JP3455411B2 - 両頭平面研削盤 - Google Patents

両頭平面研削盤

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JP3455411B2 JP02505598A JP2505598A JP3455411B2 JP 3455411 B2 JP3455411 B2 JP 3455411B2 JP 02505598 A JP02505598 A JP 02505598A JP 2505598 A JP2505598 A JP 2505598A JP 3455411 B2 JP3455411 B2 JP 3455411B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャフト等の被加
工物の両端面を研削する両頭平面研削盤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子機器等に使用するシャフト等の被加
工物の両端面を両頭平面研削盤の一対の砥石で研削する
場合、キャリアの外周側の保持部に被加工物を装着し、
キャリアの回転により各保持部の被加工物を一対の砥石
間に送り込みながら、各被加工物を順次研削する。この
両頭平面研削盤の被加工物の搬送形式には、従来、例え
ば特公昭61−46243号公報に記載されるように、
円板状のキャリアの外周側に周方向に等間隔をおいて保
持孔を貫通状に形成し、この保持孔に被加工物を挿入し
て装着するようにしたもの、或いは特開昭64−185
1号公報、実公平5−8049号公報に記載されるよう
に、円板状のキャリアの外周側に周方向に等間隔をおい
て保持凹部を形成し、このキャリアの保持凹部との間で
被加工物を保持し案内すべくキャリアの外周に沿ってガ
イド部材を設けたもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前者の搬送形式
では、キャリアに保持孔を形成し、この保持孔に被加工
物を挿入して保持するため、供給位置での被加工物の供
給を容易且つ迅速に行い得るように、保持孔の内径を被
加工物の外径よりも若干大きくしている。しかし、この
搬送形式では、保持孔と被加工物とのギャップの大小が
研削作業の作業能率、研削精度に直接影響する欠点があ
る。即ち、保持孔と被加工物とのギャップを大きくすれ
ば、研削位置で被加工物の両端面を研削する際に被加工
物の姿勢が不安定となり、被加工物の両端面の加工精度
が低下する。また研削位置での被加工物の姿勢の安定化
を図るべく保持孔と被加工物とのギャップを小さくすれ
ば、供給位置での被加工物の供給が難しくなる上に、研
削滓が保持孔と被加工物とのギャップに侵入する欠点が
ある。しかも、この搬送形式では、研削位置で被加工物
を積極的に自転させることができないため、仮に研削位
置での被加工物の姿勢が安定する場合であっても、砥石
の傾斜精度がそのまま被加工物の加工精度に現れ、外径
に対して両端面が直角になるように被加工物の両端面を
高精度に研削できない欠点がある。
【0004】後者の搬送形式では、キャリアの保持凹部
に被加工物を供給した後、このキャリアの保持凹部とガ
イド部材との間で被加工物を保持しながら搬送するた
め、被加工物の供給、研削位置での被加工物の姿勢の安
定性等の問題を解消できる。しかし、この後者の搬送形
式でも、その構造上、研削位置で被加工物を研削する際
に、被加工物に自転作用を起こさせることができないた
め、前者の場合と同様、砥石の傾斜精度が直接被加工物
の加工精度に影響し被加工物の外径に対する端面の直角
精度を十分に確保できない欠点がある。本発明は、かか
る従来の課題に鑑み、供給位置での被加工物の供給を容
易且つ迅速にできると共に、研削位置での被加工物の姿
勢の安定性を確保でき、しかも砥石の傾斜精度に影響さ
れずに被加工物の両端面を高精度に研削できる両頭平面
研削盤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリア4 に
より保持された被加工物W の両端面を一対の砥石1,2に
より研削するようにした両頭平面研削盤において、前記
キャリアの外周に周方向に複数個のポケット3 を設け、
前記キャリア4 の外側に、該キャリア4 の前記ポケット
3 との間で前記被加工物W を保持し且つ少なくとも前記
被加工物W が前記砥石1,2 間を通過する研削位置B 側で
前記キャリア4 の回転に伴ってそのガイド面との摩擦に
より前記被加工物W を軸心廻りに自転させながら案内す
るガイド部材5 を設け、前記キャリア4 と前記ガイド部
材5 との間の前記研削位置B 側のギャップを小さくし、
前記研削位置B と反対側のギャップを大きくしたもので
ある。また別の本発明は、キャリア4 の外周の周方向に
複数個のポケット3 に保持された被加工物W を該キャリ
ア4 の回転により搬送して、前記被加工物W の両端面を
一対の砥石1,2 によって研削する両頭平面研削盤の研削
方法において、前記被加工物W が前記砥石1,2 間を通過
する研削位置B 側における前記キャリア4 との間のギャ
ップを小さくし前記研削位置B と反対側における前記キ
