JPH074446B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH074446B2
JPH074446B2 JP16909786A JP16909786A JPH074446B2 JP H074446 B2 JPH074446 B2 JP H074446B2 JP 16909786 A JP16909786 A JP 16909786A JP 16909786 A JP16909786 A JP 16909786A JP H074446 B2 JPH074446 B2 JP H074446B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフイア
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ガイドレールで囲まれた遊技領域内に打ち
込まれた遊技球が所定の入賞領域に入賞することによ
り、遊技者に特別の利益を与えるようにされたパチンコ
遊技機に利用して有効な技術に関し、特に遊技領域内に
設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞によって特別
の遊技状態へ移行するようにされたパチンコ遊技機に利
用して有効な技術に関する。
[従来技術] パチンコ遊技機においては、遊技内容に変化を加えると
ともに、遊技客へのサービスの向上を図かるため、いわ
ゆる役物(やくもの)と呼ばれる種々の電動入賞装置
(以下電動やく物と称する)が開発されている。例え
ば、遊技部に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞
によって起動され、比較的発生率は低いがいわゆる大当
りと呼ばれる特定の表示態様に一致すると変動入賞装置
の入賞口が大きく開放されて急激に入賞率が向上される
特別遊技状態を形成させる補助遊技装置等を備えたパチ
ンコ遊技機が提案されている。
また、内部に特別入賞領域と一般入賞領域とを有し、通
常は一対の可動翼片で遊技部と非連通状態にされている
が、遊技部に設けられた特定入賞口への遊技球の入賞に
よって上記可動翼片が一回または二回開閉動作されて遊
技部と連通され、このとき飛び込んだ遊技球が内部の2
種類の入賞領域のうち特別入賞領域に入賞すると、上記
可動翼片が所定回数(例えば18回)だけ連続して開閉動
作され、入賞率が大幅に増大される特別遊技状態を発生
するようにされた補助遊技装置もある。
さらに、非常に入賞確率が低く設定された特別入賞口に
入賞すること(第1条件)により特別遊技の権利を発生
させ、この権利発生中に特定入賞口へ入賞すること(第
2条件)により、変動入賞装置を開放させるようにした
パチンコ遊技機も提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような補助遊技装置を備えた第1
と第2の形式のパチンコ遊技機においては、遊技客が最
終目的とするところの特別遊技状態を発生させるには、
先ずそのチャンスを与える補助遊技装置を起動させるた
めの条件となる特定入賞口への遊技球の入賞がなくては
ならない。
この場合、特定入賞口への入賞により補助遊技装置が動
作されても、入賞率が大幅に向上される特別遊技状態の
発生が必ずしも約束されるものでなく、偶然性がかなり
高い。しかしながら、それにしてもチャンスを得るには
先ずもって特定入賞口への入賞がなければならない。そ
のため、この種のパチンコ遊技機において遊技客が最も
望むのは、特定入賞口への遊技球の入賞頻度が高いこと
である。
しかるに、従来のパチンコ遊技機では、補助遊技装置の
起動の条件となる特定入賞口へ入賞した遊技球に対して
も、他の入賞領域への遊技球の入賞と同数の賞品球を与
えるように構成されていた。
そのため、パチンコ店が遊技客の要望に応えて特定入賞
口へ遊技球が入賞し易くなるように障害釘等を調整する
と、必然的にそれだけ遊技客に払い出される賞品球が多
くなる。従って、その上なお多量の賞品球の払出しが行
なわれる特別遊技状態が発生すると、回収球数よりも賞
品球数の方が多くなってしまいパチンコ店の経営が困難
になるという問題点があった。
また、前述した第3の形式の遊技機においては、第1条
件たる特別入賞口への再度の入賞により特別権利が消滅
するように構成されるため、第2条件たる特定入賞口へ
の入賞率を低くすると特別遊技の進行が遅くなり、かつ
権利消滅に対する不安が大きくなって遊技の興趣が低下
すると共に、特定入賞口への入賞率を高くすると遊技店
の利益が減少するという問題点があった。
[発明の目的] この発明の目的は、補助遊技装置の起動の条件となる特
定入賞口への遊技球の入賞確率が高くなるように調整し
てもパチンコ店の経営が成り立つとともに、遊技客にと
っては補助遊技装置の動作回数が多くなることにより特
別遊技状態の発生に対する期待感を高め、遊技を一層面
白くさせることができるようなパチンコ遊技機を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] そこでこの発明は、遊技部内に設けられた入賞口をそこ
への入賞により排出される賞品球の数に応じて分類し、
入賞口の種類ごとに入賞球を検出する副入賞球検出器と
これにより検出された入賞球の数を記憶する入賞記憶手
段を設けるとともに、すべての入賞球を集合させる集合
樋と集合された入賞球を検出する入賞球検出器を設け、
さらに電気的駆動源を有し任意の数の賞品球を排出可能
な賞品球排出装置を設け、上記入賞記憶および入賞球検
出器からの検出信号に基づいて賞品球排出装置を制御
し、入賞口に応じた数の賞品球を排出させるようにし
た。
[実施例] 第2図は、本発明が適用されるパチンコ遊技機の前面の
構成例を示すもので、遊技盤100の前面には、下部の操
作ダイヤル101により駆動される打球発射装置102によっ
て発射された打球を遊技盤100の上方部まで案内するガ
イドレール103が配設され、遊技盤1前面のガイドレー
ル103とガラス板とによって囲まれた空間に遊技領域が
構成されている。そして、この遊技領域の中央には、補
助遊技装置としての可変表示装置104が、またその下方
には通常は遊技領域の一部を成しているが、可変表示装
置104における特定態様の発生により入賞領域に変換す
る変動入賞装置105が設けられている。
上記可変表示装置104の両側方には、それぞれ第1の特
定入賞口107が、また、上記可変表示装置104と変動入賞
装置105との間には第2の特定入賞口108が設けてある。
このうち第1の特定入賞口107は、本実施例では、遊技
盤1を貫通する凹部を有するいわゆる飛込み型入賞装置
からなり、その凹部をもって特定入賞口107としてい
る。この貫通凹部の開口すなわち遊技盤面と同一面に存
する特定入賞口107は、前面から見て、球の直径の約2
倍程度の径を有する半円筒状をなすように形成されてお
り、その底部の奥には入賞球の導出穴(図示せず)が設
けてある。第2の特定入賞口108は遊技領域内に上向き
に開口した入賞チャッカーと呼ばれる入賞具からなる。
可変表示装置104の上方には、いわゆる“天”“天の
左”“天の右”の3つの入賞口を有する入賞具106が設
けられている。また、第1の特定入賞口107の斜め下方
外側には、それぞれチューリップ式打球入賞装置109が
配置されている。
また、遊技盤1の下部には、上方から落下してくる途中
で上記各入賞領域106,107,108,108等に入賞できなかっ
た打球を遊技盤の後方へ回収するアウト穴110が設けら
れている。さらに、遊技盤100の表面の適宜位置には、
上方より落下してくる打球の方向を無作為に変更させる
多数の障害釘111や打球の流下速度および方向を制御す
る転動誘導部材112が遊技領域の縦中心線に対してほぼ
対称的に設けられている。
遊技盤100の中心両側部には、可変表示装置104の可変表
示動作停止により特定態様が発生したときなどに点滅あ
るいは点灯される表示装置121が設けられている。ま
た、遊技盤100の上部には、天の入賞口106やチューリッ
プ式打球入賞装置109等の入賞口へ打球が入賞したとき
に一時的に点灯される賞球ランプ122や所定数の入賞球
がすべて払い出されたとき遊技の終了を報知する完了ラ
ンプ123および賞品球排出装置により一回に排出される
べき賞品球数を表示する賞球数表示器124が配設されて
いる。この賞球数表示器124は、一対のセグメント型表
示器からなり、一方は例えば「13」のような通常排出時
の2ケタの賞品球数(11〜15個)の表示を行なえ、他方
は例えば「5」のような特定入賞球に対し排出される少
ない個数の賞品球数の表示を行なえるようにしてある。
さらに、上記構成の遊技盤1を保持するパチンコ遊技機
の保持枠113の上部には、打球発射装置の操作ダイヤル1
01を操作したときに点灯させるパイロットランプ125お
よび遊技客による不正がなされたり、賞品球排出装置に
おける不良動作時に点灯される不良警告表示器126が設
けられている。また、保持枠113の下部に取り付けられ
た開閉パネル114には、打球発射装置に供給される打球
を保留する供給皿115が取り付けられ、その下方には供
給皿から溢れた賞品球を貯留するための受皿116が設け
