JP2005297181A - ワーク端面の加工装置、加工方法、ころおよびころ軸受 - Google Patents

ワーク端面の加工装置、加工方法、ころおよびころ軸受 Download PDF

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Abstract

【課題】 ころ端面に滑らかに連続しただらし形状を高能率に連続加工できると共に、安定したワークの自転を確保してころ端面の振れ精度を高めることができ、更に、加工後のころ端面の形状ばらつきを小さくできるワーク端面の加工装置を提供する。
【解決手段】 このワーク端面の加工装置10は、ワーク12を自転、且つ、公転させながら支持する主軸50と、該主軸50にワーク12を連続的に供給、排出する供給装置51および排出装置52と、弾性を有する弾性カップ砥石19と、該弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てるための加圧装置60とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワーク端面を加工するための加工装置、加工方法、ころおよび該加工方法により得られるころ及び該ころを備えるころ軸受に関する。
ころ軸受のころ端面は軌道輪側のつば部に摺動することから、ころ端面とつば部との間に発生する摩擦熱を低減するため、図13および図14に示すように、ころ1の端面と外径面との間にだらし面2が設けられている。
ころ1の端面にこのようなだらし面2を加工する方法としては、横型の両頭平面研削盤を用い、ヤング率が10MPa〜500MPaの弾性砥石でころ端面を加工する方法が知られている。
このころ端面の加工方法によれば、ころを1個ずつ加工するのではなく、連続加工で能率を上げて加工することができ、また、ころの外径面とチャンファ面3とのつなぎ部、チャンファ面3とだらし面2とのつなぎ部、およびだらし面2ところ端面の平面部とのつなぎ部にエッジを発生させることなく、滑らかに加工できる(例えば特許文献1参照)。
また、ワークを自転させながらワークの端面を加工して、ころの端面を高精度に加工できるようにしたワーク端面の加工方法が提案されている(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2003−21145号公報 DE2636689号公報 特許第3455411号公報
ところで、上記特許文献1は、ころ端面に滑らかに連続しただらし形状を高能率で連続加工できるが、ワークの回転(自転)が安定しないことからころ端面の振れ精度が良くない不具合がある。
一方、上記特許文献2及び特許文献3では、ワークを自転させながらワークの端面を加工しているので、ころの端面振れ精度を良くすることはできるが、加工工具を定位置でワークの端面に押し当てて加工しているため、ワーク端面の加工前形状にばらつきがあると、加工後のころ端面の形状ばらつきが大きくなるという不具合がある。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、ころ端面に滑らかに連続しただらし形状を高能率で連続加工することができると共に、ころ端面の振れ精度を高めることができ、更に、加工後のころ端面の形状ばらつきを小さくすることができるワーク端面の加工装置、加工方法、ころおよびころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成によって達成される。
(1) ワークを自転、且つ、公転させながら支持する主軸と、該主軸に前記ワークを連続的に供給、排出する給排装置と、弾性を有する加工工具と、該加工工具を定圧で前記ワークの端面に押し当てるための加圧装置とを備えることを特徴とするワーク端面の加工装置。
(2) 前記加圧装置は、前記加工工具を載置し、且つ前進した状態で、該加工工具を定圧で前記ワークの端面に押し当て可能な加圧スライドテーブルと、該加圧スライドテーブルを駆動する加圧アクチュエータとを備えることを特徴とする(1)に記載のワーク端面の加工装置。
(3) 前記加圧アクチュエータは油圧駆動され、その油圧回路に速度絞り手段を備えることを特徴とする(2)に記載のワーク端面の加工装置。
(4) 前記ワークの端面の加工時の前記加圧スライドテーブルの位置を測定するリニアゲージを備えることを特徴とする(2)又は(3)に記載のワーク端面の加工装置。
