JPH04360581A - 電界効果型トランジスタの製造方法 - Google Patents
電界効果型トランジスタの製造方法Info
- Publication number
- JPH04360581A JPH04360581A JP16244591A JP16244591A JPH04360581A JP H04360581 A JPH04360581 A JP H04360581A JP 16244591 A JP16244591 A JP 16244591A JP 16244591 A JP16244591 A JP 16244591A JP H04360581 A JPH04360581 A JP H04360581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gate electrode
- gate
- forming
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 230000005669 field effect Effects 0.000 title claims description 21
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 claims abstract description 30
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 abstract description 14
- 239000010408 film Substances 0.000 description 75
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 24
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 18
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 18
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 5
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電界効果型トランジス
タの製造方法に関する。
タの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果型トランジスタには、リーク電
流の低減を図った素子として、オフセットゲート構造と
呼ばれるものがある。このような電界効果型トランジス
タでは、ポリシリコン等からなる半導体層のチャネル領
域の幅よりもゲート電極の幅を小さくすることにより、
ゲート電極の両側におけるチャネル領域をオフセットゲ
ート領域とした構造となっている。従来のこのような電
界効果型トランジスタを製造する場合には、まずセラミ
ックやガラス等からなる絶縁基板の上面にポリシリコン
層をパターン形成し、このポリシリコン層をゲート絶縁
膜で覆い、ポリシリコン層のチャネル領域に対応する部
分のゲート絶縁膜の上面にフォトレジスト膜をパターン
形成し、このフォトレジスト膜をマスクとしてイオン注
入を行うことにより、フォトレジスト膜の両側における
ポリシリコン層にソース・ドレイン領域を形成し、この
後フォトレジスト膜を除去し、活性化を行ってイオンを
拡散し、次いでポリシリコン層のチャネル領域の中央部
に対応する部分のゲート絶縁膜の上面にチャネル領域よ
りも幅狭のゲート電極をパターン形成し、これによりゲ
ート電極の両側におけるチャネル領域をオフセットゲー
ト領域としている。
流の低減を図った素子として、オフセットゲート構造と
呼ばれるものがある。このような電界効果型トランジス
タでは、ポリシリコン等からなる半導体層のチャネル領
域の幅よりもゲート電極の幅を小さくすることにより、
ゲート電極の両側におけるチャネル領域をオフセットゲ
ート領域とした構造となっている。従来のこのような電
界効果型トランジスタを製造する場合には、まずセラミ
ックやガラス等からなる絶縁基板の上面にポリシリコン
層をパターン形成し、このポリシリコン層をゲート絶縁
膜で覆い、ポリシリコン層のチャネル領域に対応する部
分のゲート絶縁膜の上面にフォトレジスト膜をパターン
形成し、このフォトレジスト膜をマスクとしてイオン注
入を行うことにより、フォトレジスト膜の両側における
ポリシリコン層にソース・ドレイン領域を形成し、この
後フォトレジスト膜を除去し、活性化を行ってイオンを
拡散し、次いでポリシリコン層のチャネル領域の中央部
に対応する部分のゲート絶縁膜の上面にチャネル領域よ
りも幅狭のゲート電極をパターン形成し、これによりゲ
ート電極の両側におけるチャネル領域をオフセットゲー
ト領域としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような電界効果型トランジスタの製造方法では、通
常の電界効果型トランジスタを製造する場合と比較して
、すなわち例えばポリシリコンからなるゲート電極をマ
スクとしてイオン注入を行う場合と比較して、イオン注
入マスク用のフォトレジスト膜をパターン形成する工程
およびその除去工程の分だけ製造工程数が多く、コスト
高になるという問題があった。また、オフセットゲート
領域の長さ(L;図3参照)が大きいと、電界効果型ト
