JP5522569B2 - ころの製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ころの製造方法に関し、特に、ころ端面の研削に関する。
ころ端面の形状は、つばとの接触による摩擦熱やころ面取り付近のエッジロードに影響する。このため、これらに影響するころ端面の要部は、研削加工を施すことにより寸法精度が確保されている。例えば、摩擦熱を緩和するため、ころ端面には、面取りに連続する球面部分が研削加工される。従来、前記の研削加工には、円筒状の砥石部を有するカップ形砥石が採用されている(特許文献1)。
カップ形砥石による研削加工の従来例として、図6(a),(b)に示すように、2ロール1シュー方式と呼ばれる方法がある。この方法では、ころの外径面形状が形成されたワーク61を、2つのロール型駆動輪62とシュー63、およびバッキングプレート64で保持しながら横姿勢でワーク61をこの中心軸回りに回転させ、そのワーク61の端面に対して砥石65を切込む。砥石65をワーク61の中心軸に対し傾けた方向から押し当てることにより、砥石65の自生作用を利用して球面に成形することができる。
上述のようにワークをこの中心軸回りに回転させてカップ形砥石を押し付ける研削加工においては、図7(a),(b)に示すように、ワーク61,71をヤトイ66,72の受け面66a,72aに横向きに挿入し、ヤトイ66,72をワーク61,71と同心一体回転させながら砥石65,73を押し当てることもできる。ヤトイ66,72は、受け面66a,72aでワーク61,71の外径面を支持するため、ワーク61,71の見掛け上の外径を大きくし、ワーク61,71の中心軸と直交する方向の位置決め精度を高める。ワーク61,71の外径面は、円錐ころ、凸面ころ、円筒ころのいずれかの転動面形状に仕上げられている。ワーク61,71の外径面は、研削加工の位置決めの基準面になるため、この目的に十分な精度に仕上げられている。
別の従来例として、図8(a),(b)に示すように、ワーク81の非加工側の端面を電磁石回転盤82の球面吸着面82aにより磁力固定し、電磁石回転盤82の回転中心と平行な回転中心回りに回転する砥石83を一箇所に位置決めし、電磁石回転円盤82でワーク81を公転させながらワーク81に対して砥石83を所定の切込み制御で押し付けて成形する方法もある。
特開2005−297181号公報(特に段落0002〜0004,0016〜0018,0023、図3,4)
図6(a),(b)の従来例では、円錐ころ用のワーク61の外径角度が大きい場合、ワーク61が抜け出す方向に力が作用するため、安定した加工精度を得られない。図7(a)の例でも、ワーク61の外径角度が大きい場合には、ヤトイ66の受け面66aに対する楔効果が発生し難く、安定した加工精度が得られない。また、図7(b)に示す従来例では、凸面ころ用のワーク71をヤトイ72の受け面72aに横向きに挿入するため、ヤトイ72で保持可能な範囲は、ワーク71の最大外径部までしかない。安定してヤトイ72に固定できるワーク71の形状は、図7(b)のように最大外径部が削り代側に近い位置にある非対称凸面ころ用のワークに限られる。すなわち、図7(b)に示す従来例は、様々の凸面ころ用のワークに適用できる方法ではない。
また、図8(a),(b)に示す従来例の場合、ワーク81が非加工側の端面を磁力吸着するだけで電磁石回転盤82に固定されているため、ワーク81の姿勢が不均一となる可能性があり、加工精度の安定性に欠ける。また、ワーク81が磁気を帯びるため、研削加工後に脱磁工程が必要になる。さらに、図8(a),(b)に示す従来例では、研削仕上げ面の精度は、電磁石回転盤82の球面吸着面82aの球面精度に依存することから、段取り替え時の電磁石回転盤82の交換や、電磁石回転盤82の再研磨などの品質調整に手間取ることから生産性が極めて低い。
研削加工の生産能率の改善には、切削加工への置き換えが考えられる。一般に、円錐ころ又は凸面ころは、軸受鋼に代表される鋼を材料として焼入れ処理を施されたものである。図6〜8のワーク保持方法では、焼入れ鋼で形成されたワークを切削できる程の保持力を得ることは難しい。
