JPH0242670Y2 - - Google Patents

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JPH0242670Y2
JPH0242670Y2 JP12328585U JP12328585U JPH0242670Y2 JP H0242670 Y2 JPH0242670 Y2 JP H0242670Y2 JP 12328585 U JP12328585 U JP 12328585U JP 12328585 U JP12328585 U JP 12328585U JP H0242670 Y2 JPH0242670 Y2 JP H0242670Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、帯状部品の切り出し装置に関し、殊
に両端部が吊下げ支持されて搬送される帯状部品
を切り出すための装置に関するものである。
従来の技術 電子部品等を多数連結した帯状部品を、例えば
ある製造工程から次の製造工程に送る際には、搬
送装置によつて次々と搬送されてくる帯状部品を
切り出し装置によつて1個ずつ切り出して次の工
程へ移すようにしている。帯状部品の例として
は、第3図にその概略を示すようなチエーンリー
ド1が挙げられる。
チエーンリード1は、断面矩形の長尺な平板1
1の一方の面に電子部品本体、例えばコンデンサ
チツプCから延びるリードC1の遊端部が溶接さ
れて基板11の下方に一方向に配列されている。
このようなチエーンリード1は、第4図に示す
ような搬送装置2によつて搬送され、切り出し装
置3によつて切り出される。先ず搬送装置2を説
明すると、前後一対のプーリ21,22の間にベ
ルト23を巻回したものを平行に一対配して構成
される(第4図は装置の側面を示しているので、
一方の組合せのみが表わされている。)。プーリ2
1又は22は図示しないが駆動装置によつて順方
向(図示矢印a)又は逆方向(図示矢印b)のい
ずれの方向にも回転可能とされている。チエーン
リード1は、平板11の両端部が左右一対のベル
ト23に載架されベルト23の運動方向に移動さ
せられるようになる。かくして、チエーンリード
1は次々と図示矢印a方向に移動して先頭のチエ
ーンリード1aは切り出し装置3によつて切り出
される。先ず、平板11は、例えば真空式の吸着
装置31によつて吸着される。吸着装置31はア
ーム32を介して従動プーリ33に連結されてお
り、従動プーリ33の回動に伴つて図示矢印c,
d方向に揺動する。従動プーリ33と駆動プーリ
34とはタイミングベルト35にて連結されてお
り、タイミングベルト35と各プーリ33,34
とは噛合つているので、駆動プーリ34に連結さ
れたモータMの回動に従つて従動プーリ33は回
動する。
ベルト23上の先頭にあるチエーンリード1a
を切り出す時は、吸着装置31は第4図に実線で
示された位置にあり、基板11が吸着装置31に
より吸着されると、タイミングベルト35が図示
矢印eの方向に動くようにモータMが回転して従
動プーリ33が図示矢印gの方向に回転し、アー
ム32を介して吸着装置31を上方に動かしてチ
エーンリード1aを切り出す。この時、チエーン
リード1aには2番目のチエーンリード1bが隣
接してるので、そのまま吸着装置31とチエーン
リード1aとを動かすと、切り出されるチエーン
リード1aが未だベルト23上に載架されている
チエーンリード1bと接触してしまう。従つて、
吸着装置31によつてチエーンリード1aが吸着
されてから吸着装置31が動き出す迄の間にベル
ト23を図示矢印bの方向に動かして残つている
チエーンリード1bを逆方向に所定距離だけ移動
させて、吸着装置31に吸着されたチエーンリー
ド1aと接触しないようにされている。
図示矢印cの方向へ動かされたチエーンリード
1a、吸着装置31及びアーム32は第4図に於
いて点線で示された状態となり、図外の移載装置
によつて次の工程に移される。この移載が終了す
ると、モータMによつてタイミングベルト35は
図示矢印fの方向に動かされ、従動プーリ33は
図示矢印hの方向に回転するので、吸着装置31
は実線で示された位置に戻り、前述の動作が繰り
返される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の装置に於い
ては、吸着装置31に吸着されているチエーンリ
ード1aがベルト23と接触したままでベルト2
3が逆方向(図示矢印bの方向)に動かされるの
で、切り出すべきチエーンリード1aまでもがベ
ルト23の運動に伴つて平板11とベルト23と
の間の摩擦力によつて図示矢印bの方向に移動
し、チエーンリード1aが吸着装置31より外れ
ることがあつて切り出しが行われないという問題
があつた。
そのため、ベルト23を逆方向に運動させる前
に、チエーンリード1aを吸着した吸着装置31
を微小距離上昇させ、平板11とベルト23とを
非接触状態にすることにより解決できるが、その
場合、モータMとしてインダクシヨンモータ等の
安価なモータを用いると微小回転制御できず、吸
着装置31が大きく上昇すると後続のチエーンリ
ード1b,…と絡み合うという問題を生じる。特
に、チエーンリード1a,1b…は互いに近接し
た状態で送られてくるために、各チエーンリード
のリード部分は多少絡んでいることがあるため、
チエーンリードの絡み合いは避けられなかつた。
そのためモータMとしてパルスモータ等を用い
ればよいがモータ自体高価である上、制御回路装
置も高価になるという問題もあつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、簡
単な構成によつて搬送装置から帯状部品を1個ず
つ確実に切り出すことのできる装置を提供するこ
とを目的としている。
本考案は、帯状部材を支持して帯状部材の長手
方向と略直交方向に順行及び逆行可能に移動させ
る搬送装置、搬送装置上で帯状部材と略平行配置
され先頭の帯状部材を吸着する吸着装置と、吸着
装置を連結して上下方向に回動させる従動プーリ