ランジスタのオン電流が低下してしまうので、オフセッ
トゲート領域の長さが1μ以下と小さい方が望ましいが
、フォトレジスト膜形成工程とゲート電極形成工程とが
別々であるので、オフセットゲート領域を効率的に形成
することができず、このため高い加工精度が要求され、
より一層コスト高になるという問題があった。この発明
の目的は、製造工程数を少なくすることができ、またオ
フセットゲート領域を効率的に形成することのできる電
界効果型トランジスタおよびその製造方法を提供するこ
とにある。
このような電界効果型トランジスタの製造方法では、通
常の電界効果型トランジスタを製造する場合と比較して
、すなわち例えばポリシリコンからなるゲート電極をマ
スクとしてイオン注入を行う場合と比較して、イオン注
入マスク用のフォトレジスト膜をパターン形成する工程
およびその除去工程の分だけ製造工程数が多く、コスト
高になるという問題があった。また、オフセットゲート
領域の長さ(L;図3参照)が大きいと、電界効果型ト
ランジスタのオン電流が低下してしまうので、オフセッ
トゲート領域の長さが1μ以下と小さい方が望ましいが
、フォトレジスト膜形成工程とゲート電極形成工程とが
別々であるので、オフセットゲート領域を効率的に形成
することができず、このため高い加工精度が要求され、
より一層コスト高になるという問題があった。この発明
の目的は、製造工程数を少なくすることができ、またオ
フセットゲート領域を効率的に形成することのできる電
界効果型トランジスタおよびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体層上
にゲート絶縁膜を形成し、前記半導体層のチャネル領域
に対応する部分の前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成
用膜を形成すると共に、前記ゲート電極形成用膜を形成
するためのフォトレジスト膜を前記ゲート電極形成用膜
上に残し、前記フォトレジスト膜および前記ゲート電極
形成用膜をマスクとしてイオン注入を行うことにより、
前記ゲート電極形成用膜および前記フォトレジスト膜の
両側における前記半導体層にソース・ドレイン領域を形
成し、前記ゲート電極形成用膜の側面をウエットエッチ
ングすることにより、前記半導体層のチャネル領域より
も幅狭のゲート電極を形成し、この後前記フォトレジス
ト膜を除去するようにしたものである。
にゲート絶縁膜を形成し、前記半導体層のチャネル領域
に対応する部分の前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成
用膜を形成すると共に、前記ゲート電極形成用膜を形成
するためのフォトレジスト膜を前記ゲート電極形成用膜
上に残し、前記フォトレジスト膜および前記ゲート電極
形成用膜をマスクとしてイオン注入を行うことにより、
前記ゲート電極形成用膜および前記フォトレジスト膜の
両側における前記半導体層にソース・ドレイン領域を形
成し、前記ゲート電極形成用膜の側面をウエットエッチ
ングすることにより、前記半導体層のチャネル領域より
も幅狭のゲート電極を形成し、この後前記フォトレジス
ト膜を除去するようにしたものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、ゲート電極形成用膜を形成
するためのフォトレジスト膜をそのままイオン注入マス
クとして使用しているので、イオン注入マスク専用のフ
ォトレジスト膜をパターン形成したり除去したりする必
要がなく、したがってその分だけ製造工程数を少なくす
ることができ、またゲート電極形成用膜の側面をウエッ
トエッチングすることにより、チャネル領域よりも幅狭
のゲート電極を形成しているので、ゲート電極形成用膜
の側面のウエットエッチング部分をそのままオフセット
ゲート領域とすることができ、したがってゲート電極形
成用膜の側面のウエットエッチング量を制御することに
より、オフセットゲート領域を効率的に形成することが
できる。
するためのフォトレジスト膜をそのままイオン注入マス
クとして使用しているので、イオン注入マスク専用のフ
ォトレジスト膜をパターン形成したり除去したりする必
要がなく、したがってその分だけ製造工程数を少なくす
ることができ、またゲート電極形成用膜の側面をウエッ
トエッチングすることにより、チャネル領域よりも幅狭
のゲート電極を形成しているので、ゲート電極形成用膜
の側面のウエットエッチング部分をそのままオフセット
ゲート領域とすることができ、したがってゲート電極形
成用膜の側面のウエットエッチング量を制御することに
より、オフセットゲート領域を効率的に形成することが
できる。
【0006】
【実施例】まず、図5はこの発明の一実施例における電
界効果型トランジスタの構造を示したものである。この
電界効果型トランジスタでは、セラミックやガラス等か
らなる絶縁基板1の上面にポリシリコン層(半導体層)
2が設けられ、ポリシリコン層2の上面等に酸化シリコ
ン等からなるゲート絶縁膜3が設けられ、ポリシリコン
層2のチャネル領域2aの中央部(両側のオフセットゲ
ート領域2cとなる部分を除く部分)に対応する部分の
ゲート絶縁膜3の上面にアルミニウムからなるゲート電
極6が設けられ、そしてポリシリコン層2のオフセット
ゲート領域2cの両外側にソース・ドレイン領域2bが
形成され、さらに層間絶縁膜7、コンタクトホール8お
