JP2785012B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2785012B2
JP2785012B2 JP11205197A JP11205197A JP2785012B2 JP 2785012 B2 JP2785012 B2 JP 2785012B2 JP 11205197 A JP11205197 A JP 11205197A JP 11205197 A JP11205197 A JP 11205197A JP 2785012 B2 JP2785012 B2 JP 2785012B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入賞口に対
応して付与される賞品球としての賞価値が夫々異なるよ
うに制御される遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技機の代表的な例としてのパチンコ遊
技機は、例えば遊技盤に形成された遊技領域に配設され
る入賞口や電動式役物の制御内容によつて、例えば第1
種パチンコ遊技機や第2種パチンコ遊技機及び第3種パ
チンコ遊技機等と、法律上複数の種類に分類されてい
る。 【0003】そして、近年のパチンコ遊技機は、遊技機
製造業者によって次々に開発される遊技盤に設けられる
始動入賞口や電動式役物が、電飾装置等を用いて大型化
する傾向にあり、また、それらの始動入賞口や電動式役
物等を制御回路によって多様に制御して遊技者の興趣を
一段と高められるように構成されている。特に、遊技制
御内容において特定態様(所謂大当たり)が発生する
と、大型入賞装置が開成して短時間に多量の入賞球が発
生し、賞価値として大量の賞品球が遊技者に与えられる
機種が多くの遊技者の支持を得る傾向にある。 【0004】しかしながら、上述のように短時間に多量
の入賞球が発生すると、それを処理するためには賞品球
の排出スピードの高速化が必要となり、又、遊技店にお
ける利益バランスの観点からは、始動入賞口などの大当
たりを発生させるための補助遊技に関わる入賞球に対し
て付与される賞品球数を少なく抑える必要がある。これ
らの要求を満たすために、入賞口に応じて賞品球数を夫
々異ならせるように設定することが一般的に行われてい
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、パチ
ンコ遊技機は上記したように、第1種パチンコ遊技機や
第2種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ遊技機等と複
数の種類に分類されてはいるものの、その遊技性におい
ては何れの機種においてもパチンコ遊技中に所謂大当た
りが発生すると、短時間に多量の入賞球が発生可能な構
成となっていることから、この各入賞球に対する賞価値
を遊技者側に迅速且つ正確に付与する必要がある。 【0006】一方、入賞口に応じて入賞球に対する賞価
値が夫々異なるように構成した場合には、各賞価値の付
与手段を個別に構成するとその付与制御が複雑となっ
て、故障の原因に成りかねないという不都合がある。 【0007】さらに、各入賞口毎に入賞検出器を備えた
場合には、この検出器自体によりコストが嵩んだり、そ
の配線処理が煩雑化し、また、断線やショートの危険性
も高まるという不都合も生じる。 【0008】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み提案
されたものであり、近年のパチンコ遊技機において、打
球の入賞に基づく賞価値(賞品球など)の付与が複数種
類になったり、パチンコ遊技中に所謂大当たりが起生さ
れると、短時間に多量の入賞球が発生可能な構成となっ
てきたことに対応して、この各入賞球に対する夫々の賞
価値を遊技者に迅速且つ正確に付与することにより難点
の解決を図ると共に、入賞検出器自体の数量を減らすこ
とができ、付与制御が簡単で、しかも故障の少ない遊技
機を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、遊技領域に第1の入賞口(例えば、特定入
賞口107,108等)及び第2の入賞口(例えば、入
賞具106,チューリップ式入賞装置109等)を設
け、第1の入賞口に対してM個の賞価値(例えば賞品
球)を、第2の入賞口に対してN個の賞価値(例えば賞
品球)を夫々付与するように構成した遊技機において、
上記第1の入賞口に入賞した打球を1個宛検出して記憶
手段(例えばRAM202等)に記億させる入賞記憶処
理手段(例えば、特定入賞検出器94,CPU20
0’,ROM201等)と、上記第1の入賞口及び第2
の入賞口に入賞した打球を1個宛検出する入賞検出処理
手段(例えば、入賞球検出器91を含む入賞球処理装置
40,CPU200’等)と、上記入賞検出処理手段か
らの検出出力と上記記憶手段の記億出力とが有ることに
基づき、上記第1の入賞口に関わるM個の賞価値(賞品
球)を優先して付与する賞価値優先付与手段(例えば、
CPU200’,ROM201,RAM202,賞品球
排出装置20等)とを具備するように構成したものであ
る。 【0010】上記のように構成された手段によれば、入
賞記憶処理手段により第1の入賞口に入賞した打球が記
憶手段に記憶される。入賞検出処理手段により第1の入
賞口及び第2の入賞口に入賞した打球が1個宛検出され
る。賞価値優先付与手段により入賞検出処理手段からの
検出出力と記憶手段の記憶出力とが有ることに基づき、
第1の入賞口に関わるM個の賞価値が優先して付与され
る。 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図2は、本発明が適用される遊技機
としてのパチンコ遊技機の前面の構成例を示すもので、
遊技盤100の前面には、下部の操作ダイヤル101に
より駆動される打球発射装置102によって発射された
打球を遊技盤100の上方部まで案内するガイドレール
103が配設され、遊技盤100の前面のガイドレール
103とガラス板とによって囲まれた空間に遊技領域が
構成されている。そして、この遊技領域の中央には、電
気的遊技装置としての可変表示装置104が、またその
下方には通常は遊技領域の一部を成しているが、可変表
示装置104における特定態様(所謂大当り)の発生に
より入賞領域に変換する電気的遊技装置としての変動入
賞装置105が設けられている。 【0013】上記可変表示装置104の両側方には、そ
れぞれ第1の特定入賞口107が、また、上記可変表示
装置104と変動入賞装置105との間には第2の特定
入賞口108が設けてある。このうち第1の特定入賞口
107は、本実施例では、遊技盤100を貫通する凹部
を有するいわゆる飛込み型入賞装置からなり、その凹部
をもって第1の特定入賞口107としている。この貫通
凹部の開口すなわち遊技盤面と同一面に存する第1の特
定入賞口107は、前面から見て、球の直径の約2倍程
度の径を有する半円筒状をなすように形成されており、
その底部の奥には入賞球の導出穴(図示せず)が設けて
ある。第2の特定入賞口108は遊技領域内に上向きに
開口した入賞チャッカーと呼ばれる入賞具からなる。 【0014】可変表示装置104の上方には、いわゆる
“天",“天の左",“天の右"の3つの入賞口を有する
入賞具106が設けられている。また、第1の特定入賞
口107の斜め下方外側には、それぞれチューリップ式
打球入賞装置109が配置されている。また、遊技盤1
00の下部には、上方から落下してくる途中で上記各入
賞領域106,107,108,109等に入賞できな
かった打球を遊技盤100の後方へ回収するアウト穴1
10が設けられている。さらに、遊技盤100の表面の
適宜位置には、上方より落下してくる打球の方向を無作
為に変更させる多数の障害釘111や打球の流下速度お
よび方向を制御する転動誘導部材112が遊技領域の縦
中心線に対してほぼ対称的に設けられている。 【0015】遊技盤100の中心両側部には、可変表示
装置104の可変表示動作停止により特定態様が発生し
たときなどに点滅あるいは点灯される表示装置121が
設けられている。また、遊技盤100の上部には、天の
入賞口106やチューリップ式打球入賞装置109等の
入賞口へ打球が入賞したときに一時的に点灯される賞球
ランプ122や所定数の入賞球がすべて払い出されたと
き遊技の終了を報知する完了ランプ123および球排出
装置としての賞品球排出装置20により一回に排出され
るべき賞価値としての賞品球数を表示する賞球数表示器
124が配設されている。この賞球数表示器124は、
一対のセグメント型表示器からなり、一方は例えば「1
3」のような通常排出時の2ケタの賞品球数(11〜1
5個)の表示を行なえ、他方は例えば「5」のような特
定入賞球に対し排出される少ない個数の賞品球数の表示
を行なえるようにしてある。 【0016】さらに、上記構成の遊技盤100を保持す
るパチンコ遊技機の保持枠113の上部には、打球発射
装置102の操作ダイヤル101を操作したときに点灯
されるパイロットランプ125および遊技客による不正
がなされたり、賞品球排出装置20における不良動作時
に点灯される不良警告表示器126が設けられている。
また、保持枠113の下部に取り付けられた開閉パネル
114には、打球発射装置102に供給される打球を保
