JPH0238322B2 - - Google Patents

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JPH0238322B2
JPH0238322B2 JP62058490A JP5849087A JPH0238322B2 JP H0238322 B2 JPH0238322 B2 JP H0238322B2 JP 62058490 A JP62058490 A JP 62058490A JP 5849087 A JP5849087 A JP 5849087A JP H0238322 B2 JPH0238322 B2 JP H0238322B2
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AKASHI TETSUKOSHO JUGEN
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AKASHI TETSUKOSHO JUGEN
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Priority to FR888803276A priority patent/FR2612100B1/fr
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Priority to HK270/92A priority patent/HK27092A/xx
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/16Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
    • B23B31/1627Details of the jaws
    • B23B31/16275Form of the jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/18Pivoted jaw
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/19Radially reciprocating jaws
    • Y10T279/1986Jaws

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加工物を旋盤、研削盤(円筒研削、
内面研削)、マシニングセンタなどのチヤツクに
クランプするために使用されるクランプ装置、と
くに加工精度を著しく向上し得る、旋盤などのチ
ヤツクにおける引込式クランプ装置に関するもの
である。
[従来の技術] 加工物を旋盤などのチヤツクにクランプするた
めに使用される従来のクランプ装置は、例えば第
13図および第14図に示すようにスクロールチ
ヤツクのチヤツク中心線1に関し対称に配置した
複数の爪(硬爪または生爪)2と、各爪2を支持
し、チヤツク本体3に設けたT形断面の溝4の中
を滑動するマスタージヨー5などからなり、加工
物をクランプする際はマスタージヨー5背面に刻
んだラツク6をチヤツク本体3に内蔵した渦巻状
のスクロール7で駆動し、すべての爪2,2,2
を一斉に半径方向に移動させるようになつている
(矢印8)。なお、図中、9はスクロール7をチヤ
ツク中心線1の周りに回転駆動する傘歯車部材、
10は図示しないハンドル棒を押し込むための凹
所である。
また、油圧チヤツクまたは空圧チヤツクにおい
ては、第15図に示すように、爪2を取り付けた
マスタージヨー5のチヤツク中心側に斜行部材1
2を配置し、ロツド13を図示しない油圧または
空圧シリンダで駆動し(矢印14)、すべての瓜2
を一斉に駆動するようになつている(矢印8)。
そして、上述のチヤツクを利用する旋盤加工で
は、後述する製品の芯ずれ防止または同形製品を
ロツト生産する際の爪芯出し作業を容易にするた
め、旋盤加工に先立つて真円加工した円筒形のダ
ミー(またはチヤツクピース)(図示せず)をマ
スタージヨー5先端で締め付け、この状態で各爪
2先端が同一円周上にくるように爪先端部を切削
して成形しておく。周知のように、旋盤加工の一
般的手段は第16図および第17図に示すように
加工物16の一方の端部をチヤツクに固定して外
径および端面を切削加工し(仮想線参照)、ここ
で加工物をチヤツクから一旦取り外して加工済の
反対側端部をチヤツクに固定し、残りの未加工部
