JPH08153878A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPH08153878A
JPH08153878A JP31918994A JP31918994A JPH08153878A JP H08153878 A JPH08153878 A JP H08153878A JP 31918994 A JP31918994 A JP 31918994A JP 31918994 A JP31918994 A JP 31918994A JP H08153878 A JPH08153878 A JP H08153878A
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JP
Japan
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thin film
gate electrode
semiconductor thin
insulating film
region
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JP31918994A
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English (en)
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Takayuki Ezaki
孝之 江崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面的な占有面積を増加させることなくオン
/オフ電流比を高めて微細化と高性能化とを両立させつ
つ、所望の特性の薄膜トランジスタを得る。 【構成】 多結晶Si膜15のうちで、ゲート電極であ
る多結晶Si膜13の側面に対向している部分がチャネ
ル領域23になっている。このため、多結晶Si膜13
を高くすることによってチャネル長を長くすることがで
きる。また、多結晶Si膜13の断面が逆テーパ状であ
るので、多結晶Si膜13の高さ方向からのイオン注入
で、多結晶Si膜13に対して自己整合的にソース/ド
レイン領域26を形成することができて、合わせずれが
生じるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、ボトムゲート型薄
膜トランジスタ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、ボトムゲート型薄膜トランジス
タの一従来例の製造方法を示している。この一従来例で
は、図5(a)に示す様に、Si基板11上にSiO2
膜12を形成し、このSiO2 膜12上で多結晶Si膜
13をパターニングしてゲート電極を形成する。そし
て、ゲート絶縁膜としてのSiO2 膜14と多結晶Si
膜15とを順次に形成し、閾値電圧調整用の不純物を多
結晶Si膜15の全面にイオン注入する。
【0003】その後、多結晶Si膜15を活性層のパタ
ーンに加工し、この多結晶Si膜15のうちでチャネル
領域にすべき部分を覆うフォトレジスト16をマスクに
して、多結晶Si膜15に不純物を中濃度にイオン注入
する。そして、フォトレジスト16を除去した後、今度
は、多結晶Si膜15のうちでチャネル領域及びオフセ
ット領域にすべき部分を覆うフォトレジスト17をマス
クにして、多結晶Si膜15に不純物を高濃度にイオン
注入する。
【0004】この結果、図5(b)に示す様に、多結晶
Si膜15のうちでフォトレジスト16、17の何れに
も覆われなかった部分にソース領域21及びドレイン領
域22が形成され、フォトレジスト16、17の両方に
覆われた部分にチャネル領域23が形成され、フォトレ
ジスト16には覆われなかったがフォトレジスト17に
覆われた部分にドレイン領域22のオフセット領域24
が形成される。なお、オフセット領域24を形成しない
場合は、フォトレジスト16をマスクにしたイオン注入
を行わない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の一従
来例では、ゲート電極である多結晶Si膜13上にチャ
ネル領域23が設けられているので、オフ時のチャネル
リーク電流を低減させてオン/オフ電流比を高めるため
にチャネル長を長くしようとすると、平面的な占有面積
を増加させざるを得ない。従って、この一従来例では、
微細化と高性能化とを両立させることが困難であった。
