JPS63158225A - 積層体の切断処理と高周波溶着方法 - Google Patents

積層体の切断処理と高周波溶着方法

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JPS63158225A
JPS63158225A JP30613186A JP30613186A JPS63158225A JP S63158225 A JPS63158225 A JP S63158225A JP 30613186 A JP30613186 A JP 30613186A JP 30613186 A JP30613186 A JP 30613186A JP S63158225 A JPS63158225 A JP S63158225A
Authority
JP
Japan
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skin material
woven fabric
electrode member
frequency welding
laminate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30613186A
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English (en)
Inventor
Hideki Ono
秀樹 大野
Kazuo Ito
一夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は積層体の切断処理と高周波溶着方法に関し、更
に詳しく言えば基材に織布を貼り合せその表面に表皮材
を密着させた積層体の切断処理と高周波1着する方法に
関する。本発明は特に自動車内装材であるドアトリム等
の装飾部の作製等に適用される。
[従来の技術] 従来、合成樹脂シート若しくはフィルムの高周波による
溶着と切断処理する方法においては、特公昭53−85
85号公報、特公昭55−7810号公報及び特公昭5
6−25369号公報等をあげることができる。
上述の特許公告公報のうち、特公昭53−8585号公
報及び特公昭56−25369号公報は、複数枚の積層
合成樹脂シート又はフィルムを高周波電圧が印加されて
いる上部電極によって押圧しつつ溶着した後、切断刃に
よって溶着部位又はその近傍を切断するようにしたもの
である。
上記特公昭55−7810号公報は、複数枚の積層合成
樹脂シート又はフィルムを高周波電圧が印加されている
上部電極によって押圧して溶着しつつ切断するようにし
たものである。
そして上述の特許公告公報は複数枚の積層合成樹脂シー
ト又はフィルムの高周波による溶着時に発生する溶融樹
脂を利用して溶着部の強度を向上させるようにしたもの
であり、複数枚の積層合成5lW1シート又はフィルム
を溶着する手段として優れている。
ところで、自助型ドアに用いられるドアトリムのアーム
レスト部には装飾用に室内シートと同様のモケットのよ
うな織布を浮き立たせて見せることが一般に行われてい
る。この取付方法は第6図に示すように予め基材に織布
を貼り付け、その表面に塩化ビニルレザー等の表皮材を
被せて積層体10を形成し、この積層体10を上述の特
許公告公報に記述されているような方法によって高周波
による溶着と切断処理をしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし上記特許広告公報のような高周波溶着と切断処理
方法においては、織布の表面に被せられる塩化ごニルレ
ザー等の表皮材が軟質でしかち薄肉である場合には、溶
着時における溶融樹脂のはみだしも少なく織布の表面の
毛倒れが発生することは少ない。しかし第6図に示すよ
に最近のようにモケットのような織布2の表面に、裏面
に発泡層3bのついた厚めの表皮材3を被せて^周波溶
着と切断処理する場合には、溶着時における表皮材3の
剛性による織布2の有効面の押しつけ又は溶融樹脂が織
布2の有効面にはみだして毛倒れが発生し、更に溶融樹
脂の熱によってヒートセットされて意匠性を低下させる
不具合がある。即ち絹布2に立毛状のバイル2aをもつ
ものを採用すると、第7図に示すように切断刃近傍部4
′にあるバイル2aが倒れ装飾部の外周部が白化し外観
不良を招くという問題がある。
これは上部電極部材22′と下部電極部24′との間で
発生する電界が溶着部の近傍まで及ぶため塩化ビニル表
皮材の切断刃近傍部4′も加熱され、その加熱された塩