そこで、この発明は、円錐ころ又は凸面ころ用のワークに施すころ端面の研削加工の能率をよくし、かつ十分な精度に実施できるワークの対象範囲を広げることを課題とする。
上記の課題を解決するため、この発明は、円錐ころ又は凸面ころの外径面形状が形成されたワークを位置決めし、該ワークにころ端面を研削加工する工程を含むころの製造方法において、前記ワークを、5軸制御マシニングセンタの主軸台に備わるメカニカルチャックの爪で固定し、前記5軸制御マシニングセンタの主軸に装着された切削工具により該ワークに対して前記研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施し、前記主軸に装着された砥石により前記切削加工の仕上げ面に前記研削加工を施すようにした。
5軸制御マシニングセンタは、複雑な3次元形状の切削加工が可能なため、ワークに研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施すことができる。また、様々な種類の切削加工を行う5軸制御マシニングセンタ用のメカニカルチャックでは、例え、焼入れ鋼製のワークに切削加工を施す場合でも十分なワークの固定が可能である。従来の研削加工の一部を前工程で切削加工に置換すれば、後工程の研削加工で目標形状を十分な精度に完成させ、従来よりも研削加工の能率をよくすることができる。メカニカルチャックの爪によれば、円錐ころ又は凸面ころ用のワークの外径面を、この円錐角や最大外径部の位置によらず任意の中心軸方向範囲で掴み、主軸台に固定できる。したがって、円錐角や最大外径部の位置でワークの加工対象が制限された従来よりも、研削加工を十分な精度に実施できるワークの対象範囲を広げることもできる。
例えば、前記研削加工の目標形状が球面である場合、前記研削加工の目標形状は球面であり、前記切削加工により前記仕上げ面を前記目標形状に沿う球面に形成し、前記砥石として、円筒状の砥石部を有するカップ形砥石を用い、前記5軸制御マシニングセンタは、前記目標形状の球面中心、前記主軸の前記砥石を回転させるための回転中心であるZ軸、及び前記主軸台の前記ワークを回転させるための回転中心である第1の回転軸を含み、XZ面又はYZ面に対して前記主軸台及び前記主軸の一方を傾ける回転中心である第2の回転軸と直交する平面上で考えて下記条件(i)〜(iV)を満たすように輪郭制御を行って前記研削加工を施せば、従来と同じくカップ形砥石の押し付けで研削加工を行うことができ、その研削加工代を切削加工で少なくして高能率化を図ることができる。
(i)前記ワークは、前記目標形状の球面中心と前記第2の回転軸とを結ぶ直線の延長上に該目標形状の球面頂点が位置し、かつ該第2の回転軸と該球面頂点間の直線距離が距離Hになるところで前記Z軸に対して傾斜角αをもって回転する。
(ii)前記Z軸と前記第2の回転軸とは、該Z軸と直交するX軸方向にオフセット量eをもつ。
(iii)前記球面の半径R、前記砥石の外径D及び傾斜角αは、下記式1の関係を満たし、オフセット量e、直線距離H及び傾斜角αは、下記式2の関係を満たす。
式1:R={(D/2)+e}/sinα
式2:e=(D/2)−Hsinα
(iV)前記第1の回転軸回りに回転する前記ワークに対して、前記Z軸回りに回転する前記砥石を、前記(i)〜(iii)を満たす配置とし、Z軸送りでZ軸方向に切込むことにより前記目標形状を完成させる。
前記メカニカルチャックに引き込み式チャックを用いると、爪が掴んだワークの浮き上がりを爪の引き込みによって防止することができる。
前記主軸台に対して固定されたヤトイ内周の受け面に前記ワークが嵌る状態とし、該受け面から突き出る該ワークの非加工側端部を前記爪で掴むようにすれば、受け面からワークの外径面が浮き上がることをメカニカルチャックの引き込みで防止することができる。ひいては、主軸台によるワーク回転時、ワークの外径面の円錐角や曲率による浮き上がりをより確実に防止できる。