を切削するようにしており(仮想線参照)、上述
のようにダミーを使用すると爪2の芯が常にチヤ
ツク中心線1にほぼ一致しているため各チヤツキ
ングごとに生ずる芯ずれ17(第1回目および第
2回目の各チヤツキングにおける爪の芯18,1
9のずれ)を最小限に抑制できる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前述のように爪先端を成形加工しても
製品の芯ずれは予想外に大きく(3/100〜5/100
mm)、また、端面の直角度についても満足すべき
精度が得られない問題点があつた。そして、この
問題を種々調査した結果、第18図に示すように
加工物16を締め付けた際、爪2の反チヤツク側
先端20,20が加工物16の外周面から浮き上
る現象、および加工物端面22とチヤツク本体前
面23との間に〓間24が発生する現象(チヤツ
ク締付前加工物はチヤツク本体前面23に当接し
てある)が観察された。この現象は、スクロール
7がマスタージヨー5のラツク6を強く押圧した
とき(矢印25)、チヤツク中心寄りの各ラツク6
がスクロールから浮き上り(矢印26)、爪2全体
が後方に倒れるためと推測された。この現象は製
品精度(同芯度、平行度、平面度、直角度)の低
下、ビビリ発生による表面形状の悪化の原因とな
る。なお油圧チヤツクなどについても上記現象が
観察された。
更に、こうした問題点を解決するために、加工
物を引込みクランプするようにした引込式チヤツ
クが提案されているが、クランプ径が1種類に限
定され、クランプ径がわずかに変つただけでクラ
ンプ力と引込みの条件が大きく変化して作用しな
くなる問題がある。従つて、わずかに径の異なる
加工物の夫々に専用のチヤツクを必要とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点に鑑み、加工物の径が
変化してもチヤツク締付時、爪先端がその全長に
亘つて均一に加工物を締め付け且つ加工物端面と
チヤツク前面間に〓間を生じない引込み機能を有
したクランプ装置を提供するためになしたもの
で、その構成は一方の端部に着脱可能に爪を取り
付け他方の端部に接触端面を形成した振子部材
と、チヤツク半径方向に一斉に駆動される複数の
マスタージヨー前面にそれぞれ取り付けられ前記
振子部材の接触端面をほぼチヤツク半径方向に押
圧する突出部を有したホルダと、前記チヤツク本
体前面と平行で且つ半径方向に対して直角な方向
に前記振子部材に貫通形成したピン孔と、前記振
子部材が前記チヤツク本体前面に密接し振子部材
の接触端面がホルダの押圧面に密接するとき前記
ピン孔にゆるやかに嵌入するようにチヤツク本体
に取付けたピンと、前記ホルダと前記振子部材間
に配置され振子部材の爪取付側を常時チヤツク前
方に押圧するスプリングと、加工物端部を受け止
めるためチヤツク本体前面に取り付けたストツパ
とを備え、前記爪先端の円弧状端面がチヤツク中
心線にほぼ平行になるように前記振子部材が揺動
したときに前記振子部材端部の接触端面に当接す
る押圧面を前記突出部に形成し、且つ前記接触端
面と押圧面の少なくとも一方において、チヤツク
本体側端部位置から、少なくとも前記ピン及びピ
ン孔の周面の最もチヤツク本体寄り位置をチヤツ
ク中心線に対して直角方向に延長させた位置まで
の間を、非接触部としたものである。
[作用] ホルダをチヤツク半径方向に締め付けると、振
子部材の孔内側のピンとの接触点を支点にして振
子部材が揺動し、爪先端がその全長に亘つて加工
物を均一に締め付けると同時に加工物をチヤツク
側に引き込んでストツパに当接させる。そして、
さらにホルダを締め付けると、接触端面と押圧面
との接触がピンとピン孔の接触点より反チヤツク
本体側で行われることにより、接触端面側を前方
に押し出し、爪側を後方に引込める回転力が振子
部材に作用し、よつて振子部材が爪を介して加工
物をストツパに強く押圧する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、図中の符号および記号については従来
の技術を説明した際のチヤツク各部と同じ機能を
果たす部分に同じ符号および記号を付して示す。
第1図ないし第6図は、本発明の第1の実施例
を示すもので、その装置は、チヤツク中心側に成
形爪31(焼入れ処理を施していない爪、以下単
に爪と称す)を着脱可能に取り付けた複数(図で
は3個)の振子部材32と、各振子部材32をピ
ン33を介してチヤツク中心線1を含む平面内に
揺動可能に支持するホルダ35と、チヤツク本体