よびソース・ドレイン電極9が設けられた構造となって
いる。
界効果型トランジスタの構造を示したものである。この
電界効果型トランジスタでは、セラミックやガラス等か
らなる絶縁基板1の上面にポリシリコン層(半導体層)
2が設けられ、ポリシリコン層2の上面等に酸化シリコ
ン等からなるゲート絶縁膜3が設けられ、ポリシリコン
層2のチャネル領域2aの中央部(両側のオフセットゲ
ート領域2cとなる部分を除く部分)に対応する部分の
ゲート絶縁膜3の上面にアルミニウムからなるゲート電
極6が設けられ、そしてポリシリコン層2のオフセット
ゲート領域2cの両外側にソース・ドレイン領域2bが
形成され、さらに層間絶縁膜7、コンタクトホール8お
よびソース・ドレイン電極9が設けられた構造となって
いる。
【0007】次に、このような構造の電界効果型トラン
ジスタを製造する場合について説明すると、まず図1に
示すように、セラミックやガラス等からなる絶縁基板1
の上面にポリシリコン層2をパターン形成する。次に、
図2に示すように、全表面に酸化シリコン等からなるゲ
ート絶縁膜3を形成し、このゲート絶縁膜3でポリシリ
コン層2を覆う。次に、ポリシリコン層2のチャネル領
域2aに対応する部分のゲート絶縁膜3の上面にアルミ
ニウムからなるゲート電極形成用膜4をフォトリソグラ
フィ技術によってパターン形成すると共に、このパター
ン形成のためのフォトレジスト膜5をそのままゲート電
極形成用膜4の上面に残す。次に、フォトレジスト膜5
およびゲート電極形成用膜4をマスクとしてイオン注入
を行うことにより、フォトレジスト膜5およびゲート電
極形成用膜4の両側におけるポリシリコン層2にソース
・ドレイン領域2bを形成する。
ジスタを製造する場合について説明すると、まず図1に
示すように、セラミックやガラス等からなる絶縁基板1
の上面にポリシリコン層2をパターン形成する。次に、
図2に示すように、全表面に酸化シリコン等からなるゲ
ート絶縁膜3を形成し、このゲート絶縁膜3でポリシリ
コン層2を覆う。次に、ポリシリコン層2のチャネル領
域2aに対応する部分のゲート絶縁膜3の上面にアルミ
ニウムからなるゲート電極形成用膜4をフォトリソグラ
フィ技術によってパターン形成すると共に、このパター
ン形成のためのフォトレジスト膜5をそのままゲート電
極形成用膜4の上面に残す。次に、フォトレジスト膜5
およびゲート電極形成用膜4をマスクとしてイオン注入
を行うことにより、フォトレジスト膜5およびゲート電
極形成用膜4の両側におけるポリシリコン層2にソース
・ドレイン領域2bを形成する。
【0008】次に、図3に示すように、フォトレジスト
膜5を残したままでゲート電極形成用膜4の側面をウエ
ットエッチングすることにより、ポリシリコン層2のチ
ャネル領域2aの中央部に対応する部分のゲート絶縁膜
3の上面にチャネル領域2aよりも幅狭のゲート電極6
を形成する。この場合、エッチング時間等のウエットエ
ッチング条件を選定することにより、ゲート電極形成用
膜4の側面のウエットエッチング量を0.1μ程度とす
ることが可能である。かくして、チャネル領域2aより
も幅狭のゲート電極6が形成されると共に、ゲート電極
6の両側におけるチャネル領域2aがオフセットゲート
領域2cとなる。この後、図4に示すように、フォトレ
ジスト膜5を除去し、次いでエキシマレーザの照射等に
より活性化を行ってイオンを拡散する。
膜5を残したままでゲート電極形成用膜4の側面をウエ
ットエッチングすることにより、ポリシリコン層2のチ
ャネル領域2aの中央部に対応する部分のゲート絶縁膜
3の上面にチャネル領域2aよりも幅狭のゲート電極6
を形成する。この場合、エッチング時間等のウエットエ
ッチング条件を選定することにより、ゲート電極形成用
膜4の側面のウエットエッチング量を0.1μ程度とす
ることが可能である。かくして、チャネル領域2aより
も幅狭のゲート電極6が形成されると共に、ゲート電極
6の両側におけるチャネル領域2aがオフセットゲート
領域2cとなる。この後、図4に示すように、フォトレ
ジスト膜5を除去し、次いでエキシマレーザの照射等に
より活性化を行ってイオンを拡散する。
【0009】次に、図5に示すように、全表面に窒化シ
リコン等からなる層間絶縁膜7を形成する。次に、層間
絶縁膜7およびゲート絶縁膜3をエッチングしてソース
・ドレイン領域2bと対応する部分にコンタクトホール
8を形成する。次に、コンタクトホール8を介してソー
ス・ドレイン領域2bと接続されるアルミニウムからな
るソース・ドレイン電極9を層間絶縁膜7の上面に形成
する。かくして、オフセットゲート構造の電界効果型ト
ランジスタが製造される。
リコン等からなる層間絶縁膜7を形成する。次に、層間
絶縁膜7およびゲート絶縁膜3をエッチングしてソース
・ドレイン領域2bと対応する部分にコンタクトホール
8を形成する。次に、コンタクトホール8を介してソー
ス・ドレイン領域2bと接続されるアルミニウムからな
るソース・ドレイン電極9を層間絶縁膜7の上面に形成
する。かくして、オフセットゲート構造の電界効果型ト
ランジスタが製造される。
【0010】このようにして製造された電界効果型トラ
ンジスタでは、ゲート電極形成用膜4を形成するための
フォトレジスト膜5をそのままイオン注入マスクとして
使用しているので、イオン注入マスク専用のフォトレジ
スト膜をパターン形成したり除去したりする必要がなく
、したがってその分だけ製造工程数を少なくすることが