前記ヤトイの受け面を、前記5軸制御マシニングセンタにより機上成形することが好ましい。ヤトイの受け面の中心軸が5軸に基いて定まるため、芯出し精度を低下させる心配がない。
前記凸面ころ用の前記ワークの外径面のうち最大外径部から削り代側の範囲を含むように前記爪で掴むようにすれば、凸面ころ用のワークの最大外径部までしか挿入できない従来の2ロール1シュー方式やヤトイ式の研削加工と比して、ワークの最大外径部から削り代により近いところでもワークの外径面を位置決めできるので、切削加工及び研削加工時にワークをより安定させ易い。
前記ワークの非加工側の端面に、前記主軸台に備わる固定センタが嵌るセンタ穴を形成し、前記爪と前記固定センタとで前記ワークを固定すれば、ワークの外径面の非加工側を爪で掴まずともワークを安定させることができる。
前記爪のクランプ面を、前記5軸制御マシニングセンタにより前記ワークの外径面に一致するように機上成形することが好ましい。メカニカルチャックのチャック中心が5軸に基いて定まるため、芯出し作業が不要なので、芯出し作業を要する汎用爪を用いる場合よりも芯出し精度に優れる。
前記主軸台に固定されたワークの他の削り部を前記5軸制御マシニングセンタで加工することもできる。5軸制御マシニングセンタによれば、自動工具交換機能を利用することにより、ワークを主軸台から外すことなく、多様な工具で加工することができるので、他の削り部をもった種類のころの生産性を向上させることができる。
前記5軸制御マシニングセンタでは種々の切削加工が可能だが、前記切削加工としては、ワークの旋削が簡単でよい。具体的には、前記主軸台を回転させて前記切削工具で前記ワークを旋削する前記切削加工により前記仕上げ面を形成すればよい。
前記メカニカルチャックやヤトイとして、焼入れ鋼の切削加工を十分な精度で行うことができるクランプ力をもつものを予め用意することができる。したがって、この発明は、焼入れ鋼で形成された前記ワークに前記切削加工と前記研削加工とを施すのに好適である。
上述のように、この発明は、5軸制御マシニングセンタの主軸台にメカニカルチャックで円錐ころ又は凸面ころ用のワークを固定し、該5軸制御マシニングセンタにより該ワークに対してころ端面に施す研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施し、その切削加工の仕上げ面に該研削加工を施すようにしたので、ワークに施すころ端面の研削加工の能率をよくし、かつ十分な精度に実施できるワークの対象範囲を広げることができる。
(a)は、この発明の第1実施形態の切削加工を示す概略図、(b)は、第1実施形態の研削加工を示す概略図 第1実施形態に用いる5軸制御マシニングセンタの5軸を示す概略図 (a)は、図2の主軸台に備わるメカニカルチャック及びヤトイの平面図、(b)は、前記(a)のb−b線の断面図 図2の5軸制御マシニングセンタの機内計測装置を用いた加工前の測定の様子を示す概略図 (a)は、第2実施形態に用いるメカニカルチャックの平面図、(b)は、前記(a)のb−b線の断面図 (a)は、2ロール1シュー式の従来例の研削加工を示す概略図、(b)は、前記(a)のb−b線の部分拡大断面図 (a)は、2ロール1シュー式において円錐ころ用のワークをヤトイに挿入して砥石を押し付けた様子を図6(a)のb−b線で示す断面図、(b)は、2ロール1シュー式において凸面ころ用のワークをヤトイに挿入して砥石を押し付けた様子を図6(a)のb−b線で示す断面図 (a)は、電磁石回転盤を用いた従来例の研削加工を示す概略図、(b)前記(a)のb−b線の部分拡大断面図
以下、この発明の第1実施形態を添付図面に基いて説明する。第1実施形態は、円錐ころの外径面形状が形成されたワークを位置決めし、該ワークにころ端面を研削加工する工程を含むころの製造方法の一例である。
