JPH0253244B2 - - Google Patents
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- JPH0253244B2 JPH0253244B2 JP59161206A JP16120684A JPH0253244B2 JP H0253244 B2 JPH0253244 B2 JP H0253244B2 JP 59161206 A JP59161206 A JP 59161206A JP 16120684 A JP16120684 A JP 16120684A JP H0253244 B2 JPH0253244 B2 JP H0253244B2
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- Japan
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- sheet
- vinyl chloride
- soft vinyl
- cloth
- chloride sheet
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《発明の分野》
この発明は、ドアトリム等の自動車用内装部品
に係り、特にクロス製シートと軟質塩化ビニール
シートとを貼着した表皮材により表面を被覆され
た自動車用内装部品に関する。
に係り、特にクロス製シートと軟質塩化ビニール
シートとを貼着した表皮材により表面を被覆され
た自動車用内装部品に関する。
《従来技術とその問題点》
周知のように、自動車室内側には車体パネルの
曲面形状に沿つて、各種内装部品が取付けられて
いる。
曲面形状に沿つて、各種内装部品が取付けられて
いる。
上記内装部品の構造を、ドアトリムを例示して
第7図にて説明する。
第7図にて説明する。
ドアトリムaはボード等の芯材b上面にウレタ
ンフオーム等のパツド材cを添装し、更にそれら
の表面を軟質塩化ビニールシート等の表皮材dに
より被覆して構成され、上記芯材d裏面に装着さ
れたクリツプ(図示せず)をインナーパネルの開
口に装着し取付けていた。
ンフオーム等のパツド材cを添装し、更にそれら
の表面を軟質塩化ビニールシート等の表皮材dに
より被覆して構成され、上記芯材d裏面に装着さ
れたクリツプ(図示せず)をインナーパネルの開
口に装着し取付けていた。
更に、通常上記表皮材dの一部にクロス,カー
ペツト等の装飾シートeを貼合わせ意匠性の向上
を図つていた。
ペツト等の装飾シートeを貼合わせ意匠性の向上
を図つていた。
これらの構成のドアトリムaの製造工程につい
て説明する。
て説明する。
まず、表皮材d,装飾シートe,パツド材c,
それにボートbをこの順序で図示しない金型上部
に重ね合せる(第8図参照)。
それにボートbをこの順序で図示しない金型上部
に重ね合せる(第8図参照)。
次に、これらの各素材を所要パターンに形成さ
れたウエルダ金型fにより熱溶着し、上記素材を
一体的に貼着する(第9図参照)。
れたウエルダ金型fにより熱溶着し、上記素材を
一体的に貼着する(第9図参照)。
しかる後、表皮材dの外周端末処理を行なうと
ともに、表皮材に形成された開口ラインに沿つて
カツト刃gにより表皮材を切断し、開口hを形成
する。そしてこの開口部hにより装飾シートeが
表面に露呈する(第10図参照)。
ともに、表皮材に形成された開口ラインに沿つて
カツト刃gにより表皮材を切断し、開口hを形成
する。そしてこの開口部hにより装飾シートeが
表面に露呈する(第10図参照)。
このようにすれば、装飾効果を有するドアトリ
ムaが簡単に量産可能となる。
ムaが簡単に量産可能となる。
更に、本発明者らはこれらドアトリム等の内装
部品の意匠性をより一層向上させるために、上記
表皮材dと装飾シートeとの色調を意識的に異系
色のものを用い、色彩の対比効果を考慮し、意匠
性を更にアツプさせることに着目した。
部品の意匠性をより一層向上させるために、上記
表皮材dと装飾シートeとの色調を意識的に異系
色のものを用い、色彩の対比効果を考慮し、意匠
性を更にアツプさせることに着目した。
そこで表皮材dにシルバー系色調の材料を用
い、装飾シートeにエジン系色調の材料を用いて
試作実験を行なつた。
い、装飾シートeにエジン系色調の材料を用いて
試作実験を行なつた。
しかしながら、クロス材等の装飾シートe上面
に軟質塩化ビニール樹脂等の表皮材dを重ね合せ
ウエルダ溶着により熱溶着した場合、クロス製シ