ャリア4 との間のギャップを大きくして前記キャリア4
の外側に配置され且つ前記被加工物W を案内するガイド
部材5 と、前記キャリア4 の前記ポケット3 との間で前
記被加工物W を保持し、前記キャリア4 の回転に伴う前
記ガイド部材5 との摩擦により、少なくとも前記研削位
置B 側で前記被加工物W を軸心廻りに自転させながら研
削するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図3は本発明を横型両頭平
面研削盤に採用した第1の実施形態を例示する。この横
型両頭平面研削盤は、図1及び図2に示すように、一対
の研削用の砥石1,2 と、外周の同心円上に被加工物W 用
の複数個のポケット3 が形成され且つ一対の砥石1,2 間
に対応して配置されたキャリア4 と、このキャリア4 の
ポケット3 との間で被加工物W を保持し案内するガイド
部材5 とを備えている。各砥石1,2 は、軸受ケース6,7
により回転自在に支持された横方向の一対の砥石軸8,9
の対向端部に設けられ、図外の駆動装置によりY 矢示方
向に駆動される。なお、各砥石軸8,9 は横方向の同一軸
心上に配置されるか、又は一方に対して他方が僅かに傾
斜して配置されている。
【0007】キャリア4 は略真円状の円板により構成さ
れており、このキャリア4 の外周には周方向に等間隔を
おいて多数個の歯部10が形成され、その隣り合う一対の
歯部10間が、円柱状の被加工物W が入るポケット3 とな
っている。キャリア4 は、一方の砥石軸8 の側方近傍に
横方向に配置されたキャリア軸11の先端に固定され、そ
の一部が一対の砥石1,2 間に位置するように配置されて
いる。キャリア軸11は軸受ケース12により回転自在に支
持され、キャリア4 がX 矢示方向に回転するように図外
の駆動装置により回転駆動される。なお、歯部10は、図
3に示すように平歯車の標準モジュール形状になってい
る。ガイド部材5 は内周のガイド面13側が真円状となっ
たリング状であって、被加工物W をキャリア4 のポケッ
ト3 に供給する供給位置A と、被加工物W が両砥石1,2
間を通過してその両端面が研削される研削位置(研削領
域)B と、研削後の被加工物W をキャリア4 のポケット
3 から排出する排出位置C とに跨がってキャリア4 を外
側から取り囲むように、図外の固定部材により機枠等に
固定されている。
【0008】ガイド部材5 は、ガイド面13とキャリア4
との間のギャップが研削位置B 側で小さく研削位置B と
反対側の供給位置A 側で大となるように、キャリア軸11
に対して偏心量D だけ側方に偏心させて配置されてお
り、供給位置A でキャリア4 のポケット3 に供給された
被加工物W をポケット3 との間で保持して、キャリア4
の回転に伴って被加工物W をその軸心廻りに自転させな
がら供給位置A から研削位置B を経て排出位置C まで案
内するように構成されている。なお、研削位置B 側のギ
ャップは、図3に示すように、ポケット3 の被加工物W
がその下側の歯部10とガイド部材5 のガイド面13とに二
点で接触する程度となっている。このため、被加工物W
の外径に多少のバラツキがあっても、被加工物W はポケ
ット3 内で容易に自転可能である。
【0009】上記構成の横型両頭平面研削盤において、
被加工物W の両端面を研削する場合には、砥石1,2 をY
矢示方向に、キャリア4 をX 矢示方向に夫々回転させた
状態で、供給位置A 側からキャリア4 のポケット3 に順
次被加工物W を供給する。この場合、供給位置A 側では
キャリア4 とガイド部材5 とのギャップが大であるた
め、ポケット3 に被加工物W を容易且つ迅速に供給でき
る。供給位置A でポケット3 に被加工物W を供給する
と、その被加工物W はキャリア4 の回転に伴ってガイド
部材5 のガイド面13により案内され、ガイド面13との摩
擦によりポケット3 内で時計方向(Z 矢示方向)に自転
しながらX 矢示方向に搬送され、研削位置B 側の一対の
砥石1,2 間に送り込まれて行く。研削位置B 側では、キ
ャリア4 のポケット3 とガイド部材5 とにより保持され
た被加工物W が自転しながら両砥石1,2 間を通過する間
に、両砥石1,2 により被加工物W の両端面を外径に対し
て直角に研削する。
【0010】研削位置B 側で両砥石1,2 により被加工物
W の両端面を研削する場合、キャリア4 とガイド部材5
のガイド面13との間のギャップが小さくなっているの
で、キャリア4 とガイド部材5 とによって被加工物W を
所定の姿勢に確実に保持でき、研削位置B 側での被加工
物W の姿勢が非常に安定し加工精度が向上する。特にキ
ャリア4 を円板により構成し、ガイド部材5 の内周のガ
イド面13を真円状に構成して、このキャリア4 とガイド
部材5 とを所定の偏心量D だけ偏心させているので、キ
ャリア4 及びガイド部材5 の製作が容易であると共に、
キャリア4 とガイド部材5 との相対位置の決定が容易で
あり、被加工物W が砥石1,2 間を通過する研削位置B 側
での所定範囲に亘って被加工物W の姿勢を確実に保持で