図2に例示するように、5軸制御マシニングセンタとは、図示省略のワークを固定する主軸台11と、図示省略の工具を取り付ける主軸12と、図示省略の自動工具交換機とを備え、主軸12が工具を回転させる回転中心であるZ軸、Z軸と共に直交3軸座標系を成すX軸及びY軸、主軸台11がワークをチャック中心回りに回転させる回転中心である第1の回転軸(図中のC軸に相当)、並びに主軸台11又は主軸12をXZ面又はYZ面に対して傾ける回転中心である第2の回転軸(図中のA軸に相当)とをもち(これらを5軸と称する)、同時5軸の輪郭制御が可能なマシニングセンタをいう。輪郭制御とは、次の必要な位置とその位置に至るための送り速度を規定する命令に従って動作する2軸以上の数値制御運動をいう(これらの送り速度は互いに関連して変化するので、必要な輪郭が生成される)。
図示例では、主軸台11に第1の回転軸と第2の回転軸とをもった立形の5軸制御マシニングセンタを用いている。この種のマシニングセンタでは、Z軸が、水平に対する垂直方向を向き、第1の回転軸が、YZ面に対する回転運動の中心となるC軸であり(以下、第1の回転軸を単にC軸と呼ぶ)、第2の回転軸が、XY面に対する回転運動の中心となるA軸である(以下、第2の回転軸を単にA軸と呼ぶ)。
主軸台11は、メカニカルチャック13を備える。図3(a),(b)に示すように、メカニカルチャック13は、爪14,14,14でワーク1の外径面1aを掴んで固定する。チャック中心と、主軸台11のC軸とは、同心にする。
ワーク1は、外径面1aは、円錐ころのころ転動面形状が形成されている。爪14は、外径面1aのころ転動面形状の部分を掴むクランプ面14aを有する。ころ転動面形状の部分は、ワーク1をメカニカルチャック13で固定する位置決めの基準面として利用可能な精度に仕上げられている。ワーク1の外径面1aの中心軸とチャック中心とは、同心にする。ワーク1の外径面1aの中心軸は、ワーク1の中心軸であり、ころ中心軸となる。
メカニカルチャック13として引き込み式チャックを用いている。引き込み式のメカニカルチャック13は、爪14,14,14を、チャック中心方向にストッパ13a側へ同時に変位させる引き込みに伴って、チャック中心と直交する方向にチャック中心側へ同時に変位させる機構によりワーク1を掴み、爪14,14,14がワーク1の外径面1aのころ転動面形状の部分に当接後、さらに引き込み力が与えられてから、爪14,14,14の位置を固定できる。この爪14,14,14の位置固定により、ワーク1が主軸台11に対して固定される。したがって、爪14,14,14に掴まれたワーク1の浮き上がりは、前記引き込み力によって防止される。引き込み式チャックとしては、例えば、ドローバの引き込みにより爪14,14,14をメカニカルチャック13のチャックボディー13bの円錐面に沿ってチャック中心側へ変位させる機構のものを採用することができる。
また、図2に示す主軸台11は、図3(a),(b)に示すようにワーク1の見掛け上の外径を大きくするヤトイ15を備える。ヤトイ15は、メカニカルチャック13のチャックボディー13bに取り付けることにより、図2の主軸台11に対して固定される。図3(b)に示すように、ヤトイ15の内周に形成された受け面15aは、ワーク1をワーク1の中心軸と直交する方向、及びワーク1に対してZ軸方向に工具を押し付ける方向に受ける。ワーク1の中心軸と受け面15aの中心軸とは、同心に定めている。ワーク1の加工側端部は、ころ大端面側の端部に定めている。
図3(a),(b)に示すように、チャックボディー13bに取り付けられたヤトイ15の受け面15aにワーク1が嵌る状態とし、受け面15aから突き出るワーク1の非加工側端部をメカニカルチャック13で掴むと、爪14,14,14及び受け面15aにより、ワーク1の両端部でチャック中心と直交する方向に位置決めされる。また、上記引き込み力により、受け面15aからワーク1の外径面1aが浮き上がることも防止される。
