の厚み
hよりも大きいため、第1図(d)にみるように、酸化
膜2′側面部分にシリコン窒化膜4が局部的に残り、こ
れが、サイドウオール14・・・になる。
サイドウオール14とは、このように、所定厚みの段差
がある表面に膜付けを行い、その後、この膜を除去する
処理を行い、段差の側面に局部的に残る膜部分を指すの
である。
がある表面に膜付けを行い、その後、この膜を除去する
処理を行い、段差の側面に局部的に残る膜部分を指すの
である。
続いて、第1図(e)にみるように、サイドウオール1
4・・・のうち、後述のイオン注入の際のマスクとなら
ない両端のサイドウオール14をウェットエツチングに
より除去するとともに、ソース領域およびドレイン領域
を形成する個所の上に位置する酸化膜2′、2#をホト
レジストマスクを使って、選択的に除去し、窓5.5′
をあける。窓5はソース領域形成個所にあたり、窓5′
はソース領域形成個所にあたる。したがって、これら側
窓5.5′の間は、チャネル形成領域にあたることにな
る。そのため、ここを覆うサイドウオール14は、チャ
ネル形成領域となる部分を覆うマスクとなる。
4・・・のうち、後述のイオン注入の際のマスクとなら
ない両端のサイドウオール14をウェットエツチングに
より除去するとともに、ソース領域およびドレイン領域
を形成する個所の上に位置する酸化膜2′、2#をホト
レジストマスクを使って、選択的に除去し、窓5.5′
をあける。窓5はソース領域形成個所にあたり、窓5′
はソース領域形成個所にあたる。したがって、これら側
窓5.5′の間は、チャネル形成領域にあたることにな
る。そのため、ここを覆うサイドウオール14は、チャ
ネル形成領域となる部分を覆うマスクとなる。
窓5.5′をあけた後、これらの窓5.5′からリン(
ソース・ドレイン領域形成のための不純物)をイオン注
入(供給)し、ついで熱処理すると、第1図(f)にみ
るように、ソース領域6およびドレイン領域6′たるN
型不純物領域が形成されると同時に酸化膜12が窓5.
5′のところに形成される。勿論、ソース領域6とドレ
イン領域6′の間がチャネル形成領域CHである。
ソース・ドレイン領域形成のための不純物)をイオン注
入(供給)し、ついで熱処理すると、第1図(f)にみ
るように、ソース領域6およびドレイン領域6′たるN
型不純物領域が形成されると同時に酸化膜12が窓5.
5′のところに形成される。勿論、ソース領域6とドレ
イン領域6′の間がチャネル形成領域CHである。
つぎに、酸化膜12のうちチャネル形成領域CHO上に
ある部分を、ホトレジストマスクを使って、−旦除去す
る。そして、熱酸化処理により、第1図1g)にみるよ
うに、薄いゲート酸化膜13を改めて形成する。
ある部分を、ホトレジストマスクを使って、−旦除去す
る。そして、熱酸化処理により、第1図1g)にみるよ
うに、薄いゲート酸化膜13を改めて形成する。
ゲート酸化膜13形成後、ホトレジストマスク(図示省
略)を形成して選択エツチング処理し、第1図(h)に
みるように、ソース領域6およびドレイン領域6′の上
にある酸化膜12に電極コンタクト用の窓20.20′
をあける。続いて、全面にAfを蒸着し、ホトレジスト
マスク(図示省略)を使って選択エツチング処理し、第
1図(1)にみるように、ソース電極S1ドレイン電極
りおよびゲート電極Gを形成し、トランジスタを完成さ
せる。
略)を形成して選択エツチング処理し、第1図(h)に
みるように、ソース領域6およびドレイン領域6′の上
にある酸化膜12に電極コンタクト用の窓20.20′
をあける。続いて、全面にAfを蒸着し、ホトレジスト
マスク(図示省略)を使って選択エツチング処理し、第
1図(1)にみるように、ソース電極S1ドレイン電極
りおよびゲート電極Gを形成し、トランジスタを完成さ
せる。
この発明では、チャネル形成領域となる部分を覆うマス
クとして、上にみたように作られるサイドウオール14
が用いられている。
クとして、上にみたように作られるサイドウオール14
が用いられている。
サイドウオール14の長さ(幅)の精度は、厚い酸化膜
2′の膜厚tとサイドウオール形成用シリコン窒化膜4
の膜厚t′のそれぞれの変動Δt、Δt′およびエツチ
ング(サイドエッチ)の変動の影響を受ける。
2′の膜厚tとサイドウオール形成用シリコン窒化膜4
の膜厚t′のそれぞれの変動Δt、Δt′およびエツチ
ング(サイドエッチ)の変動の影響を受ける。
サイドウオール14は、その形成のためのエツチング工
程において、酸化膜2′側面に接する側は全くエツチン
グされず、他方の側がエツチングされるだけである。し
たがって、サイドエツチングの影響は、従来と異なり、
片側だけに関係する。そのため、エツチング処理の変動
によるマスク幅の寸法精度への影響が半減する。
程において、酸化膜2′側面に接する側は全くエツチン
グされず、他方の側がエツチングされるだけである。し
たがって、サイドエツチングの影響は、従来と異なり、
片側だけに関係する。そのため、エツチング処理の変動
によるマスク幅の寸法精度への影響が半減する。
パターンニングの寸法変動(Δδ)の影響がない代わり