前面23の、チヤツク中心線1に近く且つ隣接す
る各ホルダ35のほぼ中間位置においてチヤツク
本体3に取り付けた複数(図では3個)のストツ
パ38などからなり、各ストツパ38はチヤツク
本体前面23から前方に突出してその先端に当接
面39を形成している。
各ホルダ35は押しボルト40,40によつて
マスタージヨー5と一体に結合される板状の基部
43と、この基部43の両側に取り付けられ前述
のピン33を基部43に平行に支持するブラケツ
ト44,44と、基部43のチヤツク本体側から
反チヤツク本体側に突出した突出部45などから
なり、この突出部45内側は反チヤツク本体側に
向つてチヤツク中心線から遠ざかるように傾斜し
た平らな斜面(押圧面)46(傾斜角度θは約3
度)を形成し、この斜面には焼入れ研磨を施して
ある。なお、基部43と突出部45とが交差する
内側の隅部には凹所(または逃げ)47が穿つて
ある。
各振子部材32は、ほぼ長方体に形成され、こ
の長方体のほぼ中央部には、前記ピン33を遊動
自在に受け入れるためピン33の直径より若干大
きい直径の孔48が穿設され、さらに長方体の反
チヤツク中心線側端面には、爪31先端を成形し
て得られる円弧状端面がチヤツク中心線1にほぼ
平行になるように振子部材32が揺動したとき、
前記突出部の斜面46に当接する接触端面49が
形成されている。更に、前記接触端面49には、
チヤツク本体3側端部位置から、少なくとも孔4
8の周面における最もチヤツク本体3より位置を
チヤツク中心線1に対して直角方向に延長させた
線Lまでの位置を切除することにより斜面46に
接触しないようにした非接触部49′を形成して
いる。
さらに、各振子部材32の孔48よりチヤツク
中心に寄つた部分とこの部分に相対するホルダ基
部43の部分との間にスプリング50が配置さ
れ、このスプリング50は、常に爪31が反チヤ
ツク側に張り出すように振子部材32を前方に押
圧する役割りを果たす。なお、第3図中、36,
37,52,53は爪成形時に振子部材32をホ
ルダ35に固定するためのボルトおよびボルト孔
である。
次に、本装置の組立および取扱要領ならび作動
について説明する。
本装置を組み立てる際は、先ず、ストツパ38
をチヤツク本体前面23に取り付け、すべてのス
トツパ38先端が同一鉛直面、すなわちチヤツク
中心線1に直角な平面内にあるように機械加工す
る。次に第3図に示すようにボルト36,37を
用いて各振子部材32をホルダ35内側及び突出
部45内側に密着するように固定し、ホルダ35
のチヤツク中心線1側端に真円加工した円筒形の
ダミー42をクランプし、爪31先端が加工物直
径とほぼ同じ直径を有する円周上にあるように爪
31の先端を切削して成形する。この成形によつ
て爪31先端の円弧状端面(一次曲面)はチヤツ
ク中心線1に平行になり、また、ストツパ38先
端の当接面39と直交する。
ここでボルト36,37を取り外しスプリング
50を振子部材32とホルダ35に設けた各孔の
中に装着し、ピン33を振子部材32の孔48内
に挿入し、ピン33両端部をブラケツト44,4
4を介してホルダ35両側に固定する。このと
き、スプリング50の装着位置が孔48よりチヤ
ツク中心線1に近寄つているので、振子部材32
は第4図に示すようにピン33と孔48の接触点
56を支点として揺動し、振子部材32のチヤツ
ク中心線1に近い側はスプリング50の弾性力に
よつて前方に張り出し、反チヤツク中心線側の端
部は点57,58においてそれぞれホルダ35に
接触している。尚、第4図において59はピン3
3の中心、60は孔48の中心を示す。
以上で本装置の組立が完了したので、ここで加
工物16をチヤツクに取り付ける。加工物16を
取り付けるには加工物端面22とストツパ当接面
39間に1〜2mmの〓間が明くように加工物16
を爪31,31,31の間に置き、マスタージヨ
ー5を駆動してすべてのホルダ35,35,35
を一斉に締め付ける。以下、締付開始から完了ま
での振子部材32の挙動を第4図ないし第6図に
示す。
第4図は締付け開始状態を示す。すでに述べた
ように各振子部材32のチヤツク中心線1に近い
側は前方に張り出しているので、各爪31先端の
ホルダ35に近い側は点55で加工物16に接触
し、ホルダ35に遠い側55aは加工物16から
離隔している。
ここでさらにホルダ35を矢印62方向に締め付
けると、スプリング50の弾性力に打ち勝つて振
子部材32は孔48とピン33との接触点を支点