化ビニル表皮材3がバイル2aをヒートセットするため
と考えられる。
本発明は、上記欠点を克服するものであり、表皮材を切
断する刃の近傍部の絹布の毛倒れを防止し外観を良好に
した@層体の切断処理と高周波溶着方法を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段1 本発明の積層体の切断処理と高周波溶着方法は、基材に
織布を貼り合わせその表面に表皮材を密着させて積層体
を形成し、該積層体を高周波溶着用型Ii部材を用いて
高周波溶着をするのと同時に又はその後に切断刃を用い
て切断処理をする積層体の切r!FI処理と高周波溶着
方法において、高周波溶着をする際に、上記高周波溶着
用電極部材の上記切断刃で切断する側を冷却して、上記
切断刃で切断される上記表皮材のうちの該切断刃近傍部
の温度上昇を防止したことを特徴とする。
本方法において用いられる冷却方法は上記の所定の側を
冷却し切断刃近傍部を冷却してその近傍部の温度上昇を
防止できる方法であれば良く、通常、冷却用気体を送風
又は吸引する方法が用いられる。この冷却用気体として
は、通常空気が用いられる。この方法は簡便かつ効率が
良く、さらに積層体および電極部材に悪影響を及ぼさな
いからである。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明する。
本実施例は第5図に示すほぼ長方形状の装飾部を有する
ドアトリムの製作方法に適用される。第1図及び第2図
は本実施例の積層体の切断処理と高周波溶着方法を説明
する図であり、第1図は切断及び溶着をしようとする工
程を示す断面図、第2図は切断及び溶着後の工程を示す
断面図である。
まず基材1に織布2を貼り合せその表面に表皮材3を密
着させてWA層体10を形成する。この基材1としては
木質系ボードを用い、織布2としてはモケットを用い、
この織布2は基材1の表面に接着剤(図示せず)によっ
て貼着されている。又織布2の表面には塩化ビニル発泡
体3aと塩化ごニルレザー3bとからなる厚めの表皮材
3が真空成形等によって密着して覆いかぶされている。
これによって積層体は三層構造とされている。
又この切断処理と高周波溶着に用いられる装置は、^周
波溶着用電極部材(以下上部電極部材という)22が外
周側に、切断刃21は内周側に一体的に配置形成されそ
の全体形状は筒状型23であり、この型23の内部空間
の横断面形状は第5図に示す装S部形状であるほぼ長方
形となっている。なおこの積層体下面側には下部l!電
極部材4が配置されている。
この型23を第1図に示すように上記積層体10上に下
降させて切断刃21を織布2の中に停止した状態で第2
図に示すように切断刃21で表皮材を切断するとともに
上部電極部材22を用いて織布2を基材111に押しつ
ける。そして上部電極22による押圧力は押しつけられ
た部位の織布2aがつぶれる程度とする。
この状態で上部電極部材22に常法によって高周波電圧
を印加して表皮材3と織布2を溶着する。
このとき上記型23がこの溶着を開始すると同時に又は
その前からこの型上面に設置した吸引機又は送風機によ
りエアを型23内から吸引又は送風することにより切断
刃21の近傍の塩化ビニル表皮材の温度上昇を防ぐ。
その際表皮材3を構成しているウレタン発泡体3aが軟
化溶融して流動するが切断刃21によって織布2の有効
面積は塞き止められているので溶融樹ff13cは切断
刃21とは反対方向に流動する。
又このときも溶融熱は切断刃21によって遮断される。
そして表皮材3と織布2とを溶着したところで上部′t
4極部材22への高周波電圧の印加を遮断し溶着部が冷
却固化した後この型23を上昇させる。
その後織布2の有効面側に位置する表皮材3を取り除き
下部電極部材24上からドアトリムを取りだす。これに
よって第3図に示すように基材1、S布2および表皮材
3からなる積層体10の切断および溶着処理が完了し、
第5図に示すような装飾部を有するドアトリムを形成す
ることができた。
本実施例においては溶着するときに切断刃で切断される
表皮材のうちの切断刃近傍部4の温度上昇を吸引により
防止することができるので、ドアトリムの装飾部の高周
波溶着部近傍は毛倒れによる白化現象が発生せず意匠性
を保つことができる。
表皮材を吸引することで織布と表皮材の空間が広がるた
めこの表皮材がこの織布を押えつける面積が少なくなる
ものと思われるため、エアを吸引して冷却するのが好ま
しい。
なお本発明においては、上記実施例に示すものに限られ
