JPS62170324A - 積層体の切断処理と高周波溶着方法 - Google Patents

積層体の切断処理と高周波溶着方法

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JPS62170324A
JPS62170324A JP61012545A JP1254586A JPS62170324A JP S62170324 A JPS62170324 A JP S62170324A JP 61012545 A JP61012545 A JP 61012545A JP 1254586 A JP1254586 A JP 1254586A JP S62170324 A JPS62170324 A JP S62170324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
skin material
cutting
laminate
woven fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP61012545A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Tamashima
玉島 典久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS62170324A publication Critical patent/JPS62170324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基材に織布を貼り合わせ、その表面に表皮材
を密着させた積層体の切断処理と高周波溶着する方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、合成樹脂シートもしくはフィルムの高周波による
溶着と切断処理する方法においては、特公昭53−85
85号公報(特願昭50−150931号)、特公昭5
5−7810号公報(特願昭51−45766号)およ
び特公昭56−25369号公報(特願昭53−106
906号)を挙げることができる。
上述の特許公告公報のうち、特公昭53−8585号公
報および特公昭56−25369号公報は、複数枚の積
層合成樹脂シートまたはフィルムを高周波電圧が印加さ
れている上部電極によって押し圧しつつ溶着した後、切
断刃によって溶着部位またはその近傍を切断処理するよ
うにしたものである。また、特公昭55−7810号公
報は、複数枚の積層合成樹脂シートまたはフィルムを高
周波電圧が印加されている上部電極によって押し圧して
溶着しつつ溶断するようにしたものである。
そして、上述の特許公告公報は、複数枚の積層合成樹脂
シートまたはフィルムの高周波による溶着時に発生する
溶融樹脂を利用して溶着部の強度を向上させるようにし
たものであり、複数枚の積層合成樹脂シートまたはフィ
ルムを/8着する手段として優れている。
ところで、自動車ドアに用いられているドアトリムのア
ームレスト部には装飾用に室内シートと同様のモケット
のような織布を浮きださせて見せることが一般に行われ
ている。この取付は方法は、あらかじめ基材に織布を貼
り付け、その表面に塩化ビニルレザー等の表皮材をかぶ
せて積層体を形成し、この積層体を上述の特許公告公報
に記述されているような方法によって、高周波にょる溶
着と切断処理をしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特許公告公報のような高周波溶着と切断
処理方法においては、織布の表面にがぶせられる塩化ビ
ニルレザー等の表皮材が軟質で、しかも薄肉である場合
には溶着時におけるお溶融樹脂のはみ出しも少なく、織
布の表面の毛だおれが発生することはないが、最近のよ
うにモケットのような織布の表面に、裏面に発泡層のつ
いた厚手の表皮材をかぶせて高周波溶着と切断処理する
場合には、溶着時における表皮材の剛性による織布の有
〃ノ面の押し付けまたは溶融樹脂が織布の有効面にはみ
出して毛だおれが発生することはもとより、溶融樹脂の
熱によってヒートセットされて意匠性を低下させる不具
合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、積層体の表皮材を切断刃で切断した後、
高周波溶着することによって、溶着時に発生する熔融樹
脂の織布の有効面へのはみ出しおよび溶融熱を切断刃で
押さえ、織布の毛だおれおよびヒートセットを防止する
ことにある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、この発明に係る積層体の切断処理と高周波溶
着処理方法においては、基材に織布を貼り合わせ、その
表面に厚手の表皮材を密着させた積層体の切断処理と高
周波溶着するにあたり、前記積層体の上方から切断刃を
下降させて表皮材を切断すると共に、高周波f4着用の
上部電極を切断刃に沿って下降させて前記表皮材と織布
を押さえた後、前記上部電極に高周波電圧を印加して溶
着するようにしたものである。
〔作用〕
かかる、積層体の切断処理と高周波溶着処理方法におい
て、積層体を切断および溶着する際には、先に切断刃を
下降させて表皮材を切断した後、切断刃に沿って上部電
極を下降させ、表皮材および織布を押さえて高周波溶着
するので、溶着時に発生する表皮材のf4娠樹脂および
熱は切断刃によって遮られ、織布の有効面へのはみ出し
が皆無となり、毛だおれが防止されると共に、ヒートセ
・ントが防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図は本発明に係る積層体の切断処理と
高周波溶着処理方法を説明する工程図を示すもので、第
1図は切断処理工程の断面図、第2図は高周波溶着処理
方法工程の断面図、第3図は切断および溶着処理後の積
層体の断面図である。