できる。また、ゲート電極形成用膜4の側面をウエット
エッチングすることにより、チャネル領域2aよりも幅
狭のゲート電極6を形成すると共に、ゲート電極6の両
側におけるチャネル領域2aをオフセットゲート領域2
cとしているので、ゲート電極形成用膜4の側面のウエ
ットエッチング量がそのままオフセットゲート領域2c
の長さL(但し、アニールによる拡散量は考慮していな
い。)となる。したがって、オフセットゲート領域2c
を効率的に形成することができ、またイオン注入後の拡
散量を配慮すればゲート電極形成用膜4の側面のウエッ
トエッチング量を制御することにより、オフセットゲー
ト領域2cの長さLを自動的に制御することも可能であ
る。
ンジスタでは、ゲート電極形成用膜4を形成するための
フォトレジスト膜5をそのままイオン注入マスクとして
使用しているので、イオン注入マスク専用のフォトレジ
スト膜をパターン形成したり除去したりする必要がなく
、したがってその分だけ製造工程数を少なくすることが
できる。また、ゲート電極形成用膜4の側面をウエット
エッチングすることにより、チャネル領域2aよりも幅
狭のゲート電極6を形成すると共に、ゲート電極6の両
側におけるチャネル領域2aをオフセットゲート領域2
cとしているので、ゲート電極形成用膜4の側面のウエ
ットエッチング量がそのままオフセットゲート領域2c
の長さL(但し、アニールによる拡散量は考慮していな
い。)となる。したがって、オフセットゲート領域2c
を効率的に形成することができ、またイオン注入後の拡
散量を配慮すればゲート電極形成用膜4の側面のウエッ
トエッチング量を制御することにより、オフセットゲー
ト領域2cの長さLを自動的に制御することも可能であ
る。
【0011】なお、上記実施例では、この発明を半導体
薄膜を用いたTFT(薄膜トランジスタ)に適用した場
合について説明したが、これに限定されず、単結晶半導
体基板を用いた電界効果型トランジスタスタに適用する
こともできる。また、コプラナ型のみならず、スタガ型
にも適用することができる。
薄膜を用いたTFT(薄膜トランジスタ)に適用した場
合について説明したが、これに限定されず、単結晶半導
体基板を用いた電界効果型トランジスタスタに適用する
こともできる。また、コプラナ型のみならず、スタガ型
にも適用することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ゲート電極形成用膜を形成するためのフォトレジスト
膜をそのままイオン注入マスクとして使用しているので
、イオン注入マスク専用のフォトレジスト膜をパターン
形成したり除去したりする必要がなく、したがってその
分だけ製造工程数を少なくすることができ、またゲート
電極形成用膜の側面をウエットエッチングすることによ
り、チャネル領域よりも幅狭のゲート電極を形成してい
るので、ゲート電極形成用膜の側面のウエットエッチン
グ部分をそのままオフセットゲート領域とすることがで
き、したがってゲート電極形成用膜の側面のウエットエ
ッチング量を制御することにより、オフセットゲート領
域を効率的に形成することができ、ひいてはコストダウ
ンを図ることができる。
、ゲート電極形成用膜を形成するためのフォトレジスト
膜をそのままイオン注入マスクとして使用しているので
、イオン注入マスク専用のフォトレジスト膜をパターン
形成したり除去したりする必要がなく、したがってその
分だけ製造工程数を少なくすることができ、またゲート
電極形成用膜の側面をウエットエッチングすることによ
り、チャネル領域よりも幅狭のゲート電極を形成してい
るので、ゲート電極形成用膜の側面のウエットエッチン
グ部分をそのままオフセットゲート領域とすることがで
き、したがってゲート電極形成用膜の側面のウエットエ
ッチング量を制御することにより、オフセットゲート領
域を効率的に形成することができ、ひいてはコストダウ
ンを図ることができる。
【図1】この発明の一実施例における電界効果型トラン
ジスタの製造に際し、絶縁基板の上面にポリシリコン層
を形成した状態の断面図。
ジスタの製造に際し、絶縁基板の上面にポリシリコン層
を形成した状態の断面図。
【図2】同電界効果型トランジスタの製造に際し、ゲー
ト絶縁膜およびゲート電極形成用膜を形成すると共に、
ゲート電極形成用膜を形成するためのフォトレジスト膜
をゲート電極形成用膜上に残してこれらの膜をマスクと
してイオンを注入した状態の断面図。
ト絶縁膜およびゲート電極形成用膜を形成すると共に、
ゲート電極形成用膜を形成するためのフォトレジスト膜
をゲート電極形成用膜上に残してこれらの膜をマスクと
してイオンを注入した状態の断面図。
【図3】同電界効果型トランジスタの製造に際し、フォ
トレジスト膜を残したままでウエットエッチングするこ
とによりゲート電極を形成した状態の断面図。
トレジスト膜を残したままでウエットエッチングするこ
とによりゲート電極を形成した状態の断面図。
【図4】同電界効果型トランジスタの製造に際し、フォ
トレジスト膜を除去した状態の断面図。
トレジスト膜を除去した状態の断面図。
【図5】同電界効果型トランジスタの製造に際し、層間
絶縁膜、コンタクトホールおよびソース・ドレイン電極
を形成した状態の断面図。
絶縁膜、コンタクトホールおよびソース・ドレイン電極
を形成した状態の断面図。
【符号の説明】
1 絶縁基板
2 ポリシリコン層(半導体層)
2a チャネル領域