られている。上記保持枠113の側部(図では左側)に
は、特定入賞口への入賞によって駆動された可変表示装
置104を停止させるための可変表示停止手段117が設けら
れている。
上記のごとく構成されたパチンコ遊技機は、打球発射装
置102によって遊技領域内に打ち込まれた打球が特定入
賞口107または108に入賞すると、可変表示装置104の表
示手段が駆動され、4つの表示窓に各々表示されている
数字がそれぞれ変化される。そして、遊技者が保持枠11
3に設けられている可変表示停止手段117を押すか、タイ
マによって設定された時間が経過することによって可変
表示が停止され、そのとき表示されている数字が所定の
組合せに一致することによって特定態様が発生される。
特定態様が発生すると、変動入賞装置105が開状態に変
換されてそこへの入賞確率がゼロから非常に高い状態
(特別遊技状態)に移行される。その結果、比較的短い
時間内に多数の入賞球が発生し、多くの賞品球が遊技者
に与えられるようになる。
変動入賞装置105は、両側部にそれぞれ一般入賞口105a
を有しているとともに、特定態様発生時に開成される受
口内には一般入賞領域と特別条件構成領域とを有する。
そして、変動入賞装置105の背部には、受口に入賞した
打球を検出する入賞検出器とともに、上記特別条件構成
領域に入賞した打球を検出する特別条件検出器が設けら
れており、受口が開いている間に、特別条件構成領域に
打球が入賞すると再び受口が開成され、これを最高10回
繰り返すことにより、大当りと呼ばれる特別遊技状態が
終了するようになっている。受口は一度開成されると、
一定時間(例えば30秒)または所定入賞球数(10個)に
達するまで連続して開かれるようにされている。
第1図は、第2図に示すような構成のパチンコ遊技機に
本発明を適用した場合の裏機構の構成の一実施例を示
す。
裏機構盤1の上部には予備球の貯留タンク2が配設さ
れ、この貯留タンク2の一端には内部の予備球を自作用
的に整列させて誘導する案内樋11が接続されている。案
内樋11は2条の通路を有してゆるやかに傾斜され、かつ
途中に振り子式の球ナラシ3と押圧式の球ナラシ4とが
設けられており、これによって、予備球は案内樋11を流
下する間に2列に整列される。
そして、上記案内樋11の流下端部に、ストッパ式の賞品
球排出装置20が、配設してある。パチンコ遊技機の前面
の遊技盤内に設けられた入賞口へ入賞した打球が、裏面
に回収されて集合棚10によって一箇所に集められ、入賞
球処理装置40によって一個ずつ分離されて入賞球検出器
91によって検出され、その結果排出指令信号が形成され
る。すると、賞品球排出装置20が一回だけ作動されて所
定数(例えば13個)の賞品球が排出される。入賞球処理
装置40によって分離、検出された入賞球は導出樋12を通
って遊技機後方の回収樋(図示省略)に排出される。賞
品球排出装置20による賞品球排出が終了すると、その排
出終了信号を受けて入賞球処理装置40が次の入賞球の分
離、検出を行なう。
一方、賞品球排出装置20によって排出された賞品球は、
賞品球導出樋13を通って供給口118より遊技機前面の供
給皿115(第2図参照)に流出される。供給皿115が一杯
になると、賞品球は分流樋15を通って遊技機前面下方の
受け皿116に排出される。受け皿116が一杯になると、分
流樋15の途中に設けられたオーバフロー検出器92によっ
て検出され、例えば打球発射装置102の駆動を停止させ
るようになっているとともに、オーバフロー検出器92に
よって受け皿のオーバフロー状態が検出されたときこれ
を遊技者に報知するため、オーバフロー表示器127が遊
技機の前面に設けられている。
93は貯留タンク2内に予備球がなくなったとき、これを
検出するための球不足検出器である。
また、上記賞品球排出装置20の下方には、賞品球導出樋
13と並行して球抜き樋16が設けられ、球抜き樋16の入口
すなわち賞品球導出樋13との分岐点には、切替えゲート
を有する球抜き装置60が配設されている。この球抜き装
置60は、遊技機の保持枠113の前面に形成された操作穴1
19より、ピンもしくはワイヤのような工具を挿入するこ
とによってゲートを作動させることができるようになっ
ている。そして切替えゲートが球抜き樋16側に切り換え
られると、球抜きスイッチ84がオンされるようになって
いる。
従来の球鞘ケースを用いたパチンコ遊技機では、球抜き
用のゲートが賞品球排出装置20の上流側に配設されてい
たので、球抜きを行なっても途中に球が残ってしまった
が、この実施例では球抜き装置60が賞品球排出装置20の
下流側にあるので、すべての球を抜くことができ、パチ
ンコ店のデータの集計が正確に行なえる。
球抜き樋16の下端は、アウト穴110より回収されたアウ
ト球を誘導するアウト球導出樋17と合流され、パチンコ
店の島設備下方に配設された回収樋(図示省略)に向か
って回収球を流出するようになっている。
さらに、裏機構盤1には、上記賞品球排出装置20やオー
バフロー検出器92からの検出信号による打球発射停止、
各種表示装置の駆動などパチンコ遊技機全体の電気的な
制御を行なうための制御装置200及び遊技盤前面の各種
変動入賞装置や可変表示型補助遊技装置等に内蔵された
検出器からの信号に基づいてそれらの遊技動作を制御す
る遊技内容制御装置210が設けられている。
上記制御装置200と遊技内容制御装置210とによって、特
許請求の範囲における制御手段が構成される。
制御装置200の外面には、賞品球排出装置20における一
回の排出動作に伴う排出球数を設定するため、ディップ
スイッチ等からなる賞球数設定器80,81,82が取り付けら
れている。この賞球数設定器80〜82により、遊技盤の種
類に応じて賞品球数の設定を行なえるとともに、特定入
賞球に対する賞品球数の設定をも行なえるようになって
いる。また、裏機構盤1の上部には、打止め時や故障時
に、賞品球排出装置20を作動させることなく集合棚10上
の入賞球を排出させるためのマニュアルスイッチ(以下
記憶排出スイッチと称する)83が設けられている。この
記憶排出スイッチ83は、後述の賞品球排出装置20内の排
出センサ25に代わって、擬似排出終了信号を与えるもの
である。
さらに、この実施例では、特定入賞口107および108に入
賞した打球を、他の一般入賞口106や109などに入賞した
打球と区別して検出できるようにするため、特定入賞球
集合樋18が設けられており、左右の特定入賞口107に入
賞した打球はそれぞれ誘導樋19a,19bによって特定入賞
球集合樋18上に流下される。また、特定入賞口108へ入
賞した打球は直接上記特定入賞球集合樋18上に流出され
るようになっている。そして、この特定入賞球集合樋18
の流出部18aには特定入賞検出器94が配設され、流出部1
8aの下端は、前記集合樋10の上方に開口されている。つ
まり、特定入賞球集合樋18によって集合され、副入賞球
検出器としての特定入賞検出器94により検出された入賞
球は集合樋10上に流下して、他の一般入賞口へ入賞した
打球と共に入賞球処理装置40へ誘導されて一個ずつ分離
され、内部に設けられた入賞球検出器91によって検出さ
れるようになっている。
第3図には、裏機構盤における上記特定入賞球集合樋18
と集合樋10との関係を示す詳細図が示されている。集合
樋10は、少なくとも玉一個分の間隔を有して、遊技盤10
0の裏面を覆うように取り付けられており、左右両端に
は側壁が、また下部には中央に向かってゆるやかに下り
傾斜した案内棚10aが形成されている。案内棚10aの終端
に入賞球処理装置40(第1図参照)が揺動可能に配設さ
れ、案内棚71aによって誘導されて来た入賞球を一個ず
つ分離する。
図中、斜線(ハッチング)で示されている部分1A〜1M
は、遊技盤100を貫通するように形成された貫通孔であ
る。このうち貫通孔1A〜1Cは、遊技盤1の前面に設けら
れた天の入賞具106内の3つの入賞口に対応して設けら
れた入賞球の玉出口であり、貫通孔1D,1Eは第1特定入
賞口107に、また貫通孔1Fは第2特定入賞口108に、さら
に、貫通孔1G,1Hはチューリップ式入賞装置109に各々対
応して設けられた玉出口である。
貫通孔1Iは、アウト穴110を構成する玉出口であり、ま
た貫通孔1Jと1Kは、賞球ランプ21と完了ランプ24を取り
付けるために設けられた取付孔である。
比較的面積の大きな貫通孔1Lと1Mは、それぞれ可変表示
装置104および変動入賞装置105を取り付けるために設け
られた取付孔である。
そして、遊技盤100の裏面には玉出口1A〜1Cにより流出
した入賞球を集合樋10の側方へ誘導する一対の入賞球導
出樋19c,19dが配設されている。入賞球導出樋19c,19bに
よって誘導された入賞球は、入賞装置109へ入賞し貫通
孔1G,1Hより流出した入賞球および変動入賞装置105へ入
賞した遊技球とともに、上記案内棚10a上へ流下され、
入賞球処理装置40まで誘導される。
また、一対の第1特定入賞口107に対応してそれぞれ遊
技盤の裏面には、入賞球導出樋19aと19dが配設されてい
る。入賞球導出樋19aと19bにより誘導された入賞球は、
第2特定入賞口108の玉出口1Fに対応してそこから流出
