JPS5924008B2 - カ−ペツト付きドアトリムにおけるカ−ペツトの取付方法 - Google Patents

カ−ペツト付きドアトリムにおけるカ−ペツトの取付方法

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Publication number
JPS5924008B2
JPS5924008B2 JP54144010A JP14401079A JPS5924008B2 JP S5924008 B2 JPS5924008 B2 JP S5924008B2 JP 54144010 A JP54144010 A JP 54144010A JP 14401079 A JP14401079 A JP 14401079A JP S5924008 B2 JPS5924008 B2 JP S5924008B2
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JP
Japan
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carpet
electrode
skin material
door trim
welding
Prior art date
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Expired
Application number
JP54144010A
Other languages
English (en)
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JPS5667623A (en
Inventor
利治 吉田
文夫 門井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS5667623A publication Critical patent/JPS5667623A/ja
Publication of JPS5924008B2 publication Critical patent/JPS5924008B2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカーペット付きドアトリムにおけるカーペット
の取付方法の改良に関するものである。
近年、特に乗用車の室内デザイン上、ドアトリ 。ムに
比較的大きな装飾用カーペットを取付け、室内にアクセ
ントをつけることがしばしば行われている。このカーペ
ットの取付方法としては表皮にカーペットを縫着し、し
かる後表皮およびカーペットをパット材を介して補強芯
材上にウエルダ溶着して一体化する方法や、芯材に表皮
を取付けた後、表皮上にカーペットを位置決め載置し、
その周縁部をウエルダ溶着する方法がある。
しかしながら前者の方法にあつては高級な外観を得られ
るものの、表皮を折返してカーペットの周縁部に沿つて
添接した後縫製加工を行ラようにしているため、添接作
業時の位置決めが面倒であり、かつ縫製加工後ウエルダ
溶着するため作業工数も大となり、しかもカーペットの
外周が閉曲面形状をなしている場合にはその曲面部分の
縫製箇所がつれたり、シワが寄るため見栄えが悪いなど
の欠点があつた。
これに対し後者の方法にあつては極めて簡易ではあるが
、外観としては単に表皮材上にカーペットを貼付ただけ
の平担なものであるため見栄えが悪いとともに、縁端部
が露出しているためにその部分の毛先がランダムに配列
され、表皮材との境界部分がはつきりとせず、しかもむ
しり取られ易い。
この発明は以上のような欠点に鑑みなされたものであつ
て、カーペット上に表皮材を積層し、ウエルダ溶着時に
おいてカーペット装着位置上に位置する表皮材を溶断し
、これわ剥すことによつてカーペットが現われるように
した方法を提供するにあり、これによつて製作が極めて
容易であるとともに、カーペットの縁端を被覆して外観
上の見栄えを向上できるようにしたものである。
以下この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図、第2図はこの発明を適用して得たドアトリムを
示すもので、このドアトリムは、パーティクルボード、
複合樹脂板等からなるトリムポード1の上縁部に鋼板を
曲成して得たカーニッシュ2を組合せてドアトリム形状
の補強芯材3を形成し、この芯材3の上面に、高周波溶
着可能な低融点フオーム等からなるパツド材4、カーペ
ット5、および塩化ビニルからなる表皮材6を位置決め
積層し、ウエルダ溶着してこれらパツト甘4、力ーペツ
ト5、表皮材6をウエルダラインの線状溝模様7を設け
て上記芯材3上に固定し、かつ表皮材6の縁端部を芯材
3の裏面に巻き込んで接着したものである。
そしてカーペツト5の上面に位置する表皮材6はカーペ
ツト5の周囲に沿つて曲面形状に溶着すると同時に溶断
し、成形後この溶断ライン8に沿つて切離すことにより
カーペツト5を露出させるようにしたもので、次にこの
貼着加方法を第3図を用いて更に詳しく説明する。
同図は上記加工方法を実施するための高周波溶接機を示
すもので、この溶接機は高周波発生器10と、これに接
続される下側電極11及び上側電極12とからなる。
そして、下側電極11は上記ウエルダラインの溝模様7
の形状となるべく曲線状に形成されているとともに、こ
れをアルミニウム基板13上に立設し、かつその上部に
絶縁板14を被覆することにより各電極11の上端をこ
れの上部に突出させるようにしてある。