(5) 前記加圧スライドテーブルをスライド可能に載置して、該加圧スライドテーブルの固定側を所定の位置に位置決めする位置決めスライドテーブルを備えることを特徴とする(2)〜(4)のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
(6) 前記加工工具が弾性カップ砥石であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
(7) 前記加工工具が研磨ベルトであることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
(8) 前記主軸の前記ワーク公転軸心と同心に旋回可能に設けられ、前記弾性カップ砥石をドレッシングするドレス工具を備えることを特徴とする(6)に記載のワーク端面の加工装置。
(9) 前記主軸が、回転可能な内輪と、前記内輪の外径部に複数の前記ワークを周方向に所定の間隔で保持するポケット部を有し、前記内輪と独立して回転可能なケージと、前記内輪および前記ケージによって保持される前記複数のワークの外径部に掛け渡される駆動ベルトとを備えることを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
(10) (1)〜(9)のいずれかに記載の前記ワーク端面の加工装置を用いて前記ワーク端面を加工するワーク端面の加工方法であって、
前記ワークを自転、且つ、公転させながら支持した状態で、該ワークの端面に弾性を有する加工工具を定圧で押し当てて前記ワークの端面を加工することを特徴とするワーク端面の加工方法。
(11) 転動体としてのころであって、(10)に記載のワーク端面の加工方法を用いて端面が加工されることを特徴とするころ。
(12) 一対の軌道輪間に複数のころが転動可能に配設されるころ軸受であって、
前記ころは、(10)に記載のワーク端面の加工方法を用いて端面が加工されることを特徴とするころ軸受。
本発明によれば、主軸によってワークを自転、且つ、公転させながら該ワークの端面を弾性を有する加工工具で加工するようにしているので、ワークの自転が安定に保たれて、ころ端面の振れ精度を高めることができ、しかも給排装置によって連続的に供給されるワークの端面を弾性を有する加工工具で加工しているので、ころ端面に滑らかに連続しただらし形状を高能率で連続加工することができる。
また、加圧装置によって加工工具を定圧でワークの端面に押し当てて加工を行っているので、ワーク端面の加工前形状のばらつきに影響を受けることなく、一定の加工量でワーク端面を加工することができ、加工後のころ端面の形状ばらつきを小さくすることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態であるワーク端面の加工装置を示す一部を破断した平面図、図2は図1の右側から見た要部側面図、図3は加圧装置を説明するための説明図、図4は弾性カップ砥石によるワーク端面の加工を説明するための図、図5はケージポケット内のワークを安定的に自転させるための、内輪とケージと駆動ベルトの周速の関係を説明するための説明図、図6〜図12は本発明に係る他の実施形態であるワーク端面の加工装置を説明するための図である。なお、この実施形態では、ワークとして円筒ころ用のワークを例に採る。
図1〜図3に示すように、本発明に係る第1実施形態であるワーク端面の加工装置10は、ワーク12を自転、且つ、公転させながら支持する主軸50と、該主軸50にワーク12を連続的に供給、排出する供給装置51および排出装置52と、弾性を有する加工工具としての弾性カップ砥石19を備える砥石スピンドル装置53と、該弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てるための加圧装置60とを備えている。
主軸50は、図1および図2に示すように、回転可能な内輪11と、内輪11の外径部に複数のワーク12を周方向に略等間隔で保持するポケット部13を有し、内輪11と独立して回転可能なケージ14と、内輪11およびケージ14によって保持された複数のワーク12の外径部に掛け渡された駆動ベルト15とを備えており、内輪11とケージ14は、弾性カップ砥石19と干渉しないように、ワーク12の軸方向長さの範囲内に収まるように配置されている。
そして、内輪11と駆動ベルト15が互いに逆方向に回転駆動されることで、ワーク12に自転運動が付与され、更にケージ14が回転することで、ワーク12に公転運動が付与される。