する入賞球を一側方へ誘導すべく設けられた特定入賞球
集合樋18上に流下されるようになっている。この特定入
賞球集合樋18の一側に垂直に設けられた流出部18aの途
中には、特定入賞検出器94が取り付けられ、玉出口1D,1
Eおよび1Fから流出した特定入賞球を検出するようにな
っている。なお、95で示されているのが前述した変動入
賞装置105の受口に入賞したすべての遊技球を検出する
入賞検出器で、96で示されているのが、受口内の特別条
件構成領域に入賞した球を検出する特別条件検出器であ
る。上記特定入賞球集合樋18は、変動入賞装置105の背
部に取り付けられるとともに、この特定入賞球集合樋18
の上記流出部18aと反対側の一側に変動入賞装置105の駆
動源(ソレノイド)105bが固定されている。
第4図に、予備球の貯留タンク2と案内樋11および賞品
球排出装置20の構造とその接続状態を示す。
貯留タンク2は、裏機構盤1の上部に形成された収納凹
部に載置されるようにして取付けられる。図示しないが
貯留タンク2の底壁の一端(図では左端)には開口部が
形成され、この開口部に臨むように案内樋11が取り付け
られる。案内樋11の底壁には踏板が回動可能に配設さ
れ、貯留タンク2内に予備球がなくなると踏板が上昇す
る。これを球不足検出器93が検出して球補給要求信号を
形成する。
案内樋11の途中には分流壁11aが設けられ、流下する球
を2条に分離、整列させる。球ナラシ3は案内樋11の上
部に形成された指示部11bに、ピン3aにて垂下され、案
内樋11上を上下に重なり合って流下して来る球をくずし
て整列させる。球ナラシ4は、案内樋11の両側に固定さ
れた支持片4aに、ピン4bにて回動可能に支承され、案内
樋11上を流下する球の重なりを防止する。
さらに、上記案内樋11の途中、望ましくは賞品球排出装
置20の直前には、ピン4bを支点として回動可能な流下制
御部材7が設けてある。この流下制御部材7の先端折曲
片は2つに分割され、図中破線イのように回動されたと
き各折曲片7c,7dが、2条の誘導経路に対応して案内樋1
1の上壁に形成された長孔11c,11d内に進入することによ
り、案内樋11内の球の流下を阻止し、賞品球排出装置20
への供給を手動により中断できるようになっている。
これによって、賞品球排出装置20の保守点検や故障した
場合の交換作業を容易に行うことができるようになる。
また、上記流下制御部材7の一側には側方へ向かって操
作片7bを突設し、手動による流下制御部材7の回動を容
易に行えるようにしてある。さらに、この操作片7bと案
内樋11の側壁に設けたピン8との間にはスプリング9が
張架され、このスプリング9によって流下制御部材7の
状態を安定に保持できるようになっている。
そして、上記案内樋11の流下端部に、流下経路30を一体
的に有する賞品球排出装置20が配設される。この場合、
案内樋11の流下端部の樋側面に係止片11eを設け、また
賞品球排出装置側の流下経路30の始端上部及び下部に前
方へ突出するガイド片30aを設け、このガイド片30aと係
止片11eとによって、案内樋11と流下経路30とを接続で
きるようにしてある。
第5図〜第7図に、賞品球排出装置20の詳細を示す。賞
品球排出装置20は、流下経路30とこの流下経路30内に進
入して球の流下を制御する流下阻止部材22およびその駆
動手段たるソレノイド21が一体的に結合されてなる。
上記流下経路30は、ゆるやかに傾斜した整列樋31と、こ
の整列樋31の流下端部から略垂直下方に延設された調流
樋33と、整列樋31と調流樋33との接続部にあって流下す
る球を約90度方向転換せしめる調整部32と、上記調流樋
33の下端から約45度斜め下方に向かって延設された誘導
樋34と、この誘導樋34の終端から略垂直下方に延設され
た排出樋35とにより構成されている。
誘導樋34と排出樋35の境界部近傍には、流下経路30の外
側壁から一対の支持片36が突出され、この支持片36間に
は、支軸24が横架されている。
また、流下経路30は案内樋11に対応して2条形成されて
おり、2条の流下経路30に対応して、一対の扇状の流下
阻止部材22が上記支軸24を中心として回転自在に装着さ
れている。流下阻止部材22に対応してソレノイド21も一
対設けられている。そして、この流下阻止部材22の先端
部が、上記流下経路30の内壁部に設けられたスリットよ
り進入し、上記誘導樋34内に突出されている。上記流下
阻止部材22の先端後部は、リンク部材23を介して上記ソ
レノイド21のプランジャ21aの先端部に連結されてお
り、プランジャ21aの伸縮に伴なって流下阻止部材22が
支軸24の回りに往復回動され、先端部が誘導樋34内に進
入したり、後退したりするようになっている。これによ
って、球の流下を許容したり阻止したりして、所定数の
排出を行なう。
また、誘導樋34の側壁は外部に膨出されて、収納部37が
形成され、この収納部37には透過型光センサからなる排
出球検出器25が挿入されている。
なお、上記ソレノイド21の上方には、上記ソレノイド21
や排出球検出器25から引き出されたリード線を一箇所に
集中させ、かつ上記制御装置200と接続するための配線
を前方から一括して接続できるようにするためのコネク
タ26が配設されている。そして、上記流下経路30の下端
に、賞品球導出樋13の始端に形成された係合部13aが係
合されて接続が行なわれる。
さらに、流下経路30の入口部の整列樋31の底面には、第
6図に示すごとく、金属板のような導電性シート38が貼
付され、この導電性シート38の一端はフレーム等に接地
されている。これによって、流下球に帯電されていた静
電気を逃して、排出球検出器25の静電破壊を防止するこ
とができる。すなわち、検出器としてマイクロスイッチ
のような機械式のものを使用する方法も考えられるが、
マイクロスイッチは復帰動作が遅いため連続して球が流
下してくるとオン状態になりっぱなしになるおそれがあ
ると共に、チャタリングを起こし易い。また、長期間の
使用により接点不良も生じやすい。そのため、マイクロ
スイッチは賞品球排出装置のように連続した球の検出を
行なう検出器としては適していない。そこで、上記実施
例では、排出球検出器25として光センサを使用してい
る。しかしながら、光センサはICで形成されているため
静電気に弱く、しかも排出球は案内樋11内を流下してく
る間に、樋との摩擦で静電気を帯び、この静電気によっ
てセンサが破損され易くなるという不都合がある。その
不都合を、上記実施例は整列樋31の底面に貼付した導電
性シート38で放電して回避するものである。また、導電
性シート38の材料を選択することにより球と樋との摩擦
力を減らして、球の流れを円滑にさせることもできる。
さらに、上記賞品球排出装置20の流下経路を構成する整
流樋31の上壁及び調流樋33の外壁には、第4図に示すよ
うにそれぞれスリット31a及び33aを設けてある。これに
よって、流下経路に異物等が侵入して賞品球排出装置20
内で球詰まりを起こしたり、円滑な流下が阻害されたよ
うな場合に、このスリット31aまたは33aよりピンなどの
工具を挿入して異物を除去することができる等、メイン
テナンスが容易となる。上記スリット31a及び33aには、
スリットと略同じ大きさの段部39aを有する蓋部材39を
係合させて、ビス等に固定して閉塞するようにしてあ
る。
次に上記のごとく構成された流下経路30と賞品球排出装
置20の作用を第7図を用いて詳細に説明する。
上記賞品球排出装置20は、流下阻止部材22が第6図に実
線で示すごとく誘導路34内に進入している状態では、流
下経路30内に整列されたパチンコ球Bは、最先端の球B1
が流下阻止部材22の外周面に接触することで停止されて
いる。このとき、誘導樋34内に2個の球B1,B2が、ま
た、調流樋33内に3個の球B3,B4,B5が収納されるよう
に、誘導樋34と調流樋33の寸法が各々決定されている。
しかも、調流樋33内の最上方の球B5は、整列樋31内の球
B6,B7‥‥に押されて、テーパ状の調整部32に当接され
るようになっている。調整部32に向かって押圧されるこ
とにより球B5は調整部32から反発力を受けて、その反発
力は球B5およびその下方の球B4,B3‥‥に伝わり、それ
らを下方へ押し上げるように作用する。その結果、流下
阻止部材22が第7図に破線Cで示すごとく誘導樋34内か
ら後退されたとき、調整部32からの反発力および球の自
重によって、調流樋33および誘導樋34内の球B1〜B5は速
やかに流下し始めるようになる。
球B1〜B5が流下すると整列樋31内の球B6,B7‥‥がこれ
に続いて流下を開始する。そして、整列樋31の出口で先
ず調整部32に衝突して流下速度を減じられ、かつ流下方
向が水平方向から垂直方向へ略90°変換され、調流部33
に入る。そこでは自重による加速が行なわれるため、調
整部32で減速される後続の球との間に球間隔が確保され
るようになる。そのため、例えば球B7を検出した時点で
ソレノイド21を消磁したとき、流下阻止部材22の動作に
遅れがあっても球B7が通過する前に、流下を阻止してや
ることができるようになる。このように球間隔を大きく
することにより、流下阻止部材の制御が容易となる。た
だし、B7を検出してソレノイド21をオフしたときに排出