2b ソース・ドレイン領域
2c オフセットゲート領域
3 ゲート絶縁膜
4 ゲート電極形成用膜
5 フォトレジスト膜
6 ゲート電極
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体層上にゲート絶縁膜を形成し、
前記半導体層のチャネル領域に対応する部分の前記ゲー
ト絶縁膜上にゲート電極形成用膜を形成すると共に、前
記ゲート電極形成用膜を形成するためのフォトレジスト
膜を前記ゲート電極形成用膜上に残し、前記フォトレジ
スト膜および前記ゲート電極形成用膜をマスクとしてイ
オン注入を行うことにより、前記ゲート電極形成用膜お
よび前記フォトレジスト膜の両側における前記半導体層
にソース・ドレイン領域を形成し、前記ゲート電極形成
用膜の側面をウエットエッチングすることにより、前記
半導体層のチャネル領域よりも幅狭のゲート電極を形成
し、この後前記フォトレジスト膜を除去することを特徴
とする電界効果型トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16244591A JPH04360581A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 電界効果型トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16244591A JPH04360581A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 電界効果型トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360581A true JPH04360581A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15754751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16244591A Pending JPH04360581A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 電界効果型トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04360581A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06216156A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
US5439837A (en) * | 1993-12-20 | 1995-08-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of fabricating a thin-film transistor having an offset gate structure |
JPH11354797A (ja) * | 1999-06-02 | 1999-12-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
JP2000004025A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-01-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
JP2000004026A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-01-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置の作製方法 |
US6417543B1 (en) | 1993-01-18 | 2002-07-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | MIS semiconductor device with sloped gate, source, and drain regions |
JP2003530693A (ja) * | 2000-04-07 | 2003-10-14 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 薄膜フィルムトランジスタを具えた電子デバイスの製造方法 |
KR100652216B1 (ko) * | 2003-06-27 | 2006-11-30 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 폴리실리콘 액정표시소자 제조 방법 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP16244591A patent/JPH04360581A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06216156A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
US6417543B1 (en) | 1993-01-18 | 2002-07-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | MIS semiconductor device with sloped gate, source, and drain regions |