に、膜厚tと膜厚t′それぞれの変動Δt、Δt′の影
響があるのであるが、変動Δt、Δt′がマスク幅の寸
法精度に与える影響は、非常に小さい。これは、Δt、
Δt′がΔδに比べて十分に小さいからである。
に、膜厚tと膜厚t′それぞれの変動Δt、Δt′の影
響があるのであるが、変動Δt、Δt′がマスク幅の寸
法精度に与える影響は、非常に小さい。これは、Δt、
Δt′がΔδに比べて十分に小さいからである。
サイドウオール14の幅、すなわち、マスク幅は、もち
ろん、膜厚t、t’を適当に調節することによって変え
ることができる。サイドウオール14の幅は、膜厚t、
t’程度のオーダーであるから非常に短くすることも簡
単にできる。
ろん、膜厚t、t’を適当に調節することによって変え
ることができる。サイドウオール14の幅は、膜厚t、
t’程度のオーダーであるから非常に短くすることも簡
単にできる。
また、上記実施例では、サイドウオール14はドレイン
側に向かうにつれて薄くなっている。そのため、不純物
はドレイン端部近傍においてドレイン側からサイドウオ
ール14側に向かうにつれ薄くなる濃度勾配がつく。つ
まり、ドレイン領域端部6aでは不純物の濃度勾配がつ
くことになる。これは、L D D (Lightly
−Doped Drain)構造であり、電界が緩和さ
れ、いわゆるホットキャリヤによる特性劣化防止対策が
なされていることになる。
側に向かうにつれて薄くなっている。そのため、不純物
はドレイン端部近傍においてドレイン側からサイドウオ
ール14側に向かうにつれ薄くなる濃度勾配がつく。つ
まり、ドレイン領域端部6aでは不純物の濃度勾配がつ
くことになる。これは、L D D (Lightly
−Doped Drain)構造であり、電界が緩和さ
れ、いわゆるホットキャリヤによる特性劣化防止対策が
なされていることになる。
上記実施例における薄い酸化膜2#は、半導体基板とシ
リコン窒化股間の緩衝材の働きや半導体基板表面保護の
働きをさせるためのものである。
リコン窒化股間の緩衝材の働きや半導体基板表面保護の
働きをさせるためのものである。
ただ、この酸化膜2#は余り厚くない方がよい。
薄い場合には、後のエツチング工程でもサイドエッチを
受けないが、厚い場合、サイドエッチされ上のサイドウ
オールが剥離等する恐れがあるからである。
受けないが、厚い場合、サイドエッチされ上のサイドウ
オールが剥離等する恐れがあるからである。
この発明は上記実施例に限らない。サイドウオールがシ
リコン窒化膜やポリシリコン膜(多結晶シリコン)以外
の膜で作られたものを使うようにしてもよい。半導体装
置の種類が、Aj2ゲートMOSトランジスタ以外の電
界効果半導体装置であってもよい。
リコン窒化膜やポリシリコン膜(多結晶シリコン)以外
の膜で作られたものを使うようにしてもよい。半導体装
置の種類が、Aj2ゲートMOSトランジスタ以外の電
界効果半導体装置であってもよい。
上記実施例では、サイドウオールの垂直面側がソース領
域の端に位置していたが、逆に、サイドウオールの垂直
面側がドレイン領域の端に位置し、サイドウオールの傾
斜方向が図面とは逆向きになっているようであってもよ
い。
域の端に位置していたが、逆に、サイドウオールの垂直
面側がドレイン領域の端に位置し、サイドウオールの傾
斜方向が図面とは逆向きになっているようであってもよ
い。
以上述べたように、この発明にかかる製造方法では、チ
ャネル形成領域を覆うマスクは幅が短くても寸法精度が
よいので、寸法精度良く形成された短チャネル長の電界
効果半導体装置が製造できる。そのため、所定の電気的
特性を−74−tcることができたり、集積度を上げた
りすることができる。
ャネル形成領域を覆うマスクは幅が短くても寸法精度が
よいので、寸法精度良く形成された短チャネル長の電界
効果半導体装置が製造できる。そのため、所定の電気的
特性を−74−tcることができたり、集積度を上げた
りすることができる。
第1図(al〜(i)は、この発明にかかる製造方法に
より、/lゲート電極MOSトランジスタを製造すると
きの様子を順を追ってあられす模式的断面図、第2図(
a)〜(f)は、ANゲート電極MO3)ランジスタを
従来の方法により製造するときの様子を順を追ってあら
れす模式的断面図である。 1・・・半導体基板 6・・・ソース領域 6′・
・・ドレイン領域 14・・・サイドウオール C
H・・・チャネル形成領域 G・・・ゲート電極代理
人 弁理士 松 本 武 彦
より、/lゲート電極MOSトランジスタを製造すると
きの様子を順を追ってあられす模式的断面図、第2図(
a)〜(f)は、ANゲート電極MO3)ランジスタを
従来の方法により製造するときの様子を順を追ってあら
れす模式的断面図である。 1・・・半導体基板 6・・・ソース領域 6′・
・・ドレイン領域 14・・・サイドウオール C
H・・・チャネル形成領域 G・・・ゲート電極代理
人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (1)