ず目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更して適
用可能である。
即ち本方法において用いられる切断刃および上部電極部
材は上記実施例のように円筒型電極部材と切断刃が一体
的に配置形成された筒状型のものに限られず、例えば第
4図に示すようにこの溶着時における電極部材の切断刃
が切断する側を冷却できる構造であればよい。又この筒
状型の横断面は装飾部の形状に応じて種々の形状とする
ことができる。又表皮材の材料としては上記実施例で用
いられたポリ塩化ビニルに限られずポリ酢酸ビニル等を
用いることができ、又基材も木質系に限られず種々のも
のを用いることができる。
[発明の効果] 水元1の積層体の切断処理と高周波溶着方法は、上記積
層体を上部電極部材を用いて高周波溶着すると同時に又
はイの模に切断刃を用いて切断処理をする場合において
、高周波溶着をする際に、この上部電極部材の切断刃で
切断する側を冷却用気体をもって冷却する。従って本方
法によれば切断刃で切断される上記表皮材のうちの切断
刃近傍部の温度上昇を防止することができるので、その
部分の織布の毛倒れおよびヒートセットを防止すること
ができそれによる白化現象が生じず、故に本方法によれ
ば意匠性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係わる積層体の切断処理と高周波溶着
方法の説明断面図であって切断処理をしようとするもの
である。第2図は実施例に係わる積層体の切断処理と高
周波溶着方法であって切断および溶着をした後の状態を
示す説明断面図である。第3図は実施例において切断お
よび溶着処理侵の状態を示す説明断面図である。 第4図は本発明において積層体の切断処理と高周波溶着
方法の他の態様を示す説明断面図である。 第5図は実施例で作製されたドアトリムの平面図である
。 第6図は従来の積層体の切断処理と高周波溶着をしてい
る状態示す説明断面図である。第7図は従来の積層体の
切断処理および高周波溶着を行った後の状態を示す説明
断面図である。 1・・・基材      2・・・織布3・・・表皮材
     4・・・切断刃近傍部10・・・積層体  
  21・・・切断刃22・・・高周波溶着用電極部材
(上部?!極部材)23・・・筒状型    24・・
・下部電極部材特許出願人   トヨタ自動車株式会社
代理人    弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材に織布を貼り合わせその表面に表皮材を密着
    させて積層体を形成し、該積層体を高周波溶着用電極部
    材を用いて高周波溶着をすると同時に又はその後に切断
    刃を用いて切断処理をする積層体の切断処理と高周波溶
    着方法において、高周波溶着をする際に、上記高周波溶
    着用電極部材の上記切断刃で切断する側を冷却して、上
    記切断刃で切断される上記表皮材のうちの該切断刃近傍
    部の温度上昇を防止したことを特徴とする積層体の切断
    処理と高周波溶着方法。
  2. (2)高周波溶着用電極部材は外周側に、切断刃は内周
    側に一体的に配置形成され筒状型である特許請求の範囲
    第1項記載の積層体の切断処理と高周波溶着方法。
JP30613186A 1986-12-22 1986-12-22 積層体の切断処理と高周波溶着方法 Pending JPS63158225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992010358A1 (en) * 1990-12-06 1992-06-25 Kasai Kogyo Co., Ltd. Method of manufacturing door trim of motor vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992010358A1 (en) * 1990-12-06 1992-06-25 Kasai Kogyo Co., Ltd. Method of manufacturing door trim of motor vehicle
US5236534A (en) * 1990-12-06 1993-08-17 Kasai Kogyo Co., Ltd. Method for fabricating automotive door trims

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