留する供給皿115が取り付けられ、その下方には供給
皿115から溢れた賞品球を貯留するための受皿116
が設けられている。上記保持枠113の側部(図では左
側)には、第1,第2特定入賞口107,108への入
賞によって駆動された可変表示装置104を停止させる
ための可変表示停止手段117が設けられている。 【0017】上記のごとく構成されたパチンコ遊技機
は、打球発射装置102によって遊技領域内に打ち込ま
れた打球が特定入賞口107または108に入賞する
と、可変表示装置104の表示手段が駆動され、4つの
表示窓に各々表示されている数字がそれぞれ変化され
る。そして、遊技者が保持枠113に設けられている可
変表示停止手段117を押すか、タイマによって設定さ
れた時間が経過することによって可変表示が停止され、
そのとき表示されている数字が所定の組合せに一致する
ことによって特定態様が発生される。特定態様が発生す
ると、変動入賞装置105が開状態に変換されてそこへ
の入賞確率がゼロから非常に高い状態(特別遊技状態)
に移行される。その結果、比較的短い時間内に多数の入
賞球が発生し、多くの賞品球が遊技者に与えられるよう
になる。 【0018】変動入賞装置105は、両側部にそれぞれ
一般入賞口105aを有しているとともに、特定態様発
生時に開成される受口内には一般入賞領域と特別条件構
成領域とを有する。そして、変動入賞装置105の背部
には、受口に入賞した打球を検出する入賞検出器95と
ともに、上記特別条件構成領域に入賞した打球を検出す
る特別条件検出器96が設けられており、受口が開いて
いる間に、特別条件構成領域に打球が入賞すると再び受
口が開成され、これを最高10回繰り返すことにより、
大当りと呼ばれる特別遊技状態が終了するようになって
いる。受口は一度開成されると、一定時間(例えば30
秒)または所定入賞球数(10個)に達するまで連続し
て開かれるようにされている。 【0019】図1は、図2に示すような構成のパチンコ
遊技機に本発明を適用した場合の裏機構の構成の一実施
例を示す。裏機構盤1の上部には予備球の貯留タンク2
が配設され、この貯留タンク2の一端には内部の予備球
を自作用的に整列させて誘導する案内樋11が接続され
ている。案内樋11は2条の通路を有してゆるやかに傾
斜され、かつ途中に振り子式の球ナラシ3と押圧式の球
ナラシ4とが設けられており、これによって、予備球は
案内樋11を流下する間に2列に整列される。 【0020】そして、上記案内樋11の流下端部に、ス
トッパ式の賞品球排出装置20が、配設してある。本実
施例においては、パチンコ遊技機の前面の遊技盤100
内に設けられた入賞口へ入賞した打球が、裏面に回収さ
れて集合樋10によって一箇所に集められ、入賞球処理
装置40によって一個ずつ分離されて入賞球検出器91
によって検出され、その結果排出指令信号が形成され
る。すると、賞品球排出装置20が一回だけ作動されて
所定数(例えば13個)の賞品球が排出される。入賞球
処理装置40によって分離、検出された入賞球は入賞球
導出樋12を通って遊技機後方の回収樋(図示省略)に
排出される。本実施例においては、賞品球排出装置20
による賞品球排出が終了すると、その排出終了信号を受
けて入賞球処理装置40が次の入賞球の分離、検出を行
なう。 【0021】一方、賞品球排出装置20によって排出さ
れた賞品球は、賞品球導出樋13を通って供給口118
より遊技機前面の供給皿115(図2参照)に流出され
る。供給皿115が一杯になると、賞品球は分流樋15
を通って遊技機前面下方の受け皿116に排出される。
受け皿116が一杯になると、分流樋15の途中に設け
られたオーバーフロー検出器92によって検出され、例
えば打球発射装置102の駆動を停止させるようになっ
ているとともに、オーバーフロー検出器92によって受
け皿のオーバーフロー状態が検出されたときこれを遊技
者に報知するため、オーバーフロー表示器127が遊技
機の前面に設けられている。93は貯留タンク2内に予
備球がなくなったとき、これを検出するための球不足検
出器である。 【0022】また、上記賞品球排出装置20の下方に
は、賞品球導出樋13と並行して球抜き樋16が設けら
れ、球抜き樋16の入口すなわち賞品球導出樋13との
分岐点には、切替えゲートを有する球抜き装置60が配
設されている。この球抜き装置60は、遊技機の保持枠
113の前面に形成された操作穴119より、ピンもし
くはワイヤのような工具を挿入することによってゲート
を作動させることができるようになっている。そして切
替えゲートが球抜き樋16側に切り換えられると、球抜
きスイッチ84がオンされるようになっている。従来の
球鞘ケースを用いたパチンコ遊技機では、球抜き用のゲ
ートが賞品球排出装置20の上流側に配設されていたの
で、球抜きを行なっても途中に球が残ってしまったが、
この実施例では球抜き装置60が賞品球排出装置20の
下流側にあるので、すべての球を抜くことができ、パチ
ンコ店のデータの集計が正確に行なえる。なお、本出願
人が特願昭60−287215号(特開昭62−144
680号)で開示しているように、流路切換手段として
の球抜き装置60に電気的駆動源を用いて切替えゲート
を作動させるようにしてもよいことはもちろんである。 【0023】球抜き樋16の下端は、アウト穴110よ
り回収されたアウト球を誘導するアウト球導出樋17と
合流され、遊技店の島設備下方に配設された回収樋(図
示省略)に向かって回収球を流出するようになってい
る。さらに、裏機構盤1には、球排出装置としての上記
賞品球排出装置20を電気的に制御したり、或はオーバ
ーフロー検出器92からの検出信号による打球発射停
止、各種表示装置の駆動などパチンコ遊技機全体の電気
的な制御を行なうための排出制御回路としての制御装置
200及び遊技盤前面の電気的遊技装置としての各種変
動入賞装置や可変表示型補助遊技装置等の遊技動作を制
御する遊技制御回路としての遊技内容制御装置210が
設けられている。これらの制御装置200と遊技内容制
御装置210は、夫々個別に分離されて構成され、排出
制御回路としての制御装置200は裏機構盤1側に装着
されているので、遊技盤100を交換する際に遊技制御
回路としての遊技内容制御装置210のみを交換すれぱ
良く、裏機構盤1側の制御装置200は継続使用するこ
とができ、遊技盤交換に伴うコストを低減することがで
きる。また、制御装置200或は遊技内容制御装置21
0の何れか一方に故障を生じた場合にも故障した側の制
御装置(回路)のみを交換すれば足りるためメンテナン
ス費用も低減することができる。 【0024】本実施例における制御装置200の外面に
は、賞品球排出装置20における一回の排出動作に伴う
排出球数を設定するため、ディップスイッチ等からなる
賞球数設定器80,81,82が取り付けられている。
この賞球数設定器80〜82により、遊技盤100の種
類に応じて賞品球数の設定を行なえるとともに、特定入
賞球に対する賞品球数の設定をも行なえるようになって
いる。なお、制御装置200に賞球数設定器80〜82
を設けることなく、例えば遊技内容制御装置210など
から賞球数信号を入賞打球が発生する毎に当該制御装置
200に供給するように構成すると、上記した設定作業
が省略できることになる。また、裏機構盤1の上部に
は、打止め時や故障時に、賞品球排出装置20を作動さ
せることなく集合樋10上の入賞球を排出させるための
マニュアルスイッチ(以下記憶排出スイッチと称する)
83が設けられている。この記憶排出スイッチ83は、
後述の賞品球排出装置20内の排出センサ25に代わっ
て、擬似排出終了信号を与えるものである。 【0025】さらに、この実施例では、第1の入賞口と
しての特定入賞口107および108に入賞した打球
を、他の第2の入賞口としての一般入賞口106や10
9などに入賞した打球と区別して検出できるようにする
ため、特定入賞球集合樋18が設けられており、左右の
第1の特定入賞口107に入賞した打球はそれぞれ誘導
樋19a,19bによって特定入賞球集合樋18上に流
下される。また、第2の特定入賞口108へ入賞した打
球は直接上記特定入賞球集合樋18上に流出されるよう
になっている。そして、この特定入賞球集合樋18の流
出部18aには第1の入賞球検出手段としての特定入賞
検出器94が配設され、流出部18aの下端は、前記集
合樋10の上方に開口されている。つまり、特定入賞球
集合樋18によって集合され、特定入賞検出器94によ
り検出された入賞球は集合樋10上に流下して、他の一
般入賞口へ入賞した打球と共に入賞球処理装置40へ誘
導されて一個ずつ分離され、内部に設けられた第2の入
賞球検出手段としての入賞球検出器91によって検出さ
れるようになっている。なお、本実施例においては、第
1の入賞球検出手段としての特定入賞検出器94を特定
入賞球集合樋18の流出部18aに配設したが、これに
限定されるものではなく、特定入賞口ごとに第1の入賞
球検出手段としての特定入賞検出器94を配設するよう
にしても良い。また、後述するように第1の入賞球検出
手段としては、特定入賞検出器94のみに限定されるも
のではなく、入賞検出器95を利用することもできる。 【0026】図3には、裏機構盤1における上記特定入
賞球集合樋18と集合樋10との関係を示す詳細図が示
されている。集合樋10は、少なくとも玉一個分の間隔
を有して、遊技盤100の裏面を覆うように取り付けら