きる。
【0011】ポケット3 内の被加工物W は自転しながら
研削位置B 側を通過するので、ポケット3 に対する研削
滓の侵入を少なくでき、また仮にポケット3 に研削滓が
侵入しても、供給位置A 及び排出位置C 側のギャップが
大であるため、適宜手段を採用することによって容易に
除去でき、研削滓による問題も生じ難くなる。しかもポ
ケット3 内の被加工物W は自転しながら一対の砥石1,2
間を通過するので、自転状態の被加工物W の両端面を一
対の砥石1,2 で研削できる。このため砥石1,2 の傾斜精
度がそのまま被加工物W の加工精度に現れ難くなり、外
径に対して両端面が直角になるように被加工物W の両端
面を高精度に研削できる。更にキャリア4 はホブ盤等の
歯切り盤により平歯車の標準モジュールで加工できるた
め、キャリア4 の加工が容易であり、低コストで容易に
製作できる。ガイド部材5 がリング状であるため、ガイ
ド部材5 自体の形状が一定し、ガイド部材5 の変形等を
防止でき、またその製作も容易である。
【0012】図4は本発明の第2の実施形態を例示し、
ガイド部材5 をC字状に構成し、排出位置C と供給位置
A との間でガイド部材5 に切り欠き部14を形成したもの
である。このように排出位置C と供給位置A との間で
は、ガイド部材5 により被加工物W を保持し案内する必
要がないので、ガイド部材5 は切り欠き部14を備えたC
字状に構成しても良い。図5は本発明の第3の実施形態
を例示し、ガイド部材5 をキャリア4 と反対方向に回転
させるようにしたものである。ガイド部材5 は真円状で
あって、その外側から複数個、例えば3個以上の支持ロ
ーラ15により回転自在に支持されている。ガイド部材5
の外周には支持ローラ15と干渉しないようにリングギヤ
ー16が設けられ、このリングギヤー16に駆動ギヤー17が
噛合されている。
【0013】この実施形態の場合には、キャリア4 をX
矢示方向に回転させると共に、駆動ギヤー17によりガイ
ド部材5 を反X 矢示方向に駆動しながら、キャリア4 の
回転に伴って被加工物W をX 矢示方向に搬送する。この
ようにすれば、キャリア4 とガイド部材5 とが反対方向
に回転するため、ポケット3 内の被加工物W を速い速度
で確実に自転させることができる。図6は本発明の第4
の実施形態を例示し、研削位置B 側の研削領域の内、被
加工物W が両砥石1,2 間を通過する最終部分の研削仕上
位置E 付近のギャップが最小となるように、キャリア4
とガイド部材5 とが斜め方向に偏心して配置されてい
る。供給位置A は、ガイド部材5 の切り欠き部14側に設
定されている。この実施形態では、研削位置B 側の研削
領域の内でも、特に最終部分の研削仕上位置E 付近のギ
ャップが最も小さくなっているため、研削仕上位置E 付
近での被加工物W の姿勢が最も安定することになり、被
加工物W の研削精度が更に向上する。また供給位置A が
ガイド部材5 の切り欠き部14側にあるため、被加工物W
をガイド部材5 と干渉することなく容易にポケット3 に
供給できる。
【0014】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、キャリア4 の歯部10を平歯
車の標準モジュールで加工し、その隣り合う一対の歯部
10間をポケット3 としているが、歯部10は台形、角形、
その他の形状に形成しても良いし、またキャリア4 を構
成する真円状の円板の外周に角形、V字形等の凹部を切
り欠き形成して、その凹部をポケット3 としても良い。
キャリア4 は、円板以外のもので構成しても良い。ガイ
ド部材5 は必ずしも真円状にする必要はなく、供給位置
A 側のギャップが大で、研削位置B 側のギャップが小と
なる形状であって、少なくとも被加工物Wが砥石1,2 間
を通過する研削位置B 側で被加工物W が自転するように
案内できるものであれば十分である。更にキャリア4 と
ガイド部材5 は同一幅でも良いし、キャリア4 の幅をガ
イド部材5 の幅よりも大にしても良い。また本発明は、
縦型両頭平面研削盤においても実施することが可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明の両頭平面研削盤では、キャリア
4 の外周に周方向に複数個のポケット3 を設け、キャリ
ア4 の外側に、該キャリア4 のポケット3 との間で被加
工物Wを保持し且つ少なくとも被加工物W が砥石1,2 間
を通過する研削位置B 側でキャリア4 の回転に伴ってそ
のガイド面との摩擦により被加工物W を軸心廻りに自転
させながら案内するガイド部材5 を設け、キャリア4 と
ガイド部材5 との間の研削位置B 側のギャップを小さく
し、研削位置B と反対側のギャップを大きくしているの
で、研削位置B と反対側でキャリア4 のポケット3 に被
加工物W を容易且つ迅速に供給できると共に、研削位置
B でキャリア4 とガイド部材5 とにより被加工物W を安
定良く保持でき、研削位置B 側での被加工物W の姿勢の
安定性が向上し、しかも砥石1,2 の傾斜精度に影響され