ートに混入している染料が高熱のため軟質塩化ビ
ニールシート側に移行し、軟質塩化ビニールシー
トの溶着部上面がクロス側の色調(エンジ系色
調)に変色することにより、著しく商品価値を損
い、そのためせつかく異系色のものを材質のもの
を使用し色彩の対比効果を狙つた試みも、実用化
されないという障害に直面した。
に軟質塩化ビニール樹脂等の表皮材dを重ね合せ
ウエルダ溶着により熱溶着した場合、クロス製シ
ートに混入している染料が高熱のため軟質塩化ビ
ニールシート側に移行し、軟質塩化ビニールシー
トの溶着部上面がクロス側の色調(エンジ系色
調)に変色することにより、著しく商品価値を損
い、そのためせつかく異系色のものを材質のもの
を使用し色彩の対比効果を狙つた試みも、実用化
されないという障害に直面した。
その理由としては、自動車用内装材として一般
に用いられるクロス材料が、ポリエステル100%,
ポリエステル・ナイロン混紡組織からなつてい
て、染色の際分散染料はポリエステル繊維と水素
結合で結ばれており、このためポリエステル100
%クロスでは、ウエルダ時にクロスにかかる熱が
130℃を越えた場合、水素結合が崩れ、クロスの
染料が軟質塩化ビニールシート側に移行すること
によるものと推察される。
に用いられるクロス材料が、ポリエステル100%,
ポリエステル・ナイロン混紡組織からなつてい
て、染色の際分散染料はポリエステル繊維と水素
結合で結ばれており、このためポリエステル100
%クロスでは、ウエルダ時にクロスにかかる熱が
130℃を越えた場合、水素結合が崩れ、クロスの
染料が軟質塩化ビニールシート側に移行すること
によるものと推察される。
《発明の目的》
この発明は、クロス製シートとは異系色の軟質
塩化ビニールシートをこのクロス製シートに熱溶
着接合させ、表皮材を形成する構成において、軟
質塩化ビニールシートの溶着部分にクロス製シー
トの染料が移行することを確実に防止し、もつて
意匠性を向上させた自動車用内装部品を提供する
ことをその目的とする。
塩化ビニールシートをこのクロス製シートに熱溶
着接合させ、表皮材を形成する構成において、軟
質塩化ビニールシートの溶着部分にクロス製シー
トの染料が移行することを確実に防止し、もつて
意匠性を向上させた自動車用内装部品を提供する
ことをその目的とする。
《発明の構成と効果》
前記目的を達成させるために、本発明による自
動車用内装部品は、クロス製シート上面に軟質塩
化ビニールシートを所定パターンに沿つて熱溶着
し、両者を接合貼着した表皮材により表面を被覆
された内装部品であつて、前記クロス製シートと
軟質塩化ビニールシートとの間には、両面に接着
処理を施した紙材が介挿されていることを特徴と
する。
動車用内装部品は、クロス製シート上面に軟質塩
化ビニールシートを所定パターンに沿つて熱溶着
し、両者を接合貼着した表皮材により表面を被覆
された内装部品であつて、前記クロス製シートと
軟質塩化ビニールシートとの間には、両面に接着
処理を施した紙材が介挿されていることを特徴と
する。
すなわち、本発明の構成によれば、クロス製シ
ートと軟質塩化ビニールシートとの間にはバリヤ
としての紙材が介挿されているので、軟質塩化ビ
ニールシートの熱溶着時にクロス製シートに高熱
が加わりクロス製シートに混入された分散染料が
移行しても、これら染料が紙材に吸収されること
により、軟質塩化ビニールシート側に移行するこ
とはない。従つて、クロス製シートと軟質塩化ビ
ニールシートとを異系色の材質を採用し、両者を
ウエルダ溶着等により熱溶着しても軟質塩化ビニ
ールシートの溶着部表面にクロス側の色調が現わ
れることがなく、従来の不具合は解消される。
ートと軟質塩化ビニールシートとの間にはバリヤ
としての紙材が介挿されているので、軟質塩化ビ
ニールシートの熱溶着時にクロス製シートに高熱
が加わりクロス製シートに混入された分散染料が
移行しても、これら染料が紙材に吸収されること
により、軟質塩化ビニールシート側に移行するこ
とはない。従つて、クロス製シートと軟質塩化ビ
ニールシートとを異系色の材質を採用し、両者を
ウエルダ溶着等により熱溶着しても軟質塩化ビニ
ールシートの溶着部表面にクロス側の色調が現わ
れることがなく、従来の不具合は解消される。
このことにより、表皮材として軟質塩化ビニー
ルシートとクロス製シートとを接合したものを用
い、材質に差異を持たせ意匠性の向上を図ること
が可能となる。更に特筆すべきは、クロス製シー
トと軟質塩化ビニールシートとの色彩の対比効果