内輪11とケージ14は、図1に示すように、互いに同軸で且つ独立して回転できるように、内輪11が内輪駆動軸としての内輪支持ホローシャフト16に取り付けられ、ケージ14がケージ駆動軸としてのケージ支持軸17に取り付けられている。また、駆動ベルト15はプーリ18を介して図示しない駆動モータにより駆動される。
また、図2に示すように、供給装置51は主軸50の投入ポジションへワーク12を連続的に自動供給し、排出装置52は主軸50の排出ポジションからワーク12を連続的に自動排出するように構成されており、内輪11とケージ14と駆動ベルト15を所定の回転速度で回転させることで、連続的にワーク12を自転、且つ、公転させながらワーク12端面の加工を行うことができる。
また、図1に示すように、砥石スピンドル装置53は、2台配置されて、ワーク12の端面を加工する弾性カップ砥石19が2箇所で互いに逆方向からワーク12の端面へ定圧で押し当てられており、この押し当て面と反対側のワーク12の端面にストッパ20を配置することで、ワーク12の両端面の加工ができるようになっている。この場合、ワーク12の端面に対するカップ砥石19の角度を調整することで、だらし加工の角度(図14参照)を調整できる。2台の砥石スピンドル装置53はそれぞれ加圧装置60に載置されている。
そして、供給装置51から連続的に供給されたワーク12を主軸50で自転、且つ、公転させながら、加圧装置60によって弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てた状態で加工することで、ワーク12の外径面とチャンファ面3とのつなぎ部、チャンファ面3とだらし面2とのつなぎ部、およびだらし面2とワーク12端面の平面部とのつなぎ部(図13および図14を参照)にエッジを発生させることなく、滑らかな加工を行うことができる。
これは、弾性カップ砥石19とワーク12の端面との接触部で弾性カップ砥石19が弾性変形し、図4(a)に示す圧力分布Pに応じた加工がなされるため、ワーク12の端面に弾性カップ砥石19を押し当てるとワーク12の端面の平面部とチャンファ面3とのつなぎ部で最も圧力が高くなり、その部分の加工量dが多くなるので滑らかに連続しただらし形状を得ることができる(図4(b)参照)。これに対し、弾性要素が殆どない加工工具でワーク12の端面を加工すると、加工工具とワーク12との干渉部がそのまま除去されるので、加工部と非加工部との境界にエッジが生じ、滑らかに連続しただらし形状を得ることはできない。
また、弾性カップ砥石19は加工を続けるに従って摩耗していくが、弾性カップ砥石19は定圧でワーク12の端面に押し当てられるので、弾性カップ砥石19は摩耗が生じてもワーク12の端面に対して常に一定の加工力で、安定した加工量で、且つ、形状ばらつきが小さい加工を行うことができる。
加圧装置60は、図3に示すように、主軸50と共通のベッド54上に配置されており、砥石スピンドル装置53を載置し、且つ前進した状態で、弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当て可能な加圧スライドテーブル61と、油圧回路70により該加圧スライドテーブル61を油圧駆動する加圧アクチュエータ62と、加圧スライドテーブル61をスライド可能に載置して、所定の位置に位置決めされる位置決めスライドテーブル63と、位置決めスライドテーブル63を駆動する位置決めアクチュエータ64と、加圧スライドテーブル61と位置決めスライドテーブル63との間に設けられ、ワーク12の端面の加工時の該加圧スライドテーブル61の位置を測定するリニアゲージ65と、を備える。
加圧スライドテーブル61はリニアガイドやエアスライド等で案内されるようになっており、該案内の摺動抵抗は弾性カップ砥石19によるワーク12の端面の加工力と加圧力に対して充分に小さく設定されている。加圧アクチュエータ62は、油圧回路70によりピストン62aの左側或いは右側の油室へ油を給排することで、ピストン62aを駆動し、加圧スライドテーブル61を進退させる。
位置決めスライドテーブル63は、小ストロークの加圧スライドテーブル61で弾性カップ砥石19の使用厚を広く取りたい場合や、或いは主軸50上のワーク12のセット位置の変化に対応する場合に好適に使用される。例えば、弾性カップ砥石19が摩耗した場合、リニアゲージ65の測定値に基づいて位置決めアクチュエータ64を制御し、位置決めスライドテーブル63の位置を調整することで、加工時の加圧スライドテーブル61の加圧位置を一定に保つことができる。