ずに被加工物W の外径に対して両端面を直角に研削でき
る等、被加工物W の両端面を高精度に研削できる。
【0016】またキャリア4 を構成する円板の外周の同
心円上に各ポケット3 を備え、ガイド部材5 の内周側の
ガイド面13を真円状に構成し、該ガイド部材5 をキャリ
ア4に対して偏心させて配置しているので、キャリア4
及びガイド部材5 の製作が容易であり、しかもキャリア
4 に対するガイド部材5 の相対位置も容易に決定でき
る。更に円板の外周に周方向に平歯車状の歯部10を形成
し、この周方向に隣り合う一対の歯部10間をポケット3
としているので、キャリア4 をホブ盤等の歯切り盤によ
り平歯車の標準モジュールで加工でき、キャリア4 の加
工が容易であり、低コストで容易に製作できる。また本
発明の研削方法では、被加工物W が砥石1,2 間を通過す
る研削位置B 側におけるキャリア4 との間のギャップを
小さくし研削位置B と反対側におけるキャリア4 との間
のギャップを大きくしてキャリア4 の外側に配置され且
つ被加工物W を案内するガイド部材5 と、キャリア4 の
ポケット3 との間で被加工物W を保持し、キャリア4 の
回転に伴うガイド部材5 との摩擦により、少なくとも研
削位置B 側で被加工物W を軸心廻りに自転させながら研
削するので、砥石1,2 の傾斜精度に影響されずに被加工
物W の外径に対して両端面を直角に研削できる等、被加
工物W の両端面を高精度に研削できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す横型両頭平面研
削盤の側面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す横型両頭平面研
削盤の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すキャリアの要部
の拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す横型両頭平面研
削盤の側面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す横型両頭平面研
削盤の側面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す横型両頭平面研
削盤の側面図である。
【符号の説明】
1,2 砥石 3 ポケット 4 キャリア 5 ガイド部材 10 歯部 13 ガイド面 W 被加工物 A 供給位置 B 研削位置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 7/17 B24B 37/04 H01L 21/304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアにより保持された被加工物の両
    端面を一対の砥石により研削するようにした両頭平面研
    削盤において、前記キャリアの外周に周方向に複数個の
    ポケットを設け、前記キャリアの外側に、該キャリアの
    前記ポケットとの間で前記被加工物を保持し且つ少なく
    とも前記被加工物が前記砥石間を通過する研削位置側で
    前記キャリアの回転に伴ってそのガイド面との摩擦によ
    り前記被加工物を軸心廻りに自転させながら案内するガ
    イド部材を設け、前記キャリアと前記ガイド部材との間
    の前記研削位置側のギャップを小さくし、前記研削位置
    と反対側のギャップを大きくしたことを特徴とする両頭
    平面研削盤。
  2. 【請求項2】 前記キャリアを構成する円板の外周の同
    心円上に前記ポケットを備え、前記ガイド部材の内周側
    のガイド面を真円状に構成し、該ガイド部材を前記キャ
    リアに対して偏心させて配置したことを特徴とする請求
    項1に記載の両頭平面研削盤。
  3. 【請求項3】 前記円板の外周に周方向に平歯車状の歯
    部を構成し、この周方向に隣り合う一対の歯部間を前記
    ポケットとしたことを特徴とする請求項1に記載の両頭
    平面研削盤。
  4. 【請求項4】 キャリアの外周の周方向に複数個のポケ
    ットに保持された被加工物を該キャリアの回転により搬
    送して、前記被加工物の両端面を一対の砥石によって研
    削する両頭平面研削盤の研削方法において、前記被加工
    物が前記砥石間を通過する研削位置側における前記キャ
    リアとの間のギャップを小さくし前記研削位置と反対側
    における前記キャリアとの間のギャップを大きくして前
    記キャリアの外側に配置され且つ前記被加工物を案内す
    るガイド部材と、前記キャリアの前記ポケットとの間で
    前記被加工物を保持し、前記キャリアの回転に伴う前記
    ガイド部材との摩擦により、少なくとも前記研削位置側
    前記被加工物を軸心廻りに自転させながら研削するこ
    とを特徴とする両頭平面研削盤の研削方法。
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