により色彩面での意匠性をも向上させることか
ら、商品価値の極めて高い内装部品を提供するこ
とが可能となる。
ルシートとクロス製シートとを接合したものを用
い、材質に差異を持たせ意匠性の向上を図ること
が可能となる。更に特筆すべきは、クロス製シー
トと軟質塩化ビニールシートとの色彩の対比効果
により色彩面での意匠性をも向上させることか
ら、商品価値の極めて高い内装部品を提供するこ
とが可能となる。
なお、上記バリヤとしての紙材の上面には接着
処理が施されているので、クロス製シートと軟質
塩化ビニールシートとの接合強度を損うことなく
ウエルダ加工可能なものとなる。
処理が施されているので、クロス製シートと軟質
塩化ビニールシートとの接合強度を損うことなく
ウエルダ加工可能なものとなる。
《実施例の説明》
以下、この発明の一実施例を添付図面に基づき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図ないし第2図はこの発明をドアトリムに
適用した例を示し、第3図ないし第5図はこのド
アトリムの製造工程を説明する。更に第6図は別
の実施例を示す同じくドアトリムの構成図であ
る。
適用した例を示し、第3図ないし第5図はこのド
アトリムの製造工程を説明する。更に第6図は別
の実施例を示す同じくドアトリムの構成図であ
る。
図中符号1はドアインナーパネル(図示せず)
に装着されるドアトリムであり、適度の保形性を
備えたハードボード、プレスボード等からなる芯
材2上面に、ウレタンフオーム等のパツド材3を
添装し、更にそれらの表面を軟質塩化ビニールシ
ート4で被覆して構成されている。
に装着されるドアトリムであり、適度の保形性を
備えたハードボード、プレスボード等からなる芯
材2上面に、ウレタンフオーム等のパツド材3を
添装し、更にそれらの表面を軟質塩化ビニールシ
ート4で被覆して構成されている。
上記軟質塩化ビニールシート4の下部には開口
4aが形成され、この開口4aからクロス製シー
ト5が露出するように、上記軟質塩化ビニールシ
ート4とクロス製シート5が接合貼着されてい
る。更に詳しくは軟質塩化ビニールシート4下面
にクロス製シート5が載置され所定のウエルダパ
ターン6に沿つて、高周波ウエルダ加工により両
者が強固に接合される(第2図参照)。
4aが形成され、この開口4aからクロス製シー
ト5が露出するように、上記軟質塩化ビニールシ
ート4とクロス製シート5が接合貼着されてい
る。更に詳しくは軟質塩化ビニールシート4下面
にクロス製シート5が載置され所定のウエルダパ
ターン6に沿つて、高周波ウエルダ加工により両
者が強固に接合される(第2図参照)。
なお、本発明によれば、色調の対比効果を考慮
し、上記クロス製シート5をエジン系色調を採用
し、また軟質塩化ビニールシート4にはシルバー
系色調が採用されている。
し、上記クロス製シート5をエジン系色調を採用
し、また軟質塩化ビニールシート4にはシルバー
系色調が採用されている。
ところで、本発明の構成では、クロス製シート
5と軟質塩化ビニールシート4との間には紙材7
が介挿されており、更に紙材7の両面にホツトメ
ルトフイルム8,8がラミネートされている。
5と軟質塩化ビニールシート4との間には紙材7
が介挿されており、更に紙材7の両面にホツトメ
ルトフイルム8,8がラミネートされている。
次に上記ドアトリム1の製造工程につき説明す
る。
る。
まず第3図に示すようにウエルダ金型9上面に
軟質温化ビニールシート4、紙材7、クロス製シ
ート5、パツド材3、そして芯材2をこの順序に
従つて積重載置する。なおこのウエルダ金型9に
は所定パターンに形成されたウエルダバーを備え
ている。
軟質温化ビニールシート4、紙材7、クロス製シ
ート5、パツド材3、そして芯材2をこの順序に
従つて積重載置する。なおこのウエルダ金型9に
は所定パターンに形成されたウエルダバーを備え
ている。
次いで高周波ウエルダ加工により上記した素材
を一体的に積層貼着させる(第4図参照)。
を一体的に積層貼着させる(第4図参照)。
しかる後、第5図に示すように、軟質塩化ビニ
ールシート4をカツトライン10に沿つてカツタ
ー11で切断し、開口4aを形成する。なお、こ
のカツトライン10はウエルダパターン6よりや
や内側に設定されている。従つて開口4aに該当
する軟質塩化ビニールシート4を除去すれば、こ
の開口4aにはクロス製シート5が露呈する。
ールシート4をカツトライン10に沿つてカツタ
ー11で切断し、開口4aを形成する。なお、こ