上述のように固定されたワーク1の非加工側端部と、メカニカルチャック13のストッパ13aとの間に隙間が形成される。ワーク1の外径面1aのころ転動面形状の部分をヤトイ15の受け面15aでチャック中心方向に位置決めでき、ストッパ13aでワーク1を支持する必要がないこと、及びストッパ13aでワーク1を支持すると、受け面15aと同時に支持できるように精度出しをするのが面倒なことから、前記の隙間により、ストッパ13aによるワーク1の支持を省略している。
爪14のクランプ面14aを5軸制御マシニングセンタにより機上成形している。具体的には、クランプ面成形用の削り代を有する爪ワークを用いて組み立てたメカニカルチャック13を主軸台11に固定した状態で、主軸12に装着された工具によりボーリング加工する。ボーリング加工は、爪ワークにダミーを掴ませた状態で行うことができる。爪14のクランプ面14aは、ワーク1の外径面1aのころ転動面形状に一致した面に形成する。このように機上成形によれば、メカニカルチャック13のチャック中心が5軸に基いて定まる。このため、芯出し作業が不要で振れのない高精度なワーク1の固定が可能である。機上成形後は、5軸制御マシニングセンタでワーク1に施す全ての加工を終えるまで、爪14,14,14やメカニカルチャック13の固定を外す必要はない。したがって、別の工作機械でクランプ面を成形した爪14を採用した場合のように爪14の取り付け誤差が芯出し精度を低下させることがない。
また、ヤトイ15の受け面15aを5軸制御マシニングセンタにより機上成形している。具体的には、受け面15a成形用の加工代を有するヤトイワークを主軸台11に固定した状態で、主軸12に装着された工具によりボーリング加工する。受け面15aの中心軸が5軸に基いて定まるため、芯出し精度を低下させる心配がない。爪14のクランプ面14aの機上成形後、ヤトイ15をチャックボディー13bに取り付けて受け面15aの機上成形を行うことができる。クランプ面14aの機上成形後、受け面15aの機上成形を行えば、5軸制御マシニングセンタでワーク1に施す全ての加工を終えるまで、ヤトイ15を外す必要はない。したがって、別の工作機械で受け面15aを成形したヤトイ15を採用したときのようにヤトイ15の取り付け誤差が芯出し精度を低下させることがない。
メカニカルチャック13及びヤトイ15のそれぞれは、焼入れ鋼に施す切削加工及び研削加工の精度を確保できる強度のものとする。爪14やヤトイ15の材料は、必要なワーク1の位置決め精度が得られる限り、特に限定されない。
ワーク1は、焼入れ鋼により形成されている。焼入れ鋼としては、高・中炭素合金鋼(ずぶ焼き鋼)、はだ焼鋼(浸炭鋼)、高周波焼入鋼等といった適宜の程度及び手段で焼入れを施し表面を硬化させた鋼を採用することができる。メカニカルチャック13及びヤトイ15は、それぞれ非磁力式のワーク保持装置なので、鋼製のワーク1が磁化されることはない。
ワーク1を、ヤトイ15及びメカニカルチャック13により主軸台11に固定した後、ヤトイ15から突き出るワーク1の加工側端部には、最終的に研削加工を施すことにより目標形状を完成させる。その研削加工の目標形状は、球面とする。図示例では、ころ端面の全体を球面としている。特許文献1のように、予めワーク1のころ端面中央部となる位置に研削ぬすみを形成しておくこともできる。
先ず、5軸制御マシニングセンタに、目標形状に加工するのに必要な情報を入力する。その後、図1(a)に示すように、主軸12に装着された切削工具16により、ワーク1に対して前記研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施す。その後、図1(b)に示すように、主軸12に装着された砥石17により、切削加工の仕上げ面1bに対して研削加工を施す。なお、図1(a),(b)は、球面Sの中心O、主軸12による砥石17の回転中心であるZ軸、及び主軸台11によるワーク1の回転中心であるC軸を含み、A軸に直交する平面上を示す。