US6984551B2 (en) | 1993-01-18 | 2006-01-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | MIS semiconductor device and method of fabricating the same |
US5439837A (en) * | 1993-12-20 | 1995-08-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of fabricating a thin-film transistor having an offset gate structure |
JPH11354797A (ja) * | 1999-06-02 | 1999-12-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
JP2000004025A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-01-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置とその作製方法 |
JP2000004026A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-01-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Mis型半導体装置の作製方法 |
JP2003530693A (ja) * | 2000-04-07 | 2003-10-14 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 薄膜フィルムトランジスタを具えた電子デバイスの製造方法 |
KR100652216B1 (ko) * | 2003-06-27 | 2006-11-30 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 폴리실리콘 액정표시소자 제조 방법 |
US7166501B2 (en) | 2003-06-27 | 2007-01-23 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Method for fabricating polycrystalline silicon liquid crystal display device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04360580A (ja) | 電界効果型トランジスタおよびその製造方法 | |
JPH05109737A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH1012847A (ja) | 半導体デバイスの製造方法 | |
JPH04360581A (ja) | 電界効果型トランジスタの製造方法 | |
JP2935083B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
KR100541800B1 (ko) | 반도체 소자 제조방법 | |
KR100260043B1 (ko) | 반도체 소자 제조방법 | |
KR100280527B1 (ko) | 모스 트랜지스터 제조방법 | |
JP2754202B2 (ja) | 半導体素子の製造方法 | |
KR100281543B1 (ko) | 오프셋 구조의 박막 트랜지스터 제조방법 | |
JP3374534B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
KR0172901B1 (ko) | 박막 트랜지스터 제조방법 | |
JP3312541B2 (ja) | 薄膜半導体装置の製造方法 | |
KR100250686B1 (ko) | 반도체 소자 제조 방법 | |
JP2594121B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0260131A (ja) | 電界効果半導体装置の製造方法 | |
KR0144246B1 (ko) | 트랜지스터 제조방법 | |
JPH0567634A (ja) | Mis型半導体装置の製造方法 | |
KR0166043B1 (ko) | 모스 전계 효과 트랜지스터의 제조방법 | |
KR0171736B1 (ko) | 전계효과트랜지스터 제조 방법 | |
JPH08153878A (ja) | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 | |
KR100470126B1 (ko) | 반도체 소자의 게이트 형성 방법 | |
KR100587379B1 (ko) | 반도체 소자의 제조방법 | |
JPH05291293A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH0354833A (ja) | Mis型トランジスタの製造方法 |