れており、左右両端には側壁が、また下部には中央に向
かってゆるやかに下り傾斜した案内棚10Aが形成され
ている。案内棚10Aの終端に入賞球処理装置40(図
1参照)が揺動可能に配設され、案内棚10Aによって
誘導されて来た入賞球を一個ずつ分離する。図中、斜線
(ハッチング)で示されている部分1A〜1Mは、遊技
盤100を貫通するように形成された貫通孔である。こ
のうち貫通孔1A〜1Cは、遊技盤100の前面に設け
られた天の入賞具106内の3つの入賞口に対応して設
けられた入賞球の玉出口であり、貫通孔1D,1Eは第
1の特定入賞口107に、また貫通孔1Fは第2の特定
入賞口108に、さらに、貫通孔1G,1Hはチューリ
ップ式入賞装置109に各々対応して設けられた玉出口
である。 【0027】貫通孔1Iは、アウト穴110を構成する
玉出口であり、また貫通孔1Jと1Kは、賞球ランプ1
22と完了ランプ123を取り付けるために設けられた
取付孔である。比較的面積の大きな貫通孔1Lと1M
は、それぞれ可変表示装置104および変動入賞装置1
05を取り付けるために設けられた取付孔である。そし
て、遊技盤100の裏面には玉出口1A〜1Cにより流
出した入賞球を集合樋10の側方へ誘導する一対の入賞
球導出樋19c,19dが配設されている。入賞球導出
樋19c,19bによって誘導された入賞球は、チュー
リップ式入賞装置109へ入賞し貫通孔1G,1Hより
流出した入賞球および変動入賞装置105へ入賞した入
賞球とともに、上記案内棚10a上へ流下され、入賞球
処理装置40まで誘導される。 【0028】また、一対の第1特定入賞口107に対応
してそれぞれ遊技盤100の裏面には、入賞球導出樋1
9aと19bが配設されている。入賞球導出樋19aと
19bにより誘導された入賞球は、第2特定入賞口10
8の玉出口1Fに対応してそこから流出する入賞球を一
側方へ誘導すべく設けられた特定入賞球集合樋18上に
流下されるようになっている。この特定入賞球集合樋1
8の一側に垂直に設けられた流出部18aの途中には、
特定入賞検出器94が取り付けられ、玉出口1D,1E
および1Fから流出した特定入賞球を検出するようにな
っている。なお、95で示されているのが前述した変動
入賞装置105の受口に入賞したすべての遊技球を検出
する第1の入賞球検出手段としての入賞検出器で、96
で示されているのが、受口内の特別条件構成領域に入賞
した球を検出する特別条件検出器である。上記特定入賞
球集合樋18は、変動入賞装置105の背部に取り付け
られるとともに、この特定入賞球集合樋18の上記流出
部18aと反対側の一側に変動入賞装置105の駆動源
(ソレノイド)105bが固定されている。 【0029】図4に、予備球の貯留タンク2と案内樋1
1および賞品球排出装置20の構造とその接続状態を示
す。貯留タンク2は、裏機構盤1の上部に形成された収
納凹部に載置されるようにして取付けられる。図示しな
いが貯留タンク2の底壁の一端(図では左端)には開口
部が形成され、この開口部に臨むように案内樋11が取
り付けられる。案内樋11の底壁には踏板が回動可能に
配設され、貯留タンク2内に予備球がなくなると踏板が
上昇する。これを球不足検出器93が検出して球補給要
求信号を形成する。 【0030】案内樋11の途中には分流壁11aが設け
られ、流下する球を2条に分離、整列させる。球ナラシ
3は案内樋11の上部に形成された支持部11bに、ピ
ン3aにて垂下され、案内樋11上を上下に重なり合っ
て流下して来る球をくずして整列させる。球ナラシ4
は、案内樋11の両側に固定された支持片4aに、ピン
4bにて回動可能に支承され、案内樋11上を流下する
球の重なりを防止する。さらに、上記案内樋11の途
中、望ましくは賞品球排出装置20の直前には、ピン4
bを支点として回動可能な流下制御部材7が設けてあ
る。この流下制御部材7の先端折曲片は2つに分割さ
れ、図中破線イのように回動されたとき各折曲片7c,
7dが、2条の誘導経路に対応して案内樋11の上壁に
形成された長孔11c,11d内に進入することによ
り、案内樋11内の球の流下を阻止し、賞品球排出装置
20への供給を手動により中断できるようになってい
る。 【0031】これによって、賞品球排出装置20の保守
点検や故障した場合の交換作業を容易に行うことができ
るようになる。また、上記流下制御部材7の一側には側
方へ向かって操作片7bを突設し、手動による流下制御
部材7の回動を容易に行えるようにしてある。さらに、
この操作片7bと案内樋11の側壁に設けたピン8との
間にはスプリング9が張架され、このスプリング9によ
って流下制御部材7の状態を安定に保持できるようにな
っている。そして、上記案内樋11の流下端部に、流下
経路30を一体的に有する賞品球排出装置20が配設さ
れる。この場合、案内樋11の流下端部の樋側面に係止
片11eを設け、また賞品球排出装置20側の流下経路
30の始端上部及び下部に前方へ突出するガイド片30
aを設け、このガイド片30aと係止片11eとによっ
て、案内樋11と流下経路30とを接続できるようにし
てある。 【0032】図5〜図7に、賞品球排出装置20の詳細
を示す。賞品球排出装置20は、流下経路30とこの流
下経路30内に進入して球の流下を制御する流下阻止部
材22およびその駆動手段たるソレノイド21が一体的
に結合されてなる。上記流下経路30は、ゆるやかに傾
斜した整列樋31と、この整列樋31の流下端部から略
垂直下方に延設された調流樋33と、整列樋31と調流
樋33との接続部にあって流下する球を約90度方向転
換せしめる調整部32と、上記調流樋33の下端から約
45度斜め下方に向かって延設された誘導樋34と、こ
の誘導樋34の終端から略垂直下方に延設された排出樋
35とにより構成されている。誘導樋34と排出樋35
の境界部近傍には、流下経路30の外側壁から一対の支
持片36が突出され、この支持片36間には、支軸24
が横架されている。 【0033】また、流下経路30は案内樋11に対応し
て2条形成されており、2条の流下経路30に対応し
て、一対の扇状の流下阻止部材22が上記支軸24を中
心として回転自在に装着されている。流下阻止部材22
に対応してソレノイド21も一対設けられている。そし
て、この流下阻止部材22の先端部が、上記流下経路3
0の内壁部に設けられたスリットより進入し、上記誘導
樋34内に突出されている。上記流下阻止部材22の先
端後部は、リンク部材23を介して上記ソレノイド21
のプランジャ21aの先端部に連結されており、プラン
ジャ21aの伸縮に伴なって流下阻止部材22が支軸2
4の回りに往復回動され、先端部が誘導樋34内に進入
したり、後退したりするようになっている。これによっ
て、球の流下を許容したり阻止したりして、所定数の排
出を行なう。 【0034】また、誘導樋34の側壁は外部に膨出され
て、収納部37が形成され、この収納部37には透過型
光センサからなる排出球検出器25が挿入されている。
なお、上記ソレノイド21の上方には、上記ソレノイド
21や排出球検出器25から引き出されたリード線を一
箇所に集中させ、かつ上記制御装置200と接続するた
めの配線を前方から一括して接続できるようにするため
のコネクタ26が配設されている。そして、上記流下経
路30の下端に、賞品球導出樋13の始端に形成された
係合部13aが係合されて接続が行なわれる。 【0035】さらに、流下経路30の入口部の整列樋3
1の底面には、図6に示すごとく、金属板のような導電
性シート38が貼付され、この導電性シート38の一端
はフレーム等に接地されている。これによって、流下球
に帯電されていた静電気を逃して、排出球検出器25の
静電破壊を防止することができる。すなわち、検出器と
してマイクロスイッチのような機械式のものを使用する
方法も考えられるが、マイクロスイッチは復帰動作が遅
いため連続して球が流下してくるとオン状態になりっぱ
なしになるおそれがあると共に、チャタリングを起こし
易い。また、長期間の使用により接点不良も生じやす
い。そのため、マイクロスイッチは賞品球排出装置のよ
うに連続した球の検出を行なう検出器としては適してい
ない。 【0036】そこで、上記実施例では、排出球検出器2
5として光センサを使用している。しかしながら、光セ
ンサはICで形成されているため静電気に弱く、しかも
排出球は案内樋11内を流下してくる間に、樋との摩擦
で静電気を帯び、この静電気によってセンサが破損され
易くなるという不都合がある。その不都合を、上記実施
例は整列樋31の底面に貼付した導電性シート38で放
電して回避するものである。また、導電性シート38の
材料を選択することにより球と樋との摩擦力を減らし
て、球の流れを円滑にさせることもできる。 【0037】さらに、上記賞品球排出装置20の流下経
路を構成する整列樋31の上壁及び調流樋33の外壁に
は、図4に示すようにそれぞれスリット31a及び33
aを設けてある。これによって、流下経路に異物等が侵
入して賞品球排出装置20内で球詰まりを起こしたり、
円滑な流下が阻害されたような場合に、このスリット3
1aまたは33aよりピンなどの工具を挿入して異物を
除去することができる等、メインテナンスが容易とな
る。上記スリット31a及び33aには、スリットと略
同じ大きさの段部39aを有する蓋部材39を係合させ