される賞品球は6個である。
さらに、上記流下経路30は、流下阻止部材22によって球
の流下が阻止されている状態で調流樋32の最上方に位置
する球B5の中心O5が、整列樋31内に整列している球B6,B
7‥‥の中心O6,O7‥‥を結ぶ中心線の延長線より下方に
位置されるように、誘導樋34および調流樋33の寸法が決
定されている。
そのため、待機中の球B6,B7‥‥からB5へ伝わる圧力は
球B5を押し下げるような分力を生じる。これによって、
流下阻止部材22が後退したときに、調流樋33最上方の球
B5が後続の球B6と調流樋33の外側壁33aとの間にはさま
れて、球B1〜B4の流下に追従して流下しようとするのを
妨げられることがない。
誘導樋34の途中の設けられている排出球検出器25は、そ
の検出光軸Fが樋内を流下する球の中心から少し外れた
位置に来るように配設されている。検出光軸Fが球の中
心を通るように位置決めされていると複数個の球が連続
して流下して来た場合、検出信号のパルス間隔が狭くな
って正確な計数が行えなくなるおそれがある。しかるに
この実施例では、上記のごとく、検出光軸Fを球の中心
からずらしたことにより、正確な計数が可能となる。
また、扇形をなす流下阻止部材22の回転面が流下する球
の中心の流下軌跡と一致するように流下阻止部材22が取
付けられ、誘導樋34の上方から下方に向かって樋内に進
入するように移動されて、流下する球を停止させるよう
になっている。そのため、流下する球が停止するとき流
下阻止部材22に働く衝撃力を、流下阻止部材22の回転範
囲を制限するストッパ部(例えば流下阻止部材22が進入
する誘導樋34のスリット端部)で受け止めることができ
るので、容易に停止時に働く衝撃に耐える強度を持たせ
ることができる。
しかも、最下端の球B1は扇形の流下阻止部材22の外周面
に接触して停止されるため、最下端の球B1が流下阻止部
材22の外周面と誘導樋34の壁面との間に食い込むような
形で停止されても、流下阻止部材22が後退される時には
その外周面で球B1を回転させるようにしながら離れてい
く。そのため、比較的小さな力で流下阻止部材22を後退
させることができ、流下阻止部材22と誘導樋34の壁面と
の間に球が挟まれて動かなくなるようなことがなくな
る。
さらに、流下阻止部材22の回転中心と誘導樋34内の最下
端の球B1の中心O1とを結ぶ線が水平になるように配設さ
れている。そのため、流下阻止部材22の端部が球B1の外
周からはずれると直ぐに球B1が流下可能になり、流下阻
止部材22の回転に伴って球B1が少しずり下がってから阻
止力が外され、流下を開始するようになことがない。
また、上記実施例において、調流樋33と誘導樋34とのな
す角度αは0〜90°の範囲にあればよいが、45°前後に
設定してやると、調流樋33内で加速された流下球のスピ
ードを大きく減速させることがなく、しかも停止時に流
下阻止部材22にかかる負荷を軽減させることができる。
さらに、上記実施例では、流下阻止部材22によって球の
流下が阻止されている状態で、流下阻止部材22と誘導樋
34内の最下端の球B1との接触点から球の直径分だけ離さ
れた点を通る鉛直線Gと排出樋35の壁面35aとの距離d
が球の半径rよりも小さく、かつr−rcosαよりも大き
くなる(r−rcosα<d<r)ように誘導樋34の終端34
aの位置が決定されている。これによって、流下阻止部
材22が誘導樋34内に進入して球の流下を阻止する際に、
最後に排出される球が流下阻止部材22の端面22aで後押
しされるようにして排出されたとき、誘導樋34の終端34
aまで来ると排出樋35内に流下して流下阻止部材22から
逃げることができる。そのため、最終排出球がいつまで
も誘導樋35内に残って、流下阻止部材22が進入するとき
の妨げとならず、迅速な排出の停止が可能となる。
第8図に前記入賞球処理装置40の一実施例の詳細を示
す。
裏機構盤1の裏面に設けられた集合棚10は中央に向かっ
て下り傾斜され、中央に流路変換部10Cが設けられてい
る。この流路変換部10Cは、左右の集合棚10A,10Bに段差
を生ぜしめる垂直壁10aと、この垂直壁10aに固定され右
側の集合棚10Aより流下してきた入賞球を前方へ方向転
換せしめるべく前端が円弧状に形成されてなる誘導片10
bと、誘導片10bの下方の集合棚10Aの終端部にて前方へ
緩やかに下り傾斜するように形成されたテーパ部10cと
により構成されている。
上記流路変換部10Cに対応して、集合棚10を覆うように
取り付けられるパネルと一体の保持枠41には球一つが通
過可能な流出口41aが形成され、この流入口41aの一側及
び下辺に沿ってL字状の入賞球案内板42が設けられ、流
入した入賞球は90度方向転換せしめられる。
上記入賞球案内板24の側方に位置するように球処理器43
が支軸44によって揺動可能に取り付けられている。この
球処理器43の上記入賞球案内板42に対向する側には、凹
状をなす球受け部43aが形成されていると共に、その反
対側には錘45が取り付けられ、通常状態において錘45の
取付け側がその重みで下がるようになっている。そし
て、反対側の球受け部43aの下辺が上記入賞球案内板42
の下面に当接してそれ以上の回転が阻止され、バランス
が保たれる。この状態で第9図(A)のように入賞球案
内板42上から球受け部43aに入賞球が流下してくると、
球の重みによって球処理器43が時計回り方向へ回転する
ように、錘45の重さが決定されている。流入した球の重
みによって回転した球処理器43は下辺が保持枠41に当接
することにより停止される。
球処理器43には、この停止状態で上記入賞球案内板42に
対向する位置に阻止片43bが突設されている。これによ
って、2以上の入賞球が連続して発生した場合に、2番
目以降の入賞球は第9図(B)のように阻止片43bによ
って流下が阻止されて、入賞球案内板42上で待機させら
れる。また、その取付け位置は制限されないが、例えば
球処理器43の上部に、検知片43cが設けられていると共
に、この検知片43cに対応して保持枠41には、一対の投
光器及び受光器を対向配設してなる光センサのようなセ
ーフセンサ91が取り付けられている。
さらに、上記球処理器43の側方にはソレノイド46が配設
されており、球受け部43aに入賞球が流入することによ
って回動された球処理器43の球受け部下辺に対向する位
置に、上記ソレノイド46のプランジャ46a先端に固着さ
れたストッパ47が臨むようにされている。このソレノイ
ド46は、消磁状態においてプランジャ先端のストッパ47
が、スプリング48によって下方へ引き下げられ、球受け
部43aに保持されて下方の入賞球導出樋12に向かって流
下しようとしている入賞球に当接してその流下を阻止す
るようにされる(第9図(B)参照)。そして、ソレノ
イド46から励磁されるとプランジャ46aが収縮してスト
ッパ47が上昇され、球受け部43a内に保持されていた入
賞球が導出樋12へ向かって流下する。なお、ストッパ47
には操作片47aが突設されており、球詰まりやソレノイ
ドの故障時等において、パチンコ店の係員が手動でスト
ッパ47を移動させて入賞球を排出できるようにされてい
る。
ソレノイド46は例えば賞品球排出装置20における排出終
了信号を受けて作動されるようにされる。ソレノイド46
が励磁されて入賞球が流下させられると、球処理器43が
錘45の重みによって反時計回り方向に回動されて、阻止
片43bが上昇する。そのため連続して発生し入賞球案内
板42上で待機させられていた次の入賞球が球受け部43a
内に流入し、再び球処理器43が時計回り方向に回転され
る。このようにして、上記動作を繰り返すことにより、
短時間に発生した多量の入賞球が速やかに分離検出さ
れ、処理される。
前述したように賞品球排出装置20として、ソレノイドに
よって流下阻止部材22を流下経路30内に進入させたり後
退させたりして賞品球の排出を制御するストッパ式のも
のを使用した場合、単に入賞球導出樋の途中にセーフセ
ンサを取り付けて入賞球を検出し、それを電気的に記憶
しておくことにより、高速の排出制御を行なわせること
も可能である。
これに対し、上記実施例の入賞球処理装置40では、球処
理器43によって入賞球を一個ずつ分離して検出している
ので、前の入賞球と次の入賞球との検出間隔を必要かつ
充分にとれる。そのため、連続して発生した入賞球をよ
り正確に検出することができる。なお、球鞘ケース方式
の賞品球排出装置を用いた従来の遊技機においても入賞
球を一個ずつ分離して賞品球の排出制御を行なっている
が、従来の入賞球処理装置では、分離された入賞球レバ
ーを動かしてその動きで球鞘ケースのストッパを外して
傾動させて排出させ、さらにこの球鞘ケースの傾動を物
理的に球処理器に伝えて、次の入賞球の流下を許容させ
るようになっているため、上記実施例の入賞球処理装置
に比べて応答速度が遅く、短時間に多量に発生する入賞
球の処理には不向きである。
また、上記実施例の入賞球処理装置40では、賞品球排出
装置20における排出終了を確認してからソレノイド46を
作動させて前の入賞球を排出し、次の入賞球の検出に進
むように制御できるので、入賞球が発生したのに賞品球