として矢印63方向に揺動し、第5図に示すよう
に、孔48とピン33の接触点は点66に移動す
る。そしてさらにホルダ35を締め付けると、振
子部材32はさらに揺動し、第6図に示すように
爪31は加工物16と、また、振子部材32の接
触端面49はホルダ突出部45の斜面46とほぼ
全面的に接触し、振子部材32のホルダ35に近
い背面61は一定の〓間b(この〓間bは孔48
とピン33の各直径の差に等しいかそれより小さ
い)を隔ててホルダの基部43と相対している。
このとき、ピン33は孔48内側の前記背面61
に最も近い点67で振子部材32と接触し、点6
7、ピン中心59、孔中心60は略チヤツク中心
線1に平行な直線69上にある。従つて加工物1
6は上述した振子部材32の揺動過程でチヤツク
本体側に引き込まれ(矢印68)、ストツパ38に
当接する。
ここで、さらにホルダ35を締め付けると、斜
面46が振子部材32の接触端面49を押し、且
つ該接触端面49がピン33と孔48の接触点6
7の延長線L上より前方に位置しているために、
振子部材32は矢印63方向に揺動させられている
方向に力を受け、更にこのとき、斜面46により
振子部材32の接触端面49側が前方の滑り易く
なつて揺動を助ける。いま、この際の締付力を
E、押出力をFとすると、E、Fの合成力Gの鉛
直方向成分は加工物16を締付ける力となり水平
方向成分はスプリング50の弾性力に打ち勝つて
ピンと孔との接触点67を支点として加工物16
をストツパ38に押圧する力Hを発生する。従つ
て爪31はその全長に亘つて加工物16に完全に
接触して強く締め付けると同時に加工物端面22
はストツパ38に強く押圧され、その結果、加工
物16は3本の爪31とストツパ38によつて強
固に保持される。
装置組立時、各爪31先端をダミー42を用い
てチヤツク中心線1に平行な円弧状に形成し、ま
た、各ストツパ38先端をチヤツク中心線1に対
し鉛直面内にあるように加工してあるので、加工
精度が向上し加工物16を両端から旋盤加工した
ときの芯ずれ17(第17図参照)および加工物
端面22の直角度の狂いを最小限に抑制できる。
なお、前述の説明において、加工物16をチヤ
ツクに取り付ける際、加工物端面22とストツパ
当接面39の間に1〜2mmの〓間を設けるとした
が、この〓間がゼロになるように加工物16を取
り付けてもよく、この場合は第4図の締付開始よ
り加工物16をストツパ当接面39に押圧する力
が作用し加工物端面22は常にストツパ38に当
接している。従つてホルダ35突出部斜面46お
よび振子部材32の反チヤツク中心側接触端面4
9を必ずしも斜面に形成する必要はなくチヤツク
本体前面23に直交するように形成してもよい。
又、前記非接触部49′は、斜面46に形成す
るようにしても、又は接触端面49と斜面46の
両方に形成するようにしても良く、更にその形状
及び範囲は任意に選定できる。例えば第12図に
示すように、ホルダ35の内側隅部に形成する凹
部47を、延長線Lより反チヤツク本体側まで及
ぶ大きな切欠き部47′とすることによつても同
様の作用効果を奏する。
また、前述の説明ではピン33が振子部材32
の孔48を貫通しホルダ35に固定されると述べ
たが、振子部材32の両側にピンを突設し、この
ピンがホルダ35のブラケツト44に設けた孔を
貫通するようにしてもよく、さらに、ピン33の
断面形状を円形にする代りにピン33と孔48が
接触する部分だけを円弧にしそれ以外の部分を角
形、その他の形状にしてもよい。
またさらに、スプリング50はコイルばねを使
用する代りに別の構造のもの、例えば板ばね、ね
じりばねなどを用いてもよい。
本発明の第2の実施例を第7図および第8図に
示す。この例は、本発明のクランプ装置をマシニ
ングセンタ用の4連油圧チヤツク70,70,7
0,70に適用したもので、各チヤツク70はベ
ース72に内蔵された図示しない油圧シリンダに
よつて締付け駆動される。
本発明の第3の実施例を第9図ないし第11図
に示す。この例は、中空円筒形の加工物16aを
クランプするためのもので、各爪31aは振子部
材32aの反チヤツク中心側に取り付けられ、振
子部材32aのチヤツク中心側端面に接触端面4
9aが形成され、この接触端面49aは、ホルダ
35aのチヤツク中心側に設けた突出部45aの
斜面46aに係合し、スプリング50は孔48よ
り反チヤツク中心側に寄つた位置に配置されてい
る。また、各ストツパ38はチヤツク本体前面2
3の外周に寄つた位置に配置される。ダミー42