【0006】また、上述の一従来例では、パターニング
したフォトレジスト16、17をマスクにしてソース領
域21、ドレイン領域22及びオフセット領域24を形
成しているので、ゲート電極である多結晶Si膜13と
これらの領域との間に合わせずれが生じて、所望の特性
を得ることも困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の薄膜トランジ
スタは、ゲート絶縁膜14がゲート電極13を覆ってお
り、半導体薄膜15が前記ゲート絶縁膜14を覆うと共
に前記ゲート電極13の側方へ広がっており、前記半導
体薄膜15のうちで前記ゲート電極13の側方へ広がっ
ている部分がソース領域26及びドレイン領域26のう
ちの一方になっており、前記半導体薄膜15のうちで前
記ゲート電極13上の部分が前記ソース領域26及び前
記ドレイン領域26のうちの他方になっており、前記半
導体薄膜15のうちで前記ゲート電極13の側面に対向
している部分がチャネル領域23になっていることを特
徴としている。
【0008】請求項2の薄膜トランジスタの製造方法
は、請求項1の薄膜トランジスタを製造するに際して、
底部の幅が相対的に狭く頂部の幅が相対的に広い逆テー
パ状の断面を有する前記ゲート電極13を形成する工程
と、前記ゲート電極13を覆う前記ゲート絶縁膜14を
形成する工程と、前記ゲート絶縁膜14を覆うと共に前
記ゲート電極13の側方へ広がる前記半導体薄膜15を
形成する工程と、前記ゲート電極13の高さ方向から前
記半導体薄膜15に不純物をイオン注入して前記ソース
領域26及び前記ドレイン領域26を形成する工程とを
具備することを特徴としている。
【0009】請求項3の薄膜トランジスタの製造方法
は、請求項2の薄膜トランジスタの製造方法において、
前記ゲート電極13の高さ方向に対して傾斜した方向か
らの斜め回転イオン注入によって、閾値電圧調整用の不
純物を前記半導体薄膜15に導入する工程を具備するこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4の薄膜トランジスタは、ゲート電
極13上にオフセット絶縁膜27が設けられており、ゲ
ート絶縁膜14が前記ゲート電極13及び前記オフセッ
ト絶縁膜27を覆っており、半導体薄膜15が前記ゲー
ト絶縁膜14を覆うと共に前記ゲート電極13の側方へ
広がっており、前記半導体薄膜15のうちで前記ゲート
電極13の側方へ広がっている部分がソース領域21に
なっており、前記半導体薄膜15のうちで前記オフセッ
ト絶縁膜27上の部分がドレイン領域22になってお
り、前記半導体薄膜15のうちで前記ゲート電極13の
側面に対向している部分がチャネル領域23になってお
り、前記半導体薄膜15のうちで前記オフセット絶縁膜
27の側面に対向している部分が前記ドレイン領域22
のオフセット領域24bになっていることを特徴として
いる。
【0011】請求項5の薄膜トランジスタの製造方法
は、請求項4の薄膜トランジスタを製造するに際して、
頂部上に前記オフセット絶縁膜27を有すると共に底部
の幅が相対的に狭く前記頂部の幅が相対的に広い逆テー
パ状の断面を有する前記ゲート電極13を形成する工程
と、前記ゲート電極13及び前記オフセット絶縁膜27
を覆う前記ゲート絶縁膜14を形成する工程と、前記ゲ
ート絶縁膜14を覆うと共に前記ゲート電極13の側方
へ広がる前記半導体薄膜15を形成する工程と、前記ゲ
ート電極13の高さ方向から前記半導体薄膜15に不純
物をイオン注入して前記ソース領域21及び前記ドレイ
ン領域22を形成する工程とを具備することを特徴とし
ている。
【0012】請求項6の薄膜トランジスタの製造方法
は、請求項5の薄膜トランジスタの製造方法において、
前記ゲート電極13の高さ方向に対して傾斜した方向か
らの斜め回転イオン注入によって、閾値電圧調整用及び
前記オフセット領域における不純物濃度調整用の不純物
を前記半導体薄膜15に導入する工程を具備することを
特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の薄膜トランジスタでは、半導体薄膜
15のうちでゲート電極13の側面に対向している部分
がチャネル領域23になっているので、ゲート電極13
を高くすることによってチャネル長を長くすることがで
きる。
【0014】請求項2の薄膜トランジスタの製造方法で
は、逆テーパ状の断面を有するゲート電極13を形成
し、ゲート電極13よりも上層に形成した半導体薄膜1
5にゲート電極13の高さ方向から不純物をイオン注入