が払い出されないといったような、遊技客と遊技店との
間で生じるトラブルを防止することができる。つまり、
賞品球の排出がなければ入賞球はストッパのところに残
っているので、そこを見れば遊技客の主張が正しいか否
かすぐに分かる。しかも、入賞球と賞品球の排出が一対
一の関係にあり、排出が停止している間は入賞球の処理
も中断され、かつ未排出に係る入賞球は待機させられて
いるため、停電対策が不要となる。つまり、入賞球を予
め検出してメモリやカウンタに電気的記憶させておくよ
うにすると、停電時に記憶数が消滅されてしまないよう
にするため電池によるバックアップ等の停電対策が必要
であるが、上記実施例の入賞球処理装置を使用するとそ
の必要性がなくなる。
さらに、上記実施例においては、入賞球の検出を、球処
理器43の回動の検出という間接的な方法で行なっている
ため、パチンコ球に帯電した静電気によるセーフセンサ
91の誤動作が防止される。つまり、上記実施例の場合、
入賞球の通過経路にセンサ91を臨ませておくことにより
直接入賞球を検出することも可能であるが、そのように
するとセンサが入賞球に帯電した静電気により誤動作さ
れるおそれがあるが、間接的に検出することによりセン
サの誤動作を防止することができる。
なお、上記実施例では、入賞球処理装置を第8図のごと
く構成したのに対応して、右側の集合棚10Aに傾斜角α
として6〜8°の角度を与え、左側の集合棚10Bには傾
斜角βとして14〜16°の角度を与えて左右の集合棚10A
と10Bを流下する入賞球の速度を異ならしめると共に、
垂直壁10aの高さhを12mm以上に設定している。これに
よって、複数個の入賞球が発生して左右から同時に入賞
球が流下して来ても流路変換部10Cでの球詰まりを未然
に防止できるようになっている。
次に、入賞球検出器91や特定入賞球検出器94からの検出
信号に基づいて、上記賞品球排出装置20を制御して所定
数の賞品球の排出や打球発射装置102等の制御を行う制
御装置200の一実施例について、第10図を用いて説明す
る。
この実施例では、賞品球排出装置20等の制御をCPU(マ
イクロコンピュータ)200′を用いて行なうようになっ
ている。
CPU200′には、前記実施例における賞球数設定器80,81,
82や記憶排出スイッチ83、球抜きスイッチ84、入賞球検
出器91(以下、セーフセンサ1と称する)、オーバフロ
ー検出器92、球不足検出器93、特定入賞検出器94(以
下、セーフセンサ2と称する)からの検出信号が入力さ
れる。賞球数設定器80,81,82が設けられていることによ
り、賞品球数の異なる機種(パチンコ機)を制御できる
とともに、本発明の目的とする特定入賞口とそれ以外の
入賞口への入賞に対する賞品球数の異なる排出制御が可
能となる。
また、CPU200′には、賞品球排出装置20の流下経路30の
途中に設けられた一対の排出球検出器(以下排出センサ
と称する)25からの排出球検出信号が、入力されるよう
になっている。
さらに、CPU200′には、図示しないパチンコ店の集中管
理装置からの打止め指令信号が入力される。
CPU200′は、内部に読出し専用メモリたるROM201および
随時読出し書き込み可能なメモリたるRAM202を有してい
る。このうち、ROM201には、賞品球排出装置20等の制御
を行うためCPU200′が実行すべきプログラムおよびセー
フソレイノド46の駆動時間やウェイト時間(排出間隔)
のような固定データを記憶する。
一方、RAM202は上記排出センサ25からの排出球検出信号
に基づいて、各流下経路30から排出された球の累積数等
を記憶するメモリ領域や各流下経路の排出球数を設定し
たり、ソフトタイマを構成するレジスタ領域およびCPU2
00′の作業領域(ワークエリア)を提供している。
さらに、CPU200′には、ドライバ220を介して、賞品球
排出装置20内の一対のソレノイド(以下排出ソレノイド
と称する)21や入賞球処理装置40内のソレノイド(以下
セーフソレノイドと称する)46、さらに、賞球ランプ12
2、完了ランプ123や賞球数表示器124、パイロットラン
プ125、不良警告表示ランプ126等の表示装置(いずれも
第2図参照)および打球発射装置102などが接続されて
いる。CPU200′はROM201内のプログラムに従って、上記
設定器や各種検出器及びスイッチからの信号に基づいて
賞品球排出装置20や各種表示ランプ、打球発射装置102
などを駆動するようになっている。
CPU200′の主たる処理は、オーバーフロー処理,タンク
処理,球抜き処理,入賞球検出処理,賞品球排出処理で
ある。ただし、処理の手順は、上記順次に限定されず、
いずれの処理から実行するようにしてもよい。上記処理
をタイマ割込みなどにより繰返し実行することによって
パチンコ遊技機の制御が行なわれる。
ここで、オーバーフロー処理は、オーバーフロー検出器
92からの検出信号を検知して、例えば、オーバーフロー
ランプ127を所定の時間(10〜20秒)点灯もしくは点滅
させ、それでもオーバーフロー状態が解除されていない
場合には、打球発射装置102による発射動作を停止させ
ることを内容とする。これによって、賞品球導出樋13内
が賞品球排出装置20の近くまで賞品球で満たされて、排
出動作に悪影響を及ぼすのを回避することができる。
タンク処理は、貯留タンク2が空になって球不足検出器
93がオフされたことを検知すると、例えば、球の補給要
求を集中管理室に送ると共に完了ランプ112を点灯さ
せ、これと同時にもしくはその後賞品球排出装置20内の
排出センサ25の信号に基づいて球無し状態を検知する
と、打球発射装置102を停止させる。球補給要求信号が
集中管理室に送られると、集中管理質からの指令によっ
て、タンク上方の補給装置(図示省略)が作動されて、
貯留タンク2への補給が行なわれる。
球抜き処理は、球抜装置60の切替ゲートが球抜樋16の入
口を開いて賞品球導出樋13の入口を閉鎖する方向に切り
替えられたことを、球抜きスイッチ84からの信号に基づ
いて検知すると、賞品球排出装置20内のソレノイド21を
作動させて、2条の流下経路30を通して連続的に予備球
を排出させて、貯留タンク2を空にするものである。
入賞球検出処理と賞品球排出処理は、相互に関連し複雑
になるので、第11図に詳細な処理手順を示し、以下これ
に基づいて説明する。
電源投入または割込み発生により処理が開始されると、
先ず入賞球を検知する前に、セーフセンサ1,2に対応し
て各々の入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2や各種レ
ジスタおよびフラグ類の初期設定を行なった後(ルーチ
ンR1)、賞球数設定器1,2,3のオン、オフ状態を読み込
んで賞品球排出装置20における各流下経路ごとの一回の
排出球数(以下排出基数と称する)の決定を行なう(ル
ーチンR2)。
前記実施例の遊技機(第1図参照)においては、排出球
数の設定のためディップスイッチからなる賞球数設定器
80,81,82が設けられている。そこで、CPU200′はこれら
のスイッチ80,81,82のオン(“1"),オフ(“0")状態
の組み合わせに応じて、例えば次表のように通常排出時
のソレノイド1側と2側の排出基数1と2を設定すると
共に、特定入賞球に対する小排出時の賞品球数となる排
出基数3を設定する。ここでは、一例として通常排出時
の賞品球数を11個、13個、15個のいずれかに、また小排
出時の賞品球数を3個、5個、7個のいずれかに設定す
る場合が示されている。
上記表1において排出ソレノイド1側とは、2条の流下
経路のうち取付け基板に近い側の経路に設けられたソレ
ノイドを指し、上記表1においては排出ソレノイド1側
の排出基数の方が常に排出ソレノイド2側よりも大きく
なるように設定されている。このような関係に設定して
いるのは、流下経路を2条とした場合、貯留タンク2か
ら案内樋11を通って賞品球排出装置20へ向かって流下す
る球の流れが基板に近い側の流下経路の方が円滑であ
り、遠い側の方は常に球が不足がちになり易いからであ
る。そこで、表1のように常に排出ソレノイド1側の排
出基数を大きくしておくことにより、2条の流下経路に
対する球の供給のバランスを図ることが可能となる。
なお、第3図に示した賞品球排出装置20により、設定さ
れたn個の賞品球を排出させる場合、排出センサ25の取
付け位置の下流側に、流下阻止部材22によって阻止され
ている球が一つあり、排出センサ25が一つ前の球を検出
している状態で次の排出指令を待つことになる。そのた
め、実際の制御では、設定数nよりも「1」少ないn−
1個目の球を排出センサが検出した時点で流下阻止部材
22を作動させるソレノイド21に対する制御信号を変化さ
せてやる必要がある。
上記排出基数設定処理(ルーチンR2)が終了すると、2
秒間のアイドルタイムの経過を待って(ルーチンR3)、
次のルーチンへ進み、セーフセンサ1が一定時間オンさ
れているか否か判定する(ルーチンR4)。ここで、ノオ
(否)と判定されると、次のルーチンR5でセーフセンサ
1の出力の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそ
のままルーチンR7へ進む。一方、上記ルーチンR4とルー