リニアゲージ65は、ワーク12端面の加工時の加圧スライドテーブル61の位置を測定し、弾性カップ砥石19の摩耗状態を監視するために使用される。具体的には、該測定値と基準値(例えば新品の弾性カップ砥石19をワーク12の端面に押し当てたときの加圧スライドテーブル61の位置の測定値)との差と位置決めスライドテーブル63の位置との演算から弾性カップ砥石19の摩耗状態を検出することができ、このリニアゲージ65の測定値から弾性カップ砥石19の交換時期を知ることもできる。
また、弾性カップ砥石19は、加工時の切れ味を維持して、適正な加工が継続するように、適度な自生発刃を伴う砥石摩耗を必要とする。このとき、砥石スピンドル装置53がワーク12に対して跳ねると弾性カップ砥石19の作用面にむらが生じて砥石作用面が乱れ、適正な精度でのワーク12端面の加工を継続できなくなる。そこで、本実施形態では、砥石スピンドル装置53がワーク12に対して跳ねないように、加圧スライドテーブル61の駆動源となる加圧アクチュエータ62にダンピング作用を付与して、加工時の砥石スピンドル装置53が急激に動けないようにしている。
このため、図3に示すように、油圧駆動とした加圧アクチュエータ62の油圧回路70は、絞りの狭い回路と絞りの広い回路と2系統の回路を用意する。そして、加圧開始時に弾性カップ砥石19をワーク12の端面に押し当てる時、および加工終了後に弾性カップ砥石19をワーク12の端面から後退させる時は、絞りの広い回路に切り替えて加圧スライドテーブル61を速やかに移動させ、弾性カップ砥石19によるワーク12端面の加工継続中には、絞りの狭い回路に切り替えて加圧スライドテーブル61の動きにダンピング作用を付与する。
具体的に、油圧回路70は、主切替弁71の操作によりポンプPから加圧アクチェータ62のピストン62aの左側或いは右側の油室へ油を供給すると共に、ピストン62aの右側或いは左側の油室の油をタンクTに排出して加圧スライドテーブル61を進退させるように構成され、主切替弁71と加圧アクチュエータ62との間の回路には、絞りの広い2つの絞り弁(逆止弁付流量制御弁)72と絞りの狭い2つの絞り弁(逆止弁付流量制御弁:速度絞り手段)73とを直列に配置し、絞りが狭い2つの絞り弁73に切替弁74を並列にそれぞれ配置する。
そして、加圧開始時に弾性カップ砥石19をワーク12の端面に押し当てる時、および加工終了後に弾性カップ砥石19をワーク12の端面から後退させる時は、各切替弁74を開状態に操作して絞りの広い回路に切り替えることで、加圧スライドテーブル61ひいては砥石スピンドル装置53を速やかに移動させ、一方、弾性カップ砥石19によるワーク12端面の加工継続中には、各切替弁74を閉状態に操作して絞りの狭い回路に切り替え、加圧スライドテーブル61の動きにダンピング作用を付与するようにしている。
また、両頭平面研削盤の場合には弾性砥石のヤング率は10MPa〜1000MPaが適正とされていたが、砥石とワークが平行である両頭平面研削盤と異なり、前述のように弾性カップ砥石19とワーク12に角度をつける場合には、弾性砥石のヤング率は少し硬い50MPa〜1000MPaが適正である。
また、ケージ14のポケット部13内のワーク12を安定的に自転させるためには、内輪11とケージ14と駆動ベルト15の周速を適切に選ぶ必要がある。図5にワーク12と内輪11、ケージ14、駆動ベルト15の速度の関係を示す。
図5(a)はケージ14が公転の駆動力を与え、内輪11がケージ14と逆方向に回転し、ワーク12をケージ14に押し当てる状態を示したものである。この場合、ケージ14のポケット部13内のワーク12を安定的に自転させるためには、ケージ14の回転速度をVc、内輪11の回転速度をVi、駆動ベルト15の速度をVbとすると、Vb=(Vi+2×Vc)×αで、α(ころ周速と駆動ベルト周速との比)<1の速度の関係にする必要がある。
α=1ではワーク12がケージ14に密着しない。αを1より少し小さく選ぶことで内輪11の回転でワーク12がケージ14へ押し当てられ、駆動ベルト15がケージ14と内輪11で駆動されるワーク12より少し遅く回ることでブレーキが掛かり、ワーク12の姿勢が安定する。
なお、ここで、α=0.99〜0.90程度が良い。