している。
【0015】このため、半導体薄膜15のうちでゲート
電極13の側面に対向している部分にはシャドー効果に
よって不純物がイオン注入されず、半導体薄膜15のう
ちでゲート電極13の側方へ広がっている部分とゲート
電極13上の部分とにのみ不純物がイオン注入される。
従って、ソース領域26、ドレイン領域26及びチャネ
ル領域23をゲート電極13に対して自己整合的に形成
することができて、これらの間に合わせずれが生じるの
を防止することができる。
【0016】請求項3の薄膜トランジスタの製造方法で
は、斜め回転イオン注入によって閾値電圧調整用の不純
物を半導体薄膜15に導入しているので、ゲート電極1
3の側面に対向している部分に形成するチャネル領域2
3にも閾値電圧調整用の不純物を導入することができ
る。
【0017】請求項4の薄膜トランジスタでは、半導体
薄膜15のうちでゲート電極13の側面に対向している
部分がチャネル領域23になっているので、ゲート電極
13を高くすることによってチャネル長を長くすること
ができる。しかも、ゲート電極13上のオフセット絶縁
膜27の側面に対向している部分がドレイン領域22の
オフセット領域24bになっているので、オフセット絶
縁膜27の膜厚を厚くすることによってオフセット長を
長くすることができる。
【0018】請求項5の薄膜トランジスタの製造方法で
は、頂部上にオフセット絶縁膜27を有すると共に逆テ
ーパ状の断面を有するゲート電極13を形成し、オフセ
ット絶縁膜27よりも上層に形成した半導体薄膜15に
ゲート電極13の高さ方向から不純物をイオン注入して
いる。
【0019】このため、半導体薄膜15のうちでゲート
電極13及びオフセット絶縁膜27の側面に対向してい
る部分にはシャドー効果によって不純物がイオン注入さ
れず、半導体薄膜15のうちでゲート電極13の側方へ
広がっている部分とオフセット絶縁膜27上の部分とに
のみ不純物がイオン注入される。従って、ソース領域2
1、ドレイン領域22、チャネル領域23及びオフセッ
ト領域24bをゲート電極13に対して自己整合的に形
成することができて、これらの間に合わせずれが生じる
のを防止することができる。
【0020】請求項6の薄膜トランジスタの製造方法で
は、斜め回転イオン注入によって閾値電圧調整用及びオ
フセット領域24bにおける不純物濃度調整用の不純物
を半導体薄膜15に導入しているので、ゲート電極13
及びオフセット絶縁膜27の側面に対向している部分に
形成するチャネル領域23及びオフセット領域24bに
も閾値電圧調整用及びオフセット領域における不純物濃
度調整用の不純物を導入することができる。
【0021】
【実施例】以下、本願の発明の第1及び第2実施例を、
図1〜4を参照しながら説明する。なお、図1〜4に示
す実施例のうちで、図5に示した一従来例と対応する構
成部分には、図5と同一の符号を付してある。
【0022】図1、2が、第1実施例の製造方法を示し
ている。この第1実施例を製造するためには、図1
(a)に示す様に、Si基板11上にSiO2 膜12を
形成し、膜厚が500nm程度の多結晶Si膜13をS
iO2 膜12上に形成する。そして、多結晶Si膜13
に不純物を高濃度にイオン注入し、この不純物を熱処理
で活性化させた後、ゲート電極のパターンのフォトレジ
スト25を多結晶Si膜13上に形成する。
【0023】次に、図1(b)に示す様に、多結晶Si
膜13を逆テーパ状にエッチングすることができる条件
の等方性ドライエッチングや異方性ドライエッチング等
によって多結晶Si膜13をエッチングした後、フォト
レジスト25を除去する。なお、エッチング後の多結晶
Si膜13は柱状でもレール状でもよい。
【0024】次に、図2(a)に示す様に、ゲート絶縁
膜としてのSiO2 膜14と多結晶Si膜15とを順次
に形成し、この多結晶Si膜15を活性層のパターンに
加工する。そして、多結晶Si膜13の高さ方向に対し
て例えば45°の角度を有する斜め回転イオン注入によ
って、閾値電圧調整用の不純物を多結晶Si膜15の全
面にイオン注入する。
【0025】次に、図2(b)に示す様に、今度は多結
晶Si膜13の略高さ方向から多結晶Si膜15に不純
物を高濃度にイオン注入する。このとき、多結晶Si膜
15のうちで多結晶Si膜13の側面に対向している部
分と多結晶Si膜13の底部に近接している部分とには
シャドー効果によって不純物がイオン注入されず、多結
晶Si膜15のうちで多結晶Si膜13の側方へ広がっ
ている部分と多結晶Si膜13上の部分とにのみ不純物