チンR5のいずれかにおいてイエスつまり入賞球有りと判
定されると、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ
1の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR7へ進む。
ルーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立上りがあった
か否か判定し、ノオならばそのままルーチンR9へ進み、
イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2の記憶を
「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進む。
ルーチンR9では処理番号の入るレジスタ内の番号が
「1」になっているか否か判定し、イエスならば符号A
で示される排出球検出処理へジャンプする。しかして、
処理番号レジスタはルーチンR1での初期設定で「0」に
リセットされているため、ルーチンR9での最初の判定で
はノオとなって、次のルーチンR10へ進む。ここでは、
処理番号レジスタ内の番号が「2」であるか否か判定
し、イエスならば符号Bで示される後処理へジャンプす
ることになるが、最初の判定ではルーチンR9と同様にノ
オとなって、ルーチンR11へ進む。
ルーチンR11ではセーフメモリ1の記憶が「0」でない
か判定し、ノオすなわち入賞記憶が「0」のときは上記
ルーチンR5へ戻る。しかして、ルーチンR6で入賞記憶が
インクリメントされてからルーチンR11へ来た場合には
イエスと判定されて、ルーチンR12へ移行する。
ルーチンR12では、セーフメモリ2の記憶が「0」でな
いか判定し、入賞記憶が「0」のときはルーチンR13〜R
16からなる一連の通常排出処理へ移行する。
すなわち、先ずルーチンR13で賞球数表示器124のうち通
常排出数を表示する表示器L1を駆動し、ルーチンR2で設
定した排出基数1と2の合計数を表示させてから、ルー
チンR14で排出レジスタ1に排出基数1(表1参照)
を、またルーチンR15で排出レジスタ2に排出基数2を
それぞれロードする。それから、ルーチンR16で排出ソ
レノイド1と2をオンさせてから、ルーチンR26で処理
番号レジスタ「1」をセットして、ルーチンR5へ復帰す
る。
一方、上記ルーチンR12でイエスつまりセーフメモリ2
の入賞記憶ありと判定すると、ルーチンR17〜R25からな
る小排出処理へ移行する。すなわち、先ずルーチンR17
で小排出フラグに“1"をセットして小排出処理に移った
ことを明記してから、賞球数表示器124のうち小排出数
を表示する表示器L2を駆動してルーチンR2で設定した特
定入賞球に対する賞品球数を表示させる。ここで、前の
排出が通常排出であった場合には、表示器L1を消灯して
から表示器L2を点灯させる。つまり、表示器L1とL2はい
ずれか一方が点灯され、同時に点灯されることはない。
表示器L2点灯後、ルーチンR19へ進んで反転フラグが
“0"になっているか否か判定し、“0"ならばルーチンR2
0へ進み、反転フラグを“1"に変更してから、ルーチンR
21で排出レジスタ1に排出基数3を設定する。しかる
後、ルーチンR22で排出ソレノイド1をオンした後、ル
ーチンR26へ移行して処理番号を1に変更してルーチンR
5へ戻る。
しかして、ルーチンR19で反転フラグが“0"でないと判
定すると、ルーチンR23へ移行して反転フラグを“0"に
変更してから、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ル
ーチンR24)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチ
ンR25)して、ルーチンR26へ進む。
このように小排出処理では、反転フラグの状態(1or0)
に応じて、排出数は同じであるが駆動する排出ソレノイ
ドを変えている。しかも、排出ソレノイドを駆動する度
に反転フラグを変更つまり反転させている。そのため、
賞品球排出装置20内の2条の流下経路30に対応した2つ
の排出ソレノイド1と2が交互に駆動されるようにな
る。その結果、小排出の際に案内樋11内の2条の通路の
一方からのみ賞品球が供給されるのを回避することがで
きる。すなわち、案内樋11内の通路の一方のみ球が頻繁
に流れると入口の近くで球が石垣状に重なって球詰まり
を生じさせ易いが、上記フローに従うとそのような球詰
まりを防止することができる。
ルーチンR26からルーチンR5へ戻ると再び上記処理R5〜R
8を繰り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが
「1」にセットされているため、ルーチンR9でイエスと
判定されて排出球検出処理A(第12図参照)へジャンプ
する。
この排出球検出処理Aでは、先ず排出センサ1の出力の
立上りがあったか否か判定し(ルーチンR31)、ノオな
らばそのままルーチンR35へ進み、排出センサ2の出力
の立上りがあったか否か判定する。しかして、ルーチン
R31でセンサ出力の立上りが検知されるとルーチンR32へ
進み、ここで排出レジスタ1の内容を「1」だけ減算し
てから、次のルーチンR33で排出レジスタ1の値が
「0」になったか否か判定する。ここで、イエスと判定
されると排出ソレノイドをオフさせる(ルーチンR34)
が、排出開始直後はルーチンR33でノオと判定され、ル
ーチンR35へ進む。
ルーチンR35〜38では排出系2について、上記排出系1
に関する処理(ルーチンR31〜R34)と同様の処理を実行
してから、ルーチンR39へ進む。ルーチンR39では、排出
レジスタ1と2の値の和が「0」か否か判定し、ノオす
なち「0」になっていない場合には、ルーチンR5へ復帰
して、再び上記手順を踏む。しかして、ルーチンR39で
イエスつまり賞品球排出装置20において所定数の賞品球
の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進
み、先ずセーフソレノイドをオンさせる。これによって
入賞球処理装置40において次の入賞球の取り込みが可能
となる。セーフソレノイドをオンさせた後は、ルーチン
R42でセーフソレノイド用のタイマ(例えば100ms)を、
またルーチンR43でウェイト時間用のタイマ(例えば600
ms)をそれぞれセットしてから、ルーチンR44で処理番
号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復帰
する。
すると、今度はルーチンR10から後処理Bへジャンプ
し、先ずルーチンR51でセーフタイマがタイムアップし
たか判定し、ノオならばそのまま、またイエスならばセ
ーフソレノイドをオフして(ルーチンR52)から、ルー
チンR53へ進む。ルーチンR53ではウェイトタイマがタイ
ムアップしたか否か判定し、ノオならばそのままルーチ
ンR5へ戻って再び上記処理を繰返し、イエスならばルー
チンR54でセーフメモリの入賞記憶を「1」だけ減算す
る。そして、ルーチンR55で小排出フラグが“1"か否か
判定し、“0"ならそのままルーチンR58へ、また“1"な
ら、ルーチンR56でセーフメモリ2を「1」だけ減算
し、ルーチンR57で小排出フラグを“0"にリセットして
からルーチンR58へ進み、処理番号レジスタを「0」に
リセットしてルーチンR5へ復帰する。
以上説明したように上記実施例においては、特定入賞口
107または108へ入賞し、特定入賞球集合樋18上に流下し
て特定入賞検出器94によって検出された入賞球は、集合
樋10上に流下して入賞球処理装置40に入り、その中で再
び入賞球検出器91によって検出されるようになってい
る。しかして、特定入賞検出器94によって検出された特
定入賞球が入賞球処理装置40に入る前に、それ以前に発
生した一般入賞球があればそれによって賞品球排出装置
20が作動されるときに小排出を優先的に実行させるよう
になっている。このように小排出が通常排出よりも優先
して実行されるようにしておけば、遊技者は特定入賞口
107や108への入賞だから賞品球が少ないと納得すること
ができる。逆に小排出が通常排出よりも優先されておら
ず、特定入賞口への入賞があってからなり時間を経過し
たところで小排出が実行されるようになっていると、小
排出と特定入賞口への入賞との関係が理解しにくいの
で、遊技客は故障により賞品球が少なくなったと勘違い
してトラブルの原因となるおそれがあるが、上記実施例
ではそのような誤認が少くない。しかも、上記実施例で
は遊技盤前面の賞球数表示器124で賞球数の表示を逐次
切り替えて表示するようにしているので、さらに誤認に
よるトラブルの発生が少なくなる。
次に、本発明の第2の実施例を第13図〜第16図を用いて
説明する。
第13図は、第1の実施例の遊技機における裏機構盤の構
成例を示す第1図に対応するもので、第1図の実施例と
異なるものは、特定入賞口107および108へ入賞した打球
を集合させる特定入賞球集合樋18の流下端部が、一般入
賞口106等へ入賞した打球を集合させる集合樋10の内側
に開口されておらず、入賞球処理装置40にて一個ずつ分
離、検出された後の一般入賞球を流下させる入賞球導出