て、ビス等に固定して閉塞するようにしてある。 【0038】次に上記のごとく構成された流下経路30
と賞品球排出装置20の作用を図7を用いて詳細に説明
する。上記賞品球排出装置20は、流下阻止部材22が
図7に実線で示すごとく誘導樋34内に進入している状
態では、流下経路30内に整列されたパチンコ球Bは、
最先端の球B1が流下阻止部材22の外周面に接触する
ことで停止されている。このとき、誘導樋34内に2個
の球B1,B2が、また、調流樋33内に3個の球B3,
B4,B5が収納されるように、誘導樋34と調流樋33
の寸法が各々決定されている。しかも、調流樋33内の
最上方の球B5は、整列樋31内の球B6,B7・・・に
押されて、テーパ状の調整部32に当接されるようにな
っている。調整部32に向かって押圧されることにより
球B5は調整部32から反発力を受けて、その反発力は
球B5およびその下方の球B4,B3・・・に伝わり、そ
れらを下方へ押し下げるように作用する。その結果、流
下阻止部材22が図7に破線Cで示すごとく誘導樋34
内から後退されたとき、調整部32からの反発力および
球の自重によって、調流樋33および誘導樋34内の球
B1〜B5は速やかに流下し始めるようになる。 【0039】球B1〜B5が流下すると整列樋31内の球
B6,B7・・・がこれに続いて流下を開始する。そし
て、整列樋31の出口で先ず調整部32に衝突して流下
速度を減じられ、かつ流下方向が水平方向から垂直方向
へ略90°変換され、調流部33に入る。そこでは自重
による加速が行なわれるため、調整部33で減速される
後続の球との間に球間隔が確保されるようになる。その
ため、例えば球B7を検出した時点でソレノイド21を
消磁したとき、流下阻止部材22の動作に遅れがあって
も球B7が通過する前に、流下を阻止してやることがで
きるようになる。このように球間隔を大きくすることに
より、流下阻止部材22の制御が容易となる。ただし、
B7を検出してソレノイド21をオフしたときに排出さ
れる賞品球は6個である。 【0040】さらに、上記流下経路30は、流下阻止部
材22によって球の流下が阻止されている状態で調流樋
33の最上方に位置する球B5の中心05が、整列樋31
内に整列している球B6,B7・・・の中心06,07・・
・を結ぶ中心線の延長線より下方に位置されるように、
誘導樋34および調流樋33の寸法が決定されている。
そのため、待機中の球B6,B7・・・からB5へ伝わる
圧力は球B5を押し下げるような分力を生じる。これに
よって、流下阻止部材22が後退したときに、調流樋3
3最上方の球B5が後続の球B6と調流樋33の外側壁3
3aとの間にはさまれて球B1〜B4の流下に追従して流
下しようとするのを妨げられることがない。 【0041】誘導樋34の途中に設けられている排出球
検出器25は、その検出光軸Fが樋内を流下する球の中
心から少し外れた位置に来るように配設されている。検
出光軸Fが球の中心を通るように位置決めされていると
複数個の球が連続して流下して来た場合、検出信号のパ
ルス間隔が狭くなって正確な計数が行えなくなるおそれ
がある。しかるにこの実施例では、上記のごとく、検出
光軸Fを球の中心からずらしたことにより、正確な計数
が可能となる。また、扇形をなす流下阻止部材22の回
転面が流下する球の中心の流下軌跡と一致するように流
下阻止部材22が取付けられ、誘導樋34の上方から下
方に向かって樋内に進入するように移動されて、流下す
る球を停止させるようになっている。そのため、流下す
る球が停止するとき流下阻止部材22に働く衝撃力を、
流下阻止部材22の回転範囲を制限するストッパ部(例
えば流下阻止部材22が進入する誘導樋34のスリット
端部)で受け止めることができるので、容易に停止時に
働く衝撃に耐える強度を持たせることができる。 【0042】しかも、最下端の球B1は扇形の流下阻止
部材22の外周面に接触して停止されるため、最下端の
球B1が流下阻止部材22の外周面と誘導樋34の壁面
との間に食い込むような形で停止されても、流下阻止部
材22が後退される時にはその外周面で球B1を回転さ
せるようにしながら離れていく。そのため、比較的小さ
な力で流下阻止部材22を後退させることができ、流下
阻止部材22と誘導樋34の壁面との間に球が挟まれて
動かなくなるようなことがなくなる。さらに、流下阻止
部材22の回転中心と誘導樋34内の最下端の球B1の
中心01とを結ぶ線が水平になるように配設されてい
る。そのため、流下阻止部材22の端部が球B1の外周
からはずれると直ぐに球B1が流下可能になり、流下阻
止部材22の回転に伴って球B1が少しずり下がってか
ら阻止力が外され、流下を開始するようなことがない。 【0043】また、上記実施例において、調流樋33と
誘導樋34とのなす角度αは0〜90°の範囲にあれば
よいが、45°前後に設定してやると、調流樋33内で
加速された流下球のスピードを大きく減速させることが
なく、しかも停止時に流下阻止部材22にかかる負荷を
軽減させることができる。さらに、上記実施例では、流
下阻止部材22によって球の流下が阻止されている状態
で、流下阻止部材22と誘導樋34内の最下端の球B1
との接触点から球の直径分だけ離された点を通る鉛直線
Gと排出樋35の壁面35aとの距離dが球の半径rよ
りも小さく、かつr−rcosαよりも大きくなる(r
−rcosα<d<r)ように誘導樋34の終端34a
の位置が決定されている。これによって、流下阻止部材
22が誘導樋34内に進入して球の流下を阻止する際
に、最後に排出される球が流下阻止部材22の端面22
aで後押しされるようにして排出されたとき、誘導樋3
4の終端34aまで来ると排出樋35内に流下して流下
阻止部材22から逃げることができる。そのため、最終
排出球がいつまでも誘導樋35内に残って、流下阻止部
材22が進入するときの妨げとならず、迅速な排出の停
止が可能となる。 【0044】図8に前記入賞球処理装置40の一実施例
の詳細を示す。裏機構盤1の裏面に設けられた集合樋1
0は中央に向かって下り傾斜され、中央に流路変換部1
0Cが設けられている。この流路変換部10Cは、左右
の案内棚10A,10Bに段差を生ぜしめる垂直壁10
aと、この垂直壁10aに固定され右側の案内棚10A
より流下してきた入賞球を前方へ方向転換せしめるべく
前端が円弧状に形成されてなる誘導片10bと、誘導片
10bの下方の案内棚10Aの終端部にて前方へ緩やか
に下り傾斜するように形成されたテーパ部10cとによ
り構成されている。 【0045】上記流路変換部10Cに対応して、集合樋
10を覆うように取り付けられるパネルと一体の保持枠
体41には球一つが通過可能な流出口41aが形成さ
れ、この流出口41aの一側及び下辺に沿ってL字状の
入賞球案内板42が設けられ、流入した入賞球は90度
方向転換せしめられる。上記入賞球案内板42の側方に
位置するように球処理器43が支軸44によって揺動可
能に取り付けられている。この球処理器43の上記入賞
球案内板42に対向する側には、凹状をなす球受け部4
3aが形成されていると共に、その反対側には錘45が
取り付けられ、通常状態において錘45の取付け側がそ
の重みで下がるようになっている。そして、反対側の球
受け部43aの下辺が上記入賞球案内板42の下面に当
接してそれ以上の回転が阻止され、バランスが保たれ
る。この状態で図9のように入賞球案内板42上から球
受け部43aに入賞球が流下してくると、球の重みによ
って球処理器43が時計回り方向へ回転するように、錘
45の重さが決定されている。流入した球の重みによっ
て回転した球処理器43は下辺が保持枠体41に当接す
ることにより停止される。 【0046】球処理器43には、この停止状態で上記入
賞球案内板42に対向する位置に阻止片43bが突設さ
れている。これによって、2以上の入賞球が連続して発
生した場合に、2番目以降の入賞球は図10のように阻
止片43bによって流下が阻止されて、入賞球案内板4
2上で待機させられる。また、その取付け位置は制限さ
れないが、例えば球処理器43の上部に、検知片43c
が設けられていると共に、この検知片43cに対応して
保持枠体41には、一対の投光器及び受光器を対向配設
してなる光センサのような入賞球検出器91が取り付け
られている。 【0047】さらに、上記球処理器43の側方にはソレ
ノイド46が配設されており、球受け部43aに入賞球
が流入することによって回動された球処理器43の球受
け部43a下辺に対向する位置に、上記ソレノイド46
のプランジャ46a先端に固着されたストッパ47が臨
むようにされている。このソレノイド46は、消磁状態
においてプランジャ先端のストッパ47が、スプリング
48によって下方へ引き下げられ、球受け部43aに保
持されて下方の入賞球導出樋12に向かって流下しよう
としている入賞球に当接してその流下を阻止するように
される(図10参照)。そして、ソレノイド46が励磁
されるとプランジャ46aが収縮してストッパ47が上
昇され、球受け部43a内に保持されていた入賞球が導
出樋12へ向かって流下する。なお、ストッパ47には
操作片47aが突設されており、球詰まりやソレノイド
の故障時等において、パチンコ店の係員が手動でストッ
パ47を移動させて入賞球を排出できるようにされてい
る。 【0048】ソレノイド46は例えば賞品球排出装置2
0における排出終了信号を受けて作動されるようにされ
