JPH025822Y2 - - Google Patents

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JPH025822Y2
JPH025822Y2 JP17223679U JP17223679U JPH025822Y2 JP H025822 Y2 JPH025822 Y2 JP H025822Y2 JP 17223679 U JP17223679 U JP 17223679U JP 17223679 U JP17223679 U JP 17223679U JP H025822 Y2 JPH025822 Y2 JP H025822Y2
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balls
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prize ball
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、賞球タンクから導出して3条に整流
した球の2条を賞球排出装置に、残り1条を所定
数供給装置に各々供給するようにしたパチンコ機
に関するものである。
〈従来の技術〉 賞球タンクから導出した球を賞球排出装置に供
給する他に、所定の球流下装置に供給するように
した従来のパチンコ機としては、例えば実公昭44
−18537号公報に記載のものがあ。このパチンコ
機は、賞球タンクの一側に副流出傾斜予備樋を連
通してタンク内の球を導出し、球流下装置に供給
するようにしてある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記した従来のパチンコ機にお
いては、1つの賞球タンク内に賞球排出装置に通
じる落下口と副流出傾斜予備樋に通じる落下口と
が別個に設けられ、球の補給の問題や構造上の問
題で実用的でないばかりか、賞球タンクから副流
出傾斜予備樋により球を導出する場合に球が競り
合つて球詰まりを発生することがしばしばあつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉 本案は上記に鑑み提案されたもので、賞球タン
クの下部に3条の流路を形成した球導出樋を傾斜
して設け、該球導出樋の3条の流路のうち2条を
賞球排出装置に接続するとともに、球導出樋の流
路の残りの1条を、遊技において特定の条件が成
立したとき駆動源の駆動により球を所定数宛流下
させる所定数供給装置に接続し、賞球タンクから
導出して3条に整流した球の2条を賞球排出装置
に、残り1条を所定数供給装置に各々供給するよ
うにしたものである。
〈実施例〉 以下本案を図面の実施例にもとづいて説明す
る。
パチンコ機本体の裏側上部には、第1図に示す
ように、賞球タンク1が配設され、この賞球タン
ク1の下部に3条の流路を形成した球導出樋を傾
斜して設けてある。図面の実施例では、2条の流
路を有する第1導出樋3と1条の流路を有する第
2導出樋4を一体的に並設することにより球導出
樋を構成してあり、第1導出樋3、第2導出樋4
の各上端流入部5,6を賞球タンク1の落下口2
の下方に位置させてある。第1導出樋3は、球が
2列で流下し得る幅を有し、筒状ベンド7、誘導
樋8を介して賞球排出装置9に接続されている。
賞球排出装置9は入賞球によつて作動し、流下し
た所定数の賞球を賞球排出樋10を介してパチン
コ機前面の供給皿に排出する。
第2導出樋4は、傾斜上端の流入部6が落下口
2より開口面積を大きくなるように後方へ膨出
し、この膨出流入部の下流側には傾斜整列壁11
を形成し、その下流側は球が1列で流下する樋1
2に接続し、該樋12の下流は所定数供給装置1
3に接続してある。
所定数供給装置13は、球を1段1列に整列す
る傾斜球ならし壁14′を入口部分に有する筒状
樋14を有し、該筒状樋14内に爪15,16を
相互に出没可能に設けたもので、支点17を中心
に揺動する作動クランク18の両先端に爪15,
16をそれぞれ枢着するとともに、作動クランク
18の一方の腕をソレノイド等の駆動源19に作
動杆20を介して連結して成る。したがつて、駆
動源19の消磁時にはバネ21の付勢力により下
方の爪16を筒状樋14内に進出せしめて球の流
下を阻止するとともに、上方の爪15を退かせて
球の補給を行い、駆動源19の励磁時には逆に爪
15を筒状樋14内に進出させて球の補給を停止
するとともに、爪16を退かせて爪15,16間
の球を供給口22から流下させることができる。
なお、所定数供給装置13は、例えば打球が特定
入賞口に入賞するなど遊技において予め設定した
特定の条件が成立したとき駆動源19が作動する
ようにしてある。また供給口22は、遊技盤表面
の特別入賞口や、パチンコ機前面の供給皿、或は
遊技盤裏面に設けた入賞球集合樋等所要の球受に
接続する。したがつて、供給口22を供給皿に接
続した場合、打球が特定入賞口に入るなどして特
定の条件が成立すると、所定数供給装置13から
流下した球が供給皿に直接賞球として排出され、
また供給口22を特別入賞口に接続した場合、所
定数供給装置13から流下した球が特別入賞口に
入るので、例えば他の変動入賞装置を打球が入り
易い状態に変換するとともに特別入賞口に入つた
球により賞球排出装置9を作動し、供給皿に賞球
を排出させることができる。また、供給口22を
入賞球集合樋に接続した場合には、所定数供給装
置13から流下した球が入賞球となるので、賞球
排出装置9が作動して供給皿に多数の賞球が排出
される。
上記した第1導出樋3には球不足検出手段2
3、第2導出樋4には球不足検出手段24をそれ
ぞれ設けてある。球不足検出手段23は、上方に
付勢した踏板25を第1導出樋3の底部に設けて
成り、球が不足して踏板25が上昇すると、検出
スイツチがこれを検出して賞球排出装置9の作動
を停止する。また、第2導出樋4の球不足検出手
段24は、第2導出樋4の底部に支点26を中心
に揺動可能で一端に形成した踏板27を樋内に突
出するレバー28を設け、このレバー28の他端
にウエイト29を設け成る。踏板27は球不足検
出スイツチ30に作用し、球の自重により下降す
ると球不足検出スイツチ30をOFFとし、球が