樋12に合流されている点である(第1図におけるX−X
に沿った断面を示す第14図参照)。その他の構成は第1
実施例と同じである(第4図〜第10図参照)。
従って、第1の実施例では検出器94によって検出された
特定入賞球が再び検出器91によって検出されるようにな
っているのに対し、第2の実施例では、特定入賞球は一
般入賞球とは別個にしかも一回だけ検出されて、そのま
ま機外排出されるようになる。
ただし、この実施例においても特定入賞球検出器94から
の検出信号に基づいて、特定入賞球に対する小排出を優
先的に処理するようになっている。
第15図および第16図に、第2の実施例におけるセーフ球
処理および賞品球排出処理の手順の一例を示す。
この実施例のフローは、ルーチンR1〜R10まで、第11図
に示した第1の実施例のフローと同様である。すなわ
ち、電源投入または割込み発生により処理が開始される
と、先ず入賞球を検知する前に、セーフセンサ1,2に対
応して入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2や各種レジ
スタおよびグラフ類の初期設定を行なった後(ルーチン
R1)、賞球数設定器1,2,3のオン、オフ状態を読み込ん
で賞品球排出装置20における各流下経路ごとの排出基数
の設定を行なう(ルーチンR2)。
それから、2秒間のアイドルタイムの経過を待って(ル
ーチンR3)、次のルーチンへ進み、セーフセンサ1が一
定時間オンされているか否か判定する(ルーチンR4)。
ここで、ノオ(否)と判定されると、次のルーチンR5で
セーフセンサ1の出力の立上りがあったか否か判定し、
ノオならばそのままルーチンR7へ進む。一方、上記ルー
チンR4とルーチンR5のいずれかにおいてイエスつまり入
賞球有りと判定されると、ルーチンR6へ進んでCPU内の
セーフメモリ1の記憶を「1」だけ増やしてからルーチ
ンR7へ進む。ルーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立
上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままルーチ
ンR9へ進み、イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2
の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進む。
ルーチンR9では処理番号が「1」になっているか否か判
定し、イエスならば符号Aで示される排出球検出処理へ
ジャンプする。しかして、処理番号レジスタはルーチン
R1での初期設定で「0」にリセットされているため、ル
ーチンR9での最初の判定ではノオとなて、次のルーチン
R10へ進む。ここでは、処理番号レジスタ内の番号が
「2」であるか否か判定し、イエスならば符号Bで示さ
れる後処理へジャンプすることになるが、最初の判定で
はルーチンR9と同様にノオとなって、ルーチンR11へ進
む。
ルーチンR11ではセーフメモリ2の記憶が「0」でない
か判定し、ノオすなわち入賞記憶が「0」のときはルー
チンR12へ進む。しかして、ルーチンR8で入賞記憶がイ
ンクリメントされてからルーチンR11へ来た場合にはイ
エスと判定されて、ルーチンR17〜R25からなる一連の小
排出処理へ移行する。
すなわち、先ずルーチンR17で小排出フラグに“1"をセ
ットして小排出処理に移ったことを明記してから、賞球
数表示器124のうち小排出数を表示する表示器L2を駆動
してルーチンR2で設定した特定入賞球に対する賞品球数
を表示させる。表示器L2点灯後、ルーチンR19へ進んで
反転フラグが“0"ならばルーチンR20へ進み、反転フラ
グを“1"に変更してから、ルーチンR21で排出レジスタ
1に排出基数3を設定する。しかる後、ルーチンR22で
排出ソレノイド1をオンした後、ルーチンR26へ移行し
て処理番号を1に変更してルーチンR5へ戻る。
しかして、ルーチンR19で反転フラグが“0"でないと判
定すると、ルーチンR23へ移行して反転フラグを“0"に
変更してから、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ル
ーチンR24)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチ
ンR25)して、ルーチンR26へ進む。
このように小排出処理では、反転フラグの状態(1or0)
に応じて、排出数は同じであるが駆動する排出ソレノイ
ドを変えている。しかも、排出ソレノイドを駆動する度
に反転フラグを変更つまり反転させている。そのため、
賞品球排出装置20内の2条の流下経路30に対応した2つ
の排出ソレノイド1と2が交互に駆動されるようにな
る。その結果、案内樋11内の2条の通路の一方からのみ
小排出のための賞品球が供給されるのを回避することが
できる。
一方、ルーチンR11でノオつまり特定入賞記憶なしと判
定すると、ルーチンR12へ移行する。ルーチンR21では、
セーフメモリ1の記憶が「0」でないか判定し、入賞記
憶があるときはルーチンR13〜R16からなる一連の通常排
出処理へ移行する。
すなわち、先ずルーチンR13で賞球数表示器124のうち通
常排出数を表示する表示器L1を駆動し、ルーチンR2で設
定した排出基数1と2の合計数を表示させてから、ルー
チンR14で排出レジスタ1に排出基数1(表1参照)
を、またルーチンR15で排出レジスタ2に排出基数2を
それぞれロードする。それから、ルーチンR16排出ソレ
ノイド1と2をオンさせてから、ルーチンR26処理番号
レジスタに「1」をセットして、ルーチンR5へ復帰す
る。
ルーチンR26からルーチンR5へ戻ると再び上記処理R5〜R
8を繰り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが
「1」にセットされているため、ルーチンR9でイエスと
判定されて排出球検出処理A(第16図参照)へジャンプ
する。
この排出球検出処理Aでは、先ず排出センサ1の出力の
立上りがあったか否か判定し(ルーチンR31)、ノオな
らばそのままルーチンR35へ進み、排出センサ2の出力
の立上りがあったか否か判定する。しかして、ルーチン
R31でセンサ出力の立上りが検知されるとルーチンR32へ
進み、ここで排出レジスタの内容を「1」だけ減算して
から、次のルーチンR33で排出レジスタの値が「0」に
なったか否か判定する。ここで、イエスと判定されると
排出ソレノイドをオフさせる(ルーチンR34)が、排出
開始直後はルーチンR33でノオと判定され、ルーチンR35
へ進む。
ルーチンR35〜38では排出系2について、。上記排出系
1に関する処理(ルーチンR31〜R34)と同様の処理を実
行してから、ルーチンR39へ進む。ルーチンR39では、排
出レジスタ1と2の値の和が「0」か否か判定し、ノオ
すなわち「0」になっていない場合には、ルーチンR5へ
復帰して、再び上記手順を踏む。しかして、ルーチンR3
9でイエスつまり賞品球排出装置において所定数の賞品
球の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進
み、小排出フラグが“1"になっているか否か判定し、
“1"ならそのままルーチンR44へジャンプし、“0"なら
ルーチンR42でセーフソレノイドをオンさせる。これに
よって通常排出時には入賞球処理装置40において次の入
賞球の取り込みが可能となるとともに、小排出時には排
出が終了しても入賞球処理装置40は動作されないように
なる。、ルーチンR42でセーフソレノイド用のタイマ
を、またルーチンR44ではウェイト時間用のタイマをそ
れぞれセットしてから、ルーチンR45で処理番号レジス
タの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復帰する。
すると、今度はルーチンR10から後処理Bへジャンプ
し、先ずルーチンR51でセーフタイマがタイムアツプし
たか判定し、ノオならばそのまま、またイエスならばセ
ーフソレノイドをオフして(ルーチンR52)から、ルー
チンR53へ進む。ルーチンR53ではウェイトタイマがタイ
ムアップしたか否か判定し、ノオならばそのままルーチ
ンR5へ戻って再び上記処理を繰返し、イエスならばルー
チンR54で小排出フラグが“1"か否か判定し、“0"なら
ルーチンR55でセーフメモリの入賞記憶を「1」だけ減
算する。また“1"なら、ルーチンR56でセーフメモリ2
を「1」だけ減算し、ルーチンR57で小排出フラグを
“0"にリセットしてからルーチンR58へ進み、処理番号
レジスタを「0」にリセットしてルーチンR5へ復帰す
る。
以上説明したように第2実施例においては、特定入賞口
107または108へ入賞した打球は特定入賞検出器94によっ
て、また一般入賞口へ入賞した打球は、入賞球処理装置
40内の入賞球検出器91によって各々別個に検出されるよ
うになっており、特定入賞球が検出されると、その前に
一般入賞球が発生して入賞球処理装置40の入口に待機し
ていても特定入賞球に対する小排出が優先的に実行され
る。そして、小排出が終了しても入賞球処理装置40は動