図5(b)はケージ14が公転の駆動力を与え、駆動ベルト15がケージ14と逆方向に回転し,ワーク12をケージ14に押し当てる状態を示したものである。この場合、ケージ14のポケット部13内のワーク12を安定的に自転させるためには、ケージ14の回転速度をVc、内輪11の回転速度をVi、駆動ベルト15の速度をVbとすると、Vb=(Vi−2×Vc)×αで、α>1の速度の関係にする必要がある。
α=1ではワーク12がケージ14に密着しない。αを1より少し大きく選ぶことで駆動ベルト15の回転でワーク12がケージ14ヘ押し当てられ、内輪11がケージ14と駆動ベルト15で駆動されるワーク12より少し遅く回ることでブレーキが掛かり、ワーク12の姿勢が安定する。
なお、ここで、α=1.01〜1.10程度が良い。
図5(c)にケージ14がワーク12の公転にブレーキを掛ける状態となる場合を示す。この場合は、Vb=(Vi+2×Vc)×αで、α>1とすればよい。
図5(d)にケージ14がワーク12の公転にブレーキを掛ける状態でワーク12の自転が逆方向になる場合を示す。
この場合は、Vb=(Vi−2×Vc)×αで、α<1とすればよい。
このように、本実施形態では、主軸50によってワーク12を自転、且つ、公転させながら該ワーク12の端面を弾性カップ砥石19で加工するようにしているので、ワーク12の自転が安定に保たれて、ころ端面の振れ精度を高めることができ、しかも供給装置51によって連続的に供給されるワーク12の端面を弾性を有する弾性カップ砥石19で加工しているので、ころ端面に滑らかに連続しただらし形状に高能率で連続加工することができる。
また、加圧装置60によって弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てて加工を行っているので、ワーク12端面の加工前形状のばらつきに影響を受けることなく、一定の加工量でワーク12端面を加工することができ、加工後のころ端面の形状ばらつきを小さくすることができる。
更に、従来の両頭平面研削盤では、ワーク12の自転が安定しないため、加工後のころ端面にランダムな加工目が残っていたが、この実施形態では、ワーク12の自転が安定しているため、加工後のころの端面に自転方向に揃った渦巻状の加工目ができる。
次に、図6〜図8を参照して、本発明に係る第2実施形態であるワーク端面の加工装置を説明する。なお、上記第1実施形態と重複する部分については、各図に同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係る第2実施形態であるころ端面の加工装置30は、図6〜図8に示すように、ワーク12を自転、且つ、公転させながら支持する主軸80と、該主軸80にワーク12を連続的に供給、排出する供給装置51および排出装置52と、弾性を有する加工工具としての弾性カップ砥石19を備える砥石スピンドル装置53と、該弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てるための加圧装置60とを備えている。
主軸80は、図6および図7に示すように、回転可能な内輪31と、内輪31の外径部に複数のワーク12を周方向に略等間隔で保持するポケット部33を有し、内輪31と独立して回転可能なケージ34と、内輪31およびケージ34によって保持された複数のワーク12の外径部に掛け渡された駆動ベルト15とを備えており、ケージ34のポケット部33は櫛状とされてワーク12の外径面と片端面を支持するようになっている。
そして、内輪31と駆動ベルト15が互いに逆方向に回転駆動されることで、ワーク12に自転運動が付与され、更にケージ34が回転することで、ワーク12に公転運動が付与される。
内輪31とケージ34は、図6に示すように、互いに同軸で且つ独立して回転できるように、内輪31が内輪駆動軸としての内輪支持軸36に取り付けられ、ケージ34がケージ駆動軸としてのケージ支持ホローシャフト37に取り付けられている。また、駆動ベルト15はプーリ18を介して図示しない駆動モータにより駆動される。
また、図6に示すように、ワーク12の端面を加工する弾性カップ砥石19が1箇所でワーク12の端面へ定圧で押し当てられており、この状態でワーク12の端面の加工ができるようになっている。この場合、ワーク12の端面に対する弾性カップ砥石19の角度を調整することで、だらし加工の角度(図14参照)を調整できる。
なお、この実施形態では、ワーク12の片側の端面はケージ34で支持されているのでワーク12の一方の端面のみ加工できる。ワーク12の両端面を加工するには、この種の装置を二台使用して片側づつ加工する必要があるが、ワーク12の軸方向長さが短くて、上記第1実施形態のように内輪とケージを配置できない場合でもこの実施形態では問題はない。