不足して上昇すると球不足検出スイツチ30を
ONにする。球不足検出スイツチ30は上記所定
数供給装置13の駆動源19の回路に接続されて
おり、第2導出樋4上の球が不足したことを検出
すると、所定数供給装置13の作動を停止する。
したがつて、遊技者に賞球数の不足、或は球の不
足による不利益を及ぼすことがないし、不快感を
与えることを未然に防止できる。
上記した構成からなるパチンコ機においては、
第1導出樋3および賞球排出装置9による賞球の
排出は従来のパチンコ機と同様に行うことがで
き、更に遊技中に特定の条件が成立すると所定数
供給装置13による別ルートの賞球や入賞球の供
給を行うことができる。したがつて、特定条件の
設定の仕方により遊技内容の多様化を図ることが
でき、変化に富んだ様々な態様のパチンコ遊技を
設定することができる。また、賞球タンク1内の
球を導出する球導出樋の3条の流路のうち2条を
賞球排出装置9に、残り1条を所定数供給装置1
3に接続してあるので、賞球タンク1から導出さ
れた球が流下とともに3列から2列と1列とに順
次整列され、球詰まりを発生し難いし、万一球導
出樋内で球が石垣状に競り合つてブリツジ現象を
起こしても、賞球排出装置9が作動して2列の球
が流下したり、或は所定数供給装置13が作動し
て1列の球が流下するなどして、一方の球が流下
することにより上記ブリツジが崩壊される。した
がつて、2条の球の流下と1条の球の流下が相互
に影響し合つて球詰まりの発生を未然に防止す
る。
なお、本案における賞球排出装置9や所定数供
給装置13は上記した実施例に限定されるもので
はなく、所定数の球を流下することができればど
の様な構成でもよい。例えば、第5図に示すもの
は、第2導出樋4の終端部に軸31を中心に回動
する球ザヤ32を設け、該球ザヤ32を駆動源1
9により揺動させるようにして成る。球ザヤ32
の方向は、駆動源19の消磁時には第2導出樋4
の方向と一致し、したがつてその有効収納長さL
に応じた数の球を収納することができる。そして
駆動源19を励磁すると、球ザヤ32が第5図中
反時計回りに回動し、樋33へ球ザヤ32に収納
されていた所定数の球を供給する。なお、球ザヤ
32が回動しても先端に設けたストツパ34によ
り球の流出を阻止することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、賞球タン
クの1つの落下口から導出した球を3条から2条
と1条とに球導出樋が徐々に整列するので球詰ま
りが発生し難く、しかも万一球同士が石垣状に競
り合つてブリツジ現象を発生しても2条の球、或
は1条の球の一方が流下することによりブリツジ
が崩壊されるので、賞球排出装置及び所定数供給
装置への球供給不能状態を確実に防止できる。
また、1条に整列した球を所定数供給装置に供
給し、この所定数供給装置の作動により、遊技に
おいて特定の条件が成立したとき様々な態様で遊
技者に利益を与えるように設定できる。したがつ
て、パチンコ遊技の遊技内容に変化を付け易く、
遊技内容の多様化を一段と図ることができる。
更に本考案によれば、賞球タンクから賞球と他
の用途に使用できる球の両方を簡単に導出するこ
とができるので、賞球と他の用途の球の供給経路
を別々に設けることが不要となり、極めて合理的
な構造となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
賞球タンクや球導出樋等本案の要部の正面図、第
2図は導出樋の平面図、第3図、第4図はそれぞ
れ第2図の−線、−線に沿つた断面図、
第5図は所定数供給装置に他の実施例の要部を示
す正面図である。 図中、1は賞球タンク、3は第1導出樋、4は
第2導出樋、9は賞球排出装置、13は所定数供
給装置、19は駆動源、24は球不足検出手段で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パチンコ機本体の上部に賞球タンクを設け、該
    賞球タンクの下部に3条の流路を形成した球導出
    樋を傾斜して設け、該球導出樋の3条の流路のう
    ち2条を賞球排出装置に接続するとともに、球導
    出樋の流路の残りの1条を、遊技において特定の
    条件が成立したとき駆動源の駆動により球を所定
    数宛流下させる所定数供給装置に接続し、賞球タ
    ンクから導出して3条に整流した球の2条を賞球
    排出装置に、残り1条を所定数供給装置に各々供
    給するようにしたことを特徴とするパチンコ機。
JP17223679U 1979-12-14 1979-12-14 Expired JPH025822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17223679U JPH025822Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17223679U JPH025822Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5690279U JPS5690279U (ja) 1981-07-18
JPH025822Y2 true JPH025822Y2 (ja) 1990-02-13

Family

ID=29683044

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JP17223679U Expired JPH025822Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5846856Y2 (ja) * 1981-12-02 1983-10-25 マルホン工業株式会社 弾球遊技機
JPS59111177U (ja) * 1983-12-01 1984-07-26 株式会社ソフイア パチンコ機

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JPS5690279U (ja) 1981-07-18

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