従つて下側電極11はこれを上部から見下した場合上記
ドアトリムのウエルダライン形状に配置されることにな
る。また、上記カーペツト5の当接位置における電極1
1はこれの外形状に沿つた閉曲線状に形成されるが、こ
の電極11の内周部全域にはこの電極11より上端がや
や突出したカツト刃15aを有するカツト電極15が設
けられている。
更に上側電極12は平盤状に形成されているとともに、
この電極12はラムを兼ねており、この電極12を上記
アルミニウム基板13の縁端に立設されたガイドポスト
16に沿つて昇降自在に構成することによつて、上下電
極間にセツトされる材料を狭圧するようにしている。
しかして上記の如く構成された溶接機10を用いて上述
のドアトリムを組立てるには、芯材3上にパツド材4、
カーベツト5、表皮材6の順に位置決め積層し、各部材
間を接着テープ等で仮止めした後、これを裏返し、各部
分を下側電極11位置決めするか、あるいは逆に、下側
電極11上に表皮材6、カーペツト5、パツド材4、芯
材3の順に積層位置決めする。
なお上記各部材はウエルダ溶着可能な材料で構成するこ
とは勿論であるが、カーペツト5の場合はポリアミド繊
維の織または不織布を用いることがあるため、このよう
な場合はカーペツト5の裏面に高周波溶着助剤を予め塗
布含浸するか、あるいは高周波溶着用パツキングを裏打
しておく。
また表皮材6は芯材3より大きめにトリムし、その縁端
を裏面側に折返し可能に形成する。次に上記の如くセツ
ト完了後上側電極12を下降させ、下側電極11との間
に各部材を挟圧しつつ高周波発生器10を駆動すること
により上下電極11,12間に高周波電圧を印加すれば
各部材は内部から加熱され、溶融する。
そしてこの状態で更に圧力をかければ各部材は芯材3に
一体に接合されそのウエルダラインの線状溝模様7を形
成するのである。ここにおいて、カツト電極15のカツ
ト刃15aは第4図に示すように表皮材6に喰い込kで
これをカツトあるいは薄肉化して溶断ライン8を溝模様
7の内側に形成する。
またこのカツト刃15aはカーペツト5が起毛してその
部分が可撓性に富む故にカーペツト5およびパツド材4
までは喰い込まず、したがつて、ウエルダ溶着加工後上
記溶断ライン8に沿つてこれに囲まれた部分の表皮材6
は容易に剥離され、カーペツト5が限われることになる
。次に表皮材6の縁端部を折返して芯材3の裏面に貼着
すれば、第1図,第2図に示すドアトリムを得るのであ
る。
以上の説明から明らかなように本発明方法にあつては、
従来のウエルダ溶着時における各部材の積層順序を変更
し、かつカーベツト装着位置における高周波電極の内周
部に沿つてカツト刃を有する電極を設けることによつて
溶着と同時にカーペツト部分の表皮材を溶断するように
したものであるから、この溶断ラインに沿つて表皮材を
はがすことによりカーペツトが外方に現われる。
したがつて本発明方法にあつては従来の単にカーペツト
を表皮材上に貼合せる方法と全く同様に簡易な工数でド
アトリムを製作でき、しかもその外観は縫製で得たもの
と同様にカーペツトの外周縁部が表皮材によつて被覆さ
れ、かつこの接合部よりカーペツトが外方に膨出するた
め、より高級な外観を得られ、その上従来の縫製のもの
に比してその接合部を曲線形状にしても表皮材にシワや
つれ等が生ぜず、更に見栄えが向上するなどの利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用して得たドアトリムの正面図、
第2図は第1図の2−2線断面図、第3図はこの発明の
実施に用いられる高周波溶接機を一部模式化して示す縦
断面図、第4図はウエルダ溶着後のドアトリムにおける
カーペツト縁端を示す部分拡大断面図である。 3・・・・・・芯材、4・・・・・・パツド材、5・・
・・・・カーペツト、6・・・・・・表皮材、7・・・
・・・線状溝模様(ウエルダライン)、8・・・・・・
溶断ライン、11・・・・・・下側電極、15・・・・
・・カツト電極、15a・・・・・・カツト刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カーペットの縁端模様形状に形成された電極を有す
    る高周波溶着装置にてパット材、カーペット及び表皮材
    の三者を表皮材が最表面となるよう芯材上に積層し、ウ
    エルダ溶着して芯材上に固定し、カーペット当接位置に
    その形状に沿つたウエルダラインを形成してなり、かつ
    上記電極の内周部全域に沿つて、該電極の先端よりやや
    突出して設けられたカット刃を有するカット電極を配置
    し、該カット電極により上記ウエルダ溶着と同時にカー
    ペット上に位置する表皮材をそのウエルダラインに沿つ
    て容断し、切抜き可能にしたことを特徴とするカーペッ
    ト付きドアトリムにおけるカーペツトの取付方法。
JP54144010A 1979-11-07 1979-11-07 カ−ペツト付きドアトリムにおけるカ−ペツトの取付方法 Expired JPS5924008B2 (ja)

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JPS5667623A JPS5667623A (en) 1981-06-06
JPS5924008B2 true JPS5924008B2 (ja) 1984-06-06

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