とモータにより回転駆動される駆動プーリとをタ
イミングベルトにて連結した切り出し部を含み、
順行送りされる帯状部材の内、先頭の帯状部材を
吸着装置で吸着した状態で、搬送装置を逆送りし
て先頭の帯状部材と2番目以後の帯状部材とを離
隔させ、モータの回転により吸着装置を回動させ
て帯状部材を切り出すようにした装置において、
上記切り出し部はタイミングベルトを押圧して従
動プーリを微小回転させる手段を備え、搬送装置
の逆送り時に駆動プーリを停止させて前記手段に
よりタイミングベルトを押圧して従動プーリを微
小回転させ吸着装置に吸着された先頭の帯状部材
を搬送装置から浮かせるようにしたことを特徴と
する。
実施例 以下に、本考案の一実施例を添付図面と共に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例の説明図である。
前述の従来のものと同様の部分には同じ参照符号
を付しており、それらの説明は省略する。本考案
に係る帯状部品切り出し装置4の構成は前述のも
のと略同様であるが、従動プーリ33を微小回転
させる手段5として、エアシリンダ51のロツド
52の先端にローラ53を回動自在に設けたもの
をタイミングベルト35の近傍に配している。
シリンダ51が作動していない時にはロツド5
2は後退するようにされており、ローラ53はタ
イミングベルト35より少し離れて位置し、該ベ
ルト35の運動には影響を与えないようにされて
いる。前述のようにチエーンリード1が吸着装置
31によつて吸着されると、インダクシヨンモー
タ等のモータM又は駆動プーリ34は電気的に又
は機械的に制動される。それと共に、シリンダ5
1が作動するようにされ、ロツド52が突出す
る。それに伴つて、第2図に示すように、ローラ
53はタイミングベルト35の方に突出して、該
ベルト35を押圧し図示点線のように変形させ、
ベルト35が噛合つている各プーリのうち駆動プ
ーリ34は制動されており、従動プーリ33は制
動されていないので、ベルト35のこの変形によ
つて従動プーリ33は図示矢印gの方向に微小回
転する。
この微小回転に依つて、従動プーリ33に連結
されているアーム32及び吸着装置31は図示点
線のように運動し、吸着装置31はベルト23よ
り離れる方向、即ち僅に上昇する。それ故、吸着
装置31に吸着されているチエーンリード1aの
平板11はベルト23より離れるので、この状態
で前述のようにベルト23を逆方向に運動させて
も従来のように摩擦力によつてチエーンリード1
aも後退してしまうということがない。また、チ
エーンリード1aの上昇は僅かであるから、後続
のチエーンリード1b,1b…と多少絡んでいて
もそれを悪化させることはなく、後続のチエーン
リード1b,1b…の後退に伴う絡みも解消す
る。
この後、モータMによりベルト35を図示矢印
eの方向に移動させることによつて、チエーンリ
ード1aを他のチエーンリード1bに妨げられる
ことなく第1図の点線の位置に移動させて確実に
切り出すことができる。次工程への移載が終了す
ると、ロツド52は復動させられてローラ53は
元の位置に復帰し、タイミングベルト35は図示
矢印fの方向に動かされ、アーム32は図示矢印
dの方向に動かされて、切り出し装置4は元の状
態に戻る。
尚、前述のように例示のチエーンリード1で
は、ベルト23上で隣接するチエーンリード間で
絡み合いが生じ易くなつている。このような場合
には、前記の微小回転の度合いを調整して、該微
小回転によるチエーンリード1aの部品本体Cの
位置がチエーンリード1bのそれより高くなるよ
うにすれば、チエーンリード1a,1b間での絡
み合いが生ずる可能性を極めて少なくすることが
できる。従つて、従来の装置ではそのような絡み
合いが生ずることがあるような帯状部品でも確実
に1個ずつ切り出すことが可能となる。
上述の実施例では、従動プーリ33を微小回転
させる手段5として、エアシリンダとローラとの
組合せを用いているが、カム等の他の機構によつ
ても実施できる。
考案の効果 以上説明したことから明らかなように、本考案
によれば、搬送装置より帯状部品を1個ずつ確実
に切り出すことができ、しかも、構造が簡単であ
り、パルスモータの如き高価な部品を使用する必
要のない切り出し装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は
その実施例の動作の説明図、第3図は帯状部品の
一例としてのチエーンリードの側面図、第4図は
従来例の説明図である。 1……帯状部品(チエーンリード)、2……搬
送装置、4……帯状部品切り出し装置、5……微
小回転装置、33……従動プーリ、34……駆動
プーリ、35……タイミングベルト、M……モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状部材を支持して帯状部材の長手方向と略直
    交方向に順行及び逆行可能に移動させる搬送装
    置、搬送装置上で帯状部材と略平行配置され先頭
    の帯状部材を吸着する吸着装置と、吸着装置を連
    結して上下方向に回動させる従動プーリとモータ
    により回転駆動される駆動プーリとをタイミング
    ベルトにて連結した切り出し部を含み、順行送り
    される帯状部材の内、先頭の帯状部材を吸着装置
    で吸着した状態で、搬送装置を逆送りして先頭の
    帯状部材と2番目以後の帯状部材とを離隔させ、
    モータの回転により吸着装置を回動させて帯状部
    材を切り出すようにした装置において、上記切り
    出し部はタイミングベルトを押圧して従動プーリ
    を微小回転させる手段を備え、搬送装置の逆送り
    時に駆動プーリを停止させて前記手段によりタイ
    ミングベルトを押圧して従動プーリを微小回転さ
    せ吸着装置に吸着された先頭の帯状部材を搬送装
    置から浮かせるようにしたことを特徴とする帯状
    部品の切り出し装置。
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