がイオン注入される。
【0026】従って、多結晶Si膜15のうちで、多結
晶Si膜13の側方へ広がっている部分と多結晶Si膜
13上の部分とにソース/ドレイン領域26が形成さ
れ、多結晶Si膜13の側面に対向している部分にチャ
ネル領域23が形成され、多結晶Si膜15の底部に近
接している部分にオフセット領域24が形成される。つ
まり、ソース/ドレイン領域26、チャネル領域23及
びオフセット領域24の何れもが、ゲート電極である多
結晶Si膜13に対して自己整合的に形成される。
【0027】図3、4が、第2実施例の製造方法を示し
ている。この第2実施例を製造するためには、図3
(a)に示す様に、膜厚が200nm程度のSiO2
27をオフセット絶縁膜として多結晶Si膜13上に形
成し、図3(b)に示す様に、SiO2 膜27をもゲー
ト電極のパターンに加工し、図4(a)に示す様に、閾
値電圧調整用及びオフセット領域における不純物濃度調
整用の不純物を斜め回転イオン注入によって多結晶Si
膜15に導入する。
【0028】以上の点を除いて、この第2実施例の製造
に際しても、上述の第1実施例を製造する場合と実質的
に同様の工程を実行する。その結果、図4(b)に示す
様に、多結晶Si膜15のうちで、多結晶Si膜13の
側方へ広がっている部分にソース領域21が形成され、
SiO2 膜27上の部分にドレイン領域22が形成さ
れ、多結晶Si膜13の側面に対向している部分にチャ
ネル領域23が形成される。
【0029】また、多結晶Si膜15のうちで多結晶S
i膜13の底部に近接している部分及びSiO2 膜27
の側面に対向している部分には、夫々オフセット領域2
4a、24bが形成される。但し、これらのオフセット
領域24a、24bのうちでソース領域21側のオフセ
ット領域24aは、ソース領域21からの不純物の横方
向拡散によって殆ど消滅する。
【0030】
【発明の効果】請求項1の薄膜トランジスタでは、ゲー
ト電極を高くすることによってチャネル長を長くするこ
とができるので、平面的な占有面積を増加させることな
くオン/オフ電流比を高めることができて、微細化と高
性能化とを両立させることができる。
【0031】請求項2の薄膜トランジスタの製造方法で
は、ソース領域、ドレイン領域及びチャネル領域をゲー
ト電極に対して自己整合的に形成することができて、こ
れらの間に合わせずれが生じるのを防止することができ
るので、微細化と高性能化とを両立させつつ、所望の特
性を有する薄膜トランジスタを製造することができる。
【0032】請求項3の薄膜トランジスタの製造方法で
は、ゲート電極の側面に対向している部分に形成するチ
ャネル領域にも閾値電圧調整用の不純物を導入すること
ができるので、微細化と高性能化とを両立させつつ、所
望の特性を有する薄膜トランジスタを製造することがで
きる。
【0033】請求項4の薄膜トランジスタでは、ゲート
電極を高くすることによってチャネル長を長くすること
ができ、しかも、オフセット絶縁膜の膜厚を厚くするこ
とによってオフセット長を長くすることができるので、
平面的な占有面積を増加させることなくオン/オフ電流
比を高めることができて、微細化と高性能化とを両立さ
せることができる。
【0034】請求項5の薄膜トランジスタの製造方法で
は、ソース領域、ドレイン領域、チャネル領域及びオフ
セット領域をゲート電極に対して自己整合的に形成する
ことができて、これらの間に合わせずれが生じるのを防
止することができるので、微細化と高性能化とを両立さ
せつつ、所望の特性を有する薄膜トランジスタを製造す
ることができる。
【0035】請求項6の薄膜トランジスタの製造方法で
は、ゲート電極及びオフセット絶縁膜の側面に対向して
いる部分に形成するチャネル領域及びオフセット領域に
も閾値電圧調整用及びオフセット領域における不純物濃
度調整用の不純物を導入することができるので、微細化
と高性能化とを両立させつつ、所望の特性を有する薄膜
トランジスタを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施例の製造方法の前半を工
程順に示す薄膜トランジスタの側断面図である。
【図2】第1実施例の製造方法の後半を工程順に示す薄
膜トランジスタの側断面図である。
【図3】本願の発明の第2実施例の製造方法の前半を工
程順に示す薄膜トランジスタの側断面図である。
【図4】第2実施例の製造方法の後半を工程順に示す薄
膜トランジスタの側断面図である。
【図5】本願の発明の一従来例の製造方法を工程順に示
す薄膜トランジスタの側断面図である。
