JPH0254243B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0254243B2
JPH0254243B2 JP25508484A JP25508484A JPH0254243B2 JP H0254243 B2 JPH0254243 B2 JP H0254243B2 JP 25508484 A JP25508484 A JP 25508484A JP 25508484 A JP25508484 A JP 25508484A JP H0254243 B2 JPH0254243 B2 JP H0254243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
vinyl chloride
high frequency
chloride sheet
frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP25508484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61135828A (ja
Inventor
Zenzo Fujita
Hirokyo Morita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP25508484A priority Critical patent/JPS61135828A/ja
Publication of JPS61135828A publication Critical patent/JPS61135828A/ja
Publication of JPH0254243B2 publication Critical patent/JPH0254243B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners

Description

【発明の詳細な説明】 《発明の技術分野》 この発明は、布地材を備えた自動車用ドアトリ
ムに関する。
《従来技術とその問題点》 例えば第4図に示すように、ドアトリム1の表
面を構成する表皮材として、塩化ビニルシート2
に包囲される布地製の中ハギ3を備えたドアトリ
ム1がある。そして、塩化ビニルシート2は高周
波電極のパターン形状に応じた線状模様の溝8が
形成され、また中ハギ3と塩化ビニルシート2と
の接合面にはやはり高周波電極のパターンに応じ
た溝8が形成されており、所定の意匠的形状を構
成すると同時に溝8を介して塩化ビニルシート2
を芯材側に固着し、また塩化ビニルシート2と中
ハギ3との境界部を接合するようにしている。
第5図は前記中ハギ3と塩化ビニルシート2間
の接合部分を示すもので、4は芯材、5はパツド
材である。
溝8部分の構成としては、必ず塩化ビニルシー
ト2が上面に位置し、中ハギ3を構成する布地材
が下面に位置するようになつている。
これは、中ハギ3を構成する布地材が例えばポ
リエステル樹脂繊維、ナイロン繊維などの高周波
絶縁特性の高い素材で構成されているためであ
る。
そのため、布地材の周縁部には第6図に示すよ
うに高周波ウエルダ助剤6を塗布し、また芯材4
の相当する接着部位に高周波ウエルダ助剤6を塗
布しておいてから塩化ビニルシート2の端部が上
側になるようにして高周波電極を押し付け、この
部分を加圧しながら高周波を印加することにより
塩化ビニルシート2および高周波ウエルダ助剤
6,7を溶遊させ、これら芯材4の表面に接着す
ると同時に前述のごとき溝8を形成していた。
しかしながら、この構成であると、まず中ハギ
3を構成する布地材の周縁に接着助剤を塗布する
工程が必要であり、また布地材側は端部がほつれ
やすく、溶着と同時に溶断することが不可能なた
めに、前述の如く必ず塩化ビニルシート2側を布
地材の上面に積層して溶断しなければならず、高
周波ウエルダ加工工程の前段階における積層手順
が一意的に定まつてしまう欠点があつた。
また、高周波助剤を用いたとしても、布地材そ
のものは高周波絶縁特性が高いために、電極間を
それだけ近づけなければならず、スパークの原因
となつており、歩留りも低下する欠点があつた。
《発明の目的》 この発明は、この種の布地を用いた表皮材を従
来の塩化ビニルシートと同様の高周波溶着特性を
もたらすことができるようにすることを目的とす
る。
《発明の構成と効果》 前記目的を達成するために、本発明は、表皮材
を構成する布地材を、塩化ビニル製繊維素材によ
り構成された布地の裏面に塩化ビニルシートを一
体にラミネートしたもので構成することを特徴と
する。
この構成によれば、従来の塩化ビニルシートか
らなる表皮材と同様の高周波ウエルダ加工特性を
得られるので、 (1) 高周波ウエルダ助剤などの助剤手段を必要と
することがない。
(2) また、塩化ビニルシートと布地材との接合面
の積層順序を自在に設定できるので、ウエルダ
加工工程前における積層順序などの段取りが制
約されない。
(3) スパークの発生がなく、これに伴なう不良率
の発生がなく、歩留りを向上できる。
《実施例の説明》 第1図はこの発明を適用する布地材を示すもの
である。
図において、布地材10は、布地12と布地1
2の裏面に一体ににラミネートされた塩化ビニル
シート11とからなつている。
布地12は塩化ビニル製繊維素材を適宜の織り
方で作つたものであり、風合および感触は従来の
ポリエステル樹脂繊維あるいはナイロン製繊維な
どと同等なものとなつている。
この布地材10はそれ単体としてドアトリムの
表皮材として用いられる。ドアトリムの表皮材と
して用いられるときは、従来の塩化ビニルシート