る。ソレノイド46が励磁されて入賞球が流下させられ
ると、球処理器43が錘45の重みによって反時計回り
方向に回動されて、阻止片43bが上昇する。そのため
連続して発生し入賞球案内板42上で待機させられてい
た次の入賞球が球受け部43a内に流入し、再び球処理
器43が時計回り方向に回転される。このようにして、
上記動作を繰り返すことにより、短時間に発生した多量
の入賞球が速やかに分離検出され、処理される。前述し
たように賞品球排出装置20として、ソレノイドによっ
て流下阻止部材22を流下経路30内に進入させたり後
退させたりして賞品球の排出を制御するストッパ式のも
のを使用した場合、単に入賞球導出樋12の途中にセー
フセンサを取り付けて入賞球を検出し、それを電気的に
記憶しておくことにより、高速の排出制御を行なわせる
ことも可能である。 【0049】これに対し、上記実施例の入賞球処理装置
40では、球処理器43によって入賞球を一個ずつ分離
して検出しているので、前の入賞球と次の入賞球との検
出間隔を必要かつ充分にとれる。そのため、連続して発
生した入賞球をより正確に検出することができる。な
お、球鞘ケース方式の賞品球排出装置を用いた従来の遊
技機においても入賞球を一個ずつ分離して賞品球の排出
制御を行なっているが、従来の入賞球処理装置では、分
離された入賞球でレバーを動かしてその動きで球鞘ケー
スのストッパを外して傾動させて排出させ、さらにこの
球鞘ケースの傾動を物理的に球処理器に伝えて、次の入
賞球の流下を許容させるようになっているため、上記実
施例の入賞球処理装置40に比べて応答速度が遅く、短
時間に多量に発生する入賞球の処理には不向きである。 【0050】また、上記実施例の入賞球処理装置40で
は、賞品球排出装置20における排出終了を確認してか
らソレノイド46を作動させて前の入賞球を排出し、次
の入賞球の検出に進むように制御できるので、入賞球が
発生したのに賞品球が払い出されないといったような、
遊技客と遊技店との間で生じるトラブルを防止すること
ができる。つまり、賞品球の排出がなければ入賞球はス
トッパのところに残っているので、そこを見れば遊技客
の主張が正しいか否かすぐに分かる。しかも、入賞球と
賞品球の排出が一対一の関係にあり、排出が停止してい
る間は入賞球の処理も中断され、かつ未排出に係る入賞
球は待機させられているため、停電対策が不要となる。
つまり、入賞球を予め検出してメモリやカウンタに電気
的記憶させておくようにすると、停電時に記憶数が消滅
されてしまわないようにするため電池によるバックアッ
プ等の停電対策が必要であるが、上記実施例の入賞球処
理装置40を使用するとその必要性がなくなる。 【0051】さらに、上記実施例においては、入賞球の
検出を、球処理器43の回動の検出という間接的な方法
で行なっているため、パチンコ球に帯電した静電気によ
る入賞球検出器91としてのセーフセンサ1の誤動作が
防止される。つまり、上記実施例の場合、入賞球の通過
経路にセンサ1を臨ませておくことにより直接入賞球を
検出することも可能であるが、そのようにするとセンサ
1が入賞球に帯電した静電気により誤動作されるおそれ
があるが、間接的に検出することによりセンサ1の誤動
作を防止することができる。なお、上記実施例では、入
賞球処理装置を図8のごとく構成したのに対応して、右
側の案内棚10Aに傾斜角αとして6〜8°の角度を与
え、左側の案内棚10Bには傾斜角βとして14〜16
°の角度を与えて左右の案内棚10Aと10Bを流下す
る入賞球の速度を異ならしめると共に、垂直壁10aの
高さhを12mm以上に設定している。これによって、複
数個の入賞球が発生して左右から同時に入賞球が流下し
て来ても流路変換部10Cでの球詰まりを未然に防止で
きるようになっている。 【0052】次に、入賞球検出器91や特定入賞検出器
94からの検出信号に基づいて、上記賞品球排出装置2
0を制御して所定数の賞品球の排出や打球発射装置10
2等の制御を行う制御装置200の一実施例について、
図11を用いて説明する。この実施例では、賞品球排出
装置20等の制御をCPU(マイクロコンピュータ)2
00’を用いて行なうようになっている。CPU20
0’には、前記実施例における賞球数設定器80,8
1,82や記憶排出スイッチ83、球抜きスイッチ8
4、入賞球検出器91(以下、セーフセンサ1と称す
る)、オーバーフロー検出器92、球不足検出器93、
特定入賞検出器94(以下、セーフセンサ2と称する)
からの検出信号が入力される。賞球数設定器80,8
1,82が設けられていることにより、賞品球数の異な
る機種(パチンコ機)を制御できるとともに、特定入賞
口とそれ以外の入賞口への入賞に対する賞品球数の異な
る排出制御が可能となる。 【0053】また、CPU200’には、賞品球排出装
置20の流下経路30の途中に設けられた一対の排出球
検出器(以下排出センサと称する)25からの排出球検
出信号が、入力されるようになっている。さらに、CP
U200’には、図示しない遊技店の集中管理装置から
の打止め指令信号が入力される。CPU200’は、内
部に読出し専用メモリたるROM201および随時読出
し書き込み可能なメモリたるRAM202を有してい
る。このうち、ROM201には、賞品球排出装置20
等の制御を行うためCPU200’が実行すべきプログ
ラムおよびセーフソレノイド46の駆動時間やウェイト
時間(排出間隔)のような固定データを記憶する。 【0054】一方、本実施例に示すRAM202は上記
排出センサ25からの排出球検出信号に基づいて、各流
下経路30から排出された球の累積数等を記憶するメモ
リ領域や各流下経路の排出球数を設定したり、ソフトタ
イマを構成するレジスタ領域およびCPU200’の作
業領域(ワークエリア)を提供している。さらに、CP
U200’には、ドライバ220を介して、賞品球排出
装置20内の一対のソレノイド(以下排出ソレノイドと
称する)21や入賞球処理装置40内のソレノイド(以
下セーフソレノイドと称する)46、さらに、本実施例
にあっては賞球ランプ122、完了ランプ123や賞球
数表示器124、パイロットランプ125、不良警告表
示ランプ126等の表示装置(いずれも図2参照)およ
び打球発射装置102などが接続されている。CPU2
00’はROM201内のプログラムに従って、上記設
定器や各種検出器及びスイッチからの信号に基づいて賞
品球排出装置20や各種表示ランプ、打球発射装置10
2などを駆動するようになっている。 【0055】CPU200’の主たる処理は、オーバー
フロー処理,タンク処理,球抜き処理,入賞球検出処
理,賞品球排出処理である。ただし、処理の手順は、上
記順序に限定されず、いずれの処理から実行するように
してもよい。上記処理をタイマ割込みなどにより繰返し
実行することによってパチンコ遊技機の制御が行なわれ
る。ここで、オーバーフロー処理は、オーバーフロー検
出器92からの検出信号を検知して、例えば、オーバー
フローランプ127を所定の時間(10〜20秒)点灯
もしくは点滅させ、それでもオーバーフロー状態が解除
されていない場合には、打球発射装置102による発射
動作を停止させることを内容とする。これによって、賞
品球導出樋13内が賞品球排出装置20の近くまで賞品
球で満たされて、排出動作に悪影響を及ぼすのを回避す
ることができる。 【0056】タンク処理は、貯留タンク2が空になって
球不足検出器93がオフされたことを検知すると、例え
ば、球の補給要求を集中管理室に送ると共に完了ランプ
112を点灯させ、これと同時にもしくはその後賞品球
排出装置20内の排出センサ25の信号に基づいて球無
し状態を検知すると、打球発射装置102を停止させ
る。球補給要求信号が集中管理室に送られると、集中管
理室からの指令によって、タンク上方の補給装置(図示
省略)が作動されて、貯留タンク2への補給が行なわれ
る。球抜き処理は、球抜装置60の切替ゲートが球抜樋
16の入口を開いて賞品球導出樋13の入口を閉鎖する
方向に切り替えられたことを、球抜きスイッチ84から
の信号に基づいて検知すると、賞品球排出装置20内の
ソレノイド21を作動させて、2条の流下経路30を通
して連続的に予備球を排出させて、貯留タンク2を空に
するものである。 【0057】本実施例における入賞球検出処理と賞品球
排出処理は、相互に関連し複雑になるので、図12〜図
15に詳細な処理手順を示し、以下これに基づいて説明
する。電源投入または割込み発生により処理が開始され
ると、先ず入賞球を検知する前に、セーフセンサ1,セ
ーフセンサ2に対応して各々の入賞球数を記億する記憶
手段としてのRAM202内のヤーフメモリ1,セーフ
メモリ2や各種レジスタおよびフラグ類の初期設定を行
なった後(ルーチンR1)、賞球数設定器1,2,3の
オン、オフ状態を読み込んで賞品球排出装置20におけ
る各流下経路ごとの一回に排出される賞品球数(以下排
出基数と称する)の決定を行なう(ルーチンR2)。前
記実施例の遊技機(図1参照)においては、排出基数の
設定のためディップスイッチからなる賞球数設定器8
0,81,82が設けられている。そこで、CPU20
0’はこれらのスイッチ80,81,82のオン
(“1”),オフ(“0”)状態の組み合わせに応じ
て、例えば次表のように通常排出時のソレノイド1側と
2側の排出基数1と2を設定すると共に、各特定入賞口
107,108へ入賞した特定入賞球に対する小排出時