具体的には、図4に示すように、5軸制御マシニングセンタの機内計測装置18によりワーク1の上面の高さhを測定する。5軸制御マシニングセンタは、入力により設定された削り代となるようにZ座標を更新し、下記の式1、式2で表現される球面Sに必要なワーク1の傾け角α、オフセット量e(図1参照)を測定した座標値から算出する。球面Sは、研削加工の目標形状である。なお、図4は、図1(a),(b)と同じ平面上を示す。
ワーク1の上面の高さhは、ワーク1のA軸からのZ軸方向の高さである。ワーク1の加工側端部は、球面Sの相似形に成形されている。このため、高さhは、ワーク1の上面のワーク中心軸(C軸と同心)上で測定している。
Z座標の更新後、5軸制御マシニングセンタは、算出された座標に基いてX軸とZ軸の2軸輪郭制御を行い、図1(a)に示すように、主軸台11をC軸回りに回転させて焼入れ鋼用の切削工具16でワーク1の加工側端部を旋削することにより、球面Sに沿う球面の仕上げ面1bを形成する。仕上げ面1bは、球面Sから精度の確保に必要な研削代を残した面とする。切削加工では、仕上げ面1bを所定の寸法・形状・表面粗さに仕上げ削りを行う。削り代は、ワーク1の大きさに対して十分に小さいため、その図示を省略している。なお、切削加工は、仕上げ削りのみを実施する態様に限定されず、荒削り、中削りを適宜に実施することもできる。
切削加工後、5軸制御マシニングセンタは、自動工具交換機により、図1(b)に示すように、主軸12に砥石17を装着する。5軸制御マシニングセンタは、主軸12に装着された砥石17により仕上げ面1bに対して研削加工を施す。砥石17として、円筒状の砥石部を有するカップ形砥石を用いている。5軸の輪郭制御により、従来のカップ形砥石による球面研削加工に相当する条件を実現する。具体的には、5軸制御マシニングセンタは、図示の平面上で考えて下記条件(i)〜(iV)を満たすように5軸の輪郭制御を行って研削加工を施す。
(i)ワーク1は、球面Sの中心Oと、A軸とを結ぶ直線の延長上に球面Sの頂点Tが位置し、かつA軸と頂点T間の直線距離が距離HになるところでZ軸に対して傾斜角αをもって回転する。頂点Tは、ワーク1の中心軸上にある。
(ii)Z軸とA軸とは、Z軸と直交するX軸方向にオフセット量eをもつ。オフセット量eは、図の平面上で考えて、Z軸とA軸との間に存在するX軸座標の差である。
(iii)球面Sの半径R、砥石17の外径D及び傾斜角αは、下記式1の関係を満たし、オフセット量e、直線距離H及び傾斜角αは、下記式2の関係を満たす。
式1:R={(D/2)+e}/sinα
式2:e=(D/2)−Hsinα
(iV)主軸台11のC軸回りの回転で同軸回りに回転するワーク1に対して、主軸12のZ軸回りの回転で同軸回りに回転する砥石17を、上記(i)〜(iii)を満たす配置とし、Z軸送りでZ軸方向に切込むことにより、ワーク1に球面S状のころ大端面を完成させる。切込み速度、砥石17を仕上げ面1bに押し付ける圧力等の切込み制御は、ワークの加工端部形状、目標形状、砥石の特性等に応じて適宜に設定すればよい。研削加工は、単一の砥石だけで実施する態様に限定されず、自動工具交換機能を利用して複数の砥石を適宜に用いることにより精度の向上を図ることもできる。
第1実施形態によれば、図1(a),(b)に示すように、焼入れ鋼製のワーク1に切削加工を施し、削り代の一部を切削代とし、残部の研削代でワーク1の加工側端部に球面Sのころ大端面を十分な精度に完成させるので、削り代全部を研削代とする従来よりも研削加工の能率をよくすることができる。
また、第1実施形態によれば、図3(a),(b)に示すように、メカニカルチャック13の爪14,14,14により、円錐ころ用のワーク1の外径面を、この円錐角によらず任意のワーク1の中心軸方向範囲で掴み、主軸台11に固定できる。したがって、円錐角で加工対象となるワークが制限される従来例よりも、研削加工を十分な精度に実施できるワーク1の対象範囲を広げることもできる。