i1図ないし第3図において、1は木質系ホードからな
る基材であって、この基材1の表面にはモケットからな
る織布2が載置されており、接着剤(図示せず)によっ
て基材1に貼着されている。
また、織布2の表面にはウレタン発泡体3aと塩化ビニ
ルレザー3bとからなる厚手の表皮材3が真空成形等に
よって密着して覆いかぶされている。
これによって、三層構造の積層体10とされている。
また、積層体10を切断および溶着する手段は、切断刃
21が縦方向に垂直に下降および上昇するようになって
おり、その下端は表皮材3を切断するように鋭角に形成
され、上部は図示を省略した上下動駆動手段に設けられ
ている。さらに、上部電極22が切断刃21に沿って縦
方向に下降および上昇するようになっており、その下面
は表皮材3および織布2を押し付けて溶着するように平
坦に形成され、その幅は溶着をするに必要な幅とされて
いる。そして、上部電極22の上部は図示を省略した上
下動駆動手段に設けられていると共に、高周波電源(図
示せず)に接続されている。これによって、上部電極2
2は切断刃21と別個に上下動することができるように
なっている。さらにまた、上部電極22の下方には下部
電極23が配設されている。
そして、三層構造の積層体10を切断処理および高周波
溶着処理する際には、切断刃21および上部電極22を
上昇した状態で、第1図tこ示すように、基材1、織布
2および表皮材3からなる積層体lOを下部電極23の
上に載置する。次に・積層体10の上方から切断刃21
を下降させ、塩化ビニルレザー3bおよびウレタン発泡
体3aからなる表皮材3を切断すると共に、その先端を
織布2の中に挿入して停止する。この時、切断刃21の
先端部は基材lに到達しない範囲で可及的に近づけて停
止させる。
つづいて、切断刃21を織布2の中に停止した状態で、
第2図に示す、ように上部電極22を切断刃21に沿っ
て下降させ、表皮材3および織布2を基材1側に押し付
ける。そして、上部電極22による押し圧力は押し付け
られた部位の織布2の毛2aが潰れる程度とする。
この状態で、上部電極22に常法によって高周波電圧を
印加し7て表皮材3と織布2を溶着する。
その際、表皮材3を構成しているウレタン発泡体3aが
軟化溶融して流動するが、切断刃21によって織布2の
有効面側は塞き止められているので、溶融樹脂3Cは切
断刃21とは反対方向に流動する。また、この時の溶融
熱も切断刃21によって遮断される。
これによって、溶融樹脂3Cによる織布2の尼だおれが
防止されると共に、熱によるヒートセットも防止される
そして、表皮材3と織布2とを溶着したところで、上部
電極22への高周波電圧の印加を遮断し、溶着部が冷却
・固化した後、切断刃21と上部電極22を上昇させる
。その後、織布2の有効面側に位置する表皮材3を取り
除き、下部電極23上から取り出す。これによって、第
3図に示すように基材1、織布2および表皮材3からな
る積層体lOの切断および溶着処理が完了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る積層体の切断処理と
高周波溶着処理方法においては、積層体の表皮材を切断
刃で切断した後、切断刃をその位置に残して高周波溶着
するようにしたから、溶着時に発生する溶融樹脂の織布
の有効面へのはみ出しおよび溶融熱を遮断することがで
きる効果がある。
また、本発明に係る積層体の切断処理と高周波溶着処理
方法においては、織布の有効面への溶融樹脂のはみ出し
および溶融熱が遮断されることによって、織布の毛だお
れおよびヒートセントを防止することができる効果があ
る。
また、本発明に係る積層体の切断処理と高周波溶着処理
方法においては、積層体を構成している表皮材の端末を
切断刃によって押さえて切断するので、切断方向へのは
み出しがなく、端末は従来のような溶融切断よりもシャ
ープに、しかもきれいに仕上げることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る積層体の切断処理と
高周波溶着処理方法を説明する工程図を示すもので、第
1図は切断処理工程の断面図、第2図は高周波溶着処理
工程の断面図、第3図は切断および溶着処理処理後の積
層体の断面図である。 ■−・・・基材     2−・−織布3−・・・−表
皮材    10−−−−一積層体21−・−・−切断
刃   22−・−上部電極23・−−−−一下部電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材に織布を貼り合わせ、その表面に厚手の表皮材を密
    着させた積層体の切断処理と高周波溶着するにあたり、
    前記積層体の上方から切断刃を下降させて表皮材を切断
    すると共に、高周波溶着用の上部電極を切断刃に沿って
    下降させて前記表皮材と織布を押さえた後、前記上部電
    極に高周波電圧を印加して溶着することを特徴とする積
    層体の切断処理と高周波溶着方法。
JP61012545A 1986-01-23 1986-01-23 積層体の切断処理と高周波溶着方法 Pending JPS62170324A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585245A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Ikeda Bussan Co Ltd 車両用カーペツトにおけるヒールマツトの溶着方法
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JP2018176746A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 トヨタ紡織株式会社 樹脂成形体及びその製造方法

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