の賞品球数となる排出基数3を設定する。ここでは、一
例として通常排出時の賞品球数(N個)を11個、13
個、15個のいずれかに、また小排出時の賞品球数(M
個:Nの略1/2若しくは1/3)を3個、5個、6
個、7個のいずれかに設定する場合が示されている。 【0058】 【表1】上記表1において排出ソレノイド1側とは、2条の流下
経路30のうち取付け基板に近い側の経路に設けられた
ソレノイドを指し、上記表1においては排出ソレノイド
1側の排出基数の方が常に排出ソレノイド2側よりも大
きくなるように決定されている。このような関係に設定
しているのは、流下経路を2条とした場合、貯留タンク
2から案内樋11を通って賞品球排出装置20へ向かっ
て流下する球の流れが基板に近い側の流下経路の方が円
滑であり、遠い側の方は常に球が不足がちになり易いか
らである。そこで、表1のように常に排出ソレノイド1
側の排出基数を大きくしておくことにより、2条の流下
経路30に対する球の供給のバランスを図ることが可能
となる。 【0059】なお、図7に示した賞品球排出装置20に
より、設定されたn個の賞品球を排出させる場合、排出
センサ25の取付け位置の下流側に、流下阻止部材22
によって阻止されている球が一つあり、排出センサ25
が一つ前の球を検出している状態で次の排出指令を待つ
ことになる。そのため、実際の制御では、設定数nより
も「1」少ないn−1個目の球を排出センサが検出した
時点で流下阻止部材22を作動させるソレノイド21に
対する制御信号を変化させてやる必要がある。上記排出
基数設定処理(ルーチンR2)が終了すると、2秒間の
アイドルタイムの経過を待って(ルーチンR3)、次の
ルーチンへ進み、セーフセンサ1(入賞球検出器91)
が一定時間オンされているか否か判定する(ルーチンR
4)。ここで、ノオ(否)と判定されると、次のルーチ
ンR5でセーフセンサ1の出力の立上りがあったか否か
判定し、ノオならばそのままルーチンR7へ進む。 【0060】一方、上記ルーチンR4とルーチンR5の
いずれかにおいてイエスつまり入賞球有りと判定される
と、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ1の
記憶を「1」にしてからルーチンR7へ進む。ルーチン
R7ではセーフセンサ2(特定入賞検出器94)の出力
の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままル
ーチンR9へ進み、イエスならばルーチンR8で入賞記
憶手段としてのセーフメモリ2の記憶を「1」だけ増や
してからルーチンR9へ進む。ルーチンR9では処理番
号の入るレジスタ内の番号が「1」になっているか否か
判定し、イエスならば符号Aで示される排出球検出処理
へジャンプする。しかして、処理番号レジスタはルーチ
ンR1での初期設定で「0」にリセットされているた
め、ルーチンR9での最初の判定ではノオとなって、次
のルーチンR10へ進む。ここでは、処理番号レジスタ
内の番号が「2」であるか否か判定し、イエスならば符
号Bで示される後処理へジャンプすることになるが、最
初の判定ではルーチンR9と同様にノオとなって、ルー
チンR11へ進む。 【0061】ルーチンR11ではセーフメモリ1の記憶
が「0」でないか判定し、ノオすなわち入賞記憶が
「0」のときは上記ルーチンR5へ戻る。しかして、ル
ーチンR6で入賞記憶がインクリメントされてからルー
チンR11へ来た場合にはイエスと判定されて、ルーチ
ンR12へ移行する。ルーチンR12では、セーフメモ
リ2の記憶が「0」でないか判定し、入賞記憶が「0」
のときはルーチンR13〜R16からなる一連の通常排
出処理へ移行する。すなわち、先ずルーチンR13で賞
球数表示器124のうち通常排出数を表示する表示器L
1を駆動し、ルーチンR2で設定した排出基数1と2の
合計数を表示させてから、ルーチンR14で排出レジス
タ1に排出基数1(表1参照)を、またルーチンR15
で排出レジスタ2に排出基数2をそれぞれロードする。
それから、ルーチンR16で排出ソレノイド1と2をオ
ンさせてから、ルーチンR26で処理番号レジスタに
「1」をセットして、ルーチンR5へ復帰する。 【0062】一方、上記ルーチンR12でイエスつまり
セーフメモリ2の入賞記憶ありと判定すると、ルーチン
R17〜R25からなる小排出処理へ移行する。すなわ
ち、先ずルーチンR17で小排出フラグに“1”をセッ
トして小排出処理に移ったことを明記してから、賞球数
表示器124のうち小排出数を表示する表示器L2を駆
動してルーチンR2で設定した特定入賞球に対する賞品
球数を表示させる。ここで、前の排出が通常排出であっ
た場合には、表示器L1を消灯してから表示器L2を点灯
させる。つまり、表示器L1とL2はいずれか一方が点灯
され、同時に点灯されることはない。表示器L2点灯
後、ルーチンR19へ進んで反転フラグが“0”になっ
ているか否か判定し、“0”ならばルーチンR20へ進
み、反転フラグを“1”に変更してから、ルーチンR2
1で排出レジスタ1に排出基数3を設定する。しかる
後、ルーチンR22で排出ソレノイド1をオンした後、
ルーチンR26へ移行して処理番号を1に変更してルー
チンR5へ戻る。 【0063】しかして、ルーチンR19で反転フラグが
“0”でないと判定すると、ルーチンR23へ移行して
反転フラグを“0”に変更してから、排出レジスタ2に
排出基数3を設定(ルーチンR24)した後、排出ソレ
ノイド2をオン(ルーチンR25)して、ルーチンR2
6へ進む。このように小排出処理では、反転フラグの状
態(1or0)に応じて、排出数は同じであるが駆動する
排出ソレノイドを変えている。しかも、排出ソレノイド
を駆動する度に反転フラグを変更つまり反転させてい
る。そのため、賞品球排出装置20内の2条の流下経路
30に対応した2つの排出ソレノイド1と2が交互に駆
動されるようになる。その結果、小排出の際に案内樋1
1内の2条の通路の一方からのみ賞品球が供給されるの
を回避することができる。すなわち、案内樋11内の通
路の一方のみ球が頻繁に流れると入口の近くで球が石垣
状に重なって球詰まりを生じさせ易いが、上記フローに
従うとそのような球詰まりを防止することができる。 【0064】ルーチンR26からルーチンR5へ戻ると
再び上記処理R5〜R8を繰り返すわけであるが、今度
は処理番号レジスタが「1」にセットされているため、
ルーチンR9でイエスと判定されて排出球検出処理A
(図15参照)へジャンプする。この排出球検出処理A
では、先ず排出センサ1の出力の立上りがあったか否か
判定し(ルーチンR31)、ノオならばそのままルーチ
ンR35へ進み、排出センサ2の出力の立上りがあった
か否か判定する。しかして、ルーチンR31でセンサ出
力の立上りが検知されるとルーチンR32へ進み、ここ
で排出レジスタの内容を「1」だけ減算してから、次の
ルーチンR33で排出レジスタの値が「0」になったか
否か判定する。ここで、イエスと判定されると排出ソレ
ノイドをオフさせる(ルーチンR34)が、排出開始直
後はルーチンR33でノオと判定され、ルーチンR35
へ進む。 【0065】ルーチンR35〜38では排出系2につい
て、上記排出系1に関する処理(ルーチンR31〜R3
4)と同様の処理を実行してから、ルーチンR39へ進
む。ルーチンR39では、排出レジスタ1と2の値の和
が「0」か否か判定し、ノオすなわち「0」になってい
ない場合には、ルーチンR5へ復帰して、再び上記手順
を踏む。しかして、ルーチンR39でイエスつまり賞品
球排出装置20において所定数の賞品球の排出が終了し
たと判定されると、ルーチンR41へ進み、先ずセーフ
ソレノイドをオンさせる。これによって入賞球処理装置
40において次の入賞球の取り込みが可能となる。セー
フソレノイドをオンさせた後は、ルーチンR42でセー
フソレノイド用のタイマ(例えば100ms)を、またル
ーチンR43でウェイト時間用のタイマ(例えば600
ms)をそれぞれセットしてから、ルーチンR44で処理
番号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ
復帰する。 【0066】すると、今度はルーチンR10から後処理
Bへジャンプし、先ずルーチンR51でセーフタイマが
タイムアツプしたか判定し、ノオならばそのまま、また
イエスならばセーフソレノイドをオフして(ルーチンR
52)から、ルーチンR53へ進む。ルーチンR53で
はウェイトタイマがタイムアップしたか否か判定し、ノ
オならばそのままルーチンR5へ戻って再び上記処理を
繰返し、イエスならばルーチンR54でセーフメモリ1
の入賞記憶を「1」だけ減算する。つまりゼロがセット
されることになる。そして、ルーチンR55で小排出フ
ラグが“1”か否か判定し、“0”ならそのままルーチ
ンR58へ、また“1”なら、ルーチンR56でセーフ
メモリ2を「1」だけ減算し、ルーチンR57で小排出
フラグを“0”にリセットしてからルーチンR58へ進
み、処理番号レジスタを「0」にリセットしてルーチン
R5へ復帰する。 【0067】以上説明したように上記実施例において
は、第1及び第2の特定入賞口107または108へ入
賞し、特定入賞球集合樋18上に流下して特定入賞検出
器94によって検出された入賞球は、集合樋10上に流
下して入賞球処理装置40に入り、その中で再び入賞球