また、第1実施形態によれば、ころの中心軸上を貫通する孔や、ころ端面の逃げのように、図3(a),(b)に示すように主軸台に固定されたワーク1の他の削り部を5軸制御マシニングセンタで加工することができる。すなわち、5軸制御マシニングセンタの自動工具交換機で主軸12にドリル加工やフライス加工用の工具を装着し、主軸台11からワーク1を外すことなく、穴あけや座ぐり加工等によって上記孔、逃げ等を形成することが可能となり、この種のころの生産性を向上させることができる。例えば、仕上げ面1bを旋削する切削加工後、上記研削加工の前に、ワーク1の加工側端部に研削ぬすみを切削する工程を追加することができる。
5軸制御マシニングセンタで上記のように主軸台11からワーク1を外すことなく種々の加工により十分な精度に仕上げることができるため、ワーク1の加工側端部に完成させるころ端面の形態は、球面に限られず、様々に変更することができる。例えば、上記研削ぬすみのようなころの逃げ、ころの面取りに連続する円錐面、ころの面取りに連続するクラウニング等をもった形態にすることができる。
標準的な寸法のころ用のワーク1の端部を加工するだけならば、C軸及びA軸をもつ立形の主軸台11の大きさや輪郭制御の自由度に不足はない。したがって、Z軸が水平を向いた横形の5軸制御マシニングセンタや、主軸に第2の回転軸をもった首振り機能付きの5軸マシニングセンタを使用する必要はない。なお、これら横形等の5軸制御マシニングセンタを使用する場合、各軸を第1実施形態の対応する軸に置換して輪郭制御を同様に行えばよい。
また、ヤトイ15を省略し、メカニカルチャックのみでワークを固定することもできる。一例として、この発明の第2実施形態を図5(a),(b)に基いて説明する。以下、第1実施形態との相違点を述べ、同一に考えられる構成要素に同じ名称を用い、その説明を省略する。
図示のように、凸面ころ用のワーク21をメカニカルチャック22のみで固定する。ワーク21の外径面21aには、非対称凸面ころのころ転動面形状が形成されている。ワーク21の最大外径部を爪23,23,23で掴むことができる。このため、最大外径部を掴むことができない円錐ころ用のワークを加工する場合と比して、ワーク21を安定させ易く、これを利用してヤトイを省略することができる。
メカニカルチャック22は、ワーク21の外径面21aのうち、最大外径部dから削り代側の範囲を含むようにクランプ面23aで掴むようになっている。ワーク21の最大外径部dまでしか挿入できない従来の2ロール1シュー方式やヤトイ式の研削加工と比して、ワーク21の最大外径部dから削り代により近いところでも外径面21aを位置決めできるので、切削加工及び研削加工時にワーク21をより安定させ易い。ワーク21は、非対称凸面ころ用を例示したが、対称凸面ころ用のワークであっても、加工の支障にならない限り、外径面21aの削り代側の適宜のところを爪23,23,23で掴むことができる。したがって、第2実施形態によれば、十分な精度に実施できる凸面ころ用のワークの対象範囲を広げることができる。
ワーク21の非加工側の端面に、主軸台11に備わる固定センタ24が嵌るセンタ穴21bを形成している。爪23,23,23と固定センタ24とでワーク21を固定するため、ワーク21の外径面21aの非加工側を爪23,23,23で掴まずともワーク21を安定させることができる。
この発明の技術的範囲は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載に基く技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。
1,21 ワーク
1a,21a 外径面
1b 仕上げ面
11 主軸台
12 主軸
13,22 メカニカルチャック
14,23 爪
14a,23a クランプ面
15 ヤトイ
15a 受け面
16 切削工具
17 砥石
18 機内計測装置
21b センタ穴
24 固定センタ

Claims (10)

  1. 円錐ころ又は凸面ころの外径面形状が形成されたワークを位置決めし、該ワークにころ端面を研削加工する工程を含むころの製造方法において、