そして、供給装置51から連続的に供給されたワーク12を主軸80で自転、且つ、公転させながら、上記第1実施形態と同様に、図8に示す加圧装置60によって弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当てた状態で加工することで、図13および図14に示すように、ワーク12の外径面とチャンファ面3とのつなぎ部、チャンファ面3とだらし面2とのつなぎ部、およびだらし面2ところ端面の平面部とのつなぎ部にエッジを発生させることなく、滑らかに加工できる。
また、ワーク12の端面の加工開始前、加工終了時等、ワーク12を加工しないでワーク12を自転させてるときは、ワーク12がポケット部33から出てくる可能性があるが、これを防止してワーク12をポケット部33の底部に安定して押し付けるためには、図9に示すように、駆動ベルト15を軸方向にスキューさせればよい。その他の構成および作用効果については上記第1実施形態と同様である。
次に、図10を参照して、本発明に係る第3実施形態であるワーク端面の加工装置を説明する。なお、この実施形態は、上記第2実施形態の主軸80にドレス工具を追加した構成であるため、上記第2実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の加工装置では、弾性カップ砥石19の砥石作用面の振れが大きいと適性な精度で加工できない場合があるため、砥石交換直後等、砥石作用面の振れが大きい時には砥石のドレッシングが必要になる。そこで、この実施形態では、図10に示すように、主軸80のワーク12の公転軸と同心の軸回りに旋回するドレッサダイヤ91を備えるドレス工具90を主軸80のスピンドルハウジング81に複数の転がり軸受82を介して旋回可能に取り付ける。そして、ドレス工具90を図示しない駆動装置で旋回させ、ドレッサダイヤ91で弾性カップ砥石19のドレッシングを行い、ワーク12の端面を適正な精度で加工できるようにしている。
弾性カップ砥石19は、第2実施形態の図8に示すように、加圧装置60によって砥石スピンドル装置53と共に駆動される。ここで、弾性カップ砥石19のドレッシング時には、加圧スライドテーブル61を前進端又は後退端に押し当てて固定し、位置決めスライドテーブル63を弾性カップ砥石19の砥石厚さとドレッサダイヤ91との位置から決まるドレス切り込み量に対して適性な位置に位置決めし、この状態でドレッサダイヤ91を旋回させて弾性カップ砥石19のドレッシングを行う。新品の弾性カップ砥石19をドレッシングする時の位置決めスライドテーブル63の位置は新品の弾性カップ砥石19の砥石厚さとドレッサダイヤ91のセット位置と機械構成寸法とから予め決めることができる。
また、加工中に摩耗した弾性カップ砥石19をドレッシングする場合の位置決めスライドテーブル63の位置は、ワーク12端面加工時のリニアゲージ65で測定した加圧スライドテーブル61の位置と位置決めスライドテーブル63の位置決め位置と予めセットしてあるドレッサダイヤ91のセット位置と機械構成寸法とから、予め決めることができる。その他の構成および作用効果については上記第2実施形態と同様である。
次に、図11を参照して、本発明に係る第4実施形態であるワーク端面の加工装置を説明する。なお、上記第1及び第2実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の加工装置100は、図11(a)および図11(b)に示すように、ワーク12を自転、且つ、公転させながら支持する主軸59(又は主軸80)と、主軸50(80)にワーク12を連続的に供給、排出する2つの供給装置51および2つの排出装置52とを備える。また、加工装置100は、互いに180°離間して配置される2つの弾性カップ砥石19と、弾性カップ砥石19を定圧でワークの端面に押し当てるための加圧装置60を備え、各弾性カップ砥石19は、加圧装置60によって砥石スピンドル装置53と共に駆動される。なお、弾性カップ砥石19を駆動する砥石スピンドル装置53及び加圧装置60は、第1実施形態と同様の構成であり、図示省略する。