検出器91によって検出されるようになっている。しか
して、特定入賞検出器94によって検出された特定入賞
球が入賞球処理装置40に入る前に、それ以前に発生し
た一般入賞球があればそれによって賞品球排出装置20
が作動されるときに小排出を優先的に実行させるように
なっている。このように小排出が通常排出よりも優先し
て実行されるようにしておけば、遊技者は第1及び第2
の特定入賞口107や108への入賞だから賞品球が少
ないと納得することができる。逆に小排出が通常排出よ
りも優先されておらず、特定入賞口への入賞があってか
らかなり時間を経過したところで小排出が実行されるよ
うになっていると、小排出と特定入賞口への入賞との関
係が理解し難いので、遊技者は故障により賞品球が少な
くなったと勘違いしてトラブルの原因となるおそれがあ
るが、上記実施例ではそのような誤認が少くなる。しか
も、上記実施例では遊技盤100前面の賞球数表示器1
24で賞球数の表示を逐次切り替えて表示するようにし
ているので、さらに誤認によるトラブルの発生が少なく
なる。 【0068】次に、入賞球の検出に係る本発明の第2の
実施例を図16〜図21を用いて説明する。図16は、
第1の実施例の遊技機における裏機構盤1の構成例を示
す図1に対応するもので、図1の実施例と異なるのは、
特定入賞口107および108へ入賞した打球を集合さ
せる特定入賞球集合樋18の流下端部が、一般入賞口1
06等へ入賞した打球を集合させる集合樋10の内側に
開口されておらず、入賞球処理装置40にて一個ずつ分
離、検出された後の一般入賞球を流下させる入賞球導出
樋12に合流されている点である(図1におけるX−X
に沿った断面を示す図17参照)。その他の構成は第1
実施例と同じである(図4〜図11参照)。従って、第
1の実施例では特定入賞検出器94によって検出された
特定入賞球が再び入賞球検出器91によって検出される
ようになっているのに対し、第2の実施例では、特定入
賞球は一般入賞球とは別個にしかも一回だけ検出され
て、そのまま機外排出されるようになる。ただし、この
実施例においても特定入賞球検出器94からの検出信号
に基づいて、特定入賞球に対する小排出を優先的に処理
するようになっている。 【0069】図18〜図21に、第2の実施例における
セーフ球処理および賞品球排出処理の手順の一例を示
す。この実施例のフローは、ルーチンR1〜R10ま
で、図12に示した第1の実施例のフローと同様であ
る。すなわち、電源投入または割込み発生により処理が
開始されると、先ず入賞球を検知する前に、セーフセン
サ1,2に対応して入賞球数を記憶するセーフメモリ
1,2や各種レジスタおよびフラグ類の初期設定を行な
った後(ルーチンR1)、賞球数設定器1,2,3のオ
ン、オフ状態を読み込んで賞品球排出装置20における
各流下経路ごとの排出基数の設定を行なう(ルーチンR
2)。 【0070】それから、2秒間のアイドルタイムの経過
を待って(ルーチンR3)、次のルーチンへ進み、セー
フセンサ1が一定時間オンされているか否か判定する
(ルーチンR4)。ここで、ノオ(否)と判定される
と、次のルーチンR5でセーフセンサ1の出力の立上り
があったか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR
7へ進む。一方、上記ルーチンR4とルーチンR5のい
ずれかにおいてイエスつまり入賞球有りと判定される
と、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ1の
記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR7へ進む。ル
ーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立上りがあった
か否か判定し、ノオならばそのままルーチンR9へ進
み、イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2の記憶
を「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進む。 【0071】ルーチンR9では処理番号が「1」になっ
ているか否か判定し、イエスならば符号Aで示される排
出球検出処理へジャンプする。しかして、処理番号レジ
スタはルーチンR1での初期設定で「0」にリセットさ
れているため、ルーチンR9での最初の判定ではノオと
なって、次のルーチンR10へ進む。ここでは、処理番
号レジスタ内の番号が「2」であるか否か判定し、イエ
スならば符号Bで示される後処理へジャンプすることに
なるが、最初の判定ではルーチンR9と同様にノオとな
って、ルーチンR11へ進む。ルーチンR11ではセー
フメモリ2の記憶が「0」でないか判定し、ノオすなわ
ち入賞記憶が「0」のときはルーチンR12へ進む。し
かして、ルーチンR8で入賞記憶がインクリメントされ
てからルーチンR11へ来た場合にはイエスと判定され
て、ルーチンR17〜R25からなる一連の小排出処理
へ移行する。 【0072】すなわち、先ずルーチンR17で小排出フ
ラグに“1”をセットして小排出処理に移ったことを明
記してから、賞球数表示器124のうち小排出数を表示
する表示器L2を駆動してルーチンR2で設定した特定
入賞球に対する賞品球数を表示させる。表示器L2点灯
後、ルーチンR19へ進んで反転フラグが“0”ならば
ルーチンR20へ進み、反転フラグを“1”に変更して
から、ルーチンR21で排出レジスタ1に排出基数3を
設定する。しかる後、ルーチンR22で排出ソレノイド
1をオンした後、ルーチンR26へ移行して処理番号を
1に変更してルーチンR5へ戻る。しかして、ルーチン
R19で反転フラグが“0”でないと判定すると、ルー
チンR23へ移行して反転フラグを“0”に変更してか
ら、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ルーチンR2
4)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチンR2
5)して、ルーチンR26へ進む。 【0073】このように小排出処理では、反転フラグの
状態(1or0)に応じて、排出数は同じであるが駆動す
る排出ソレノイドを変えている。しかも、排出ソレノイ
ドを駆動する度に反転フラグを変更つまり反転させてい
る。そのため、賞品球排出装置20内の2条の流下経路
30に対応した2つの排出ソレノイド1と2が交互に駆
動されるようになる。その結果、案内樋11内の2条の
通路の一方からのみ小排出のための賞品球が供給される
のを回避することができる。一方、ルーチンR11でノ
オつまり特定入賞記憶なしと判定すると、ルーチンR1
2へ移行する。ルーチンR12では、セーフメモリ1の
記憶が「0」でないか判定し、入賞記憶があるときはル
ーチンR13〜R16からなる一連の通常排出処理へ移
行する。 【0074】すなわち、先ずルーチンR13で賞球数表
示器124のうち通常排出数を表示する表示器L1を駆
動し、ルーチンR2で設定した排出基数1と2の合計数
を表示させてから、ルーチンR14で排出レジスタ1に
排出基数1(表1参照)を、またルーチンR15で排出
レジスタ2に排出基数2をそれぞれロードする。それか
ら、ルーチンR16で排出ソレノイド1と2をオンさせ
てから、ルーチンR26で処理番号レジスタに「1」を
セットして、ルーチンR5へ復帰する。ルーチンR26
からルーチンR5へ戻ると再び上記処理R5〜R8を繰
り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが「1」
にセットされているためルーチンR9でイエスと判定さ
れて排出球検出処理A(図21参照)へジャンプする。 【0075】この排出球検出処理Aでは、先ず排出セン
サ1の出力の立上りがあったか否か判定し(ルーチンR
31)、ノオならばそのままルーチンR35へ進み、排
出センサ2の出力の立上りがあったか否か判定する。し
かして、ルーチンR31でセンサ出力の立上りが検知さ
れるとルーチンR32へ進み、ここで排出レジスタ1の
内容を「1」だけ減算してから、次のルーチンR33で
排出レジスタ1の値が「0」になったか否か判定する。
ここで、イエスと判定されると排出ソレノイドをオフさ
せる(ルーチンR34)が、排出開始直後はルーチンR
33でノオと判定され、ルーチンR35へ進む。ルーチ
ンR35〜38では、排出系2について上記排出系1に
関する処理(ルーチンR31〜R34)と同様の処理を
実行してから、ルーチンR39へ進む。 【0076】ルーチンR39では、排出レジスタ1と2
の値の和が「0」か否か判定し、ノオすなわち「0」に
なっていない場合には、ルーチンR5へ復帰して、再び
上記手順を踏む。しかして、ルーチンR39でイエスつ
まり賞品球排出装置20において所定数の賞品球の排出
が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進み、小
排出フラグが“1”になっているか否か判定し、“1”
ならそのままルーチンR44へジャンプし、“0”なら
ルーチンR42でセーフソレノイドをオンさせる。これ
によって通常排出時には入賞球処理装置40において次
の入賞球の取り込みが可能となるとともに、小排出時に
は排出が終了しても入賞球処理装置40は動作されない