- 1 半導体基板の一側部分にソース領域とドレイン領域
用の逆導電型不純物領域が設けられているとともに、こ
れらソース・ドレイン両領域間がチャネル形成領域にな
っていて、同チャネル形成領域の上方にゲート電極が設
けられている電界効果半導体装置の製造方法において、
前記半導体基板におけるチャネル形成領域となる部分を
マスクで覆っておいて前記逆導電型不純物領域形成のた
めの不純物を供給するにあたり、前記マスクとして、サ
イドウォールを用いるようにすることを特徴とする電界
効果半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21298288A JPH0260131A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電界効果半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21298288A JPH0260131A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電界効果半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0260131A true JPH0260131A (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=16631508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21298288A Pending JPH0260131A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電界効果半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0260131A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5391510A (en) * | 1992-02-28 | 1995-02-21 | International Business Machines Corporation | Formation of self-aligned metal gate FETs using a benignant removable gate material during high temperature steps |
EP0945905A2 (de) * | 1998-03-24 | 1999-09-29 | Siemens Aktiengesellschaft | FET-Kanalstruktur |
WO2004006314A1 (de) * | 2002-07-08 | 2004-01-15 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zur herstellung eines kurzkanal-feldeffekttransistors |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP21298288A patent/JPH0260131A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5391510A (en) * | 1992-02-28 | 1995-02-21 | International Business Machines Corporation | Formation of self-aligned metal gate FETs using a benignant removable gate material during high temperature steps |
EP0945905A2 (de) * | 1998-03-24 | 1999-09-29 | Siemens Aktiengesellschaft | FET-Kanalstruktur |
EP0945905A3 (de) * | 1998-03-24 | 2000-01-12 | Siemens Aktiengesellschaft | FET-Kanalstruktur |
WO2004006314A1 (de) * | 2002-07-08 | 2004-01-15 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zur herstellung eines kurzkanal-feldeffekttransistors |
US7129152B2 (en) | 2002-07-08 | 2006-10-31 | Infineon Technologies Ag | Method for fabricating a short channel field-effect transistor |
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