からなる表皮材と全く同一要領で高周波ウエルダ
加工することにより高周波電極のパターン形状に
沿つた線状溝模様を得られ、またこの溝部分を介
して芯材側に接着されるものである。
また、布地材10を中ハギとして用いる場合に
は、例えば第4図に示す形状よりやや大きめにト
リムカツトし、適当な積層手順でもつて塩化ビニ
ルシート2とラツプさせたのちに、高周波ウエル
ダ金型に設置する。たとえば第2図は同加工工程
を示すものである。なお、図における従来と同一
部分には同一符号を付してある。図に示すように
下型電極20上に芯材4、パツド材5および塩化
ビニルシート2、布地材10の順に積層し、上部
側高周波電極21を下降し、この部分を下部側電
極20側に圧接した状態で高周波発振器22を駆
動することで両電極20,21間で布地材10お
よび塩化ビニルシート2は溶融し、パツド材5を
押し潰した状態で芯材4の表面に一体に融着され
る。
第3図は高周波ウエルダ加工時の状態を示すも
ので、まず、上部電極21が下降した状態ではウ
エルダ溶着面16は芯材4の表面にウエルダ助剤
6および押し潰されたパツド5、塩化ビニルシー
ト2および布地材を構成する塩化ビニルシート1
1、布地12の順序に位置する。
そして、これら各部材は上部電極21の下降に
よりさらに押し潰され、また高周波により互いに
溶融する。
なお、上部電極21には各素材を溶融すると同
時に溶断するための突起21aが下部に突出形成
されており、ウエルダ溶着面16を溶融すると同
時にこの突起21aにより溶融端部を薄肉化す
る。
したがつて、加工終了後、上部電極21を上昇
させた状態では、最上部に位置する布地材10の
端部はウエルダ部分16の縁部に沿つて薄肉化し
た状態であり、この部分を引きちぎることによつ
て完全な溝を構成することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用する布地材を示す一部
断面斜視図、第2図は高周波ウエルダ加工を説明
するための部分断面図、第3図はウエルダ加工部
分の要部を示し、aはウエルダ加工直前の状態
を、bはウエルダ加工状態を示す部分断面図、第
4図は布地製の中ハギを設けたドアトリムを示す
外観斜視図、第5図は第4図のA−A線における
従来の素材構成を示す断面図、第6図は第5図の
B部拡大断面図である。 4……芯材、5……パツド材、10……布地
材、11……塩化ビニルシート、12……布地、
20,21……高周波電極、22……高周波発振
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 芯材の表面にパツド材を積層し、パツド材表
    面に、少なくとも一部に布地材を備えた表皮材を
    積層し、表皮材の表面に高周波電極を押し付け、
    高周波を印加することによりパツド材を押し潰し
    て表皮材を芯材に固着し、前記高周波電極のパタ
    ーン形状に沿つた表面模様を形成するようにした
    自動車用ドアトリムであつて、前記布地材は塩化
    ビニル製繊維素材により構成された布地の裏面に
    塩化ビニルシートを一体にラミネートしたもので
    あることを特徴とする自動車用ドアトリム。
JP25508484A 1984-12-04 1984-12-04 自動車用ドアトリム Granted JPS61135828A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25508484A JPS61135828A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 自動車用ドアトリム

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JP25508484A JPS61135828A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 自動車用ドアトリム

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Publication Number Publication Date
JPS61135828A JPS61135828A (ja) 1986-06-23
JPH0254243B2 true JPH0254243B2 (ja) 1990-11-21

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ID=17273906

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JP25508484A Granted JPS61135828A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 自動車用ドアトリム

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715776Y2 (ja) * 1988-11-14 1995-04-12 河西工業株式会社 自動車用ドアトリム
JP4832089B2 (ja) * 2006-01-24 2011-12-07 株式会社太平製作所 移送装置

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Publication number Publication date
JPS61135828A (ja) 1986-06-23

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