【符号の説明】
13 多結晶Si膜 14 SiO2 膜 15 多結晶Si膜 21 ソース領域 22 ドレイン領域 23 チャネル領域 24b オフセット領域 26 ソース/ドレイン領域 27 SiO2

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート絶縁膜がゲート電極を覆ってお
    り、 半導体薄膜が前記ゲート絶縁膜を覆うと共に前記ゲート
    電極の側方へ広がっており、 前記半導体薄膜のうちで前記ゲート電極の側方へ広がっ
    ている部分がソース領域及びドレイン領域のうちの一方
    になっており、 前記半導体薄膜のうちで前記ゲート電極上の部分が前記
    ソース領域及び前記ドレイン領域のうちの他方になって
    おり、 前記半導体薄膜のうちで前記ゲート電極の側面に対向し
    ている部分がチャネル領域になっていることを特徴とす
    る薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 底部の幅が相対的に狭く頂部の幅が相対
    的に広い逆テーパ状の断面を有する前記ゲート電極を形
    成する工程と、 前記ゲート電極を覆う前記ゲート絶縁膜を形成する工程
    と、 前記ゲート絶縁膜を覆うと共に前記ゲート電極の側方へ
    広がる前記半導体薄膜を形成する工程と、 前記ゲート電極の高さ方向から前記半導体薄膜に不純物
    をイオン注入して前記ソース領域及び前記ドレイン領域
    を形成する工程とを具備することを特徴とする請求項1
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極の高さ方向に対して傾斜
    した方向からの斜め回転イオン注入によって、閾値電圧
    調整用の不純物を前記半導体薄膜に導入する工程を具備
    することを特徴とする請求項2記載の薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 ゲート電極上にオフセット絶縁膜が設け
    られており、 ゲート絶縁膜が前記ゲート電極及び前記オフセット絶縁
    膜を覆っており、 半導体薄膜が前記ゲート絶縁膜を覆うと共に前記ゲート
    電極の側方へ広がっており、 前記半導体薄膜のうちで前記ゲート電極の側方へ広がっ
    ている部分がソース領域になっており、 前記半導体薄膜のうちで前記オフセット絶縁膜上の部分
    がドレイン領域になっており、 前記半導体薄膜のうちで前記ゲート電極の側面に対向し
    ている部分がチャネル領域になっており、 前記半導体薄膜のうちで前記オフセット絶縁膜の側面に
    対向している部分が前記ドレイン領域のオフセット領域
    になっていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  5. 【請求項5】 頂部上に前記オフセット絶縁膜を有する
    と共に底部の幅が相対的に狭く前記頂部の幅が相対的に
    広い逆テーパ状の断面を有する前記ゲート電極を形成す
    る工程と、 前記ゲート電極及び前記オフセット絶縁膜を覆う前記ゲ
    ート絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜を覆うと共に前記ゲート電極の側方へ
    広がる前記半導体薄膜を形成する工程と、 前記ゲート電極の高さ方向から前記半導体薄膜に不純物
    をイオン注入して前記ソース領域及び前記ドレイン領域
    を形成する工程とを具備することを特徴とする請求項4
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電極の高さ方向に対して傾斜
    した方向からの斜め回転イオン注入によって、閾値電圧
    調整用及び前記オフセット領域における不純物濃度調整
    用の不純物を前記半導体薄膜に導入する工程を具備する
    ことを特徴とする請求項5記載の薄膜トランジスタの製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012191185A (ja) * 2011-02-24 2012-10-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置および半導体装置の作製方法
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