JPH0258350A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0258350A
JPH0258350A JP20843588A JP20843588A JPH0258350A JP H0258350 A JPH0258350 A JP H0258350A JP 20843588 A JP20843588 A JP 20843588A JP 20843588 A JP20843588 A JP 20843588A JP H0258350 A JPH0258350 A JP H0258350A
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JP20843588A
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Toyomasa Koda
幸田 豊正
Kazuyo Taguchi
田口 和世
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモノリシックIC構造に係り、特にパワーIC
の寄生素子による回路誤動作、IC破壊の防止に好適な
IC構造に関する。
〔従来の構造〕
従来の接合分離型モノリシックIC構造では、たとえば
第5図に示すようにp型基板12上に形成したn型エピ
タ、キシャル層5をp型アインレーション(素子分離)
拡散層6で互い和分離し、島となったn型エピタキシャ
ル層の表面に小信号の素子、たとえばnpn トランジ
スタ、ラテラルpnp)ランジスタ等を形成し、他の島
の表面にはパワートランジスタを形成していた。
パワートランジスタを含むモノリシックIC構造として
は、特開昭59−217368公報にその一例が図示(
同公報の第6囚、第7図)されている。いずれの場合も
、p型アイソレージll/拡散層はp型基板に接続され
て基板と同電位、乃至逆バイアスとするため最低電位と
なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術はpn接合の逆方向特性を利用した素子分
離式であるため、アイソレーン1フ層が回路上の最低電
位となることが必須条件である。
したがって何らかの原因でアインレーシ璽ン層より低電
位の島(n型エピタキシャル層)が生じた場合、第5図
を参照し島と島との間で寄生npnトランジスタ(Q、
)が動作し、さらにそれがトリガとなって寄生サイリス
タ(Q、)が動作して回路誤動作あるいはIC破壊な生
ぜしめるという問題点があった。(第5図参照) 上記原因として特に重要なものの1つはルノイド負荷の
アンダーシュートによる出力パワートランジスタの島の
負電位低下がある。
特にハイサイドスイッチIC(負荷が出力端子とアース
間に接続される構成)でンレノイドを駆動する場合、負
荷のアンダーシュートが、寄生ダイオード(出力端子に
接続される電位島とn型分離層で形成されるダイオード
)のために約−1vでクランプされてしまう。このため
ンレノイドに蓄積されたエネルギーを吸収するために要
する時間(即ち出力が負電位から復帰する時間)が太き
くなり、スイッチング速度を上げろことが出来ない。(
第9図参照) 本発明の一つの目的はアイソレーション層より低電位と
なる島が存在しても回路誤動作あるいはIC破壊を生ぜ
しめないIC構造を提供することにある。
本発明の他の一つの目的はp型アインレーク曹ン層との
間で寄生ダイオードを生じないトランジスタを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的の一つはアイソレージ2ン層より低電位となる
可能性のある島の周囲のアイソレーション層を他の素子
のアインレー7日ン層と電気的に分離することにより達
成されろ。上記分離はアイソレーン1フ9層を貫くn型
拡散膚によりn型基板に達するように行なう。これによ
り上記島の四方及び下部のn型分離層は他のアイソレー
ション層と完全に切離される。
上記目的の他の一つはアイソレーション層より低電位と
なる可能性のある島の周囲のアイソレーション層と島の
電位を同電位として動作させることにより達成される。
さらに上記の島と同電位とするアイソレーク1フ層は通
常動作では最低電位とならないため、他のアイソレーシ
ョン層と分離された構造とする。
〔作用〕
上記のように構造されたバイポーラICにおい゛〔は、
負電位となる島の周囲のp型アインレーシ1ン層は、他
のアイソレーション層と切離されており、さらにそれら
の間にあるn型分離層をアイソレーン1フ層より高電位
とし、逆バイアスしておくことによって、島が負電位と
なっても上記逆バイアスのために他の回路素子への影響
は完全に防止できろ。従って回路誤動作は生じない。
上記構成では、また、負電位となる島の周囲のアイソレ
ーション層は島と同電位にしであるために、寄生pnダ
イオードが導通することはない。
〔実施例1〕 以下、本発明の一実施例を一部工程図で示した第1図乃
至第5図にそって説明する。基板1としてn型、比抵抗
0.020αのウェーハを用意し、将来、出力パワート
ランジスタとなる部分と小信号回路部となる境界部分に
選択的にn+型型数散層2形成する。これは不純物源を
拡散係数の比較的太きいリンを導入し拡散したものとす
る(第1図)・ 次に比抵抗20錦、厚さ25μmのp型エピタキシャル
層3を形成する。続いてp型エピタキシャル層3上にア
ンチモンを不純物源とするn 埋込層4を小信号素子部
分も含めて形成する。この際の熱拡散により一部に注入
したリンを不純物とする0++拡散層2はp型エピタキ
シャル層3中に拡がり、上部はn++込層4とつながる
ことになる。すなわちパワートランジスタとなる部分の
p型エピタキシャル層3aと小信号回路部となる部分の
p型エピタキシャル層3bが分離されろ(第2図)。
これに続いてn型エピタキシャル層5を形成し、この中
に素子分離拡散層及びコレクタ打抜n+型拡散層7を選
択的に形成する(第3図)。
この後通常のバイポーラプロセスを軽て第4図に示すご
とき小信号npn)ランジスタ、ラテラルpnp l−
ランジスタ、パワーnpn トランジスタを含むバイポ