ようになる。ルーチンR43でセーフソレノイド用のタ
イマを、またルーチンR44ではウェイト時間用のタイ
マをそれぞれセットしてから、ルーチンR45で処理番
号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復
帰する。 【0077】すると、今度はルーチンR10から後処理
Bへジャンプし、先ずルーチンR51でセーフタイマが
タイムアツプしたか判定し、ノオならばそのまま、また
イエスならばセーフソレノイドをオフして(ルーチンR
52)から、ルーチンR53へ進む。ルーチンR53で
はウェイトタイマがタイムアップしたか否か判定し、ノ
オならばそのままルーチンR5へ戻って再び上記処理を
繰返し、イエスならばルーチンR54で小排出フラグが
“1”か否か判定し、“0”ならルーチンR55でセー
フメモリ1の入賞記憶を「1」だけ減算する。つまり0
がセットされることになる。また“1”なら、ルーチン
R56でセーフメモリ2を「1」だけ減算し、ルーチン
R57で小排出フラグを“0”にリセットしてからルー
チンR58へ進み、処理番号レジスタを「0」にリセッ
トしてルーチンR5へ復帰する。 【0078】以上説明したように第2実施例において
は、特定入賞口107または108へ入賞した打球は特
定入賞検出器94によって、また一般入賞口へ入賞した
打球は、入賞球処理装置40内の入賞球検出器91によ
って各々別個に検出されるようになっており、特定入賞
球が検出されると、その前に一般入賞球が発生して入賞
球処理装置40の入口に待機していても特定入賞球に対
する小排出が優先的に実行される。そして、小排出が終
了しても入賞球処理装置40は動作されず、既に通常入
賞球が入賞球処理装置40に取り込まれていれば、それ
に対する通常排出が終了してから、入賞球処理装置40
における次の入賞球の取り込みが行なわれる。従って、
通常排出と小排出とが速やかに進行し、かつ遊技者によ
る賞品球数に対する誤認が防止される。なお、本実施例
に示した特定入賞検出器94,CPU200’,ROM
201などにより第1の入賞口に入賞した打球を1個宛
検出して記憶手段(RAM202)に記億させる入賞記
憶処理手段が構成されている。さらに、入賞球検出器9
1を含む入賞球処理装置40,CPU200’などによ
り入賞検出処理手段が構成されている。また、CPU2
00’,ROM201,RAM202,賞品球排出装置
20などにより賞価値優先付与手段が構成されている。 【0079】なお、上記実施例では、遊技機として可変
表示型の補助遊技装置を備えたパチンコ遊技機に適用し
たものについて説明したが、それに限定されるものでな
く、比較的入賞確率が低く設定された特別入賞口に入賞
すること(第1条件)により特別遊技の権利を発生さ
せ、この権利発生中に特定入賞口へ入賞すること(第2
条件)により、変動入賞装置を開放させるようにしたパ
チンコ遊技機等の各種遊技機についても適用することが
でき、これによって特定入賞口への入賞率を高くしても
遊技店の利益が損なわれることがない。また、上記実施
例では、特定入賞口への入賞に対してのみ他の入賞口よ
りも少ない賞品球を与えているが、特定の入賞口への入
賞に対して他の入賞口よりも多い賞品球を与えたり、賞
品球の異なる3種類以上の入賞口を遊技部内に有するパ
チンコ遊技機にも適用することができる。さらに、本実
施例のように、図1や図16に示す賞品球排出装置20
等の制御を行なう制御装置200と、変動入賞装置等を
制御する遊技内容制御装置210とで分割して構成した
場合、賞品球排出装置20により排出すべき賞品球数
を、上記遊技内容制御装置210から制御装置200に
送信するようにして排出レジスタ1,2に設定するよう
にしてもよい。 【0080】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技領域に第1の入賞口及び第2の入賞口を設け、第1の
入賞口に対してM個の賞価値を、第2の入賞口に対して
N個の賞価値を夫々付与するように構成し、上記第1の
入賞口に入賞した打球を1個宛検出して記憶手段に記憶
させる入賞記憶処理手段と、上記第1の入賞口及び第2
の入賞口に入賞した打球を1個宛検出する入賞検出処理
手段と、該入賞検出処理手段からの検出出力と上記記憶
手段の記憶出力とが有ることに基づき、上記第1の入賞
口に関わるM個の賞価値を優先して付与する賞価値優先
付与手段とを具備するように構成したので、各入賞口に
対する夫々の賞価値を付与する場合に、記憶手段の記憶
出力がある方を優先して付与することができるようにな
り、一つの付与手段で各賞価値の付与に対応できるため
夫々の賞価値毎に付与手段を個別に設ける必要がなくな
り、遊技機の部品点数を低減して裏機構盤の構成を簡素
化できるという実用的な効果がある。また、遊技機の裏
機構盤における部品点数の低減により遊技機の製造コス
トを削減することが可能である。また、各入賞口毎に入
賞検出器を設ける必要がなくなり、入賞検出器自体の数
量を減らすことができるためコストの低廉化に貢献で
き、さらに、入賞検出器に接続される配線の処理も簡素
化でき、また構造の簡易化に伴って付与制御も合理化で
きるため、故障の発生率を低く抑えることが可能となる
という効果がある。さらに、賞価値の付与手段や入賞検
出器の個数を減らすことができるため、遊技機製造工場
における組立作業や配線作業の作業負担を軽減して遊技
機の一層のコストダウンを図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用される遊技機の裏機構盤全体の一
実施例を示す背面図である。 【図2】本発明が適用される遊技機の前面の構成例を示
す正面図である。 【図3】遊技部が構成されている遊技盤の裏面の構成例
を示す背面図である。 【図4】予備球の貯留タンク、案内樋及び賞品球排出装
置の構成例を示す斜視図である。 【図5】賞品球排出装置の構成例を示す斜視図である。 【図6】その賞品球排出装置の流下経路の断面状態を示
す斜視図である。 【図7】賞品球排出装置の作用を示す作用説明図であ
る。 【図8】入賞球処理装置の構成例を示す斜視図である。 【図9】その入賞球処理装置の作用を示す作用説明図で
ある。 【図10】同じく入賞球処理装置の作用を示す作用説明
図である。 【図11】遊技機の制御システムの一例を示すブロック
図である。 【図12】CPUによる入賞球検出処理及び賞品球排出
処理の手順の一例を示すフローチャートである。 【図13】CPUによる入賞球検出処理及び賞品球排出
処理の手順の一例を示すフローチャートで、図12のフ
ローチャートの符号Dの続きを示す。 【図14】CPUによる入賞球検出処理及び賞品球排出
処理の手順の一例を示すフローチャートで、図12のフ
ローチャートの符号Bの続きを示す。 【図15】CPUによる入賞球検出処理及び賞品球排出
処理の手順の一例を示すフローチャートで、図12のフ
ローチャートの符号Aの続きを示す。 【図16】本発明が適用される遊技機の裏機構盤の第2
の実施例を示す背面図である。 【図17】図16におけるX−X線に沿った断面図であ
る。 【図18】第2の実施例におけるCPUによる入賞球検
出処理及び賞品球排出処理の手順の一例を示すフローチ
ャートである。 【図19】第2の実施例におけるCPUによる入賞球検
出処理及び賞品球排出処理の手順の一例を示すフローチ
ャートで、図18のフローチャートの符号Eの続きを示
す。 【図20】第2の実施例におけるCPUによる入賞球検
出処理及び賞品球排出処理の手順の一例を示すフローチ
ャートで、図18のフローチャートの符号Bの続きを示
す。 【図21】第2の実施例におけるCPUによる入賞球検
出処理及び賞品球排出処理の手順の一例を示すフローチ
ャートで、図18のフローチャートの符号Aの続きを示
すものである。 【符号の説明】 1 裏機構盤 2 貯留タンク 10A 案内棚 20 賞品球排出装置 40 入賞球処理装置 91 入賞球検出器(セーフセンサ1) 94 特定入賞検出器(セーフセンサ2) 100 遊技盤 105 変動入賞装置 107,108 特定入賞口(第1の入賞口) 200 制御装置(排出制御回路) 210 遊技内容制御装置(遊技制御回路) 200’ CPU

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技領域に第1の入賞口及び第2の入賞口を設け、
    第1の入賞口に対してM個の賞価値を、第2の入賞口に
    対してN個の賞価値を夫々付与するように構成した遊技
    機において、 上記第1の入賞口に入賞した打球を1個宛検出して記憶
    手段に記憶させる入賞記憶処理手段と、 上記第1の入賞口及び第2の入賞口に入賞した打球を1
    個宛検出する入賞検出処理手段と、 上記入賞検出処理手段からの検出出力と上記記憶手段の
    記憶出力とが有ることに基づき、上記第1の入賞口に関
    わるM個の賞価値を優先して付与する賞価値優先付与手
    段と、 を具備したことを特徴とする遊技機。 2.上記賞価値は、賞品球排出装置から排出される賞品
    球の付与であることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
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