本実施形態の加工装置100では、一方の供給装置51(図11(b)の右側)から連続的に供給されるワーク12を主軸50(80)で自転、且つ、公転させながら、加圧装置60によって一方の弾性カップ砥石19(図11(b)の右側)を定圧でワーク12の端面に押し当ててワーク12を加工した後、ワーク12を一方の排出装置52から一旦排出する。その後、該ワーク12の軸方向の向きを反転させてから、ワーク12を他方の供給装置51(図11(b)の左側)から連続的に再供給する。さらに、連続的に再供給されるワーク12を主軸50(80)で自転、且つ、公転させながら、加圧装置60によって弾性カップ砥石19を定圧でワーク12の端面に押し当ててワーク12を加工し、他方の排出装置52から排出することで、ワーク12の両端面の加工を行っている。
ここで、2つの弾性カップ砥石18は、主軸50(80)で支持されて公転、自転運動するワーク12の端面に対して僅かに傾けた状態にアライメント調整がなされている。
まず、弾性カップ砥石19の回転軸線はワーク12の公転軸に対して所定角度θだけ傾斜させて(図11(c)および図11(d)参照。)、ワーク12が公転運動により弾性カップ砥石19による加工部へ進入する時に入口側(供給側)の間隔を広く、出口側(排出側)の間隔を狭くすることが望ましい。この弾性カップ砥石19の傾斜角θは、入口側でワーク12に過大で急激な加工が施されることがなく、且つ、加工域が充分長く取れるように設定される。
また、図11(a)に示すように、弾性カップ砥石19の回転軸線はワーク12の自転軸に対して所定角度θだけ傾斜させて、ワーク12端面に対しての弾性カップ砥石19の当りを調整することで、ワーク12端面全体をフラットに加工する場合からワーク12端面の外周近傍のチャンファ面とのつなぎ部近傍のみを加工する場合まで、ワーク12端面のだらし形状を調整することができる。
また、ワーク12は公転運動により、弾性カップ砥石19の砥石作用面全体に接触するので、砥石作用面全体が摩耗して局所的に非摩耗部が残ることはない。その他の構成および作用効果については、上記第1或いは第2実施形態と同様である。
なお、本実施形態のアライメント調整は、上記した各実施形態の加工装置においても適用可能である。
なお、本発明のワーク端面の加工装置は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態では、弾性を有する加工工具として弾性カップ砥石を用いた場合を例に採ったが、これに代えて、図12に示すように、適度なテンションを持った研磨ベルト40でワーク12の端面を滑らかに連続しただらし形状で振れ精度を良く加工することもできる。
この場合、上記各実施形態と同様に、供給装置51から連続的に供給されたワーク12を主軸50(又は主軸80)で自転、且つ、公転させながら、加圧装置によって研磨ベルト40を定圧でワーク12の端面に押し当てた状態で加工することで、弾性カップ砥石での加工と同様の加工を行うことができ、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。研磨ベルト40はテンションを適度に調節することで加工力(法線研削抵抗)の調整ができ、ワークに倣った加工ができるので、滑らかにころ端面の平面部とチャンファ面につながるだらし形状で加工できる。
また、前述した各実施形態では、加工を行なうワークとして円筒ころ用のワークを例示したが、本発明は球面ころ用のワークにも適用可能である。
さらに、本実施形態では、加圧スライドは位置決めスライドを併用して加工工具を前進可能としたが、加圧スライドは単独で使用されてもよい。
その他、前述した各実施形態において例示したワーク、主軸、給排装置、加工工具、加圧装置、加圧スライド、加圧アクチュエータ、速度絞り手段、リニアゲージ、位置決めスライド、弾性カップ砥石、研磨ベルト、ドレス工具、内輪、ケージ、駆動ベルト等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る第1実施形態であるワーク端面の加工装置を示す一部を破断した平面図である。 図1の右側から見た要部側面図である。 加圧装置を説明するための説明図である。 弾性カップ砥石によるワーク端面の加工を説明するための図で、(a)は弾性カップ砥石をワーク端面に押し当てた際の弾性カップ砥石の変形と加工圧力分布とを示す図、(b)はワーク端面の加工形状を示す図である。 ケージポケット内のワークを安定的に自転させるための、内輪とケージと駆動ベルトの周速の関係を説明するための説明図である。 本発明に係る第2実施形態であるワーク端面の加工装置を示す一部を破断した平面図である。 