    前記ワークを、5軸制御マシニングセンタの主軸台に備わるメカニカルチャックの爪で固定し、前記5軸制御マシニングセンタの主軸に装着された切削工具により該ワークに対して前記研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施し、前記主軸に装着された砥石により前記切削加工の仕上げ面に前記研削加工を施す方法であって、
    前記研削加工の目標形状は球面であり、前記切削加工により前記仕上げ面を前記目標形状に沿う球面に形成し、前記砥石として、円筒状の砥石部を有するカップ形砥石を用い、前記5軸制御マシニングセンタは、前記目標形状の球面中心、前記主軸の前記砥石を回転させるための回転中心であるZ軸、及び前記主軸台の前記ワークを回転させるための回転中心である第1の回転軸を含み、XZ面又はYZ面に対して前記主軸台及び前記主軸の一方を傾ける回転中心である第2の回転軸と直交する平面上で考えて下記条件(i)〜(iV)を満たすように輪郭制御を行って前記研削加工を施すことを特徴とするころの製造方法。
    (i)前記ワークは、前記目標形状の球面中心と前記第2の回転軸とを結ぶ直線の延長上に該目標形状の球面頂点が位置し、かつ該第2の回転軸と該球面頂点間の直線距離が距離Hになるところで前記Z軸に対して傾斜角αをもって回転する。
    (ii)前記Z軸と前記第2の回転軸とは、該Z軸と直交するX軸方向にオフセット量eをもつ。
    (iii)前記球面の半径R、前記砥石の外径D及び傾斜角αは、下記式1の関係を満たし、オフセット量e、直線距離H及び傾斜角αは、下記式2の関係を満たす。
    式1:R={(D/2)+e}/sinα
    式2:e=(D/2)−Hsinα
    (iV)前記第1の回転軸回りに回転する前記ワークに対して、前記Z軸回りに回転する前記砥石を、前記(i)〜(iii)を満たす配置とし、Z軸送りでZ軸方向に切込むことにより前記目標形状を完成させる。
  2. 円錐ころ又は凸面ころの外径面形状が形成されたワークを位置決めし、該ワークにころ端面を研削加工する工程を含むころの製造方法において、
    前記ワークを、5軸制御マシニングセンタの主軸台に備わるメカニカルチャックの爪で固定し、前記5軸制御マシニングセンタの主軸に装着された切削工具により該ワークに対して前記研削加工の目標形状に近付ける切削加工を施し、前記主軸に装着された砥石により前記切削加工の仕上げ面に前記研削加工を施す方法であって、
    前記凸面ころ用の前記ワークの外径面のうち最大外径部から削り代側の範囲を含むように前記爪で掴むことを特徴とするころの製造方法。
  3. 前記ワークの非加工側の端面に、前記主軸台に備わる固定センタが嵌るセンタ穴を形成し、前記爪と前記固定センタとで前記ワークを固定する請求項に記載のころの製造方法。
  4. 前記メカニカルチャックに引き込み式チャックを用いる請求項1から3のいずれか1項に記載のころの製造方法。
  5. 前記主軸台に対して固定されたヤトイ内周の受け面に前記ワークが嵌る状態とし、該受け面から突き出る該ワークの非加工側端部を前記爪で掴む請求項に記載のころの製造方法。
  6. 前記ヤトイの受け面を、前記5軸制御マシニングセンタにより機上成形する請求項に記載のころの製造方法。
  7. 前記爪のクランプ面を、前記5軸制御マシニングセンタにより前記ワークの外径面に一致するように機上成形する請求項1からのいずれか1項に記載のころの製造方法。
  8. 前記主軸台に固定されたワークの他の削り部を前記5軸制御マシニングセンタで加工する請求項1からのいずれか1項に記載のころの製造方法。
  9. 前記主軸台を回転させて前記切削工具で前記ワークを旋削する前記切削加工により前記仕上げ面を形成する請求項1からのいずれか1項に記載のころの製造方法。
  10. 焼入れ鋼で形成された前記ワークに前記切削加工と前記研削加工とを施す請求項1からのいずれか1項に記載のころの製造方法。
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