ーラICが完成する。
同図において8はペースp型拡散層、9はエミッタn+
型拡散層である。10は表面酸化膜、11はAt電極で
ある。
以下、本実施例のバイポーラICを従来の接合分離型モ
ノリシック構造のバイポーラIC(第5図)と対照させ
てその作用効果を説明する。
第5因に示すバイポーラICにおいて、ンレノイド負荷
のアンダーシュートによってパワートランジスタのコレ
クタが負電位となると、隣接したラテラルpnp)ラン
ジスタの島との間で寄生npn)ランジスタQ1が動作
する。さらにこの寄生npn)ランジスタはラテラルp
np トランジスタに構造上存在する寄生サブI)nり
)ランジスタQ宜と正帰還ループを形成し寄生サイリス
タを形成して破壊に至る。
それに対し、第4図に示されろ本発明によるバイポーラ
ICでは、パワートランジスタとラテラルpnp )ラ
ンジスタの間にn型層が存在し、さらにその島が電源電
位VCCとなっていることにより、パワートランジスタ
の島が負電位となってもラテラルpnpKは全く影響が
ない。すなわち回路誤動作は生じない。
〔実施例2〕 第6図は本発明の他の一実施例を示すバイポーラICの
完成図である。
前記実施例(第1図〜第3図)と同様のプロセスを経て
形成されたn型エピタキシャル層5を素子分離拡散層6
により分離した島領域5内に小イハ号npnトランジス
タ、寄生フリーのnpn )ランジスタと、出力トラン
ジスタとして横形MO8FETを形成した例である。
素子分離拡散層6の形成以降は通常のバイポーラCMO
Sプロセスを使用する。さらに電極形成工程においては
上記トランジスタの島5と素子分離層6が電気的に接続
するパターン形成を行う。
本実施例2のバイポーラICを従来の接合分離構造のバ
イポーラIC(第7図)と対照してその作用効果を説明
する。
なお、これらの回路構成は、第8図に示すハイサイドス
イッチであり、負荷はソレノイド(1mH)とする。
出力パワーMO5FETがスイッチオフし、出力が低下
し始めるとソレノイドの蓄積エネルギーのために出力は
負電位までアンダーシュートする。
このとき、第7図で示す従来型は出力端子に接続された
島とp型分離層とで形成される寄生ダイオードD1が導
通してしまい、出力のアンダーシュートは約−1■でク
ランプされてしまう。このためソレノイドの蓄積エネル
ギーを吸収するために要する時間、即ち出力の負電位か
らの復帰時間は1〜2m5ecと大きく、スイッチング
速度は0.5K Hz程度が限界となる(第9図下段(
b)参照)。
それに対し、第6図に示す本発明の型では出力端子に島
が接続されるトランジスタはその周囲のp型分離層の電
位を高電位とht電極14により同電位にしであるため
、寄生ダイオードは導通せず、したがって出力のアンダ
ーシュートは約−2゜Vまで低下し、これにより負電位
からの復帰時間は0.2〜0.3 m secにまで小
さくなる(第9図上段(a)参照)。なお上記のアンダ
ーシェードの値−20Vは、第6図には表示していない
が、外付けのパワーツェナーダイオードでクランプして
決めている。さらに上記トランジスタのp型分離層は該
トランジスタ以外のp型分離層とn型拡散層2及びn+
埋込層4によって分離しており、該トランジスタのp型
分離層がいかなる電位となっても回路動作上問題となら
ない。
〔発明の効果〕
本発明によれば主としてソレノイド駆動系のパワーIC
で問題となっていた、スイッチングの際、出力が負電位
に低下することにより生ずる回路誤動作あるいは破壊を
ほぼ完全に防止することができる。
本発明によれば、また、ソレノイド駆動系のハイサイド
スイッチLCで問題となっていた、出力側電位の負電位
からの復帰時間を、約5分の1に下せしめろことができ
、したがって動作スイッチング周波数も約5倍とするこ
とができろ。
【図面の簡単な説明】
第】図乃至第3図は本発明による接合分離バイポーラI
C構造を得るための一部工程断面図、第4図は本発明の
一実施例を示すバイポーラICの断面図、 第5図は第4図と対比するための従来型のバイポーラI
Cの断面図、 第6図は本発明の他の一実施例を示すバイポーラICの
断面図、 第7図は第6図と対比するための従来型のバイポーラI
Cの断面図、 第8図はハイサイドスイッチの内部回路図、第9図(a
)(b)は出力スイッチング波形を示す曲線図であって
、(a)は本発明を用いた場合、Φ)は従来の場合の各
波形を示す。 l・・・n型基板、2・・・n+拡散層、3・・・p型
エピタキシャル層、4・・・n+埋込層、5・・・n型
エピタキシャル層、6・・・p型分離拡散層、7・・・
pウェル拡散層、8・・・ベース拡散層、9・・・エミ
ッタ拡散層、10・・・酸化膜、11・・・At配線、
12・・・ポリシリコンゲート、13・・・p型基板、
14・・・AL電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一つの半導体基体において、側面及び底面で異なる
    導電型の分離領域により囲まれた複数の島領域の内部に
    素子が形成された半導体装置であって、上記複数の島領
    域を囲む各分離領域は相互に電気的に分離されているこ
    とを特徴とする半導体装置。 2、請求項1において一部の島領域の電位はそれを囲む
    分離領域の電位と同電位である。 3、一つの半導体基体において、側面及び底面を異なる
    導電型の分離領域により囲まれた複数の島領域を有し、
    島領域内に素子が形成された半導体装置であって、上記
    の島領域の電位はそれを囲む分離領域の電位と同電位で
    あることを特徴とする半導体装置。
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US5753964A (en) * 1996-04-19 1998-05-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device for a motor driving circuit
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