図6の右側から見た要部側面図である。 加圧装置を説明するための説明図である。 駆動ベルトを軸方向にスキューさせた状態を示す図である。 本発明に係る第3実施形態であるワーク端面の加工装置の要部を示す一部を破断した図である。 本発明に係る第4実施形態であるワーク端面の加工装置の要部を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面部、(c)は(b)の左側面図、(d)は(b)の右側面図である。 本発明に係る第5実施形態であるワーク端面の加工装置を示す斜視図である。 ワーク(ころ)の端面のだらし面およびチャンファ面を説明するための図である。 図13のA部拡大図である。
符号の説明
10,30,100 ワーク端面の加工装置
11,31 内輪
12 ワーク(ころ)
13,33 ポケット部
14,34 ケージ
15 駆動ベルト
19 弾性カップ砥石(加工工具)
40 研磨ベルト(加工工具)
50,80 主軸
51 供給装置
52 排出装置
60 加圧装置
61 加圧スライド
62 加圧アクチュエータ
63 位置決めスライド
65 リニアゲージ
73 絞り弁(速度絞り手段)
90 ドレス工具

Claims (12)

  1. ワークを自転、且つ、公転させながら支持する主軸と、該主軸に前記ワークを連続的に供給、排出する給排装置と、弾性を有する加工工具と、該加工工具を定圧で前記ワークの端面に押し当てるための加圧装置とを備えることを特徴とするワーク端面の加工装置。
  2. 前記加圧装置は、前記加工工具を載置し、且つ前進した状態で、該加工工具を定圧で前記ワークの端面に押し当て可能な加圧スライドテーブルと、該加圧スライドテーブルを駆動する加圧アクチュエータとを備えることを特徴とする請求項1に記載のワーク端面の加工装置。
  3. 前記加圧アクチュエータは油圧駆動され、その油圧回路に速度絞り手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のワーク端面の加工装置。
  4. 前記ワークの端面の加工時の前記加圧スライドテーブルの位置を測定するリニアゲージを備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のワーク端面の加工装置。
  5. 前記加圧スライドテーブルをスライド可能に載置して、該加圧スライドテーブルの固定側を所定の位置に位置決めする位置決めスライドテーブルを備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
  6. 前記加工工具が弾性カップ砥石であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
  7. 前記加工工具が研磨ベルトであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
  8. 前記主軸の前記ワーク公転軸心と同心に旋回可能に設けられ、前記弾性カップ砥石をドレッシングするドレス工具を備えることを特徴とする請求項6に記載のワーク端面の加工装置。
  9. 前記主軸が、回転可能な内輪と、前記内輪の外径部に複数の前記ワークを周方向に所定の間隔で保持するポケット部を有し、前記内輪と独立して回転可能なケージと、前記内輪および前記ケージによって保持される前記複数のワークの外径部に掛け渡される駆動ベルトとを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のワーク端面の加工装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の前記ワーク端面の加工装置を用いて前記ワーク端面を加工するワーク端面の加工方法であって、
    前記ワークを自転、且つ、公転させながら支持した状態で、該ワークの端面に弾性を有する加工工具を定圧で押し当てて前記ワークの端面を加工することを特徴とするワーク端面の加工方法。
  11. 転動体としてのころであって、請求項10に記載のワーク端面の加工方法を用いて端面が加工されることを特徴とするころ。
  12. 一対の軌道輪間に複数のころが転動可能に配設されるころ軸受であって、
    前記ころは、請求項10に記載のワーク端面の加工方法を用いて端面が加工されることを特徴とするころ軸受。
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