作されず、既に通常入賞球が入賞球処理装置40に取り込
まれていれば、それに対する通常排出が終了してから、
入賞球処理装置40における次の入賞球の取り込みが行な
われる。従って、通常排出と小排出とが速やかに進行
し、かつ遊技客による賞品球数に対する誤認が防止され
る。
なお、上記実施例では、本発明を可変表示型の補助遊技
装置を備えたパチンコ遊技機に適用したものについて説
明したが、それに限定されるものでなく、非常に入賞確
率が低く設定された特別入賞口に入賞すること(第1条
件)により特別遊技の権利を発生させ、この権利発生中
に特定入賞口へ入賞すること(第2条件)により、変動
入賞装置を開放させるようにしたパチンコ遊技機につい
ても適用することができ、これによって特定入賞口への
入賞率を高くしても遊技店の利益が損なわれず、しかも
遊技者にとっては特定入賞口への再度の入賞による権利
消滅に対する不安が低減されるようにすることができ
る。
上記実施例では、特定入賞口への入賞に対して他の入賞
口よりも少ない賞品球を与えかつ優先的に排出させるよ
うにしているが、与える賞品球数が多く設定されている
入賞口への入賞に対する賞品球排出を優先的に行なわせ
るようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明は、遊技部内に設けられた
入賞口をそこへの入賞により排出される賞品球の数に応
じて分類し、入賞口の種類ごとに入賞球を検出する副入
賞球検出器とこれにより検出された入賞球の数を記憶す
る入賞記憶手段を設けるとともに、すべての入賞球を集
合させる集合樋と集合された入賞球を検出する入賞球検
出器を設け、さらに電気的駆動源を有し任意の数の賞品
球を排出可能な賞品球排出装置を設け、上記入賞記憶お
よび入賞球検出器からの検出信号に基づいて賞品球排出
装置を制御し、入賞口に応じた数の賞品球を排出させる
ようにしたので、特定の入賞口へ入賞した遊技球に対し
ては、他の一般の入賞口へ入賞した遊技球に対して払い
出される賞品球よりも少ない数の賞品球を排出させるよ
うに賞品球排出装置をコントロールすることができると
いう作用により、補助遊技装置の起動の条件となる特定
入賞口への遊技球の入賞確率が高くなるように調整して
もパチンコ店の経営が成り立つとともに、遊技客にとっ
ては補助遊技装置の動作回数が多くなることにより特別
遊技状態の発生に対する期待感が高められ、また特別遊
技の権利消滅に対する不安感も低減され、遊技に対する
興趣が向上されるようになるという効果がある。
また、特定入賞口へ入賞した球を検出する特定入賞検出
器と、上記特定入賞口および一般入賞口へ入賞した球も
しくは一般入賞口にのみ入賞した球を1個ずつ分離して
流下させる入賞球処理装置と、分離された球を検出する
入賞球検出器と、任意の個数の賞品球を排出可能な賞品
球排出装置と、上記特定入賞検出器および入賞球検出器
からの信号に基づいて上記賞品球排出装置を制御する制
御装置とを設け、上記一般入賞口への入賞よりも特定入
賞口への入賞に対して排出する賞品球の数を少なくする
と共に、特定入賞口への入賞に対する排出処理を優先す
るように構成したので、特定入所口への入賞が生じると
直ちに通常排出よりも数の少ない賞品球の排出が実行さ
れるよう作用により、排出装置が故障したというような
誤認を遊技客に生じさせるおそれがなく、トラブルの発
生を回避することができるという効果がある。
また、本発明によれば、例えば実施例のように特定入賞
口へ入賞した打球を集合させる集合樋の他に特定入賞口
およびそれ以外の入賞口へ入賞した打球を1ヵ所に集合
させる集合樋を設けて入賞球処理装置ですべての入賞球
を検出するように構成した場合に、特定入賞口への入賞
に対する賞品球排出を優先して実行するようにすれば、
特別遊技状態が発生したときに多量の入賞球が発生して
どの入賞球が賞品球数の多い入賞口のもので、どの入賞
球が賞品球数の少ない入賞口のものであるのか区別がつ
かなくなってしまうような不都合を回避することができ
る。さらに、実施例のように特定入賞口への入賞球数を
記憶しこの入賞記憶に対する賞品球排出を優先させるよ
うにすれば、入賞記憶に対する賞品球排出の方を後で行
なうようにする場合に比べて入賞記憶手段の容量を小さ
くすることができ、短時間に多量の入賞球が発生した場
合に入賞記憶手段の容量が不足してしまうという事態を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパチンコ遊技機の裏機構盤全体の
一実施例を示す背面図、 第2図は本発明が適用されるパチンコ遊技機の前面の構
成例を示す正面図、 第3図は遊技部が構成されている遊技盤の裏面の構成例
を示す背面図、 第4図は予備球の貯留タンク、案内樋及び賞品球排出装
置の構成例を示す斜視図、 第5図は賞品球排出装置の構成例を示す斜視図、 第6図はその賞品球排出装置の流下経路の断面状態を示
す斜視図、 第7図は賞品球排出装置の作用を示す作用説明図、 第8図は入賞球処理装置の構成例を示す斜視図、 第9図(A),(B)は、その入賞球処理装置の作用を
示す作用説明図、 第10図は、パチンコ遊技機の制御システムの一例を示す
ブロック図、 第11図および第12図はCPUによる入賞球検出処理及び賞
品球排出処理の手順の一例を示すフローチャート、 第13図は本発明に係るパチンコ遊技機の裏機構盤の第2
の実施例を示す背面図、 第14図は第13図におけるX−X線に沿った断面図、 第15図および第16図は第2の実施例におけるCPUによる
入賞球検出処理及び賞品球排出処理の手順の一例を示す
フローチャートである。 1……裏機構盤、2……貯留タンク、10……集合樋、11
……案内樋、12……入賞球導出樋、13……賞品球導出
樋、18……特定入賞球集合樋、20……賞品球排出装置、
22……流下阻止部材、25……排出センサ、30……流下経
路、40……入賞球処理装置、43……球処理器、45……ウ
ェイト、46……セーフソレノイド、47……ストッパ、91
……入賞球検出器(セーフセンサ1)、94……特定入賞
検出器(セーフセンサ2)、60……球抜き装置、80,81,
82……賞球数設定器、100……遊技盤、115……供給皿、
116……受け皿、102……打球発射装置、107,108……特
定入賞口、106,109……一般入賞口、200……制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾発されたパチンコ球の入賞に対して与え
    る賞品球の数が互いに異なる複数種類の入賞口を有する
    遊技部と、上記各入賞口に入賞したパチンコ球を少なく
    とも入賞口の種類ごとに検出する1または2以上の副入
    賞球検出器と、電気的駆動源を有し任意の数の賞品球を
    排出可能な賞品球排出装置と、該賞品球排出装置を制御
    して賞品球を排出させる制御手段と、上記入賞口に入賞
    したパチンコ球を集合させる集合樋と、電気的駆動源を
    有しかつ上記集合樋の流出口に配設され入賞球を受入れ
    可能な第1の状態と入賞球を保持して待機させる第2の
    状態とに変換可能に構成されるとともに入賞球の流入も
    しくは流出を1個宛検出する入賞球検出器を有する入賞
    球処理装置とを備えたパチンコ遊技機において、上記制
    御手段は、上記副入賞球検出器により検出された入賞球
    の数を入賞球の種類ごとに記憶する入賞記憶手段と、該
    入賞記憶手段に入賞記憶があるか否か判定する入賞記憶
    判定手段と、上記入賞記憶手段の入賞記憶および上記入
    賞球検出器からの検出信号に基づいて入賞球の種類に対
    応した所定数の賞品球を上記賞品球排出装置より排出さ
    せる排出数制御手段と、上記入賞記憶手段に入賞記憶が
    あった場合に予め決定された優先順位に従って優先順位
    の高い入賞球に対する賞品球の排出を優先的に実行させ
    る優先排出実行手段と、上記入賞記憶に基づいて賞品球
    の排出が実行されたときに当該入賞記憶を減少せしめる
    入賞記憶減算手段と、上記賞品球排出装置による賞品球
    の排出が実行されたときに上記入賞球処理装置を作動さ
    せて保持されている入賞球を1個だけ流下せしめる入賞
    球減少手段とを備えてなることを特徴とするパチンコ遊
    技機。
  2. 【請求項2】上記遊技部に補助遊技装置を備えたパチン
    コ遊技機であって、上記複数種類の入賞口の1つは上記
    補助遊技装置を作動させる条件を与える特定入賞口とさ
    れ、かつ該特定入賞口への入賞に対しては他の入賞口へ
    の入賞に対して与えられる賞品球より少ない賞品球数が
    設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】上記優先排出実行手段は、入賞球1個に対
    して排出される賞品球の数の少ない方の排出から優先的
    に実行するように構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のパチンコ遊技機。
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