のカツトライン10はウエルダパターン6よりや
や内側に設定されている。従つて開口4aに該当
する軟質塩化ビニールシート4を除去すれば、こ
の開口4aにはクロス製シート5が露呈する。
よつて、クロス製シート5に対して、所定のパ
ターン6に沿つて軟質塩化ビニールシート4を高
周波ウエルダ等により熱溶着した場合、クロス製
シート5に対し120〜130℃の熱が加わり、クロス
製シート5内の染料が軟質塩化ビニールシート4
側に移行するのを上記紙材7のバリヤ効果により
防止している。このことにより、最終製品のドア
トリム1においては、所定のウエルダパターン6
が変色するという従来の不具合を完全に解消で
き、また上述したように紙材7の両面にはホツト
メルトフイルム8,8がラミネートされているの
で、軟質塩化ビニールシート4を所定パターン6
に沿つてクロス製シート5に接合させる場合、軟
質塩化ビニールシート5とクロス製シート4とは
強固に接合する。なお、上記ホツトメルトフイル
ム8の代りに、紙材7の両面にウエルダ溶着助剤
をコーテイングしても良い。
ターン6に沿つて軟質塩化ビニールシート4を高
周波ウエルダ等により熱溶着した場合、クロス製
シート5に対し120〜130℃の熱が加わり、クロス
製シート5内の染料が軟質塩化ビニールシート4
側に移行するのを上記紙材7のバリヤ効果により
防止している。このことにより、最終製品のドア
トリム1においては、所定のウエルダパターン6
が変色するという従来の不具合を完全に解消で
き、また上述したように紙材7の両面にはホツト
メルトフイルム8,8がラミネートされているの
で、軟質塩化ビニールシート4を所定パターン6
に沿つてクロス製シート5に接合させる場合、軟
質塩化ビニールシート5とクロス製シート4とは
強固に接合する。なお、上記ホツトメルトフイル
ム8の代りに、紙材7の両面にウエルダ溶着助剤
をコーテイングしても良い。
次に本発明をドアトリムを適用した別の実施例
を第6図を基に説明する。
を第6図を基に説明する。
本実施例におけるドアトリム1′は、ボード芯
材2,2上面にパツド材3を添装し、更にそれら
の全面をクロス製シート5′により被覆してなる
もので、このクロス製シート5′の所要部上面に
装飾の目的で軟質塩化ビニールシート4′がウエ
ルダ貼着されている。
材2,2上面にパツド材3を添装し、更にそれら
の全面をクロス製シート5′により被覆してなる
もので、このクロス製シート5′の所要部上面に
装飾の目的で軟質塩化ビニールシート4′がウエ
ルダ貼着されている。
前述実施例と同様に色彩の対比効果から、クロ
ス製シート5′と軟質塩化ビニールシート4′とは
異系色の材料が彩用され、更に両者の間には紙材
7が介挿され、クロス製シート5′側の染料が軟
質塩化ビニールシート側に移行するのを防止して
いる。
ス製シート5′と軟質塩化ビニールシート4′とは
異系色の材料が彩用され、更に両者の間には紙材
7が介挿され、クロス製シート5′側の染料が軟
質塩化ビニールシート側に移行するのを防止して
いる。
なおこの他にドアトリムの所要部に貼着される
コーシヨンラベル等を表皮材とは異系色の材料を
用い、貼着する場合に適用することも可能であ
る。
コーシヨンラベル等を表皮材とは異系色の材料を
用い、貼着する場合に適用することも可能であ
る。
第1図ないし第6図は本発明による自動車用内
装部品を示すもので、第1図はドアトリムの正面
図。第2図は第1図中A―A線断面図。第3図な
いし第5図は上記ドアトリムの製造工程を示す説
明図。第6図は別の実施例を示すドアトリムの斜
視図。第7図は従来のドアトリムを示す斜視図。
第8図ないし第10図は従来のドアトリムの製造
工程を示す説明図である。 1……ドアトリム、4,4′……軟質塩化ビニ
ールシート、5,5′……クロス製シート、6…
…ウエルダパターン、7……紙材。
装部品を示すもので、第1図はドアトリムの正面
図。第2図は第1図中A―A線断面図。第3図な
いし第5図は上記ドアトリムの製造工程を示す説
明図。第6図は別の実施例を示すドアトリムの斜
視図。第7図は従来のドアトリムを示す斜視図。
第8図ないし第10図は従来のドアトリムの製造
工程を示す説明図である。 1……ドアトリム、4,4′……軟質塩化ビニ
ールシート、5,5′……クロス製シート、6…
…ウエルダパターン、7……紙材。
Claims (1)
- 1 クロス製シート上面に軟質塩化ビニールシー
トを所定パターンに沿つて熱溶着し、両者を接合
貼着した表皮材により表面を被覆された内装部品