aは内側を真円加工したリング状に形成され、爪
31成形時は、ダミー42aを各ホルダ35a,
35a,35aの外側に嵌合し、各爪31a先端
は外方に向つて張り出した円弧状に成形され、加
工物16aをクランプする際、各爪31aは外方
に張り出して加工物16aを固定する(矢印73参
照)。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上に述べたごとく本発明は次の優れた効果を
発輝する。
(i) 振子部材をホルダに揺動可能に支持し締付
前、スプリングを用いて振子部材爪取付側をチ
ヤツク前方に押圧した状態からホルダ突出部で
振子部材をチヤツク半径方向に締め付けるの
で、振子部材は揺動しながら加工物をストツパ
に当接するまでチヤツク本体側に引き込み、爪
先端はその全長に亘つて加工物を均一に締め付
ける。更に、締め付け状態においても加工物を
ストツパに押圧するように振子部材を回動させ
る力が作用する。従つて加工物は爪とストツパ
によつて強固に保持される。
(ii) 第(i)項の結果、切削加工の精度が向上し芯ず
れを大幅に減少でき(1/100mm以内)、加工物端
面の直角度をほぼ90度に加工することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を
示し、第1図の上半分は第2図におけるA方向か
らの切断矢視図、第1図の下半分は同じくB方向
からの矢視図、第2図は第1図における−方
向からの矢視図、第3図は第1の実施例の組立要
領の説明図、第4図ないし第6図は本装置の作動
説明図、第7図及び第8図は本発明の第2の実施
例を示し、第7図は本装置を取り付けた複合機械
用4連チヤツクの平面図、第8図は第7図におけ
る−方向からの矢視図、第9図ないし第11
図は本発明の第3の実施例を示し、第9図の上半
分は第10図におけるC方向からの切断矢視図、
第9図の下半分は同じくD方向からの矢視図、第
10図は第9図における−方向からの矢視
図、第11図は第3の実施例の組立要領の説明
図、第12図は本発明の非接触部の形状例を示す
説明図、第13図は従来のスクロールチヤツクの
切断側面図、第14図は第13図における−
方向からの矢視図、第15図は従来の油圧、
または空圧チヤツクの切断側面図、第16図およ
び第17図は一般的な旋盤加工の手順を示す説明
図、第18図は従来のクランプ装置の不都合な作
動状態の説明図である。 図中、1はチヤツク中心線、3はチヤツク本
体、5はマスタージヨー、23はチヤツク本体前
面、31,31aは成形爪、32,32aは振子
部材、33はピン、35,35aはホルダ、38
はストツパ、45,45aは突出部、46,46
aは斜面、49,49aは接触端面、49′,4
9a′は非接触部を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の端部に着脱可能に爪を取り付け他方の
    端部に接触端面を形成した振子部材と、チヤツク
    半径方向に一斉に駆動される複数のマスタージヨ
    ー前面にそれぞれ取り付けられ前記振子部材の接
    触端面をほぼチヤツク半径方向に押圧する突出部
    を有したホルダと、前記チヤツク本体前面と平行
    で且つ半径方向に対して直角な方向に前記振子部
    材に貫通形成したピン孔と、前記振子部材が前記
    チヤツク本体前面に密接し振子部材の接触端面が
    ホルダの押圧面に密接するとき前記ピン孔にゆる
    やかに嵌入するようにチヤツク本体に取り付けた
    ピンと、前記ホルダと前記振子部材間に配置され
    振子部材の爪取付側を常時チヤツク前方に押圧す
    るスプリングと、加工物端部を受け止めるためチ
    ヤツク本体前面に取り付けたストツパとを備え、
    前記爪先端の円弧状端面がチヤツク中心線にほぼ
    平行になるように前記振子部材が揺動したときに
    前記振子部材端部の接触端面に当接する押圧面を
    前記突出部に形成し、且つ前記接触端面と押圧面
    の少なくとも一方において、チヤツク本体側端部
    位置から、少なくとも前記ピン及びピン孔の周面
    の最もチヤツク本体寄り位置をチヤツク中心線に
    対して直角方向に延長させた位置までの間を、非
    接触部としたことを特徴とする旋盤などのチヤツ
    クにおける引込式クランプ装置。
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