であつて、前記クロス製シートと軟質塩化ビニー
ルシートとの間には、両面に接着処理を施した紙
材が介挿されていることを特徴とする自動車用内
装部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16120684A JPS6137530A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車用内装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16120684A JPS6137530A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車用内装部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137530A JPS6137530A (ja) | 1986-02-22 |
JPH0253244B2 true JPH0253244B2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=15730610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16120684A Granted JPS6137530A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車用内装部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137530A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150749A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-25 | Daikin Ind Ltd | モータの固定子 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145265U (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-26 | 高島屋日発工業株式会社 | 車輛内装用内張材 |
JPH069912Y2 (ja) * | 1988-07-29 | 1994-03-16 | マツダ株式会社 | 自動車のドアトリム配設構造 |
US5397409A (en) * | 1993-04-26 | 1995-03-14 | Atoma International, Inc. | Method for molding a vehicle door panel |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59136843A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-06 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | シリアルデ−タ転送における誤り訂正機能の動作チエツク方法 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16120684A patent/JPS6137530A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59136843A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-06 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | シリアルデ−タ転送における誤り訂正機能の動作チエツク方法 |
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---|---|---|---|---|
JPH04150749A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-25 | Daikin Ind Ltd | モータの固定子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137530A (ja) | 1986-02-22 |
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